JPH027446Y2 - - Google Patents

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JPH027446Y2
JPH027446Y2 JP8335384U JP8335384U JPH027446Y2 JP H027446 Y2 JPH027446 Y2 JP H027446Y2 JP 8335384 U JP8335384 U JP 8335384U JP 8335384 U JP8335384 U JP 8335384U JP H027446 Y2 JPH027446 Y2 JP H027446Y2
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JP
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core
clamping
tightening
screws
screw
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JP8335384U
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JPS60194318U (ja
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  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)
  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は変成器、リアクトル等において特にこ
れらに空隙を設けた構成のものに適する上下の締
付構造に関するものである。
一般に変成器やリアクトル等は周知の如く静止
器といえども使用状態により振動するものであり
特に空隙を設けた場合、空隙部の磁気的吸引、反
撥力により積層鉄心、巻鉄心を問わず空隙部の機
械的締付強度等により著じるしく騒音が大きくな
る等の弊害が生じる。又、周波数が高くなる程此
の現象が顕著になる傾向がある。周知の如く従来
品の構造は第4図に示す如く締付強度に応じて鉄
心上下締付金具に大きなチヤンネル等を使用しな
ければならず、従つて上下左右の外形寸法が非常
に大きくなり、尚かつ上下の締付金具に挿通し締
付けするボルトの位置が鉄心から左右に遠く離れ
た位置にて締付けするため上下の締付金具がしわ
り締付の効果が充分に期待出来ない問題点を有し
ていた。
本考案は此れらの問題点を解決し、側面に添接
する鉄心締付板に上下締付機能を持たせることに
より、前記問題を有する従来の構造を大きく改良
し、外形寸法も小さく出来、しかも締付金具のし
わりが無く充分な締付力が期待出来る変成器類の
締付構造を提供する目的で考案されたものであ
る。
以下本考案を図面に基づいて説明すると、1,
1…は鉄心Aの側面に縦方向に添接した鉄心締付
板である。2,2…は各鉄心締付板1の上端側に
設けた螺子で実施例としてはナツトを固着する。
3,3…は各鉄心締付板1の外側の面の下端より
やゝ上方位置に外側に向け突出せしめて設けた連
結ピンである。4,4…は鉄心下部に左右より添
接挾着する断面L字形の取付板で実施例としては
L形鋼を用いる。5,5…は各取付板4の縦方向
の挾着面6に前記連結ピン3が嵌入する大きさに
穿設したピン挿入孔である。7,7…は左右の挾
着面6,6の内面側の下辺部に内側に向かつて舌
片形に突出して設けた鉄心受けである。8,8は
左右の鉄心締付板1,1を鉄心Aに添接した時の
左右の螺子2,2上に被蓋止持する上下締付板で
螺子2,2と同一間隙を有して螺子挿入孔9,9
を各々穿設する。10,10…は各螺子挿入孔9
中に挿入し各螺子2に螺入する締付け螺子で実施
例としてはボルトを採用してもよい。その他の符
号11,11…は絶縁用として適宜介在せしめる
鉄心絶縁板。12,12…は縦来より横方向に挿
通している締付けボルトである。
本考案は斯かる構成なる故に鉄心Aの左右に鉄
心締付板1,1…を添接し、下側は連結ピン3を
ピン挿入孔5に各々挿通し、鉄心受け7,7…で
鉄心の下面を下側より受けた状態で、各鉄心締付
板1の上方側は螺子2,2上に上下締付板8を鉄
心Aと共に被蓋し、(此の場合必要に応じて鉄心
絶縁板11を介在せしめる)螺子10を螺子挿入
孔9中に挿入し、螺子2中に螺入して締付けると
上下締付板8は鉄心を下方向に押止し、反対に鉄
心締付板1は上方向に力が作用して連結ピン3を
介して取付板4を上方向に引き上げるので鉄心A
の下面を受けている鉄心受け7は鉄心Aを上方向
に押止し、結局鉄心Aを上下よりしつかりと挾止
することが可能となる。
又、本考案の実施例として鉄心締付板1の上端
部に螺子2としてナツトを固着したが、他の実施
例としては鉄心締付板1の上端を外向きに横方向
に直角に曲折しタツプをたてゝ螺子を刻設しても
よく、又、鉄心締付板1の上端側に設けるのはか
ならずしも雌螺子に限定されるものではなく、ボ
ルトのように雄螺子としてもよく、此の場合上記
実施例のボルトはナツトを採用することゝなる。
猶、上下締付板8は締付強度に応じてU形鋼、或
はチヤンネル形鋼を使用すれば一層強度の締付け
が期待出来、又、鉄心締付板1の上端をフツク状
にしたり、ピンを設けて此のフツクやピンを引張
り上げる構造としても同様の効果を奏する。
故に本考案を実施すると鉄心締付板1に上下方
向の締付機能を持たせることにより小形で安価に
締付力が強く騒音の低い変成器類が得られる効果
を有する考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分解斜視図である。第2図は
組立斜視図である。第3図は縦断面図である。第
4図は従来品を示す斜視図である。 1……鉄心締付板、2……螺子、3……連結ピ
ン、4……取付板、5……ピン挿入孔、6……挾
着面、7……鉄心受け、8……上下締付板、9…
…螺子挿入孔、10……締付螺子、11……鉄心
絶縁板、12……締付けボルト、A……鉄心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄心Aの左右側面に縦方向に添着する各鉄心締
    付板1の上端に螺子2を設け、鉄心Aの上面及び
    前記螺子2上に横方向に上下締付板8を被蓋し、
    各鉄心締付板1の下端側の外面に外側に向け連結
    ピン3を突設し、鉄心下部に挾着する取付板4の
    縦方向の挾着面6にピン挿入孔5を穿設し、挾着
    面6の内面側の下辺部に内側に向け舌片形に突出
    した鉄心受け7を設けて鉄心Aの下面を抱着し、
    前記上下締付板8と螺子2を締付螺子10にて、
    上下締付板8を上方向に締め上げ連結ピン3で連
    結した取付板4に設けた鉄心受け7の抱持力とで
    上下より鉄心を緊持せしめることを特徴とする変
    成器類の締付構造。
JP8335384U 1984-06-04 1984-06-04 変成器類の締付構造 Granted JPS60194318U (ja)

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JP8335384U JPS60194318U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 変成器類の締付構造

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JP8335384U JPS60194318U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 変成器類の締付構造

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JPS60194318U JPS60194318U (ja) 1985-12-24
JPH027446Y2 true JPH027446Y2 (ja) 1990-02-22

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JP8335384U Granted JPS60194318U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 変成器類の締付構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102646505A (zh) * 2011-02-16 2012-08-22 株式会社日立产机系统 非晶变压器、变压器和变压器的制造方法

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JPS60194318U (ja) 1985-12-24

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