JPS6341803B2 - - Google Patents
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- JPS6341803B2 JPS6341803B2 JP57099353A JP9935382A JPS6341803B2 JP S6341803 B2 JPS6341803 B2 JP S6341803B2 JP 57099353 A JP57099353 A JP 57099353A JP 9935382 A JP9935382 A JP 9935382A JP S6341803 B2 JPS6341803 B2 JP S6341803B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G15/00—Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration
- B65G15/30—Belts or like endless load-carriers
- B65G15/58—Belts or like endless load-carriers with means for holding or retaining the loads in fixed position, e.g. magnetic
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G2201/00—Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
- B65G2201/06—Articles and bulk
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、磁石式連続輪送システム用の磁性
ベルトコンベア装置に関する。
ベルトコンベア装置に関する。
特公昭55−20901或いは特公昭55−20902号公報
に開示されたような磁石式連続輪送システムにお
いては、車輛を磁気吸着力で駆動するためにベル
トコンベアが磁性ベルトを備えている。この磁性
ベルトとして、スチールコードまたはカーボンフ
アイバーコードなどの抗張力芯材をもつゴムベル
トの周回方向外側面(以下、外周面または、ベル
ト外周面と言う)に鉄片等の磁性金属材を所定ピ
ツチでベルト周回方向と直交するように多数並べ
て固定したものが磁気的および機械的特性の点で
良好であり、このような構成の磁性ベルトを用い
た磁性ベルトコンベア装置が検討された。
に開示されたような磁石式連続輪送システムにお
いては、車輛を磁気吸着力で駆動するためにベル
トコンベアが磁性ベルトを備えている。この磁性
ベルトとして、スチールコードまたはカーボンフ
アイバーコードなどの抗張力芯材をもつゴムベル
トの周回方向外側面(以下、外周面または、ベル
ト外周面と言う)に鉄片等の磁性金属材を所定ピ
ツチでベルト周回方向と直交するように多数並べ
て固定したものが磁気的および機械的特性の点で
良好であり、このような構成の磁性ベルトを用い
た磁性ベルトコンベア装置が検討された。
ところでこのようにベルト表面に多数の鉄片を
配列した磁性ベルトを駆動輪と従動輪間に無端状
に掛け回して周回させる場合、通常下方側のベル
ト部分はその外周面をキヤリアローラによつて上
方へ押し上げるようにして支持されるので、ベル
ト表面の鉄片とキヤリアローラが相互にたたき合
つて騒音発生を招く。更にベルトおよびコンベア
装置各部の振動も招き、鉄片とキヤリアローラの
摩耗も増加するなど、種々の不都合な点があつ
た。
配列した磁性ベルトを駆動輪と従動輪間に無端状
に掛け回して周回させる場合、通常下方側のベル
ト部分はその外周面をキヤリアローラによつて上
方へ押し上げるようにして支持されるので、ベル
ト表面の鉄片とキヤリアローラが相互にたたき合
つて騒音発生を招く。更にベルトおよびコンベア
装置各部の振動も招き、鉄片とキヤリアローラの
摩耗も増加するなど、種々の不都合な点があつ
た。
この発明は上記したような不都合を解決する一
方、小型化、軽量化が可能な構造の改良された磁
性ベルトコンベア装置を提供するものである。
方、小型化、軽量化が可能な構造の改良された磁
性ベルトコンベア装置を提供するものである。
ここで、
(1) 磁性ベルトの個々の鉄片は所定の磁性吸着力
が得られるだけの磁気回路を形成できる断面積
があればよいから必ずしも磁性ベルト全巾に亙
る長さは必要ではなく、磁気抵抗、磁性ベルト
の小型化、軽量化の点から言えば、むしろ上記
所定の磁気吸着力が得られるだけの磁気回路を
形成できる断面積があれば鉄片の長さは短い方
がよい。
が得られるだけの磁気回路を形成できる断面積
があればよいから必ずしも磁性ベルト全巾に亙
る長さは必要ではなく、磁気抵抗、磁性ベルト
の小型化、軽量化の点から言えば、むしろ上記
所定の磁気吸着力が得られるだけの磁気回路を
