JPS6348320A - 粉粒状フエノ−ル樹脂の製造方法 - Google Patents

粉粒状フエノ−ル樹脂の製造方法

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JPS6348320A
JPS6348320A JP19108486A JP19108486A JPS6348320A JP S6348320 A JPS6348320 A JP S6348320A JP 19108486 A JP19108486 A JP 19108486A JP 19108486 A JP19108486 A JP 19108486A JP S6348320 A JPS6348320 A JP S6348320A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野」 本発明は、粉状もしくは粒状の7二7−ル樹脂の製造方
法に関するものである。
[従来の技術1 常温固形のフェノール樹脂は従来上り一般に次のように
して製造されている。すなわち、フェノール類とアルデ
ヒド類とに酸やアルカリ等の触媒を添加して反応釜中で
反応させ、白濁状化させたのちに常圧下あるいは減圧下
で脱水をおこない、所定の軟化点まで脱水濃縮を継続し
て透明樹脂を得る。そして反応中あるいは濃縮中に目的
に応じた各種添加物を配合したこの樹脂を冷却し、さら
にこれを粉砕あるいは造粒することによって、粉粒状の
固形フェノール樹脂を得るのである。しかしこの方法で
は濃縮脱水や冷却、粉砕あるいは造粒という各種の工程
を必要とするものであって製造工数が増加すると共にこ
れらの各工程で多量のエネルギーを必要とし、製造コス
トのうえで問題となる。
そこでこのような工程を必要とすることなく粉粒状の固
形フェノール樹脂を製造する次の方法が検討されている
。すなわちフェノール類とアルデヒド類とを適当な分散
剤の存在下でアルカリ性条件下反応させることによって
、分散剤の作用で水分散性で且つ非沈降性となったレゾ
ール粉粒体を生成させ、これを濾過して水を除去するこ
とによって粉粒状の球形固形フェノール樹脂を得ること
ができる。この方法によれば濃縮脱水の工程や粉砕の工
程などエネルギーを多積に必要とする工程を必要とする
ことなく粉粒状の固形フエノール樹脂を得ることができ
るのである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしこの方法において問題となるのは、生成される粉
粒状の固形フエノール樹脂はせいぜい数十μ程度の非常
に微細なものであり、100μを超える粒径の大きなも
のを得ることが難しいということである。添加する分散
剤の種類や添加方法などを変えることで粉粒状固形フエ
ノール樹脂の大きさをある程度調整することはぼf能で
はあるが、100μを超える粒径の大きなものを得るこ
とは困難である。
また、この方法においては均一な大きさの粉粒状フエノ
ール樹脂を製造するためには、分散剤の種類や添加方法
、反応温度などの諸条件を厳密に設定する必要があり、
この条件を外れると不均一で不均質な粉粒状フェノール
樹脂が生成され易いという問題もある。しかもときには
分散剤を添加しない従来の1ift記一般的方法と同様
に反応生成物は分散せず塊状物としてフェノール樹脂が
生成されることもあり、条件の厳密な管理が必要であっ
てgl造がrJAjiになるのである。
本発明はこの点に鑑みて為されたものであり、粒径の大
きな粉粒状7ヱノール樹脂を製造できるようにすること
、及1種々の条件下においても粉粒状のフェノール樹脂
を製造できるようにすることを目的とするものである。
r問題点を解決するための手段] しかして本発明に係る粉粒状フェノール樹脂の製造方法
は、フェノール類とアルデヒド類とを分散剤及び核物質
の存在下で縮合反応させることによって、核物質の回り
に縮合物が凝集された粉粒体を生成させ、こののちに脱
水乾燥することを特徴とするものである。
人工真珠を養殖する場合、真珠貝の中に異物を挿入して
この異物を核として真珠の粒を生長させることがなされ
ている。本発明者はこの、αに着目し、核物質を中心に
して生長させたフェノール樹脂の粉粒体を製造するよう
