JPS6345114A - シリカゾルの製造方法 - Google Patents

シリカゾルの製造方法

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JPS6345114A
JPS6345114A JP61190075A JP19007586A JPS6345114A JP S6345114 A JPS6345114 A JP S6345114A JP 61190075 A JP61190075 A JP 61190075A JP 19007586 A JP19007586 A JP 19007586A JP S6345114 A JPS6345114 A JP S6345114A
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silica sol
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liquid
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悠策 有馬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、シリカゾルの製造方法に関し、ざらに詳しく
は、透明性に優れるとともに低粘度であるシリカゾルの
製造法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 透明性に優れるとともに低粘度であるシリカゾルは、各
種バインダーとして、ざらにはプラスチックなどの透明
基材へのコート剤あるいは研磨剤などとしての用途が期
待されている。
ところで、アルカリ性の低分子量シリカゾルをシード(
核)とし、これに酸性ケイ酸液を添り口して、シリカ粒
子を成長させて所定粒径のシリカ粒子を含むシリカゾル
を得る、いわゆるビルドアップ法によるシリカゾルの製
造法はよく知られてあり、既に各種の方法が提案されて
いる。
たとえば、米国特許第2574902号明細書には、ケ
イ酸アルカリ水溶液をイオン交換樹脂等で処理して(浮
たシリカゾルにアルカリを加えて、所定の3 i Q 
2 / M 2Oい、・1はアルカリ金属)のモル比を
もつシード液(ヒールゾル)を調製し、このヒールゾル
に、シード液と同一組成および同一モル比のシリカゾル
を加熱下で添加することによってシリカゾルを製造する
方法が開示されている。
また、同様に米国特許第2577484号明細書には、
前記と同様のヒールゾルにシリカゾルとアルカリ水溶液
を同時に添加するか、あるいはめらかしめヒールゾル中
に過剰のアルカリを加えた後、シリカゾルを添加するこ
とによってシリカゲルを製造する方法が開示されている
しかしながら、上記明細書に開示された方法では、S!
02/NaO2のモル比を当初から60〜130あるい
は130〜500と高く維持しながら粒子成長を行わせ
るため、特に粒子が未成長の初期に反応系のDH変動が
起きやすく、添加するシリカゾルが確実にヒールゾル中
の核であるシリカ上に沈着するとは限らず、新たな核が
発生したり、あるいは極端な場合は、一部がゲル化して
しまうなどするため、粒度の揃ったシリカゾルを得るこ
とはできず、ブロードな粒度弁15を有するシリカゾル
しか得ることができないという問題点があった。また、
シリカゾルの製造に際して用いられるS!02/N80
2モル比の高いゾルは、非常に不安定であるため、利用
直前に新たに調製しなければならないなどの制約を受け
るという問題点があった。
発明の目的 本発明は、上記のような従来技術に伴なう問題点を解決
しようとするものであって、均一粒径のシリカ粒子が分
散媒中に分散してなる透明性に優れるとともに低粘度で
あり、しかも製造上の時間的制約のないシリカゲルの製
造方法を提供することを目的としている。
発明の概要 本発明に係るシリカゾルの製造方法は、ケイ酸ナトリウ
ムなどのケイ酸水溶液および/またはアルカリ水溶液と
、酸性ケイ酸液とを混合して、混合液のS i02 /
M2O (Mはアルカリ金属)を2.8〜10に調整し
たのち、得られた混合液を60℃以上の温度に加熱して
熟成を行い、シード液を調製し、次いで得られたシード
