JPH0336152Y2 - - Google Patents

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JPH0336152Y2
JPH0336152Y2 JP3720382U JP3720382U JPH0336152Y2 JP H0336152 Y2 JPH0336152 Y2 JP H0336152Y2 JP 3720382 U JP3720382 U JP 3720382U JP 3720382 U JP3720382 U JP 3720382U JP H0336152 Y2 JPH0336152 Y2 JP H0336152Y2
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voltage
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は信号検出回路に関し、特に微小電流信
号を検出する場合に適用して好適ならしめたもの
である。
従来例えばカラーテレビジヨン受像機、ビデオ
テープレコーダ(VTR)のカラーキラー回路に
おいて、第1図に示すように電流信号源1として
のカラーバースト検波回路の出力端に得られる微
小電流検出出力iSを電流−電圧変換回路2によつ
て直流電圧Vputに変換し、この直流電圧Vputを電
圧比較回路3に与えて基準電圧Vthのレベルを越
えたとき検出出力CKを送出する構成の信号検出
回路が用いられている。
電流−電圧変換回路2は直流電源Vcc及び接地
間に直列に接続された2つの電流−電圧変換用抵
抗R1及びR2と、その接地側抵抗R2に並列に
接続されたコンデンサC1とを有し、電流検出出
力iSを抵抗R1及びR2を並列に通じて接地に流
すことにより抵抗R1及びR2の接続点P1に降
下電圧 Vput=R1R2・iS …(1) を発生させ、この降下電圧Vputを電圧比較回路3
の反転比較入力端に与える。
しかるに電圧比較回路3の非反転基準入力端に
は基準電圧Vthがスレシヨルド電圧として与えら
れ、電流−電圧変換回路2の直流電圧Vputがスレ
シヨルド電圧Vthより小さくなつたとき、電流信
号源1においてバースト信号が検出されていない
と判断して論理「H」のカラーキラー信号CKを
信号検出回路の検出信号として送出するようにな
されている。
なお直流電源Vccから抵抗R1及びR2により
分圧されて得られる直流バイアスが電圧比較回路
3の比較入力端に供給される。
第1図の従来の構成において、電流信号源1の
検出出力iSは微小電流であるため電流−電圧変換
回路2から電圧比較回路3を動作させるに必要な
程度のゲインをもつ降下電圧Vputを出力するため
には直流−電圧変換用抵抗R1及びR2を大きい
値に選定する必要がある。しかしこの構成の信号
検出回路をIC上に形成しようとする場合には抵
抗R1及びR2の値を大きくするにつき限度があ
るため実際の回路上電圧比較回路3を安定に動作
させるのに十分なゲインを得ることが困難であ
る。特に電圧比較回路3のスレシヨルド電圧Vth
の値は電流−電圧変換回路2の出力電圧Vputに見
合つた値にしなければならないが、このようにす
ると実際上微小レベルでかつ安定性の良い基準電
圧Vthを得ることは困難である。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
微小電流検出出力をコンデンサに充電してその両
端電圧に基づいて電圧比較回路に対する比較入力
を作るようにすることにより、高抵抗を必要とし
ないで十分大きなゲインの比較入力を得ることが
できるようにしようとするものである。
以下図面について本考案をカラーキラー回路に
適用した場合の一実施例を詳述するに、第2図は
本考案に依る信号検出回路の原理構成を示す。電
流信号入力源11としてのカラーバースト検波回
路の出力は電流−電圧変換用コンデンサC11及
び定電流源12でなる並列回路の非接地側端の信
号ライン13に接続され、電流信号入力源11の
検出電流iSが定電流源12を流れる電流IOより大
きいとき実線矢印で示すように、検出電流iSが定
電流源12を流れる電流IOとコンデンサC11を
充電する電流iS−IOとに分流する。これに対して
検出電流iSが定電流源12を流れる電流IOより小
さいときは点線矢印で示すように、検出電流iS
コンデンサC11から放電される電流IO−iSとの
和の電流IOが定電流源12に流れる。
コンデンサC11の非接地側端の信号ライン1
3の電圧Vputはスレシヨルド電圧Vthを基準電圧
として受けている電圧比較回路14の反転比較入
力端に与えられ、電圧Vputがスレシヨルド電圧
Vthより小さくなつたとき電圧比較回路14から
論理「H」レベルの検出出力CKを発生してこれ
をカラーキラー信号として送出するようになされ
ている。
またコンデンサC11の非接地側端の信号ライ
ン13はPNPトランジスタ15のエミツタ−コ
レクタを通じて接地されると共に、NPN トラ
ンジスタ16のエミツタ−コレクタを通じて電圧
源Vccに接続されている。一方のトランジスタ1
5のベースには基準電圧源V1が接続され、検出
電流iSがiS>IOでコンデンサC11に充電電流iS
IOが流れているとき、コンデンサC11の充電電
圧Vputが上昇して行つてトランジスタ15をオン
