JPS63500805A - 可溶性リン酸化グルカン - Google Patents
可溶性リン酸化グルカンInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
可溶性リン酸化グルカン
1、技術分野
本発明は、新規クラスの可溶性グルカン類に関する。更に詳しくは、本発明は、
サツ力ロミケスセレビシエ(saccharomyces cerevisia
e)およびコリオラスペルシカラー(Coriolus versicolor
)のような各種微生物から新規可溶性リン酸化グルカン類を調敷する方法のほか
にポリ−[β−(1−3)グルコビラノース]鎖が種々の程度にリン酸化されて
いる可溶性リン酸化グルカン類に関する。本発明の新規可溶性リン酸化グルカン
類は、非毒性、非抗原性、実質的に非発熱性であり、動物およびヒトにインビボ
(invivO)投与される際は顕著な免疫バイオロジー的反応を示し、そして
その最も著しい活性が他の免疫活性細胞の活性化を生じさせるマクロファージ活
性の免疫刺激でめる。さらに、これら可溶性リン酸化グルカン類は、インビトロ
(invitro)でリンパ性白血病に対すると同様にインビボで腺癌類および
肉腫類に対して細胞増殖抑制作用を示す。
2、背景技術
「グルカン」と称する言葉は、セルロース、アミロース、グリコゲン、ラミテリ
アン類(laminarians)、デンプン等のポリマー類を含有する、各種
の天然に生ずるホモ多糖類またはポリグルコース類を一般に対象とする。グルカ
ンは、αまたはβ型のいずれかである1−3,1−4、および1−6のグルコシ
ド結合によりリンクされた分校または非分枝鎖のグルコース単位を含む。
ここで定iするように、「微粒子グルカン」は、イーストサッカロミケスセレビ
シエの細胞壁から誘導されたような非水溶性微粒子(約1〜3μ)ポリグルコー
スを示す。
微粒子グルカンは、巨大分子であり、かつ一連のβ−1−3グルコシド結合によ
り単位化された閉鎖グルコビラノース単位から成っている。[ハッシド等、 、
1941、ジャーナルオブ アメリカン ケミカル ソサイヤティ−63:
295〜298頁ニジ ルジオ等、、1979 、インターナショナル ジャー
ナル オブ キャンサ−24; 773〜779頁(Hassid773−77
9) ]。X線回第1研究においては、微粒子グルカン類が三重らせん鎖(tr
iple−5tranded helices)形態テ存在することが示された
[サーフ等、 、 1983.バイオケミカルソサイヤテイー トランスアクシ
ョン 11: 139〜142頁(Sarko et al 、、 1983.
Biochem、Soc、 Trans、 11:139−142)]。
2.1.微粒子グルカン類の免疫バイオロジー的活性微粒子グルカンは、Bリン
パ球細胞と同様にマクロファージ/単球細胞系、補体の有効な賦活物質である。
このように、微粒子グルカンは、細網内皮系および免疫系の両者に十分な効果を
示した。
以前の研究においては、微粒子グルカンの各種実験動物へのインビボ投与が次の
ことを含む多くの十分な免疫バイオロジー的反応を誘導することを示した:(1
)単球類およびマクロファージ類の増殖の高揚[デエイマンとファヒミ、197
9.ジャーナル オブ イクスペリメンタル メディシン149: 883〜8
93頁;アシュワース等、1963 、イクスペリメンタル モレキュラー パ
ソロジー1.サブリメント 1 : 83〜103(103(Dei and
Fahimi。
1979、 J、 Exper、 Med、 14五883−897;Ashw
orth et、虹、。
1963、 Exper、 Ho1ec、 Pathol、、 Sumo、 1
: 83−103)] :(2)マクロファージ食作用機能の高揚[リギとジ
ルジオ、1961.アメリカン ジャーナル オブ フイジオロジ−,200:
297〜300頁(Riggi and Di Luzio、1961.Am
、J、Ph ysiol、lW−: 297−300)] ;(3)マイクロフ
ァージ分泌活性の高揚[ベーリン等、1981、イン へテロジエニテイ オブ
モノニュクリアーフ1ゴサイテス、フォースター アンド ライトイ、エツト
0.アカデミツク プレス、ニューヨーク、243〜252頁(Brrlin
et al、、 1981.in Heteroqeneity of )Io
nonuclear Phagocytes、 Forster and La
ndy、eds、、 Academic Press、New York、pp
、 243−252)] ;(4)マクロファージサイズの増大[パッチエンと
ロトゾ−バ、1980.イクスペリメンタル へマトロジー 」:409〜42
2頁(Patchen and Lotzova、 1980.Ey:per、
Hematol、 8: 409〜422)] ;
(5)マクロファージ付@および走化性活性の高揚 二スカネン等、 、 19
78.キャンサー リサーチ 嬰: 1406〜1409(Niskanen
et al、、 1978CancerRes、 38: 1406−1409
)] ;そして
(6)補体活性化の高揚[グロブスキー等、 、 1983.ジャーナヤル オ
プ レテイキュロエンドセリアル ソサイアテ対する細胞溶解活性の高揚は、イ
ンビボ[マンセルとジルジオ、197B、イン“′ ザ マクロファージ イン
ネオプラシア゛′、フインク等、、アカデミツク プレス、ニューヨーク、2
27〜243頁()lansell and Di Luzio、1976 、
in“The Hacrophage in Neoplasia”、Fin
k、ed、、 Academic Press、 New York、pp、2
27−243) ]およびイン ビトロ85−1091 ) 、 ]の両者にお
いて微粒子グルカン処置された動物およびヒトからのマクロファージ類で示され
た。
微粒子グルカンのイン ビボ投与による細網内皮系の刺激は、到死的に放射線照
射された動物において異型的または異種間の骨髄移植片許容を抑制する[例えば
ウールスとジ ルジオ、1964.プロシーディング ソサイヤテイオブ イク
スペリメンタル バイオロジカル メデイシン115ニア56〜759頁(Se
e、 e、g、 Wooles and Di Luzio。
1964、 Proc、 Soc、Exper、Biol、 )led、 11
且756−759)参照のことコ。この発見は、正常細胞が遺伝的にホストと異
なるならばグルカンが正常細胞に対してもホスト防衛機構を誘導するだろうとい
うことを示す。
細網内皮系および免疫反応の効果に加えて、微粒子グルカンのインビボ投与は、
致死量の全身照射から回収されるより多い顆粒球形成、単球形成および赤血球形
成を含む造血活性を高めることを示したしパッチエン、1983.サーベは、細
菌、菌類、ウィルスおよび寄生体生物により誘導される各種の感染性疾病に対す
るホスト抵抗を著しく修飾することが示された。特に、感染に対してホスト抵抗
の高揚は、動物がエシェリキア・コリ(Eshericheria coli)
、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aure
us)。
フランジセラ・ツラレンシス(Francisella tularensis
)。
マイコバクテリウム・レプレ(Hycobacteriumj 1eprae)
。
ストレプトコッカス・ニューモニエ(streptococcus pneum
oniae) 、カンジダ・アルビカンス(Candida albicans
) 。
スポロトリウム・ジエンキイ(SpOrOtriChum 5chenckii
)のような微小有機体、同様にベネズエラン エキーネ エンt? ’770ミ
エリテイス ウィルス(Venezuelan equineencephal
omyelitis virus)、リフトバレー熱ウィルス、マウス肝炎ウィ
ルス、フロッグ ウィルスIII (frog virusIII)、単純ヘル
ペスIおよびIIのようなウィルス類、およヒレイシマニア ドノバニ(Lei
shmania donovani) [ジルジオ、1983.トレントス イ
ン ファーマコロジカルサイエンス、4: 344−347頁(Di Luzi
o、1983.Trends t。
Pharmacol、 Sci、 4: 344−347)およびそこに引用さ
れている文献を参照のこと]のような寄生体類により対抗された場合に見られた
。
広範な研究は、微粒子グルカンが有効な抗腫瘍活性を有することを示した。例え
ば、微粒子グルカンはアデノカルシノーマ(腺癌) BW10232.アナプラ
スチック カルシノーマ(退化病) 15091A、メラノーマ(黒腫)B16
および自然按発生リンパ性白血病BW5147[ジ ルジオ等、1979、イン
アトパンシス イン イクスペリメンタル メデイシンine and Bio
logy、Vol、121A: 269−290)]を含む4つの相乗的ネズミ
腫瘍モデルにおいて腫瘍成長および長びく生存率を抑制することを示した。
細胞基準の微粒子がグルカンの抗腫瘍活性評価のために、対照および微粒子グル
カン処置マウスから誘導された腹腔マクロファージ類の抗腫瘍細胞溶解活性が研
究された[マンセルとジ ルジオ、 1976、イン ザ マクロファージイン
ネオブラシア、フィンク等、アカデミツクプレス。
ニューヨーク、227〜243頁(Hansell and Di Luzio
、1976 、 in The Machrophage in Neopla
sia、 Fink、 ed、 Academic Press、New Yo
rk、pp、 227−243) ] 、これらの研究により、グルガン処置マ
ウスからの腹腔マクロファージ類は正常なマクロファージ類に比較して顕著なl
l1l胞溶解反応を産生することが示された。この観察が確認された[例えば、
ベーリン等、1981.、イン へテロジェニティ オブモノニュクリアー フ
ァゴサイテス、フォルスター アンド ランデイー、ニド アカデミツク プレ
ス 、ニューヨーク、243〜252頁およびチリゴス等、1978、キャンサ
ー リサーチ 38:1085〜1091頁(see、e、g、、Birlin
etal、 1981 、in Heterogenity of )Iono
nucle@ar Phagocytes、 Forster and Lan
dy、 eds、、 Academic Press、 New Y。
rk、 pp、 243−252) and Chirigos et al、
、 197B、Cancer Res、嬰) 1085−1091)参照のこと
]更に微粒子グルカンでインキュベートした正常、腫瘍細胞を使用するインビト
ロ研究は、グルカンが肉腫および黒(色)腫細胞に直接細胞増殖抑制効果を及ぼ
し、かつ、正常なn臓および骨髄細胞類に増殖効果を及ぼすことを示した[ウィ
リアムス等、 1985.ヘパトロジー、 5:198〜206(Willia
ms et al、、 1985. Hepatoloqy、 5: 198〜
206)]。
これらの研究は、治療で投与された場合に研究されたグルカンが、恐らくは肉腫
細胞に対するかかるグルカンの直接細胞増殖抑制効果と同様に増大したタッパ−
細胞の抗腫瘍活性により(1)肝転移を顕著に抑制し:(2)初期腫瘍成長を抑
制しそして(3)生存率を高めるであろう。
これらのバイオロジー的特性にもかかわらず、微粒子グルカン類の反対である副
作用がこれらの化合物をほとんど臨床医薬において無用となした。
2.2.微粒子グルカン類の反対の副作用微粒子グルカン類が動物にインビボ投
与された場合に多くの反対の副作用が明らかとなり、その中でもつと注目すべき
