JPH05337568A - タレットパンチプレス - Google Patents

タレットパンチプレス

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JPH05337568A
JPH05337568A JP17197192A JP17197192A JPH05337568A JP H05337568 A JPH05337568 A JP H05337568A JP 17197192 A JP17197192 A JP 17197192A JP 17197192 A JP17197192 A JP 17197192A JP H05337568 A JPH05337568 A JP H05337568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turret
plate material
punch
frame
work table
Prior art date
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Pending
Application number
JP17197192A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutada Shimizu
一忠 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP17197192A priority Critical patent/JPH05337568A/ja
Publication of JPH05337568A publication Critical patent/JPH05337568A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タレットの板材挿入の可能な奥行きが小さく
ても、大寸法の板材の加工が行えるようにする。 【構成】 板材Wを載せてタレット5のパンチ位置Pへ
送り込むワークテーブル装置20を設けると共に、板材
回転装置50を設ける。ワークテーブル装置20は、左
右(X軸方向)移動するテーブル35と、ワークホルダ
37を有する前後(Y軸方向)移動可能なキャリッジ3
6とで構成される。板材回転装置50は、テーブル35
上の板材Wを上下の回転パッド51,52で挟持して水
平回転させる。タレット5は、上下のタレット部6,7
を突出軸部6aで一体化させてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、奥行きの小さなタレ
ットに適したタレットパンチプレスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレスとして、図
7に示すようにC字状のパンチフレーム71に上下タレ
ット72,73を設置し、パンチ駆動機構77によるパ
ンチ位置Pに板材Wをワークテーブル装置74で送り込
んでパンチ加工するものがある。上下タレット72,7
3は、各々多数の上金型75および下金型76を円周上
に配列したものである。この構成では、上下タレット7
2,73が分離しているため、板材Wを上下タレット7
2,73間の奥深くまで送り込むことができ、大寸法の
板材Wの加工が行える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パンチ駆動機
構77による加圧力は非常に大きな加圧力であるため、
同図に鎖線で変形状態を強調して示すように、パンチ反
力でパンチフーム71の上フレーム部71aが上方へ撓
みを生じる。そのため、上タレット72が傾いて、パン
チ位置Pの上金型75と下金型76との軸心ずれが生
じ、加工精度や金型寿命に影響する。
【0004】このような問題点を解消するため、本出願
人は上下のタレット72,73を軸心部で相互に一体化
させたものを試みた。これによるとパンチ反力による上
フレーム部71aの変形が上下金型75,76の軸心ず
れに影響することが解消される。しかし、上下タレット
72,73を軸心部で結合すると、その結合部分が邪魔
になって板材Wを奥深くまで送り込むことができず、大
寸法の板材Wの加工が困難になる。また、一体形のタレ
ットに限らず、上下タレット72,73が分離した構成
のパンチプレスであっても、タレット径が小さいような
場合に、大寸法の板材Wの加工が困難になる。
【0005】この発明の目的は、タレットの板材挿入の
可能な奥行きが小さくても、大寸法の板材の加工が行え
るタレットパンチプレスを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のタレットパン
チプレスは、板材を載せてタレットのパンチ位置へ送り
込むワークテーブル装置を設けると共に、このワークテ
ーブル装置上の板材を上下から挟持して水平回転させる
板材回転装置を設けたものである。
【0007】
【作用】大寸法の板材を加工するときは、板材のタレッ
ト側に位置する半面を加工した後、板材を板材回転装置
で180度水平回転させてワークテーブル装置に載せ替
える。この後、残り半面の加工を行う。このように、半
面ずつ加工することによって大寸法の板材のパンチ加工
が行える。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。パンチフレーム1は、上フレーム2と、
下フレーム3と、コラム部4とで略C字状に形成し、上
下フレーム2,3間の先端側部分にタレット5を、奥側
部分にワークテーブル装置20を各々配置してある。パ
ンチ駆動機構21は上フレーム2に設置し、また板材回
転装置50をパンチ位置Pの手前で上フレーム2とワー
クテーブル装置20との間に設けてある。上フレーム2
は継ぎフレーム2aを先端に有し、パンチフレーム1の
全体は、底部側面に突出させた脚片19により、緩衝マ
ウント(図示せず)等を介して床面に設置される。
