JPS6282663A - マニホ−ルド付燃料電池用電極基板及びその製造方法 - Google Patents

マニホ−ルド付燃料電池用電極基板及びその製造方法

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JPS6282663A
JPS6282663A JP60221438A JP22143885A JPS6282663A JP S6282663 A JPS6282663 A JP S6282663A JP 60221438 A JP60221438 A JP 60221438A JP 22143885 A JP22143885 A JP 22143885A JP S6282663 A JPS6282663 A JP S6282663A
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Hisatsugu Kaji
加治 久継
Kuniyuki Saito
国幸 斉藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般にリン酸型燃F!I電池用電極基板に係
り、より詳細には反応ガス流路を備えた多孔性炭素質電
極部が可撓性黒鉛シートを介してセパレーターの両面に
接合されており、かつ該セパレーターが該電極部より外
方に伸延している燃料電池用電極基板において、該ヒバ
レータ−の伸延部に反応ガス供給用通路を備えたガス不
透過性の緻密炭素板からなるマニホールド部が可撓性黒
鉛シートを介して接合されており、仝休が炭素として一
体化されているマニホールド付燃料電池用電極基板に係
る。
本発明のマニホールド付燃料電池用゛賢極基板は、全て
の部材がカーボンで接合され、さらに焼成されて一体化
されており、特に耐リン酸性に優れると共に、基板の周
辺端部にマニホールドを兼ねる端部材(以下マニホール
ド部材と略記する)が一体内に接合されているため補強
効果があり、その為ハンドリング性に優れている。
「従来の技術」 一般にリン酸型燃料電池における電極としての11は片
面がリン酸マトリックスに接触して別の片面がセパレー
ターにつぎあわされて積層される。
また、電極基板を積層して燃料電池とするにはその端部
に反応ガスを電池に供給するためのマニホールドを配置
し、同時に電池電極基板の側面から反応ガスが外部に拡
散しないようにしている。
このような燃料電池において従来は各部材間の接合はカ
ーボンセメントを用いて行なわれていた。
しかしカーボンセメントはリン酸によって酸化されるた
め、部材間の剥離を生じたり、接合部を通して反応ガス
が漏れたりする可能性があった。
ざらに、通常電極基板は薄板状であるため、特に基板面
積が大さいような場合には取り扱い時に割れたりすると
いう機械的強度の面での問題があった。
[発明の課題] 本発明は反応ガス供給用通路を備えたマニホールド部が
セパレーターおよび電極部と共にカーボンとして一体化
されているマニホールド付燃料電池用電極基板を提供す
ることを目的とする。
本発明の別の目的は耐リン酸性に優れたリン酸型燃料電
池用電権基板を提供することである。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の記載から当
業名には明らかであろう。
し発明の構成1 本発明は、反応ガス流路を備えた多孔性炭素質電極部が
可撓性黒鉛シートを介してセパレーターの両面に接合さ
れており、かつ該セパレーターが該電極部より外方に伸
延している燃料電池用電極基板において、該セパレータ
ーの伸延部に反応ガス供給用通路を備えたガス不透過性
の緻密炭素板からなるマニホールド部が可撓性黒鉛シー
トを介して接合されており、全体がカーボンとして−・
体化されているマニホールド付燃料電池用?′If極球
板およびその製造方法を提供する。
[詳細な説明] 以下、添付の図面を参照して本発明の電極基板をさらに
訂しく説明する。
第1図は本発明の電極基板の平面図、第2図及び第3図
はそれぞれ第1図のm−n、m=mにおける断面図であ
る。
本発明の電Iflu板は、反応ガス流路:1を有する2
つの電極部1と、その2つの電極部の間に位置するセパ
レーター4と、該電極部の周辺端部のマニホールド部2
とからなる構造を有している。各部材の接合部は可撓性
黒鉛シートを介して接合されている。ざらに該マニホー
