JPS634762B2 - - Google Patents
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- JPS634762B2 JPS634762B2 JP58192714A JP19271483A JPS634762B2 JP S634762 B2 JPS634762 B2 JP S634762B2 JP 58192714 A JP58192714 A JP 58192714A JP 19271483 A JP19271483 A JP 19271483A JP S634762 B2 JPS634762 B2 JP S634762B2
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- JP
- Japan
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- veneer
- conveyor
- roller
- movable shoe
- shoe
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- Expired
Links
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Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は軽く制動を掛けられた先行ベニヤ単板
の後端縁に対し、事前に溶融ホツトメルト樹脂等
の接着剤を塗布した後続ベニヤ単板の前端縁を衝
突させてこれを押出し、且つその押出過程で先行
ベニヤ単板の表面に溶融ホツトメルト接着糸を貼
着固化してすだれ状の横はぎ製品を得るようにし
た押出方式の単板横はぎ機に於いて、板厚が例え
ば2mm以下のような比較的薄いベニヤ単板若しく
は材質が挫屈現象を起し易い脆弱なベニヤ単板を
横はぎするのに用いる単板横はぎ機に於ける強制
搬出装置に関するものである。
の後端縁に対し、事前に溶融ホツトメルト樹脂等
の接着剤を塗布した後続ベニヤ単板の前端縁を衝
突させてこれを押出し、且つその押出過程で先行
ベニヤ単板の表面に溶融ホツトメルト接着糸を貼
着固化してすだれ状の横はぎ製品を得るようにし
た押出方式の単板横はぎ機に於いて、板厚が例え
ば2mm以下のような比較的薄いベニヤ単板若しく
は材質が挫屈現象を起し易い脆弱なベニヤ単板を
横はぎするのに用いる単板横はぎ機に於ける強制
搬出装置に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来、単板横はぎ機に於いて、例えば特開昭55
−109608号公報の如きものがある。
−109608号公報の如きものがある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
ところが、上記従来の単板横はぎ機は、先行単
板と後続単板の端面衝合に際し、圧力コンベアを
間けつ駆動し、圧力コンベアの部位に有効単板が
達する毎にこれを一時走行させ、送り込みコンベ
アと圧力コンベアの送り速度の差によつて前位の
単板と後続の単板の互いの端面の衝合を行つてい
たものであるからベニヤレース側より高速(通常
60〜120m/min)で搬送されて来る単板を該単
板の送り込みコンベアと圧力コンベアの送り速度
の差によつて追突時の衝撃を少なく相互の端面を
衝合するには圧力コンベアの駆動を前記ベニヤレ
ース側よりの高速搬送に見合のかなりの高速間け
つ駆動とするか、あるいは衝合部位の搬送距離を
長くしなければならず、前者の場合には単板の間
けつ送りが極めて不安定となり安定した作業状態
を維持するこが出来ない惧れがあると同時に後者
の場合には装置全体が単板の流れ方向に沿つて長
大なものとなり、作業面積の縮小ならびに装置全
体の小型化が簡単に出来ないという問題点があつ
た。
板と後続単板の端面衝合に際し、圧力コンベアを
