JPS6341838Y2 - - Google Patents

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JPS6341838Y2
JPS6341838Y2 JP1980100975U JP10097580U JPS6341838Y2 JP S6341838 Y2 JPS6341838 Y2 JP S6341838Y2 JP 1980100975 U JP1980100975 U JP 1980100975U JP 10097580 U JP10097580 U JP 10097580U JP S6341838 Y2 JPS6341838 Y2 JP S6341838Y2
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voltage
transistor
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current
    • H02P7/18Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power
    • H02P7/24Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices
    • H02P7/28Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
    • H02P7/285Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only
    • H02P7/29Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only using pulse modulation
    • H02P7/2913Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only using pulse modulation whereby the speed is regulated by measuring the motor speed and comparing it with a given physical value
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/16Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/18Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual dc motor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/90Specific system operational feature
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/90Specific system operational feature
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/907Specific control circuit element or device
    • Y10S388/921Timer or time delay means

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえばサーボモータに適用され
る速度制御装置の起動特性を改善する起動特性補
正回路に関する。
テープレコーダのキヤプスタン駆動などには、
負荷変動その他の外乱に影響されずに安定な定速
回転の得られるモータを使用することが望まし
い。このようなモータとしては種々な形式のもの
が開発されているが、バツテリ動作形のポータブ
ルテープレコーダに好適なものの一つに、パルス
カウント形の周波数/電圧変換器(F/V変換
器)をサーボループに含むDCサーボモータがあ
る。この種のサーボモータに適用されるモータ制
御装置としては、たとえば特公昭54−32126号公
報に開示されたものがある。上記公報に示される
ようなモータ制御装置のサーボループ内には、積
分キヤパシタが含まれる。この積分キヤパシタ
は、サーボループの正常な動作に欠かせないもの
である。前記サーボループが作動しているとき
は、前記積分キヤパシタにはある一定範囲の電荷
が充放電される。したがつて、前記モータ制御装
置の電源を一旦オフとし再び電源オンとした場合
に、積分キヤパシタに不特定の電荷が残つている
と、電源オン後のモータの起動特性が上記不特定
な残留電荷によつてまちまちになつてしまう。す
なわち、上述したサーボモータが使用される機器
の使用者は、全く任意に電源をオン/オフさせる
ので、この機器の起動が電源スイツチのオン/オ
フ操作によつて不特定にばらついてしまう。