は次のようなものであった:
(1)肉芽腫形成(サイコイド−シス);(2)肝牌腫大症成長:
(3)グラム陰性感染および(菌体)内毒素に対する感受性の増大;
(4〉補体の活性化[アナフィラトキシン(anaphylyotoxin)
] ;
(5)肺内芽腫性脈管炎の成長;
(6)静脈内投与後の低血圧化;
(7)高濃度投与の場合の微小寒栓症の成長。
更に、微粒子グルカンがインビボ投与される際に相対的に高度の急性毒性が観察
される。例えば、微粒子グルカンの水性懸濁液の単一静脈注射後に、20%と1
00%死亡率(morality)は、250と50(Cg1g体重のグルカン
をそれぞれ受容するマウスで観察された。
その上、グルカン製剤の微粒子持性(1−3μ)のために静脈ルート経由投与が
困難である。例証によれば、微粒子グルカン類を受けるある患者は、静脈(IV
)投与の間塞栓形成を避けるために微粒子グルカンを懸濁液として保持するため
に必須である静脈(IV)点滴ビンを連続的に振動とするという一定の管理を必
要とした。
若干可溶性の中性グルカン類が市販されているけれども、これらの製剤は、水溶
液が高粘度であり、そして更に重要なことに、実験動物に投与された時にその使
用は必然的にかなりの毒性を伴うため、静脈投与に適していない。
レンチナン、即ち高分子量でおり、シイタケ(Lentinusedodes)
から得られた難溶性β−1,3およびβ−1,6グルカン、は犬への静脈投与に
ついて研究された。多くの逆の臨床結果は、レンチナン服12.0,8.0およ
び30m (] /kV日で5週間(味の素(株)、東京、日本国)の投与から
観察された。逆の結果は、嘔吐、紅斑、強膜の変色および顔面はれを含んでいた
。循環虚脱、不安定歩行、変更行動パターン余分の唾液が出ることも個々のピー
グル大において観察された、。死体解剖において胃腸粘膜のうつ血が2.0また
は8.0my/Kg/日処置動物で観察された。肝臓の形態の変化は、肝臓細胞
中に蓄積された内部細胞形質物質、多分レンチナン、を示した。ある動物は、8
゜Omg/ Kgの最初の注射の際に循yA虚脱を示した。回復したが、経験動
物は胃腸路の出血を示す血液の存在を有する嘔吐エピソードを繰り返した。他の
動物は、顔面の紅斑および皮下のはれ(水腫)により示されるように著るしいア
レルギー反応を示すように思われた。死体解剖において皮下組織の広範囲の水腫
および出血を有する胃腸路のうつ血が見い出された。マクロファージ細胞は、物
質の蓄積、多分レンチナン、を示した[チェスターマン等、1981. トキシ
コロジカル レター9:87〜90頁(Chesterman et at。
、1981.Toxicol、 L ett 、9:87〜90) ]。
0.1〜1 、0m3/に3/日範囲の各種服用量のレンチナンを静脈を通じて
ラットに9週間与えるさらなる毒性研究が実施された。毒性は、皮膚外傷の成長
のおよび血栓塞栓症の事実を示唆する耳の変色により示された[コーゼンス等、
、 1981. トキシコロジカル レター9 : 55−64 (Cozen
s et al、、1981. Toxicol、L ett 、9:55〜6
4) ]。
2.3.可溶性微粒子グルカン類に対する試みの失敗微粒子β−1,3グルカン
類のインビボ投与の不利益に鑑みて非毒性、何ら重要な病理学を誘導せず、さら
に重要な免疫バイオロジー的活性を有する可溶性β−1,3ポリグルコ一ス開発
の広範な研究が行なわれた。
微粒子グルカンのギ酸加水分解により製造された低分子量非リン酸化可溶性グル
カン製剤は、抗腫瘍および坑スタフィロコッカス活性を示した[ジ ルジオ等、
、 1979.インターナショナル ジャーナル オブ キャンサー晟−773
〜779頁(Di Luzioet al、、1979.Ir1ternat’
l J 。
Cancer 24: 773〜779) ] 。不幸な事に、この方法により
得られたフラクションの低収量および多様性は、この製剤を予防および治療への
適用を有効でないものとしたしジ ルジオ、1983. トレンズ イン ファ
ーマコロジカル サイエンス −4,: 344〜347頁(Di Luzio
、 19B3゜Trends in Pharmacological 5ci
ences 4: 344−347)参照のことコ。
同様に、ジメチルスルホキサイド(DMSO)r分子弛M薬」の添加による微粒
子グルカンを可溶化する試みも不成功でおった。DMSOはグルカン分子の三重
らせん立体配置を弛めるだろうと考えられていた。事実、微粒子グルカンはDM
SOの存在下で溶解する。DMSO溶液から可溶性グルカンを単離する試みの全
ては、しかしながら、失敗した。DMSO−グルカン溶液をグルコースおよび塩
化ナトリウム(saline)溶液のような各種水性媒体で希釈すると微粒子タ
ルカンが再形成された。DMSO−可溶性グルカン溶液を塩化ナトリウムで希釈
した後、これら溶液の注射を受ける動物の全ては高濃度DMSOまたは微粒子グ
ルカンの再形成のため注射後直ちに死亡した。
エタノール(100%)添加によりグルカンがDMSO中に沈降すると、沈降物
は集められ、凍結乾燥された。この凍結乾燥グルカンが水中に加えられると、微
粒子グルカンが再形成した。
アセチル化と同様にホスフェートまたはサルフェート基の添加により微粒子グル
カンの中性グルカン製剤を極性負荷製剤に変える試みも失敗した。これら工程の
各々は微粒子グルカンの溶解(U D M S Oにより制御され、各側におい
て微粒子グルカンは再形成された。
3、発明の要約
グルカンの三重らせん鎖が鎖の各々の反応を許容するよう十分に弛める方法の徹
底的な研究の間に、微粒子グルカンが(尿素のような)強いカオトロピック剤の
存在下において(DMSOのような)高極性溶媒に溶解する際に、グルカンは構
造的に十分に分裂させられて各単鎖(またはストランド)の各々のリン酸化反応
を許容し、生じたリン酸化グルカンは微粒子グルカンの特性三重らせん構造が実
質的に完全に存在しなことを示した。生じたリン酸化グルカンの除去は、水に溶
解すること、非毒性、非免疫抗原性、実質的な非発熱性および動物およびヒトに
インビボ投与される時に顕著な免疫バイオロジー的反応を行うことを示す。
これらの発見に基づいて本発明は、(a)ポリ[β−(1−3)−グルコビラノ
ース]鎖がさまざまな程度にリン酸化され;(b)非毒性、非免疫抗原性、実質
的な非発熱性:および(C)動物およびヒトにインビボ投与された場合に顕著な
免疫バイオロジー的反応をすることができる新規なりラスの可溶性リン酸化グル
カン類を提供する。これら新規な可溶性リン酸化グルカン類は、ざらに微粒子グ
ルカン類の三重らせん構造の実質的な不存在、細網内皮系および免疫系の他の免
疫活性細胞の活性化を生じさせる免疫刺激マクロファージ活性により特徴づけら
れる。更にこれら可溶性リン酸化グルカン類は、それに限定されないが、白血球
生成を含む造血活性を高める。これら可溶性リン酸化グルカン類は、インビボで
腺癌および肉腫に対し、インビトロでリンパ性白血病に対して細胞増殖抑制効果
を示す。これら可溶性リン酸化グルカン類はインビボでマクロファージ細胞を刺
激するばかりでなく、インごトロ培養化マクロファージ細胞に顕著な刺激効果を
働かせる。マクロファージ細胞のかかる免疫刺激は、マクロファージ細胞毒性/
細胞増殖抑制性因子(MCT)、選択的に癌細胞、特に腺癌に毒性である未知構
造のタンパク質またはタンパク質類の生産を必然的に伴う。
加えて、本発明は(他の微生物源を使用しても良いが好ましくはサツ力ロミケス
セレビシエから生産された)微粒子グルカンを強カオトロピック剤を含む高極性
溶媒中に溶解し、生じたグルカンをリン酸と反応させて可溶性リン酸化グルカン
を形成させ、そして反応混合物から生じたリン酸化グルカン類を回収するこれら
可溶性リン酸化グルカン類を調製する方法を提供する。
更に、本発明は、細菌、菌類、ウィルス類および寄生体有機物により誘導された
感染を可溶性リン酸化グルカンまたは動物またはヒトに生理学的に許容可能な担
体と組合せた可溶性リン酸化グルカンから成る製剤組成物を投与することによる
治療および予防に関する方法を提供する。その上、それらの方法はそれらの作因
により誘導された感染の治療処置用にその感染に対して有効なバイオ活性剤と組
合せた有効量の可溶性リン酸化グルカンを投与することにより提供される。
その上、本発明は治療上有効量の可溶性リン酸化グルカン単独または抗癌剤と組
合せて動物またはヒトに投与することにより悪性新生疾病の処置方法を提供する
。本発明は、同様に、抗癌剤と組合せて有効量の可溶性グルカン類を動物または
ヒトに投与することにより、抗癌剤の投与により誘導された白血球減少症の予防
方法を提供する。
更に、本発明は動物およびヒトマクロファージ細胞を刺激して可溶性細胞毒性/
細胞増殖抑制因子(MCT)を生産・分泌する方法およびそのように調製された
生産物を提供する。特に、MCTは可溶性リン酸化グルカンを動物またはヒトに
投与若しくは動物またはヒトマクロファージ細胞を可溶性リン酸化グルカン含有
培養培地中でインビトロで培養することにより調製される。
本発明の可溶性リン酸化グルカン類の特性は、(1)グラム陽性細菌感染を圧倒
し死亡率を加減させる効能;(2)グラム陽性細菌感染を圧倒し死亡率を加減さ
せる効能;(3)顕著に免疫抑制された動物およびヒトにおトの感受性の高揚を
加減する効能:(5)ウィルス感染を顕著に加減する効能:(6)菌類および他
の寄生体有機物により誘導された自然発生感染を加減する効能;(7)単独で使
用した場合に初期腫瘍成長を顕著に抑制し、抗癌剤と組合せて使用された場合に
初期腫瘍成長に対し相乗効果を及ぼす効能;(8)動物およびヒトの転移外傷と
同様に初期悪性外傷の退行に抗癌剤と相乗的に作用する効能を含む。
これらの独特の特性のため可溶性リン酸化グルカン類は、多くの新生条件と同様
に、細菌、ウィルス、菌類および寄生体有機物により誘導された各種の疾病に対
し予防および組成物は、生理学的に許容可能な製剤担体とともに、単独でまたは
他のバイオ活性または薬学的に関する製剤および治療法と組合せて有効に使用し
てもよい。
4、図面の単な説明
および添付の図を参照してざらに十分理解されるであろう。
第1図は、27m!j/rdにおける可溶性リン酸化グルカンの核磁気共鳴スペ
クトル図である。
第2区部、市販のレンチナン製剤(味の素(株)東京、日本国)の核磁気共鳴ス
ペクトル図である。第2A図は、40mg/威濃度において得られたスペクトル
図である。第2B図は、3m3/m!!レンチナン濃度において得られたスペク
トル図で必る。
第3図は、週2回可溶性すン酸化グルカン注射を受けたコルチコステロイド免疫
抑制マウスの生存効果を示す図である。同様に第3図は正常なマウスの生存率に
対して可溶性グルカンの慢性投与結果を示ず。
第4図は、正常およびコルチコステロイド免疫抑制マウスのエシェリキアコリ(
Eschericheria Co11)感染前の可溶性リン酸化グルカンのイ
ンビボ投与結果を示す図である。
第5図は、その後実験的に誘導されたスタフィロコッカス・アウレウス感染の致
死効果に対する可溶性リン酸化グルカンの前処置結果を示す図である。
第6図は、その後実販的に誘導されたライスル性肝炎マウスの生存率に対する可
溶性リン酸化グルカンを用いる前の処置結果を示す図である。
第7図は、実験的に誘導されたカンジダ・アルビカンス感染マウスの生存率に対
する可溶性リン酸化グルカンの前の経口投与結果を示す図である。
第8図は、インターロイキン■産物に対する可溶性リン酸化グルカンの効果を示
す図である。
第9図は、可溶性リン酸化グルカン活性化マクロファージ培養から得られた腫瘍
細胞細胞毒性/細胞増殖抑制因子が分子filt38,500および84.00