液に、酸性ケイ酸液を加熱下で下記に示す条件で添加し
て、シード液中のシリカ粒子を成長させることによって
所定の粒径をもったシリカ粒子が分散されてなるシリカ
ゾルを1与ることを特徴としている。
酸性ケイ酸液の添加速度をy[酸性ケイ酸液の5102
g数/分・シード液中の酸性ケイ酸液S!02g数コと
し、シード液の全3102/M2Oモル比をχとしたと
き、 log  y≦2.3−3.610C] χを満足する
速度で酸性ケイ酸液をシード液に添加する。
本発明に係るシリカゾルの製造方法によれば、上記のよ
うな条件下でシード液を調製した後、このシード液に特
定条件下で酸性ケイ酸液を添加することによってシリカ
ゾルを!!造しているので、得られるシリカゾルは、極
めて均一な粒径を有するシリカ粒子を含んでいるため、
透明性に優れるとともに低粘度でおる。このため、本発
明に係る製造方法により得られるシリカゲルは、各種バ
インダー、透明基材用コート剤、研磨材などとして極め
て有用である。
発明の詳細な説明 以下、本発明に係るシリカゾルの製造方法は、(a)特
定条件下でシード液を調製する工程、および(b)この
シード液に酸性ケイ酸液を特定条件下で添加するピルド
アツプ工程から構成されているが、以下に、工程(a)
および(b)について具体的に説明する。
(a)シード液の調製 まず、酸性ケイ酸液にケイ酸ソーダなどのケイ酸アルカ
リ水溶液を混合して、混合液中の全S i 02 /M
2O (tvltよアルカリ金属)のモル比を2.8〜
10、好ましくは3.0〜8.5に調整する。このとき
ケイ酸アルカリ水溶液の代わりに水酸化ナトリウムなど
のアルカリ水溶液を用いても良く、場合によってはこの
両者を用いても良い。
酸性ケイ酸液は、ケイ酸アルカリ水溶液を陽イオン交換
樹脂で処理することによってアルカリを除去するなど常
法に従って容易に(qることかできる、ケイ酸の低重合
物の溶液である。この酸性ケイ酸液は、通常そのpHが
4を越えると、またS + 02濃度が高くなると不安
定になり、増粘またはゲル化を起こすことが知られてい
る。
したがって、本発明で用いられる酸性ケイ酸液は、pH
は2〜4であり、s r 02濃度は約7重量%以下で
あることが好ましい。
また、仝SiO2/M2Oのモル比が上記範囲に調整さ
れた後のシード液中の全SiO2′a度は、7重量%以
下、好ましくは0.5〜5.0重量%の範囲であること
が好ましい。全3!02の濃度が0.5重量%未満であ
ると、最終的に得られるシリカゾル中のs 1o2a度
がうすくなり、濃縮操作などに多大のエネルギーを必要
とするので好ましくない。一方、7重量%を越えると、
均一な粒子の生成が困難になるため好ましくない。
シード液のS i 02 /M2Oのモル比はまた、最
終的に得られるシリカゾルの品質に大きな影響を及ぼす
因子でおる。S!02/M2Oモル比が2.8未満であ
ると、後述するビルドアップ工程で添加する酸性ケイ鼠
液中のシリカが過飽和状態で溶液中に溶解し、これが析
出するとき、必ずしもシード上に沈着するとは限らず、
新しいシードを発生させたりして、最終的に(qられる
シリカゾルの粒度分布がブロードになるため好ましくな
い。
また、このモル比が10を越えると、シードの成長が充
分でなく、小さいシードが多数生成し、最終的に得られ
るシリカゾルの粒径も非常に小さいものになり、また、
ビルドアップ工程中に系のpHが低下し、増粘あるいは
ゲル化などの現象が起こるため好ましくない。
上記のようにして酸性ケイ酸液とケイ酸アルカリとを混
合した後、得られた混合液を加熱し、シード液の熟成を
行う。この熟成を行なうことによって、シード液中のシ
リカ重合物が安定化される。
熟成温度は、後)ホするビルドアップ温度と同一かある
いはそれ以下の温度であることが好ましく、この熟成温
度が60℃未満であると、混合物が安定な状態に達せず
、ビルドアップ初期のより高い温度での加熱により変化
を起こし、安定なシリカゾルを得ることが困難となるた
め好ましくない。
一方、熟成温度が高すぎると、加えた酸性ケイ酸液中の
シワ力が急速に溶解し、酸性ケイ酸液を加えないケイ酸
アルカリ水溶液のみをシードとして用いたのと同一結果
となるので105℃以下が望ましい。シード液のS!0
