JPS6348766A - リブ高さの異なる複合電極基板及びその製造方法 - Google Patents

リブ高さの異なる複合電極基板及びその製造方法

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JPS6348766A
JPS6348766A JP61190959A JP19095986A JPS6348766A JP S6348766 A JPS6348766 A JP S6348766A JP 61190959 A JP61190959 A JP 61190959A JP 19095986 A JP19095986 A JP 19095986A JP S6348766 A JPS6348766 A JP S6348766A
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弘之 福田
Motoyuki Funabashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、リン酸型燃料電池用複合電極基板及びその製
造方法に係る。
[従来の技術] 近年、クリーンなエネルギーの発生Hfflとして、あ
るいは火力または水力発電等の運転の平準化またはエネ
ルギー効率の向上等により、省資源に貢献し得る開閉自
在な発電装置としての燃料電池及びその周辺システムの
開発利用についての要望には高いものがある。
従来燃料電池としては、不透過性の黒鉛製74仮をリブ
細工して得られるバイポーラセパレーターと多孔質炭素
材平板を組み会わせて用いるバイポーラセパレーター型
燃料電池が公知であったが、これに対して一方の面にリ
ブを設は他方の面は平坦な構造を有する多孔性ミル基板
、触媒層、電解質を含浸させたマトリックス及びセパレ
ーターシートを積層して構成するモノポーラ型燃料゛電
池セルが開発されている。このモノポーラ型燃料電池は
電極基板に設けられたリブによって形成される反応ガス
孔道から反応ガス(酸素又は水素)が平坦な電極面に拡
散してくるものである。
このような燃料電池においては、セパレーターを挟んで
両側に形成される2種類の反応ガス孔道、即ち燃料極側
反応ガス孔道と空気極側反応ガス孔道は通常同一断面積
で形成されていた。
リン酸型燃料電池の電極反応は@ 2 + 1 / 2
02→H20であるから、理想的な燃料(水素)と酸素
の量論比は2:1であり、同等のガス拡散を得るために
両ガスを同圧で用いるとすると上記のような両ガス孔道
の断面積が等しい燃料電池では理論的には純粋水素ガス
量に対して50%最の純粋酸素ガスを使用すればよいこ
とになる。
しかしながら実際の燃料電池の作動においては酸素の供
給は空気によって行なわれるものであり、水素の供給は
LNG、LPG等を1)a処理したものでH2含量が6
5〜80%程度のガスにより行なわれること、さらには
燃料及び空気の利用率等をl!J+案づると、上記のよ
うな燃料1船側反応ガス孔道と空気極側反応ガス孔道の
断面積が同じである燃料電池は、燃料極側反応ガス孔道
断面積が過剰であったものである。
燃料極側反応ガス孔道の過剰な大ぎさは、それに見合う
だけの空気流量を増加することによって補骸され得るも
のの、前記した通り相手極に対するガスの移動を考慮す
ると両ガスを同圧で用いることが好ましいことは明らか
である。
またこのような燃料電池におけるその他の問題点として
は、各部材間の接合が従来はリン酸によって酸化され易
いカーボンセメントを用いて行なわれていたため、部材
間の剥離を生じたり、接合部を通して反応ガスが漏れた
りする可能性があったこと、電Vi基板が薄板状に製造
されるため、特に基板面積が大きいような場合には取り
扱い時に割れたりするといった橢械的強度における問題
があったこと等が挙げられる。
[発明の課題] 本発明は、セパレーター、多孔性炭素買電極部及び端部
シール部からなり、実際に使用される燃料の条件に適合
した燃料極側と空気極側の反応ガス孔道断面積比を有す
る燃料電池用複合電極基板を提供することを目的とする
また本発明は、多孔性炭素質電極部の端部がフッ素樹脂
層でシールされてJ3す、反応ガスの電池側面への漏出
を防ぐための周辺シール処理を行う必要のない燃料電池
用複合゛市極基板を提供することを目的とする。
本発明のさらに別の目的は耐リン酸性に優れたリン酸型
燃料電池用複合電8!基板を提供することである。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の記載から当
