JPS6344265Y2 - - Google Patents

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JPS6344265Y2
JPS6344265Y2 JP1982034727U JP3472782U JPS6344265Y2 JP S6344265 Y2 JPS6344265 Y2 JP S6344265Y2 JP 1982034727 U JP1982034727 U JP 1982034727U JP 3472782 U JP3472782 U JP 3472782U JP S6344265 Y2 JPS6344265 Y2 JP S6344265Y2
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JP
Japan
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backrest
seat
actuator
detection switch
switch
Prior art date
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JP1982034727U
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English (en)
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JPS58139235U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車への乗降時に前座席の背もた
れを前倒させて乗降通路を形成する自動車用座席
の背もたれ遠隔制御装置に関する。
例えば、2ドアの自動車において、後座席の乗
員が乗降する場合に前座席の背もたれを前倒させ
て乗降通路を形成することが行なわれる。
従来は、前座席に前倒操作用レバーを設けて背
もたれを前倒させるものが一般的であるが、乗車
するときは、ドアを一度開いてからレバーを操作
しなければならず、手間がかかつて降雨時等には
体が濡れやすく、また、手に荷物を持つていたよ
うな場合は荷物の置場に困つたりし、降車時は、
後座席の乗員が老人や子供等で操作がわからない
場合、運転手等が手を伸ばしてレバーを操作しな
ければならず極めて不便であつた。
このため、実公昭50−22420号公報に開示され
ているように、前座席の着座を検知する着座検知
スイツチとドアスイツチにより、背もたれを前倒
操作する電磁ソレノイドを自動的に作動させるも
のが考えられ、手動操作上の不便さは解消した
が、今度は、不必要に前座席の背もたれが前倒し
たり、背もたれを起して元に戻して拘束するにも
ドアを閉じてからでなければ行なえなかつたり、
シートスイツチが作動した瞬間に背もたれが前倒
するので、前座席の乗員が腰を浮かした途端に背
もたれが前倒してしまつたりするという問題点が
生じるに至つた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、前座席を前倒させる必要が生じ
たときのみ速やかに作動させることができるよう
にした自動車用座席の背もたれ遠隔制御装置を提
供することを目的としており、その要旨とすると
ころは、傾動を拘束する支持機構を介して背もた
れが座部に枢着され、該支持機構の拘束を解除す
るアクチユエータを備え、該アクチユエータを離
隔位置から操作する自動車用座席の背もたれ遠隔
制御装置であつて、該座席への着座検知スイツチ
と手動操作スイツチと解錠時に閉成する施解錠検
知スイツチとを直列に配設して該アクチユエータ
と電源との間に介装したことを特徴とする自動車
用座席の背もたれ遠隔制御装置に存する。
以下、図面に示す実施例に基づき本考案を説明
する。
第1図に示すように、前座席は、自動車の床A
にシートスライドA1を介して座部1が取り付け
られ、背もたれ2が、その傾動を拘束する支持機
構3を介してこの座部1に枢着されている。すな
わち、支持機構3は、座部1の後端部に固設され
た枢支ブラケツト31に、背もたれ2の下端部に
固設され先端部に噛合歯32が刻設された傾動ブ
ラケツト33が枢軸34を介して連結され、さら
に、噛合歯32への噛合部35を手動取手36と
を備えた拘束レバー37が枢支ピン38を介して
枢支ブラケツト31に枢着されて成る。
座部1の側面にはアクチユエータ4が固着さ
れ、その作用ロツド41に穿設された長孔42
に、拘束レバー37から下方に延設された連結ア
ーム39が挿通され、連結アーム39は長孔42
の先端側に設けられたローラ43に一方向から当
接係合されており、アクチユエータ4の後端には
電線44,44が接続した電力供給端子45,4
5が突設されている。
座部1の下面に近接して、この下面の変位を感
知して着座状態では開成する着座検知スイツチ4
6が設けられ、着座検知スイツチ46には電線4
7,47が接続されている。
一方、第3図に示すように、ドアBの外表面側
には、ドアBに固設されたベース51にアウトサ
イドハンドル5が支持されているが、これに加え
て第4図に示すような手動操作スイツチ機構6が
支持され、その押ボタン61が外表面側にあらわ
れている。すなわち、手動操作スイツチ機構6
は、一端に押ボタン61が形成されバネ62で押
ボタン61突出方向に付勢されたスイツチレバー
63が枢軸ピン64を介してベース51に枢支さ
れ、スイツチレバー63の他端側はベース51よ
りドアB内側へ突出されて作用端65が形成さ
れ、ベース51の裏面へ固設された手動操作スイ
ツチ66のチエツクアーム67の先端がこの作用
端65に当接し、押ボタン61を押し込むと手動
操作スイツチ66は閉成し、手動操作スイツチ6
6には電線68,68が接続されて成る。
そして、手動操作スイツチ66と着座検知スイ
ツチ46とは直列に配設されてアクチユエータ4
と電源との間に介装されている。
これらスイツチに加えてさらに施解錠検知スイ
