JPH0582714B2 - - Google Patents

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JPH0582714B2
JPH0582714B2 JP60238684A JP23868485A JPH0582714B2 JP H0582714 B2 JPH0582714 B2 JP H0582714B2 JP 60238684 A JP60238684 A JP 60238684A JP 23868485 A JP23868485 A JP 23868485A JP H0582714 B2 JPH0582714 B2 JP H0582714B2
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Kunyuki Saito
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Kureha Corp
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    • H01M8/0258Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般にリン酸型燃料電池用電極基板
に係り、より詳細には、反応ガス流路を備えた多
孔性炭素質電極部が可撓性黒鉛シートを介してセ
パレーターの両面に該反応ガス流路が直交して相
対するように接合されており、かつ該電極部の該
反応ガス流路に平行な周縁部に隣接して1対の端
部シール部が配置されており、このガス不透過性
の緻密炭素材からなる端部シール部がフツ素樹脂
層を介して該セパレーターの伸延部分に接合され
ていることを特徴とする端部シール部付燃料電池
用電極基板に係る。
本発明の端部シール部付燃料電池用電極基板
は、セパレーターと電極部が可撓性黒鉛シートを
介して接合されかつ焼成されてカーボンとして一
体化しており、端部シール部とセパレーターがフ
ツ素樹脂によつて接合されているため特に耐リン
酸性に優れると共に、基板の周辺端部に端部シー
ル部材がセパレーターを挟んで両側に交錯して均
等に配置接合されているため補強効果があり、そ
の為ハンドリング性に優れている。
[従来の技術] 一般にリン酸型燃料電池における電極としての
基板は片面がリン酸マトリツクスに接触して別の
片面がセパレーターにつきあわされて積層され
る。また、電極基板を積層して燃料電池とするに
はその端部にシール材を配置して電池電極基板の
側面から反応ガスが外部に拡散しないようにして
いる。
このような燃料電池において従来は各部材間の
接合はカーボンセメントを用いて行なわれてい
た。しかしカーボンセメントはリン酸によつて酸
化されるため、部材間の剥離を生じたり、接合部
を通して反応ガスが漏れたりする可能性があつ
た。
さらに、通常電極基板は薄板上であるため、特
に基板面積が大きいような場合には取り扱い時に
割れたりするという機械的強度の面での問題があ
つた。
[発明の課題] 本発明は周辺のガスシール部がセパレーターに
接合されて一体化されている端部シール部付燃料
電池用電極基板を提供することを目的とする。
本発明の別の目的は耐リン酸性に優れたリン酸
型燃料電池用電極基板を提供することである。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の記
載から当業者には明らかであろう。
[発明の構成] 本発明は、反応ガス流路を備えた多孔性炭素質
電極部が可撓性黒鉛シートを介してセパレーター
の両面に該反応ガス流路が直交して相対するよう
に接合されかつ焼成されてカーボンとして一体化
されており、かつ該電極部の該反応ガス流路に平
行な周縁部に隣接して1対のガス不透過性の緻密
炭素材からなる端部シール部がフツ素樹脂層を介
して該セパレーターに接合されていることを特徴
とする端部シール部付燃料電池用電極基板および
その製造方法を提供する。
[詳細な説明] 以下、添付の図面を参照して本発明の電極基板
をさらに詳しく説明する。
図は本発明の電極基板の斜視図である。尚、図
は誇張して描いたものであり実寸を表わすもので
はない。各部材の大きさ、特に厚みに関する適当
な大きさは当業者には明らかであろう。
本発明の電極基板は、反応ガス流路6を有する