0ダルトンの二つの主要なフラクションから成ることを示す図である。
水性可溶性リン酸化グルカンは、前記のいずれの他のグルカン類と異なる唯一の
クラスを生ずる方法によって調製される。
本発明の好適な実t′M態様に従って可溶性リン酸化グルカンは次のように調製
される;サツ力ロミケスセレビシエから誘導された中性ポリグルコースである微
粒子グルカンは、一定に撹拌しながらジメチルスルホキザイド(D M、S O
)のような非プロトン性(aprotic)溶媒中の強カオトロピック剤溶液中
で懸濁させられる。強カオトロピック剤は、ポリグルコース鎖に沿って水素結合
を弛め、そして分子を保持しない。水素結合の再形成防止のため約4〜12Mの
範囲の尿素のようなかなり高濃度の強カオトロピック剤を使用することが好まし
い。その混合物を、その後、約50〜150’Cで加熱し、保持し、一定に撹拌
しながらリン酸を徐々に加えた。可溶性リン酸化グルカン生産物から成る沈降物
は約1時間後明らかとなる。バイオ活性生産物の収量増加のため約100’Cで
約3〜12時間反応混合物を保持すことが好ましい。実際に、約1 ’OO’C
で約6時間の反応後、収量は約70〜90%でおる。可溶性生産物のリン酸化度
は反応時間で若干変化する(例えば、3時間で1.48%、6時間で2.23%
)。
バイオ活性可溶性リン酸化グルカン生産物は、次のように反応混合物から単離さ
れる:その混合物はリン酸化反応停止のために冷却され、沈降物を再懸濁するた
めに十分量な蒸留水で希釈される。生じた溶液は、どのような残留沈降物除去の
ため粗、中間、微細な焼結ロートを通して濾過される。その溶液は、その後、約
10,000ダルトン分子1(MW)より小さい成分の全てを除去するためにモ
レキュラーシーブにかけられた。このように、DMSO,[i素、グルコースお
よび未反応リン酸はその溶液から除去される。モレキュラーシービングは、これ
らのの低くすなわち、約10,000ダルトンより小さい)MW酸成分除去する
いかなる方法によっても達成される。おる例証においてその溶液は、約5日間流
れる蒸留水に対しスペクトル図。
−(5pectrapor)メンプラン透析配管および透析を用いて篩われる。
他の例証においてその溶液は、10,000ダルトンMWメンブランフィルタ−
および大容量透析4液を有するミリポアー(Hillipore)ダイアライザ
ー/コンセントレータを使用して篩われる。モレキュラーシーブにかけた後、生
じた溶液は綿毛のような粉末組成物形態の最終可溶性リン酸化グルカンを調製す
るために濃縮・凍結乾燥される。結晶構造は観察されない。
本発明従う可溶性リン酸化グルカンの調製方法において使用した微粒子グルカン
は、既知の方法によりサツ力ロミケスセレビシエ細胞壁から単離されるであろう
[例えば、ジ ルジオ等、 、 1979.インターナショナル ジーナル オ
ブ キャンサ−24: 773〜779頁;引例として含まれたハッシド等、、
1941 、ジャーナル オブ アメリカン ケミreference) 、
]。簡単に、実際は微粒子グルカンは、次のように調製される:乾燥イーストは
、水酸化す1〜リウム水溶液中で消化され、約100℃で約4時間加熱され、そ
して−夜保持される。上7M液はデカントされ、その工程は3回繰り返される。
残留物はHCΩを使用して酸性化され、加熱され、100’Cで約4時間保持さ
れ、そして1夜冷却される。上澄液はデカントされ、酸消化は2回繰り返される
。その残留物は、その後、蒸留水で繰り返し洗浄され、エタノールで少なくとも
24時間抽出される。赤褐色上澄液はその後アスピレートされ、捨てられる。エ
タノール抽出は、上澄液が本質的に無色となるまで繰り返される。エタノールは
、蒸留水で残留物を繰り返し洗浄することにより除去される。微粒子グルカンは
遠心分離または濾過により集められる。
「分子弛緩薬」として作用することが知られている尿素以外の多くの化合物も、
DMSOが微粒子グルカンの三重らせん立体配置を弛めるために使用された後、
水素結合の再形成防止のため除去される。これらの化合物は、(1)エチレンジ
アミン四酢酸、(2)ヒドラジンスルフェート、(3)モノエタノールアミン、
く4)グアナジン、(5)グアニンおよび(6)チオ尿素を含む。加えて界面活
性剤、トウィーン2 Q (丁ween−20)のような乳化剤およびアルコレ
ツク(Alcolec)およびセントロレックスf [(Centrolexf
(レシチン)]のようなリン脂質乳化剤も、微粒子グルカンを溶解し、リン酸化
する試みに使用された。可溶性免疫バイオロジー的活性剤は決して得られなかっ
た。
本発明の他の実1g様に従えば、可溶性リン酸化グルカンは多くの他の微生物源
から誘導された中性ポリグルコースまたはポリグルコースタンパク質生成物から
調製し得る。。
かかる源の非徹底的なリストを第1表に示す。
(以下余白)
珂1−でi−i袈
可溶性リン酸化グルカン調製用に使用され得るグルカン源の例タラビセブス・バ
ーブレア (Claviceps purpurea)コルリネラス・シイタケ
(Qorl 1nel lus shi 1take)レンチナス・ニド−デ
ス (L ent i nus edodes)スフレロチイウム・グルカニラ
ム (SClerOtiUm glucanium)スクレロティウムーoルシ
フイ(3C1erOtium rolsfi)シゾロフィラム・コムネ (sh
izophyl lum commune)ストレプトコッカス・サリバリウス
(Streptococcus 5alvarius)ステレウム・サンギル
シンタム (3tereum sangu’+nolentum)ウィンギア・
ロベルトシ (Wingea robertsi i)5.2.可溶性リン酸化
グルカンの特性本発明に従って、調製されたサツ力ロミケスセレビシエから得ら
れた可溶性リン酸化グルカンの溶解性は、水中で約50my/rdよりも大であ
る。可溶性リン酸化グルカン水溶液は非粘性であり、甘い味ではない。
5.2.1.基本的な組成
ガルプレース ラボラトリーズ[テネシー州ノックスビル(Knoxvi I
Ie、 TN)]で測定された可溶性グルカン製剤の基本的な組成は、第2表に
示される。第2表に示されるデータはC40H8□P03□と記載されるこの製
剤の平均的な経験式を許容する。このように可溶性リン酸化グルカンにおいて各
々の6.6グルコース残基に対し平均的な1つのホスフェート基がある。
(以下余白)
週1」とj艮
可溶性リン酸化グルカンの基本的組成8元素または成分 モ ル %
C34,66
水和水 11.78
5、2.2.構造配置
多くの方法は、可溶性リン酸化グルカンの分子量(MW)および構造配置の各種
特色を決定するために使用された。
5.2.2.1.モレキュラーシービングt710−ス(Sepharose)
CL−6B−200[ファーマシア ファイン ケミカルズ、ビス力タウエイ、
ニューシャーシー州(Phamacia Fine Chemicals、Pi
scataway、NJ)]を使用するカラムクロマトグラフィーは、80%の
可溶性グルカンが10,000〜100,000ダルトン範囲の分子量、20%
のものが約100,000〜約500,000ダントン範囲の分子量であること
を示した。
5.2.2−2.核磁気共鳴スベク1〜ロスジくニブルツカ−(Brucker
)W P −200スペクトロメータ[プルツカ−インストルメンツ、ビレリカ
、マサチューセッツ州(Brucker Instruments、B111e
rica HA) ]を使用するC−13核磁気共鳴(13C−NMR)スペク
トロスコピーは、本発明に従って調製されたサツ力ロミケスセレビシエからの可
溶性リン酸化グルカンの種々の構造特性を測定するために実施された。
NMR研究用サンプルは、水中で10%酸化デユーチリウム(D20)を使用し
て調製された。サンプルは、最初対照物質なしで測定され、その後少アリ]−ト
の1,4−ジオキサン添加後に行なわれた。サンプルの全ては10m直径試験管
に投入された。
可溶性リン酸化グルカンの130−NMRスペクトル研究は、C−6炭素位置に
分岐を有しないβ−1−3グルカン3S造を示した(第1図参照)。NMRスペ
クトルは、微粒子グルカン類の三重らせん鎖の実質的な不存在を示ず。リン酸化
度は、実質的に分析データに従う3,6%と評価された。
本発明に従って調製されたサツ力ロミケスセ1ノビシエからの可溶性リン酸化グ
ルカンのスペク1〜ルに対して、分岐β−1−3と’1−60グルカンであるレ
ンチナン製剤(味の素(株)東京、日本国)は、40mg/d<第2A図)また
は3my/mp、<第2B図)の各々でNMRスペクトルの減衰を示した。この
ことは、この分子、特に40m!j/d!の濃度においてゲル状態によると考え
られる。非ゲル3m91/m!!濃度の10%D20溶液においてシグナルは得
られなかった。 第1図と第2図の比較は、レンチナンと可溶性リン酸化グルカ
ンとの間の完全な構造および立体配座上の違いを示す。β−1−6結合にJ5け
るレンチナンの不規則立体配座しサイトウ等、 、 1977、カーボハイドレ
ー1〜 リザーチ、 58:293〜305 (Saito et al、、1
977、Carbohydrate Re5earch、58: 293〜30
5) ]と対照して本発明に従う可溶性グルカンの規則立体配座は明らかとされ
る。
可溶性リン酸化グルカンが注入可能なバイオロジー的反応モデュレータとして微
粒子グルカンより多くの利益をもたらすために、可溶性グルカン特有の毒性、発
熱性および免疫抗原性は微粒子グルカン特性と比較し特定の比較例とともに記録
される。
5、3.1.非毒性
急性毒性は、各種服用量で可溶性リン酸化グルカンは正常動物への単一静脈注射
後に評価された。処置動物は注射後30時間観察された。
ある一連の実験において49ICR/H2Dマウスは3グループ(各々15匹)
と2グループ(各々2匹)に分けられた。1〜3グループは、それぞれ40,2
00および”10100O/Kgの可溶性リン酸化グルカンを、第4および第5
グループにはそれぞれ1,600および2、O○Omg/に’jを含むO,!M
塩化ナトナトリウムaline)溶液を受けた。いずれのグループにおいても死
亡は観察されなかった。
ざらに、いずれの生理学または行動上の変調がないことは明らかであった。著し
く異なり微粒子グルカンで同様に処置したマウスの場合、250m’j/ Kg
において20%死亡率が、そして500mg/Kffにおいて100%死亡率が
観察された。
他の一連の実験にa5いて2グループ(各々5匹のスプラキュードーレイラット
(Spraque Davley rats)は、静脈注射を通じてそれぞれ2
50および500m9/Kgの可溶性リン酸化グルカンで処置された。死亡率お
よび生理学または行動上の機能の変調のないことはいずれのグループにおいても
明らかであった。これに対してそれぞれ75および150my/に!17の微粒
子グルカン静脈注射の後30%および100%死亡率が観察された。
可溶性リン酸化グルカンを0.40,200および1゜000my/Ky服用量
含む塩化ナトリウム溶液を週2回静脈注射した後慢性毒性は評価された。体重、
雌管重量、全体および顕微鏡的病理学、血清電解質、溶質、肝臓および肝機能の
指示的血清酵素が監視された。
ある一連の実験においてマウスは、可溶性リン酸化グルカン処置後0,8,11
,15,22および30日にそれぞれ計量された。顕著な差がないことは、投与
された可溶性リン酸化グルカンのいかなる服用量のものの体重計量においても観
察された。慢性処置30日後動物は犠牲とされた。肝臓、肺および腎臓の重量の
顕著な差は見られなかつmg/ K’j可溶性グルカン(0,01<l)<0.
