JPS6346301Y2 - - Google Patents

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JPS6346301Y2
JPS6346301Y2 JP6445384U JP6445384U JPS6346301Y2 JP S6346301 Y2 JPS6346301 Y2 JP S6346301Y2 JP 6445384 U JP6445384 U JP 6445384U JP 6445384 U JP6445384 U JP 6445384U JP S6346301 Y2 JPS6346301 Y2 JP S6346301Y2
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JP
Japan
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rod
mounting
fuel tank
rear side
bracket
Prior art date
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Expired
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JP6445384U
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English (en)
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JPS60175775U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車のパナールロツド取付部構
造に関するものである。
従来技術 従来のこの種のパナールロツド取付部構造とし
ては、例えば第1図ないし第3図に示すようなも
のがある。図中符号1は後車軸2の横振れを防ぐ
パナールロツドで、第1図のようにこのロツド1
の一端部1aが後車軸2の固定部2aに取り付け
られ、他端部1bが第2図のようにロツドブラケ
ツト3に接続されている。このロツドブラケツト
3は、ロツド支持プレート4およびクロージング
プレート5から構成され、フロアパネル6下側の
クロスメンバ7とリアサイドメンバ8との接合部
9に固定されている。つまり、ロツド支持プレー
ト4は一端部4aがクロスメンバ7に溶接される
一方、クロージングプレート5は上端部5aがリ
アサイドメンバ8に溶接され、そしてこのクロー
ジングプレート下端部5bとロツド支持プレート
他端部4bとが溶接されている。さらに、このロ
ツドブラケツト3の前後方向の剛性を向上させる
ためにロツドブラケツト3とリアサイドメンバ8
の側面部8aとに跨つて、補強パネルとしての略
平板状のガセツト10が接続されている。
また、ロツドブラケツト3の近傍には、第1図
に示すように、フユーエルタンク11が配設され
ている。具体的には、このフユーエルタンク11
は、2本のベルト12,13によつて支持され、
ロツドブラケツト3近傍においては、第3図のよ
うに、リアサイドメンバ下面部8bに、ベルト1
2の一端部12aがマウントブラケツト14を介
してボルト15、ナツト16にて固定されるとと
もに、フユーエルタンク11の揺動を阻止するタ
ンクストツパ17が同じくボルト18、ナツト1
9にて固定されている。
しかしながら、このような従来のパナールロツ
ド取付部構造にあつては、リアサイドメンバ下面
部8bにマウントブラケツト14やタンクストツ
パ17を取り付けているため、これらの部品との
位置関係からガセツト10は略平板状とならざる
を得ず、ロツドブラケツト3の前後方向の剛性を
十分に確保することが困難で、パナールロツド1
からの入力が車体に伝わり、車室内騒音や振動が
大きくなつてしまうという問題点があり、又、フ
ユーエルタンク取付用のタンクストツパ17等も
必要で部品点数の増加を招くと共にこれを取り付
ける手間も掛かる、という問題点があつた。な
お、この類似構造は特開昭58−214476号公報にみ
られる。
考案の目的 この考案は、かかる従来の問題点に着目してな
されたもので、ガセツトを改良することにより、
このガセツトの剛性向上を図つてロツドブラケツ
トの取付強度を向上させて車室内騒音や振動を減
少させると共に、このガセツトにフユーエルタン
ク取付用の部品機能を兼用させて部品点数および
取付手数の削減を図るパナールロツド取付部構造
を提供することを目的としている。
考案の構成 かかる目的達成のため、この考案のパナールロ
ツド取付部構造は、リアサイドメンバとクロスメ
ンバとの接合部に、パナールロツドの端部が固定
されるロツドブラケツトを配設すると共に、該ロ
ツドブラケツトおよび前記リアサイドメンバに跨
つて補強パネルを接合した構造で、前記補強パネ
ルのリアサイドメンバ側面と略平行な一般面部の
一側部に略車幅方向へ折曲する取付面部を形成
し、該取付面部にフユーエルタンク取付部を形成
したことを特徴としている。
実施例 以下、この考案を実施例に基づいて説明する。
第4図ないし第6図はこの考案の一実施例を示
す図である。
まず構成を説明すると、図中符号22はパナー
ルロツド1の他端部1bが取り付けられるロツド
ブラケツトで、このブラケツト22はロツド支持
プレート23およびクロージングプレート24か
ら構成され、クロスメンバ7とリアサイドメンバ
8との接合部9に略クロスメンバ配設方向に沿つ
て設けられている。詳しくは、ロツド支持プレー
ト23は、略チヤンネルを呈し、一端部23aが
クロスメンバ7の両側面部7aにスポツト溶接さ
れる一方、クロージングプレート24は、水平断
面がコ字状を呈し、上端部24aがリアサイドメ
ンバ8の車外側の側面部8aにスポツト溶接さ
れ、さらにこのクロージングプレート24の下端
部の両フランジ部24bの外面側に前記ロツド支
持プレート23の他端部23bがスポツト溶接さ
れている。そして、このロツド支持プレート23
の他端部23b近傍には、パナールロツド1を取
り付けるための取付孔23cが対向して穿設さ
れ、又、ロツド支持プレート23の下面部は、パ
ナールロツド1を挿通するための切欠部23dが
形成されている。この切欠部23dにパナールロ
ツド1が挿通され、このロツド1の他端部1bの
軸部1cがロツド支持プレート23の取付孔23
cにボルト27等により装着されている。
一方、符号25は補強プレートとしてのガセツ
トで、リヤサイドメンバ8の側面部8bに略平行
な一般面部25aを有し、この一般面部25aの
上端部25bがリアサイドメンバ8の車外側の側
面部8bにスポツト溶接されると共に一般面部2
