JPH053765Y2 - - Google Patents

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JPH053765Y2
JPH053765Y2 JP14361688U JP14361688U JPH053765Y2 JP H053765 Y2 JPH053765 Y2 JP H053765Y2 JP 14361688 U JP14361688 U JP 14361688U JP 14361688 U JP14361688 U JP 14361688U JP H053765 Y2 JPH053765 Y2 JP H053765Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、角パイプ状の縦桟と横桟と
をその交差部において連結して格子を組み立てる
場合のように、十字状等に交差した2本の角形中
空部材の相互間を、その交差部において連結する
ために使用する金具に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、住宅において窓用等に使用される格子
は、第12図に示すように、左右内側面に凸条1
1を形成したアルミ製の角パイプ状縦桟10と、
同じくアルミ製の角パイプ状横桟12とを用い
て、これら縦桟10と横桟12とを交差部におい
て連結することによつて構成されている。
この場合、縦桟10と横桟12とを交差部にお
いて連結する手段として従来は、縦桟10の左右
凸条11と内底面との間に、縦桟10の略全長に
わたつて延びる帯板13を挿入してから、横桟1
2を、縦桟10との交差部のうち特定の箇所にお
いて前記帯板13にねじ14止めし、その他の交
差部は接着剤にて接着するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このようにねじ14による連結では、
ねじ14のねじ込みに先立つて、横桟12には通
孔15を、帯板13にはねじ下孔16をそれぞれ
穿設しておかねばならず、この通孔15とねじ下
孔16との穿設作業に多大の手間を要すると共
に、それらの穿設作業及びねじ込み作業は一々工
具を持つて行なわねばならないため、組立て作業
の能率が非常に悪いのであり、しかも、組立後に
おいて横桟12の表面からねじ14の頭が露出す
るため、外観が悪化する点にも問題があつた。
本考案は、このように縦桟と横桟とにて格子を
組み立てる場合のように、互いに交差した角形中
空部材の相互間を連結するに際して、その連結作
業を何等工具を必要とすることなくワンタツチ的
に行うことができ、しかも、外観の悪化も確実に
防止できるようにした連結金具を提供することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案では、左右両側
の内側面に各々凸条を備えた2本の角形中空部材
が交差する部位に、板ばねにて形成した基板を配
設し、該基板には、前記両角形中空部材のうち一
方の角形中空部材における左右両凸条に係合する
一対の第1係合爪片と、他方の角形中空部材にお
ける左右両凸条に係合する一対の第2係合爪片と
をそれぞれ一体的に折り曲げ形成する構成にし
た。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、角形中空部材は板ばね
にて形成されているから、金具における第1係合
爪片を、互いに交差した角形中空部材のうち一方
の角形中空部材における左右凸条間に挿入する
と、該一対の第1係合爪片は、その弾性に抗して
一旦窄まり変形してから復元することにより、一
方の角形中空部材における左右凸条に係合する一
方、そのようにして金具を一方の角形中空部材に
装着してから、他方の角形中空部材を金具の第2
係合爪片に被嵌すると、該一対の第2係合爪片
は、一旦窄まり変形したのち復元することによ
り、他方の角形中空部材における左右凸条に係合
することになる。
つまり、連結金具における第1係合爪片を一方
の角形中空部材における左右凸条間に差し込み、
次いで、他方の角形中空部材を連結金具の第2係
合爪片に被嵌すると言う作業により、互いに交差
した角形中空部材の相互間を、何等工具を要する
ことなくワンタツチ的に連結できることになる。
従つて本考案によれば、互いに交差した2本の
角形中空部材の相互間を連結することを、何等工
具を必要とすることなくワンタツチ的に行えるか
ら、角形中空部材にて格子を組み立てる場合のよ
うに、角形中空部材同士をその交差部において相
互に連結するに際し、従来のようなねじ止めにて
連結するもの比べてその作業能率を格段に向上す
ることができ、しかも、連結金具は一方の角形中
空部材と他方の角形中空部材との交差部内に隠れ
ているから、連結後の外観も美麗に保持できる効
果を有する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面(第1〜4図)に
基づいて説明すると、図において符号1a,1b
は、頭記した格子用の縦桟と同様に、左右内側面
の中間高さ位置に長手方向に延びる凸条2a,2
bを造形して成る角形中空部材を示し、一方の角
形中空部材1aには上向きの開口溝3aを、他方
の角形中空部材1bには下向きの開口溝3bをそ