ルド部2にはセパレーター4を会めてこれを貫通する反
応ガス供給用通路3が設けられヱおり、反応ガス供給用
通路は1方の電極部1に設りられた反応ガス流路5に連
結している。反応ガスの流れ方向を第2図おJ、び第3
図に矢印で示す。
反応ガスrit路5は電極部1中ガス拡散部6およびリ
ブ部7ならびにセパレーター4またはレバレータ−4に
接合されている可撓性黒鉛シート(第4図30参照)に
よって規定される。
電極部は、多孔性炭素質であり、1000℃以上での焼
成後において、平均嵩密度0.3〜0.9 Q/CC1
ガス透過率200d / ci −hr −+nmAq
以上、及び電気抵抗200mΩ・cm以下の特性を有す
ることが好ましい。
セパレーターは平均嵩密度1.4g/cc以上、ガス透
過率10’ai! / ci−hr −111111A
 Q以下、電気抵抗10mΩ・cm以下で厚さ2ml以
下が好ましい。
マニホールド部の内部構造には様々なものがあり、その
数例を第4図に示す。第4図中左図は端部の部分断面図
、右図は各々の部分平面図である。
第4図中(1)はマニホールド部が21.22および2
3に3分割された構造になっており、セパレーターに対
して1方の側の電極部のりブ部7はマニホールド部21
の下に多少(たとえば7′まで)入り込んだ構造になっ
ている。またマニホールド部22の内部端は22′で示
されている。これら21,222つの部材間ならびに2
2および23とセパレーターの間はそれぞれ可撓性黒鉛
シート(図中40で示す)を介して互いに接合されてい
る。
第4図中■は(1)のマニホールド部21と22か−・
体形成されていてマニホールド部21と23の2部分に
なっており、リブ部はガス拡散部端面と同じ而(図中7
′で示す)までになっている。なお(1)の内部端22
′ に相当する面を21′ で示した。
第4図中(3)と(4)はセパレーターの1方の側の電
極部がガス供給通路3のいずれか1万の端(図に1′で
示した)まで延びた構造となっていて、ここでマニホー
ルド部21の内部端に接している。
いずれの場合も各部材の間には電極部とマニホールド部
の間を除いて可撓性黒鉛シートが介在しており、全体と
して一体となっている。なお、第4図にあげた構造は一
例を示したに過ぎないものであり、目的に合わせて第4
図とは異なる種々の構造をとることができる。
上述のマニホールド部は平均高密度が1.4(+/CC
以上でガス透過率が10−4d / Cl1− hr 
−1111A Q以下であることが好ましい。
既に述べたように、本発明の燃料電池用電極基板におい
ては全ての部材が可撓性黒鉛シートを介して接合されて
いるが、接合部も含めてマニホールド部を通して外部に
漏れるリーク量は、一定の差圧下で接合部周辺長あたり
の単位時間内リークガス垣として[リークガスf1/(
辺長)・(差圧)]なる関係で表わすものとすると10
−2d/ci ・hr−mmAQ以下が好ましい。
本発明のマニホールド部」燃料電池用電極基板を製造す
るには電極部材、ヒバレータ−材およびマニホールド部
材をそれぞれ間に接着剤を介しC’ l’lT撓性黒鉛
シートを挟んで接合し、さらに全体を焼成する。
4【お、マニホールド部の反応ガス供給用通路となる穴
3は1稈の任意の段階でありればよく、たとえば各マニ
ホールド部材を電極部材およびセパレーター材に接合す
る前または接合した後に適当な手段であけることができ
る。勿論この穴3と電極部材の反応ガス流路5とを連絡
ツる通路はマニホールド部材を接合するONに適宜設け
ておくのが好ましい。
本発明のマニホールド付燃料電池用電極基板の好ましい
製造方法を以]・に説明する。
まず、反応ガス流路用通路を(#iiえた多孔性炭素質
電極部材とこれより大きいセパレーター材の間に可撓性
黒鉛シートを介在させてセパレーター材が該電極部材よ
りも外方に伸延するように接着剤によって接合し、さら
に約1,000℃以上で焼成する。
本発明電極基板の電極部材としては次のものが用いられ
る。
■ 石炭′A繊維、バインダー及び有機粒状物質の混合
物を加熱加圧成形したもの(例えば特開昭59−681
70号参ffミツ。特に長さ211mm以下の短炭県繊
維20〜60旧%、フェノール樹脂20〜50−1%お
よび有機粒状物質(IIIl孔調節材) 20〜50旧
%からなる混合物を成形湿度100〜180℃、成形圧