形成できる断面積があれば鉄片の長さは短い方
がよい。
(2) 磁性ベルトへの動力伝達は駆動輪とこれに周
接する磁性ベルト面間の摩擦によつて行なわれ
るものであり、一般的には一方の端にある従動
輪や両輪間に位置するキヤリアローラは単に磁
性ベルトの周囲をなめらかにするよう支持、案
内するだけである。
接する磁性ベルト面間の摩擦によつて行なわれ
るものであり、一般的には一方の端にある従動
輪や両輪間に位置するキヤリアローラは単に磁
性ベルトの周囲をなめらかにするよう支持、案
内するだけである。
以上の点を踏まえて、本発明においては、磁性
ベルトとして、スチールコードまたはカーボンフ
アイバーコードなどの抗張力芯材をもつゴムベル
トの片面、即ち外周面に、ベルト幅の一部に相当
する幅寸法をもつて複数の磁性金属片をベルト長
さ方向に対し直支配列固定した磁性材領域と、ベ
ルト幅の残余の部分を占めるゴム平面領域とを設
け、他の片面、即ち内周面に、例えば駆動力伝達
部としてベルト幅の一部に相当する幅寸法をもつ
て一定ピツチの横溝をつけた領域(以下タイミン
グベルト部領域と言う)を設けてなるものを用い
るものである。また本発明においては、前記キヤ
リアローラのうち、両輪間で磁性ベルトを外周面
からその周回軌道位置に支持するキヤリアローラ
が、前記ゴム平面領域にて磁性ベルト外周面と接
触転動するようになされている。
ベルトとして、スチールコードまたはカーボンフ
アイバーコードなどの抗張力芯材をもつゴムベル
トの片面、即ち外周面に、ベルト幅の一部に相当
する幅寸法をもつて複数の磁性金属片をベルト長
さ方向に対し直支配列固定した磁性材領域と、ベ
ルト幅の残余の部分を占めるゴム平面領域とを設
け、他の片面、即ち内周面に、例えば駆動力伝達
部としてベルト幅の一部に相当する幅寸法をもつ
て一定ピツチの横溝をつけた領域(以下タイミン
グベルト部領域と言う)を設けてなるものを用い
るものである。また本発明においては、前記キヤ
リアローラのうち、両輪間で磁性ベルトを外周面
からその周回軌道位置に支持するキヤリアローラ
が、前記ゴム平面領域にて磁性ベルト外周面と接
触転動するようになされている。
本発明の好ましい実施態様によれば、前記両輪
の回転軸は水平配置され、両輪間のベルト対向部
において下方に位置する磁性ベルトがその外周面
の前記ゴム平面領域にて前記キヤリアローラによ
つて下方から接触転動可能に支持されている。
の回転軸は水平配置され、両輪間のベルト対向部
において下方に位置する磁性ベルトがその外周面
の前記ゴム平面領域にて前記キヤリアローラによ
つて下方から接触転動可能に支持されている。
また本発明のもう一つの実施態様によれば、前
記両輪の回転軸は鉛直配置され、両輪間のベルト
対向部において両側に位置する磁性ベルトがそれ
ぞれその外周面の前記ゴム平面領域にて前記キヤ
リアローラによつて外方から接触転動可能に支持
されている。
記両輪の回転軸は鉛直配置され、両輪間のベルト
対向部において両側に位置する磁性ベルトがそれ
ぞれその外周面の前記ゴム平面領域にて前記キヤ
リアローラによつて外方から接触転動可能に支持
されている。
本発明のさらに別の実施態様では、前記キヤリ
アーラのうち、両輪間で磁性ベルトを外周面から
その周回軌道位置に支持するキヤリアローラが、
磁性ベルトの外周面の幅方向両側の前記平面領域
に当接する両側案内部と、磁性ベルトの外周面の
前記磁性材領域に対して非接触となる中間の縮径
部とを有している。
アーラのうち、両輪間で磁性ベルトを外周面から
その周回軌道位置に支持するキヤリアローラが、
磁性ベルトの外周面の幅方向両側の前記平面領域
に当接する両側案内部と、磁性ベルトの外周面の
前記磁性材領域に対して非接触となる中間の縮径
部とを有している。
本発明において、磁性ベルトに当接するキヤリ
アローラ周面を非金属弾性材で被覆することは特
に好ましいことである。
アローラ周面を非金属弾性材で被覆することは特
に好ましいことである。
この発明において、上記端部の両輪回転軸が水
平の場合には両輪間のベルト対向部において下方
に位置する磁性ベルトの外周面の両脇部分に、一
方端部両輪の回転軸が鉛直の場合には相対する磁
性ベルトの外側の面の両脇部分に、それぞれ平坦
なゴム面が存在し、ここにキヤリアローラが当接
して支持するので、ローラと鉄片との当接がなく
騒音および振動の発生が防止されるものである。
平の場合には両輪間のベルト対向部において下方
に位置する磁性ベルトの外周面の両脇部分に、一
方端部両輪の回転軸が鉛直の場合には相対する磁
性ベルトの外側の面の両脇部分に、それぞれ平坦
なゴム面が存在し、ここにキヤリアローラが当接
して支持するので、ローラと鉄片との当接がなく
騒音および振動の発生が防止されるものである。
この発明の上述およびそれ以外の目的と特徴お
よび作用効果は以下の実施例図面による説明によ
つて一層明らかとなろう。
