JPH0123567B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0123567B2
JPH0123567B2 JP59213125A JP21312584A JPH0123567B2 JP H0123567 B2 JPH0123567 B2 JP H0123567B2 JP 59213125 A JP59213125 A JP 59213125A JP 21312584 A JP21312584 A JP 21312584A JP H0123567 B2 JPH0123567 B2 JP H0123567B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
helmet
cooler
cooling pipe
refrigerant
Prior art date
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Expired
Application number
JP59213125A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61167006A (ja
Inventor
Eitaro Kamata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shoei Kako Co Ltd
Original Assignee
Shoei Kako Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shoei Kako Co Ltd filed Critical Shoei Kako Co Ltd
Priority to JP21312584A priority Critical patent/JPS61167006A/ja
Publication of JPS61167006A publication Critical patent/JPS61167006A/ja
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  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、帽体内を冷却して、乗車中快適に使
用することができるようにした乗車用ヘルメツト
に関する。
(2) 従来の技術 従来、乗車用ヘルメツトの帽体内を冷却するた
めに、帽体に換気孔を設けて、車両の走行に伴い
生じる走行風の圧力で帽体内を換気するようにし
たものが知られている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 そのような冷却構造をもつヘルメツトは、自動
二輪車のライダのように、走行風を直接受ける乗
員に使用される場合には有効であるが、競技用自
動車の密閉型コツクピツトのように走行風を受け
ない場所に搭乗する乗員に使用される場合には冷
却効果を発揮し得ない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、どのような使用条件下でも帽体内を効果的
に冷却して使用者の発汗を抑え、常に快適に使用
することができるようにし、しかもその冷却に用
いられるパイプを使用者の頭頂部に対する緩衝パ
ツドに兼用できるようにして構造の簡素化を図る
ようにした乗車用ヘルメツトを提供することを目
的とする。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、シエル
と、このシエルの内面に嵌装された衝撃吸収ライ
ナとより帽体を構成した、乗車用ヘルメツトにお
いて、前記衝撃吸収ライナの天井部内面に、弾性
を有する冷却パイプを取付け、この冷却パイプ
の、帽体外に引き出された両端部を、クーラの冷
媒を供給する供給パイプ及びクーラに冷媒を帰還
させる戻しパイプにそれぞれカプラを介して接続
し得るように構成したことを特徴とする。
(2) 作用 使用に際して、冷却パイプの両端をそれぞれカ
プラを介して供給パイプ及び戻しパイプに接続す
れば、クーラと冷却パイプとの間で冷媒が循環し
て冷却パイプを介し帽体内を冷却し、使用者の頭
部を冷やすことができる。
カプラを分離した状態では、使用者はクーラに
何等拘束されることなくヘルメツトを装着したま
まで行動することができる。
また衝撃吸収ライナの天井部内面に取付けられ
る前記冷却パイプは弾性を有しているので、使用
者の頭頂部に弾力的に接する緩衝パツドとして機
能することができる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、ヘルメツト1はフルフエース型であ
り、その帽体2は、硬質強化樹脂製のシエル3
と、このシエル3の内面に嵌着される発泡スチロ
ール製の衝撃吸収ライナ4とからなり、衝撃吸収
ライナ4の内面には天井部を除いてクツシヨン5
が纒着される。
衝撃吸収ライナ4の天井部には冷却パイプ6が
渦巻状に配管される。この冷却パイプ6は、ビニ
ールパイプ等の弾性パイプから構成され、使用者
の装着圧力程度では潰れない弾性を有する。
冷却パイプ6は、適所において糸7によつて衝
撃吸収ライナ4に固縛され、そして、使用者の頭
部に直接接触しないようにネツト8で覆われる。
冷却パイプ6の両端部は後部のクツシヨン5の
裏側を通つて帽体2の下方へ引出され、これらに
クーラ9から延出した供給パイプ10及び戻しパ
イプ11とがそれぞれカプラ12,13を介して
接続される。各カプラ12,13は、分離時自動
的に閉弁するバルブを内蔵している公知のもので
ある。
クーラ9には冷媒としての水が前記供給パイプ
10の入口より高いレベルに貯留される。このク
ーラ9は、アイスボツクス、電気冷蔵庫、放熱器
等、その形式を問わない。
供給パイプ10の途中には、冷媒をクーラ9側
から帽体2側へ圧送し得る電動式のの冷媒ポンプ
14が介装され、このポンプ14を電源15に接
続する通電回路にはスイツチ16と、冷媒ポンプ
14の吐出流量を調節する調節器17とが直列に
挿入される。
尚、図中18は帽体2の前面に開口する窓孔、
19はその窓孔18を開閉し得るように帽体2に
軸支される透明のシールド板である。