上記問題を解決するためには、前記積分キヤパ
シタに電源オフ後の残留電荷を放電させるダイオ
ードを並列接続することが考えられる。しかしダ
イオード並列接続法の場合、積分キヤパシタの充
電電圧がこのダイオードの順方向導通電圧VF
下になると、もはや積分キヤパシタの残留電荷を
放電させることができない。したがつて、このダ
イオード並列接続法では、上記問題を満足に解決
することはできない。
この考案は上記事情にかんがみなされたもの
で、制御系に積分キヤパシタを含む制御装置にお
いて、この制御装置の電源がオンされたあとの制
御装置の起動特性を均一化させる起動特性補正回
路を提供せんとすることを目的とする。
上記目的を達成するために、この考案に係る起
動特性補正回路は、制御装置の電源電圧が所定の
電圧範囲内に対応する間に積分キヤパシタ中の電
荷を強制放電させるスイツチ回路を備えている。
このスイツチ回路による強制放電によつて、前記
制御装置の電源がオンされる場合に、前記積分キ
ヤパシタは、常時ほぼ一定の条件で充電される。
したがつて、前記制御装置がサーボモータ用の速
度制御装置であるとすれば、電源オン後のこのサ
ーボモータの起動特性は、常に一定となる。
次に図面を参照してこの考案に係る起動特性補
正回路を説明する。説明にあたつて、冗長な説明
を避けるために、複数の図面にわたり共通または
類似部分には共通または類似の参照符号を用い、
説明を簡易化する。
第1図はこの考案に係る起動特性補正回路を適
用できるサーボモータ用速度制御装置の構成を示
す。この構成そのものは、この考案の主題ではな
く、かつ公知である。したがつてこの構成の説明
はごく簡易に行なう。
DCモータ8には、周波数発電機1が結合され
ている。発電機1から出力される検出出力Aは、
モータ8の回転速度Nに比例している。出力Aは
波形整形回路2によつて短形波信号Bに変換され
る。信号Bはトリガパルス発生回路3に入力され
る。回路3は信号Bの立上りエツジによつてトリ
ガされ、インパルス状のトリガパルスCを発生す
る。パルスCはタイマー4に入力され、これを始
動させる。すると、タイマー4は所定時間ローレ
ベルとなる制御信号Dを発生する。信号Dは制御
型定電流源5に入力される。定電流源5は、信号
Dのロジツクレベルに応じて、ローパスフイルタ
6内の積分キヤパシタC1を充放電する。キヤパ
シタC1に対する充電電位E(充電電圧VC)は、
信号Dがローレベルである期間と信号Dがハイレ
ベルである期間との比に対応して変化する。すな
わち、電位Eの時間平均値は、トリガパルスCの
周期に反比例する。換言すれば、電位Eは、モー
タ8の回転速度Nがはやいほど低くなる。電位E
はバツフア7を介して給電信号Fに変換され、モ
ータ8に与えられる。
構成要素1ないし8はパルスカウント形のサー
ボループを形成しており、ローパスフイルタ6が
F/V変換を行なつている。モータ8の回転速度
Nは、たとえばタイマー4の前記所定時間を変更
することで、調整できる。
上述したような、制御系(サーボループ)内に
電荷が蓄積される積分キヤパシタC1を含む制御
装置では、このままでは前述したモータ8の起動
特性のばらつきが生じる。
第2図は、上記起動特性のばらつきを押える起
動特性補正回路が第1図の構成に対してどのよう
に適用されるかを示している。積分キヤパシタC
1は、制御型定電流源5および電源スイツチ12
が接続される正電源回路10を介して、電源14
の正極に接続される。定電流源5は前述した特公
昭54−32126号公報に示されるものと同一の公知
回路である。また、定電流源5の回路構成そのも
のは本願考案の要旨ではない。そこで、以下にお
いて、定電流源5に関しては必要な事項のみを説
明する。スイツチ12がオンされている期間にお
いて、タイマー4から出力される制御信号Dがロ
ーレベルであるときは、NPNトランジスタQ51
はオフされる。するとNPNトランジスタQ52
オンされ、キヤパシタC1は、トランジスタQ5
のコレタ電流とPNPトランジスタQ53のコレク
タ電流との差分によつて充電される。一方、信号
DがハイレベルであるときはトランジスタQ52
はオフされ、キヤパシタC1はトランジスタQ5
のコレクタ電流によつて放電される。ここで重
要なことは、スイツチ12がオフされたあとはト
ランジスタQ52およびQ53がカツトオフされ、
定電流源5中にキヤパシタC1に蓄積された電荷
の逃げ道がない、ということである。スイツチ1
2がオフされると、キヤパシタC1の電荷は、ト
ランジスタQ52,Q53のコレクタリーク電流お
よび第1図のバツフア7の入力バイアス電流の形
でしか放出されない。したがつて、このままで
は、キヤパシタC1の放電時定数が数10秒という
極めて大きなものとなる。
前記正電源回路10は、抵抗R10を介して、
NPNトランジスタQ10およびQ12のベース
に接続される。トランジスタQ12のエミツタ
は、電源14の負電源回路16に接続される。ト
ランジスタQ10のエミツタは、抵抗R12を介
して、回路16に接続される。トランジスタQ1