業者には明らかであろう。
[問題を解決するための手段] 上記した通り、リン酸型燃料電池にJ3ける燃料(水素
)と酸素のfIl論比は2:1である。実際の燃料電池
の作動においてはA!索は空気により供給されるので、
供給ガス中の耐索含泪は約20%である。また水素の供
給ガスは前述の通り改質したLNG、LPG等であって
C02,水蒸気等が混入しており、水素含Qは65〜8
0%程度である。
一方、反応ガス供給量に対する反応ガス使用量の比で表
わされる反応ガス利用率に関して、該利用率が一定値を
超えると電池端子電圧が低下し始めるので該利用率は制
限される。実際には、水素利用率は75%以下、酸素利
用率は50%以下である必要がある。
2つの反応ガスを同圧で用いるものとして上記の数値か
ら計搾すると、燃料極側反応ガス孔M断面積と空気極側
反応ガス孔道断面積の比は約0.325;1〜0.41
:1となり、水素供給ガスの処理条件によっては水素含
量が多少低くなり得ることを考慮すると、前記比は約1
:3〜2:3であれば実際の供給ガスの条件に合致し得
るものである。
また、電極部材とセパレーターとの接合は炭化可能な接
着剤で接着して焼成一体化するか、テフロンディスパー
ジョンで接合することによって行なえば充分な電気特性
、耐リン酸性が得られ、緻密炭素材の端部シール部材を
フッ素樹脂シートによりセパレーターに接合すれば、充
分な耐ガスリーク性、耐リン酸性及び全体的強度が得ら
れる。
ER明のN4/iI2コ 不発明は、セパレーター、セパレーターと接合されて反
応ガス孔道を形成する複数の溝部を片面に備え他の一面
は平板状である2つの多孔性炭素質゛電極部及び端部シ
ール部から成り、前記電極部を反応ガス孔道が直交して
相対するようにセパレーターの両面に接合して形成した
燃n電池用電極基板であって、セパレーターと多孔性炭
素質電極部の溝部によって形成される反応ガス孔゛道の
燃料極側反応ガス孔道断面積と空気極側反応ガス孔道断
面積の比が1=3〜2:3であることを特徴とする燃料
電池用複合電極基板である。
本発明の燃料電池用複合電極基板において、多孔性P:
A素質電極部とセパレーターは、炭化可能な接着剤で接
着した後焼成一体化して接合してもよく、あるいはテフ
ロンディスパージョンにより接合してもよい。焼成一体
化による接合を行なう場合には、焼成時の各部材の熱膨
張及び収縮を吸収する緩衝層として可撓性炭素材シート
を部材間にに介することが好ましい。
従って本発明はまた、 2枚の溝部未加Tの所定寸法の平板状多孔性炭素質電極
部材の片面に可撓性炭素材シートをそれぞれ接着剤によ
り接着し、反応ガス孔道を形成する所望寸法の溝部を燃
料極側反応ガス孔道断面積と空気極側反応ガス孔道断面
積の比が1:3〜2:3となるようにそれぞれ前記接着
面側に切削加工した後、切削加工面上に残存する可撓性
炭素材シート面をセパレーターの両面につき合わせて接
着し、さらに約800℃以上で焼成した後、前記反応ガ
ス孔道に平行な電極部材周縁端部に隣接して該電極部周
縁より外方に伸延し8ているセパレーター材の伸延部分
にフッ素樹脂のシートを介してガス不透過性の緻密炭素
材からなる端部シール部材を接合することからなる上記
の燃料電池用複合電極基板の製造方法、及び、 セパレーターの両面にテフロンディスパージョンを塗布
し、反応ガス孔道を形成する複数の溝部を片面に備え他
の一面は平板状であって、前記溝部の大きさが燃料極側
反応ガス孔道断面積と空気極側反応ガス孔道断面積の比
が1:3〜2:3となるものである2枚の多孔性炭素質
電極部の溝部を右づる側を前記塗布面の所定位置につき
合わせて@管接合し、前記反応ガス孔道に平行な電極部
材周縁端部に隣接して該電極部周縁より外方に伸延して
いるセパレーター材の伸延部分にフッ素樹脂のシートを
介してガス不透過性の緻密炭素材からなる端部シール部
材を接合することからなる上記の燃料電池用複合電極基
板の製造方法を提供する。
[詳細な説明コ 以下、添付の図面を参照して本発明の電極基板をさらに
詳しく説明する。尚、図は誇張して描いたものであり実
寸を表わすものではない。各部材の大きざ、特に厚みに
関する適当な大きさは当業者には明らかであろう。
第1図は本発明の複合電極基板であって、多孔性炭素質
基板とセパレーターをテフロンディスパージョンで接合
したものの斜視図である。
本発明の複合電極基板は、セパレーター1と、該セパレ
ーターと共に反応ガス孔道5,6を形成する溝部を有し