間けつ駆動し、圧力コンベアの部位に有効単板が
達する毎にこれを一時走行させ、送り込みコンベ
アと圧力コンベアの送り速度の差によつて前位の
単板と後続の単板の互いの端面の衝合を行つてい
たものであるからベニヤレース側より高速(通常
60〜120m/min)で搬送されて来る単板を該単
板の送り込みコンベアと圧力コンベアの送り速度
の差によつて追突時の衝撃を少なく相互の端面を
衝合するには圧力コンベアの駆動を前記ベニヤレ
ース側よりの高速搬送に見合のかなりの高速間け
つ駆動とするか、あるいは衝合部位の搬送距離を
長くしなければならず、前者の場合には単板の間
けつ送りが極めて不安定となり安定した作業状態
を維持するこが出来ない惧れがあると同時に後者
の場合には装置全体が単板の流れ方向に沿つて長
大なものとなり、作業面積の縮小ならびに装置全
体の小型化が簡単に出来ないという問題点があつ
た。
本発明は上記問題点を解決し、ベニヤ単板端面
衝合時の衝撃を極少となし、板厚が比較的薄く、
材質が脆弱なベニヤ単板であつてもこれを単板端
面が挫屈を起したりすることなく、確実に横はぎ
することが出来、しかも単板の間けつ送りを安定
した速度領域に維持して端面衝合を行わしめるこ
とにより安定した作業状態を得ることが出来ると
同時に単板の流れ方向に対する長さを短縮し得、
装置全体を小型化し、作業面積を縮小して高能率
に作業を行うことが出来る構造簡単な単板横はぎ
機に於ける強制搬出装置を提供することを目的と
するものである。
衝合時の衝撃を極少となし、板厚が比較的薄く、
材質が脆弱なベニヤ単板であつてもこれを単板端
面が挫屈を起したりすることなく、確実に横はぎ
することが出来、しかも単板の間けつ送りを安定
した速度領域に維持して端面衝合を行わしめるこ
とにより安定した作業状態を得ることが出来ると
同時に単板の流れ方向に対する長さを短縮し得、
装置全体を小型化し、作業面積を縮小して高能率
に作業を行うことが出来る構造簡単な単板横はぎ
機に於ける強制搬出装置を提供することを目的と
するものである。
(ニ) 問題を解決するための手段
本発明は上記問題点を解決するため、前端縁に
溶融ホツトメルト樹脂等の接着剤を塗布した小巾
のベニヤ単板を前段工程から搬入自在に固定シユ
ー上に水平に懸架した下段コンベアーと、該下段
コンベアーの上方に並行に対峙した上段コンベア
ーと、該上段コンベアーの前半部に押圧自在に内
設した後続ベニヤ単板に押出力を付与する第1の
可動シユーと、前記上段コンベアーの後半部の列
間に摺動自在に架設した先行ベニヤ単板に制動力
を付与する第2の可動シユーと、該第2の可動シ
ユーの付近の前記下段コンベアーの後半部の列間
に直列に架設した溶融ホツトメルト樹脂等を糸に
含浸した接着糸を先行ベニヤ単板の表面に貼着し
て固化させる糸ノズル及び冷却用ローラーからな
る押出方式の単板横はぎ機に於て、前記冷却用ロ
ーラーの上方に駆動ローラーを対峙架設して押出
過程の先行ベニヤ単板を強制的に後段工程へ搬出
自在に構成すると共に、前記駆動ローラーにトル
クモーターを軸装して構成されるものである。
溶融ホツトメルト樹脂等の接着剤を塗布した小巾
のベニヤ単板を前段工程から搬入自在に固定シユ
ー上に水平に懸架した下段コンベアーと、該下段
コンベアーの上方に並行に対峙した上段コンベア
ーと、該上段コンベアーの前半部に押圧自在に内
設した後続ベニヤ単板に押出力を付与する第1の
可動シユーと、前記上段コンベアーの後半部の列
間に摺動自在に架設した先行ベニヤ単板に制動力
を付与する第2の可動シユーと、該第2の可動シ
ユーの付近の前記下段コンベアーの後半部の列間
に直列に架設した溶融ホツトメルト樹脂等を糸に
含浸した接着糸を先行ベニヤ単板の表面に貼着し
て固化させる糸ノズル及び冷却用ローラーからな
る押出方式の単板横はぎ機に於て、前記冷却用ロ
ーラーの上方に駆動ローラーを対峙架設して押出
過程の先行ベニヤ単板を強制的に後段工程へ搬出
自在に構成すると共に、前記駆動ローラーにトル
クモーターを軸装して構成されるものである。