0のベースはPNPトランジスタQ14のコレク
タに接続され、トランジスタQ14のベースはト
ランジスタQ10のコレクタに接続される。トラ
ンジスタQ14のエミツタは、抵抗R14を介し
て回路10に接続される。トランジスタQ10お
よびQ14は、サイリスタ接続されている。この
ため、回路10および16間の電源回路電圧VB
が第1所定電圧V1を超えると、トランジスタQ
10およびQ14は急速にターンオンされる。ト
ランジスタQ14がターンオンされると、トラン
ジスタQ14のコレクタ電流によつて、トランジ
スタQ12が強制的にオンされる。
前記第1所定電圧V1は、トランジスタQ10
が導通を開始する直前の、回路10および16間
の電圧に相当する。この電圧V1は、トランジス
タQ10のベース・エミツタ間電圧VBE,トラン
ジスタQ10の電流増幅率および抵抗R10の抵
抗値などに応じて決定される。構成要素R10な
いしR14およびQ10ないしQ14は、電源回
路電圧VBと第1所定電圧V1とを比較する第1
比較回路18を構成している。
前記トランジスタQ12のコレクタは、NPN
トランジスタQ16のベースに接続される。トラ
ンジスタQ16のエミツタは前記回路16に接続
される。トランジスタQ16のベースは、抵抗R
16を介して、前記回路10に接続される。トラ
ンジスタQ16は、トランジスタQ12がオンさ
れている間はオフされる。トランジスタQ12が
オフであつて前記電圧VBが第2所定電圧V2以
上であるときは、トランジスタQ16はオンされ
る。換言すれば、電圧VBが、前記第1所定電圧
V1以下であり、第2所定電圧V2以上であると
きに、トランジスタQ16はオンされる。第2所
定電圧V2は、トランジスタQ16のベース・エ
ミツタ間電圧VBE,このトランジスタの電流増幅
率および抵抗R16の抵抗値などに応じて決定さ
れる。構成要素Q16およびR16は、電源回路
電圧VBと第2所定電圧V2とを比較する第2比
較回路20を構成している。
前記トランジスタQ16のコレクタは、PNP
トランジスタQ18のベースに接続される。トラ
ンジスタQ18のエミツタおよびコレクタは、前
記積分キヤパシタC1の両端に接続される。トラ
ンジスタQ18は、トランジスタQ16がオンさ
れるとオンされる。トランジスタQ18がオンさ
れるとキヤパシタC1は急放電される。この放電
によつて、キヤパシタC1の両端電圧は、トラン
ジスタQ18のコレクタ・エミツタ間飽和電圧
VCE(SAT)に向つて強制的に低下される。構成
要素Q18は、電源回路電圧VBが第1所定電圧
V1と第2所定電圧V2との間の電圧に対応する
ときに、積分キヤパシタC1中の電荷を放電させ
るスイツチ回路22を構成している。
第3A図および第3B図は、第2図に示す起動
補正回路の動作を示すタイミングチヤートであ
る。時間t10以前では電源スイツチ12はオン
されており、第1図および第2図に示す速度制御
装置は正常なサーボ動作を行なつている。この場
合、積分キヤパシタC1に対する充電電圧VCに
はリプルが含されるが、わかりやすくするため
に、第3B図においては、このリプルは作図上無
視されている。時間t10においてスイツチ12
がオフされると、キヤパシタC1に対する充電は
行なわれなくなる。
いま、仮にトランジスタQ18が作動しない場
合を考えてみる。すると、時間t10以後、充電
電圧VCはカープ100で示すようにゆつくりと
低下する。時間t10以後にスイツチ12がオン
されると、キヤパシタC1は一定の電流で充電さ
れる。したがつて、スイツチ12がオンされると
きの電圧VCの値によつて、スイツチ12がオン
されてからキヤパシタC1が定常状態にチヤージ
アツプされるまでの時間が異なつてくる。たとえ
ば、時間t16でスイツチ12がオンされると、
キヤパシタC1は電圧VC1からVCに向つて充電
される。時間t22でスイツチ12がオンされる
と、キヤパシタC1は電圧VC2からVCに向つて
充電される。スイツチ12がオフされて後かなり
長時間が経過されてからスイツチ12がオンされ
る場合は、キヤパシタC1はほぼゼロボルトから
電圧VCに向つて充電される。このように、トラ
ンジスタQ18が作動しない場合は、スイツチ1
2をオンするタイミングによつて、キヤパシタC
1がチヤージアツプされるまでの時間が変わる。
すなわち、スイツチ12のオン/オフタイミング
によつて、第1図に示すモータ8の起動特性が変
わつてしまう。
第3B図のカーブ200は、トランジスタQ1
8が作動する場合を示す。時間t10においてス
イツチ12がオフされ、時間t12において電源
回路電圧VBが第1所定電圧V1まで低下したと
する。すると、時間t12以降トランジスタQ1
2がオフされトランジスタQ16,Q18がオン
される。トランジスタQ18のオンによつて、キ
ヤパシタC1は急放電され、電圧VCはごく短時
間のうちに、トランジスタQ18のVCE(SAT)
(通常0.1ボルト以下)近くまで低下される。時間
t14において電圧VBが第2所定電圧V2まで
低下すると、トランジスタQ16およびQ18は
