JPS60129202A - 単板横はぎ機に於ける応動搬出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の目的） 本発明は軽く制動を掛けられた先行ベニヤ単板の後端縁
に対し、事前に溶融ホットメルト樹脂等の接着剤を塗布
した後続ベニヤ単板のｎｉ１端縁を衝突袋せてこれを押
出し、且つその押出過程で先行ベニヤ単板の表面に溶融
ホットメルト接着糸を貼着固化してすだれ状の横はぎ製
品を得るようにした押出方式の単板横はぎ機の改良に係
るものであって、その目的とする所はとの種押出方式の
単板横はぎ機は制止状態にある先行ベニヤ単板の後端縁
に対し所定の搬送速度で後続ベニヤ単板の前端縁が衝突
してこれを押出：　すように動作するので、その衝突押
出動作の際１　に強大な挫屈作用が衝合部に働いてベニ
ヤ単板の材質を損傷することから薄いベニヤ単板、特に
２χ厚以下のベニヤ単板の押出方式による横はぎ動作は
挫屈作用による板詰シ等を発生して機能の安定性にも欠
け、また挫屈作用による衝合端縁の破損やオーバーラツ
プの発生等もあって製品の品質を劣化する重大な難点が
あったものであるから、この種押出方式の単板様はぎ機
の衝突押出動作の際の挫屈作用を最少に留める可く、先
行ベニヤ単板の押出時に呼応してその板厚毎に調整され
た所望の回転力を常時付与することが出来る応動搬出装
置を付加して従来装置の難点を悉く払拭しようとしたも
のである。

（発明の構成） 本発明はその実施の一例を図示するように、前端縁に溶
融ホットメルト樹脂等の接盾剤１を塗布した小山のベニ
ヤ単板２ａ、２１）を前段工程から搬入自在にレール部
材等からなる固定シュー３上に水平に懸架したチェンコ
ンベア−等からなる下段コンベアー４と、該下段コンベ
アー４の上方に並行に対峙したチェンコンベア−等から
なる上段コンベアー５と、該上段コンベアー５の前半部
に押圧自在に内設した後続ベニヤ単板２ａに押出力を付
与するレール部材等からなる第１の可動シュー６と、前
記上段コンベアー５の後半部の列間に摺動自在に架設し
た先行ベニヤ単板２ｂに制動力を付与するレール部材等
からなる第２の可動シュー７と、該第２の可動シュー７
の付近の前記下段コンベアー４の後半部の列間に直列に
架設した溶融ホットメルト樹脂等を合繊糸等の糸８ａに
含浸した接ｊｕ糸８ｂを先行ベニヤ単板２ｂの表面に貼
１Ｂして固化きせる加熱体を内装した鏝等からなる糸ノ
ズ／Ｉ／９及び冷却用の水付ローラー１ｏからなる押出
方式の単板様はぎ機に於て、前記水付ローラー１０の上
方にエアーシリンダー１１等を装置した加圧力調整可能
な抑圧ローラー１２を架設して押出過程の先行ベニヤ単
板２ｂ１強制的に後段工程へ搬出自在に構成すると共に
、前記水付ローラー１０をコンベアー４，５に連結して
常時回動自在に構成した単板様はぎ機に於ける応動搬出
装置である。

