JPH0232753B2 - Gomu*purasuchitsukuzetsuenkeeburunosetsuzokuhoho - Google Patents

Gomu*purasuchitsukuzetsuenkeeburunosetsuzokuhoho

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Publication number
JPH0232753B2
JPH0232753B2 JP56134533A JP13453381A JPH0232753B2 JP H0232753 B2 JPH0232753 B2 JP H0232753B2 JP 56134533 A JP56134533 A JP 56134533A JP 13453381 A JP13453381 A JP 13453381A JP H0232753 B2 JPH0232753 B2 JP H0232753B2
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JP
Japan
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insulating layer
reinforcing insulating
cable
gas
rubber
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56134533A
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English (en)
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JPS5835886A (ja
Inventor
Toshio Kasahara
Mitsugi Aihara
Masaki Minami
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ボイドの発生を抑制し、電気特性の
良好な補強絶縁層を短時間に形成する場合に有用
なゴム・プラスチツク絶縁ケーブルの接続方法に
関する。
従来、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケー
ブル(以下CVケーブルと略称する)の接続方法
としては、導体接続部上にケーブル絶縁体間に跨
つて未架橋のポリエチレンテープ巻回層(以下補
強絶縁層と略称する)を設け、更にこの上に抑え
テープを巻回した後、前記補強絶縁層を加熱モー
ルドする方法が知られている。
しかしながら、このようなゴム・プラスチツク
絶縁ケーブルの接続方法においては、接続する対
象のケーブルが例えば275kV級CVケーブルの場
合、補強絶縁層中にボイドが発生し、ケーブル接
続部の電気特性を低下させる難点があつた。すな
わち、275kV CVケーブルにおいては、補強絶縁
層の厚さが約45mmとされるので、このような厚肉
の補強絶縁層を加熱モールドする場合、加熱時に
抑えテープが被モールド体、すなわち補強絶縁層
の熱膨張により伸び切つてしまい、冷却時にこの
抑えテープが収縮しないため、冷却時に被モール
ド体を充分加圧できず、結果的に補強絶縁層にボ
イドが発生する難点があつた。
本発明は、上記事情に基づきなされたもので、
被モールド体を冷却するときのみ被モールド体に
径方向に作用するガス圧を加えることにより、ボ
イドの発生を抑制しうるゴム・プラスチツク絶縁
ケーブルの接続方法を提供しようとするものであ
る。
以下、一実施例の図面に基づき、本発明の詳細
を説明する。図において、例えば接続すべき一対
のCVケーブル1a,1bは常套手段によつて段
剥処理され、これによつて露出された一対のケー
ブル導体2a,2bは、接続スリーブ3によつて
圧縮接続されている。導体接続部4上には、必要
により内部半導電層(図示せず)が設けられ、こ
の外周には、ケーブル絶縁体5a,5b間に跨つ
て未架橋のゴム・プラスチツク絶縁テープの巻回
層より成る補強絶縁層6、および抑えテープ巻回
層7が設けられている。なお、抑えテープとして
は、耐熱性が良好でかつ引張強度の高いものが使
用される。
しかして、補強絶縁層6上には、例えば内周壁
8に多数個の赤外線ランプ9を配設した加圧容器
10が被嵌され、その両端に形成されたフランジ
11a,11bは、絶縁体外周に密嵌した、例え
ばシリコンゴム等から成る耐熱性パツキン12
a,12b上に係止され、これと、これに当接さ
れた当て金具13a,13bとでパツキング12
a,12bを締め付けることにより加圧容器10
の両端がシールされている。
次に、補強絶縁層6の加熱モールド処理方法に
ついて述べる。先ず、赤外線ランプ9を点灯して
補強絶縁層6を加熱する。この場合、必要によ
り、ケーブル絶縁体の基端部外周に、例えば60mm2
程度の可撓銅より線14a,14bを巻回し、こ
