JPS634685Y2 - - Google Patents

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JPS634685Y2
JPS634685Y2 JP13578180U JP13578180U JPS634685Y2 JP S634685 Y2 JPS634685 Y2 JP S634685Y2 JP 13578180 U JP13578180 U JP 13578180U JP 13578180 U JP13578180 U JP 13578180U JP S634685 Y2 JPS634685 Y2 JP S634685Y2
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JP
Japan
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rear pillar
inner panel
pillar inner
base
panel
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JP13578180U
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JPS5757163U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のリヤピラー部構造に関す
る。
従来の自動車のリヤピラー部構造としては、例
えば、SUNNY PARTS CATALOG B210
1976年(昭和51年)のFIG.H76−01に示されるも
の、或は第1図に示すようなものがある。すなわ
ちリヤピラーインナーパネル1の外側に基部がホ
イールハウスアウターパネル2にスポツト溶接
W1された補強用レインフオース3が入り、この
レインフオース3はその前端縁および後端縁がリ
ヤピラーインナーパネル1に重合し溶接W2,W3
され、もつて該リヤピラーインナーパネル1が補
強されており、他方リヤピラーインナーパネル1
の前側部外側にはリヤピラーアウターパネル(図
示せず)が共同してボツクス構造を形成するよう
重合しており、これらのフランジ部(リヤピラー
インナーパネル1のフランジ部のみ符号1aをも
つて表わす)で溶接されている。
しかしながら、このような従来の自動車用リヤ
ピラー部構造にあつては、前部ではリヤピラーイ
ンナーパネル1とリヤピラーアウターパネルがそ
れぞれのフランジにおいてスポツト溶接される構
造となつているため、リヤピラーインナーパネル
1の前端下部はリヤピラーアウターパネルにわせ
て自動車のドア開口部形状を形成するようにリヤ
ピラーインナーパネルのピラー本体部1c前方に
突起(この部分を特に斜線をもつて表わす)1b
しているため、第2図に示すようにリヤピラーイ
ンナーパネル1を板取りする場合、この突起1b
の長さ分lだけ板取りピツチL1が長くなつてし
まう。すなわちリヤピラーインナーパネル1の板
取りが非常に悪い。また前端部略中央のコーナー
部Cにおいてはレインフオース3が介在しないの
で、亀裂が生じ易く、この不具合に対処するた必
然的にリヤピラーインナーパネル1の板厚をあげ
なければならないという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、リヤピラーインナーパネルの前
端下部突起をカツトし、リヤピラーインナーパネ
ルの前端下部のピラー基部の前側形状を、リヤピ
ラーインナーパネルのピラー本体部をほぼ真直に
延長した形状として前記基部下端をホイールハウ
スに結合し、リヤピラインナパネル外側に結合さ
れるレインホースにドア開口部形状の一部となる
延長部を形成し、前記延長部の前端部を少くとも
リヤピラーアウターパネルの車室内側と結合する
ことにより、リヤピラーインナーパネルの板取り
を良くするとともに、リヤピラーインナーパネル
の板厚をあげなくても済むようにしたことを目的
としている。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第3図、第4図は本考案の一実施例を示す図で
ある。
なお、従来と同一の部位には同一の符号を付
す。
まず構成を説明すると、リヤピラーインナーパ
ネル1の前端下部突起1bを切除し、リヤピラー
インナーパネル1の前端下部のピラー基部1dの
前側形状を、リヤピラインナーパネル1のピラー
本体部1cをほぼ真直に延長した形状として前記
基部1d下端をホイールハウスアウターパネル2
に結合し、リヤピラインナーパネル1の外側に結
合されるレインホース3にドア開口部形状の一部
となる延長部3aを形成し、この延長部3aのフ
ランジ3a1をリヤピラーアウターパネル4のフラ
ンジ4aに重合して、スポツト溶接W4により結
合する。レインフオース3は従来同様その基部が
ホイールハウスアウターパネル2にスポツト溶
W1され、又、そのフランジ3a1の一部、中途部
および後端縁が夫々リヤピラーインナーパネル1
に重合し溶接W5,W6,W3されている。
すなわちコーナー部Cにおいてはレインフオー