該セパレーターの両側に位置する2つの電極部2と、該
電極部の反応ガス孔道5,6に平行方向の端部をシール
する端部シール部3とからなる構造を有している。
セパレーター1は電1鮎部2より大きく、図に示したよ
うに電極部の反応ガス孔道5.6に平行な縁部に沿って
この4橿部周縁より外方に伸延しており、この伸延部に
端部シール部3が接合されている(前記のセパレーター
の伸延部の外端は接合後の端部シール部の外端に一致し
ている)。外方に伸延しているセパレータ一端部と端部
シール部3はそれぞれフッ素樹脂4を介して接合されて
いる。
第1図に示した本発明の電極基板で(よ、セパレーター
1と電極部2はテフロンディスパージョンにより接合さ
れており、ガス孔道5,6は雷(駅部の溝部及びセパレ
ーターで規定される。
尚、第2図はセパレーター1と電極部2の間に可撓性炭
素シート1を介在させて接合したものを示す。
第1図及び第2図の本発明の電極基板においては、燃料
極側反応ガス孔道5の断面積と空気極側反応ガス孔道6
の断面積の比が1;3〜2:3となっている。前記の断
面積比を満す反応ガス孔道の断面形状は任意のものとし
得るが、電極基板自体の厚さを薄くシ得るという効果や
、電池自体の性能及び機械的強度等の点から、通常長方
形形状で形成される反応ガス孔道において、燃料極側と
空気極側で幅は同一とし、高さが異なる(電園部の溝部
の深さが異なる)ことによって断面積が異なっているも
のとするのが好ましい。
反応ガス孔道に関し、図に示したものは断面形状が長方
形であり、間口した一端から多端ヘシールされた端部に
平行に直線的に伸びるものであるが、多孔性炭素質電極
部に拡散する反応ガスを充分に供給し得るものであれば
任意の形状とし1qる。
例えば、電極部の溝部を形成するリブ部を断面が梯形と
なるような形状としたり、溝部を非直線的なものにずれ
ば電極基板の受ける応力の分散を計ることができ、特に
製造時等、に有利である。さらには反応ガス孔道を基板
内部で連通させることも可能であり、円、楕円、長方形
等の任意の形状のセパレーターとの接合面となる頂部を
有する突起部を電極部のセパレーターとの接合面側に直
列。
錯列あるいは任意に配置して′もよい。もちろんこれ等
の組み合せも可能である。
電極部は、多孔性炭素質であり、800℃以上での焼成
後において、平均嵩密度0.3〜0.9 g7cc。
ガス透過’$ 200mfl/ cm−hr −mm、
A、 q以上、及び電気抵抗200mΩ・Cm以下の特
性を有することが好ましい。
セパレーターは平均嵩密度1.4g/cc以上、ガス透
過率10’d / ci−hr−mm A Q以下、電
気抵抗10■Ω・Cl11以下で厚さ2iD!g以下が
好ましく、2000℃以上で焼成されたものがより好ま
しい。
端部シール部は平均高密度が1.4g/cc以上で、カ
ス透過率が10−’d / ci ・hr e m A
 Q以下であることが好ましい。
上記の通り、本発明の燃料電池用複合電匝基根において
は電極部の反応ガス孔道に平行な端部は、緻密炭素材の
端部シール部をフッ素樹脂シートで接合することによっ
てシールされているが、接合部も含めて端部のシール部
を通して外部に漏れるリーク汲は、拡散が支配的で圧力
に)まあより影響されないが、本発明では500mAQ
の差圧下で接合部周辺長あたりの1す位時間内リークガ
スけとして[リークガス聞/(辺長)・(差圧用なる関
係で表わすものとすると102cm−2d 、/ (1
・hr−aiAQ以下が好ましい。
本発明で端部シール部をレバレータ−の伸延部分に接合
するのに使用するフッ素樹脂は一般に融点が200℃以
上のフッ素樹脂であり、特に限定されないが、たとえば
四フフ化エチレン樹脂(略称PTFE、m点327℃、
4.6にgflciG熱変形温度121℃)、四フフ化
エチレンー六フフ化プロピレン共出合樹脂(略称FEP
、)i1点250〜280℃。
4.6に!7f/ciG熱変形温度72℃)、フッ化ア
ルコキシエチレンH脂(略称PFA、融点300〜31
0℃。
4.6KgflciG熱変形温度75℃)、フッ化エチ
レンプロピレン樹脂(略称TFP、融点290〜300
℃)などがある。これらのフッ素樹脂は市販されている
本発明においては上記フッ素樹脂を、たとえば厚さ50
脂程度のシートとして使用する。
、本発明電極基板の電極部材としては次のものが用いら
れる。
■ 石炭素繊維、バインダー及び有機粒状物質の混合物
を加熱加圧成形したもの(例えば特開昭59−6817
0号参照)。特に長さ2IRIR以下の石炭素繊維20
