JPS6347846Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6347846Y2
JPS6347846Y2 JP10881883U JP10881883U JPS6347846Y2 JP S6347846 Y2 JPS6347846 Y2 JP S6347846Y2 JP 10881883 U JP10881883 U JP 10881883U JP 10881883 U JP10881883 U JP 10881883U JP S6347846 Y2 JPS6347846 Y2 JP S6347846Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
flange
recess
timing
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10881883U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6016116U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10881883U priority Critical patent/JPS6016116U/ja
Publication of JPS6016116U publication Critical patent/JPS6016116U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6347846Y2 publication Critical patent/JPS6347846Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフオトセンサー等に使用するシーケン
スカムに関するものである。
シーケンスカムは静止した所定位置から投光し
た光を回転するタイミングカムの断光片により遮
断したりあるいは通過させて受光し信号を発する
ようにするもので、2枚の断光片を回動調整して
任意の角度につき受光できることが求められてい
る。従来のシーケンスカムは断光片を有する2個
のタイミングカムをそれぞれ回動して取付ネジに
て各々螺締していた。このように、両タイミング
カムをそれぞれ取付ネジで螺締するためその操作
は煩わしいものであつた。そこで、本考案は取付
ネジや工具類を使用しないでタイミングカムの回
動調整ができることを目的として開発したもの
で、シヤフトに固定するボスに2個のタイミング
カムを断光片を当接させて外嵌めし、タイミング
カム間にボスに回り止め固定したスプリングワツ
シヤを収容し両タイミングカムがスプリングワツ
シヤにより軸方向に押圧されるようにボスの外周
面の両端部にそれぞれ止め環を嵌着したものであ
る。
以下、本考案を具体的な実施例に基いて詳細に
説明する。
シヤフト1に円筒状のボス2を外嵌めし取付ネ
ジ3にて螺締する。円筒状のボス2の外周面中央
に外向のフランジ4を突設し、該フランジ4の対
向する箇所を平行状に削除して回り止め部5を形
成する。回り止め部は平行状に削除したものに限
られるものでなく必要に応じて種々な形状とする
ことができる。前記ボス2に外嵌めできる嵌合円
板6の一方の端面に中心角180゜の半円状の断光片
7を外向に突設し、嵌合円板6の断光片7側の端
面にその嵌合孔8と同心円状の凹部9を設けたタ
イミングカム10を、その凹部9をフランジ5に
当接するようにして外嵌めする。成形前第6,7
図で示され、内径の対向する箇所に前記回り止め
部と係合する平行状の直線係合部11を有し、第
8図に示されるように波形に形成したスプリング
ワツシヤ12を、その係合部11をフランジ4の
回り止め部5に係合させて凹部9に収容する。な
お、係合部は回り止め部に対応した形状とする。
他のタイミングカム10を断光片7どうしを当接
するようにしてボス2に外嵌めしその凹部9に前
記スプリングワツシヤ12を収容させる。両タイ
ミングカム10がスプリングワツシヤ12により
軸方向に押圧されるようにボス2の外周面の両端
部にそれぞれ刻設した円環状の溝13に止め環1
4を嵌着して両タイミングカム10を回動自在に
設ける。両タイミングカム10はスプリングワツ
シヤ12により止め環14の方向に付勢されフラ
ンジ5と止め環14との間で回動する。
次に、このシーケンスカムの作用について説明
すると、一方のタイミングカム10を把持して所
要の角度だけ、スプリングワツシヤ12で押圧さ
れた状態で、回動すればよい。回動を止めるとス
プリングワツシヤ12の押圧力でそこに保持す
る。
本考案は、上述のように、シヤフトに固定する
円筒状のボスの外周面中央に外向のフランジを突
設し、該フランジの一部を削除して回り止め部を
形成し、前記ボスに外嵌めできる嵌合円板の一方
の端面に中心角180゜の半円状の断光片を外向に突
設し、嵌合円板の断光片側の端面に凹部を設けた
タイミングカムを凹部をフランジに当接するよう
にして外嵌めし、内径に係合部を有するスプリン
グワツシヤをその係合部をフランジの回り止め部
に係合させて凹部に収容し、他のタイミングカム
を断光片どうしを当接するようにしてボスに外嵌
めしその凹部に前記スプリングワツシヤを収容さ
せ、両タイミングカムがスプリングワツシヤによ
り軸方向に押圧されるようにボスの外周面の両端
