JPS6350743Y2 - - Google Patents

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JPS6350743Y2
JPS6350743Y2 JP14428684U JP14428684U JPS6350743Y2 JP S6350743 Y2 JPS6350743 Y2 JP S6350743Y2 JP 14428684 U JP14428684 U JP 14428684U JP 14428684 U JP14428684 U JP 14428684U JP S6350743 Y2 JPS6350743 Y2 JP S6350743Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば車速をライトの点灯数等によ
り外部に報知するウオーニング装置においてウオ
ーニング用に用いられる接点板の取付装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
この種のウオーニング装置はタコグラフを利用
したものが多い。タコグラフの一般的なものは、
車両のミツシヨンより伝達される回転力によりマ
グネツトを回動させて回転磁界を生じさせ、この
磁界中に配した誘導板に発生する渦電流により誘
導板に車速に応じた回転力を発生させる速度セン
サを有し、この速度センサにより記録針を駆動し
て記録紙に運行状態を記録するものであり、ウオ
ーニング装置はこの速度センサの出力に応じてそ
のスイツチをオン・オフさせるものである。
第7図は従来のウオーニング用接点装置を示す
もので、表面に後述する導電部1aを形成した接
点板1が押え板1bを介してシヤーシ2にネジ3
により固定され、シヤーシ2に架設したガイドア
ーム4にはスライダ5が可動に取付けられ、この
スライダ5に設けた導電体よりなる可動片6が前
記接点板1の導電部1aに接触している。第8図
は接点板1の導電部1aの一例を示し、導電部1
aは複数個それぞれ微少な間隙を介して形成され
ており、隣接する導電部1aが車速に応じたスラ
イダ5の移動に伴い前記可動片6により短絡され
るとウオーニング表示が行われる。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
ところでこ種の装置にあつては、正確な速度ウ
オーニング表示を行うために接点板1の複数の導
電部1aと可動片6との微妙な位置調整が必要で
ある。
上記従来の装置では接点板1のネジ止めの際に
ネジ3を緩めて接点板1の位置を調整するのであ
るが、接点板1の位置を定めた後ネジ3を強く締
め付けると、接点板1が動いてしまうことがあ
る。従つて、操点板1の位置調整作業が極めて煩
雑で、結果的には精度の高いウオーニング動作が
行えないという欠点を有していた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、接
点板の取付、位置調整作業が容易で、精度の高い
取付を可能にした接点板取付装置の提供を目的と
している。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、シヤーシに
固定した支持体に接点板を摺動可能に保持すると
ともに、支持体には接点板に対面する可撓片を一
体に形成し、この可撓片を介して接点板を支持体
に圧接する押圧部材をシヤーシに回動可能に設
け、押圧部材により接点板を支持体に位置調整可
能に固定したことを特徴としている。
〔実施例〕
第1図は本考案実施例の全体構造を示す平面図
である。シヤーシ2の中心部には速度センサの指
針軸に固定したピニオン7が臨いており、このピ
ニオン7にはラツク8が噛合している。ラツク8
は、シヤーシ2上に架設したガイドアーム4に移
動可能に支持されたスライダ5に形成されてお
り、車速に応じたピニオン7の回動によりスライ
ダ5が矢印方向に送られるようになつている。
スライダ5にはウオーニングスイツチ用の可動
片6が固定される。可動片6を第1図矢印C方向
から見たのが第2図であり、可動片6は先端部を
平行な3本の腕に分岐した一枚の導電性の弾性片
からなり、シヤーシ2に固定した接点板1に対面
して配されている。
接点板1はシヤーシ2にアウトサート成形によ
つて固定された支持体9により、シヤーシ2面に
対し略垂直に保持される。第3図は第1図の矢印
B方向から接点板1と可動片6との接触部分を見
たもので、接点板1は支持体9に形成された爪9
aにより第1図の上下方向(スライダ5の移動方
向)に摺動可能に保持されている。
接点板1面を第1図矢印A方向から見たのが第
4図で、合成樹脂からなる接点板1本体に4個の
導電部1aがプリント形成されている。導電部1
aはその長手方向に略等間隔に配設した3個の導
電パターンと、これらのパターンの根元部に設け
た1個の導電パターンとからなり、3個のパター
ンはそれぞれウオーニングランプの第2灯用パタ
ーン、第3灯用パターン、アース用パターンであ
り、他の1個のパターンは第1灯用のパターンで
ある。
支持体9の下部には一体に可撓片9bが形成さ
れている。第5図は可撓片9bと接点板1との関
係を示す断面図で、シヤーシ2にアウトサート成
形された合成樹脂からなる支持体9はその上部に
2個所設けた前記爪9aにて接点板1を摺動可能
に保持しており、下部には接点板1の長手方向に