〜6014t%、フェノール81脂20〜50wt%お
よび有様粒状物質(細孔調第材)20〜50旧%からな
る混合物を成形温度100〜180℃、成形圧力2〜1
00Kgf/ r:i G 、圧力保持時間1〜60分
の条件で成形したもの。
■ 上記[1]の成形部材を800C以上で焼成したも
の。
但し、セパレーターと電極部をテフロンディスパージョ
ンで接合する場合は■の焼成を終えたものを使用する。
本発明で使用するセパレーター材としては2.000℃
で焼成したときの焼成収縮率が0.2%以下の緻密炭素
板が好ましい。
以下にセパレーターと電極部を可撓性炭素材シートを介
して接着剤により接着し、焼成一体化接合した本発明の
複合電極基板に使用する材料と製造方法について記載す
る。
本発明で使用する可撓性炭素材シートとしては、粒径5
1I11以下の黒鉛粒子を酸処理し更に加熱して得た膨
脹黒鉛粒子を圧縮して作った可撓性黒鉛シー1〜であっ
て、厚さが1mm以下で、嵩密度1,0〜1.5 o/
cc、圧縮歪率(すなわち、圧縮荷重IKgf/crA
に対する歪率)が0.35X 102cm−2cIi/
K(lf以下であり、曲率半径が20traまで曲げて
も折れないという可撓性を有するものが好ましく、市販
のものではUCの CJjグラフメイル が好適な例である。
また同じく本発明で使用する可撓性炭素材シートとして
、平均長さbnm以上の炭素繊維と炭化率が10%以上
である結合材から成り、両者を混合したり炭素繊維マト
リックス中に結合材を注入したすすることによって調’
FJ I、た複合材料を;1口熱加圧成形し、その後8
50℃以上で焼成して製j2!シだものであって、結合
材由来の炭素塊が炭素謀雑マトリックス中に分散して複
数本の炭素描帷を拘束しており、かつ前記炭素塊と炭素
1JAt11とが囲動自在に結合している厚さが1#以
下で嵩密度が0.2〜1.3g/cc、圧縮歪率が2.
0X10−’ci/にgf以下である可撓性炭素材シー
トも使用できる。この炭素材シートは、曲率半径が10
#lmmまで曲げても折れないという可撓性を有するも
のである。
上記の電極部材とセパレーター材を可撓性IAM材シー
トを介して接合する際の各接着面で使用する接着剤とし
ては、通常炭素材の接着に用いられる接着剤でよいが、
特に、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、及びフラン樹脂
等から選択された熱硬化性樹脂であることが好ましい。
この接名剤層の厚みは特に限定されるものではないが、
一般に0.5s以下で均一に塗布するのが好ましい。
また、前記接着剤による接着は、温度100°C〜18
0℃、プレス圧力1〜50KOf/riG 、プレス時
間1〜120分の範囲で行なうことができる。
上記のような接着剤及び接着条件を用いて可撓性炭素材
シートを接着した2枚の電極部材に、燃料極側反応ガス
孔道断面積と空気極側反応ガス孔道断面積の比が1=3
〜2:3となるように反応ガス孔道を形成するための溝
部を所望の寸法で炭素材シート貼付面に切削加工する。
切削加工は任意の手段により行なうことができ、例えば
ダイヤモンドブレードにより切削する。
2枚の切削加工を終えた電極部材の残存可撓性炭素材シ
ート面をセパレーター材の両面にそれぞれつき合わせて
上記の電極部材と炭素材シートとの接着と同様に接着し
た後、約800℃以上の温度で焼成する。尚、電極部材
と炭素材シートの接着後、切削加工の前に同様の焼成を
行ない、合計2回の焼成を行うことにより炭化を確実に
することもできる。
その後、電極部材の反応ガス孔道に平行な電極部材周縁
端部に隣接して該電極部周縁より外方に延伸しているセ
パレーター材の伸延部分に、ガス不透過性の緻密炭素材
からなる端部シール部材を、フッ素樹脂のシートを介し
て、1Kgf/ciG以上の圧力で該樹脂のく融点−5
0℃)以上の温度でla着接合する。
上記の本発明の電極構造を得るために、例えば電極部材
に溝部を切削加工した後に形成された突起部上面に炭素
材シートを接合する等、種々の変法を取り得るが、前記
したように未切削電極部材に可撓性炭素材シートを接合
した模に切削加工を行なうのが最も実際的である。
また、製造上の都合により可撓性炭素材シート・7は電
極部と同一の大きさを有するものでセパレーターの全面
に接合されていてもよく、この形状も本発明の範囲内で
ある。但し複合電極基板の厚さの観点からは、前との構
造は同一の反応ガス孔道断面積を確保しながら後者のW
4造よりも可撓性炭素材シートの厚さだけ複合基板の厚