力2〜100 Kgf/cff11圧力保持時111i
1〜60分の条件で成形したもの。
■ 上記[1]の成形部材を1.0(10℃以上で焼成
したもの。
■ 長さ2011111以下の炭素繊維とパルプ、再生
セルロース1IiIlおよびポリアクリロニトリル繊維
から選ばれた少なくとも1種の有[11を抄紙用バイン
ダー(ポリビニルアルコール繊維等)と共に混合抄紙し
て得られた混抄紙にフェノール樹脂の溶液を含浸した抄
造紙(例えば特公昭53−18603号参照)をガス拡
散部とし、上記[1]の原料を使ってリブ部を形成した
成形品。
■ 上記[3]の成形品をi 、 ooo℃以上で焼成
したもの。
本発明で使用するセパレーター材としては2、000℃
で焼成したときの焼成収縮率が0.2%以下の緻密炭素
板が好ましい。
本発明で使用する膨張黒鉛粒子を圧縮して作った可撓性
黒鉛シートは、粒径5III11以下の黒鉛粒子を酸処
理し更に加熱して得た膨張黒鉛粒子を圧縮して作ったも
のであって、厚さが1ea+以下で、嵩密度1.0〜i
、s g/cc、圧縮歪率くずなわら、圧縮荷重1Ko
r/cdに対する歪率)が0.35X 10−2cm/
にOf以下であり、曲率半径が20mmまで曲げても折
れないという可撓性を有するものが好ましく、市販のも
のではUCC製商品名グラフオイル■が好適な例である
次に上のようにして得られた電極基板の電極部より外方
に伸延しているセパレーター材に可撓性黒鉛シートを介
在させて接着剤によってマニホールド部材を接合する。
マニホールド部材は2.000℃で焼成したときの焼成
収縮率が0.2%以下の緻密炭素材が好ましい。
」−記の電極部材、セパレーター材およびマニホールド
部材を可撓性黒鉛シートを介して接合する際に、各接合
面で使用する接着剤としては、通常炭素材の接着に用い
られる接着剤でよいが、特に、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、及びフラン樹脂等から選択された熱硬化性樹脂
であることが好ましい。
この接着剤層の厚みは特に限定されるものでは4にいが
、一般にo、 5mm以下で均一に塗布するのが好まし
い。
また、前記接着剤による接合は、温度100°〜180
℃、プレス圧力 1.5〜50 K g f / cr
A、プレス時間1〜120分の範囲で行なうことができ
る。
その後、19られた接合物をプレス温度で少なくとも2
時間以上2&硬化させた後、不活性雰囲気下800〜3
000℃で約1時間焼成する。
[発明の効果] 以上のようにして得られる本発明のマニホールド伺燃料
電池用電ip板はマニホールドが一体形成されているた
め、該マニホールドに1度反応ガス等を導入すれば積層
された電池の各部材のマニホールドを通じて必要なガス
の供給排出が電池全体として可能となるので、通常の燃
料電池で必要とされる反応ガス等の供給排出のための外
部マニホールドを設けることはもちろん必及ないばかり
でなく次のような効果を奏する。
すなわち、仝休がカーボンで接合一体化されているため
耐リン酸性に優れ、リン酸型燃料電池用電極基板として
特に有用(゛ある。また薄片状の電極基板の周囲にマニ
ホールド部が均等に配置接合されているためこれによる
補強効果があり、その結果燃料電池製造時のハンドリン
グ性に優れている。
[実施例] 以下、本発明を実施例により詳述するが、本発明は以下
の実施例に限定されるものではない。
■ 電極部材 短炭素繊維(県別化学工業(株)製、商品名M−204
8、平均直径14−1平均長さ400% )35す1%
、フェノール樹脂(旭有機材(株)911.商品名RM
−210) 3014t%、及びポリビニルアルコール
粒子(日本合成化学(株)製、平均粒径1801Jj)
 35wt%を混合後、所定の金型に供給し、成形温度
135℃、成形圧35にgf/cm、圧力保持時間20
分の条件で成形して、600mm (タテ)X6001
1111(ヨコ) Xl、5!1m  (厚)の大きさ
のりブ付電極部材を製造した。リブ部平は1.Omra
、ガス拡散部厚は0.5mmであった。
■ セパレーター材 昭和電工(株)製緻密炭素板(厚0.8mm)をタテ、
ヨコそれぞれ720mmに裁断してセパレーター材とし
た。
■ マニホールド部材 東海カーボン(株)製(嵩密度L85g/cc 、厚1
.63  mm)の緻密炭素板を60mmX 720m
