JPS6348662Y2 - - Google Patents

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JPS6348662Y2
JPS6348662Y2 JP1654184U JP1654184U JPS6348662Y2 JP S6348662 Y2 JPS6348662 Y2 JP S6348662Y2 JP 1654184 U JP1654184 U JP 1654184U JP 1654184 U JP1654184 U JP 1654184U JP S6348662 Y2 JPS6348662 Y2 JP S6348662Y2
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JP
Japan
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ventilation
cap body
control valve
ventilation hole
helmet
Prior art date
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JP1654184U
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JPS60132432U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動二輪車等の乗員が使用する乗車
用ヘルメツトにおける換気制御装置に関する。
従来、乗車用ヘルメツトにおいて、その使用
中、装着者の熱気により透明のシールド板内面が
曇つて視界が悪くなることを防止するために、帽
体にその内外を連通する換気孔を設け、車両の走
行中、この換気孔を通して帽体内を換気するよう
にしたものが知られている。
ところで、前記換気孔は、これを大きく形成す
れば、車両の低速走行時から帽体内の換気効果を
上げることができるが、その反面、高速走行時に
は帽体の開放下面からの換気も加わつて換気が過
度に行われ、装着者に寒さや目の乾きを感じさせ
る問題があり、またこれを小さく形成すれば、高
速走行時での過度の換気は回避されるものゝ、低
速走行時での換気効果が不充分となる問題があ
る。
本考案は、このような問題に鑑み提案されたも
ので、帽体の換気孔を、車両の低速走行時でも帽
体内を充分に行い得る大きさに形成しても、車両
の高速時には過度の換気を抑制でき、常に換気が
適度に行われるようにした前記換気制御装置を提
供することを目的とするもので、その特徴は、前
記換気孔に、これによる帽体内の換気量が所定値
以上に増加すると閉じる常開型の制御弁を設けた
ことにある。
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
先ず、本考案の第1実施例を示す第1図におい
て、乗車用ヘルメツトの帽体1は前面に窓孔2が
穿設されており、この窓孔2を開閉し得るように
透明のシールド板3がその両端部を帽体1に枢着
される。
帽体1は硬質のシエル4と、このシエル4の内
面に嵌合された衝撃吸収ライナ5とより構成され
る。この帽体1の前壁には、窓孔2の直下におい
て該前壁を貫通するゴムまたは合成樹脂製の管体
6が固着される。この管体6の中立部が帽体1の
内外を連通する換気孔7となるもので、この換気
孔7を開閉する制御弁8が管体6の外端に一体に
連設される。
制御弁8は常開型に構成される。即ち管体6と
の連結部の弾性により通常は開弁位置を保つてい
る。
次にこの第1実施例の作用を説明すると、本考
案ヘルメツトを装着した操縦者が例えば自動二輪
車を運転すれば、低速走行時には制御弁8が開弁
状態にあるので、走行風が換気孔7より帽体1内
に流入し、その開放下面より流出することにより
帽体1内が換気され、したがつて操縦者の熱気で
シールド板3の内面が曇ることを防止することが
できる。
車両が或る高速状態に入ると、制御弁8は走行
風の増大する動圧を受けて閉弁し、換気孔7を閉
じ若しくは絞り、換気孔7から帽体1への走行風
の流入を阻止若しくはその流入量を制限する。し
たがつて、帽体1の開放下面における換気量が増
加しても、帽体1内の換気が過度に行われること
はない。
次に第2図により本考案の第2実施例について
説明すると、帽体1の後壁上部に、これを貫通す
る管体16が固着され、衝撃吸収ライナ5内面の
凹部9において管体16の内端に、管体16の中
空部即ち換気孔17を開閉し得る制御弁18が連
設される。この制御弁18を常開型に構成され
る。このように凹部9に制御弁18を収めておけ
ば、装着者の頭部により制御弁18が動かされる
ことを防止できる。
その他の構造は前実施例と同様であり、同図
中、前実施例と対応する部分には同一の符号を付
す。
而して、車両が走行すると帽体1の後方に負圧
が発生するので、制御弁18が開弁している低速
走行時には、上記負圧が換気孔17より帽体1内
に作用し、外気が帽体1の開放下面よりその内部
に流入し、そして換気孔17より流出し、帽体1
内の換気が行われる。
車両が所定の高速状態に入ると、帽体1後方の
負圧が増大し、帽体1内外の気圧差により制御弁
18を閉弁して換気孔17を閉じ若しくは絞り、
帽体1内の過度の換気を抑制する。
第3図は本考案の第3実施例を示し、それは前
二実施例を組合せたものであり、即ち、帽体1の
前、後部に換気孔7,17が穿設され、これら換
気孔7,17に制御弁8,18がそれぞれ設けら
れる。尚、同図中、前二実施例と対応する部分に
は同一符号を付す。
このように構成すると、低速走行時、前部の換
気孔7からの走行風の流入と後部の換気孔17か
らの負圧による排気との相互作用により帽体1内
の換気を一層良好に行うことができる。そして高
速走行状態になれば、勿論、両制御弁8,18の
閉弁により過度の換気を抑制することができる。
以上のように本考案によれば、帽体の換気孔
に、これによる帽体内の換気量が所定値以上増加
すると閉じる常開型の制御弁を設けたので、車速
の低速走行時でも帽体内の換気を良好にすべく前
記換気孔を大きく形成しても、高速走行時には前
記制御弁の閉弁により帽体内の過度の換気を抑制
することができ、したがつて常に適度な換気がな
されてシールド板内面の曇りを防止すると共に、
装着者に寒さや目の乾きを感じさせることもな
く、快適な使用感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案ヘルメツトの実施例を示すもの
で、第1図、第2図及び第3図は第1実施例、第
2実施例及び第3実施例の要部破断側面図であ
る。 1……帽体、2……窓孔、3……シールド板、
6,16……管体、7,17……換気孔、8,1
8……制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帽体にその内外を連通する換気孔を設けたヘル
    メツトにおいて、前記換気孔に、これによる帽体
    内の換気量が所定値以上に増加すると閉じる常開
    型の制御弁を設けてなる、乗車用ヘルメツトにお
    ける換気制御装置。
JP1654184U 1984-02-08 1984-02-08 乗車用ヘルメツトにおける換気制御装置 Granted JPS60132432U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1654184U JPS60132432U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 乗車用ヘルメツトにおける換気制御装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1654184U JPS60132432U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 乗車用ヘルメツトにおける換気制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60132432U JPS60132432U (ja) 1985-09-04
JPS6348662Y2 true JPS6348662Y2 (ja) 1988-12-14

Family

ID=30503406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1654184U Granted JPS60132432U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 乗車用ヘルメツトにおける換気制御装置

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JP (1) JPS60132432U (ja)

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JPS60132432U (ja) 1985-09-04

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