2つの電極部1と、その2つの電極部の間に位置
するセパレーター2と、該電極部の反応ガス流路
6に垂直方向の端部の端部シール部3とからなる
構造を有している。
セパレーター2は電極部1より大きく、図に示
したように1方の電極部の反応ガス流路6に平行
な縁部に沿つてこの電極部周縁より外方に伸延し
ており(この伸延部の外端は他方の電極部の外端
に一致している)、この伸延部に端部シール部3
が接合されている。セパレーター2と電極部1の
間には可撓性黒鉛シート4が介在されており、外
方に伸延しているセパレーター周辺端部と端部シ
ール部3はそれぞれフツ素樹脂5を介して接合さ
れている。
電極部は、多孔性炭素質であり、1000℃以上で
の焼成後において、平均嵩密度0.3〜0.9g/c.c.、
ガス透過率200ml/cm2・hr・mmAq以上、及び電気
抵抗200mΩ・cm以下の特性を有することが好ま
しい。
セパレーターは平均嵩密度1.4g/c.c.以上、ガス
透過率10-6ml/cm2・hr・mmAq以下、電気抵抗
10mΩ・cm以下で厚さ2mm以下が好ましい。
上述の端部シール部は平均嵩密度が1.4g/c.c.以
上でガス透過率が10-4ml/cm2・hr・mmAq以下で
あることが好ましい。
既に述べたように、本発明の燃料電池用電極基
板においては全ての端部シール部とセパレーター
とがフツ素樹脂を介して接合されているが、接合
部も含めて端部シール部を通して外部に漏れるリ
ーク量は、拡散が支配的で圧力にはあまり影響さ
れないが、本発明では500mmAqの差圧下で接合部
周辺長あたりの単位時間内リークガス量として
[リークガス量/(辺長)・(差圧)]なる関係で表
わすものとすると10-2ml/cm・hr・mmAq以下が
好ましい。
本発明で使用するフツ素樹脂は一般に融点が
200℃以上のフツ素樹脂であり、特に限定されな
いが、たとえば四フツ化エチレン樹脂(略称
PTFE、融点327℃、4.6Kgf/cm2熱変形温度121
℃)、四フツ化エチレン−六フツ化プロピレン共
重合樹脂(略称FEP、融点250〜280℃、4.6Kg
f/cm2熱変形温度72℃)、フツ化アルコキシエチ
レン樹脂(略称PFA、融点300〜310℃、4.6Kg
f/cm2熱変形温度75℃)、フツ化エチレンプロピ
レン樹脂(略称TFP、融点290〜300℃)などが
ある。これらのフツ素樹脂は市販されている。
本発明においては上記フツ素樹脂を、たとえば
厚さ50μ程度のシートまたは約60重量%のデイス
パージヨンとして使用する。このデイスパージヨ
ンは少量の界面活性剤を添加することができる。
本発明の端部シール部付燃料電池用電極基板を
製造するには電極部材とセパレーター材との間に
可撓性黒鉛シートを挟んでその両側を接着剤を介
して接合し、さらに約1000℃以上で焼成し、その
後、電極部周縁より外方に伸延しているセパレー
ター材の伸延部分と端部シール部材とをフツ素樹
脂のシートまたはデイスパージヨンを介在させて
接合する。
本発明電極基板の電極部材としては次のものが
用いられる。
短炭素繊維、バインダー及び有機粒状物質の
混合物を加熱加圧成形したもの(例えば特開昭
59−68170号参照)。特に長さ2mm以下の短炭素
繊維20〜60wt%、フエノール樹脂20〜50wt%
および有機粒状物質(細孔調節材)20〜50wt
%からなる混合物を成形温度100〜180℃、成形
圧力2〜100Kgf/cm2、圧力保持時間1〜60分
の条件で成形したもの。
上記の成形部材を1000℃以上で焼成したも
の。
長さ20mm以下の炭素繊維とパルプ、再生セル
ロース繊維およびポリアクリロニトリル繊維等
から選ばれた少なくとも1種の有機繊維を抄紙
用バインダー(ポリビニルアルコール繊維等)
とともに混合抄紙して得られた混抄紙にフエノ
ール樹脂の溶液を含浸した抄造紙(例えば特公
昭53−18603号参照)をガス拡散部とし、上記
の原料を使つてリブ部を形成した成形品。
上記の成形品を1000℃以上で焼成したも
の。
本発明で使用するセパレーター材としては2000
℃で焼成したときの焼成収縮率が0.2%以下の緻
密炭素板が好ましい。
本発明で使用する膨張黒鉛粒子を圧縮して作つ
た可撓性黒鉛シートは、粒径5mm以下の黒鉛粒子
を酸処理し更に加熱して得た膨張黒鉛粒子を圧縮
して作つたものであつて、厚さが1mm以下で、嵩