2/M2Oモル比の低い場合に、その影響は大である。
(b)ビルドアップ工程 上記のようにして調製されたシード液に、酸性ケイ酸液
を徐々に添加して、シリカ粒子を成長させる。添hOす
る酸性ケイ酸液は、シード液の調製時に用いられる酸性
ケイ酸液と同様の方法で得られたものが用いられる。そ
の5lo2s度は、特に制限はないが、酸性ケイ酸液の
安定度の点から、あまり高濃度では好ましくなく、約7
重量%以下のものが好ましい。
酸性ケイ酸液を添加する場合、この酸性ケイ酸液中のシ
リカがシード液中の核粒子に確実に沈着して、新たな咳
を発生しないようにしなければならない。そのために、
本発明では、酸性ケイ酸液の添加を、次の式に示される
ような速度またはそれ以下で行なわなければならない。
log y≦2.3−3.610C1χy:添加速度[
添加酸性ケイ酸液S!02SJvl/分・シード液中の
酸性ケイ酸液 5i02y数コ χ:シード液中の全S i 02 /M2.0モル比(
2,8≦χ≦コO) 酸性ケイ酸液の添加速度が、上記の式で示される値より
も大きい場合は、添加される酸性ケイ酸中のシリJJが
シード液中の核粒子上に確実には沈着せず、新たな核粒
子が発生するなどして均一な粒径のものが1qられす、
粒度分布が広く、しかも粘度の高いシリカゾルとなる。
酸性ケイ酸液の添力0速度が前述の速度で示される(直
よりも著しく小さくなると、得られるシリカゾルの透明
度が次第に低下するようになるとともに、また、ヒルド
アツブの時間か長くなり、コスドアツブの要因ともなる
。このため、透明性に優れるとともに低粘度のシリカゾ
ルを1りるには、酸性ケイ酸液の添加速度は、少なくと
も0.01(3/分・9)以上で添加することが好まし
い。
上記のような添加速度で酸性ケイ酸液を添加しながらの
ピルドアップ工程は、反応系を、約60℃以上の温度に
保持しながら行なうことが好ましい。
ピルドアップ工程の温度が60℃未満では、添加された
酸性ケイ酸液中のケイ酸の溶解速度および溶解されたシ
リカの核粒子への沈着速度などが遅くなり、このため酸
性ケイ酸液の添加速度を遅くしなければならないことか
ら好ましくない。一方、ピルドアップ工程の温度を高く
すれば同一3 I O2/ 1V12Oモル比でも、酸
性ケイ酸液の添加速度を大きく覆ることができることか
ら、粒径の大きなシリカゾルを得たい場合は、温度を高
くすることが有利である。しかしながら、あまり高温に
すると、粒径の制御が困難になることから、ピルドアッ
プ工程は約140℃以下で行なわれることが好ましい。
このように本発明では、シード液のS i 02 /〜
12Oモル比および酸性ケイ酸液のシード液中への添加
速度を特定の範囲内で適宜選択することにより、生成す
るシリカ粒子の粒径を任意に制御lすることが可能にな
る。すなわち、大粒子径のシリカゾルを得ようとする場
合には、シード液のS!02/M2Oモル比を小さくす
るともに酸性ケイ@液の添加速度を大きくすればよい。
逆に、小粒子径のシリカゾルを得ようとする場合には、
シード液のS!02/M2Oモル比を大きくするととも
に、酸性ケイ酸液の添加速度を小さくすればよい。
このような本発明に係るシリカゾルの製造方法によれば
、5〜30mμの範囲の均一な粒径のシリカ粒子が分散
媒中に分散した、透明性に優れるとともに低粘度のシリ
カゾルを得ることができる。
前述のような方法で得られたシリカゾルは、通常は、こ
れを約2O〜50重量%にまで濃縮する。
濃縮方法としては、加熱して水分を蒸発させる方法、ま
たは限外濾過により濃縮する方法などの従来公知の方法
が採用される。
得られたシリカゾルの透明性は、シリカゾルの濁度を分
光光度計により測定することによって評価されるが、こ
の測定は、所定濃度に調製されたシリカゾルの500m
μの波長の光の透過率を測定し、これを標準試料として
の水の透過率と比較することにより求められる。また、
得られたシリカゾルの粘度は、所定濃度に調製されたシ
リカゾルをオストワルド粘度計で測定することによって
評(iifiされる。なお、シリカゾル中の分散粒子の
平均粒径は、NaOH滴定法により粒子の比表面積5(
Td/lを測定し、次式から平均粒径(D)を練土する
ことによって求められる。
D <mtl’)=6,000/SXρ(ρニジリカの