オフされる。したがつて、時間t14以降では、
キヤパシタC1の放電時定数はかなり大きくな
る。しかし、この時点では、キヤパシタC1の充
電電圧VCは、前記VCE(SAT)に近い電圧VC3
にまで低下している。
時間t16においてスイツチ12がオンされる
と、キヤパシタC1に対する充電が再開される。
時間t18において電圧VBが第2所定電圧V2
を超えると、トランジスタQ18がンされ、キヤ
パシタC1は強制放電される。時間t20におい
て電圧VBが第1所定電圧V1を超えると、トラ
ンジスタQ18は再びオフされ、それ以降は、キ
ヤパシタC1は一定の電流で充電される。スイツ
チ12が時間t22でオンされた場合も全く同様
である。すなわち、スイツチ12がオンされたあ
と、VB<V2の間、キヤパシタC1はプリチヤ
ージされ、V2VBV1の間、キヤパシタC
1は放電される。そして、VB>V1となると、
そのあとはキヤパシタC1はVC3からVCまで一
直線にチヤージアツプされる。
第3B図は、時間t14以後では、キヤパシタ
C1に対する充電のスタート電圧が常に一定の
VC3であることを示している。時間t10から
t14までの時間は、通常、数分の1秒以下に設
定できるので、この間に使用者がスイツチ12を
オン/オフすることは考えられない。したがつ
て、第2図に示すような起動特性補正回路を用い
れば、積分キヤパシタC1を含む制御装置の電源
オン後の起動特性を均一化できる。しかも、本願
の考案の要部である回路18,20および22
は、他の回路要素とともにIC化しやすい回路構
成を有している。
なお、回路18,20および22の動作にヒス
テリシスが存在する場合は、電源オフ時のV1,
V2と、電源オン時のV1,V2とが一致しない
ことがある。しかし、このようなヒステリシスが
存在しても、この考案に係る起動特性補正回路の
本質は変らない。
第4図は、第2図の変形例を示す。第2図と第
4図のちがいは第1比較回路18のみである。第
2図ではトランジスタQ10およびQ14からな
るサイリスタ回路を利用してトランジスタQ12
のターンオン速度を早めるとともに、このターン
オンを確実なものにしている。一方、第4図は、
この回路18をより単純化したものである。すな
わち、トランジスタQ12のベースは、レベルシ
フトダイオードD12および抵抗R10を介し
て、正電源回路10に接続されている。第4図の
回路18における第1所定電圧V1は、主に、ト
ランジスタQ12のVBE,ダイオードD12の順
方向電圧降下VF、トランジスタQ12の電流増
幅率および抵抗R10によつて決定される。
第5図は、第2図の他の変形例を示す。第2図
と第5図とのちがいは、第1比較回路18および
第2比較回路20にある。第5図の回路18は第
4図の回路18とよく似ているが、トランジスタ
Q12のエミツタが抵抗R13を介して負電源回
路16に接続され、トランジスタQ12のコレク
タが正電源回路10に直結されている点が異なつ
ている。トランジスタQ12のエミツタには、ト
ランジスタQ16のエミツタが接続される。トラ
ンジスタQ16のコレクタはトランジスタQ18
のベースに接続され、トランジスタQ16のベー
スはレベルクランプダイオードD16のアノー
ド・カソード間を介して回路16に接続される。
ダイオードD16のアノードは、抵抗R16を介
して回路10に接続される。
負電源回路16を基準にしたときに、トランジ
スタQ12のベース電位をV12とし、トランジ
スタQ16のベース電位をV16とし、トランジ
スタQ16のエミツタ電位をVEとする。ベース
電位V16は、ダイオードD16の順方向電圧
VFによつて決定される。この電圧VFは、トラン
ジスタQ16のVBEにVEを加えた電位に相当す
る。いま、第2図の電源スイツチ12がオンさ
れ、電源回路電圧VBが回路10および16の間
に印加されている場合を考える。この場合、V1
2>V16となるように、ダイオードD12によ
るシフトレベルVFおよび抵抗R10が選ばれて
いる。V12>V16では、トランジスタ12は
オンされ、トランジスタQ16,Q18はオフさ
れる。この状態は、第3A図および第3B図の時
間t10以前に対応する。時間t10で第2図の
スイツチ12がオフされ、時間t12でV12<
V16になつたとする。このときの回路10の電
位VBが、第1所定電圧V1に相当する。V12
<V16となると、トランジスタQ12はオフさ
れ、トランジスタQ16,Q18はオンされる。
トランジスタQ18がオンされると、第3B図
のカーブ200で示すように、キヤパシタC1は
強制放電される。時間t12以降VB<V1とな
ると、トランジスタQ16がオンであるかオフで
あるかにかかわらず、トランジスタQ12はオフ
状態となる。第3B図の時間t14においてトラ
ンジスタQ16のベース電位V16がVBE+VE
下に低下すると、トランジスタQ16およびQ1
8はオフされる。次に時間t16でスイツチ12
がオンされると、時間t18まではトランジスタ
Q16およびQ18がオフ状態にあるために、キ
