JPS6350084Y2 - - Google Patents

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JPS6350084Y2
JPS6350084Y2 JP1984180826U JP18082684U JPS6350084Y2 JP S6350084 Y2 JPS6350084 Y2 JP S6350084Y2 JP 1984180826 U JP1984180826 U JP 1984180826U JP 18082684 U JP18082684 U JP 18082684U JP S6350084 Y2 JPS6350084 Y2 JP S6350084Y2
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JP
Japan
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frame
cam groove
mold
movable mold
inwardly
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JP1984180826U
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JPS6195503U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、正面と控尻を結ぶ控部がくびれて
いるブロツクを成型するために使用するパレツト
の支承と型枠の展開組立を同時に行なうことがで
きるとともに、可動型が展開している状態を安定
的に維持することができるようにした流し込み型
枠に関するものである。
<従来の技術及びその問題点> 第6図に示すように正面aと控尻bを結ぶ控部
cが正面aや控尻bよりも細くくびれているブロ
ツクは、前記のように控部cがくびれた形状をし
ているために、型枠にて成型した後の脱型がむづ
かしい。そのため本出願人は脱型及び型枠の組立
の簡便を目的として各種の型枠を考案した(例え
ば、実開昭58−181509号公報、同59−15505号公
報、同59−15506号公報参照)。
しかし、これらの型枠はそれなりに、組立及び
脱型の簡便化がはかられてはいるが、脱型や組立
に際して単純な一動作だけでは行なえず、二動作
以上を必要としていたのである。
また例えば実開昭55−102513号公報に示されて
いるような型枠も存在するが、これによれば、同
公報における符号8によつて示される引掛桿は、
符号15で示す側板に形成されている溝17に対
して係脱自在に構成され、かつ型の展開時には前
記引掛桿8が符号18で示す引掛部に係合するよ
うに構成されている。しかしながら特に引掛部1
8は、あたかもフツク状に形成されていること、
しかもこの引掛部18はその上方に滑らかに連続
する案内部19の下端に存在するために、同公報
第1図からも明らかなように、型を展開したとき
には、前記側板15は上昇した状態になつてお
り、しかも引掛桿8は引掛部18にわずかに係合
している状態であるため、側板15及び把手16
の自重によつてこれらは下方に回動し安い状況に
あるということになる。とすると型枠を展開した
状態を維持することはほとんど不可能で、つまり
きわめて不安定の状態にあるということになる。
<問題点を解決するための手段> そこでこの考案にかかる流し込み型枠は、前記
の問題点を解決するために、四面のうち対向する
二面を内側にくびれた形状に形成してある上下に
貫通する筒体を枠体に配設した型枠において、内
側にくびれていない面は枠体に固定して固定型と
し、内側にくびれている二面は下方で回動自在に
それぞれ前記枠体に配設して可動型とするととも
に、可動型に、上部を外側に曲折せしめた略L字
型のカム溝を形成してある操作レバーを回動自在
に配設し、固定型の一部に前記カム溝を摺動する
突起を設け、また可動型に枠体の下方に曲折する
パレツト支持板を回動自在に配設し操作レバーを
動かすことによりカムが摺動して可動型が開くと
ともに、パレツト支持板も回動するようにし、型
枠の組立及び脱型を単純な一方向への一動作だけ
で行なえるようにして、型枠の組立から脱型まで
の作業を簡単に行うことができるとともに、可動
型が展開している状態を安定的に維持することが
できるようにしたものである。
<実施例> 次にこの考案にかかる流し込み型枠の一実施例
を図面にもとづいて説明すると、1は四角形の枠
体であり、枠体1には固定型2及び可動型3がそ
れぞれ配設してある。固定型2は内側にはくびれ
ていず、偏平に形成してある。可動型3は内側に
くびれた形状に形成してあり、軸4により枠体1
に回動可能に配設してある。そして、固定型2、
可動型3はそれぞれが互いに対向するように配設
されている。5は操作レバーであり、軸6により
可動型3に回動自在に配設してある。操作レバー
5は可動型3の両側に配設してあり、ハンドル7
により連結してある。8は操作レバー5に形成し
た略L字型のカム溝であり、上部を外側に曲折せ
しめてある。9は固定型2に配設した不動突起で
あり、丁度カム溝8を摺動する大きさとなつてい
る。カム溝8の長辺10側の端部11は、前記不
動突起9が収まる長さだけ軸6に対して遠くなる
方向に若干曲げて形成してある。また、カム溝8
の短辺12側の端部13は若干軸6に近づくよう
に曲げてある。14はパレツト支持板であり、一
端は軸15により可動型3に回動自在に配設して
あるとともに、他端は枠体1の下方で曲折した爪
16となつている。17は、パレツト支持板14
を囲繞するように配設したU字杆であり、18は
パレツトである。
<作用> しかして、第2図に示すように可動型3が開い
ている状態から、ハンドル7を押し下げて軸6を
支点として操作レバー5を回動させる。操作レバ
ー5は軸6を支点として回動するので、カム溝8
は短辺12の端部13で不動突起9と係止してい
たのが、不動突起9とカム溝8が長辺10を摺動
して端部11で係止する。このカム溝8の不動突
起9との摺動につれて、可動型3は軸4を支点と
して閉じる方向、すなわち第1図に示すような状
態に回動する。そして、不動突起9がカム溝8の
端部11と係止すると、可動型3も完全に閉じた
状態となる。ここでカム溝8の長辺10側の端部