(ホ) 作用
第1〜2図に示すように前段工程から上、下段
コンベアー4,5により固定シユー3上に搬入さ
れた前端縁に溶融ホツトメルト樹脂等の接着剤1
を塗布した小巾のベニヤ単板2a(以下後続ベニ
ヤ単板2aという)は、さらに第1の可動シユー
6の押出力により第2の可動シユー7の手前側に
押出される。然る時は冷却用ローラーの上方に対
峙架設された駆動ローラー11がトルクモーター
12の働きにより前記先行ベニヤ単板2bの後端
縁に後続ベニヤ単板の前端縁が当接する際の僅か
な押出力に応動回転し、前記先行ベニヤ単板2b
を前記後続ベニヤ単板2aと略同速で搬出側に搬
出し、前記後続ベニヤ単板2aに全部に押出力を
付与している前段の第1の可動シユー6の部位か
ら押出過程の後続ベニヤ単板2aが外れると前記
駆動ローラー11およびトルクモーター12の回
動が前記第2の可動シユー7の自重による軽い制
動力によつて直ちに制止され、以下同様に後続ベ
ニヤ単板が搬入される都度後続ベニヤ単板2aと
先行ベニヤ単板2bの横はぎが行われるものであ
る。
コンベアー4,5により固定シユー3上に搬入さ
れた前端縁に溶融ホツトメルト樹脂等の接着剤1
を塗布した小巾のベニヤ単板2a(以下後続ベニ
ヤ単板2aという)は、さらに第1の可動シユー
6の押出力により第2の可動シユー7の手前側に
押出される。然る時は冷却用ローラーの上方に対
峙架設された駆動ローラー11がトルクモーター
12の働きにより前記先行ベニヤ単板2bの後端
縁に後続ベニヤ単板の前端縁が当接する際の僅か
な押出力に応動回転し、前記先行ベニヤ単板2b
を前記後続ベニヤ単板2aと略同速で搬出側に搬
出し、前記後続ベニヤ単板2aに全部に押出力を
付与している前段の第1の可動シユー6の部位か
ら押出過程の後続ベニヤ単板2aが外れると前記
駆動ローラー11およびトルクモーター12の回
動が前記第2の可動シユー7の自重による軽い制
動力によつて直ちに制止され、以下同様に後続ベ
ニヤ単板が搬入される都度後続ベニヤ単板2aと
先行ベニヤ単板2bの横はぎが行われるものであ
る。
(ヘ) 実施例
第1図乃至第2図は本発明の一実施例を示し、
1は溶融ホツトメルト樹脂等の接着剤、2a,2
bは前記接着剤1の前端縁に塗布した小巾の例え
ば厚さが2mm以下に比較的薄いベニヤ単板、3は
レール部材等からなる固定シユー、4はチエンコ
ンベアー等からなる下段コンベアーであつて、前
記ベニヤ単板2a,2bは前段工程から搬入自在
に前記固定シユー3上に水平に懸架されている。
5は前記下段コンベアー4の上方に並行に対峙し
て設けられたチエンコンベアー等からなる上段コ
ンベアー、6はレール部材等からなる第1の可動
シユーであつて、前記上段コンベアー5の前半部
に押圧自在に内設され、後続ベニヤ単板2aに押
圧力を付与するものである。7はレール部材等か
らなる第2の可動シユーであつて、前記上段コン
ベアー5の後半部の列間に摺動自在に架設され、
先行ベニヤ単板2bに制動力を付与するものであ
る。8aは合繊糸等からなる糸、8bは前記糸8
aに溶融ホツトメルト樹脂等を含浸してなる接着
糸、9は糸ノズルであつて、前記第2の可動シユ
ー7の付近の前記下段コンベアー4の後半部の列
間に直列に架設され、前記接着糸8bを先行ベニ
ヤ単板2bの表面に貼着して固化させる加熱体
(図示せず)を内装した鏝等からなるものである。
10は冷却用ローラーである。11は駆動ローラ
ーであつて、前記冷却用ローラー10の上方に対
峙架設され、押出過程の先行ベニヤ単板2bを強
制的に後段工程へ搬出自在に構成されている。1
2はトルクモーターであつて、前記駆動ローラー
11に直流若しくは交流制御可能に、直接または
一方向可動クラツチ、差動ギヤー等を介して一軸
上に若しくは個別に軸装され、且つ前記トルクモ
ーター12の回転力を図示してないが電源回路等
に挿入した抵抗器、電圧調整器等によつて正に回
動寸前の状態の回転力に調整しておき、以て前記
先行ベニヤ単板2bの後端縁に後続ベニヤ単板2