ヤパシタC1はプリチヤージされる。時間t18
からt20の間ではV16=VBE+VEとなり、ト
ランジスタQ16およびQ18がオンされ、キヤ
パシタC1は強制放電される。時間t20におい
てトランジスタQ12がオンされ、V12>V1
6となると、すなわちVB>V1となると、トラ
ンジスタQ16およびQ18はオフされ、キヤパ
シタC1は電圧VC3からVCに向つて、一定の割
合で充電される。
なお、この明細書に開示され図面に図示された
この考案の実施例は、この考案を何ら限定するも
のではない。この考案の趣旨および実用新案登録
請求の範囲内において、種々の置換,変更が可能
である。たとえば、スイツチ回路22は、FET
を利用して構成することもできる。もしこの考案
に係る起動特性補正回路の全てをIC化する必要
がないときは、スイツチ回路22をリレーやリー
ドスイツチなどによつて構成してもよい。また、
図示された実施例では、第1比較回路18と第2
比較回路20そしてスイツチ回路22が機能的に
直列接続されているが、この考案に係る回路は、
必ずしもこのような直列接続構成でなくてもよ
い。たとえば、VB<V1でロジツク“1”を出
力する第1コンパレータ18とVB>V2でロジ
ツク“1”を出力する第2コンパレータ20を用
意する。そして、これら第1および第2コンパレ
ータの出力の論理積でもつてスイツチ回路22の
オン/オフを制御してもよい。この場合は、第1
比較回路18に相当する第1コンパレータと第2
比較回路20に相当する第2コンパレータとは並
列接続構成をとる。2つの比較回路18および2
0が直列接続されていようが並列接続されていよ
うが、スイツチ回路22がこれら2つの比較回路
に機能的に接続されていることに変りはない。
さらに、この考案に係る起動特性補正回路は、
本願と同一出願人によつてなされた特願昭55−
20050号の特許出願「モータ制御装置」と併用で
きる。しかしながら、この考案は、モータ制御装
置のみにしか適用できないというものではない。
この考案は、制御系に電荷が蓄積されるキヤパシ
タを含むものであつて、電源オン時の起動特性を
均一化したい制御装置の全てに適用できる可能性
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る起動特性補正回路を適
用できる一例としてのサーボモータ用速度制御装
置の構成を示すブロツク図;第2図はこの考案の
一実施例に係る起動特性補正回路を示す回路図;
第3A図および第3B図は第2図に示す回路の動
作を説明するタイミングチヤート:第4図および
第5図は第2図の変形例を示す回路図である。 C1……積分キヤパシタ、4……タイマー、5
……制御型定電流源、10……正電源回路、12
……電源スイツチ、14……電源、D……制御信
号、Q10,Q12,Q16……NPNトランジ
スタ、Q14,Q18……PNPトランジスタ、
16………負電源回路、VB……電源回路電圧、
V1……第1所定電圧、18……第1比較回路、
V2……第2所定電圧、20……第2比較回路、
22……スイツチ回路、VC……充電電圧、D1
2……レベルシフトダイオード、D16……レベ
ルクランプダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自己の制御系内に設けられた積分キヤパシタの
    充電状況に依存して制御対象に係る起動特性の補
    正を行なう起動特性補正回路において、 前記制御系の電源回路に接続され、この電源回
    路の電圧と第1所定電圧とを比較する第1比較回
    路と; 前記電源回路に接続され、この電源回路の電圧
    と前記第1所定電圧よりも低く設定された第2所
    定電圧とを比較する第2比較回路と; 前記第1および第2比較回路と前記積分キヤパ
    シタとに接続され、前記電源回路の電圧が前記第
    1所定電圧と前記第2所定電圧との間の電圧に対
    応するときに前記積分キヤパシタ中の電荷を放電
    させるスイツチ回路とを備え; 前記制御系の電源がオンよりオフとなされてそ
    の電圧値が降下する過程及び再び電源がオンにな
    されてその電圧値が上昇する過程において上記第
    1比較回路及び第2比較回路によつて電源電圧値
    が前記第1所定電圧と第2所定電圧との間の値で
    あることが検知されている時間区間では前記スイ
    ツチ回路により前記積分キヤパシタの電荷を比較
    的急速に強制放電させ、前記電源電圧値が前記第
    1所定電圧と第2所定電圧との間にないことが検
    知されている時間区間ではキヤパシタの電荷を比
    較的緩慢に自然放電または充電させることにより
    前記制御対象に係る起動特性を実質的に均一化す
    ることを特徴とする起動特性補正回路。
JP1980100975U 1980-07-17 1980-07-17 Expired JPS6341838Y2 (ja)

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