JPS6030832Y2 - テ−プ端縁の検出スイッチ - Google Patents

テ−プ端縁の検出スイッチ

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JPS6030832Y2
JPS6030832Y2 JP10195279U JP10195279U JPS6030832Y2 JP S6030832 Y2 JPS6030832 Y2 JP S6030832Y2 JP 10195279 U JP10195279 U JP 10195279U JP 10195279 U JP10195279 U JP 10195279U JP S6030832 Y2 JPS6030832 Y2 JP S6030832Y2
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JP
Japan
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tape
head
edge
switch member
track
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Application number
JP10195279U
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JPS5621828U (ja
Inventor
征三 渡辺
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
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Priority to US06/169,657 priority patent/US4390917A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁性粉をバインド材とともにベースに被着す
ること等により非導電性を示す磁性層を有したテープに
対して、信号を記録再生するヘッドがテープの幅方向端
縁、つまり端トラックに到達したことを検出するテープ
端縁の検出スイッチに関する。
従来、ヘッドがテープの端トラックに至った際に、ヘッ
ドに対設したレバー付スナップスイッチのレバーを直接
又は他の部材を介して押圧することにより、このスイッ
チを動作させてテープ端縁の検出を行う装置が知られて
いる。
しかし、この検出装置では接点のヒステリシスがあるた
めに、確実な検出動作を期待するにはレバーに大きな変
位ストロークを与えなければならず、よって高精度の検
出は不可納でトラック間隔を狭めて記録密度を高めたテ
ープに対しては不適当である。
また、前記のようなヒステリシスがなくテープ端縁を検
出するために、例えば特開昭51−79309号公報に
開示するように、内周面に雌ねじを設けた螺管とこの内
部に螺挿したねじ付シャフトとのいずれか一方をパルス
モータで回転させるとともに他方を回転させないように
して、両者の相対的位置関係を変化させ、これら両者に
対応配設した接点の接離動作により、前記相対的位置関
係の変化に対応して作動するヘッドの動作限界点を設定
するように構成した検出装置も知られている。
しかし、この検出装置ではヘッドの動作限界点を螺管と
ねじ付シャフトで設定しており、テープに規制されて動
作限界点を設定するものではないから、ヘッド移動機構
の基板等各種の構成部品やテープガイド等数多くの部品
の精度および取付誤差の積算が、実際のテープ位置との
誤差となる欠点がある。
したがって、組立てが面倒となるとともに、各種の部品
の精度をテープのトラック間隔が狭まる程厳しくしなけ
ればならず部品製造が面倒となり、しかも積算誤差によ
りテープ端面から端トラックまでの寸法のばらつきが大
きくなって互換性を損うおそれがある。
本考案は前記の事情にもとづいて案出したもので、その
目的とするところは、トラック間隔が微少であってもテ
ープ端縁を適確に検出できるとともに、ヘッド移動機構
の部品精度や取付誤差の影響を受けずにテープ端縁を検
出でき、テープ端縁と端トラックとの関係を正確に維持
できるようにしたテープ端縁の検出スイッチを提供する
ことにある。
以下本考案を固定ヘッド型VTRに実施した例について
第1図および第2図を参照して説明する。
図中1は固定型VTRの本体をなす固定部材、2はベー
スの一面に磁性層を被着しかつこの磁性層が非導電性を
示すテープ例えばエンドレステープを示し、このテープ
2の一部にはアルミニウム箔等を貼着する等してテープ
2の幅方向に沿うエンドマーク3を設けである。
このマーク3はテープ2の走行方向に沿う平行なトラッ
クの端部検出用で、例えばランプとフォトトランジスタ
とを組合わせた光学的検出手段等のマーク検出器4によ
り検出されるよいになっている。
そして、固定部材1にはテープ2の磁性層を被着した面
と反対側の面に押当てられてこのテープ2の走行を案内
する固定スイッチ部材5を取付けである。
このスイッチ部材5はテープ2の幅寸法より長寸であり
、その両端部がテープ2の端面より突出するようにして
配設されているとともに、このスイッチ部材5はクッシ
ョン性を有しその少なくとも一部に導電材を用いて少な
くともテープ端面より突出した部分が導電性を示すよう
に構成しである。
したがって固定スイッチ部材5のクッション性によりそ
の両端部におけるテープ2側の側面は、テープ2の磁性
層を有した側の面とほぼ面一となっている。
さらに、固定部材1にはヘッド移動機構6を設けである
この機構6は例えばテープ2の磁性層を被着した面側に
固定スイッチ部材5と対応して配設されてテープ2の幅
方向に沿って往復動される作動部材7と、この部材7に
刻設したラック歯車部7aに噛合する小歯車8を正逆回
転させるパルスモータ9とを備えて形成しである。
そして作動部材7にはテープ2への画像信号の記録およ
び記録トラックに記録されている画像信号を検出再生す
るためのヘッド10を固定してあり、このヘッド10は
画像信号記録再生回路11と画像信号の送受をなす如く
電気的に接続しである。
なお、この回路11は撮像管12から到来する画像信号
をヘッド10に与えたり、ヘッド10から送られてくる
再生画像信号をブラウン管13に送込むもノテアル。
またパルスモータ9はパルスモータ制御回路14と電気
的に接続され、この回路14から送られてくるモータ駆
動パルスによって動作スるもので、またパルスモータ制
御回路14はマーク検出器4と電気的に接続してあり、
これからの信号が入力する毎に複数個のモータ駆動パル
スを送出するように構成しである。
また、ヘッド移動機構6はヘッド10とともに一対の可
動スイッチ部材15.16を往復動させるようになって
おり、こられ部材15.16はいずれも導電材料から形
成してあって、例えばヘッド10の上下面に接着等によ