次にこの実施例の作用を説明すると、例えば競
技用自動車のドライバが本発明ヘルメツトを使用
する場合には、先ずクーラ9を自動車に搭載し、
そしてドライバはヘルメツト1を装着して自動車
のコツクピツトに着座してからカプラ12,13
を接続して、冷却パイプ6を供給パイプ10及び
戻しパイプ11に連通させる。
次いで、スイツチ16を閉じて冷媒ポンプ14
を作動すれば、クーラ9で冷却された冷媒、即ち
冷水が供給パイプ10を通して冷却パイプ6へ送
られ、帽体2内でドライバの頭部を冷した後、戻
しパイプ11を経てクーラ9に帰還し、再び冷却
され、このような循環が繰返される。
ところで、従来のヘルメツトを装着したドライ
バと、本発明のヘルメツトを装着したドライバに
それぞれ常閉型コツクピツトを持つ競技用自動車
を1時間操縦させて調べたところ、従来のヘルメ
ツトを装着したドライバの頭部では、髪が汗でび
つしより濡れていたのに対し、本発明のヘルメツ
トを装着したドライバの頭部では、冷却パイプ6
から離れた部分に多少の発汗が認められただけ
で、本発明の冷却効果が優れていることを確認す
ることができる。
尚、このテストでは、冷却パイプ6を外径5
mm、内径4mm、長さ6mのビニールパイプ製と
し、クーラ9にアイスボツクスを使用した。ビニ
ールパイプ製の冷却パイプ6は適当な弾性があつ
て使用者の頭頂部にネツト8を介して弾力的に接
して良く馴染み使用者に異和感を与えないこと
も、このテストで確認された。
C 発明の効果 以上のように本発明によれば、シエルと、この
シエルの内面に嵌装された衝撃吸収ライナとより
帽体を構成した、乗車用ヘルメツトにおいて、前
記衝撃吸収ライナの天井部内面に、弾性を有する
冷却パイプを取付け、この冷却パイプの、帽体外
に引き出された両端部を、クーラの冷媒を供給す
る供給パイプ及びクーラに冷媒を帰還させる戻し
パイプにそれぞれカプラを介して接続し得るよう
に構成したので、冷媒パイプをカプラを介して供
給パイプ及び戻しパイプに接続しさえすれば、ク
ーラと冷却パイプ間で冷媒が循環して、いかなる
使用条件でも帽体の天井部内面を有効に冷却して
使用者の発汗を抑えることができ、快適な使用感
が得られる。しかもカプラを外せば、クーラに何
ら拘束されることなくヘルメツトを自由に取扱い
得る利便もある。さらに弾性を有して衝撃吸収ラ
イナの天井部内面に位置する上記冷却パイプは、、
使用者の頭頂部に弾力的に接して良く馴染み、そ
の頭頂部に対する緩衝パツドを兼ねることができ
るから、帽体の構造簡素化に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はクーラに接続されたヘルメツトの一部破断側面
図、第2図は第1図のヘルメツトの底面図であ
る。 1……ヘルメツト、2……帽体、6……冷却パ
イプ、9……クーラ、10……供給パイプ、11
……戻しパイプ、12,13……カプラ、14…
…冷媒パイプ、15……電源、16……スイツ
チ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シエル3と、このシエル3の内面に嵌装され
    た衝撃吸収ライナ4とより帽体2を構成した、乗
    車用ヘルメツトにおいて、前記衝撃吸収ライナ4
    の天井部内面に、弾性を有する冷却パイプ6を取
    付け、この冷却パイプ6の、帽体2外に引き出さ
    れた両端部を、クーラ9の冷媒を供給する供給パ
    イプ10及びクーラ9に冷媒を帰還させる戻しパ
    イプ11にそれぞれカプラ12,13を介して接
    続し得るように構成したことを特徴とする、乗車
    用ヘルメツト。
JP21312584A 1984-10-11 1984-10-11 乗車用ヘルメツト Granted JPS61167006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21312584A JPS61167006A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 乗車用ヘルメツト

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JP21312584A JPS61167006A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 乗車用ヘルメツト

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Publication Number Publication Date
JPS61167006A JPS61167006A (ja) 1986-07-28
JPH0123567B2 true JPH0123567B2 (ja) 1989-05-08

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ID=16633986

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21312584A Granted JPS61167006A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 乗車用ヘルメツト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0860423A (ja) * 1994-08-18 1996-03-05 Yasutoshi Kurosawa 頭部冷却装置
JP2007002403A (ja) * 2006-10-12 2007-01-11 Shogo Tsuchida エアコンつきヘルメット

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
AUTO SPORT=1983 *
AUTO SPORT=1984 *
AUTOSPORT=1984 *

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JPS61167006A (ja) 1986-07-28

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