さを薄くし得るので好ましい。
次に、セパレーターと電極部をテフロンアイスバージョ
ンで接合した本発明の複合電極基板に使用する材料と製
造方法について記載する。
テフロンディスパージョンはテフロンすなわち前記の四
フッ化エチレン樹脂の、10〜70重量%、例えば約6
0重埴%の、例えば水中のディスパージョンとして使用
する。このディスパージョンには少ωの界面活性剤を添
加することができる。
上記テフロンディスパージョンをセパレーターの両面に
厚さ0.01〜0.5Mで塗布し1〔後、燃料極側反応
ガス孔道断面積と空気極側反応ガス孔道断面積の比が1
:3〜2:3となるようにそれぞれ反応ガス孔道を形成
する溝部を予め形成した電極部の溝部を有する側をつき
合わせ、IKof/dG以上の圧力、約270℃以上の
温度で@着接合する。
因みに、テフロンは非導電性物質であるが、多孔性炭素
質電極部とセパレーター間の導電性は充分に確保される
。これは上記の接合における圧着時にセパレーターに塗
布されたテフロンが多孔性炭素質電極部材中に含浸され
るような形で両部材が接合されるため、両部材が充分な
強度で接合されると同時に両部材の接触も充分に確保さ
れるためと考えられる。
その後、電極部の反応ガス孔道に平行な電極部材周縁端
部に隣接して該電極部周縁より外方に延伸しているセパ
レーター材の伸延部分に、ガス不透過性の緻密炭素材か
らなる端部シール部材を、フッ素樹脂のシートを介して
、前記と同様に融谷接合する。
前記の多孔性炭素質電極部とセパレーター、及び上記の
フッ素樹脂シートを介してのセパレーター材と端部シー
ル部材の接合は条件を適当に選べば同時に行なうことが
でき、工程の数を減らずことができるので特に有利であ
る。
ガス孔道を形成する溝部を有する多孔性炭素質電極部の
成形は、原料混合物を所望形状の金型に充填してプレス
成形したり、−旦平板上に成型した後(さらには焼成し
た後)に溝部を切削加工する等、任意の方法で成形し得
るが、生産性及び製品の均一性の点からは原料混合物を
混練後押し出し、ロールまたはスタンピングにより加圧
成形するのが好ましい。
また本発明の複合電極基板は第3図に示すように、反応
ガス孔道5.6に対して直角方向の端部に配置され、端
部シール部材と同様の緻密炭素材からなるガス分散部8
を有していてもよい。
このガス分散部8は、セパレーターと共にガス流路9を
形成する溝部を有するものであり、このガス流路9を通
して反応ガス孔道5,6に反応ガスを外部から供給する
ものであるが、その断面形状は特に反応ガス孔道断面に
一致する必要はなく、さらに反応ガス孔道5.6の開口
部の全てが反応ガス流路9に間口している必要もなく、
燃料電池電極基板として使用した時に必要なガス流量が
確保されるのに充分な形状であればよい。ガス流路9の
断面積に関しては特にそれ以外には特別な条件は必要な
く、従って反応ガス孔道断面積の比が燃料極側と空気極
側で1:3〜2:3となりさえすればよい。
この形状の本発明の燃料電池用電極基板は、端部におい
てセパレーターを介して同一材料で形成される端部シー
ル部とガス分散部が相対しており、上層及び下層の熱膨
張係数が一致するため、セパレーターと端部材間の熱応
力が等しくなり、焼成時の反りや歪みを減少させ得るも
のであり、セパレーターと電極部を焼成して一体化接合
する場合において特に好ましく、また薄片状の電極基板
の周縁部に端部シール部とガス分散部がセパレーターを
挟んで両側に配置接合されているためこれによる補強効
果があり、その結果燃料゛1池製造時などのハンドリン
グ性に極めて優れている。
[発明の効果] 以上のようにして1qられる本発明の燃料電池用複合電
極基板は、実際に供給される反応ガスの条件に合致させ
た反応ガス孔道面積を有しているので、燃料極側と空気
極側で同一の反応ガス孔道断面積を有する電極基板と比
較して、燃料電池として作動させたときに同等の性能を
保持しながら、燃料極側の反応ガス孔道断面積を小さく
し得、即ち反応ガス孔道の高さを低りシ得るので、ひい
ては複合基板自体の厚さを薄くし得る。
例えば、通常の厚さ3.8〜4.0Mの複合電極基板に
J5いては、反応ガス孔道は1.0〜1.4Mの高さで
形成されるので、最大で約0.6〜0.9.厚さを薄り
シ得、基板全体として、約15〜24%厚さを薄<シ得
ることになる。これは、単に燃料電池のコンパクト化に
寄与するばかりではなく、厚さの低減により電気抵抗及
び熱抵抗を同様に約15〜24%減少ざV得るので、よ
り高い燃料効率を期待できるものである。