m  (/1個)および60mmx 600m1(4個
)に裁断し、電極培板の反応ガス流路に相当する部分を
切削してガス流路を設け、マニホールド部月とした。
■ 可撓性黒鉛シート グラフオイル■(UCCt!J、g密度1.10o/c
c、厚0.13mal)を接合面寸法に合わせて適当に
裁断して用いた。
上記レバレータ−材の両面とグラフオイルの片面にフェ
ノール樹脂系接着剤を塗布した後、乾燥した。その後1
35℃、10KOf/ai、20分の条件で接合した。
次いで上記接合物のグラフオイル面に上記接着剤を塗布
し乾燥した。同様に上記電極部材のりブ部外側面、マニ
ホールド部材のグラフオイルに接合する面に上記接着剤
を塗布して乾燥した。
その復上記各部材を所定形状になるように金型に供給し
、上記接合条件で接合し、さらに窒素ガス雰囲気下20
00℃で60分間焼成した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電掩皓板の平面図、第2図および第3
図はそれぞれ第1図のll−1,Iff−III所面図
、第4図はマニホールド部の内部構造を示づ部分断面図
(左図)および部分平面図(右図)である。 1・・・・・・電極部、2・・・・・・マニホールド部
、3・・・・・・反応ガス供給用通路、4・・・・・・
セパレーター、5・・・・・・反応ガス流路、30.4
0・・・・・・可撓性黒鉛シート。 第4図 手続補正層 昭和60年11月1日 1、事件の表示   昭和60年特許願第221438
号2、゛発明の名称   マニホールド付燃料電池用電
極基板及びその製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称    fllo)呉羽化学1:業株式会社5、
補正命令の日付   自 発 6、補正により増加する発明の数 8、補正の内容 (1)明細書中、特許請求の範囲を別紙の通り補正する
。 (2)同第14頁下から第5〜4行目を[によって接合
する。」と補正する。 (3)同第21頁第1行目に「グラフオイル面」とある
を[各グラフオイル面jと補正する。 2、特許請求の範囲 (1)  反応ガス流路を備えた多孔性炭素質電極部が
可撓性黒鉛シートを介してセパレーターの両面に接合さ
れており、かつ該セパレーターが該電極部より外方に伸
延している燃料電池用電極基板であって、該セパレータ
ーの伸延部に反応ガス供給用通路を備えたガス不透過性
の緻密炭素板からなるマニホールド部が可撓性黒鉛シー
トを介して接合されており、全体がカーボンとして一体
化されているマニホールド付燃料電池用電極基板。 ■ 前記多孔性炭素質電極部が、1,000℃以上で焼
成されたとき、0.3〜0.9 g/ccの嵩密度、2
00d/−・hr−履^q以上のガス透過率、および2
00IΩ・CtS以下の電気抵抗を有することを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載のマニホールド付燃料
電池用電極基板。 (■ セパレーターが1.4 g/cc以りの嵩密度、
10−6trdl/ cd−hr−mAQ以下のガス透
過率、10 mΩ・1以下の電気抵抗、および21M1
以下の厚さを有することを特徴とする特許請求の範囲第
1項または第2項に記載のマニホールド付燃料電池用電
極基板。 (4)  マニホールド部が1.4 g/cc以上の嵩
密度および10−4d / d−hr−txm A Q
以下ノガス透過率ヲ有することを特徴とする特許請求の
範囲第1項〜第3項のいずれかに記載のマニホールド付
燃料電池用電極基板。 ■ セパレーター材の両面に接着剤によって可撓性黒鉛
シートを接合し、その後セパレーター材より小さく反応
ガス流路用通路を備えた多孔性炭素質電極部材、該可撓
性黒鉛シート、およびガス不透過性の緻密炭素板からな
るマニホールド部材の各接合面に接着剤を塗布して所定
形状になるように接合し、その後全体を焼成し、さらに
任意の段階で該マニホールド部材に反応ガス供給用通路
となる穴をあけることからなる、特許請求の範囲第1項
に記載のマニホールド付燃料電池用電極基板の製造方法
。 (ω 電極部材を、 ■ 短炭素繊維、バインダーおよび有機粒状物質の混合
物を一体的に加熱加圧成形した成形部材、■ 前記[1
]の成形部材を焼成した焼成部材、■ 炭素繊維とパル
プ、再生セルロース繊維およびポリアクリロニトリル!
