JPS63500535A - ２つの構造要素を取外し可能に連結するための取付具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ２つの建築要素を取外し自在に 連結するための取付具 本発明は２つの建築要素、特に木製要素、を接合するための取付具に関する。前 記取付具は、前記建築要素の適当なみぞ内に取付ることができ且つ該みぞに固定 することができる２個の基本的に魚腹状の取付具要素を有し、これらの要素は、 それらの側面にあご付リブを有し、互に保合可能なかぎ頭を更に有し、これらの かぎ頭はタングに側方に突出して配設され、前記タングは取付要素の連結時に互 に隣り合う側に形成され、２つの相互作用する取付具要素のかぎ頭は連結位置に あるときに互にフックされる。

この種の取付具はＡＴ−ＰＳ３７３０４６号に記載されている。

この知られた取付具に於ては、取付具の各取付具要素のタングにかぎ頭が１つ設 けられ、連結の安定性は、そのような側方の、又は矢形のかぎ頭を用いることに よって達成される保持力によって制限される。更に、この知られた取付具では、 かぎ頭の端が丸みをつけた形状にされているので、取付具の要素を連結するとき 、点接触し、これによって高い摩擦力を誘発し、従って、装置の要素の組合わせ 時にそれらがつかえることがある。ＣＨ−ＰＳ６１６９９３号に記載された取付 具の場合も同様の困難さ又は欠点が生じることがある。これが前述の取付具と異 なっているのは、かぎ頭が基本的に取付具要素の面延長部につながり、一方の側 に延在し、各々のかかる要素が各々のかかるかぎ頭を備えており、かぎ頭は、２ つの同一の形状にされた取付具要素が互に１８０”反転された位置で連結される ことにより、互に係合するという点である。

本発明の目的は、前記種類の知られた取付具に生じる困難さと欠点とを克服し、 これによって信軌性をより向とさせる、冒頭に述べた種類の取付具を提供するこ とにある。

本発明による取付具では、取付具の２つの要素の各々がそのタングに少なくとも １つのかぎ頭の長さに相当する間隔を互いに隔てて並設して配置されたかぎ頭を 少なくとも２個有し、かぎ頭は各々その両側に斜めの端をもつ引掛は面を有して いることである。

本発明による取付具によって、前述の目的によく適応することができる。各々の タングに少なくとも２個のかぎ頚を設けることによりタングの幅がより大きくな ることによって、取付具の取付具要素の連結状態における堅牢さが向上し、更に 、相互作用する一対の取付具要素の両方のタングの重なり幅ないし重なり面がよ り大きくなり、このようにして、連結過程で、双方の取付具の要素の相互の藁内 がより円滑に達成される。

完全な取付具を形成するように相互作用する２個の要素を互いに正確に位置決め するには、次のように構成するのが有利である。

すなわち、取付具の両歌付臭要素を連結する方向にみて、取付具要素のかぎ頭の すぐ後に位置し、２個の相互作用する取付具要素の連結位置において他方の取付 具要素のかぎ頭が位置することになる領域に、かぎ頭に対して横方向にずらされ て可撓性の又は可動の係止タブがあり、各々のタブは取付具の他方の取付具要素 のかぎ頭の１つのための横のストッパを構成する、のが有利である。

前記の係止タブは必要に応じて曲げられ、又は取付具要素の表面から移動される のが良く、そのために、要望に応じて取付具の他方の取付具要素に対する１つの 取付具要素の横移動を、一方の側又は他方の側に制限することができる。取付具 要素を連結すべき建築要素に実装するのに、通常は、取付具要素をそこにはめ込 むみぞを設ける。このみぞは、有利には、取付具要素の外部輪郭に適合し２、且 つ、とくに建具師の分野で広く普及しているルータ−によって加工できる、底が 円形になるようにみぞをつくるのが良い、取付具要素は、このようなみぞ内では 、取付具要素の側面に設けられたあご付リブにより非常に良く保持される。ｉｉ ｌ常は、取付具要素の　みぞ内への据付けを強化する為に、みぞ内に、にかわ或 いは他の接着剤が塗布される。本発明による取付具の有利な実施例では、据付は 効果を更に改良する為に、取付具要素のタングを有する側で、取付具要素の＠端 には段部を設けている。かくして、取付具要素を補助的に、ねじ止めすることが でき、前記ねしは取付具要　素の端部のところで取付具要素に隣接して、連結す べき建築要素にねじ込まれ、そのねじ頭の下側は取付具要素の前記段部に当接す るように位置する。取付具要素のタングとは反対側で取付具要素の縁に尖り部を 設けると、取付具要素の据付けに有利である。何故ならば、取付具要素を建築要 素にはめ込む際に、これらの尖り部によって極めて容易に位置決めでき、又、該 尖り部はねし及び／又は接着材が完全に効果を発揮するまで、建築要素における 取付具要素の位置を安定させる。

次に本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。ただし、本発明は図 面に示した実施例に永定されるものではない。

第１図及び第２図は連結されるべき建築要素にはめ込まれた、本発明による取付 具を一緒に構成する２つの取付具要素を示し、第１図はみぞ切パネルにはめ込ま れた前記取付具要素の、部分断面背面図であり、第２図はその部分断面正面図で ある。

第３ｒｇＪは第１図の１−１１における断面図である。

第４図は第２図の■−■線における断面図である。

第５図乃至第９図は本発明による取付具を使用して連結されたパネルに本発明の 取付具を取付ける種々の可能性を示すとともに、これらパネルの前縁からみた部 分破断断面図である。