密度=2.2’j/ctn3)本発明で得られるシリカ
ゾルは、S i 02 /M2Qモル比が約5Q〜12
Oの範囲にあり、平均粒径が約5〜30mμの均一なシ
リカ粒子が分散したシリカゾルである。そのため、従来
のシリカゾルに比較して、低濁度(透明性に優れている
)、低粘度のシリカゾルが得られる。
一般に、シリカゾルの濁度および粘度は、同一5in2
濃度の場合には、分散シリカ粒子の粒径および粒度分布
に応じて決定される。ずなわら、シリカゾル中に含まれ
る大粒径粒子の割合が多くなれば濁度は高くなるととも
に粘度は低くなり、逆に小粒径粒子の割合が多くなれば
、濁度は低くなるとともに粘度は高くなる。また、平均
粒径が同じであっても、シリカゾル中に含まれる大粒径
粒子の割合が多いほど透明性が低下し、また小粒径粒子
の割合が多い程高粘度のシリカゾルとなる。
このため同−S ! 028度でしかも同一の平均粒径
を有するシリカゾルの場合には、粒径分布がシャープな
シリカゾルはど透明性に優れるとともに低粘度となる。
本発明の方法で得られるシリカゾルは、その分散粒子が
きわめて均一な粒子からなっていることから、平均粒径
が同じ従来のシリカゾルと比較した場合、透明性に優れ
るとともに低粘度である。
したがって、本発明に係る製造方法により得られるシリ
カゾルは、透明プラスチック、ガラスなどの透明な基材
のハードコート剤、あるいは透明プラスチックへの混和
剤などとして用いれば、透明性を失わず、強度、耐熱性
、耐摩耗性、耐候性を図ることが可能となる。また、レ
ンズやシリコンウェハーなどの研摩材としてもすぐれた
効果を発揮する。
ざらに、本発明の方法によれば、目的の平均粒径をもっ
た均一な粒子が分散したシリカゾルが安定して得られる
発明の効果 本発明に係るシリカゾルの製造方法によれば、特定条件
下でシード液を調製した後、このシード液に特定条件下
で酸性ケイ酸液を添加することによってシリカゾルを製
造しているので、1qられるシリカゾルは極めて均一な
粒径を有するシリカ粒子を含んでいるため、透明性に優
れるとともに低粘度である。このため、本発明に係る製
造方法によりシリカゾルは、各種バインダー、透明基材
用コート剤、研摩材などとして極めて有用である。
以下本発明を実施例によって説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
実施例 1 (酸性ケイ芯液の調製) slo2=度24.0重量%、3 i 02 / N 
82Oモル比3.1のケイ酸ソーダ溶液にイオン交換水
を混合し、SiO2濃度5.2重足%の希ケイ酸ソーダ
溶液を調製した。この溶液を、水素型陽イオン交換樹脂
層(三菱化成工業(株)製 ダイヤイオン5K−1B>
が充填されたカラムに通して酸性ケイ酸液を調製した。
1ワられたケイ酸液中のS i 02濃度は、5.0重
量%、DHは2.7であった。また、Na2O濃度は固
形分シリカ換痺で0.1重量%以下であった。
(シード液のFA′!A) 還流器、攪拌機、温度検出装置を備えた30gのステン
レス容器中で、163gの24重量%のケイ酸ソーダ溶
液(S ! O(2/ N a OOモル比3.1〉を
27609のイオン交換水で希釈した。
この液に、上記のようにして得られた酸性ケイ酸液66
0gを混合した後、80℃で30分加熱してシード液を
調製した。
このようにしてjqられたシード液中の仝SiQ2m度
は4.6重量%、仝5i02/Na2Oモル比は5.7
であった。
(シリカゾルの調製) 上記のようにして得られたシード液の温度を80℃に維
持し、これに上記のようにして1qられた酸性ケイ酸液
を徐々に添加した。酸性ケイ酸液添加速度は、1分間に
339であり、合計で2O.400gの酸性ケイ酸液を
添加した。
酸性ケイ酸液の添加が終了した後、1qられた混合物を
80℃で10分間加熱し、次いで冷却して、希シリカゾ
ルを得た。
得られた希シリカゾルを真空蒸発装置にて、減圧度60
0ayt1g、蒸発温度60℃の条件下で濃縮し、濃縮
シリカゾルを得た。1稈られたシリカゾルの性状を表1
に示す。
実施例 2 (シード液の調製) 実施例1と同一反応器に、2号ケイ酸ソーダをイオン交
換水で希釈して冑だ液1.8709(SiO2濃度1.
