JPH06235643A - 運行記録計の速度警報装置 - Google Patents

運行記録計の速度警報装置

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JPH06235643A
JPH06235643A JP2104693A JP2104693A JPH06235643A JP H06235643 A JPH06235643 A JP H06235643A JP 2104693 A JP2104693 A JP 2104693A JP 2104693 A JP2104693 A JP 2104693A JP H06235643 A JPH06235643 A JP H06235643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support shaft
adjustment plate
adjusting plate
plate support
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP2104693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Shimizu
清水  仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2104693A priority Critical patent/JPH06235643A/ja
Publication of JPH06235643A publication Critical patent/JPH06235643A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両などの運行状態を記録する運行記録計に
設けられている運行記録計の速度警報装置に関し、一定
で適度な調整板支軸の空転トルクを容易に確保すること
ができ、調整板の調整位置をずれないように固定させ
る。 【構成】 直線運動をする記録用案内板4に取り付けた
接点ブリッジ5に対して、金属製の地板1に成形した調
整板支軸に回動可能に取り付けた調整板7を回動させ、
調整板7に設けた接点ばね8A,8Bの回動位置を調整
することにより、所望の警報走行速度で接点ブリッジ5
に接触させ警報信号を発するようにした運行記録計の速
度警報装置において、調整板支軸6Aを、地板1に所定
の空転トルクで回動できるようにアウトサート成形で形
成し、調整板支軸6Aに調整板7を固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運行記録計の速度警
報装置に係り、詳しくは車両の運行状態を記録する運行
記録計に設けられている運行記録計の速度警報装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両には、走行中に
設定した危険な走行速度に達すると、危険な速度で走行
しているのを運転者に知らせるための速度警報装置が取
り付けられている。このような速度警報装置は、速度計
に組み込まれたり、運行記録計に組み込まれている。
【0003】図2は従来の上記した運行記録計の速度警
報装置の一例を示す主要部分の一部を破断した平面図、
図3は図2のA−A線による断面図である。図2および
図3において、1は金属製の地板、2は支持部材を示
し、この支持部材2は、後述するガイド軸3を支持する
ものであり、例えば地板1にアウトサート成形で形成さ
れている。3はガイド軸を示し、一対の支持部材2で両
端部分を支持されている。なお、支持部材2およびガイ
ド軸3は、同様なものが図示を省略されている。
【0004】4は記録用滑り部材(案内板とも呼ばれ
る)を示し、両端の支承部4sがガイド軸3に案内され
て直線運動をするものである。なお、記録用滑り部材4
の先端部には、記録用の記録針が取り付けられていて、
セットされたチャート紙上に記録を描くようになってい
る。そして、記録用滑り部材4には、直線運動するため
の動力を得るため、図示を省略した駆動源と噛合する歯
4tが形成されている。5は接点ブリッジを示し、記録
用滑り部材4の上面の一部に取り付けられ、導電部材で
構成されている。
【0005】6は調整板支軸を示し、地板1にアウトサ
ート成形されている。なお、この調整板支軸6は、適宜
な方法により、地板1に対して回動しないようになされ
ている。7は合成樹脂で成形した調整板を示し、円筒部
7cで調整板支軸6に回動可能に支持され、円筒部7c
の上端には調整用のスリット7sが形成され、上面の周
縁部分に調整用の目盛り7gが印刷されている。
【0006】8A,8Bは導体で構成した接点ばねを示
し、適宜な方法で調整板7に取り付けられ、先端に記録
用滑り部材4上の接点ブリッジ5と接触する接点8a,
8bが取り付けられている。9Aは接点ばね8Aに接続
されたリード線、9Bは接点ばね8Bに接続されたリー
ド線を示す。
【0007】次に、動作および調整について説明する。
まず、センサが検出した検出信号に基づいて制御部が図
示を省略した駆動機構を動作させることにより、記録用
滑り部材4に取り付けられた記録針を移動させるために
歯4tに噛合する駆動機構の歯車が回動する。そして、
歯車が回動すると、歯車の回動方向に応じて、例えば走
行速度が速くなると、歯車は時計方向に回動して記録用
滑り部材4を図2の上方向にガイド軸3に沿って移動さ
せ、走行速度が遅くなると、歯車は反時計方向に回動し
て記録用滑り部材4を図2の下方向にガイド軸3に沿っ
て移動させる。
【0008】このように記録用滑り部材4が図2の上方
向に予め設定した警報走行速度まで移動させられて接点
8a,8bが接点ブリッジ5と接触すると、リード線9
Aとリード9Bは、接点ばね8、接点8a、ブリッジ
5、接点8bおよび接点ばね8Bを介して導通するの
で、予め設定した警報走行速度になると、リード線9
A,9Bが導通して警報が発せられる。そして、上記し
た警報走行速度は、調整板支軸6に回動可能に円筒部7
cで支持された調整板7を回動させることにより、例え
ば調整板7を時計方向に回動させると、警報走行速度を
低く設定でき、調整板7を反時計方向に回動させると、
警報走行速度を高く設定できる。
【0009】なお、上記のように警報走行速度を設定す
るときは、図示を省略した中間壁などに設けた絞り孔を
見ながら、スリット7sを利用して調整板7を回動させ
て絞り孔から見える目盛り7gに設定する。上記したよ
うな運行記録計の速度警報装置は、例えば実開昭61−
56573号公報に開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の運行記録計の速
度警報装置は、調整板支軸6に調整板7を回動可能に支
持させ、調整板支軸6と調整板7との摩擦で調整板7の
調整位置を固定し、調整板支軸6および調整板7を合成
樹脂で成形していた。したがって、調整板支軸6および