動作させ、これによりコンデンサC11の端子電
圧従つて比較入力信号Vputを Vput=V1+VBE …(2) にクランプするようになされている。なお(2)式に
おいてVBEはトランジスタ15のベース−エミツ
タ内部降下電圧である。かくしてトランジスタ1
5及び基準電圧源V1は充電時に動作する第1の
クランプ回路17を形成している。
これに対して他方のトランジスタ16のベース
には基準電圧源V2が接続され(V2<V1に選定さ
れている)、検出電流iSがiS<IOでコンデンサC1
1から放電電流IO−iSが流出しているとき、コン
デンサC11の端子電圧Vputが下降して行つてト
ランジスタ16をオン動作させ、これによりコン
デンサC11の端子電圧従つて比較入力信号Vput
を Vput=V2−VBE …(3) にクランプするようになされている。なお(3)式に
おいてVBEはトランジスタ16のベース−エミツ
タ内部降下電圧である。かくしてトランジスタ1
6及び基準電圧源V2は放電時に動作する第2の
クランプ回路18を形成している。
第2図の構成において、電流信号入力源11か
ら検出電流出力iSが得られると、その値が定電流
源12の電流IOより大きいか否かによつてiS>IO
のときコンデンサC11が充電され、iS<IOのと
き放電され、これによりコンデンサC11の端子
電圧Vputは、 Vput=1/jωC・iS …(4) で決まる値になる。従つてこの(4)式の端子電圧
Vputがスレシヨルド電圧Vthより大きければ電圧
比較回路14は検出動作をせず論理「L」の出力
を送出し、これに対して端子電圧Vputがスレシヨ
ルド電圧Vthより小さくなれば電圧比較回路14
が検出動作をして論理「H」レベルの検出出力
CKを送出する。
ところで(4)式において直流ゲインを考えると、
ω=0のとき端子電圧Vputは無限大になることか
ら、直流ゲインは無限大であると考えられる。こ
れにより端子電圧VputがコンデンサC11の充電
又は放電動作に応じて上昇又は下降すれば、クラ
ンプ回路15又は16が動作して(2)式又は(3)式で
表わされる値にクランプした状態で安定すること
になる。
このようにして第2図の構成に依れば、コンデ
ンサC11の端子電圧従つて電圧比較回路14の
比較入力Vputは必要に応じて適宜の値に選定でき
る基準電圧V1及びV2の値で決まり、かくして検
出すべき微小電流を必要に応じて十分大きな値に
変換して検出することができる。そしてかくする
につき第1図の従来の場合のように大きい値の電
流−電圧変換用抵抗R1及びR2を用意する必要
性をなくし得る。
第3図は第2図の具体的実施例を示すもので、
この場合カラーキラー回路は第2図との対応部分
に同一符号を附して示すように次の構成をもつ。
電流信号入力源11はカラーバースト検波回路と
してクロマ信号S1と、色副搬送波の周波数
(3.58〔MHz〕)をもつ同期発振信号S2(例えば
別途用意された3.58〔MHz〕水晶電圧制御発振器
から得られる)とを掛算入力として受ける掛算回
路21を有する。掛算回路21は差動増幅器で構
成され、その正相側出力トランジスタ22及び逆
相側出力トランジスタ23をカーレントミラー接
続することにより逆相側出力トランジスタ23か
ら位相検波された検出電流信号iSを信号ラインに
送出するようになされている。
ここで掛算回路21の定電流用トランジスタ2
4のベースは定電圧ダイオード25の非アース側
端に接続され、かくして定電圧ダイオード25か
ら定電圧が与えられたとき駆動電流を掛算回路2
1に与えて位相検波動作を行うようになされてい
る。
一方検出電流信号iSが与えられる信号ライン1
3には同様に定電圧ダイオード25の非アース側
端に接続された定電流用トランジスタ27をもつ
定電流源12が接続され、これにより掛算回路2
1が動作したときこれと同期して定電流源12が
動作するようになされている。
しかるに定電圧ダイオード25はアノードをス
イツチ回路29、抵抗30を順次通じて電源Vcc
に接続されると共にカソードを抵抗31を通じて
接地され、スイツチ回路29がバーストフラグS
3によつてオン動作したとき定電圧制御出力を上
述の定電流用トランジスタ24及び27のベース
に与え、これによりカラーキラー回路に与えられ
るビデオ信号のうちバースト信号が到来するタイ
ミングで位相検波動作をさせることにより検出電
流信号iSを形成すると共に、定電流源12への電
流IOとの差電流iS−IOを信号ライン13に接続さ
れたコンデンサC11に流すようになされてい
る。
信号ライン13は第1及び第2のクランプ回路
17及び18のトランジスタ15及び16のエミ
ツタに接続されている。この実施例の場合、基準
電圧源33として2つの直流電源34及び35を
直列に接続した構成をもつ。
第3図の構成によれば、第2図の原理構成につ
いて上述したと同様にしてコンデンサC11から
必要に応じて任意のゲインの比較入力信号Vput
電圧比較回路14に与えることができる。
第4図は本発明の他の実施例を示し、水晶電圧
制御発振器が180゜位相ずれの状態にミスロツクさ
れた場合この位相ロツク状態を検出して正しい位
相に位相ロツクさせ得るようにしたものである。
この場合電流信号入力源11の検出電流信号iS
信号ライン13とコンデンサC11及び定電流源
12の並列回路との間に位相反転検出回路41が