って取付けである。
これら可動スイッチ部材15,16はヘッド10が端ト
ラックに達した際にテープ端面より突出して固定スイッ
チ部材5の端部に接するもので、これらスイッチ部材5
,15.16によってテープ端縁の検出時にONする検
出スイッチが構成される。
そして、各スイッチ部材5,15.16はいずれも検出
回路17に電気的に接続してあり、この回路17はパル
スモータ制御回路14と電気的に接続されて、テープ2
の走行を停止させたり、ヘッド10を戻したりするため
の制御信号を送出するようになっている。
このように構成された一実施例によれば、テープ2が1
周する毎にマーク検出器4がエンドマーク3を検出し、
その度にパルスモータ制御回路14から所定数のモータ
駆動パルスが送出されて、パルスモータ9が駆動される
したがって、小歯車8が一定回転して、これとラック歯
車部7aとの噛合いを介して作動部材7が移動し、ヘッ
ド10が所定のトラック間隔でテープ2の幅方向に1ト
ラツク分移動され、このようにしてテープエンド3の検
出毎に1トラツクづつヘッド送りがなされる。
しかして、このようなヘッド送り動作によってヘッド1
0がテープ2の端縁にある端トラックに達すると、可動
スイッチ部材15.16の一方がテープ端面より突出し
て固定スイッチ部材5の端部に接触する。
すなわち、ヘッド10が図中テープの上端トラックに達
した場合には可動スイッチ部材15が固定スイッチ部材
5の上端部に接触し、かつ下端トラックに達した場合に
は可動スイッチ部材16が固定スイッチ部材5の下端部
に接触するものであり、このことにより検出スイッチは
ONとなりテープ端縁が検出される。
よって検出回路17を介してパルスモータ制御回路14
に信号が送出され、これによって制御回路14の動作を
停止させてヘッド送りを停止させるか、場合ニヨッては
パルスモータ9を逆転させるモータ駆動パルスを送出さ
せてヘッド10を最初のトラックに戻るようにするもの
である。
なお、本考案は前記一実施例に制約されるものではなく
、例えば可動スイッチ部材15.16は第3図a、 b
に示すようにヘッド10を固定する支持板18の上下面
においてヘッド10の横に並ぶようにして配設してもよ
い。
また前記一実施例ではテープの両端縁を検出する構造と
なっているが、これは少なくとも一方の端縁を検出する
ようにしてもよく、これらをはじめとして、本考案の実
施に当ってはその要旨に反しない限り、固定スイッチ部
材、可動スイッチ部材等の構造、形状、配置等は種々構
成して実施できることは勿論である。
本考案は以上説明したように、テープの幅方向に沿って
移動するヘッドとともに可動スイッチ部材を移動させる
とともに、この部材はヘッドがテープの端トラックに到
達した際にテープ端面より突出する如く設け、その突出
によりテープを挟んでヘッドと反対側に設けた固定スイ
ッチ部材に接触してONするようにした構造を特徴とす
る。
したがって、マイクロスイッチを用いる場合のようなヒ
ステリシスがなく高密度記録テープの端縁検出も適格に
行えるとともに、テープ端縁を直接検出するから、ヘッ
ド移動機構の部品精度や取付誤差の影響を受けず、又構
造も簡単で製造上有利であり、かつテープ端縁とトラッ
クとの位置関係が正確に維持され互換性を損うおそれも
ない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す説明照図、第2図は要
部の拡大斜視図、第3図a、 bはヘッドと可動スイッ
チ部材との位置関係を示し、aは平面図、bはa図にお
ける矢視mb図である。 2・・・・・・テープ、5・・・・・・固定スイッチ部
材、6・・・・・・ヘッド移送機構、10・・・・・・
ヘッド、15,16・・・・・・可動スイッチ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁性層が非導電性を示すテープの端縁を検出するものに
    おいて、テープの幅方向に沿って移動するヘッドととも
    に移動されこのヘッドがテープの少なくとも一方の端ト
    ラックに達した際にテープ端面から突出する可動スイッ
    チ部材と、テープを挟んでヘッドと反対側に配設固定さ
    れテープ端面から突出して前記可動スイッチ部材が接触
    し得る部分を備え少なくともこの突出部分が導電性を有
    する固定スイッチ部材とからなるテープ端縁の検出スイ
    ッチ。
JP10195279U 1979-07-24 1979-07-24 テ−プ端縁の検出スイッチ Expired JPS6030832Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10195279U JPS6030832Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 テ−プ端縁の検出スイッチ
US06/169,657 US4390917A (en) 1979-07-24 1980-07-17 Device for detecting edge of magnetic tape for recording signals

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10195279U JPS6030832Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 テ−プ端縁の検出スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5621828U JPS5621828U (ja) 1981-02-26
JPS6030832Y2 true JPS6030832Y2 (ja) 1985-09-14

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ID=29334694

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10195279U Expired JPS6030832Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 テ−プ端縁の検出スイッチ

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US4717866A (en) * 1986-04-23 1988-01-05 Archive Corporation Stepping motor excitation sequences

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JPS5621828U (ja) 1981-02-26

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