にしたものである。そして本発明にあっては、フエノー
ル類とアルデヒド類とを分散剤の存在下で綜合反応させ
るにあたって、この核物質を配合した状態で反応系の溶
液を攪拌しつつ縮合反応させる。7エ7−ル類とアルデ
ヒド類とを縮合反応させると次第に粘液状の水に不溶性
の縮合物が生成されるが、この縮合物は分散剤の作用で
反応液中に分散され、さらにこの縮合物は核物質を中心
にして凝集されることになり、粉粒状状態に生長される
。そしてこれを濾過して乾燥することによって、球状の
粉粒状固形フェノール樹脂を得ることができる。このよ
うにして得られた粉粒状固形フェノール樹脂は、核物質
を中心にして7工7−ル縮合物が凝集したものであるか
ら、大きな粒径の粉粒体として得ることができるのであ
る。
上記フェノール類としてはフェノールの他にクレゾール
やキシレ7−ルなどを、またアルデヒド類としてはホル
ムアルデヒドやパラホルムアルデヒドなどを用いること
ができ、さらにフエノール類とアルデヒド類との反応は
7ラン、メラミン、グアナミン、尿素、リグニン等によ
る変性を伴うものであったり、キンレン樹脂、ナイロン
樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポ
リカーボネート等による変性を伴うものであってもよい
。また反応にあたって触媒はアルカリ触媒に限らず、酸
性触媒でも触媒が核物質で中和されない限り反応をおこ
なわせることができる。分散剤は一種の乳化剤として作
用するものであり、たとえばアラビアゴムやポリビニル
アルコール、ニカワ、グアーゴムなどを用いることがで
きる。さらに反応に際して各種のカップリング剤や滑材
などを配合することも可能である。
また、核物質としては、反応に使用するモノマーや反応
に使用するポリマーなどに溶解されず反応の前後を通じ
て常に固形の形態を保持し、また使用する触媒を中和す
るなど反応に悪い影響を与えないものであれば有機物、
無機物を問わず用いることができる。核物質は反応系の
溶液の比重と大きな差が無いものがよく、一般的には嵩
比重で0.2〜3.0の範囲のものが好ましい。嵩比重
が0.2より小さいものは反応系の溶液中で浮き易く、
また3、0より大きいものは反応系の溶液中で沈澱し易
く、攪拌の速度を調整しても反応初期の間は溶液の粘度
が低いために核物質は溶液中において不均一な存在とな
って、均一な粉粒状フェノール樹脂を得ることが困難に
なる。さらに核物質の粒径は数μ〜3000μ(3mm
)程度の範囲に設定するの好ましい。粒径が3000μ
を超えて大きくなると、核物質の配合量を一定にした場
合には核物質の個数に対する樹脂分の量が多(なるため
に、数個の粒子が集合した二次粒子が生成され易くなり
、さらには塊状状態になり易(、均一な粒径の粉粒状フ
ェノール樹脂を得ることが困難になる。粒径が数μ未満
のように微細になると、核物質が数個〜数十個に集合し
た状態で樹脂分と混合されることになり、少量の添加で
は大きい粒径の粉粒状フェノール樹脂を均一に生成させ
ることが困難になる。また核物質の形状は球状に限らず
、多角体あるいは鱗片状、中空状など任意のものが可能
であるが、核物質の径が大きくなろに従って粉粒状フエ
ノール樹脂の形状は核物質の形状に近付くために、球状
の核物質を用いることは球状の粉粒状フエノール樹脂を
得るうえで効果的である。核物質の配合量は、核物質の
嵩比重や粒径などによって大きく依存して変動するが、
嵩比重が0.2〜3.0程度の場合、生成される樹脂の
固形分に対して重量比率r0.2〜30.0%程度が好
ましい、配合量がこれより少ないと樹脂に対して核とな
る部分が少なすぎて均一な粒径の粉粒状フェノール樹脂
を生成させることが困難になり、逆に核物質の配合量が
これより多くなってら均一な粒子は生成するが、これは
核物質が核となって生成されるものではなく多量の核物
質が集合したものとして生成されるものであり、従って
樹脂分の多い粉粒状フェノール?j(脂を得るためには
核物質の配合量がこれより少ないことが好ましい。尚、
本発明において核物質として使用することができるもの
の例を挙げると、カーボンブラック、鱗片状黒鉛、雲母
、珪砂、アルミナ粉、炭化ケイ素粉、ガラス粉、樹脂粉
