JPH05285902A - 単板横はぎ機における蛇行修正方法およびその装置 - Google Patents

単板横はぎ機における蛇行修正方法およびその装置

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JPH05285902A
JPH05285902A JP12123292A JP12123292A JPH05285902A JP H05285902 A JPH05285902 A JP H05285902A JP 12123292 A JP12123292 A JP 12123292A JP 12123292 A JP12123292 A JP 12123292A JP H05285902 A JPH05285902 A JP H05285902A
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JP
Japan
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veneer
braking
meandering
product
shoe
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Application number
JP12123292A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Nagura
敏行 名倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
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Publication date
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送方向左右列の制動シューに付与されてい
る先行ベニヤ単板への制動力の強弱を左右各別に調整し
て弓なりに大きく湾曲した横はぎ製品の輩出を抑制し、
その繋合品質と製品歩留りの格段の向上を図ること。 【構成】 先行ベニヤ単板1に制動力を付与する制動シ
ュ−11a,11b,13a,13bを横はぎ製品4の
蛇行方向によって搬送方向左右列を各別に調圧自在に、
圧力調整可能なエア−シリンダ−等の加圧機構14a,
14bを前記搬送方向左右列の制動シュ−11a,11
b,13a,13bの適宜部位に付加したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合板製造の分野において
取扱われる横はぎ単板、特に有寸幅のベニヤ単板の前端
縁に熔融ホットメルト樹脂等の接着剤を塗布してなる後
続ベニヤ単板を先行ベニヤ単板の後端縁に衝突させなが
ら一体に後方に押出すと共に、その表面に熔融ホットメ
ルト樹脂等を糸に含浸した接着糸を貼着してすだれ状に
連なった横はぎ単板を得るように構成された押出方式の
単板横はぎ機における横はぎ製品の蛇行修正方法および
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種押出方式の単板横はぎ機における
横はぎ製品の蛇行修正方法およびその装置に関する従来
技術としては、例えば本出願人の先願になる特開昭59
−162006号薄物単板の横はぎ方法および装置等の
先行技術があり、それ等の先行技術の骨子とするところ
の押出過程の横はぎ製品の蛇行修正動作は、繊維方向の
直交方向に搬送される先行ベニヤ単板と後続ベニヤ単板
との端縁衝合押出動作の際に、前記横はぎ製品となる先
行ベニヤ単板に事前に強制搬出動作を発動して端縁衝合
時における衝突力を弱めて薄物単板の挫屈現象の発生を
回避するように構成すると共に、端縁衝合時の左右の搬
出量を差動的に調整して端縁衝合部におけるオーバーラ
ップの発生やトンネルの発生を回避するように構成され
ているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来装置の横はぎ製品となる先行ベニヤ単板の押出過程
において強制搬出動作を事前に発動したり、その左右の
搬出量を差動的に調整しただけでは、前段の有寸切断工
程で前記先行ベニヤ単板の前端縁と後端縁に不平行な切
り曲りが発生していると、図3に例示したように先行ベ
ニヤ単板1の端縁に塗布した熔融ホットメルト樹脂等の
接着剤2とその表面に貼着した接着糸3によって多数の
先行ベニヤ単板1がすだれ状に繋合されて行く横はぎ製
品4の姿態は、先行ベニヤ単板1の右または左に偏向し
た不平行な切り曲りによって、その押出過程で次第に右