001>処置マウスにおいては注目され、200mg/N9処置マウスにおいて
は注目されなかった。
他の一連の実験においてマウスは、可溶性リン酸化グルカン処置後(週2回)そ
れぞれ0.15,30.49および60日に計量された。顕著な差がないことは
、投与された可溶性リン酸化グルカンのいかなる服用量のものの体重計量におい
ても観察された。可溶性リン酸化グルカンで慢性処置60日後、動物は犠牲にさ
れた。肝臓、肺および腎臓の重量の顕著な差は見られなかった。牌臓重醋の統計
上の顕著な増加は、1000m3/Kgの可溶性リン酸化グルカン(p<0.0
01>ffi置マウマウスいて明らかであった。
慢性処置30日または60日後、顕著な変調がないことは次の血清組成において
明らかであったニゲルコース、血中尿素窒素(BUN)、尿酸、コレステロール
、1〜リグリセリド類、全タンパク質、アルブミン、グロブリン、クレアチニン
、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、重炭酸塩およびアニオンギ
ャップ。その上顕著な変調のないことは次の酵素において明らかであった:アル
カリ性フォスファターゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ、セラム グルタミック オキ
ザル酢酸(oxalacetic) トランスアミナーゼ、セラム グルタミッ
ク ビルごツク トランスアミナーゼおよびクレアチニン ホスホキナーゼ。い
かなる変化もセラム ビリルビンにおいて検出されなかった。
30日の慢性処置後マウスから得られた組織に関する組織研究は、1回の注射当
り40および200m’j/に’jの可溶性リン酸化グルカンを受けたマウスに
おいて実質的に正常な肝臓を示した。1000my/Kgの可溶性リン酸化グル
カンを受けた動物において単球浸潤が肝臓で急速に明らかとなった。マウスの肺
および腎臓組織は実質的に正常であった。
60日慢性処置後マウスから得られた組織に関する組織研究は、40および20
0〜/にり服用の注射を受けた動物において肝肉芽腫はほとんど示さなかった。
ざらに多くの単球浸潤は’looomy/Ny注躬を受けたマウスで観察された
。死体解剖動物の全てにおいて肺組織は実質的に正常であった。
慢性毒性は、2501g/Ngの可溶性リン酸化グルカンを含む塩化ナトリウム
溶液の腹膜腔内注射5/d!を7日間受けた(FDA要求テスト)モルモット[
バーラン スプラキュー ダーレイ、ヒユーストン テキサス州(Harlan
5praqUe Dawley、Houston 、TX)]を使ッテ更に評
価された。第3表に現わされた結果は、同量の0.9%塩化ナトリウム溶液を受
けた比較例に対し可溶性グルカン処置を受けたモルモットの成長障害があった事
実を示す。7日間慢性処置後、処置動物の体重は、しかしながら、初期重量に比
較し9%も増加した。
(以下余白)
慢性毒性は、可溶性リン酸化グルカン<5mg/に9>を週2回静脈注射を受け
た2匹の成人メス大について120日間評価された。その犬は、プリナ チョI
J7(Purina Chow)および水をアト リビタムに与えられ週2回カ
ン入り市販ドッグフード[アルボ(Alpo) ]が補足された。体重および血
清溶質、電解質および酵素が0.17,24,38゜80および120日間監視
された。120日慢性処置後、2.8Kgまたは約22%の体重の平均重量増加
が観察された。
顕著な差がないことは、次の血清溶質にいあて観察されされた:カルシウム、リ
ン、ナトリウム、カリウム、塩素、重炭酸塩およびアニオンギャップ。顕著な差
がないことは次の血清酵素にいあて観察された:アルカリ性ホスファターゼ、乳
酸デヒドロゲナーゼ、セラム8グルタミック オキザル酢酸(oxalacet
ic) トランスアミナーゼ、セラムグルタミツク ピルビック トランスアミ
ナーゼおよびクレアチニン ホスホキナーゼ。
更に顕著な差がないことは、可溶性リン酸化グルカンを50m9/rdを週3回
、3ケ月間投与治療後患者の血清バイオケミストリーにおいて観察された。
5、3.2.非発熱性
可溶性リン酸化グルカンの発熱性は、7.5m’J/に’Jaよび30m3/に
3の服用間で圧気の大に静脈内への単−注射後評価された。体温は、注射後14
日間測られた。
第4表に現わされた結果は、この慢性動物モデルにおいて発熱反応を示さない。
急1/し5匁
犬における急性または慢性発熱反応の不存在処置服用量 平均体温(”C)
(ln’J / K’J ) 時間(時間)7.5 38.337,438.3
38.338.33B、7130.0 3B、637.038.038.538
.438.6発熱性は、可溶性リン酸化グルカンの1.5,10,15.25お
よび50yt/Ksの服用量の多注射を受けた、ネンブタール(Nambuta
l、 30my/Kg>麻酔剤を受りた3匹の大を使って3時間以上評価された
′。体温は、巨丸注人後15分において測定された。発熱効果のないことはいず
れの服用量においても観察された。
可溶性リン酸化グルカンの発熱性は、ラビットにおいても評価されたa7匹のラ
ビットは2グループ(2匹と5匹)に分けられた。グループ1は等容性塩化ナト
リウム溶液、グループ2は5 m5 / K’Jの可溶性リン酸化グルカンを含
む塩化ナトリウム溶液を静脈性用により受(プた。コア体温は、単一の巨丸注人
後100分間、15分間間隔で監視された。
比較例ラビットは、0.2℃の温和な体温減少を示した。
可溶性リン酸化グルカン処置ラビツ1〜は、0.44°Cの平均増加を示した。
このようにラビツ1〜において若干の発熱性が見られた。
5、3.3、非免疫抗原性
IgG抗体検出用に設計された界面リングテストは、犬への慢性的に投与された
際に120日間の可溶性リン酸化グルカン免疫抗原性を評価するため使用された
。
血清サンプルは、5 m!I / K9の無菌、発熱物質のない可溶性リン酸化
グルカン静脈処置を週2回の割合で120日間慢性処置した後の成人メス大から
得られた。界面リング沈降素テストは次のように行なわれた:0.1dの未希釈
抗血清は、ピペットで試験管に入れられた。抗原またはリン酸化可溶性グルカン
は1 :2.1 :4.1 :8.1 :16および1:32の希釈でもって平
界面を形成するように抗血清上に層を形成させられた。界面の白沈降素リング形
成は、グルカンに対する抗体特異性の存在を示す。沈降素リングのないことは、
いずれの抗原希釈液においても検出され1こ。
5.4.可溶性リン酸化グルカンの使用法5.4.1.p染疾病の 5および治
療免疫反応および細網内皮系刺激における可溶性リン酸化グルカンの有効活性の
ために、各種の微小有機体により誘導された疾病に対する予防および治療的適用
に特に有効である。可溶性リン酸化グルカンが体液および分泌成分と同様にマク
ロファージの数、機能活性および相互作用、TおよびBリンパ球、白血球および
自然キラー細胞を調節する体の非常に基本的なホスト防衛システムに影響を与え
るために、広範な配列の感染疾病の非特異的修飾に可能性を有する。
可溶性リン酸化グルカンは、スタフィロコッカス・アウレウス、ストレプトコッ
カス・ニューモニエ、マイコバクテリウム・チューバーコロシス、ヘモフィルス
・インフルエンザ、ディプロコツカス・ニューモニエ(これらに限定されない)
を含むダラム陽性菌;エシェリキア・コリ、バクテリウム−エンテリチス(Ba
cterium enteritis)、フランジセラ・フランジセラ(これら
に限定されない)を含むグラム陰性菌;マイコバクテリウム・レブレ(これに限
定されない)を含む抗酸性菌;肝炎(これに限定されない)を含むライスル類;
単純性庖疹■およびT1等;カンジダ・アルビカンス(これに限定されない〉を
含む菌類ニスボロトリウム・ジエンキイ;およびレイシマニア・ドノバニ(Le
ishmania donovani)、シストツマ・マン’)二(Schis
tosoma mansoni ) (これに限定されない)を含む原生動物奇
生体;等により誘導される疾病予防および治療のため単独か既知の抗微生物剤と
組合せて使用し得る。
加えて可溶性リン酸化グルカンは、先天的または後天的免疫不全か化学治療処置
の副作用の結果免疫抑制された動物およびヒト中の条件的感染の予防および処置
に使用されるだろう。
可溶性リン酸化グルカンは、次の利益に限定されないが次の利益を含む感染!2
!l置に特に利益をもたらす多くの特徴を示す:
(1)可溶性リン酸化グルカンは、広範な活性を有1゛る。
細菌、菌類、ウィルス類および奇生体有機体により誘導された感染に対して有効
で必る;
(2)可溶性リン酸化グルカンは、アミノグリコシド抗生物質(これに限定され
ない)等を含む感染J置に通常使用されるバイオ活性剤と組合−で付加的又は相
乗的効果を有する;
(3)可溶性リン酸化グルカンは、その効果がホスト(宿主)により仲介される
ため、原因となる有機体において抵抗の発生を誘導しない:
(4)可溶性リン酸化グルカンは、極めて低毒性を示す;(5)可溶性リン酸化
グルカンは、白血球減少症の成長を防止し、修正する:
(6)可溶性リン酸化グルカンは、ホストの細胞上および体液免疫反応の数多く
の多様な概念を高揚する:そして(7)可溶性リン酸化グルカンは、ホストにお
いて免疫抑制成長を防止しまたは逆にする。
5、4.2.新生細胞の治療
マクロファージ食作用および分泌活性の刺激および可溶性リン酸化グルカンに起
因するマクロファージ類増殖の高揚のため、この組成物は、腺癌、細網細胞肉腫
(これに限定されない)等を含む悪性新生疾病処置のため、単独か外科または化
学療法柔のような他の物理療法と組合せて有利に使用し得る。
加えて可溶性リン酸化グルカンがリンパ性白血病(これに限定されない)を含む
腫瘍細胞増殖に対して直接抑制効果を及ぼすため、この組成物は腫瘍成長および
転移を抑制するために有効に使用し得る。
結局、可溶性リン酸化グルカンは、マクロファージ細胞において可溶性細胞毒性
/細胞増殖抑制因子(以後、マクロファージ細胞毒性因子rMcTJと称する。
)の生産および分泌を刺激することが示される(第7図参照)。MCTは、腺癌
(これに限゛定されない)等を含む癌性細胞に毒性であるマクロファージ細胞の
上澄培養地から単離された未知構造の可溶性タンパクフラクションである。この
ように、可溶性リン酸化グルカンは、インビボでMCT生産を刺激するめために
有利に使用し得る。更に、可溶性リン酸化グルカンは、インビトロでマクロファ
ージ細胞によりMCT生産を刺激するために使用し得る。
5.5.投与経路
本発明の可溶性リン酸化グルカン類は、経口的;静脈、腹膜腔内、皮下、筋肉内
(これらに限定されない)等の注射:鼻および鼻咽頭内部への局所適用:および
エアロゾール経由吸入および呼吸路内層への適用(これら限定されない)等の多
くの経路により予防および治療用に投与し得る。
動物またはヒトに投与される際、可溶性リン酸化グルカンは水、水性溶液、いか
なる生理学的に許容可能な製剤上担体またはベヒクルと組合せられる。
次の一連の実施例は、本発明の範囲について説明する目的であり、何ら限定する
ものではない。
6、可溶性リン酸化グルカンの調製法
ジ ルジオ等[1979,インターナショナル ジャーナルオブ キャンサー2
4ニア73〜779 夏Int’l J、Cancer 24ニア73−779
) :の方法に従ってサツ力ロミケスセレビシエから微粒子グルカンは調製され
た。簡単に、6Ωフラスコを使用し、5400mの乾燥イースト[ユニバーサル
フーヅ コーポレーション9.ミルウォーキー、ワイダボ州(Universa
l Foods Corp、、 )lilwaukee、 WI月を39の3%
水水酸化ナトトリウム水溶液中懸濁させた。その懸濁液は、沸騰しているウォー
ターバス中に4時間置かれ、−夜冷却されそして上澄液はデカントされた。この
工程は3回繰り返された。残留物は、その後800dの濃塩酸に29の3%塩酸
を加えたもので酸性化し、沸騰しているウォータバス中に4時間置かれた。その
懸濁液は、−夜装置され、上澄液はデカントされた。残留物は、さらに、3Ωの
3%塩酸を用いて100℃で4時間消化され、−夜冷却され、デカントされた。
3%塩酸消化は2回繰り返された。残留物はその後蒸留水(20℃)で3回、そ
して蒸溜水(100’C)で2回洗浄された。1Ωのエチルアルコールは、残留
物に加えられ、十分に混合され、最大抽出のため最少24時間放置された。暗赤
褐色アルコール上澄液は残留物からアスピレートされ、棄てられた。そのアルコ
ール抽出工程は、アルコール上澄液が実質的に無色となるまで繰り返された。
そのアルコールは、熱水で残留物を4回洗浄することにより除去された:微粒子
グルカン製剤は、その後、遠心分離により集められ、冷凍され、そして凍結乾燥
された。
可溶性リン酸化グルカンは、本発明に従い、次のように微粒子グルカンの可溶化
およびリン酸化により調製された:18amの尿素(8M)を50dのジメチル
スルホキサイ溶解した。Ionの微粒子グルカンを加え微細懸濁液を形成させた
。フラスコを100’Cに加熱し、10dのリン酸(85%)を徐々に滴下した
。その混合物を沸騰しているウォーターバスに入れて100℃で3〜12時間保
持した。
約6時間反応させることが好ましい。
加熱工程において約1時間後沈降物が目視できるようになり、その後それが増加
した。約6時間後、その混合物を冷却し、200dの蒸留水で希釈し、沈降物を
再懸濁させた。その混合物を粗、中間、微細な焼結ロートで口過し、沈降物を除
去した。
生じた溶液を、その後、グルコース、DMSOおよび尿素を含む低分子量(MW
)フラクションを除去するために分子的篩にかけた。
ある一連の実験においてモレキュラーシービングは、スペクトラポアーメンプラ
ン ダイアリシス チュービング[フィッシャー サイエンティフィック コー
ポレーション:ピッツバーグ、ペンシルバニア州(Fisher 5cient
ific Co;Pittsburgh、PA) ]を使用し、流れる蒸留水に
対し5日間透析することにより達成された。このチュービングの穴(ポア)のM
W範囲は、約12,000ダルトンである。
他の一連の実験においてモレキュラーシービングは、10゜000MWモレキュ
モレキュラーターを有するミリポアダイアライザー/コンセントレータ−[ミリ
ポア コーポレーション、ベッドフォード マサチューセッツ州(Milipo
re Corp、、 Bedford、HA)]を用いて行なわれた。約701
)の透析溶液を、低MW化合物用に使用した。他のケースにおいて最終製剤のグ
ルコースの確認テストは否定的であった。その上、高速ガス−液クロマトグラフ
イーを使用したがDMSOは最終製剤中に検出できなかった。
モレキュラーシービング後、可溶性リン酸化グルカンを含む溶液を濃縮し、凍結
乾燥した。このリン酸化グルカンは、凍結乾燥状態で少なくとも2年間、がっ、
−20’Cで保持された溶液で少なくとも15ケ月間安定である。
7、可溶性リン酸化グルカンの免疫バイオロジー的特性下記に報告される実験の
すべてにおいて、動物はプリナラボラトリーカラ(Purina Labora
tory Chow)で12時間明/暗サイクルで空調付きの部屋でアドリビタ