第１０図は本発明によって形成された取付具要素の正面図である。

第１１図は第１０図のｍ−ｍ線における前記取付具要素の断面図である。

第１２図は前記取付具要素の平面図である。

第１３図は２個の同一に形成された取付具要素が互に引掛けられた、係止状態に ある、本発明によって形成された取付具を示す。

第１４図は第１３図のＮ−ＴＶ線における前記取付具の断面図である。

第１図及び第３図は建築要素１にはめ込まれた取付具要素３を示し、第２図及び 第４図は、１８０°反転した状態で第２の部材２に挿入された同一に形成された 取付具要素３を示す。取付具要素３を収納するために、はぼ半円形のみぞが建築 要素１．２に設けられる。建築要素１．２は図示の例ではパネルである。このよ うな取付具要素３を拡大して第１０図、第１１図及び第１２図に図示し、又２つ のかかる取付具要素を組合わせて形成された取付具を第１３図及び第１４図に示 す。

各々の取付具要素３はタング６を有し、このタングに少なくとも２つの突出した かぎ頭７が配置されている。かぎ頭は、少なくとも１つのかぎ頭の長さに相当す る距離だけ互に間隔を隔てるように配置されている。かぎ頭７の各々には、両側 に斜めの端をもつ引掛は面８を備えているため、２つの取付具要素を連結してか ぎ頭を互に係合させるときに、斜めの端をもつ引掛は−の面接触によりスムーズ なスライドが可能である０図示した実施例では、２個のかぎ頭を備えているが、 より多数の、例えば３個又は４個のかかるかぎ頭を各タング６に設けることもで きる。

取付具要素３は係止タブ９を有し、このタブは、第１２図に示すように、取付具 要素と協働する第２の取付具要素のかぎ頭用のストッパを形成するために、タン グ６の外側に曲げられるのが良い、取付具の両取付具要素を連結する方向１４に みて、係止タブ９は、取付具要素３のかぎ頭７のすぐ後に位置し、かぎ頭７に対 して横方向にずらされ、かくして前述の横方向ストッパを形成する領域に位置し 、このストッパはかぎ頭と作用し合って、横方向における２つの取付具要素３の 相互位置を定める。

取付具要素３のタング６を備えた側で取付具要素３の側端には、段部ｌＯが設け られる。第１図乃至第４図に示す実施例では丸頭ねじであるねじ５が連結すべき 建築要素１．２にねじ込まれ、ねじ頭の下側でこれらの段部と接触し、それによ って取付具要素３を建築要素１．２内に極めて強固に設置する。更に、取付具要 素３を建築要素１．２に固定するために、あご付リブ１１及びにかわ溝１２が取 付具要素３の側面に設けられ、リプ１１はそれ自体が又、みぞ４に塗布されたに かわと相互作用してみぞ壁への取付具要素の固着を強化し、にかわｌ１１２は、 取付具要素３を建築要素１．２に差し込む際に、建築要素１，２のみぞ４に塗布 されたにかわの均一な配分を行ない、或いはこれを高める。同様に、取付具要素 ３を建築要素１．２に差し込む際に、にかわ又はねじ５が良好な連結を確保しう るような時まで前記建築要素の位置を固定するために、段部１０の領域で図面に 示すように、取付具要素のタング６とは反対側で、取付要素の縁に尖り部１０ａ を設けるのが良い、更に、このような尖り部を省くことも可能であり、この場合 には、例えば取付具要素３の縁をちょうど端部まで半円として続（ように形作っ ても良い、所望ならば、係止タブ９を移動できるように形成することも可能であ る。

第５図乃至第９図は、建築要素１．２を、本発明によ、フて形成の２つの取付具 要素は各々接合すべき建築要素に挿入され、次いで、互に連結されるや ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　Ｔ！ｆｆ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＩ（Ｒ ＥＰＯＦＬＴ　ＯＮ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．２つの建築要素、特に木製要素を接合するための取付具であって、前記部材 の適当なみぞ内に取付けることができ且つ該みぞに固定することができる基本的 に魚腹状の２個の要素を有し、前記要素は、それらの側面にあご付リブを有し、 互に係合可能なかぎ頭を更に有し、これらのかぎ頭はタングに側方に突出して配 役されたかぎ頭を更に有し、前記タングは、連結時に互に隣り合う側に形成され ２つの相互作用する取付具要素のかぎ頭は連結位置にあるときに互にフックされ る取付具に於て、取付具の２つの前記要素（３）の各々が前記タング（６）に少 なくとも１つのかぎ頭の長さに相当する間隔を隔てて並設配置されたかぎ頭（７ ）を少なくとも２個有し、前記かぎ頭（７）は各々その両側に斜めの端をもつ引 掛け面（８）を有する、ことを特徴とする取付具。
2. ２．取付具の２個の要素の連結方向にみて、取付具要素（３）のかぎ頭（７）す ぐ後に位置し、２個の相互作用する取付具要素（３）の連結位置において他方の 取付具要素のかぎ頭（７）が位置することになる領域に、かぎ頭（７）に対して 片側にずらされた可撓性又は可動の係止タブ（９）が設けられ、これらのタブは 各々取付具の他方の取付具要素（３）のかぎ頭（７）の１つのための横のストッ パを構成する、ことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の取付具。
3. ３．取付具要素（３）のタング（６）を備えた側で、取付具要素（３）の側端に は段部（１０）が設けられる、ことを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に 記載の取付具。
4. ４．取付具要素（３）のタング（６）とは反対側の縁部に尖り部が設けられる、 ことを特徴とする請求の範囲第１項乃至第３項に記載の取付具。