などがあるが、これらを使用目的に応じて一種を、ある
いは複数種を組み合わせて配合することができる。特に
樹脂組成物を調製する際に配合されるものを核物質とし
て使用すれば、後に添加する世を少なくすることができ
、しかもポーラスなものでは微細開孔部に樹脂分が充填
されることになって品質を向上させることもできる。
[実施例] 次に本発明を実施例によって例証する。
′  1 至10 第1表に示す仕込み祉で4つロフラスコに7エノール、
92%パラホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテトラミ
ン、水及び、分散剤としてアラビアゴムを仕込み、さら
に同時に核物質を仕込んだ。
第1表において「配合量」の欄はフラスコへの仕込み成
分を示すもので、フェノールに討する仕込み重量%で表
示しである。また核物質の81類と添加量は第1表にお
いて「核物質」の欄に示すが、添加量は生成される樹脂
の固形分に対する重量%、すなわち収量に対する重量%
で表示しである。各実施例で用いた核物質は次の通りで
ある。
・カーボンブラック:Tokai electro、M
FG  C。
Ltd、 !!rseagal  6001=平均粒径
15μ・鱗片状黒鉛:西村黒鉛株式会社製 (小):PS−16・・・平均粒径5μ(中):FM−
1・・・平均粒径60μ(大):FT    ・・・平
均粒径200μ・金雲母二株式会社クラレ製 (小)ニスシライトマイカ200S ・・・平均粒径80μ (中)ニスシライトマイカ40S ・・・平均粒径650μ (大)ニスシライトマイカ2O8 ・・・平均粒径1400μ ・マイクロスフェアm:ビニル系中空微粒子、松本油脂
製薬株式会社製マイクロスフェア−F−50・・・平均
粒径15μ ・Qセル:中空ガラス粒子、旭硝子株式会社!8!Q−
CEL300・・・平均粒径300μ・珪砂:三河珪砂
株式会社製8号珪砂 ・・・平均粒径75μ ・ベルパール:7二7−ル樹脂の球状硬化粒子、鐘紡株
式会社製ベルパールR−800 ・・・平均粒径10μ ・メンフェース:ピッチの小球体、用鉄化学株式%式% ・アルミナ:昭和電工株式会社製RモランダムWRW−
92220F・・・平均粒径500μ・SiC:試薬1
級 ・フェノール、ヘキサミン付jM 物:7工7−ル1モ
ルとへキサメチレンナト2ミン3モルとをアルコール液
中で付加反応させ、これをカルバナワックスでコーティ
ングしたもの・・・平均粒径500μそして、上記のよ
うに各配合物を4つロフラスコに仕込んだのち、フラス
コに付けた攪拌装置の攪拌速度を8m/winにセット
し、約60分を要して85°Cまで昇温させ、そのまま
60分間反応をおこない、さらに反応後水冷をしながら
希釈水を第1表の量で投入し、内温が30℃以下になる
まで冷却をおこなった(以上の条件を第1表の[反応条
件の欄に示す」)。次いでこれを濾別したのち1口開風
乾し、さらに流動層乾燥機にかけて含有水分が2%以下
になるまで乾燥をおこない、第1表の「物性」の欄に示
す収量で球状の粉粒状フェノール樹脂を得た。
魔1m 核物質を配合しない他は、上記「実施例1乃至10」の
場合と同様にして粉粒状7エ7−ル樹脂を得た。
上記実施例1乃至10及び比較例1によって得た粉粒状
フエノール樹脂を篩分けしたところ、第1表の「物性」
の欄に示す結果が得られた。第1表の結果、比較例1の
ものでは100メツシユより大きなものは殆ど得られな
いが、各種の核物質を用いた各実施例のものでは大部分
のものが100メツシユよりも大きな粒径で得ることが
でき、核物質を配合することによって粉粒状フエノール
d(脂として大きな粒径のものを生成させることができ
ることが確認される。
核物質としてQセルを用い、第2表に示すようにQセル
の配合量を種々変動させるようにし、その他は上記「実
施例1乃至10」の場合と同様にして粉粒状フェノール
樹脂を得た。
167I −20 核物質として珪砂を用い、MS2表に示すように珪砂の
配合量を種々変動させるようにし、その他は上記「実施
例1乃至10」の場合と同様にして粉粒状フエノールQ
(脂を得た。
この実施例11乃至20は核物質の配合量と生成される
粉粒状フェノール樹脂の粒径の関係を検討するためのも