密度1.0〜1.5g/c.c.、圧縮歪率(すなわち、圧縮
荷重1Kgf/cm2に対する歪率)が0.35×10-2cm2
Kgf以下であり、曲率半径が20mmまで曲げても折
れないという可撓性を有するものが好ましく、市
販のものではUCC製グラフオイル が好適な例
である。
上記の電極部材とセパレーター材を可撓性黒鉛
シートを介して接合する際の各接合面で使用する
接着剤としては、通常炭素材の接着に用いられる
接着剤でよいが、特に、フエノール樹脂、エポキ
シ樹脂、及びフラン樹脂等から選択された熱硬化
性樹脂であることが好ましい。
この接着剤層の厚みは特に限定されるものでは
ないが、一般に0.5mm以下で均一に塗布するのが
好ましい。
また、前記接着剤による接合は、温度100°〜
180℃、プレス圧力1.5〜50Kgf/cm2、プレス時間
1〜120分の範囲で行なうことができる。
以上のようにして電極部材を可撓性黒鉛シート
を介してセパレーター材に接合した後、約1000℃
以上の温度で焼成する。
その後、セパレーター材の伸延部分とこれに接
合させる端部シール部材の面との間にフツ素樹脂
のシートまたはデイスパージヨンを挟持または塗
布し、2Kgf/cm2以上の圧力で該樹脂の融点より
50℃低い温度以上の温度で融着接合する。
端部シール部材としては2000℃で焼成したとき
の焼成収縮率が0.2%以下の緻密炭素材が好まし
い。
[発明の効果] 以上のようにして得られる本発明の端部シール
部付燃料電池用電極基板は端部シール部が一体的
に接合形成されているため、通常の燃料電池で必
要とされる反応ガスの電池側面への漏出を防ぐた
めの周辺シール部材を設けることはもちろん必要
ないばかりでなく次のような効果を奏する。
すなわち、電極部とセパレーターが可撓性黒鉛
シートで、また端部シール部とセパレーターがフ
ツ素樹脂で接合一体化されているため耐リン酸性
に優れ、リン酸型燃料電池用電極基板として特に
有用である。また薄片上の電極基板の周囲に端部
シール部がセパレーターを挟んで両側に交錯して
均等に配置接合されているためこれによる補強効
果があり、その結果燃料電池製造時などのハンド
リング性に優れている。
[実施例] 以下、本発明を実施例により詳述するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例 1 電極部材 短炭素繊維(呉羽化学工業(株)製、商品名M−
204S、平均直径14μm、平均長さ400μm)35wt
%、フエノール樹脂(旭有機材(株)製、商品名RM
−210)30wt%、及びポリビニルアルコール粒子
(日本合成化学(株)製、平均粒径180μm)35wt%を
混合後、所定の金型に供給し、成形温度135℃、
成形圧35Kgf/cm2、圧力保持時間20分の条件で成
形して、600mm(タテ)×720mm(ヨコ)×1.5mm
(厚)の大きさのリブ付電極部材を製造した。リ
ブ部厚は1.0mm、ガス拡散部厚は0.5mmであつた。
セパレーター材 昭和電工(株)製緻密炭素板(厚0.8mm)をタテ、
ヨコそれぞれ720mmに裁断してセパレーター材と
した。
端部シール部材 東海カーボン(株)製(嵩密度1.85g/c.c.、厚1.5
mm)の緻密炭素板をタテ60mm×ヨコ720mm(4個)
に裁断して、端部シール部材とした。
四フツ化エチレン樹脂 四フツ化エチレン樹脂シート(厚さ0.05mm、ニ
チアス(株)製)を使用した。
可撓性黒鉛シート グラフオイル (UCC製、嵩密度1.10g/c.c.、
厚さ0.13mm)を接合面寸法に合わせて適当に裁断
して用いた。
上記セパレーター材の両面とグラフオイルの片
面にフエノール樹脂系接着剤を塗布した後、乾燥
した。その後135℃、10Kgf/cm2、20分の条件で
接合した。
次いで上記接合物のグラフオイル面に上記接着
剤を塗布し乾燥した。同様に上記電極部材のリブ
部面に上記接着剤を塗布して乾燥した。その後
135℃、10Kgf/cm2、20分の条件で接合し、さら
に2000℃で焼成した。
次に、端部シール部材とセパレーター材の接合
面に四フツ化エチレン樹脂シートを挟持した。そ
の後360℃、20Kgf/cm2で溶融圧着した。
溶融圧着面の剥離強度を測定するため、試験片
をエポキシ系接着剤で測定治具に接着し引張試験
を行つた。四フツ化エチレン樹脂シートの接合部