aの前端縁が当接する際の僅かな押出力に呼応す
る駆動ローラー11の応動回転力によつて押出時
の強大な挫屈作用の発生を回避するようになつて
いる。
1は溶融ホツトメルト樹脂等の接着剤、2a,2
bは前記接着剤1の前端縁に塗布した小巾の例え
ば厚さが2mm以下に比較的薄いベニヤ単板、3は
レール部材等からなる固定シユー、4はチエンコ
ンベアー等からなる下段コンベアーであつて、前
記ベニヤ単板2a,2bは前段工程から搬入自在
に前記固定シユー3上に水平に懸架されている。
5は前記下段コンベアー4の上方に並行に対峙し
て設けられたチエンコンベアー等からなる上段コ
ンベアー、6はレール部材等からなる第1の可動
シユーであつて、前記上段コンベアー5の前半部
に押圧自在に内設され、後続ベニヤ単板2aに押
圧力を付与するものである。7はレール部材等か
らなる第2の可動シユーであつて、前記上段コン
ベアー5の後半部の列間に摺動自在に架設され、
先行ベニヤ単板2bに制動力を付与するものであ
る。8aは合繊糸等からなる糸、8bは前記糸8
aに溶融ホツトメルト樹脂等を含浸してなる接着
糸、9は糸ノズルであつて、前記第2の可動シユ
ー7の付近の前記下段コンベアー4の後半部の列
間に直列に架設され、前記接着糸8bを先行ベニ
ヤ単板2bの表面に貼着して固化させる加熱体
(図示せず)を内装した鏝等からなるものである。
10は冷却用ローラーである。11は駆動ローラ
ーであつて、前記冷却用ローラー10の上方に対
峙架設され、押出過程の先行ベニヤ単板2bを強
制的に後段工程へ搬出自在に構成されている。1
2はトルクモーターであつて、前記駆動ローラー
11に直流若しくは交流制御可能に、直接または
一方向可動クラツチ、差動ギヤー等を介して一軸
上に若しくは個別に軸装され、且つ前記トルクモ
ーター12の回転力を図示してないが電源回路等
に挿入した抵抗器、電圧調整器等によつて正に回
動寸前の状態の回転力に調整しておき、以て前記
先行ベニヤ単板2bの後端縁に後続ベニヤ単板2
aの前端縁が当接する際の僅かな押出力に呼応す
る駆動ローラー11の応動回転力によつて押出時
の強大な挫屈作用の発生を回避するようになつて
いる。
尚、図中13は糸ノズル9の器内に溶融ホツト
メルト樹脂等を導入する配管、14a,14bは
第1及び第2の可動シユー6,7のリンク機構で
ある。
メルト樹脂等を導入する配管、14a,14bは
第1及び第2の可動シユー6,7のリンク機構で
ある。
(ト) 効果
以上説明したように本発明によれば、前端縁に
溶融ホツトメルト樹脂等の接着剤を塗布した小巾
のベニヤ単板を前段工程から搬送自在に固定シユ
ー上に水平に懸架した下段コンベアーと、該下段
コンベアーの上方に並行に対峙した上段コンベア
ーと、該上段コンベアーの前半部に押圧自在に内
設した後続ベニヤ単板に押出力を付与する第1の
可動シユーと、前記上段コンベアーの後半部の列
間に摺動自在に架設した先行ベニヤ単板に制動力
を付与する第2の可動シユーと、該第2の可動シ
ユーの付近の前記下段コンベアーの後半部の列間
に直列に架設した溶融ホツトメルト樹脂等を糸に
含浸した接着糸を先行ベニヤ単板の表面に貼着し
て固化させる糸ノズル及び冷却用ローラーからな
る押出方式の単板横はぎ機に於て、前記冷却用ロ
ーラーの上方に駆動ローラーを対峙架設して前記
冷却用ローラーおよび駆動ローラーの挾圧回転駆
動により押出過程の先行ベニヤ単板を強制的に後
段工程へ搬出自在に構成すると共に、前記駆動ロ
ーラーの回転速度を後続ベニヤ単板の押出速度に
応動可能に前記駆動ローラーにトルクモーターを
軸装して構成したものであるから、ベニヤ単板端
面の衝合に際しては、冷却用ローラーの上方に対
峙架設した単板強制搬出用の駆動ローラーに軸装
したトルクモーターの回転力を常時回動寸前の状
態の回転力に調整しておき前記先行ベニヤ単板の
後端縁に後続ベニヤ単板の前端縁が当接した時
は、その僅かな押出力に呼応して駆動ローラーを
応動回転し、前記先行ベニヤ単板を前記後続ベニ