即ち本発明はコンベアー４．５と等速度的に回動する水
付ローラー１０の上方に該水付ローラー１０と共に先行
ベニヤ単板２ｂをその板厚に見合の適当加圧力で上下か
ら挾んでこれを押出速度に呼応して応動的に後段工程へ
、例えば後段の定寸切断工程等へ向けて応動的に搬出可
能に新だに積極駆動用の抑圧ローラー１２を架設すると
共に、前記抑圧ローラー１２にエアーシリンダー１１及
び該エアーシリンダー１１の加圧力全調整可能に減圧弁
１６を装備して、常時調整された所望の回転力が先行ベ
ニヤ単板２ｂに静止状態のまま作用するように調整して
おき、以って前記先行ベニヤ単板２ｂの後端縁に後続ベ
ニヤ単板２ａの前端縁が衝突する際に呼応する水付ロー
ラー１０及び押圧ローラー１２の応動回転力によって押
出時の強大な挫屈作用の発生を安全に回避し、また後続
ベニヤ単板２ａの全部に押出力を付与している前段の第
１の可動シュー６の部位から押出過程の後続ベニヤ単板
２ａが外れると前記水付ローラー１ｏの常時回動による
抑圧ローラー１２の従動回動も第２の可動シュー７の自
重による軽い制動力によって直ちに制止でれ、即ち後続
ベニヤ単板２ａの押出動作もそれによって直ちに制止さ
れて、今度は後続ベニヤ単板２ａが先行ベニヤ単板２ｂ
となって一連の安全な応動搬出動作を終了するものであ
る。

尚、図中１４は糸ノズ／Ｌ／　９の器内に溶融ホットメ
ルト樹脂等を導入する配管、１５ａ、１５ｂは第１及び
第２の可動シュー６．７のリンク機構である他、前記エ
アーシリンダー１１及び減圧弁１６はこれを他の加圧力
全整可能な、例えば押圧ネジ付バネ等に代替出来ること
は勿論である。

（発明の効果） 本発明は叙上のように先行ベニヤ単板２ｂの押出時に呼
応してその板厚毎に調整された所望の回転力を常時付与
することが出来る常時回動の水付ローラー１ｏと加圧力
の調整自在な押■ローラー１２からなる応動搬出装置を
押呂方式の単板横はぎ機に伺加したものであるから、先
行ベニヤ単板２ｂと後続ベニヤ単板２ａの衝突押呂動作
の際の挫屈作用を最少に留めることが始めて可能になっ
たものであり、従来装置に薄いベニヤ単板を通した場合
の挫屈作用による板詰り等の機能障害や、挫屈作用によ
る衝合端縁の破損及びオーバーラツプの発生等の品質劣
化を悉く払拭することが出来た実施効果の極めて顕著な
発明である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施の一例を示すものであって、第１図は
側面図、第２図は平面図である。 １・・接ｊＨ剤、２ａ、２ｂ・・ベニヤ単板、６・・・
固定シュー、４・・・下段コンベアー、５・・上段コン
ベアー、６・・・第１の可動シュー、７・・・第２の可
動シュー、８ａ・・・糸、８Ｎ：１・・・、接着糸、９
・・パ糸ノズル、１０・・水付ローラー、１１・・・エ
アーシリンダー、１２・・・抑圧ローラー、１６・・・
減圧弁。 特許出願人　橋本電機工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前端縁に溶融ホラトメ／Ｌ／　）樹脂等の接着斉１を塗
   布した小ｌ］のベニヤ単板全前段工程から搬入自在に固
   定シュー上に水平に懸架した下段コンベアート、該下段
   コンベアーの上方に並イ１に対峙した上段コンベアーと
   、該上段コンベアーの前半部に抑圧自在に内設した後続
   ベニヤ単板に押出ノｊを付与する錆１の可動シューと、
   Ｉｌ記」二段コンベアーの後半部の列間に摺動自在に架
   設した先行ベニヤ単板に制動力を付与する第２の可動シ
   ューと、該第２の可動シューのイ」近のｍｌｌ上下段コ
   ンベアー後半部の列間に直列に架設した溶融ホットメル
   ト樹脂等を糸に含浸した摺着糸を先行ベニヤ単板の表面
   に貼着して固化？せる糸ノズル及び水付ローラーからな
   る押出１式の単板横はぎ機に於て、前記水付ローラー（
   上方に工ｆ１リンダ−等を装着した加圧力調帛可能な押
   圧ローラーを架設して押出過程の先行ベニヤ単板を強制
   的に後段工程へ搬出自在に構成すると共に、前記水付ロ
   ーラーをコンベアーに連結して常時回動自在に構成した
   ことを特徴とする単板横はぎ機に於ける応動搬出装置。