部にそれぞれ止め環を嵌着して両タイミングカム
を回動自在に設けたシーケンスカムであり、取付
ネジや工具類を使用しないでタイミングカムの回
動調整ができ、しかも単に把持して回動するだけ
で角度調整が至極容易で、その上、正確である。
また、本考案によると一方のタイミングカムごと
に調整ができ、一方のタイミングカムの回動が他
方のタイミングカムに全く影響を与えずそれを回
動させるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の具体的な実施例で、第1図はそ
の全体を示す縦断面図、第2,3図はボスを示
し、第2図はその縦断面図、第3図は第2図の正
面図、第4,5図はタイミングカムを示し、第4
図はその縦断面図、第5図は第4図の正面図、第
6〜8図はスプリングワツシヤを示し、第6図は
成形前の縦断面図を示し、第7図は第6図の正面
図、第8図は波形に成形した状態の斜視図であ
る。 1……シヤフト、2……ボス、4……フラン
ジ、5……回り止め部、6……嵌合円板、7……
断光片、9……凹部、10……タイミングカム、
11……係合部、12……スプリングワツシヤ、
14……止め環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤフトに固定する円筒状のボスの外周面中央
    に外向のフランジを突設し、該フランジの一部を
    削除して回り止め部を形成し、前記ボスに外嵌め
    できる嵌合円板の一方の端面に中心角180゜の半円
    状の断光片を外向に突設し、嵌合円板の断光片側
    の端面に凹部を設けたタイミングカムを凹部をフ
    ランジに当接するようにして外嵌めし、内径に係
    合部を有するスプリングワツシヤをその係合部を
    フランジの回り止め部に係合させて凹部に収容
    し、他のタイミングカムを断光片どうしを当接す
    るようにしてボスに外嵌めしその凹部に前記スプ
    リングワツシヤを収容させ、両タイミングカムが
    スプリングワツシヤにより軸方向に押圧されるよ
    うにボスの外周面の両端部にそれぞれ止め環を嵌
    着して両タイミングカムを回動自在に設けたこと
    を特徴とするシーケンスカム。
JP10881883U 1983-07-13 1983-07-13 シ−ケンスカム Granted JPS6016116U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10881883U JPS6016116U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 シ−ケンスカム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10881883U JPS6016116U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 シ−ケンスカム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6016116U JPS6016116U (ja) 1985-02-02
JPS6347846Y2 true JPS6347846Y2 (ja) 1988-12-09

Family

ID=30253732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10881883U Granted JPS6016116U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 シ−ケンスカム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6016116U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6016116U (ja) 1985-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0315858Y2 (ja)
JPS6031985Y2 (ja) 変速操作装置
JPH03117128U (ja)
US4639595A (en) Optical rotary encoder
JPS6252324B2 (ja)
JPS6347846Y2 (ja)
JPS5844566Y2 (ja) ツマミ
JPH024704Y2 (ja)
JPH0236088Y2 (ja)
JPH04262Y2 (ja)
JPS5920709Y2 (ja) 携帯用時計ケ−ス裏ぶた部の構造
JPH0745050Y2 (ja) 素子取付構造
JPS587708Y2 (ja) インジケ−タ装置
JPS5851033Y2 (ja) 自在平行定規における固定具調整装置
JPH0189623U (ja)
JP2535171Y2 (ja) ロータリーエンコーダ
JPS5936464Y2 (ja) 花弁形印字輪の固定装置
JPS6434511U (ja)
JPH0416165Y2 (ja)
JPH0527021Y2 (ja)
JPH0348745Y2 (ja)
JPS6333486U (ja)
JPH0212627Y2 (ja)
JPS595665Y2 (ja) 操作レバ−
JPS6016975Y2 (ja) 操作つまみ