ムで扶養ざ高揚の修飾
化学療法、先天的か後天的免疫不全(例えば、後天性免疫不全症候群またはエイ
ズ(AIDS)’]のいずれかのために免疫抑制を受ける動物は、多様な条件的
有機体感染に感受性がある。例えば、AIDS患者の死亡の主要な原因は、ペヌ
モシスティス・カリニイ(Penumocystis carinii)によっ
て起こされる肺炎である[例えば、シャツフィー等、 、 1983.ジャーナ
ル オブ インフエクシャス ディシース、148:339〜345;コツトリ
ーブ等、、1981.ニューエンジニアリング ジャーナル オブ メディシン
305 ; 1425〜1431頁参照のこと(See e、g、、Jaffe
e et al、、1983. J。
Infect、 Dis、 148; 339−345;Gottlieb e
t al、、198tNew Eng、 J、 Hed、 305:1425−
1431月。
ウオルツヤー等[1983,ジャーナル オブ レティキュロエンドテリアル
ソサイヤティ 33;1〜9頁: 1979;インフエクシャス イミュノロジ
−24: 939〜947頁(1983、J、Reticuloendothe
l、Soc、33:1−9;1979; Infec、Immunol、 24
:939〜947)]による以前の研究は、コルチコステロイドの慢性投与によ
り免疫抑制された際、マウスの031−4/ He J菌株が他の菌株に対する
よりペヌモシスティス・サリニイ(P、Carinii )に誘導された肺炎に
より感受性であることを示した。ヒト類似動物においてペヌ玉システィス肺炎成
長は、免疫抑制増加のため潜在的感染活性化を示す。
次の実験は、慢性的免疫抑制化C31−1/ )−1e Jマウスに対する可溶
性リン酸化グルカン投与が生存率を高め、かつ、動物に対する条件感染感受性を
減少することを示ず。
7.1.1.1土Ω贋加
ある一連の実験において100匹のC3H/HeJマウス[ジャクソン ラボラ
トリーズ、バーハーバ−、メイン州(Jackson Laboratorie
s、Bar Harbor、)fE月を各々25匹の4グループに分けた。グル
ープ1は0.5dの5%グルコース溶液を静脈内に、グループ2は5m5lの可
溶性リン酸化グルカンを静脈内に、グループ3は1.5m!Jのコルチゾン ア
セテート[アブジョン、カラマズー、ミシガン州(Upjohn、Kalama
zoo、 )IN月を皮下に、グループ4は5m!lの可溶性リン酸化グルカン
を静脈内および1.5m!iのコルチゾン アセテートを皮下の両者を受けた。
マウスの全ては、週2回、5週間にわたり処置され、生存率は60日間監視され
た。コルチゾン アセテート処置動物は、投与ステロイド服用量がウォルツァー
(Walzer、上記)により示された要求値よりも多かったために著しく免疫
抑制されたことに注目すべてきである。
その結果は第3図に示される。第3図に示されるように、グルコース単独(グル
ープ1)か可溶性リン酸化グルカン単独(グループ2)処置されたマウスの死亡
はなかった。
24日までにコルチコステロイド単独処置マウスの生存率は12%であった(グ
ループ3)。組織病理学的研究において死亡原因は、脳を含む細菌と菌類感染で
あることが示された。これに対し、24日までにコルチコステロイドおよび可溶
性リン酸化グルカン処置マウスの生存率は、約68%であった(グループ4)。
かかるマウスの長期生存率は、コルチコステロイド処置マウスと比較すると高く
、統計上重要である66%であったlp<0.001>。
次の実施例は、可溶性リン酸化グルカンが正常および慢性的免疫抑制マウスのエ
シェリキア・コリ感染抵抗を高めたことを示す。
60匹のC3H/HeJvウスは、4グループ(各々15匹)に分けられた。グ
ループ1は5%グルコース(0゜5d)を静脈内へ3回注射、グループ2は4m
3/動物の可溶性リン酸化グルカンを静脈内へ3回注射、グループ3は1.5m
g/動物のコルチゾン アセテートを皮下へ3回注射、そしてグループ4は4m
3/動物の可溶性リン酸化グルカンを静脈内と1.5m9/動物のコルチゾン
アセテートを皮下とを組合せて3回注射を、3目間隔で受けた。最終性!)!後
3日間マウスは、2.5X107エシエリキア・コリ細菌を腹膜腔内に受けた。
生存率は、エシェリキア・コリ感染後15日間監視された。
第4図に示された結果は、エシェリキア・コリ感染の正常なグルコース処置マウ
スにおいて65%生存率を示す(グループ1)。エシェリキア・コリ感染7日後
、このグループにおいて死亡はなかった。これと反対に、可溶性リン酸化グルカ
ン処置正常マウスにおいて0%死亡率が観察された(グループ2)。このように
、可溶性リン酸化グルカン予備処置は、正常動物にd3いてエシェリキア・]り
感染抵抗を顕箸に高めた。
第4図に現された結果は、コルチコステロイド投与による慢性的に免疫抑制され
たマウスの著しい死亡率をも示す。
グルコース処置された免疫抑制マウスにおいて(グループ3)、40時間にお【
プる50%死亡率および5日における75%死亡率は注目すべきであった。これ
と正反対に、可溶性リン酸化グルカン処置された免疫抑制マウスは(グループ4
)、0%死亡率であった。このように比較例およびコルチソン処置マウスの両者
において可溶性グルカンは、正常およびコルチソン抑制マウスの両者でグラム陰
性感染に対する完全な保護を生ずるホスト抵抗を高めることができた。
これらの研究においては、コルチソン免疫抑制服用量を受けたマウスへの可溶性
グルカン投与が感染に対するコルチソン誘導感受性を修飾することが示される。
それ故、グルカンは、自然感染からの死亡率を減少させるコルチソン慢性投与の
免疫抑制効果ばかりでなくコルチソンの相対的急性免疫抑制効果を修飾し得る。
次の実験は、スタフィロコッカス・アラスレウスと関連した敗血症の致死効果の
修飾における可溶性リン酸化グルカンインビボ投与の有効性を示す。
20匹のICR/TEXマウスは、二つのグループに分けられ、次のように処置
された。敗血症誘導前3,2および1日において、グループ1は可溶性リン酸化
グルカン(200#Ig/Kg)を静脈内注射、比較例と称するグループ2は同
容量等張グルコースの静脈内注射を受けた。ポリサッカライドの第3投与後の1
日、両グループは1.0X109細胞スタフイロコツカス・アウレウスの静脈注
射を受けた。実験および比較例のマウス生存率は、130日間観察された。
結果を第5図に示す。そこに示されるように、スタフィロコッカス・アウレウス
感染後2日においてグルコース処置マウスで60%死亡率が観察された(グルー
プ2)。同時に、しかしながら、感染前に可溶性リン酸化グルカン処置動物にお
いて0%死亡率が観察された。感染後8日で比較例グループの27%が生存した
。これに対し、可溶性リン酸化グルカン処置動物の生存率は、同時期に100%
であった。いずれのグループにおいてもの130日間、死亡は更に生じなかった
。このように、可溶性リン酸化グルカン予備処置は、その後のスタフィロコッカ
ス・アウレウス感染致死を著しく減少させた。
次の実験は、その後の実験的に誘導されたエシェリキア・コリ敗血症に対する可
溶性リン酸化グルカン腹膜腔内投与の有効性を示す。
79匹の成人ホワイトマウスは8グループ(各々8〜13匹)に分けられた。比
較例と称するグループ1は1dのグルコース(5%)、陽性比較例と称されるグ
ループ2は3mlの微粒子グルカン、グループ3はエシェリキア・コリに対抗前
24時間に12.5m9の可溶性リン酸化グルカンを受けた。グループ4,5.
6および7は、エシェリキア・コリ対抗前それぞれ6.2.1,0時間に12.
57Rffの可溶性リン酸化グルカンを受けた。グループ8は、エシェリキア・
コリ対抗後2および4時間に12.5mgの可溶性リン酸化グルカンを受けた。
処置の全ては、腹膜腔内注射投与であった。エシェリキア・コリ(1,0X10
8細胞)も、腹膜腔内経路で注射された。それらの結果を第5表に示す。
(以下余白)
第5表
エシェリキア・コリ(E、Co11)敗血症による死亡率に関する可溶性リン酸
化グルカン投与時間の影響%生存率
1 グルコース −2440000
2PG −241001008888
3SPG −2480807070
4SPG 、 −61001001008853PG −220,202020
7SPG O30000
aグループナンバーは本明細書中で述べられた処置プロトコールを対象とする。
各グループの動物数は8〜13であった。
bPGは微粒子グルカンを示す;SPGは可溶性リン酸化グルカンを示す。
C動物が処置された時間
648時間後、いずれのグループにおいても死亡率はさらに観察されなかった。
第5表に示されるように可溶性リン酸化グルカンの腹膜腔内投与は、実験的誘導
エシェリキア・コリ腹膜炎マウスの生存率を著しく高めたくグループ3と4)。
観察されたように可溶性リン酸化グルカンは、エシェリキア・コリで対抗する前
6時間になってようやく有効に投与し得る。
エシェリキア・コリ投与と同時かその後の可溶性リン酸化グルカン投与は、感染
の激痛特性のためにエシェリキア・コリ腹膜炎致死を逆にすることにおいて有効
ではなかった(グループ7と8)。
7、2.2.2.服用反応
他の一連の実験は、エシェリキア・コリ誘導腹膜炎および死亡率に関し各種服用
量の可溶性リン酸化グルカン投与効果を測定するために行なわれた。
106匹のホワイトマウスは、それぞれ9〜30匹のグループに分けられた。比
較例と称するグループ1〜2は、等容性グルコースを受けた。グループ2〜7は
、可溶性リン酸化グルカンをそれぞれ1,1,2,4,8,10.20.120
,200および260m37Kg受けた。注射の全部は、エシェリキア・コリ(
IX10B細胞)腹tta腔内投与による腹膜炎誘導24時間前に腹膜腔内投与
された。結果は第6表に示される。
第6表
エシェリキア・コリ腹膜腔内投与の死亡率に関する可溶性リン酸化グルカン(S
PG)の服用量の効果81 グルコース 3013
2 SPG 22 1 78
3 SPG 12 .2 83
4SPG 12 4’83
5 SPG 12 8 83
6 SPG 9 10 100
7 SPG 9 20 B9
aエシェリキア・コリ対抗24時間前に腹膜腔内に与えられたグルコースか可溶
性リン酸化グルカンの単一注射生存率は対抗24時間後に測定された。
第6表に示されるように、”Im3/Kg〜20m’iJ / Kg範囲の可溶
性リン酸化グルカン全服用量は、エシェリキア・コリの腹膜腔内感染により対抗
された動物の生存率高揚において有効であった。
以前の研究では、微粒子グルカンがネズミ肝炎つイスル(MHV)菌株A59[
ウィリアム反およびジ ルジコ、1980、サイエンス208:67〜69頁(
Willams and Di Luzio、1980.5cience 20
8:67〜69) 3で対抗されたマウスの生存率を増加させ、肝壊死を抑利し
、食作用活性を高揚状態に保持することが示された。
次の実験は、可溶性リン酸化グルカンの前投与が実験的に誘導されたウィルス肝
炎を有するマウス生存率を高揚したことを示す。
20匹のオスC57BL/6Tex マウス[ティムコ、ヒユーストン、テキサ
ス州(Timco、 Houston、丁X) ]を2グループに分けた。比較
例と称づ−るグループ1はグルコース(0,5a!/マウス)静脈内注射を受け
、グループ2は急性ウィルス肝炎誘導の3,2および1日前に可溶性リン酸化グ
ルカン<5my/マウス)静脈内注射を受けた。
肝炎は、MHV菌株A59の16の補体結合単位(CFU)腹膜腔内注射により
誘導された。
マウス生存率は、ウィルス投与後30日間監視された。
結果を第6図に示す。
第6図に示されるように可溶性リン酸化グルカン投与は、急性ウィルス肝炎のマ
ウス生存率を著しく高めた。肝炎誘導6日後、比較例グループにおいて50%生
存率が観察された。これに対lノ、その際に可溶性リン酸化グルカン予備処置グ
ループにおいて100%生存率が観察された。いずれのグループにあいでも死亡
はその後観察されなかった投与可溶性リン酸化グルカンの効宋
次の実験は、経口投与可溶、性リン酸化グルカンがイースト カンシタ・アルビ
カンス誘導敗血症の致死効果の修飾において有効でめることを示ブ。
25匹のオスICR/Texマウスを2グループに分Gノだ。グループ1(13
匹)lよ、5.0m’j/厩の可溶性リン酸化グルカン含水飲料水を与え7日間
扶養された。そのマウスは約1.2〜II5巖/日の飲料水を飲み、このような
処置動物は約7my1日の可溶性リン酸化グルカンを経口で受【プた。比較グル
ープと称するグループ2(12匹)は、実験期間を通じて水道水で扶養された。
0日に動物の全ては、カンシタ・アルビカンス(3,0X106細胞/マウス)
静脈注射を受けた。グループ1は、飲料水中の可溶性リン酸化グルカンを感染後
5日間経口で受け、その後、これらの動物は水道水で扶養された。両グループの
マウス体重を監視した。グループ1と2の両者のマウスは、同じ割合で体重が増
加した。両グループの生存率も同様に監視された。その結果を第7図に示す。
第7図に示されるように、カンシタ・アルビカンス感染前および感染後5日間の
可溶性リン酸化グルカン、経口投与は、一時的増加であるが、マウス生存率増加
に重要となった。感染25日および30日後、可溶性リン酸化グルカン処置グル
ープの生存率は、比較例グループにおけるより極めて大きくなった(p<0.0
5レベルにおいて) (カイ二乗テストλ<0.5<0.01 >。比較例グル
ープのメディアン生存期間は18日であったニ一方、可溶性リン酸化グルカン処
置グループのメディアン生存期間は30日であった。長期生存に関し、しかしな
がら、最終的結果は大きく変化しなかった。このように、この実験において可溶
性リン酸化グルカン高服用が、経口投与される際に必要であろうということが示
される。
7.5.マクロファージ食作用活性の高揚法の実験は、可溶性リン酸化グルカン
投与がマクロファージ類の食機能を著しく高めたことを示す。
20匹のオスICRマウスは、2グループ(各々10匹)に分けられた。食作用
測定の3,2および1日前に、比較Om3 / K9 )を受けた。注射は、す
べて静脈内投与であった。
食機能は、ウールス等(WOOleS at at)の方法[1962゜ラジエ
ーション リサーチ16:546〜554頁(1962,Rad、 ReS、基
:546−554)]に従ってコロイダルカーボン[C11/143(a)、グ
ンサーワグナー、ハノーバー、ジャーマニー(C11/143(a)、 Gun
ther Wagner、Hanover、Germany)]の血管内浄化割
合を測定することで評価された。コロイダルカーボンは静脈内投与され(640
ms/Kg) 、連続血液サンプルはテール静脈から得られた。アリコートは、
4.0rn1の0゜5%炭酸ナトリウム溶液中で溶血され、コロイダルカーボン
濃度はスペクトロホトメトリー的に測定された。半減期(t/2)は、零時間へ
の浄化曲線の外挿により決定されるように光学密度または濃度が零時間の172
である時間として採用された。結果は第7表に示される。
(以下余白)
急W7!