ヤ単板の押出速度と同速度で搬出側へ搬出するこ
とが出来るので、前記両ベニヤ単板の両端縁衝合
時における衝撃は極く微小なものとなり、その結
果前記先行ベニヤ単板と後続ベニヤ単板の衝突押
出動作の際の挫屈作用を最少に留めることが出
来、板厚が薄い、しかも材質が脆弱なベニヤ単板
であつても、板詰り等の機能障害や、衝合端縁の
破損及びオーバーラツプの発生等の品質劣化を悉
く払拭し得ると共に糸貼着部分のスタートの遅れ
をなくし、前記糸貼着部分に皺が発生するのを防
止し得て確実に横はぎすることが出来るばかりで
なく、常にベニヤ単板の送りを安定した速度領域
に維持して端面衝合を行うことが出来、安定した
作業状態を得ることが出来ると共に駆動ローラー
の応動動作構造を簡略化し、且つベニヤ単板の流
れ方向(搬送方向)に対する装置の設置長さを短
縮し得、装置全体を小形化し、且つ作業面積を縮
小して高能率に作業を行うことが出来る等の効果
がある。
溶融ホツトメルト樹脂等の接着剤を塗布した小巾
のベニヤ単板を前段工程から搬送自在に固定シユ
ー上に水平に懸架した下段コンベアーと、該下段
コンベアーの上方に並行に対峙した上段コンベア
ーと、該上段コンベアーの前半部に押圧自在に内
設した後続ベニヤ単板に押出力を付与する第1の
可動シユーと、前記上段コンベアーの後半部の列
間に摺動自在に架設した先行ベニヤ単板に制動力
を付与する第2の可動シユーと、該第2の可動シ
ユーの付近の前記下段コンベアーの後半部の列間
に直列に架設した溶融ホツトメルト樹脂等を糸に
含浸した接着糸を先行ベニヤ単板の表面に貼着し
て固化させる糸ノズル及び冷却用ローラーからな
る押出方式の単板横はぎ機に於て、前記冷却用ロ
ーラーの上方に駆動ローラーを対峙架設して前記
冷却用ローラーおよび駆動ローラーの挾圧回転駆
動により押出過程の先行ベニヤ単板を強制的に後
段工程へ搬出自在に構成すると共に、前記駆動ロ
ーラーの回転速度を後続ベニヤ単板の押出速度に
応動可能に前記駆動ローラーにトルクモーターを
軸装して構成したものであるから、ベニヤ単板端
面の衝合に際しては、冷却用ローラーの上方に対
峙架設した単板強制搬出用の駆動ローラーに軸装
したトルクモーターの回転力を常時回動寸前の状
態の回転力に調整しておき前記先行ベニヤ単板の
後端縁に後続ベニヤ単板の前端縁が当接した時
は、その僅かな押出力に呼応して駆動ローラーを
応動回転し、前記先行ベニヤ単板を前記後続ベニ
ヤ単板の押出速度と同速度で搬出側へ搬出するこ
とが出来るので、前記両ベニヤ単板の両端縁衝合
時における衝撃は極く微小なものとなり、その結
果前記先行ベニヤ単板と後続ベニヤ単板の衝突押
出動作の際の挫屈作用を最少に留めることが出
来、板厚が薄い、しかも材質が脆弱なベニヤ単板
であつても、板詰り等の機能障害や、衝合端縁の
破損及びオーバーラツプの発生等の品質劣化を悉
く払拭し得ると共に糸貼着部分のスタートの遅れ
をなくし、前記糸貼着部分に皺が発生するのを防
止し得て確実に横はぎすることが出来るばかりで
なく、常にベニヤ単板の送りを安定した速度領域
に維持して端面衝合を行うことが出来、安定した
作業状態を得ることが出来ると共に駆動ローラー
の応動動作構造を簡略化し、且つベニヤ単板の流
れ方向(搬送方向)に対する装置の設置長さを短
縮し得、装置全体を小形化し、且つ作業面積を縮
小して高能率に作業を行うことが出来る等の効果
がある。
図は本発明の実施の一例を示すものであつて、
第1図は側面図、第2図は平面図である。 1……接着剤、2a,2b……ベニヤ単板、3
……固定シユー、4……下段コンベアー、5……
上段コンベアー、6……第1の可動シユー、7…
…第2の可動シユー、8a……糸、8b……接着
糸、9……糸ノズル、10……冷却用ローラー、
11……駆動ローラー、12……トルクモータ
ー。
第1図は側面図、第2図は平面図である。 1……接着剤、2a,2b……ベニヤ単板、3
……固定シユー、4……下段コンベアー、5……