れに約9.4KHzの高周波電流を流してケーブル導
体2a,2bを加熱してもよい。高周波加熱を併
用した場合においては、長さ方向の熱の逃げを防
止できるので、補強絶縁層の温度分布を均一化で
き、ボイド発生を抑制でき、更に加熱時間を短縮
できる利点がある。
以上によつて補強絶縁層6が加熱モールド処理
され、これ以降は従来法では自然放冷または徐冷
されるが、本発明においては、冷却時のみ補強絶
縁層6を窒素ガスや乾燥空気によつてガス加圧す
る点に特徴がある。補強絶縁層に対する加圧は加
圧容器10内に約10Kg/cm2のガスを約5時間封入
することによつてなされる。
補強絶縁層6のガス加圧を加熱開始からとせず
冷却時のみとしたのは、加圧ガスを補強絶縁層中
に侵入させないためである。すなわち、補強絶縁
層6が溶融架橋する以前にガス加圧すると、被モ
ールド体にガスが侵入しボイド発生の要因とな
る。この点、本案においては分子間の架橋が終了
した後、すなわち冷却時にガス加圧しているの
で、ガスが被モールド体に侵入し難くなり、もつ
て該部における電気特性を良好ならしめている。
抑えテープとして、片面に粘着剤を接着したテ
ープを用い、該テープを粘着剤側が内側になるよ
うに巻回してもよい。この場合においては、テー
プ巻層間のギヤツプが粘着剤でふさがれるので、
更にガスが侵入し難くなる利点がある。
なお、図中、15はガス圧調整器、16はガス
ボンベ、17はボルト・ナツトを示している。
以上のごとくして補強絶縁層がモールド成型さ
れた後は、抑えテープ巻回層7が除去され、除去
された補強絶縁層外周に図示しない接談箱が包被
され、この中に絶縁性コンパウンドを充填するこ
とによつてCVケーブルの接続部が完成する。
上述したように本発明においては、補強絶縁層
を加熱モールド成型するにあたり、冷却時のみ補
強絶縁層をガス加圧しているので、補強絶縁層中
にガスが侵入せず、またその形成作業時間を短縮
化できる。すなわち、通常275kV級のCVケーブ
ルのモールド接続においてはその徐冷時間が約50
時間とされているが、これを短縮するために、補
強絶縁層を急冷すると、この層の外表面側のみが
冷却され、内部は依然として高温である。従つ
て、外側が固まつた後に内部が徐々に固まるが、
外側の固化した層がそれ自体では内部方向に収縮
しないのでどうしてもボイドが発生する。この
点、本発明方法においては、冷却時におけるガス
加圧により、外側から補強絶縁層に導体方向に向
かう圧力を加えているのでギヤツプが形成され
ず、もつて電気特性の良好なケーブル接続部を提
供できる。
なお、前述の実施例においては、CVケーブル
の直線接続部を形成する場合について述べてある
が、本発明はこれに限定されず、例えば低、高電
圧ゴム・プラスチツク絶縁ケーブルの終端部に適
用してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明によつてケーブル接続部を形成
する場合の説明図である。 4……導体接続部、5a,5b……ケーブル絶
縁体、6……補強絶縁層、7……抑えケーブル巻
回層、10……加圧容器、14a,14b……可
撓銅より線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導体接続部上にケーブル絶縁体間に跨つて設
    けた補強絶縁層を加熱モールドするゴム・プラス
    チツク絶縁ケーブルの接続方法において、前記補
    強絶縁層を加熱融着するにあたり、この補強絶縁
    層を冷却するときのみ、前記補強絶縁層に、この
    外方から径方向に作用するガス圧を加えることを
    特徴とするゴム・プラスチツク絶縁ケーブルの接
    続方法。 2 補強絶縁層を加圧容器で密封被嵌し、この容
    器内にガスを封入することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のゴム・プラスチツク絶縁ケー
    ブルの接続方法。 3 補強絶縁層の外周に設けられる抑えテープの
    片面に粘着剤が接着されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項記載のゴム・
    プラスチツク絶縁ケーブルの接続方法。
JP56134533A 1981-08-27 1981-08-27 Gomu*purasuchitsukuzetsuenkeeburunosetsuzokuhoho Expired - Lifetime JPH0232753B2 (ja)

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JPS5835886A JPS5835886A (ja) 1983-03-02
JPH0232753B2 true JPH0232753B2 (ja) 1990-07-23

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