で剥離せずエポキシ系接着剤のところで剥離した
ことから、剥離強度は90Kgf/cm2以上と推定され
た。この90Kgf/cm2以上の剥離強度は通常の炭素
材同士を熱硬化性樹脂溶液接着剤で接着した時の
剥離強度3Kgf/cm2に比して実に30倍の接着強度
となつている。
実施例 2 実施例1の四フツ化エチレン樹脂シートの代り
に四フツ化エチレン樹脂デイスパージヨン(三井
フロロケミカル(株)製、略称PTFE、60重量%を含
む水溶液)を使用し、端部シール部材とセパレー
ター材の接合面にムラなく塗布し、空気中で乾燥
した。その後、360℃、20Kgf/cm2で溶融圧着し
た。
剥離強度は実施例1と同様であつた。
【図面の簡単な説明】
添付の図は本発明の電極基板の斜視図である。 1……電極部、2……セパレーター、3……端
部シール部、4……可撓性黒鉛シート、5……フ
ツ素樹脂、6……反応ガス流路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 反応ガス流路を備えた多孔性炭素質電極部
    が、可撓性黒鉛シートを介してガス不透過性の緻
    密炭素材からなるセパレーターの両面に該反応ガ
    ス流路が直交して相対するように接合されかつ焼
    成されてカーボンとして一体化されており、かつ
    該電極部の該反応ガス流路に平行な周縁部に隣接
    して1対のガス不透過性の緻密炭素材からなる端
    部シール部が配置されており、該端部シール部が
    フツ素樹脂層を介して該セパレーターの伸延部分
    に接合されていることを特徴とする端部シール部
    付燃料電池用電極基板。 2 多孔性炭素質電極部が、1000℃以上で焼成さ
    れたとき、0.3〜0.9g/c.c.の嵩密度、200ml/cm2
    hr・mmAq以上のガス透過率、および200mΩ・cm
    以下の電気抵抗を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の端部シール部付燃料電池
    用電極基板。 3 セパレーターが1.4g/c.c.以上の嵩密度、10-6
    ml/cm2・hr・mmAq以下のガス透過率、10mΩ・
    cm以下の電気抵抗、および2mm以下の厚さを有す
    るガス不透過性の緻密炭素材からなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    の端部シール部付燃料電池用電極基板。 4 端部シール部が1.4g/c.c.以上の嵩密度および
    10-4ml/cm2・hr・mmAq以下のガス透過率を有す
    るガス不透過性の緻密炭素材からなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
    に記載の端部シール部付燃料電池用電極基板。 5 可撓性黒鉛シートが膨張黒鉛粒子を圧縮して
    製造されたものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の端部シ
    ール部付燃料電池用電極基板。 6 可撓性黒鉛シートが粒径5mm以下の黒鉛粒子
    を酸処理し更に加熱して得た膨張黒鉛粒子を圧縮
    して製造されたものであつて、厚さが1mm以下
    で、嵩密度が1.0〜1.5g/c.c.、圧縮歪率が0.35×
    10-2cm2/Kgf以下であり、曲率半径が20mmまで曲
    げても折れないような可撓性を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第5項に記載の端部シール
    部付燃料電池用電極基板。 7 フツ素樹脂が200℃以上の融点を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第6項のい
    ずれかに記載の端部シール部付燃料電池用電極基
    板。 8 ガス不透過性の緻密炭素材からなるセパレー
    ター材の両面に、反応ガス流路を備えた多孔性炭
    素質電極部材を1個ずつ、該反応ガス流路が直交
    して相対し、該セパレーター材が該電極部材の反
    応ガス流路に平行な両周縁端部より外方に伸延す
    るように配置し、該セパレーター材とそれぞれの