また本発明の燃料電池用複合電極基板は、電極部の端部
に端部シール部材がフッ素樹脂シートを介して一体的に
接合形成されているため、耐ガスリーク性に優れ、通常
の燃料電池で必要とされる反応ガスの電池側面への漏出
を防ぐための周辺シール処理を行う必要はない。
更には、電極部とセパレーターが可撓性炭素材シートを
介して一体化接合されているかテフロンディスパージョ
ンにより接合されており、また端部シール部とセパレー
ターがフッ素樹脂で接合−体化されているため耐リン酸
性に優れ、リン酸型燃料電池用電極基板として特に有用
である。
また薄片状の電極基板の周縁部に端部シール部がセパレ
ーターを挟んで両側に交錯して均等に配置接合されてい
るためこれによる補強効果があり、その結果燃料電池製
造時などのハンドリング性に優れている。
[実施例] 以下、本発明を実施例により詳)ホするが、本発明は以
下の実施例に限定されるものではない。
以下の材料を使用して複合電極基板を製造した。
■ 電極部材 予め800℃以上で焼成された多孔性炭素質平板材料(
呉羽化学工業(株)製、商品名KES−400)の69
0a*(タテ) x 690m1(ヨコ)で、厚さが1
.47mと0.97 Mのものを1枚ずつ使用した。
■ セパレーター材 昭和電工(株)製緻密炭素板(SG−2゜厚0.6m)
をタテ、ヨコそれぞれ690m1.:裁断してセパレー
ター材とした。
■ フッ素樹脂シート テフロン0シート(厚さ0.1011+11.ニチアス
(株)製)を端部シール部材の寸法に合わせて裁断した
ものを4枚作って使用した。
■ 可撓性炭素材シート グラフオイル (tJcc製、嵩密度 1、10g/cc、厚さ0.13m)を接合面寸法に合
わせてタテ690.、ヨコ650amに裁断したものを
2枚使用した。
■ 端部シール部材 東海カーボン(株)製(嵩密度1 、85(1/CC)
の緻密炭素板をタテ6901111.ヨコ20厘、及び
厚さ 1.5Mと1.0m+に加工したものをそれぞれ
2枚作って使用した。
上記2枚の電極部材の各々の片面とグラフオイルの片面
にフェノール樹脂系接着剤を塗布した後、乾燥した。そ
の後140℃、10Kgf/cjG 、圧力保持時間2
0分の条件で端部シール部材が接合される面を除いた面
にそれぞれを接合した。
次いで接着された2組の各電極部材のグラフオイル貼付
面に、厚さが1.47g+の多孔製炭素質平板を使用し
たものには高さ 1.0M、厚さ 0.97 amのも
のを使用したものには高さ0.5Mで、巾 2Mの長方
形断面の複数の平行な溝を4層間隔でダイヤモンドブレ
ードにより切削加工した。
その後上記加工物の残存グラフオイル面に上記接着剤を
塗布し乾燥した。同様にセパレーター面に上記接着剤を
塗布して乾燥した。その後2組の電極部材のそれぞれの
残存グラフオイル面を、それぞれの電極部材の複数の平
行な溝が直交して相対するようにセパレーターの両面に
、140℃、10KQf/ciG 、圧力保持時間20
分の条件で接着し、さらに2,000℃で焼成した。
焼成後、電極部の端部シール部材を接合する部分を除去
してセパレーター面を露出し、端部シール部材とセパレ
ーター材の接合面にテフロンシートを挟持させて、35
0℃、20にgf/ciG、圧力保持時間20分で融着
接合した。
上記により厚さ3.3鯨の燃Fl電池用複合電極基板が
得られた。
比較例として、厚さ1.47mの多孔製炭素質平板を電
極部材として2枚使用し、両方のグラフオイルを貼布し
た電を部面に高さ 1.0馴、 2Mの長方形断面の複
数の平行な溝を4M間隔で切削加工した以外は前記と同
様にして燃料電池用複合電極基板を製造し、厚さ3.8
mのものを得た。
両名の電気抵抗及び熱抵抗を測定した。結果を下表に示
す。
上記から明らかな通り、本発明の燃料電池用複合電極基
板は、厚さを薄くし得たことにより、電気抵抗及び熱抵
抗を約15〜16%低減し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の電極基板の′A視図である。 1・・・・・・セパレーター、2・・・・・・多孔製炭
素質電極部、3・・・・・・端部シール部、4・・・・
・・フッ素樹脂シート、5・・・・・・燃料極側反応ガ
ス孔道、6・・・・・・空気極側反応ガス孔道、7・・
・・・−可撓性炭素材シート、8・・・・・・ガス分散
部、9・・・・・・反応ガス流路。 代理人弁理士 中   村    ギ 第1図 第3図