ツチが直列に配設介装されている。すなわち、第
3図に示すようにドアBには、アウトサイドハン
ドル5の近傍に施解錠用キーシリンダ7が取り付
けられており、第5図に示すようにキーシリンダ
7の支持ブラケツト70の裏側にキーシリンダ軸
71が突出し、このシリンダ軸71に第6図にも
示すように施解錠ロツド72が連結された施解錠
レバー73が固設され、その一端に傾斜端面74
が形成されたスイツチ押動端75が設けられ、こ
の傾斜端面74に、支持ブラケツト70の裏側に
固設された施解錠検知スイツチ76のチエツクア
ーム77の先端が当接、キーシリンダ7が施錠状
態にあるとき施解錠検知スイツチ76は開成す
る。
上記構成を有する背もたれ遠隔制御装置では、
着座検知スイツチ46、手動操作スイツチ66、
施解錠検知スイツチ76が全部接状態になつたと
きアクチユエータ4が作動して作用ロツド41が
引込み、拘束レバー37が連結アーム39により
時計方向に回動して噛合部35と噛合歯32との
噛合が外れて背もたれ2は前倒する。第1図に示
すように着座者がいる場合は着座検知スイツチ4
6が断状態になりアクチユエータ4には電源が接
続されないから作動せず、他のスイツチを操作し
ても背もたれ2が前倒することは無い。また、第
7図に示すように、着座者が居なくても、直ちに
背もたれ2が前倒することは無く、キーシリンダ
7を解錠状態にして傾斜端面74により施解錠検
知スイツチ76を接状態にしたうえで、押ボタン
61を押して手動操作スイツチ66を接状態にす
れば第8図に示すように背もたれ2は前倒する。
なお、手動操作スイツチは、何個併設しても良
く、運転席近傍、後席その他に設けても良い。
本考案に係る自動車用座席の背もたれ遠隔制御
装置によれば、背もたれの拘束を解除させるアク
チユエータを設け、前座席の着座検知スイツチお
よび施解錠検知スイツチに直列に配設した手動操
作スイツチにより背もたれの前倒動作を遠隔制御
できるようにしたから、乗車時は外部の押ボタン
を押すことにより速やかかつ容易に背もたれを前
倒させて後座席への通路を形成することが出来、
同様に、運転席その他必要な場所に手動操作スイ
ツチを設けて操作することが可能になり、しか
も、施錠してあれば装置が作動することがなく、
必要に応じて背もたれを前倒させ、不必要にある
いは不用意に背もたれが前倒することも無い。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は座席の
側面図、第2図はアクチユエータの平面図、第3
図はドアの部分側面図、第4図は第3図−断
面図、第5図は第3図−断面図、第6図は施
解錠レバーの第5図における視図、第7図は乗
員降車時の座席の側面図、第8図は背もたれ前倒
時の座席の側面図である。 1……座部、2……背もたれ、3……支持機
構、4……アクチユエータ、46……着座検知ス
イツチ、66……手動操作スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 傾動を拘束する支持機構を介して背もたれが座
    部に枢着され、該支持機構の拘束を解除するアク
    チユエータを備え、該アクチユエータを離隔位置
    から操作する自動車用座席の背もたれ遠隔制御装
    置であつて、 前記座席への着座検知スイツチと手動操作スイ
    ツチと解錠時に閉成する施解錠検知スイツチとを
    直列に配設して前記アクチユエータと電源との間
    に介装したことを特徴とする自動車用座席の背も
    たれ遠隔制御装置。
JP1982034727U 1982-03-12 1982-03-12 自動車用座席の背もたれ遠隔制御装置 Granted JPS58139235U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982034727U JPS58139235U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 自動車用座席の背もたれ遠隔制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1982034727U JPS58139235U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 自動車用座席の背もたれ遠隔制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58139235U JPS58139235U (ja) 1983-09-19
JPS6344265Y2 true JPS6344265Y2 (ja) 1988-11-17

Family

ID=30046217

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JP1982034727U Granted JPS58139235U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 自動車用座席の背もたれ遠隔制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022420U (ja) * 1973-06-25 1975-03-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5568632U (ja) * 1978-11-06 1980-05-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022420U (ja) * 1973-06-25 1975-03-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58139235U (ja) 1983-09-19

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