または左に蛇行して弓なりに大きく湾曲した不良製品を
輩出する惧れがあったばかりでなく、上述の従来装置に
おける強制搬出動作や搬出量の差動的な調整動作だけで
は蛇行の発生を自然にまかせるだけでその蛇行を積極的
に修正する手段とはなし得なかったものである。
【0004】よって本発明は前記横はぎ製品となる多数
の先行ベニヤ単板がその押出過程で右または左に次第に
蛇行してゆく現象を作業員が確認してその蛇行の程度が
製品形状の許容限度に近づいた時期に都度搬送方向左右
列の制動シューによって付与されている前記先行ベニヤ
単板への制動力の強弱を左右各別に調整してその蛇行分
を材質中に吸収することによって、弓なりに大きく湾曲
した横はぎ製品の輩出を抑制し、以て横はぎ製品の繋合
品質と製品歩留りの格段の向上を図ることを目的とした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、前端縁に熔融ホットメルト樹脂等の接着剤を
塗布した有寸幅のベニヤ単板を前段工程から搬入自在に
固定シュ−上に水平に懸架した下段コンベヤと、該下段
コンベヤの上方に並行に対峙した上段コンベヤと、該上
段コンベヤに押圧自在に内設した後続ベニヤ単板に押出
力を付与する押圧シュ−と、前記下段および上段コンベ
ヤの後方列間に摺動自在に架設した先行ベニヤ単板に制
動力を付与する制動シュ−とからなる押出方式の単板横
はぎ機における、下記の構成要件になる横はぎ製品の蛇
行修正方法である。
【0006】(a)繊維方向の直交方向に搬送される先
行ベニヤ単板と後続ベニヤ単板との端縁衝合押出動作の
際の制動シュ−による前記先行ベニヤ単板への制動力の
付与を。
【0007】(b)前記先行ベニヤ単板からなる横はぎ
製品の蛇行方向によって搬送方向左右列の強弱を各別に
調整するようにしたこと。
【0008】また本発明は上記押出方式の単板横はぎ機
における、下記の構成要件になる横はぎ製品の蛇行修正
装置である。
【0009】(c)先行ベニヤ単板に制動力を付与する
制動シュ−を横はぎ製品の蛇行方向によって搬送方向左
右列を各別に調圧自在に、圧力調整可能なエア−シリン
ダ−等の加圧機構と減圧弁等の圧力調整器を前記搬送方
向左右列の制動シュ−の適宜部位に各別に付加したこ
と。
【0010】
【作用】本発明の単板横はぎ機における横はぎ製品の蛇
行修正方法およびその装置は、有寸幅のベニヤ単板の切
断工程において多発している不平行な切り曲りに起因し
て発生する、多数の先行ベニヤ単板からなる横はぎ製品
がその押出過程で右または左に次第に蛇行したまま繋合
されて弓なりに大きく湾曲した不良製品を輩出する難点
を排除するため、作業員が前記先行ベニヤ単板からなる
横はぎ製品の押出過程で右または左に次第に蛇行してゆ
く現象を確認してその蛇行の程度が製品形状の許容限度
に近づいた時期に前記先行ベニヤ単板に制動力を付与し
ている制動シューの搬送方向左右列に各別に付加されて
いる圧力調整可能なエアーシリンダー等の加圧機構を左
右各別に接続されている減圧弁等の圧力調整手段を操作
することによって、例えば搬送方向左側に蛇行した時
は、前記減圧弁の搬送方向右列のものを幾分弱め、搬送
方向左列のものを幾分強めるように調整して、前記搬送
方向左側への蛇行を抑制すると共に幾分搬送方向を左側
へ復帰させるように蛇行の修正作用を随時任意に行わせ
るものである。
【0011】
【実施例】図1〜図2は本発明装置の実施の一例を示す
ものであって、前段工程に配設されたベニヤクリッパ
−、スポットノズル等によりその両端縁が整形切断さ
れ、その前端縁に熔融ホットメルト樹脂等の接着剤を塗
布した有寸幅のベニヤ単板からなる後続ベニヤ単板5を
横はぎ工程へ搬入自在に、レ−ル部材等からなる固定シ
ュ−6上にチエンコンベヤ等からなる下段コンベヤ7が
水平に懸架されている。前記下段コンベヤ7の上方には
これと並行にチエンコンベヤ等からなる上段コンベヤ8
が対峙され、且つ該上段コンベヤ8には搬入過程の後続
ベニヤ単板5を押圧搬送自在に、レ−ル部材等からなる
押圧シュ−9が押圧用のバネ10a,10bと共に内設
されており、また前記下段および上段コンベヤ7,8の
後方列間には押出過程の先行ベニヤ単板1に制動力を付
与して相互の端縁に側圧を作用し得るように摺動自在に
レ−ル部材等からなるの制動シュ−11a,11bが押
圧用のバネ12a,12bと共に架設されている。次に
また前記先行ベニヤ単板1に制動力を付与する多数の制
動シュー11a,11bの内、搬送方向右列と左列の適
宜列の制動シュ−13a,13bに、多数の先行ベニヤ
単板1からなる横はぎ製品4の蛇行方向によって搬送方