【0009】タレット5は、上タレット部6と下タレッ
ト部7とを、上タレット部6の下面中央の突出軸部6a
で互いに一体に固定した断面エ字状に構成してある。上
タレット部6および下タレット部7は、互いに整合する
多数の金型取付孔23,24を円周上に配列し、各孔2
3,24に上金型(パンチ)25および下金型(ダイ)
26を各々装着したものである。下タレット部7の下面
には鍔付きのタレット軸8を固定し、タレット軸8の外
周に設けた軸受22を介して下フレーム3に回転自在に
設置してある。
【0010】タレット5およびタレット軸8は軸心部を
中空とし、フレーム連結部材9の連結軸10を遊嵌状態
に挿通してある。フレーム連結部材9は、連結軸10と
その上端にピン12で結合した揺動リンク11とからな
り、揺動リンク11は上端をピン13で上フレーム2の
継ぎフレーム2aに連結してある。連結軸10の下端
は、下フレーム3の引上げ荷重受け部3aに挿通され、
引上げ荷重受け部3aの下面に係合するナット部材等か
らなる係合部材14が、連結軸10の下端雄ねじ部10
aに止付けられている。
【0011】タレット軸8の下端には駆動ギヤ15を取
付け、下フレーム3に設置された割出モータ16の出力
軸を、ギヤ列17を介して駆動ギヤ15に連結してあ
る。これら割出モータ16、ギヤ列17、および駆動ギ
ヤ15により、タレット割出駆動機構18が構成され
る。
【0012】タレット5の下タレット部7の下面には、
各金型取付孔24のパンチ位置Pに対する割出角度と対
応してインデックスピン係合凹部27をパンチ位置Pと
反対側位置に設け、この係合凹部27に係脱自在に係合
するインデックスピン28および流体圧シリンダからな
るピン係脱駆動装置29を下フレーム3上に設置してあ
る。なお、パンチ位置Pにおいて、下タレット部7の下
方には、下金型26に作用するパンチ荷重を受けるボル
スタやその他の部材(図示せず)が下フレーム3上に設
置される。
【0013】パンチ駆動機構21はクランク式のもので
あり、プレスモータ30でベルト駆動されるフライホイ
ール31の回転を、クランク軸32およびピットマン3
3によりラム34の昇降動作に変換するように構成され
ている。フライホイール31とクランク軸32との間に
は油圧クラッチブレーキ(図示せず)が設けられてい
る。ラム34の下端にはパンチ位置Pに割り出された上
金型25に係脱自在に係合する金型係合部が形成してあ
る。なお、パンチ駆動機構21は油圧シリンダで構成し
ても良い。
【0014】ワークテーブル装置20は、板材Wを載せ
るテーブル35と、キャリッジ36に設置されて板材W
を把持する複数のワークホルダ37とで構成される。テ
ーブル35は、下フレーム3に固定されたテーブルベー
ス38のレール39上に左右(X軸方向)移動自在に設
置され、送りねじ40を介してX軸サーボモータ42
(図4)により進退駆動される。ワークホルダ37は、
エアシリンダ等により開閉駆動されて板材Wの端部を把
持するものである。ワークホルダ37を設置したキャリ
ッジ36は、テーブル35上にガイドレール43により
前後(Y軸方向)移動自在に設置され、送りねじ41を
介してY軸サーボモータ44で進退駆動される。
【0015】送りねじ41は、キャリッジ36の下面に
設けられたボールナット45に螺合するが、そのためテ
ーブル35の上面にはボールナット45を内部で移動さ
せる逃がし溝46が形成してある。なお、テーブル35
の上面には、板材Wを載せる多数のフリーベアリング4
8(図4)を設け、あるいは左右方向に延びる自在回転
ローラ(図示せず)を前後方向に並べて多数設けてあ
る。また、図2に鎖線で示すように、タレット5の前部
の周辺にはテーブル35と同レベルの補助テーブル47
を必要に応じて設け、その上にフリーベアリングを設け
てある。
【0016】板材回転装置50は、図4に示すように板
材Wを上下一対の回転パッド51,52で挟持して水平
回転させるものである。下側の回転パッド52は、テー
ブル35の軸受53に回転および昇降自在に支持され
て、テーブル35のパッド露出開口49に配置され、シ
リンダ装置54の駆動により、テーブル35のフリーベ
アリング48による板材載置面に対して突没させられ
る。上側の回転パッド51は、昇降ホルダ56に軸受5
7で回転自在に設置され、インデックスモータ58によ
り回転駆動される。昇降ホルダ56は、上フレーム2の
下面に突設した昇降ガイド55に昇降自在に設置され、
クランプシリンダ59により昇降させられる。
【0017】上記構成の動作を説明する。テーブル35
上でワークホルダ37に把持された板材Wは、図5
(A),(B)に示すように、テーブル35の左右(X
軸方向)移動と、キャリッジ36の前後(Y軸方向)移
動とで、任意箇所がパンチ位置Pに送られ、図1のパン
チ駆動機構21によりパンチ加工が行われる。この場合
に、板材Wはテーブル35に対して前後方向にのみ移動
するため、前後左右に移動させるものに比べて、テーブ
ル35あるいはその上のフリーベアリング48等との接
触による板材Wの擦り傷の発生が緩和される。
【0018】板材Wのタレット5側の半面のパンチ加工
が終了すると、図6(A)に示すように、テーブル35
をセンタ位置に戻すと共に、板材Wの中心が板材回転装
置50の回転パッド52上に位置するようにキャリッジ
36を移動させる。この状態で、下側の回転パッド52
を板材載置面に対して若干突出させると共に、上側の回
転パッド51を昇降ホルダ56と共に下降させて両パッ
ド51,52により板材Wをクランプする。
【0019】この後、図6(B)のようにキャリッジ3
6を退避させ、上側の回転パッド51をインデックスモ
ータ58で回転させることにより、板材Wを180度回
転させる。回転後、再度キャリッジ36のワークホルダ
37で板材Wを把持すると共に、上下の回転パッド5
1,52によるクランプを解除し、板材Wの残り半面を
前記と同様にしてパンチ加工する。