11は、不動突起9が収まる長さだけ軸6に対し
て遠くなる方向に若干曲げて形成してあるので、
丁度カムの死点を越えた状態となるので、係止状
態をそのまま保持することができる。なお、この
場合パレツト18をあらかじめ枠体1の下方内部
に配置しておく。従つて前記可動型3を閉じる
と、この可動型3の下端に、軸15により回動可
能に配設してあるパレツト支持板14が回動す
る。ここで、パレツト支持板14は、U字杆17
により規制されることになるので枠体1の内側方
向へ回動して、パレツト18の下面に爪16が挿
入され、パレツト18が支持される。すなわち、
ハンドル7を押し下げるだけで、可動型3を閉じ
ることと、パレツト18を支持することが同時に
行なわれるのである。このように組立ててから、
上方から型内にコンクリートを投入する。不動突
起9はカムの死点を越えた状態であるので、バイ
ブレーターにより振動を加えたりしても係止状態
をそのまま保持し、不慮に可動型3は回動しな
い。
このようにしてコンクリートを投入し成型した
後、これを脱型せしめる場合には、ハンドル7を
引き上げて、操作レバー5を回動せしめればよ
い。すると、第2図に示すように操作レバー5は
軸6を支点として回動する。すると、カム溝8の
端部11と不動突起9の係止状態が解かれ、不動
突起9はカム溝8の長辺10を摺動して短辺12
の端部13に係止される。そして、可動型3はこ
のカム溝8と不動突起9の摺動につれて軸4を支
点として回動し、可動型3が開くことになる。ま
た、この可動型3の回動により、パレツト支持板
14も軸15を支点として回動し、爪16は枠体
1の外方へ回動することになるので、パレツト支
持板14とパレツト18は分離する。従つて、ハ
ンドル7を引き上げて操作レバー5を回転させ、
そのまま型枠全体を上方へ引き上げれば脱型する
ことができるのである。また、短辺12側の端部
13は若干軸6に近づくように曲げてあるので、
可動型3を開いた状態で不動突起9と端部13の
係止状態を保持することができる。
また、この考案にかかる流し込み型枠は、ブロ
ツクの正面が長方形(四角形)のものに限られ
ず、例えば、第4図及び第5図に示すように六角
形のものでも可能である。
<考案の効果> 以上のように、この考案にかかる流し込み型枠
によれば、四面のうち対向する二面を内側にくび
れた形状に形成してある上下に貫通する筒体を枠
体に配設した型枠において、内側にくびれていな
い面は枠体に固定して固定型とし、内側にくびれ
ている二面は下方で回動自在にそれぞれ前記枠体
に配設して可動型とするとともに、可動型に、上
部を外側に曲折せしめた略L字型のカム溝を形成
してある操作レバーを回動自在に配設し、固定型
ねじの一部に前記カム溝を摺動する不動突起を設
け、また可動型に枠体の下方に曲折するパレツト
支持板を回動自在に配設してあるので、型枠の組
立及び脱型を一動作だけで行なえるようになり、
その操作はすこぶる簡便となり、これらの作業を
簡単に機械化でき、したがつて自立ブロツク製造
作業の自動化が簡単に行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案にかかる流し込み型枠の一実施
例を示したものであり、第1図は可動型が閉じて
いる状態の正面図、第2図は可動型が開いている
状態の正面図、第3図は側面図、第4図は他例の
可動型が閉じている状態の正面図、第5図は第4
図の可動型が開いている状態の正面図、第6図は
ブロツクの斜視図である。 1……枠体、2……固定型、3……可動型、
4,6,15……軸、5……操作レバー、7……
ハンドル、8……カム溝、9……不動突起、10
……長辺、11,13……端部、12……短辺、
14……パレツト支持板、16……爪、17……
U字杆、18……パレツト、a……ブロツクの正
面、b……ブロツクの控尻、c……ブロツクの控
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四面のうち対向する二面を内側にくびれた形状
    に形成してある上下に貫通する筒体を枠体に配設
    した型枠において、内側にくびれていない面は枠
    体に固定して固定型とし、内側にくびれている二
    面は下方で回動自在にそれぞれ前記枠体に配設し
    て可動型とするとともに、可動型に、上部を外側
    に曲折せしめた略L字型のカム溝を形成してある
    操作レバーを回動自在に配設し、固定型の一部に
    前記カム溝を摺動する不動突起を設け、また可動
    型に枠体の下方に曲折するパレツト支持板を回動
    自在に配設したことを特徴とする流し込み型枠。
JP1984180826U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPS6350084Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984180826U JPS6350084Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984180826U JPS6350084Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6195503U JPS6195503U (ja) 1986-06-19
JPS6350084Y2 true JPS6350084Y2 (ja) 1988-12-22

Family

ID=30738383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984180826U Expired JPS6350084Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6350084Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55102513U (ja) * 1979-01-16 1980-07-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6195503U (ja) 1986-06-19

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