!紺から選ばれた少なくとも1種の有機繊維を抄紙用バ
インダー(ポリビニルアルコール繊維等)と共に混合抄
紙して得られた混抄紙にフェノール樹脂の溶液を含浸し
た抄造紙をガス拡散部とし、前記[1]の混合物からり
ブ部を形成した成形部材、なら びに■ 前記[3]の成形部材を焼成した焼成部材から
選択することを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載
の方法。 ■ セパレーター材が、2,000℃で焼成したときの
焼成収縮率が0.2%以下の緻密炭素板であることを特
徴とする特許請求の範囲第5項または第6項に記載の方
法。 (0マニホールド部材が、2,000℃で焼成したとき
の焼成収縮率が0.2%以下の緻密炭素材であることを
特徴とする特許請求の範囲第5項〜第7項のいずれかに
記載の方)人。 ■ 可撓性黒鉛シートが膨張黒鉛粒子を圧縮して製造し
たものであることを特徴とする特許請求の範囲第5項〜
第8項のいずれかに記載の方法。 60  前記可撓性黒鉛シートが粒径5M以下の黒鉛粒
子を酸処理し更に加熱して得た膨張黒鉛粒子を圧縮して
製造したものであって、厚さが1M以下で、嵩密度が1
.0〜1.5 g/cc、圧縮歪率が0.35X10−
2rm/Kgf以下であり、曲率半径が20閤まで曲げ
ても折れないような可撓性を有することを特徴とする特
許請求の範囲第9項に記載の方法。 01)  前記接着剤が、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂及びフラン樹脂から選択された熱硬化性樹脂であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第5項〜第10項のいず
れかに記載の方法。 O前記接合の条件が、温度100〜180℃、プレス圧
力L 5〜50KQf/cj、プレス時間1〜120分
の範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第5項〜
第11項のいずれかに記載の方法。 ■ 全体を800℃以上の温度で焼成することを特徴と
する特許請求の範囲第5項〜第12項のいずれかに記載
の方法。 手続ネm正書 昭和61年12月8日 も 特許庁長官 黒 1)明 !n 殿 1、事件の表示   昭和60年特許願第221438
号2、発明の名称   マニホールド付燃料電池用電極
基板及びその¥J造方法 3、補正をする者 事f[との関係  特許出願人 名 称    (110)呉羽化学工業株式会社4、代
 理 人   東京都新宿区新宿1丁目1番14?i 
 山田どル(郵便番号160)  電話< 03 ) 
 354−8623(6200)   弁理士  川 
口 西 雉曹)1・昭゛パ いiく 5、補正命令の日付   自 発 8、補正の内容 (1)  明細書中、第13頁第9行目〜第10行目に
「10−21d/cIIi−hr−mmAq」トアルヲ
、r 10−’ml/cm−hr・#AQ Jと補正す
る。 ■ 図面中、第3図及び第4図を添付のものに差し換え
る。 第4図

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応ガス流路を備えた多孔性炭素質電極部が可撓
    性黒鉛シートを介してセパレーターの両面に接合されて
    おり、かつ該セパレーターが該電極部より外方に伸延し
    ている燃料電池用電極基板であって、該セパレーターの
    伸延部に反応ガス供給用通路を備えたガス不透過性の緻
    密炭素板からなるマニホールド部が可撓性黒鉛シートを
    介して接合されており、全体がカーボンとして一体化さ
    れているマニホールド付燃料電池用電極基板。
  2. (2)前記多孔性炭素質電極部が、1,000℃以上で
    焼成されたとき、0.3〜0.9g/ccの嵩密度、2
    00ml/cm^2・hr・mmAq以上のガス透過率
    、および200mΩ・cm以下の電気抵抗を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のマニホール
    ド付燃料電池用電極基板。
  3. (3)セパレーターが1.4g/cc以上の嵩密度、1
    0^−^6ml/cm^2・hr・mmAq以下のガス
    透過率、10mΩ・cm以下の電気抵抗、および2mm