介挿されている。
位相反転検出回路41は信号ライン13及び接
地間に接続された補助コンデンサ42を有し、こ
の補助コンデンサ42に並列に抵抗43、逆流阻
止用ダイオード44、補助電圧源45でなる直列
回路が接続され、この並列回路の非接地側が逆流
阻止用ダイオード46を通じてコンデンサC11
及び定電流源12の並列回路に接続されている。
第4図の構成において、水晶電圧制御発振器が
ミスロツクしていなければ掛算回路21から流出
する検出電流信号iSによつて位相反転検出回路4
1の補助コンデンサ42が充電され、その端子電
圧Vaが電流−電圧変換用コンデンサC11の端
子電圧Vputより高くなるとダイオード46を通じ
てコンデンサ42の充電電圧がコンデンサC11
に移される。これによりコンデンサC11は第3
図について上述したと同様に動作して電圧比較回
路14からカラーキラー信号となる検出出力CK
の送出動作をする。
これに対して水晶電圧制御発振器がミスロツク
されると、同期発振信号S2の位相がクロマ信号
S1に対して逆相となるので点線矢印で示すよう
に検出電流信号iSの流れる方向が逆転して掛算回
路21に流入するようになる。この逆流電流iS
位相反転検出回路41の補助コンデンサ42から
流出する。このとき補助コンデンサ42の端子電
圧Vaは低下してダイオード46がオフ動作し、
電流−電圧変換用コンデンサC11には検出電流
信号iSが流れなくなることによりその端子電圧
Vputは第2のクランプ回路18によつてクランプ
された状態になる。このとき補助コンデンサ42
の端子電圧Vaはダイオード44、抵抗43を通
じて補助電圧源45の電圧に基づいて電圧比較回
路47の基準電圧Vthaより低い値に維持され、こ
れにより電圧比較回路47から論理「H」レベル
の反転検出信号RVが送出されて同期発振信号S
2が正しい位相にロツクし直される。
かくすると、検出電流信号iSは掛算回路21か
ら流出する方向になり、再びダイオード46がオ
ン動作して第3図について上述したと同様のコン
デンサC11によるカラーキラー信号CKの発生
動作が実行され、従つて第4図の場合にも第3図
の場合と同様の効果を得ることができる。
以上のように本考案に依れば、電流信号入力源
11から流出する検出電流iSを電流−電圧変換用
コンデンサC11に充電すると共に、その端子電
圧Vputの上限及び下限を第1及び第2のクランプ
回路17及び18によつてクランプするように
し、このクランプ電圧のレベルの切り換わりに基
づいて検出電流信号iSの変動を確実に検出でき
る。かくするにつきコンデンサC11の直流ゲイ
ンが原理的に無限大であることを利用してたとえ
検出電流信号iSが微小電流であつても必要に応じ
て十分大きい電圧出力を得ることができ、従つて
従来のように電流−電圧変換用抵抗を設けないで
済むと共に基準電圧Vthも安定なものを容易に実
現でき、これにより容易にIC上に構成できる信
号検出回路を実現し得る。
なお上述においては本考案をカラーテレビジヨ
ン受信機、VTRのカラーキラー回路に適用した
場合の実施例について述べたが、これに限らず要
するに微小電流を検出する場合に広く適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の信号検出回路を示す接続図、第
2図は本考案に依る信号検出回路の原理構成を示
す接続図、第3図は本考案に依る信号検出回路の
一実施例を示す接続図、第4図は本考案の他の実
施例を示す接続図である。 1……電流信号源、2……電流−電圧変換回
路、3……電圧比較回路、11……電流信号入力
源、12……定電流源、14……電圧比較回路、
15,16……第1,第2のクランプ回路、21
……掛算回路、22,23……正相,逆相出力ト
ランジスタ、25……定電圧ダイオード、33…
…基準電圧源、41……位相反転検出回路、C1
1……電流−電圧変換用コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電流信号入力源の出力端子と接地との間に接続
    され、上記電流信号入力源の検出電流信号を充電
    するコンデンサと、 上記コンデンサと並列に上記電流信号入力源の
    出力端子と接地との間に接続された定電流源と、 上記コンデンサの出力端子に接続され、上記出
    力端子の端子電圧が上昇して行くとき当該端子電
    圧を第1のクランクレベルにクランプする第1の
    クランプ回路と、 上記コンデンサの出力端子に接続され、上記出
    力端子の端子電圧が下降して行くとき当該端子電
    圧を上記第1のクランプレベルより低い第2のク
    ランプレベルにクランプする第2のクランプ回路
    と、 上記端子電圧のレベルが所定値を越えたとき検
    出出力を送出する電圧比較回路と を具えることを特徴とする信号検出回路。
JP3720382U 1982-03-18 1982-03-18 信号検出回路 Granted JPS58141681U (ja)

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JPS58141681U JPS58141681U (ja) 1983-09-24
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