マクロファージ食作用に関する可溶性
リン酸化グルカン(SPG)の効果
8体 重 肝 重量 血管内浄化
処 置 ’ (gm) (gm) t/2(分)塩化 24.8±0.821.
94±0.05 7.6±0.73SPG 25.2± 1.031.82±
1.03 3.5± 0.58’aN−グループ当り10
p<0.001
第7表に示されるように可溶性リン酸化グルカン投与は、浄化値において55%
増加で反映されるように食作用を著しく高めたく第7表)。以前観察したような
肝臓重量増加特に活性化状態においてマクロファージの主要分泌産物はインター
ロイキンIと称される仲介分子である。インターロイキンIは、実験上の動物お
よびヒトの両者に急性相タンパク質反応を誘導するポリペプチドである。この反
応は、赤血球沈降速度の増加、白赤球増多症、急性相タンパク質の高揚、および
内因性発熱物質のため熱の発展を含む。
更にインターロイキンIはT細胞活性化および増殖性を著しく刺激する能力を有
する。このように、インターロイキンIは、細胞漸増可能なリンパ球活性因子で
あり、それ故、ホスト防衛活性を高める。
次の実験は、インターロイキン1分泌により検定されるように可溶性リン酸化グ
ルカン投与がマクロファージ分泌活性を刺激することを示す。
いくらかのラット(16°)は、可溶性リン酸化グルカン<200m37に9>
静脈注射を受けた。8匹の比較例動物は等容性グルコースを受けた。血漿サンプ
ルを、注射後1゜3.5.8,24,4.8.72および168時間後に得た。
インターロイキンI産物は、C−57BL/6J胸腺細胞を使用して評価された
。胸腺細胞(1X106細胞)培養は、培地単独または比較例若しくは可溶性リ
ン酸化グルカン処置ラットからの0.1d血漿を有する培地でインキュベートさ
れた。細胞培養は24時間保持され、その時ぐ1μCiの3H−チミジンが加え
られ、その後、インキュベーションはざらに24時間行なわれた。その時、チミ
ジン摂取量が測定された。その結果を第8図に示す。
第8図に示されるように可溶性リン酸化グルカン処置ラットから得られた血清は
、グルコース処置ラットから得られた血清と比較し1,24.48および72時
間における胸腺細胞によるチミジン摂取量の増加で反映されるようにインターロ
イキンI活性の増加を示した。このように、可溶性リン酸化グルカンは急速にマ
クロファージ類を活性化し、血漿インターロイキンレベルの高揚により反映され
るように分泌活性を増加させる。24〜72時間ピーク特性はまだ確立されてい
ない。
7.7.インビトロでマクロファージ類による抗腫瘍細胞毒素産物の高揚
次の実験は、可溶性リン酸化グルカン刺激のもとてマクロファージ類によるマク
ロファージ細胞毒性/細胞増殖抑性因子(MCT)産物評価用に導かれた。
C57BL/6Jマウス(5X106細胞)から得られた牌性マクロファージ類
は、7.5%のウシ胎児面清、50IU/dのペニシリンG、50μ9/dのス
トレプトマイシン、50μ9/dのゲンタマイシンスルフェート、10ti’;
j/mlのアンホテリシンBi!−3よび2my/dN a l−I CO3を
有するRPM11640培地でインキュベートされた。
比較例細胞は培地単独でインキュベートされた。実験細胞(Falcon) 2
013培養フラスコにおいて5%CO2、95%空気のもとて37℃、20時間
イス持された。インキュベーション後、培養土奢は遠心分離で集められ、細胞の
全ては0.22μフイルターを通すことにより除かれた。
MCT検定において腺癌細胞(BW10232>は、3H−デミジンで標識化さ
れ、いかなる被結合化放射能をも除去のために3回洗浄された。標識化腫瘍細I
m<0.1mfl中に2×104.?llI胞)は、その後、微小力価ウェルに
加えられ、MCTテス1へ用上澄液は0.1d容積で加えられ、細胞は24時間
インキュベートされた。、インキコベ・−ジョン後、微小力価プレートは遠心分
離にかけられ、0.1dアルコートは放射能を検定された。腫瘍細胞用菌指数を
表わす放出された放射能は、存在するMCTiとともに直接変わる。加えて、細
胞溶解および細胞性塞栓の程度の定性評価は、腫瘍細胞をエタノールで固定し、
かつ、ギームザ染色することにより得られた。その結果は第8表に示される。
比較例または休止マクロファージ類、即ち、非可溶性り胞毒性因子(MC下)を
含む(第8表)。
(以下余白)
珂(fLj5
腺癌B旧0232に対する可溶性リン酸化グルカン活性化マクロフ?−ジ上澄液
の細胞毒性の高揚% 目−チミジン放出8
数値はグループ当り6個の複製に対する平均値上標準誤差”l)<0.001
上澄フラクションの細胞溶解性効果の高揚がグルカンの直接効果に帰因しないこ
とを示す努力において、3日−デミシン標識化腫瘍細胞は、0.5mgの可溶性
リン酸化グルカン存在下24時間インキュベートされた。その結果を第9表に示
す。
第9表
インビトロで腺癌B旧0232に対する可溶性リン酸化グルカンの直接細胞毒性
効果の不存在% 3H−チミジン放出8
27.2± 2.8 22.4± 1.8a数値はグループ当り6個の複製に対
する平均値上標準誤差を示す。
第9表から観察し得るように、可溶性リン酸化グルカンは、予め標識化した腫瘍
細胞からのチミジン放出に関して顕箸な効果を有しなかった。それ故に、腫瘍J
胞によるチミジン放出の高揚は、可溶性リン酸化グルカン培養細胞からの上澄液
産物から産出されたマクロファージに帰因すると結論づけられた。
上澄液フラクションの細胞毒性/細胞増殖抑制の確認は、培養の組織評価から得
られた。申越した成長は、培地単独で培養した腺癌細胞(BΔ10232)から
明らかであった。3I」−チミジン放出に関する前記データと一致して、正常成
長は、可溶性リン酸化グルカン含有培地で24時間培養された腫瘍細胞において
も明らかであった。このことは、腫瘍細胞系統に対する可溶性リン酸化グルカン
の直接細胞毒性効果の不存在を確認する。これに対して、顕著な細胞傷害および
溶菌は、可溶性リン酸化グリカン処置マクロファージ培養上澄液でインキュベー
トした腫瘍細胞において明らかであった。かかる腫瘍細胞培養において観察され
た細胞の傷害および溶菌の度合は、正常または比較例マクロファージ類からの上
澄液が培養培地に加えられた際に観察されたものよりも大きかった。このように
、可溶性リン酸化グルカンは、休止マクロファージ類の腫瘍細胞溶解因子生産の
増加を誘導した。
細胞毒性/細胞増殖抑制因子MCTがタンパク質であることが見い出されたので
、分子量のような特性を決定する研究が行なわれた。マクロファージ細胞培養か
らの50my乾燥上澄物を、1dの無菌水に溶解し、セファクリルS−300ス
ーパーフアイン マトリックス(Sephacryl S−3005uperf
ine matrix) [ファーマシア ファイン ケミカルズ、ビス力タウ
エイ ニューシャーシー州(Pharmac 1aFine ChemiCal
S、PiSCataWay、NJ月をパックした1、50mX90cmガラス
カラム(LKB インストルメンツ)に加えた。カラムを、溶離剤としてリン酸
緩衝溶液を用いて流速0.2rd1分で操作した。フラクションを1d間隔で集
め、細胞増殖抑制活性をテストした。その結果を第9図に示す。
第9図に示されるように可溶性リン酸化グルカン活性化マクロファージ培養上澄
液のカラムクロマトグラフィーは、腺癌細胞に対して細胞毒性活性の2ピークを
生じた。そのピー゛りは、38,500および84,000ダルトンの分子量を
示す溶積において溶離する。
7.8.転移肝臓疾病の修飾
次の実験は、可溶性リン酸化グルカン単独か抗癌剤、例えばシクロホスファミド
、との組合せ投与がマウスにおける粗細細胞肉腫の初期腫瘍および転移の成長を
減することを示す。
120匹のC57BL/6Jマウス[ジャクソン ラボラドリース、バーハーバ
−、メイン州(Jackson Laborat。
ries、 Bar Harbor、HE)]を4グループ(各々30匹)に分
けた。マウスの全ては、1.0X’104細網細胞肉腫細胞M5076皮下注射
を受けた。注射後20日に5匹のマウスをランダムに選び、初期腫瘍成長測定お
よび転移障害確認のため犠牲にした。平均初期腫瘍重量は、1.86gmまたは
体重の6.4%であり、検査動物の全ては器官特異肝臓微少転移があった。初期
腫瘍重量の割合変化は、参照として20日にあける腫瘍重量を用いて計算した。
腫瘍移植後20日およびその後50日までの3日目毎に、比較例と称するグルー
プ1はグルコース(0,5d>を静脈内に受け、グループ2は可溶性リン酸化グ
ルカン(20Om!j / K’j体重)を静脈内に受け、グループ3はシクロ
ホスファミド[シトキサン ミード ジョンソン、エバンスビレ、インジアナ州
(Cytoxan、 Head Johnson、 Evansvi l Ie
、 IN)] (45ml/に3体重)を受け、グループ4は可溶性リン酸化グ
ルカン(200mz/N9体重)を静脈内とシクロホスファミド(45mg/K
g体重)を腹膜腔内に組合せて受けた。
初期腫瘍成長に関する各種処置効果を第10表に示す。
生存率への効果を第11表に示す。
(以下余白)
週1ニし0.8
可溶性リン酸化グルカン−シクロホスファミド−化学免疫療法:初期腫瘍に対す
る相乗効果処置グループ 腫瘍重量
1 12.6 15.5
2 8.3 11.8
aC57BL/6’Jマウスのグループの全ては、0日に1゜0父104細網内
皮細胞皮下注射を受けた。20日に初期腫瘍の平均重量は1.86yまたは体重
の6.4%であった。20日およびその後3日目ごとにマウスは適当な薬剤処置
を受けた。詳細は本明細書参考のこと。
第10表に示すように細細肉肝細胞注入後30日に、可溶性リン酸化グルカンお
よびシクロホスファミドは、比較例マウス体重の12.6%(グループ1)に比
べて初期腫瘍成長減少、即ち8.3%および8.5%とほぼ同等の効果を示した
。可溶性リン酸化グルカンとシクロホスファミドとの組合せ処置マウスにおいて
(グループ4)比較例の12.6%に対しくグループ1)初期腫瘍サイズのさら
に大ぎな減少、即ち4.4%を生じた。
36日においてもさらに顕著な効果があった(第10表)。比較例グループにお
いて平均腫瘍重量が16日(20日〜36日)で142%増加した(グループ1
)が、可溶性リン酸化グルカン処置グループにおける腫瘍重量(グループ2)は
84%、シクロホスファミドのものくグループ3)は36%であった。我々の研
究において最初の間、初期腫瘍の急性退行は、化学療法および可溶性リン酸化グ
ルカン免疫療法を組合せた影響のもとで示された。治療法を組合せると初期腫瘍
成長を示す一64%成長が観察された。
第11表に示すように生存率の顕著な高揚(p<0.01)は、比較例(グルー
プ])に比べ可溶性リン酸化グルカン(グループ2)がシクロホスファミド(グ
ループ3)単独処置マウスにおいて観察された。さらに、生存時間の広範な統計
上重要な(p<0.001>高揚は、可溶性リン酸化グルカンとシクロホスファ
ミドを組合せて処置した動物くグループ4)におい−C観察された。
これらの研究は、化学〜および可溶性リン酸化グルカン−免疫療法の組合せの有
効性を示す。初期腫瘍成長の退11ばかゆでなく、粗織病理学上の観察に反映さ
れるような転移疾病減少も注目された。比較例グループにおいて顕著な肝移転は
、可溶性リン酸化グルカンーシクロボスノ1ミド処置グループにおいて実質的に
存在しなかった。更に生存率の顕著な高揚(第11表)は、処置グループにおい
て生じた初期死亡的の期間増加と同様に観察された。
(以下余白)
第11表
可溶性リン酸化グルカン−シクロホスファミド化学免疫療法:定着m網細胞癌M
5076を有するマウスの生存に対する効果
111111叩−一―−ψ−1−111−一一−−−−17、□o1.121.