のであるが、第2表の「18メツシユオン」の項目に見
られるように核物質の配合量の増加に伴って粒径が大き
くなる傾向のあることが確認される。
JLfLL!、22 核物質としてベルバールを用い、第3表に示すように反
応の際の攪拌速度を変動させるようにし、その他は上記
「実施例1乃至10」の場合と同様にして粉粒状フェノ
ール樹脂を得た。
lブ゛ 23.24 核物質として金雲母(小)を用い、第3表に示すように
反応の際の攪拌速度を変動させるようにし、その他は上
記「実施例1乃至10」の場合と同様にして粉粒状フェ
ノール84脂を得た。
この実施例21乃至24は攪拌速度と生成される粉粒状
7ヱ/−ルム(脂の粒径の関係を検討するためのもので
あるが、第3表及び第1表の実施例7及び実施例3(い
ずれも攪拌速度8I!/win)の「18メツシユオン
」の項目に見られるように、攪拌速度を遅くするに伴っ
て粒径が大きくなる傾向のあることが確認される。
火flλ」− 核物質としてカーボンブラックを用い、このカーボンブ
ラックを4つロフラスコの内温度が85℃に達した時に
添加するようにした他は、上記[実施例1乃至10Jの
場合と同様にして粉粒状フエノール樹脂を得た。
X1遺りし1 核物質としてカーボンブラックを用い、このカーボンブ
ラックを4つロフラスコ内の反応系が乳化したときに添
加するようにした他は、上記「実施例1乃至10」の場
合と同様にして粉粒状フェノール樹脂を得た。
久f 核物質としてマイクロスフェア−を用い、このマイクロ
スフェア−を4つロフラスコの同温度が85℃に達した
時に添加するようにした他は、上記「実施例1乃至10
」の場合と同様にして粉粒状7エ7−ル樹脂を得た。
実1目殊又」− 核物質としてマイクロスフェア−を用い、このマイクロ
スフェア−を4つロフラスコ内の反応系が乳化したとき
に添加するようにした他は、上記「実施例1乃至10」
の場合と同様にして粉粒状フエノール樹脂を得た。
この実施例25乃至28は核物質の配合時期を変えるよ
うにしたものであり、第4表に表示する。
そしてこの第4表及び第1表の実施例1及び実施例4(
いずれも最初から配合)におけるI’iooメツシュオ
ンJ、「18メツシユオン」の項目に見られるように粉
粒状フェノールU(脂の粒径は核物質の配合時期にほと
んど影響されないことが確認される。
犬[ 核物質として鱗片状黒鉛(小)を用い、分散剤としてポ
リビニルアルコールを用いるようにした他は、上記「実
施例1乃至10」の場合と同様にして粉粒状フェノール
樹脂を得た。
犬1目I盈」− 核物質として鱗片状黒鉛(小)を用い、分散剤としてグ
アーゴムを用いるようにした他は、上記「実施例1乃至
1G」の場合と同様にして粉粒状フェノール樹脂を得た
この実施例29及び30は分散剤の種類を変えるように
したものであり、第5表に表示する。そしてこのPA5
表及び第1表の実施例2(分散剤としてアラビアゴム使
用)における「100メツシユオン」、「18メツシユ
オン」の項目に見られるように、粉粒状フェノール樹脂
の粒径は分散剤の種類にあまり影響されないことが確認
される。
m巡32 核物質としてマイクロスフェア−を用いると共に分散剤
としてアラビアゴムを用い、第6表のようにアラビアゴ
ムの配合量を変えるようにした池は、上記「実施例1乃
至10」の場合と同様にして粉粒状フェノール樹脂を得
た。
犬1」t1Jユ盈」− 核物質としてマイクロスフェア−を用いると共に分散剤
としてグアーゴムを用い、第6表のようにグアーゴムの
配合量を変えるようにした他は、上記「実施例1乃至1
0」の場合と同様にして粉粒状フエノール8(脂を得た
この実施例31乃至34は分散剤の配合量を変えるよう
にしたものであり、第6表及び第1表の実施例4(分散
剤としてアラビアゴムを1重量部使用)における[10
0メツシユオン]、「18メツシユオン」の項目に見ら
れるように、粉粒状7エ7−ルム(脂の粒径は分散剤の
種類にあまり影響されないことが確認される。
及1匠り影 核物質としてメソ7エースを用い、ヘキサメチレンテト
ラミンの配合量をttS7表のように設定するようにし
た他は、上記「実施例1乃至10」の場合と同様にして
粉粒状フェノール樹脂を得rこ。