延出する断面略L字状の可撓片9bを有し、可撓
片9bの一側面は導電部1aを有する接点板1面
に当接し、該一側面と直交する面は接点板1の下
端面に当接して接点板1を矢印方向に押し上げて
いる。この可撓片9bの他側面は、シヤーシ2に
回動可能に設けた押圧部材10の一端に当接して
おり、押圧部材10により可撓片9bが接点板1
を支持体9の壁面に圧接し、接点板1の摺動を阻
止している。
第6図は支持体9と接点板1と押圧部材10と
の関係を示す上面図である。図において支持体9
の爪9aにて摺動自在に保持された接点板1の面
に対して、押圧部材10が対向して配されてい
る。押圧部材10は楕円形の板材であり、上面の
一隅には十字形の溝10aを形成し、他の一隅に
は半円状の打ち抜き部10bを設けている。この
打ち抜き部10bは楕円の長径を軸として一方に
偏倚した位置にあり、これにより、楕円の湾曲部
に漸次肉厚となる偏肉部10cを形成している。
尚、第6図にあつては押圧部材10は回動され
ておらず、接点板1は未固定の状態である。
次に本実施例における接点板1の調整・固定作
業について説明する。
予めリード線を接続した接点板1を支持体9の
爪9aに挿入し、接点板1を支持体9に対し長手
方向(スライダの移動方向)に摺動可能に保持す
る。次に押圧部材10の溝10aにドライバを係
合し、押圧部材10を時計回り(第6図)に回動
させる。この回動により押圧部材10の偏肉10
cが接点板1の前面にある可撓片9bに接触する
とともに、回動角度を大きくするに伴い、漸次偏
肉部10cの肉厚部分が可撓片9bを介して接点
板1を支持体9の壁面に強く押しつける。この押
圧力により接点板1は支持体9に摺動不能に固定
される。
接点板1の位置調整は、接点板1が前記押圧部
材10による押圧力を受けない状態、あるいは弱
い押圧力を受けている状態で、支持体9上を摺動
させることより行う。位置出しが終了した後は押
圧部材10を更に回動させればよい。この際、押
圧部材10は支持体9に一体に形成した可撓片9
bを介して接点板1を押圧しているから、接点板
1は摺動方向への力を受けることがなく、調整位
置がくるうことはない。また押圧部材10の接触
部である湾曲部分は漸次厚肉となる偏肉部として
形成されているから、押圧力は回動により漸次強
めることができ、支持板9、接点板1などとの寸
法にバラツキがあつても押圧部材10の回転角度
を調整することにより、最適な押圧力を得て観実
に接点板1を固定することができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上の如くであるから、接点板の位置
調整が容易で、調整後の固定業により位置づれす
ることなく作業能率が向上する。しかも接点板の
位置が正確に定められるから、該接点板を用いる
装置の動作が確実となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の上面図、第2図は第1
図の矢印C方向からみた可動片挿着部分の側面
図、第3図は第1図の矢印B方向からみた接点板
と可動片との接触部分の正面断面図、第4図は第
1図の矢印A方向から見た接点板部分の側面図、
第5図は接点板の取付構造を示す断面図、第6図
は支持体と押圧部材との関係を示す平面図、第7
図は従来例の接点板取付構造を示す上面図、第8
図は接点板上の導電部を示す平面図である。 1……接点板、1a……導電部、2……シヤー
シ、6……可動片、9……支持体、9b……可撓
片、10……押圧部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤーシに固定した支持体に接点板を摺動可能
    に保持するとともに、支持体には前記接点板に対
    面する可撓片を一体に形成し、この可撓片を介し
    て接点板を支持体に圧接する押圧部材をシヤーシ
    に回動可能に設け、押圧部材により接点板を支持
    体に位置調整可能に固定してなる接点板取付装
    置。
JP14428684U 1984-09-26 1984-09-26 Expired JPS6350743Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14428684U JPS6350743Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14428684U JPS6350743Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6161719U JPS6161719U (ja) 1986-04-25
JPS6350743Y2 true JPS6350743Y2 (ja) 1988-12-27

Family

ID=30702571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14428684U Expired JPS6350743Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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JPS6161719U (ja) 1986-04-25

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