−−圃閤一一−処置グループ 初期 メディアン 期間(臼)4 52 64”
102
a工程は、第10表に示されたデータを得るために使用したものと同一であった
。処置の全ては50日で終了した。
b可溶性リン酸化グルカンおよびシクロボスフッミドグループにおける死亡率は
、治療終了の際に最終的に播種した残留牌臓腫瘍細胞によると考えられた。
p<0.01
pく0.001
7.9.シクロホスファミド誘導白血球減少症を防止する可溶性リン酸化グルカ
ンの効能
抗新生剤(antineoDIastic agents)のほぼ全ての投与で
会合形成された有害効果に、骨髄抑制誘導、白血球減少症および感染疾病に対す
る感受性の増加がある[一般に、クラスタースキー等、イン インフエクション
イン キャンサー ペイシャンッ、ラベン プレス、ニューヨーク。
1982、 1〜12頁 くに1astersky、ed、、in Infec
tion in Cancer Patients、Raven Press、
NY、1982.pp、1−12)参照のこと]。
第7.8節で詳細に記載したように可溶性リン酸化グルカンをシクロホスファミ
ド処置と組合せると、初期腫瘍に対する相乗効果の誘導が可能である。癌患者に
お(ブるシクロホスファミド使用で会合形成された不利益の1つは、白血球減少
症の発生である。650ラドのコバルト放射1時間前か1時間後に投与された時
に、マウスにおける造血回復を高めるために種々の微粒子および可溶性ポリグル
カン類の効能の開示に鑑みて[パッチエン、 1983.ザーバイバイ イムノ
ロジカル リサーチ2 : 237〜242;パッチエン等 1984.ジャー
ナル オブ バイオロジカル レスポンス モディフンフイヤーズ、3 : 6
27−’ 733 (Patehen、 1983,5urv、 Immuno
l、 Res、 2: 237−242;Patchen et at、、19
84、 J、 Bi、ol、 Re5ponse Modifiers、 3;
627−733)参照のことコシクロホスフIミドの治療および免疫抑υj服最
を受けた動物において、可溶性リン酸化グルカンが周辺のリンパ球レベルを保持
する効能を有するかどうか決定する研究が行なわれた。
40匹のマウスが4グループに分けられた。比較例マウスであるグループ1は静
脈内に等張グルコースを受けた。
グループ2は可溶性リン酸化グルカン(マウス当り5 Ing)を、グループ3
はシクロホスファミド(シトサン(Cytoxan))を腹膜腔内に、(マウス
当り0.6mff)およびグループ4はシクロホスファミドに可溶性リン酸化グ
ルカン組合せ治療を受けた。注射の全ては、動物当り合計4回の注射14日に行
なわれた。この研究結果を第12表に示す。
(以下余白)
第12表
可溶性リン酸化グルカンによるシクロホスファミド誘導白血球減少症防止
白血球全数
処 (1000/m!n3血液)
比較例 13.8±1.6
SPG 10.0±1.8
シクロホスフアミド 6.0±0.8″SPG+ 12.2±1.6″6
シクロホスフアミド
a可溶性リン酸化グルカン(SPG ) (5ms/マウス)は3日目ごとに静
脈内投与された。シクロホスファミド(0゜6ms/マウス)は3日目ごとに腹
膜腔内に投与された。
全白血球計数は実験の14日に行なわれた。
’ D<0.01−シクロホスファミド処置と比較された比較例
’p<0.01−シクロホスファミド単独と比較されたSPG+シクロホスファ
ミド
表に示されるようにシクロホスファミド投与は、周辺白血球の総数にいあて特性
的に47%凋つ・を生じさせた(p<0.01>。シクロホスファミドと組合せ
た可溶性グルカン投与は、シクロホスファミドグループに対し白血球総数を10
3%増加させた(p<0.01>。
この研究は、可溶性リン酸化グルカンとシクロホスファミドの同時投与がシクロ
ホスファミド投与後の白血球減少症の特有発生防止をし得たことを示す。上記の
とことは、上記第7,8節に示したように腫瘍退行に相乗効果を及ぼしながら毒
性化学療法剤の存在下で感染疾病に対する抵抗を保有すべきである。
7.10.インビトロリンパ性白血病細胞増殖に対する細胞増殖抑制効果
この研究は、インビトロで可溶性リン酸化グルカンのマウスリンパ性白血病細胞
の増殖速度抑制効能を示す。
培養で保持されたL−1210リンパ性白血病細胞を、2X105細胞/ウ工ル
濃度で微小力価ウェル上に置いた。
可溶性リン酸化グルカン(500μ9/ウエル)または微粒子グルカン(100
μ9/ウエル)を加え、細胞を24時間インキュベートした。同容積の培養培地
[7,5%ウシ胎児血清を加えたRPMI−1640)を比較例培養に加えた。
3日−チミジン(0,5μCi/ウエル)を培養の全てに加え、インキュベーシ
ョンを更に24時間続けた。、細胞増殖は、3日−チミジンの結合を測定するこ
とにより評価された。結果を第13表に示す。
週1でし≦18 −
マウスリンパ性白血病細胞のインビトロ増殖に対する可溶性リン酸化グルカン(
SPG )および微粒子グルカン(PG)の比較結果
処 置 3日−チミジン %腫瘍細胞
比較例 3547±310 ’ O・
S P G 407± 38 、88.5±9.3P G 2269±293
36.0±4.6aL−1210細胞<2X105/ウエル)は、可溶性リン酸
化グルカン(0,5#I、9/ウエル)または微粒子グルカン(0,1mff/
ウェル)の存在下で24時間インキュベートされた。3H−チミジン(0,5μ
Ci/ウエル)を腫瘍細胞増殖測定用に加えた。N=24ウェル/グループ
第13表に示されるように微粒子グルカンは腫瘍細胞増殖を約36%抑制した。
これに対し、可溶性リン酸化グルカンは、腫瘍細胞増殖を約88.5%抑制した
。このように、可溶性リン酸化グルカンが腫瘍成長および転移を抑制する機構の
一つは、いままでのところでは確定しCない方法であるが、その効能により直接
的に腫瘍細胞を抑制するからの可溶性リン酸化グルカンの調製および効熊次の実
験は、担子菌網(basidiomycete)、 ]リオラスベルシカラーか
ら得られた可溶性リン酸化グルカンが有効な免疫バイオロジー活性を有づ−るこ
とを示す。
日本国東京のサンキョウ コーポレーションから得られた「クレスチン」または
rPsKJと称する市販のポリザラカライドタンパク質製剤を、コリオラスペル
シカラーからの可溶性リン酸化グルカン調製用原料物質として使用した。この製
剤は、β−1,4,β−1,3,β−1,6,−グルカン−タンパク質複合体を
含む相対的に粗HIJ剤である。ポリグルコースの主要化学構造は、β−1,3
およびβ−1,6グルコシド結合によりリンクされたグルコース単位の付加分枝
または側鎖を有する1−4グルコシド結合によりリンクされたグルコース単位が
主鎖である。タンパク質含量は15〜38%である[ニーダ等、 、 1983
.インターナショナル ジャーナル オブ イムタフアーマコロジ−5134〜
42頁;ヤマムラおよびアズマ、1982.アトパンシス インイムノファーマ
]ロジー 2 : 501〜507 (Ehrke et al。
、 1983. Internat’l J、 ImmunopHarm、 5
: 34−42;Yamamura and Azuma、1982.Adv、
Immunopharm、2:501−50 t)] 。
市販のPSK製剤が相対的に粗製製剤で“あり、相対的に高タンパク質を有する
ために、この物質の静脈内投与は不可能である。経口投与しなければないない。
8.1.調 製。
コリオラスペルシカラーからのPSKボリポリツカライド−タンパク質複合体は
、第5節に記載された本発明により可溶性リン酸化グルカン[今後、「可溶性リ
ン酸化−PSK]と称する)として調製された。単離可溶性リン酸化−PSKを
凍結乾燥した。
8.2.エシェリキア・コリ誘導腹膜炎に対する効果法の実験は、その後誘合さ
れたエシェリキア・コリ腹膜炎に対する可溶性リン酸化−PSKの腹膜腔投与結
果を示す。
48匹の成長ボワイ1へマウスを3グループ(各々16匹)に分けた。比較例と
称するグループ゛1は0.5戒の等張塩化ナトリウム(Saline)溶液を静
脈内に、グループ2は5mgの市販のPSK (日本国東京のザ′ンキョウ コ
ーポレーション)を静脈内に、グループ3は5mgの可溶性リン酸化−PSKを
静脈内に受けた。グルカンの全てを、エシェリキア・コリ対抗前24時に投与し
た。エシェリキア・コリ(’1X108細菌)を腹膜腔内経由で注射した。その
結果を第14表に示す。
第14表
エシェリキア・コリ敗血症による死亡率に対するコリオラスペルシカラーからの
可溶性リン酸化グルカン投与効果
生存率
感染後の期間(時間)
1 塩化ナトリウムb 6 6 6
2 PSK’ 63 25 19
3 可溶性リン酸化 100 100 100PSKb
b塩化ナトリウムか可溶性リン酸化−PSK(5my/マウス)の単一注射をエ
シェリキア・コリ対抗前24時間に腹膜腔内で与えた。
C市販のPSK (サンキョウ コーポレーション、日本国東京)をエシェリキ
ア・コリ対抗前24時間に静脈内投与<5m3/動物)した。
第14表に示されるように市販のPSKおよび可溶性リン酸化−PSKグルカン
類の両者は、感染後24時におるエシェリキア・コリ敗血症に対する顕著な保護
活性を示したく即ち、グループ1の塩化ナトリウム比較動物にa5ける6%に比
ベロ3%および100%生存であった)。PSK製剤に対し、しかしながら、本
発明に従って調製された可溶性リン酸化グルカン−PSKは、長期基準の感染に
対し極めて高い有効性を示した。感染後72時において可溶性リン酸化−PSK
処置グループにおCブる死亡は観察されなかった(グループ3)。同時にPSK
処置グループにおいて死亡率は81%であった(グループ2)。
FIG、3
1喪
FIG、5
国際調光報告
PCT/US86101646
Attachment
L CLASSIFICATION OF S[JBJECT MATTER:
INT、 CL4+ C08B 37100; Cl2P 19104[J、S
、 Ct、+ 536/1.1; 536/17.1; 536/117PCT
/US86101646
AI−tachmenF−To Form PCT/ISA/210. Par
ヒ VLPCT/US86101646
Attachmenヒ To Form PCT/ISA/210. Parヒ
Vl、lTe1ephone Approval+5560+00 paym
ent approved by Mr、La5lia Misrock on
300ctober 1986 for Groups I、工I、HX、IV
and V: Charge t。
DeposiセAccoun辷No、16−1150゜Reasons for
holdir+g 1ack of unity of 1nvention
:Gr+Jup 工t is dzrected to the glucan
compounds、 process ofpreparaヒion、ph
armaceutical compositions and use of
!:he com−pounds for the treatmenセof
1nfections in animals andhumans、 wh
ich is a maasrially different use fr
om the methodsoft croup II、for ヒreat
ing malignanヒ neoplasセLCdxseases;Gro
ups IIL for the prevention of 1eukop
eni耐Group IV、 forSヒimulating macroph
age cells and Group V、 for culturing
ani−The 5earch burden 1nvolved for
each additionalinvenヒion is undue、 n
ot only 1nsofar as the addi辷1onalpar
enヒ 5earch 1ndicaセad by the 5eparate
c↓assifications。
but also 1nsofar as considerable add
itional 1iteraturesearches covering
セhe enヒire classes noted above。
Time L4mit for Filin a Protest
Claims (65)
- 1.(a)水または水性溶液への溶解能力;(b)非毒性、非免疫抗原性および 実質的非発熱性および (c)動物またはヒトにインビボ投与された際に顕著な免疫バイオロジー反応を 及ぼす能力 を特徴とするリン酸化ポリー[β−(1−3)グルコピラノース]鎖から成る可 溶性グルカン。
- 2.核磁気共鳴スペクトロスコピーで測定された時に実質的に完全な三重らせん 鎖がないことをさらに特徴とする請求の範囲第1項に記載の可溶性グルカン。