向左右列の前記制動シュー13a,13bの押圧力の強
弱を各別に調整する圧力調整自在なエア−シリンダ−等
の加圧機構14a,14bが減圧弁等の圧力調整器15
a,15bと共に付設されている。勿論前記加圧機構1
4a,14bならびに圧力調整器15a,15bはエア
−シリンダ−や減圧弁等の流体機器に限定されることな
く、例えばバネ等にねじ等の圧力調整機構を装着したも
のでもよく、またその装着部位やその個数にも限定され
るものではない。また図中4は多数の先行ベニヤ単板1
からなる横はぎ製品、16は合繊糸等の糸、17は糸1
6に熔融ホットメルト樹脂等の接着剤を含浸する糸ノズ
ルである。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述したように、横はぎ製品と
なる多数の先行ベニヤ単板がその押出過程で右または左
に次第に蛇行してゆく現象を作業員が確認してその蛇行
の程度が製品形状の許容限度に近づいた時期に都度搬送
方向左右列の制動シューによって付与されている前記先
行ベニヤ単板への制動力の強弱を左右各別に調整してそ
の蛇行分を材質中に吸収することによって、弓なりに大
きく湾曲した横はぎ製品の輩出を抑制するように構成し
たものであるから、従来装置に惹起されていた、横はぎ
製品が大きく弓なりに湾曲してその前後乃至は中央部に
所定の矩形寸法より大きくはみ出したり大きく欠落する
個所を生じて不良製品となる難点を払拭し得たばかりで
なく、従来装置における強制搬出動作や搬出量の差動的
な調整動作だけでは蛇行の発生を自然にまかせるだけで
その蛇行を積極的に修正する手段とはなし得なかった不
合理を改良して制動力の調整による積極的な蛇行の修正
手段を確立したものであり、本発明装置による時はその
横はぎ製品の繋合品質と製品歩留りを格段に向上させる
ことが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を例示した平面図
【図2】同じく本発明装置を例示した側面図
【図3】多数の先行ベニヤ単板からなる横はぎ製品の端
縁衝合姿態を例示した平面図
【符号の説明】
1a 先行ベニヤ単板 4 横はぎ製品 11a,11b,13a,13b 制動シュ− 14a,14b 加圧機構 15a,15b 圧力調整器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維方向の直交方向に搬送される先行ベ
    ニヤ単板と後続ベニヤ単板との端縁衝合押出動作の際の
    制動シュ−による前記先行ベニヤ単板への制動力の付与
    を、該先行ベニヤ単板からなる横はぎ製品の蛇行方向に
    よって搬送方向左右列の強弱を各別に調整するようにし
    たことを特徴とする単板横はぎ機における蛇行修正方
    法。
  2. 【請求項2】 前端縁に熔融ホットメルト樹脂等の接着
    剤を塗布した有寸幅のベニヤ単板を前段工程から搬入自
    在に固定シュ−上に水平に懸架した下段コンベヤと、該
    下段コンベヤの上方に並行に対峙した上段コンベヤと、
    該上段コンベヤに押圧自在に内設した後続ベニヤ単板単
    板に押出力を付与する押圧シュ−と、前記下段コンベヤ
    および上段コンベヤの後方列間に摺動自在に架設した先
    行ベニヤ単板に制動力を付与する制動シュ−からなる押
    出方式の単板横はぎ機において、前記先行ベニヤ単板に
    制動力を付与する制動シュ−を横はぎ製品の蛇行方向に
    よって搬送方向左右列を各別に調圧自在に、圧力調整可
    能なエア−シリンダ−等の加圧機構と減圧弁等の圧力調
    整器を前記搬送方向左右列の制動シュ−の適宜部位に各
    別に付加したことを特徴とする単板横はぎ機における蛇
    行修正装置。
JP12123292A 1992-04-14 1992-04-14 単板横はぎ機における蛇行修正方法およびその装置 Pending JPH05285902A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111923167A (zh) * 2020-08-17 2020-11-13 中南林业科技大学 一种侧压式竹集成材无限长层板的机械组坯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111923167A (zh) * 2020-08-17 2020-11-13 中南林业科技大学 一种侧压式竹集成材无限长层板的机械组坯装置

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