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セパレーター、セパレーターと接合されて反応ガ
    ス孔道を形成する複数の溝部を片面に備え他の一面は平
    板状である2つの多孔性炭素買電極部及び端部シール部
    から成り、前記電極部を反応ガス孔道が直交して相対す
    るようにセパレーターの両面に接合して形成した燃料電
    池用電極基板であつて、セパレーターと多孔性炭素質電
    極部の溝部によつて形成される反応ガス孔道の燃料極側
    反応ガス孔道断面積と空気極側反応ガス孔道断面積の比
    が1:3〜2:3であることを特徴とする燃料電池用複
    合電極基板。
  2. (2)多孔性炭素質電極部とセパレーターの接合面に可
    撓性炭素材シートが介在させられていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の燃料電池用複合電極基
    板。
  3. (3)多孔性炭素質電極部とセパレーターがテフロンデ
    ィスパージョンにより接合されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の燃料電池用複合電極基板
  4. (4)多孔性炭素質電極部が、1,000℃以上で焼成
    されたとき、0.3〜0.9g/ccの高密度、200
    ml/cm^2・hr・mmAq以上のガス透過率、お
    よび200mΩ・cm以下の電気抵抗を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記
    載の燃料電池用複合電極基板。
  5. (5)セパレーターが1.4g/cc以上の高密度、1
    0^−^6ml/cm^2・hr・mmAq以下のガス
    透過率、10mΩ・cm以下の電気抵抗、および2mm
    以下の厚さを有する緻密炭素材であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の燃料
    電池用複合電極基板。
  6. (6)端部シール部が1.4g/cc以上の高密度およ
    び10^−^4ml/cm^2・hr・mmAq以下の
    ガス透過率を有する緻密炭素材であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の燃料
    電池用複合電極基板。
  7. (7)可撓性炭素材シートが、平均長さ1mm以上の炭
    素繊維と結合材とからなる複合材料を炭化したものであ
    つて、結合材由来の炭素塊が炭素繊維マトリックス中に
    分散して複数本の炭素繊維を拘束しており、かつ前記炭
    素塊と炭素繊維とが摺動自在に結合している、厚さが1
    mm以下で嵩密度が0.2〜1.3g/cm^2、圧縮
    歪率が2.0×10^−^1cm^2/kgf以下であ
    り、曲率半径が10mmまで曲げても折れないような可
    撓性を有することを特徴とする特許請求の範囲第2項に
    記載の燃料電池用複合電極基板。
  8. (8)可撓性炭素材シートが粒径5mm以下の黒鉛粒子
    を酸処理し更に加熱して得た膨脹黒鉛粒子を圧縮して製
    造されたものであつて、厚さが1mm以下で、嵩密度が
    1.0〜1.5g/cc、圧縮歪み率が0.35×10
    ^2cm^−^2/kgf以下であり、曲率半径が20
    mmまで曲げても折れないような可撓性を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の燃料電池用複
    合電極基板。
  9. (9)フッ素樹脂が200℃以上の融点を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれかに
    記載の燃料電池用複合電極基板。
  10. (10)2枚の溝部未加工の所定寸法の平板状多孔性炭
    素質電極部材の片面に可撓性炭素材シートをそれぞれ接
    着剤により接着し、反応ガス孔道を形成する所望寸法の
    溝部を燃料極側反応ガス孔孔道断面積と空気極側反応ガ
    ス孔道断面積の比が1:3〜2:3となるようにそれぞ
    れ前記接着面側に切削加工した後、切削加工面上に残存
    する可撓性炭素材シート面をセパレーターの両面につき
    合わせて接着し、さらに約800℃以上で焼成した後、
    前記反応ガス孔道に平行な電極部材周縁端部に隣接して