4I!%、5i02/Na2Oモル比2.0)を入れ、
これを攪拌しながら実施例1と同じ酸性ケイ酸液235
gを混合し、80℃で30分間加熱して、シード液を調
製した。
得られたシード液中の仝SiO2濃度は1.8重ff1
c″6、仝S i 02 /Na2Oモル比は2.9で
あった。
(シリカゾルの調製) 上記のようにして得られたシード液をよく攪拌しながら
、実施例1と同じ酸性ケイ酸液18.0109を1分間
に299の割合で添加した。
得られたシリカゾルを、実施例1と同様にして1mし、
シリカゾルを得た。このシリカゾルの性状を表1に示す
実施例 3〜10 実施例1と同じケイ酸ソーダ、酸性ケイ酸液を用いて、
シード液中の5107/N82Oモル比、添加速度およ
び加熱温度を変化させた以外は、実施例1と同様にして
シリカゾルを製造した。得られたシリカゾルの性状を表
1に示す。
なお、実施例6はオートゲレープを使用した。
比較例 1 実施例1と同じ5i02G度24重量%のケイ酸ソーダ
溶液163gを、2.7609イオン交換水で希釈して
溶液を調製した。これを80℃に昇温した後、この温度
を保持しながら酸性ケイ酸液(S i 02 s度5.
O重ffi%> 21 、1009を毎分353の速度
で添加し、希シリカゾルを1qだ。その後、実施例1と
同様にして減圧蒸留法にて濃縮して、シリカゾルを製造
した。1得られたシリカゾルの性状を表1に示す。
比較例 2 比較例1と同様の方法で、S!021度1.2重量%の
ケイ酸ソーダ溶液を調製した。これを95℃に昇温させ
、この温度を保持しながら、酸性ケイ酸液(SiO2濃
度3.1重量?6)31.0009を一定速度で12O
分間かけて添加した。
添加終了後、同一温度で60分保持した後、その一部を
直ちに実施例1と同じ条件で減圧濃縮したところ約14
重量%の点から粘度が上昇し、約18重量%に達した時
点でこれ以上の濃縮は不可能であった。残りのシリカゾ
ルをざらに温度を沸点まであげ、3840分間熟成した
。得られた希シリカゾルを実施例1と同様にして濃縮し
たところ表1に示すようなシリカゾルが得られた。
比較例 3〜5 シード液のS i 02 /Na2Oモル比、酸性ケイ
酸液添加速度を表1に示すように変化させた以外は、実
施例1または実施例2と同様にしてシリカゾルを製造し
た。
シリカゾルの性状を表1に示す。
比較例 6 市販のシリカゾルCD社製、SiO2濃度30重量%)
について、その平均粒径、濁度および粘度を実施例1と
同様にして調べたところ、平均粒径は7.4mμであり
、濁度は0.050cm−1であり、粘度は7.7CI
)であった。
比較例 7 市販のシリカゾル(N社性 SiO2濃度30重量%)
について、その平均粒径、濁度および粘度を実施例1と
同様にして調べたところ、平均粒径は13.6mμであ
り、濁度は0.237cm−1であり、粘度は4.2c
pであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記(a)工程および(b)工程からなることを
    特徴とするシリカゾルの製造方法: (a)ケイ酸アルカリ水溶液および/またはアルカリ水
    溶液と、酸性ケイ酸液とを混合し、混合液のSiO_2
    /M_2O(Mはアルカリ金属)のモル比を2.8〜1
    0に調整したのち、60℃以上の温度で熟成して、シー
    ド液を調製する工程、 (b)上記のようにして得られたシード液を60℃以上
    に保持しながら、酸性ケイ酸液を下記の速度式以下の速
    度で添加する工程、 logy≦2.3−3.6logχ y:添加速度[添加酸性ケイ酸液SiO_2g数/分・
    シード液中の酸性ケイ酸液 SiO_2g数] χ:シード液の全SiO_2/M_2Oモル比。
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