上段コンベアー、6……第1の可動シユー、7…
…第2の可動シユー、8a……糸、8b……接着
糸、9……糸ノズル、10……冷却用ローラー、
11……駆動ローラー、12……トルクモータ
ー。
Claims (1)
- 1 前端縁に溶融ホツトメルト樹脂等の接着剤を
塗布した小巾のベニヤ単板を前段工程から搬入自
在に固定シユー上に水平に懸架した下段コンベア
ーと、該下段コンベアーの上方に並行に対峙した
上段コンベアーと、該上段コンベアーの前半部に
押圧自在に内設した後続ベニヤ単板に押出力を付
与する第1の可動シユーと、前記上段コンベアー
の後半部の列間に摺動自在に架設した先行ベニヤ
単板に制動力を付与する第2の可動シユーと、該
第2の可動シユーの付近の前記下段コンベアーの
後半部の列間に直列に架設した溶融ホツトメルト
樹脂等を糸に含浸した接着糸を先行ベニヤ単板の
表面に貼着して固化させる糸ノズル及び冷却用ロ
ーラーからなる押出方式の単板横はぎ機に於て、
前記冷却用ローラーの上方に駆動ローラーを対峙
架設して前記冷却用ローラーおよび駆動ローラー
の挾圧回転駆動により押出過程の先行ベニヤ単板
を強制的に後段工程へ搬出自在に構成すると共
に、前記駆動ローラーの回転速度を後続ベニヤ単
板の押出速度に応動可能に前記駆動ローラーにト
ルクモーターを軸装したことを特徴とする単板横
はぎ機に於ける応動搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19271483A JPS6083801A (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | 単板横はぎ機に於ける応動搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19271483A JPS6083801A (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | 単板横はぎ機に於ける応動搬出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6083801A JPS6083801A (ja) | 1985-05-13 |
JPS634762B2 true JPS634762B2 (ja) | 1988-01-30 |
Family
ID=16295833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19271483A Granted JPS6083801A (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | 単板横はぎ機に於ける応動搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6083801A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109608A (en) * | 1979-02-16 | 1980-08-23 | Ota Masayuki | Method of disposing veneer at high speed |
-
1983
- 1983-10-14 JP JP19271483A patent/JPS6083801A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109608A (en) * | 1979-02-16 | 1980-08-23 | Ota Masayuki | Method of disposing veneer at high speed |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6083801A (ja) | 1985-05-13 |
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