5aの前端フランジ部25cがロツドブラケツト
22にスポツト溶接されている。そして、このガ
セツト25には、一般面部25aの後側部から略
車幅方向で車両中央側へ折曲する取付面部25d
が形成されている。この取付面部25dは、端部
にさらに折曲部25iが形成されて剛性向上が図
られ、内面側にパツチ25eが接合され、この部
分にフユーエルタンク取付部である三角形の取付
孔25fが穿設されている。また、この取付孔2
5fの上側にはフユーエルタンク11の上側角部
11aが当接するフユーエルタンク取付部である
タンクストツパ凹部25gが形成され、さらに、
この凹部25gの上側にリアサイドメンバ8の下
面部8bにスポツト溶接されるフランジ部25h
が形成されている。
このようなガセツト25の取付面部25dの取
付孔25fに、フユーエルタンク11を支持する
ベルト26の一端部に設けられたストツパ部26
aが挿通されて係止されると共に、フユーエルタ
ンク11の上側角部11aがタンクストツパ凹部
25gに当接して移動規制されている。
次に、かかる構成よりなるパナールロツド取付
部構造の作用について説明すると、ガセツト25
に一般面部25aから車両中央側へ折曲する取付
面部25dを形成することにより、このガセツト
25の剛性向上が図られる。従つて、ロツドブラ
ケツト22の車両前後方向の入力に対する強度が
従来と比べ一層向上し、ロツドブラケツト22の
振動を低減させることができ、車室内騒音や振動
を抑えることができる。
また、取付面部25dにフユーエルタンク11
取付用の取付孔25fやタンクストツパ凹部25
gを形成することにより、従来のようにマウント
ブラケツト14やタンクストツパ17等の部品を
準備する必要がなく、部品点数およびこれらの部
品を装着する手間が省けると共に、ベルト26も
従来のものに比べ短くでき、重量およびコスト低
減にもつながる。
なお、この考案の一構成要素としてのフユーエ
ルタンク取付部は、上記実施例では取付孔25f
およびタンクストツパ凹部25gであるが、これ
に限定されるものではなく、フユーエルタンクが
上記実施例のようなベルト取付式のものでなく、
ブラケツト取付式のものにあつては、それに応じ
て形成すれば良いことは勿論であり、又、上記実
施例の変形例として第7図のようにベルト36を
ボルト37、ナツト38でガセツト25の取付面
部25dに固定することもできる。
考案の効果 以上説明してきたように、この考案によれば、
ガセツトに一般面部から折曲する取付面部を形成
することにより、ガセツトの剛性向上を図ること
ができロツドブラケツトの取付強度を向上させる
ことができるため、ロツドブラケツトの振動によ
る車室内騒音や振動を低減させることができると
同時に、パナールロツドを確実に支持できる。
又、この取付面部にフユーエルタンク取付部を形
成することにより、フユーエルタンクの取り付け
においてはタンクストツパ等の部品を必要とせ
ず、部品点数の削減を図ることができると共に、
取付作業も容易に行うことができる、という効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来の自動車のパナール
ロツド取付部構造を示す図で、第1図は自動車後
部におけるフロアより下側を示す平面図、第2図
は要部斜視図、第3図は第1図の矢印A方向から
見た側面図、第4図ないし第6図はこの考案の自
動車のパナールロツド取付部構造の一実施例を示
す図で、第4図は第2図と同様な斜視図、第5図
は第3図と同様な側面図、第6図はガセツトの斜
視図、第7図はフユーエルタンク取付用ベルトの
ガセツトへの取付状態の上記一実施例に対する変
形例を示す図である。 1……パナールロツド、7……クロスメンバ、
8……リアサイドメンバ、9……接合部、11…
…フユーエルタンク、22……ロツドブラケツ
ト、25……ガセツト(補強パネル)、25a…
…一般面部、25d……取付面部、25f……取
付孔(フユーエルタンク取付部)、25g……タ
ンクストツパ凹部(フユーエルタンク取付部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リアサイドメンバ8とクロスメンバ7との接合
    部に、パナールロツドの端部が固定されるロツド
    ブラケツトを配設すると共に、該ロツドブラケツ
    トおよび前記リアサイドメンバに跨つて補強パネ
    ルを接合した自動車のパナールロツド取付部構造
    において、 前記補強パネルの、リアサイドメンバ側面と略
    平行な一般面部の一側部に略車幅方向へ折曲する
    取付面部を形成し、該取付面部にフユーエルタン
    ク取付部を形成したことを特徴とする自動車のパ
    ナールロツド取付部構造。
JP6445384U 1984-05-02 1984-05-02 自動車のパナ−ルロツド取付部構造 Granted JPS60175775U (ja)

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JP6445384U JPS60175775U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 自動車のパナ−ルロツド取付部構造

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Publication Number Publication Date
JPS60175775U JPS60175775U (ja) 1985-11-21
JPS6346301Y2 true JPS6346301Y2 (ja) 1988-12-01

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ID=30595552

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JP6445384U Granted JPS60175775U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 自動車のパナ−ルロツド取付部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6708114B2 (ja) * 2016-12-20 2020-06-10 三菱自動車工業株式会社 車体構造

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JPS60175775U (ja) 1985-11-21

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