【0020】このように、板材Wを180度回転させる
ことにより、板材Wを半面ずつ加工することができるた
め、タレット5の奥行きが小さくても、大寸法の板材W
のパンチ加工を行うことができる。
【0021】また、この実施例のタレットパンチプレス
では、次のようにパンチフレーム1の撓みによる支障が
防止される。すなわち、パンチ機構21による加圧力は
非常に大きな加圧力であるため、そのパンチ反力によ
り、C字状のパンチフレーム1の口開き、すなわち上フ
レーム2の上方への撓みが生じようとする。しかし、タ
レット5を上タレット部6と下タレット部7とが一体の
構成としたため、パンチフレーム1に口開きが生じて
も、上下のタレット部6,7の相互間で傾きを生じるこ
とがない。そのため、上下のタレット部6,7に各々設
置された上金型25と下金型26との軸心ずれによる加
工精度の低下や金型25,26の早期劣化が防止され
る。また、上フレーム2の先端部において、フレーム連
結部材9により上下のフレーム2,3を連結しているた
め、パンチフレーム4の口開きが緩和される。
【0022】なお、前記実施例では下側の回転パッド5
2をテーブル35上に設置したが、テーブルベース38
上に設置しても良い。また、下側の回転パッド52を回
転駆動し、上側の回転パッド51を回転自在としても良
い。さらに、前記実施例ではタレット5の上フレーム部
6と下フレーム部7とが一体のものである場合につき説
明したが、この発明は上タレットと下タレットとを別体
に形成したタレットパンチプレスにも適用することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】この発明のタレットパンチプレスは、板
材を載せてパンチ位置へ送り込むワークテーブル装置を
設けると共に、板材を挟持して水平回転させる板材回転
装置を設けたため、板材の半面の加工後に、板材を回転
させてワークテーブル装置に載せ替え、残り半面の加工
を行うことができる。このように、板材を容易に回転さ
せて半面ずつ加工することができるため、タレットの奥
行きが小さくても、大寸法の板材をパンチ加工すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の破断側面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】同じくその正面図である。
【図4】その板材回転装置の拡大側面図である。
【図5】同じくそのテーブルを平面図で示す動作説明図
である。
【図6】同じくその板材回転動作の説明図である。
【図7】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1…パンチフレーム、5…タレット、6…上タレット
部、7…下タレット部、20…ワークテーブル装置、2
1…パンチ駆動機構、35…テーブル、36…キャリッ
ジ、37…ワークホルダ、38…テーブルベース、50
…板材回転装置、51,52…回転パッド、58…イン
デックスモータ、P…パンチ位置、W…板材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材を載せてタレットのパンチ位置へ送
    り込むワークテーブル装置と、このワークテーブル装置
    上の板材を上下から挟持して水平回転させる板材回転装
    置とを備えたタレットパンチプレス。
JP17197192A 1992-06-05 1992-06-05 タレットパンチプレス Pending JPH05337568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17197192A JPH05337568A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 タレットパンチプレス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17197192A JPH05337568A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 タレットパンチプレス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05337568A true JPH05337568A (ja) 1993-12-21

Family

ID=15933149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17197192A Pending JPH05337568A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 タレットパンチプレス

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JP (1) JPH05337568A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105458074A (zh) * 2016-01-29 2016-04-06 昆山一邦泰汽车零部件制造有限公司 冲压校准设备
CN105458107A (zh) * 2016-01-29 2016-04-06 昆山一邦泰汽车零部件制造有限公司 适用范围广的冲压校准装置
CN105499409A (zh) * 2016-01-29 2016-04-20 昆山一邦泰汽车零部件制造有限公司 稳固冲压校准装置
CN105537438A (zh) * 2016-01-29 2016-05-04 昆山一邦泰汽车零部件制造有限公司 冲压校准装置
CN105689580A (zh) * 2016-01-29 2016-06-22 昆山邦泰汽车零部件制造有限公司 冲压校准工作台

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