れぞれ中間高さ位置まで切り開き形成し、これら
開口溝3a,3b箇所を噛み合わせることによ
り、両角形中空部材1a,1bを十字状に交差さ
せるようにしている。
符号4は、板ばねにて形成された連結金具を示
し、該連結金具4は、一辺の寸法を前記両角形中
空部材1a,1bにおける左右凸条2a,2b間
の間隔寸法よりも小さい寸法に形成した平面視矩
形の基板5を備え、該基板5において互いに平行
な2対の辺のうち何れか一対の辺には長さの長い
第1係合爪片6を、他の一対の辺には長さの短い
第2係合爪片7をそれぞれ一対ずつ下向きに折り
曲げ形成している。
そして、一対の第1係合爪片6の先端寄り部位
に、一方の角形中空部材1aにおける凸条2aと
内底面との間に係合するようにした外向き凸の係
合部1aをそれぞれ折り曲げ形成する一方、一対
の第2係合爪片7は、互いの間隔が末広がりとな
るよう外向きに傾斜させると共に、それらの先端
寄り部位に、他方の角形中空部材1bにおける左
右凸条3b内面に接当する内向き傾斜状の係合部
7aをそれぞれ折り曲げ形成している。
この場合、第2係合爪片7における係合部7a
は、第1係合爪片6における係合部6aよりも上
方に位置するように構成している。
以上の構成において、金具4における一対の第
1係合爪片6を、一方の角形中空部材1aにおけ
る左右凸条2a間に挿入すると、該両第1係合爪
片6は、一旦窄まるように変形したのち復元する
ことにより、一方の角形中空部材1aにおける左
右凸条2aに係止する一方、そのようにして一方
の角形中空部材1aに係止した金具4における一
対の第2係合爪片7に、他方の角形中空部材1b
における左右凸条2aを被嵌すると、該両第2係
合爪片7は、一旦窄まり変形したのち復元するこ
とにより、他方の角形中空部材1bにおける左右
凸条2bに係合し、これにより、十字状に交差し
た2本の角形中空部材1a,1bの相互間が連結
されることになる。
この場合、第5〜6図で示すように、第1係合
爪片6の係合部6aを外向き鉤状に形成して、こ
の鉤状係合部6aの先端を、一方の角形中空部材
1aにおける左右凸条2aの下面に係合させる一
方、第2係合爪片7を外向き傾斜した略ハ字状に
形成して、その先端を他方の角形中空部材1bに
おける左右凸条2b上面に係合させるように形成
しても良く、このように構成にすると、何れの対
の係合爪片6,7も、一旦左右凸条2a,2bに
係合すると抜け不能となり、一旦連結された角形
中空部材1a,1bが分解不能になるから、この
連結金具4にて頭記したような窓用格子を組み立
てると、当該窓用格子の防盗性を向上できる利点
を有する。
なお、上記実施例は、角パイプ状の角形中空部
材1a,1bの相互間を連結するのに使用した場
合であつたが、本考案における連結金具4は、第
7〜8図に示すように、長手開口溝を挟んで左右
一対の凸条2a,2bを突設して成る断面C形の
角形中空部材1a,1b同士を、その内向き凸条
2a,2b同士を接当させた状態に連結する場合
についても適用できる。
また、上記各実施例は、第1係合爪片と第2係
合爪片とをそれぞれ基板の一面方向に折り曲げた
場合であつたが、本考案においては、第9〜11
図に示すように、一対の第1係合爪片6を基板5
の一面方向に折り曲げる一方、一対の第2係合爪
片7を基板5の他面方向に折り曲げ、各係合爪片
6,7に、外向き鉤状の係合部6a,7aを折り
曲げ形成するようにしても良いのである。
【図面の簡単な説明】
第1〜11図は本考案の実施例を示し、第1図
は連結状態を示す分離斜視図、第2図は連結状態
での平面図、第3図は第2図の−視拡大断面
図、第4図は第2図の−視拡大断面図、第5
図は他の実施例を示す連結状態での断面図、第6
図は第5図の−視断面図、第7図及び第8図
は他の形態の角形中空部材の連結状態を示す斜視
図、第9図は更に他の実施例を示す斜視図、第1
0図は第9図の金具で連結した状態の断面図、第
11図は第10図の−視断面図、第12
図は従来の技術を示す図である。 1a,1b……角形中空部材、2a,2b……
凸条、4……連結金具、5……基板、6……第1
係合爪片、6a,6b……係合部、7……第2係
合爪片、7a,7b……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右両側の内側面に各々凸条を備えた2本の角
    形中空部材が交差する部位に、板ばねにて形成し
    た基板を配設し、該基板には、前記両角形中空部
    材のうち一方の角形中空部材における左右両凸条
    に係合する一対の第1係合爪片と、他方の角形中
    空部材における左右両凸条に係合する一対の第2
    係合爪片とをそれぞれ一体的に折り曲げ形成した
    ことを特徴とする角形中空部材の連結金具。
JP14361688U 1988-11-02 1988-11-02 Expired - Lifetime JPH053765Y2 (ja)

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JPH0266706U JPH0266706U (ja) 1990-05-21
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