- 3.リン酸化度が約1.4%〜約3.4%の範囲であることをさらに特徴とする 請求の範囲第1項に記載の可溶性グルカン。
- 4.分子量が約10,000〜約100,000ダルトンの範囲であることをさ らに特徴とする請求の範囲第1項に記載の可溶性グルカン。
- 5.分子量が約100,000〜約500,000ダルトンの範囲であることを さらに特徴とする請求の範囲第1項に記載の可溶性グルカン。
- 6.可溶性グルカンが微生物源から得られる請求の範囲第1項に記載の可溶性グ ルカン。
- 7.微生物源がサッカロミケス・セレビシェ(Saccahromyces c erevisiae)から成る請求の範囲第6項に記載の可溶性グルカン。
- 8.微生物源がコリオラスベルシカラー(Coriolus versicol or)から成る請求の範囲第6項に記載の可溶性グルカン。
- 9.(a)水または水性溶液への溶解能力;(b)非毒性、非免疫抗原性および 実質的非発熱性および (c)水溶液で動物またはヒトにインビボ投与された際に顕著な免疫バイオロジ ー反応を及ぼす能力を特徴とするリン酸化ポリー[β−(1−3)グルコピラノ ース]鎖から成る組成物。
- 10.ポリー[β−(1−3)グルコピラノース]鎖は核磁気共鳴スペクトロス コピーで測定された時に実質的に完全な三重らせん鎖を有しないことをさらに特 徴とする請求の範囲第9項に記載の組成物。
- 11.ポリー[β−(1−3)グルコピラノース]鎖のリン酸化度が約1.4% 〜約3.4%の範囲であることをさらに特徴とする請求の範囲第9項に記載の組 成物。
- 12.ポリー[β−(1−3)グルコピラノース]鎖の分子量が約10,OOO 〜約100,000ダルトンの範囲であることをさらに特徴とする請求の範囲第 9項に記載の組成物。
- 13.ポリー[β−(1−3)グルコピラノース]鎖の分子量が約100,00 0〜約500,000ダルトンの範囲であることをさらに特徴とする請求の範囲 第9項に記載の組成物。
- 14.組成物が微生物源から得られる請求の範囲第9項に記載の組成物。
- 15.微生物源がサッカロミケス・セレビシェ(Saccahromyces cerevisiae)から成る請求の範囲第14項に記載の組成物。
- 16.微生物源がコリオラスベルシカラー(Coriolus versico lor)から成る請求の範囲第14項に記載の組成物。
- 17.請求の範囲第1項に記載の治療上または予防上の有効量の可溶性グルカン および生理学的に許容可能な担体から成ることを特徴とする動物またはヒトにお ける感染の予防または処置用製剤組成物。
- 18.感染に対して有効なバイオ活性剤をさらに含有する請求の範囲第17項に 記載の組成物。
- 19.請求の範囲第1項に記載の治療上有効量の可溶性グルカンおよび生理学的 に許容可能な担体から成ることを特徴とする動物またはヒトにおける悪性新生疾 病処置用製剤組成物。
- 20.抗癌剤をさらに含有する請求の範囲第19項に記載の組成物。
- 21.抗癌剤がシクロホスフアミドからなる請求の範囲第20項に記載の組成物 。
- 22.(a)微粒子グルカンまたはグルカンタンパク質複合体を強力オトロピッ ク剤を含む高極性溶媒に溶解し、 (b)合成された溶解グルカンをリン酸と反応させて可溶性リン酸化グルカンを 形成させ、そして(c)その反応混合物から合成された可溶性リン酸化グルカン を回収することを特徴とする動物またはヒトにインビボ投与された際に顕著な免 疫バイオロジー反応を及ぼす非毒性、非免疫抗原性、実質的に非発熱性の可溶性 リン酸化グルカンの調製方法。
- 23.高極性溶媒がジチメルスルフォキサイドから成る請求の範囲第22項に記 載の方法。
- 24.強力オトロピック剤が尿素から成る請求の範囲第22項に記載の方法。
- 25.(a)微粒子グルカンまたはグルカンタンパク質複合体を強力オトロピッ ク剤を含有する高極性溶媒に懸濁させて混合物を形成させ、 (b)その混合物を約50〜150℃に加熱し、(c)リン酸をその混合物に加 え、 (d)その混合物を50〜150℃で約1〜12時間反応させる連続段階からな る方法により微粒子グルカンまたはグルカンタンパク質複合体を溶解させる請求 の範囲第22項に記載の方法。
- 26.その混合物を約100℃に加熱させる請求の範囲第25項に記載の方法。
- 27.その混合物がジメチルスルフォキサイド中に約4〜12Mの尿素を含む請 求の範囲第25項に記載の方法。
- 28.合成された可溶性リン酸化グルカンのリン酸化度が実質的に完全なように グルカンはリン酸と十分な期間反応させられる請求の範囲第22項に記載の方法 。
- 29.(a)可溶性リン酸化グルカンを沈降させ、(b)十分量の水を加えて沈 降可溶性リン酸化グルカンを懸濁させ、そして、 (c)約10,000ダルトン分子量以下の全成分を除去させる ことにより可溶性リン酸化グルカンを回収する請求の範囲第22項に記載の方法 。
- 30.微粒子グルカンがサッカロミケス・セレビシェ(Saccharomyc es cerevisiae)から得られる請求の範囲第22項に記載の方法。
- 31.グルカンタンパク質複合体がコリオラスベルシカラー(Coriolus versicolor)から得られる請求の範囲第22項に記載の方法。
- 32.(a)アリコートの菌類細胞を水酸化物水溶液に懸濁させて混合物を形成 し、 (b)その混合物を約50〜150℃に加熱し、(c)生じた残留物から上澄を 除去し、(d)残留物を水酸化物水溶液に懸濁させ、(e)ステップ(b)およ び(c)を2または3回繰返し、 (f)塩酸をステップ(e)の残留物に加えて酸性混合物を形成させ、 (g)酸性混合物を加熱し、 (h)上澄を除去し、 (i)ステップ(f)と(g)を2回繰り返し、(j)残留物を水洗し、 (k)残留物を上澄が実質的に無色となるまでエタノールで繰返し洗浄し、そし て (e)形成された非可溶性ポリグルコースを単離する ステップから成る方法により微粒子グルカンを得る請求の範囲第22項に記載の 方法。
- 33.請求の範囲第1項に記載の治療上有効量の可溶性リン酸化グルカンを動物 またはヒトに投与することを特徴とする動物またはヒトにおける感染処置方法。
- 34.感染が細菌によって起こされる請求の範囲第33項に記載の方法。
- 35.細菌がスタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)、ストレプトコッカス・ニューモニエ(Streptococ cus pneumoniae)、マイコバクテリウム・チューバーコロシス( Hycobacterium tuberculosis)ヘモフイルス・イン フルエンゼ(Hemophilus influenzae)、ディプロコッカ ス・ニューモニエ(Diplococcus pneumoniae)、エシェ リキア・コリ(Escherichia Coli)、バクテリウム・エンテリ チス(Bacterium enteritis)、フランシセラ・シラレンシ ス(Francisella tularensis)およびマイコバクテリス ム・レプレ(Hycobacterium leprae)から成る群から選ば れる請求の範囲第34項に記載の方法。
- 36.感染がウイルスにより起こされる請求の範囲第33項に記載の方法。
- 37.ウイルスが単純性痘疹または肝炎である請求の範囲第36項に記載の方法 。
- 38.感染が菌類により起こされる請求の範囲第33項に記載の方法。
- 39.菌類がカンジダ・アルビカンス(Candida Albicans)ま たはスポロトリウム・シェンキィ(Sporotrium sechenkii )から成る請求の範囲第38項に記載の方法。
- 40.感染が寄生体により起こされる請求の範囲第33項に記載の方法。
- 41.寄生体がレイシマニア・ドノバニ(Leishmania donova ni)またはシストソマ・マンソニ(Schistosoma mansoni )である請求の範囲第40項に記載の方法。
- 42.請求の範囲第1項に記載の治療上有効量の可溶性リン酸化グルカンを動物 またはヒトに投与することを特徴とする動物またはヒトにおける感染防止方法。
- 43.感染が細菌によって起こされる請求の範囲第42項に記載の方法。
- 44.細菌がスタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)、ストレプトコッカス・ニューモニエ(Streptococ cus pneumoniae)、マイコバクテリウム・チューバーコロシス( Hycobacterium tuberculosis)ヘモフィルス・イン フルエンゼ(Hemophilus influenzae)、ディプロコッカ ス・ニューモニエ(Diplococcus pneumoniae)、エシエ リキア・コリ(Escherichia Coli)、バクテリウム・エンテリ チス(Bacterium enteritis)、フランシセラ・シラレンシ ス(Francisella tularensis)およびマイコバクテリス ム・レプレ(Hycobacterium leprae)から成る群から選ば れる請求の範囲第43項に記載の方法。
- 45.感染がウイルスにより起こされる請求の範囲第42項に記載の方法。
- 46.ウイルスが単純性痘疹または肝炎である請求の範囲第45項に記載の方法 。
- 47.感染が菌類により起こされる請求の範囲第42項に記載の方法。
- 48.菌類がカンジダ・アルビカンス(Candida Albicans)ま たはスポロトリウム・シェンキィ(Sporotrium sechenkii )から成る請求の範囲第47項に記載の方法。
- 49.感染が寄生体により起こされる請求の範囲第42項に記載の方法。
- 50.寄生体がレイシマニア・ドノバニ(Leishmania donova ni)またはシストソマ・マンソニ(Schistosoma mansoni )である請求の範囲第49項に記載の方法。
- 51.グルカンが静脈内、腹膜腔内、皮下、経口、局所的に鼻内層投与または吸 収投与される請求の範囲第33項または42項に記載の方法。
- 52.請求の範囲第1項に記載の可溶性リン酸化グルカンと感染に対し有効なバ イオ活性剤を組合せてなる治療上有効量の組成物を動物またはヒトに投与するこ とを特徴とする動物またはヒトにおける感染処置方法。
- 53.組成物が静脈内、腹膜腔内、皮下、経口、局所的に鼻内層投与または吸収 投与される請求の範囲第52項に記載の方法。
- 54.請求の範囲第1項に記載の予防上または治療上の有効量の可溶性グルカン を免疫抑制動物またはヒトに投与することを特徴とする免疫抑制される動物また はヒトにおける条件的感染の防止または処置方法。
- 55.請求の範囲第1項に記載の治療上有効量の可溶性リン酸化グルカンを動物 またはヒトに投与することを特徴とする動物およびヒトにおける悪性新生疾病処 置方法。
- 56.可溶性リン酸化グルカンが静脈内、腹膜腔内、皮下、経口、局所的に鼻内 層投与または吸収投与される請求の範囲第54項または55項に記載の方法。
- 57.請求の範囲第1項に記載の可溶性リン酸化グルカンの治療上の有効量を抗 癌剤と組合せて動物またはヒトに投与することを特徴とする動物およびヒトにお ける悪性新生疾病の処置方法。
- 58.抗癌剤がシクロホスフアミドから成る請求の範囲第57項に記載の方法。
- 59.請求の範囲第1項に記載の治療上の有効量のリン酸化グルカンを抗癌剤と 組合せて動物またはヒトに投与することを特徴とする動物およびヒトにおける抗 癌剤投与により誘導された白血球減少症の防止方法。
- 60.抗癌剤がシクロホスフアミドから成る請求の範囲第59項に記載の方法。
- 61.請求の範囲第9,17または18項に記載の組成物を動物またはヒトに投 与することを特徴とする動物またはヒトにおける感染の治療上または予防処置方 法。
- 62.請求の範囲第9,19,20または21項に記載の治療上有効量の組成物 を動物またはヒトに投与することを特徴とする動物またはヒトにおける悪性新生 疾病処置方法。
- 63.請求の範囲第1項に記載の可溶性リン酸化グルカンを動物またはヒトに投 与することを特徴とするマクロファージ細胞をインビボで刺激して可溶性細胞毒 性/細胞増殖抑制因子を生産および分泌させる方法。
- 64.請求の範囲第1項に記載の可溶性リン酸化グルカンを含有する培養培地に おいてインビトロで動物またはヒトマクロファージ細胞を培養し、培養細胞から 得られた上澄を分離し、上澄から可溶性細胞毒性/細胞増殖抑制因子を単離する ことを特徴とする可溶性細胞毒性/細胞増殖抑制因子のインビトロ生産方法。
- 65.請求の範囲第63項または64項の記載に従って生産された可溶性細胞毒 性/細胞増殖抑制因子。
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