    電極部材との間に可撓性黒鉛シートを介在させ、
    該セパレーター材と該可撓性黒鉛シートの間、及
    び該可撓性黒鉛シートと該電極部材の間を接着剤
    によつて接合し、さらに1000℃以上で焼成して燃
    料電池用電極基板部を製造した後、該電極部材の
    反応ガス流路に平行な周縁端部より外方に伸延し
    ているセパレーター材の伸延部分の両面の4ケ所
    に、フツ素樹脂のシートまたはデイスパージヨン
    を介してガス不透過性の緻密炭素材からなる端部
    シール部材を接合することからなる、反応ガス流
    路を備えた多孔性炭素質電極部が、可撓性黒鉛シ
    ートを介してセパレーターの両面に該反応ガス流
    路が直交して相対するように接合されかつ焼成さ
    れてカーボンとして一体化されており、かつ該電
    極部の該反応ガス流路に平行な周縁部に隣接して
    1対の端部シール部が配置されており、該端部シ
    ール部がフツ素樹脂層を介して該セパレーターの
    伸延部分に接合されている端部シール部付燃料電
    池用電極基板の製造方法。 9 多孔性炭素質電極部材を、 短炭素繊維、バインダーおよび有機粒状物質
    の混合物を一体的に加熱加圧成形した成形部
    材、 前記の成形部材を焼成した焼成部材、 炭素繊維とパルプ、再生セルロース繊維およ
    びポリアクリロニトリル繊維から選ばれた少な
    くとも1種の有機繊維を抄紙用バインダー(ポ
    リビニルアルコール繊維等)と共に混合抄紙し
    て得られた混抄紙にフエノール樹脂の溶液を含
    浸した抄造紙をガス拡散部とし、前記の混合
    物からリブ部を形成した成形部材、ならびに 前記の成形部材を焼成した焼成部材 から選択することを特徴とする特許請求の範囲第
    8項に記載の方法。 10 セパレーター材が、2000℃で焼成したとき
    の焼成収縮率が0.2%以下の緻密炭素板であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項または第9
    項に記載の方法。 11 可撓性黒鉛シートが膨張黒鉛粒子を圧縮し
    て製造したものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第8項〜第10項のいずれかに記載の方
    法。 12 可撓性黒鉛シートが粒径5mm以下の黒鉛粒
    子を酸処理し更に加熱して得た膨張黒鉛粒子を圧
    縮して製造したものであつて、厚さが1mm以下
    で、嵩密度が1.0〜1.5g/c.c.、圧縮歪率が0.35×
    10-2cm2/Kgf以下であり、曲率半径が20mmまで曲
    げても折れないような可撓性を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第11項に記載の方法。 13 可撓性黒鉛シートの接着剤が、フエノール
    樹脂、エポキシ樹脂及びフラン樹脂から選択され
    た熱硬化性樹脂であることを特徴とする特許請求
    の範囲第8項〜第12項のいずれかに記載の方
    法。 14 電極部材とセパレーター材の接合条件が、
    温度100〜180℃、プレス圧力1.5〜50Kgf/cm2
    プレス時間1〜120分の範囲であることを特徴と
    する特許請求の範囲第8項〜第13項のいずれか
    に記載の方法。 15 端部シール部材が、2000℃で焼成したとき
    の焼成収縮率が0.2%以下の緻密炭素材であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項〜第14項
    のいずれかに記載の方法。 16 フツ素樹脂が200℃以上の融点を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項〜第15項
    のいずれかに記載の方法。 17 端部シール部材の接合条件が、圧力2Kg
    f/cm2以上でフツ素樹脂の融点より50℃低い温度
    以上の温度であることを特徴とする特許請求の範
    囲第8項〜第16項のいずれかに記載の方法。
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