ス3、リヤピラーアウターパネル4およびリヤピ
ラーインナーパネル1の三者が重合溶接されてい
る。
なお、5はリヤサイドウインド取付開口、6は
レインフオース3に開設したシートベルトリトラ
クタ(図示せず)との干渉を避けるための収納開
口、7はリヤピラーインナーパネル1に開設した
前記リトラクタから繰り出されるシートベルトの
挿通孔、8はリヤフエンダーである。
本考案はかかる構成すなわちリヤピラーインナ
ーパネル1の前端下部突起1bがカツトされるの
で、第2図に示すように、板取りピツチはL2(L1
−l)と短かくなり、またコーナー部Cにおいて
はレインフオース3がリヤピラーインナーパネル
1およびリヤピラーアウターパネル4に重合溶接
されているので、もしこの個所に亀裂が生じ板厚
を上げることが必要となれば、リヤピラーインナ
ーパネル1の板厚を上げないでレインフオース3
の板厚を上げればい。
以上説明してきたように、本考案によれば、そ
の構成をリヤピラーインナーパネルの前端下部突
起をカツトし、リヤピラーインナーパネルの前端
下部のピラー基部の前側形状を、リヤピラーイン
ナーパネルのピラー本体部をほぼ真直に延長した
形状として前記基部下端をホイールハウスに結合
し、リヤピラインナパネル外側に結合されるレイ
ンホースにドア開口部形状の一部となる延長部を
形成し、前記延長部の前端部を少くともリヤピラ
ーアウターパネルの車室内側と結合した構造とし
たため、リヤピラーインナーパネルの板取りの向
上が計れると共に、コーナー部の亀裂等の不具合
対策がレインフオースで対処できるため、もし板
厚を上げなければならなくなつたとしても重量コ
スト等の上昇を極力抑えることができ、その対策
の自由度が増大するという効果が得られる。
なお、上記説明ではパン型の自動車に適用した
例を示したが、本考案はこれに限らず、その他リ
ヤピラーインナーパネルの前端下部に突起を有す
る型の自動車全般に適用できることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用リヤピラー構造の一部
を切り欠いて示した斜視図、第2図は従来および
本考案におけるリヤピラーインナーパネルの板取
図、第3図は本考案自動車用リヤピラー構造の要
部斜視図、第4図は同じくその一部を切り欠いて
示した斜視図である。 1……リヤピラーインナーパネル、2……ホイ
ールハウスアウターパネル、3……レインフオー
ス、4……リヤピラーアウターパネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のリヤピラーインナーパネル1の前端下
    部のピラー基部1dの前側形状を、リヤピラーイ
    ンナーパネルのピラー本体部1cをほぼ真直に延
    長した形状として前記基部1d下端をホイールハ
    ウスに結合し、リヤピラーインナーパネル外側に
    結合されるレインホース3にドア開口部形状の一
    部となる延長部3aを形成し、前記延長部3aの
    前端部を少なくともリヤピラーアウターパネル4
    の車室内側と結合したことを特徴とする自動車の
    リヤピラー部構造。
JP13578180U 1980-09-22 1980-09-22 Expired JPS634685Y2 (ja)

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JP13578180U JPS634685Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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JP13578180U JPS634685Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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JPS5757163U JPS5757163U (ja) 1982-04-03
JPS634685Y2 true JPS634685Y2 (ja) 1988-02-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006160016A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Fuji Heavy Ind Ltd リトラクタブラケット構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006160016A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Fuji Heavy Ind Ltd リトラクタブラケット構造
JP4727976B2 (ja) * 2004-12-06 2011-07-20 富士重工業株式会社 リトラクタブラケット構造

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