    以下の厚さを有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載のマニホールド付燃料電池用電
    極基板。
  4. (4)マニホールド部が1.4g/cc以上の嵩密度お
    よび10^−^4ml/cm^2・hr・mmAq以下
    のガス透過率を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項〜第3項のいずれかに記載のマニホールド付燃料
    電池用電極基板。
  5. (5)反応ガス流路用通路を備えた多孔性炭素質電極部
    材とこれより大きいセパレーター材の間に可撓性黒鉛シ
    ートを介在させてセパレーター材が該電極部材よりも外
    方に伸延するように接着剤によって接合し、さらに約1
    ,000℃以上で焼成してセパレーター材の両面に可撓
    性黒鉛シートを介して多孔性炭素質電極部材が接合され
    た燃料電池用電極基板部を製造した後、該基板部の外方
    に伸延しているセパレーター材に可撓性黒鉛シートを介
    在させて接着剤によってガス不透過性の緻密炭素板から
    なるマニホールド部材を接合し、その後全体を焼成し、
    さらに任意の段階で該マニホールド部材に反応ガス供給
    用通路となる穴をあけることからなる、特許請求の範囲
    第1項に記載のマニホールド付燃料電池用電極基板の製
    造方法。
  6. (6)電極部材を、 [1]短炭素繊維、バインダーおよび有機粒状物質の混
    合物を一体的に加熱加圧成形した成形部材、[2]前記
    [1]の成形部材を焼成した焼成部材、[3]炭素繊維
    とパルプ、再生セルロース繊維およびポリアクリロニト
    リル繊維から選ばれた少なくとも1種の有機繊維を抄紙
    用バインダー(ポリビニルアルコール繊維等)と共に混
    合抄紙して得られた混抄紙にフェノール樹脂の溶液を含
    浸した抄造紙をガス拡散部とし、前記[1]の混合物か
    らリブ部を形成した成形部材、ならびに [4]前記[3]の成形部材を焼成した焼成部材から選
    択することを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の
    方法。
  7. (7)セパレーター材が、2,000℃で焼成したとき
    の焼成収縮率が0.2%以下の緻密炭素板であることを
    特徴とする特許請求の範囲第5項または第6項に記載の
    方法。
  8. (8)マニホールド部材が、2,000℃で焼成したと
    きの焼成収縮率が0.2%以下の緻密炭素材であること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項〜第7項のいずれか
    に記載の方法。
  9. (9)可撓性黒鉛シートが膨張黒鉛粒子を圧縮して製造
    したものであることを特徴とする特許請求の範囲第5項
    〜第8項のいずれかに記載の方法。
  10. (10)前記可撓性黒鉛シートが粒径5mm以下の黒鉛
    粒子を酸処理し更に加熱して得た膨張黒鉛粒子を圧縮し
    て製造したものであって、厚さが1mm以下で、嵩密度
    が1.0〜1.5g/cc、圧縮歪率が0.35×10
    ^−^2cm^2/Kgf以下であり、曲率半径が20
    mmまで曲げても折れないような可撓性を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の方法。
  11. (11)前記接着剤が、フェノール樹脂、エポキシ樹脂
    及びフラン樹脂から選択された熱硬化性樹脂であること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項〜第10項のいずれ
    かに記載の方法。
  12. (12)前記接合の条件が、温度100〜180℃、プ
    レス圧力1.5〜50Kgf/cm^2、プレス時間1
    〜120分の範囲であることを特徴とする特許請求の範
    囲第5項〜第11項のいずれかに記載の方法。
  13. (13)全体を800℃以上の温度で焼成することを特
    徴とする特許請求の範囲第5項〜第12項のいずれかに
    記載の方法。
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