JPS6344177Y2 - - Google Patents

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JPS6344177Y2
JPS6344177Y2 JP1982029572U JP2957282U JPS6344177Y2 JP S6344177 Y2 JPS6344177 Y2 JP S6344177Y2 JP 1982029572 U JP1982029572 U JP 1982029572U JP 2957282 U JP2957282 U JP 2957282U JP S6344177 Y2 JPS6344177 Y2 JP S6344177Y2
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JP
Japan
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inner panel
regulating member
mold
position regulating
panel
Prior art date
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JP1982029572U
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JPS58134220U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のボデイ部品、特にフード乃至
はラツゲージ等をヘミング加工するのに適したヘ
ミング機用の製品位置決め装置に関する。
自動車のフード乃至はラツゲージ等のボデイ部
品はインナパネルとアウタパネルとをヘミング加
工することにより作られる。即ち、アウタパネル
は固定型上に置かれアウタパネルの上にインナパ
ネルを載せた状態で可動型が駆動されヘミング加
工によつてパネルの縁部同志の締結を行う。この
際インナパネルはアウタパネルに載せられている
だけであるから、ヘミング加工の実行と共に正規
寸法に対し上下の位置がずれる。普通インナパネ
ルにはフツク部品が付いているからインナパネル
のこの上下位置のずれによつてフツク部品の取付
け位置の上下変動が製品間で生ずる。そのため、
フード乃至はラツゲージのロツク位置がばらつく
不工合が生ずる。
かかる従来技術の欠点に鑑みて本考案の目的と
するところはヘミング加工時にインナパネルの上
下位置及び左右位置の変動を押えることのできる
ヘミング機を提供することにある。この目的を達
成するべく本考案にあつては可動型の上下運動に
連動して回動するインナパネルの上下及び左右位
置規制部材をそれぞれ設け、これら位置規制部材
によつてヘミング加工完了以前にインナパネルの
所定の部位、例えばフツク乃至は孔と係合させイ
ンナパネルの位置ずれ防止を図つている。
以下図面によつて説明すれば、第１図、第２図
において１０は固定型であり、この上にヘミング
加工を行うべき製品Ｍが載置される。製品Ｍはこ
の実施例では自動車のフロントボデイのフードを
想定しており、インナパネルM1とアウタパネル
M2により成り、インナパネルM1にはフツクＦが
設けられている。
固定型１０の上方に可動型１２が配置される。
可動型１２はポンチ１４を有しこれはアウタパネ
ルM2に作用してヘミング加工を行う。
固定の定盤１６上にブラケツト１８が設けられ
その下端にインナパネルの上下位置の規制部材２
０が軸２２の廻りで回動自在に設けられる。ブラ
ケツト１８上のピン２４と位置規制部材２２上の
ピン２６との間にばね３０が掛けられ、このばね
３０の働きで位置規制板２２はブラケツト１８の
ストツパ部１８１に当る２点鎖線（第２図）の位
置まで付勢されている。位置規制部材２０の先端
はフオーク３４（第３図）を有しており、後述の
様にヘミング加工時にインナパネルM1のフツク
Ｆと係合しインナパネルの上下位置の規制を行
う。尚、可動型１２には別のフオーク３６（第２
図）が設けられ、これも前記フオーク３４と同様
インナパネルM1のフツクＦと係合するが、イン
ナパネルの左右に位置規制のためのものである。
可動型１２にカム板３８が固設される。一方位
置規制部材２０上にカムフオロワとしてのローラ
４０が取付けられる。カム板３８は可動型１２の
下降中にカムフオロワローラ４０に作用して位置
規制部材２０の回動運動を惹起する役目を持つ。
次に以上述べた本考案の装置の作動を述べる
と、加工開始時可動型１２は第１図の２点鎖線の
如く上方に位置している。加工されるべきフード
は固定型１０上に載せられる。この開始状態では
位置規制部材２０は第２図の２点鎖線の如き位置
までばね３０の引張力によつて回動されている。
可動型１２を下降させるとこれに固設したフオ
ーク３６が第４図の如くインナパネルM1上のフ
ツクＦのところにこれを挾むように挿入されイン
ナパネルM1の左右位置を規制する。
可動型１２の下降によつてカム板３８も下降し
２点鎖線の位置にあるカムホロワローラ４０と係
合し、位置規制部材２０をばね３０に抗し軸２２
の廻りで時計方向に第２図実線の位置まで回動さ
せる。そのためフオーク３４は、第４図の如く、
左右位置の規制のためのフオーク３６を挾むよう
に挿入される。
可動型１２の下降によつてポンチ１４がアウタ
パネルM2の縁部Ｘに当るとこの縁部Ｘのヘミン
グ加工が完了する（第１図）。この際、インナパ
ネルM1はヘミングの進行と共にその位置が降下
するような力をポンチ側から受けるがフツクＦに
フオーク３４が挿入されているところからフツク
とフオークとが当接する位置以上にはインナパネ
ルM1は沈まずインナパネルはこの位置に規制さ
れる。また可動型１２に設けたフオーク３６によ
りインナパネルM1は左右の位置が規制される。
以上述べた如く本考案ではヘミング加工中にイ
ンナパネルの上下左右位置を規制していることか
ら、その位置のばらつきがなくなり完成品として
のフード又はラツゲージのロツク位置の変動発生
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の装置の正面図、第２図は側面
図、第３図は第１図の方向より見たフツクの上
面図、第４図は位置規制部材の作動を説明する部
分的斜視図。 １０……固定型、１２……可動型、２０……位
置規制部材、２２……軸、３０……ばね、３８…
…カム板、４０……カムホロワローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定型と可動型との間でインナパネルとアウタ
    パネルとのヘミング加工を行うヘミング機におい
    てインナパネルの上下位置規制部材をインナパネ
    ルに接触した第１位置とインナパネルから離れた
    第２位置との間で回動自在に設け、該上下位置規
    制部材は常時は第２位置に向け付勢を受けてお
    り、可動型が固定型に向つて動く際に上下位置規
    制部材を第１位置まで駆動する手段を有し、前記
    上下位置規制部材は、前記第１位置においてイン
    ナパネルに設けられた係止部に係合し該インナパ
    ネルの下方への動きを防止する第１のフオークを
    有し、前記可動型は前記固定型と係合する下降位
    置において前記係止部に係合し前記インナパネル
    の左右方向への動きを防止する第２のフオークを
    有していることを特徴とするヘミング機における
    製品位置決め装置。
JP2957282U 1982-03-04 1982-03-04 ヘミング機における製品位置決め装置 Granted JPS58134220U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2957282U JPS58134220U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ヘミング機における製品位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2957282U JPS58134220U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ヘミング機における製品位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58134220U JPS58134220U (ja) 1983-09-09
JPS6344177Y2 true JPS6344177Y2 (ja) 1988-11-17

Family

ID=30041355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2957282U Granted JPS58134220U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ヘミング機における製品位置決め装置

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JP (1) JPS58134220U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927786Y2 (ja) * 1979-02-23 1984-08-11 三洋電機株式会社 歯ブラシの収納装置

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Publication number Publication date
JPS58134220U (ja) 1983-09-09

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