JPS6343877B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6343877B2 JPS6343877B2 JP54119907A JP11990779A JPS6343877B2 JP S6343877 B2 JPS6343877 B2 JP S6343877B2 JP 54119907 A JP54119907 A JP 54119907A JP 11990779 A JP11990779 A JP 11990779A JP S6343877 B2 JPS6343877 B2 JP S6343877B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating layer
- conductor
- cable
- induction coil
- outside
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
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- 239000004703 cross-linked polyethylene Substances 0.000 claims description 9
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- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 4
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 4
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- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、架橋ポリエチレン絶縁ケーブルの接
続方法に関するものである。
続方法に関するものである。
一般に、架橋ポリエチレン絶縁ケーブルの接続
方法には種々な方法があるが、簡単な方法では、
導体接続スリーブ上の絶縁としてプラスチツクテ
ープ等を巻き、これに防水等の処理を行う方法が
ある。
方法には種々な方法があるが、簡単な方法では、
導体接続スリーブ上の絶縁としてプラスチツクテ
ープ等を巻き、これに防水等の処理を行う方法が
ある。
しかし、電圧が高くなつてくると、テープ間の
空隙がコロナ放電を起こし、絶縁破壊に至る例が
多い。
空隙がコロナ放電を起こし、絶縁破壊に至る例が
多い。
現在最も信頼性のある接続部の接続法として
は、モールド接続方法がある。
は、モールド接続方法がある。
この方法は、上記テープ間の空隙を無くすた
め、外部より圧力を掛けるとともにテープを溶融
させて一体とする方法である。
め、外部より圧力を掛けるとともにテープを溶融
させて一体とする方法である。
この方法の欠点としては、加熱冷却に長時間を
要することである。特に大きな導体サイズで高電
圧ケーブルになれば導体の熱容量が大きいこと及
び絶縁層が厚いことによつて外部より加熱した場
合熱伝達が少ないことのため、例えば170℃前後
に加熱するには、数時間以上要する場合が普通で
ある。
要することである。特に大きな導体サイズで高電
圧ケーブルになれば導体の熱容量が大きいこと及
び絶縁層が厚いことによつて外部より加熱した場
合熱伝達が少ないことのため、例えば170℃前後
に加熱するには、数時間以上要する場合が普通で
ある。
また、加熱後冷却を必要とするが、これに対し
ても同程度の時間がかかるなどの欠点がある。
ても同程度の時間がかかるなどの欠点がある。
本発明の目的は、上記従来の欠点を解消し、加
熱及び冷却時間を大幅に短縮できる架橋ポリエチ
レン絶縁ケーブルの接続方法を提供することにあ
る。
熱及び冷却時間を大幅に短縮できる架橋ポリエチ
レン絶縁ケーブルの接続方法を提供することにあ
る。
本発明の架橋ポリエチレン絶縁ケーブルの接続
方法はガスパイプを備え対向するように複数個に
分割され、上記接続部の絶縁層を覆うように形成
された金属製外箱を設け、高周波誘導コイルの導
体を管状材により形成するとともに、外箱内にそ
れぞれ取付け、絶縁層のモールド時に絶縁層の内
外側から加熱するとともにガス圧を介し加圧し、
モールド終了後上記誘導コイル内に冷却冷媒を流
し冷却する方法である。
方法はガスパイプを備え対向するように複数個に
分割され、上記接続部の絶縁層を覆うように形成
された金属製外箱を設け、高周波誘導コイルの導
体を管状材により形成するとともに、外箱内にそ
れぞれ取付け、絶縁層のモールド時に絶縁層の内
外側から加熱するとともにガス圧を介し加圧し、
モールド終了後上記誘導コイル内に冷却冷媒を流
し冷却する方法である。
以下本発明の架橋ポリエチレン絶縁ケーブルの
接続方法の一実施例を第1図ないし第5図により