    該電極部周縁より外方に伸延しているセパレーター材の
    伸延部分にフッ素樹脂のシートを介してガス不透過性の
    緻密炭素材からなる端部シール部材を接合することから
    なる特許請求の範囲第2項に記載の燃料電池用複合電極
    基板の製造方法。
  11. (11)多孔性炭素質電極部材を、 [1]炭素繊維、バインダーおよび有機粒状物質の混合
    物を一体的に加熱加圧成形した成形部材、 [2]前記[1]の成形部材を焼成した焼成部材、から
    選択することを特徴とする特許請求の範囲第10項に記
    載の方法。
  12. (12)可撓性炭素材シートが、平均長さ1mm以上の
    炭素繊維と結合材とからなる複合材料を炭化したもので
    あつて、結合材由来の炭素塊が炭素繊維マトリックス中
    に分散して複数本の炭素繊維を拘束しており、かつ前記
    炭素塊と炭素繊維とが摺動自在に結合している、厚さが
    1mm以下で嵩密度が0.2〜1.3g/cm^2圧縮
    歪率が2.0×10^−^1cm^2/kgf以下であ
    り、曲率半径が10mmまで曲げても折れないような可
    撓性を有することを特徴とする特許請求の範囲第10項
    または第11項に記載の方法。
  13. (13)可撓性炭素材シートが平均長さ1mm以上の炭
    素繊維と炭化率が10%以上の結合材から成る複合材料
    を加熱加圧成形し、850℃以上で焼成して得られた炭
    素材シートであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    2項記載の方法。
  14. (14)可撓性炭素材シートが粒径5mm以下の黒鉛粒
    子を酸処理し更に加熱して得た膨張黒鉛粒子を圧縮して
    製造したものであつて、厚さが1mm以下で、嵩密度が
    1.0〜1.5g/cc、圧縮歪率が0.35×10^
    −^2cm^2/kgf以下であり、曲率半径が20m
    mまで曲げても折れないような可撓性を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第10項または第11項に記載
    の方法。
  15. (15)接着剤が、フェノール樹脂、エポキシ樹脂及び
    フラン樹脂から選択された熱硬化性樹脂であることを特
    徴とする特許請求の範囲第10項〜第14項のいずれか
    に記載の方法。
  16. (16)電極部材とセパレーター材の接合条件が、温度
    100〜180℃、プレス圧力1〜50kgf/cm^
    2G、プレス時間1〜120分の範囲であることを特徴
    とする特許請求の範囲第10項〜第15項のいずれかに
    記載の方法。
  17. (17)セパレーターの両面にテフロンディスパージョ
    ンを塗布し、反応ガス孔道を形成する複数の溝部を片面
    に備え他の一面は平板状であつて、前記溝部の大きさが
    燃料極側反応ガス孔道断面積と空気極側反応ガス孔道断
    面積の比が1:3〜2:3となるものである2枚の多孔
    性炭素質電極部の溝部を有する側を前記塗布面の所定位
    置につき合わせて融着接合し、前記反応ガス孔道に平行
    な電極部材周縁端部に隣接して該電極部周縁より外方に
    伸延しているセパレーター材の伸延部分にフッ素樹脂の
    シートを介してガス不透過性の緻密炭素材からなる端部
    シール部材を接合することからなる特許請求の範囲第3
    項に記載の燃料電池用複合電極基板の製造方法。
  18. (18)多孔性炭素質電極部材を、短炭素繊維、バイン
    ダーおよび有機粒状物質の混合物を一体的に加熱加圧成
    形した成形部材を焼成して製造することを特徴とする特
    許請求の範囲第17項に記載の方法。
  19. (19)セパレーター材が、2,000℃で焼成したと
    きの焼成収縮率が0.2%以下の緻密炭素板であること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項〜第18項に記載
    の方法。
  20. (20)フッ素樹脂が200℃以上の融点を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項〜第19項のいず
    れかに記載の方法。
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