調整板7の仕上がり寸法のバラツキ、調整板支軸6およ
び調整板7を成形する樹脂の熱膨張率の差により、調整
板支軸6に対する調整板7の空転トルクが大きく影響さ
れるので、空転トルクが大きい場合は調整板7を回動さ
せることができなかったり、空転トルクが小さい場合は
調整板7の調整位置がずれてしまうという不都合があっ
た。
【0011】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、一定で適度な調整板支軸の
空転トルクを容易に確保することができるとともに、調
整板の調整位置をずれないように固定させることのでき
る運行記録計の速度警報装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる運行記
録計の速度警報装置は、調整板支軸をアウトサート成形
で地板に所定の空転トルクで回動できるように成形し、
調整板支軸に調整板を固定したものである。
【0013】
【作用】この発明における運行記録計の速度警報装置
は、上記のように構成されているので、警報走行速度を
調整するために調整板を回動させると、調整板支軸およ
び調整板が一体で地板に対して回動する。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の一実施例である運行記録計の速
度警報装置の主要部分を示す断面図であり、図3に対応
し、図2および図3と同一または相当部分に同一符号を
付して説明を省略する。図1において、6Aは調整板支
軸を示し、金属製の地板1にアウトサート成形され、調
整板7が一体で回動するように固定されている。なお、
調整板支軸6Aは、地板1に対して所定の空転トルクで
回動できるように成形されている。
【0015】次に、動作は従来例と同様になるので省略
し、作用などについて説明する。まず、調整板支軸6A
の空転トルクについて説明すると、調整板支軸6Aを成
形する地板1は熱による膨張、収縮は殆ど考えないでよ
い金属であるため、調整板支軸6Aの空転トルクは、主
に、調整板支軸6Aの地板1への接触面積、調整板支軸
6Aの摩擦係数および調整板支軸6Aの仕上がり寸法の
バラツキによって決定できる。
【0016】したがって、仕上がり寸法のバラツキは調
整板支軸6Aのみであるため、調整板支軸6Aの空転ト
ルクは、バラツキの幅が狭く、一定で適度な空転トルク
を容易に確保することができる。そして、調整板支軸6
Aを空転させるためには一定の適度な空転トルクが必要
になるので、この空転トルクによって調整板支軸6Aを
地板1に対して固定させることができるため、調整板7
の調整位置をずれないように固定させることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、調整
板支軸をアウトサート成形で地板に所定の空転トルクで
回動できるように成形し、調整板支軸に調整板を固定し
たので、一定で適度な調整板支軸の空転トルクを容易に
確保することができるとともに、調整板の調整位置をず
れないように固定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である運行記録計の速度警
報装置の主要部分を示す断面図である。
【図2】従来の運行記録計の速度警報装置の一例を示す
主要部分の一部を破断した平面図である。
【図3】図2のA−A線による断面図である。
【符号の説明】
1 地板 2 支持部材 3 ガイド軸 4 記録用滑り部材 4s 支承部 4t 歯 5 接点ブリッジ 6,6A 調整板支軸 7 調整板 7c 円筒部 7s スリット 7g 目盛り 8A,8B 接点ばね 8a,8b 接点 9A,9B リード線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線運動をする記録用滑り部材に取り付
    けた接点ブリッジに対して、金属製の地板に成形した調
    整板支軸に回動可能に取り付けた調整板を回動させ、前
    記調整板に設けた接点ばねの回動位置を調整することに
    より、所望の警報走行速度で前記接点ブリッジに接触さ
    せ警報信号を発するようにした運行記録計の速度警報装
    置において、 前記調整板支軸を、前記地板に所定の空転トルクで回動
    できるようにアウトサート成形で形成し、前記調整板を
    前記調整板支軸に固定したことを特徴とする運行記録計
    の速度警報装置。
JP2104693A 1993-02-09 1993-02-09 運行記録計の速度警報装置 Pending JPH06235643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2104693A JPH06235643A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 運行記録計の速度警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2104693A JPH06235643A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 運行記録計の速度警報装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06235643A true JPH06235643A (ja) 1994-08-23

Family

ID=12043992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2104693A Pending JPH06235643A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 運行記録計の速度警報装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06235643A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4030829A1 (de) * 1989-09-30 1991-04-11 Mazda Motor Heckteil einer autokarosserie
DE19524830C1 (de) * 1994-05-17 1996-11-14 Yazaki Corp Geschwindigkeitswarneinrichtung für einen Fahrtschreiber

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4030829A1 (de) * 1989-09-30 1991-04-11 Mazda Motor Heckteil einer autokarosserie
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