説明する。
接続方法の一実施例を第1図ないし第5図により
説明する。
2はケーブル絶縁体で、ケーブル導体1上に被
覆されている。第1図に示すようにケーブル導体
1の接続相互間は導体接続スリーブ3により接続
され、その接続部外周にプラスチツクテープ巻層
の絶縁層4が形成されている。
覆されている。第1図に示すようにケーブル導体
1の接続相互間は導体接続スリーブ3により接続
され、その接続部外周にプラスチツクテープ巻層
の絶縁層4が形成されている。
5は金属製の外箱で第2図に示す如く対向する
ように周方向に分割され、ガスパイプ9を備え、
絶縁層4を覆うように形成され、締付ボルト6を
介し固定することにより密閉空間を形成するよう
になつている。
ように周方向に分割され、ガスパイプ9を備え、
絶縁層4を覆うように形成され、締付ボルト6を
介し固定することにより密閉空間を形成するよう
になつている。
外箱5,5の内部には導体が管状材により形成
された高周波誘導コイル7が中央の導体部に生じ
る磁束の方向を一致させる方向にそれぞれ独立し
て巻回されている。
された高周波誘導コイル7が中央の導体部に生じ
る磁束の方向を一致させる方向にそれぞれ独立し
て巻回されている。
そして、誘導コイル7は外箱5に対し、ガスパ
イプ9共共電気絶縁シール8により十分確実にシ
ールされている。
イプ9共共電気絶縁シール8により十分確実にシ
ールされている。
これは、外箱5には、モールド絶縁層4の発泡
やボイドを圧縮するために2〜5気圧のガス圧が
印加されるので、それに耐え得るようにシールさ
れ、また、絶縁も行われている。
やボイドを圧縮するために2〜5気圧のガス圧が
印加されるので、それに耐え得るようにシールさ
れ、また、絶縁も行われている。
そして、誘導コイル7にはモールド加熱後接続
部を冷却のため冷却媒体を流通させるので、冷媒
タンク(図示せず)が接続されている。
部を冷却のため冷却媒体を流通させるので、冷媒
タンク(図示せず)が接続されている。
更に、外箱5を外部から加熱し絶縁層4を外側
から加熱するための外部加熱装置(図示せず)が
外箱5の外側に取付けられている。
から加熱するための外部加熱装置(図示せず)が
外箱5の外側に取付けられている。
接続作業の場合は、第1図に示すように外箱
5,5によつて絶縁層4を覆い、締付ボルト6に
より固定し、外部加熱装置により外箱5,5を外
部から加熱するとともに、高周波誘導コイル7に
通電し、絶縁層4内部のケーブル導体1及び導体
接続スリーブ3の発熱により、絶縁層4を内外側
より加熱する。
5,5によつて絶縁層4を覆い、締付ボルト6に
より固定し、外部加熱装置により外箱5,5を外
部から加熱するとともに、高周波誘導コイル7に
通電し、絶縁層4内部のケーブル導体1及び導体
接続スリーブ3の発熱により、絶縁層4を内外側
より加熱する。
同時にガスパイプ9より2〜5気圧のガス圧を
印加し、絶縁層4の発泡やボイドを圧縮する。
印加し、絶縁層4の発泡やボイドを圧縮する。
誘導コイル7は外箱5内に配設されているの
で、外部から誘導加熱する場合に比してケーブル
導体1の加熱に対し、極めて効率がよく、短時間
の間にケーブル導体1の温度を上げることができ
る。モールド加熱が終了した場合には、誘導コイ
ル7に冷却冷媒を流すことによりモールド絶縁層
を急速に冷却することができる。
で、外部から誘導加熱する場合に比してケーブル
導体1の加熱に対し、極めて効率がよく、短時間
の間にケーブル導体1の温度を上げることができ
る。モールド加熱が終了した場合には、誘導コイ
ル7に冷却冷媒を流すことによりモールド絶縁層
を急速に冷却することができる。
このように本実施例の架橋ポリエチレン絶縁ケ
ーブルの接続方法は、モールド絶縁層を内外側か
ら同時に加熱し、また冷却を誘導コイルの管状導
体に冷媒を流して行うので、従来のモールド時間
が6〜8時間要したのに対し、約1時間で加熱冷
却が可能となり、著しく加熱冷却時間を減少でき
る。
ーブルの接続方法は、モールド絶縁層を内外側か
ら同時に加熱し、また冷却を誘導コイルの管状導
体に冷媒を流して行うので、従来のモールド時間
が6〜8時間要したのに対し、約1時間で加熱冷
却が可能となり、著しく加熱冷却時間を減少でき
る。
更に、高周波誘導コイルは、各外箱の内部に、
当該コイルが中央の導体部に生じさせる磁束の方
向を一致させる方向にそれぞれ独立して巻回形成
されて成ることから、上記高周波誘導コイルのプ
ラスチツクテープ巻絶縁層周上への取り付けがき
わめて容易である。
当該コイルが中央の導体部に生じさせる磁束の方
向を一致させる方向にそれぞれ独立して巻回形成
されて成ることから、上記高周波誘導コイルのプ
ラスチツクテープ巻絶縁層周上への取り付けがき
わめて容易である。
因に、高周波誘導コイルをプラスチツク巻絶縁
層周上にラセン状に巻回配置して成る方法におい
ては、その巻回作業が面倒であるばかりか、加熱