東1目l旦」− 核物質としてメソ7エースを用い、アルデヒド類として
92%パラホルムアルデヒドの代わりに37%ホルマリ
ンを第7表の配合量で用いると共に、ヘキサメチレンテ
トラミンの配合量を第7:&のように設定するようにし
た他は、上記「実施例1乃至10」の場合と同様にして
粉粒状フエノール樹脂を得た。
犬1目I盈)= 核物質としてメソ7エースを用い、92%バラホルムア
ルデヒドの配合量を第7表のように設定すると共にヘキ
サメチレンテトラミンの代わりに28%アンモニア水を
第7表の配合量で用いるようにした他は、上記「実施例
1乃至10」の場合と同様にして粉粒状フエノール樹脂
を得た。
大10」l」− 核物質としてメソフェースを用い、92%パラホルムア
ルデヒドの代わりに37%ホルマリンを策7表の配合量
で用いると共にヘキサメチレンテトラミンの代わりに2
8%アンモニア水を第7表の配合量で配合するようにし
た他は、上記「実施例1乃至10」の場合と同様にして
粉粒状フェノール樹脂を得た。
この実施例35乃至38は反応系の各成分の配合量や種
類を変えるようにしたものであり、第7表やにおける「
100メツシユオン」、「18メツシユオン」の項目に
見られるように、粉粒状フェノール樹脂の粒径にはあま
り影響を与えないこと犬1目引λ」ヨ」」と 核物質としてマイクロスフェア−を用い、4つロフラス
コに仕込む水の量を第8表のように変えるようにした他
は、上記[実施例1乃至10Jの場合と同様にして粉粒
状フェノール樹脂を得た。
犬11引土ユニ42− 核物質として鱗片状黒鉛(小)を用い、4つ目7ラスフ
に仕込む水の址を第8表のように変えるようにした池は
、上記[実施例1乃至10Jの場合と同様にして粉粒状
フェノール樹脂を得た。
この実施例39乃至42は仕込みの水の量を変えるよう
にしたものであり、得られた粉粒状フェノール樹脂の粒
径を第8表に示す。
[ユ44− 核物質としてマイクロスフェア−を用い、希釈水の量を
第9図のように変えるようにした他は、上記「実施例1
乃至10」の場合と同様にして粉粒状フェノール樹脂を
得た。
この実施例43.44は希釈水の鼠を変えるようにした
ものであり、得られた粉粒状フェノール樹脂の粒径を第
9表に示す。
夾U支五ユニ」− 核物質としてマイクロスフェア−を用い、反応系のアル
デヒドNフェノールのモル比を第10表のように変える
ようにした他は、上記[実施例1乃至10Jの場合と同
様にして粉粒状フェノール樹脂を得た。
火1■L支ユニ48− 核物質として金雲母(小)を用い、反応系のアルデヒド
対7エ7−ルのモル比を第10表のように変えるように
した池は、上記「実施例1乃至10」の場合と同様にし
て粉粒状フェノール樹脂を得た。
この実施例45乃至48は反応系のアルデヒドNフェノ
ールのモル比を変えるようにしたものであり、得られた
粉粒状フエノール樹脂の粒径を第10表に示す。
大JIt土坦ユ五」− 核物質としてベルバールを用い、反応系の反応温度を第
112!のように変えるようにした他は、上記「実施例
1乃至10」の場合と同様にして粉粒状フェノール樹脂
を得た。
大1111」ユ五」ユ 核物質としてアルミナを用い、反応系の反応温度を第1
1表のように変えるようにした他は、上記「実施例1乃
至10」の場合と同様にして粉粒状フェノール樹脂を得
た。
この実施例49乃至52は反応系の反応温度を変えるよ
うにしたものであり、得られた粉粒状フェノール樹脂の
粒径及び7セトン溶解度を第11表に示す。第11表の
「アセトン溶解度」の項目から反応温度の調整によって
粉粒状フエノール囲脂の硬化度をil整できることが確
認される。
犬11(Σλユ五」− 核物質としてマイクロスフェア−を用い、反応系の反応
時間を第12表のように変えるようにした他は、上記「
実施例1乃至10」の場合と同様にして粉粒状フェノー
ル樹脂を得た。
犬11tiに五」− 核物質としてメンフェースを用い、反応系)反応時間を
第12表のように変えるようにした他は、上記「実施例
1乃至10」の場合と同様にして粉粒状フエノール樹脂
を得た。
この実施例53乃至56は反応系の反応時間を変えるよ
うにしたものであり、得られた粉粒状フェノール樹脂の
粒径及びアセトン溶解度を第12表に示す、「アセトン