時の絶縁層の熱膨張によつて上記コイルが当該絶
縁層に食い込む恐れがある。
層周上にラセン状に巻回配置して成る方法におい
ては、その巻回作業が面倒であるばかりか、加熱
時の絶縁層の熱膨張によつて上記コイルが当該絶
縁層に食い込む恐れがある。
しかるに、前記の本実施例の接続方法によれば
上記の難点は一掃される。
上記の難点は一掃される。
以上記述した如く、本発明の架橋ポリエチレン
絶縁ケーブルの接続方法によれば、加熱及び冷却
時間を著しく短縮し、作業工数を低減することが
できる効果を有するものである。
絶縁ケーブルの接続方法によれば、加熱及び冷却
時間を著しく短縮し、作業工数を低減することが
できる効果を有するものである。
第1図は本発明の架橋ポリエチレン絶縁ケーブ
ルの接続方法を実施時の接続部を一部断面で示し
た正面図、第2図は第1図の右側面図、第3図は
第1図の上部の外箱の正面図、第4図は第3図の
右側面図、第5図は第3図の底面図である。 1:ケーブル導体、2:ケーブル絶縁体、3:
導体接続スリーブ、4:絶縁層、5:外箱、7:
誘導コイル、9:ガスパイプ。
ルの接続方法を実施時の接続部を一部断面で示し
た正面図、第2図は第1図の右側面図、第3図は
第1図の上部の外箱の正面図、第4図は第3図の
右側面図、第5図は第3図の底面図である。 1:ケーブル導体、2:ケーブル絶縁体、3:
導体接続スリーブ、4:絶縁層、5:外箱、7:
誘導コイル、9:ガスパイプ。
Claims (1)
- 1 ケーブル接続部導体相互間に導体接続スリー
ブを嵌装し、上記接続部上にプラスチツクテープ
等を巻回積層し形成された絶縁層を、該絶縁層外
側に配置された高周波誘導コイルを介し、ケーブ
ル導体を加熱し絶縁層を内側より加熱するととも
に絶縁層の外部に設けた加熱装置により外側から
加熱するケーブルの接続方法において、ガスパイ
プを備え対向するように周方向に複数個に分割さ
れ、上記接続部の絶縁層をそれぞれ覆うように形
成された金属製外箱を設け、上記誘導コイルの導
体を管状材により形成すると共に、上記各外箱内
にそれ自身が中央の導体部に対して生じさせる磁
束の方向を一致させる方向にそれぞれ独立して取
付け、上記絶縁層のモールド時に絶縁層を内外側
から加熱するとともにガス圧を介し加圧し、モー
ルド終了時上記誘導コイル内に冷却冷媒を流し、
冷却することを特徴とする架橋ポリエチレン絶縁
ケーブルの接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11990779A JPS5642979A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Connecting crosslinkeddpolyethylene insulating cable |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11990779A JPS5642979A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Connecting crosslinkeddpolyethylene insulating cable |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5642979A JPS5642979A (en) | 1981-04-21 |
JPS6343877B2 true JPS6343877B2 (ja) | 1988-09-01 |
Family
ID=14773146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11990779A Granted JPS5642979A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Connecting crosslinkeddpolyethylene insulating cable |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5642979A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS593882A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-10 | 昭和電線電纜株式会社 | ケ−ブル接続部の製造方法 |
-
1979
- 1979-09-18 JP JP11990779A patent/JPS5642979A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5642979A (en) | 1981-04-21 |
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