溶解度」の項目から反応時間の調整によって粉粒状フェ
ノール樹脂の硬化度を調整できることが確認される。
犬11引iユニ五」− 核物質として粒径の異なる鱗片状黒鉛を用いるようにし
た他は、上記「実施例1乃至10」の場合と同様にして
粉粒状フェノール樹脂を得た。
火JLIL足遣ユ互」− 核物質として粒径の異なる金雲母を用いるようにした他
は、上記「実施例1乃至10」の場合と同様にして粉粒
状フエノール樹曜を得た。
この実施例57乃至60は核物質の粒径と生成される粉
粒状フェノール樹脂の粒径の関係を検討するだめのもの
であるり、第13表に表示する。
この$13表及び、第1表の実施例2(核物質が鱗片状
黒鉛(小))と実施例3(核物質が金雲母(小)の「1
8メツシユオン」の各項目に見られるように、核物質の
粒径が大きくなるに伴って粉粒状フエノール樹脂の粒径
が大きくなる傾向のあることが確認される。
実]l殊61 核物質としてマイクロスフェア−を用い、第14表に示
すように希釈水を使用することなく、あとは上記「実施
例1乃至10」の場合と同様にして粉粒状フェノール樹
脂を得た。
実Jl旦」− 核物質として金雲母(小)を用い、第14表に示すよう
に希釈水を使用することなく、あとは上記「実施例1乃
至10」の場合と同様にして粉粒状フエノール0(脂を
得た。
この実施例61.62は反応系を希釈する希釈水を使用
しないようにして粉粒状7エ7−ル樹脂を生成させるよ
うにしたものであり、得られた粉粒状フェノール樹脂の
粒径を第14表に示す。
尺1貝−店JU「【互」− 核物質としてマイクロスフェア−を用い、触媒としてア
ルカリ触媒の代わりに酸触媒のシュウ酸を第15表の配
合量で用いるようにすると共にアルデヒド対フエノール
のモル比を第15表の値に設定し、さらに希釈水を使用
しないで、あとは上記「実施例1乃至10」の場合と同
様にして粉粒状フェノール樹脂を得た。
犬10凱旦j− 核物質としてマイクロスフェア−を用い、触媒としてア
ルカリ触媒の代わりに酸触媒のシュウ酸を第15表の配
合量で用いるようにすると共にアルデヒド対7エ7−ル
のモル比を第15表の値に設定し、さらに希釈水を使用
しないで、あとは上記「実施例1乃至10」の場合と同
様にしてノボラックの粉粒状フェノール樹脂を得た。
大1目性立」− 核物質としてフェノール、ヘキサミン付加物を用い、触
媒としてシュウ酸を第15表の配合量で用いるようにす
ると共にアルデヒド対フエノールのモル比を第15表の
値に設定し、さらに希釈水を使用しないで、あとは上記
「実施例1乃至10」の場合と同様にしての粉粒状フェ
ノール樹脂を得た。このときフエノール、ヘキサミン付
加物はアラビアゴムで被覆した状態で使用した。
比」LA」ユ 核物質を配合せず、触媒としてシュウ酸を用いた第15
表の条件に設定して、あとは上記「実施例1乃至10」
の場合と同様にしての粉粒状7工杭4舟 杭 5 −M 第 6 表 杭 8 去 第 94G 第 10 去 坑  1246 第13表 [発明の効果] 上述のように本発明にあっては、フェノール類とアルデ
ヒド類とを分散剤及び核物質の存在下で縮合反応させる
ことによって、核物質の回りに縮合物が凝集された粉粒
体を生成させるようにしたので、核物質に7工ノール縮
合物を凝集させて生長させることによって粉粒状フェノ
ール樹脂を得ることができ、大きな粒径の粉粒体として
粉粒状7エノールを製造することができるものであり、
しかもこのように粉粒状フェノール樹脂は核物質を中心
にしてフェノール縮合物を凝集生長させることによって
生成されるものであり、実施例において例証されるよう
1こ種々の条件下においても粉粒状のフエノール樹脂の
製造を確実におこなうことができるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フエノール類とアルデヒド類とを分散剤及び核物
    質の存在下で縮合反応させることによって、核物質の回
    りに縮合物が凝集された粉粒体を生成させ、こののちに
    脱水乾燥することを特徴とする粉粒状フエノール樹脂の
    製造方法。
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