よび作用効果は以下の実施例図面による説明によ
つて一層明らかとなろう。
第1図は本発明の一実施例に係る磁性ベルトコ
ンベア装置の磁性ベルトの部分上面図、第2図は
同じく一部切欠部分側面図、第3図は第1図の
−線矢視図である。これらの図において、全体
を符号1で示す磁性ベルトは、スチールコードま
たはカーボンフアイバーコードなどの抗張力芯材
2を有するゴムベルト3の外周面に複数の鉄片4
をベルト長さ方向に配列固定してなり、ベルト幅
方向に関して鉄片4の占める領域すなわち磁性材
領域は、ベルト幅の中央部にてベルト幅より狭幅
で、そのベルト幅方向耳部寄りの両脇にはベルト
長さ方向に連らなつたゴム平面部5,5が形成さ
れている。鉄片4のゴムベルト3への固定は、例
えばゴムベルト3に芯材2と共にモールド固定さ
れたU字状留め金具6との溶接等により果たされ
ており、鉄片4と留め金具6とで囲まれる内部に
第3図の如く芯材2が位置するようにされてい
る。上記鉄片・ゴムベルトの固定の方法は他の適
当な方法によつてもよいことはいうまでもない。
ゴムベルト3の内周面は、ベルト幅方向の中央部
にベルト幅より狭い幅寸法で一定ピツチの横溝7
がつけられてタイミングベルト部9となつてお
り、そのベルト耳部寄りの両脇には平坦面部8,
8が設けられている。図示の例では平坦部8,8
よりもタイミングベルト部9のほうが突起してい
て凹凸山状になつているが、これは後述のベルト
コンベアの両端の駆動輪或いは同駆動輪、従動輪
などのホイール断面形状との相対的な設計事項で
決まることで、例えば第2図及び第3図において
平坦面部8,8がベルト内周面の最下面10と同
等或いはそれよりさらに図面上下方に位置するも
のであつてもよい。
ンベア装置の磁性ベルトの部分上面図、第2図は
同じく一部切欠部分側面図、第3図は第1図の
−線矢視図である。これらの図において、全体
を符号1で示す磁性ベルトは、スチールコードま
たはカーボンフアイバーコードなどの抗張力芯材
2を有するゴムベルト3の外周面に複数の鉄片4
をベルト長さ方向に配列固定してなり、ベルト幅
方向に関して鉄片4の占める領域すなわち磁性材
領域は、ベルト幅の中央部にてベルト幅より狭幅
で、そのベルト幅方向耳部寄りの両脇にはベルト
長さ方向に連らなつたゴム平面部5,5が形成さ
れている。鉄片4のゴムベルト3への固定は、例
えばゴムベルト3に芯材2と共にモールド固定さ
れたU字状留め金具6との溶接等により果たされ
ており、鉄片4と留め金具6とで囲まれる内部に
第3図の如く芯材2が位置するようにされてい
る。上記鉄片・ゴムベルトの固定の方法は他の適
当な方法によつてもよいことはいうまでもない。
ゴムベルト3の内周面は、ベルト幅方向の中央部
にベルト幅より狭い幅寸法で一定ピツチの横溝7
がつけられてタイミングベルト部9となつてお
り、そのベルト耳部寄りの両脇には平坦面部8,
8が設けられている。図示の例では平坦部8,8
よりもタイミングベルト部9のほうが突起してい
て凹凸山状になつているが、これは後述のベルト
コンベアの両端の駆動輪或いは同駆動輪、従動輪
などのホイール断面形状との相対的な設計事項で
決まることで、例えば第2図及び第3図において
平坦面部8,8がベルト内周面の最下面10と同
等或いはそれよりさらに図面上下方に位置するも
のであつてもよい。
第4図は前記磁性ベルト1を用いたこの発明の
ベルトコンベア装置の一実施例を模式的に示す側
面図で、第5図a,5b,5c,5d図はその要
部の拡大部分の横断面図である。
ベルトコンベア装置の一実施例を模式的に示す側
面図で、第5図a,5b,5c,5d図はその要
部の拡大部分の横断面図である。
第4図において磁性ベルト1は互いに間隔をあ
けて且つ回転軸を水平にして配置された駆動輪1
1と従動輪12とにかけまわされて無端ベルトと
なつており、両輪間のベルト対向部において外周
面が上向きとなつている上方ではキヤリアローラ
13によりベルト内周面から支えられ、また下方
ではキヤリアローラ14により下向きとなつたベ
ルト外周面から支えられている。15は磁性ベル
ト1の外周面の鉄片4に磁性吸着する磁石装置で
あり、この磁石装置15は通常レール16上を走
行可能な車輛17に取付けられている。つまり第
4図は、駆動輪11の矢印A方向への回転による
磁性ベルト1の周回移動により磁石装置15の磁
気吸引力を利用して車輛17を矢印B方向へ移動
させる磁石式連続輸送システムの駆動用の磁性ベ
ルトコンベア装置としての例示である。
けて且つ回転軸を水平にして配置された駆動輪1
1と従動輪12とにかけまわされて無端ベルトと
なつており、両輪間のベルト対向部において外周
面が上向きとなつている上方ではキヤリアローラ
13によりベルト内周面から支えられ、また下方
ではキヤリアローラ14により下向きとなつたベ
ルト外周面から支えられている。15は磁性ベル
ト1の外周面の鉄片4に磁性吸着する磁石装置で
あり、この磁石装置15は通常レール16上を走
行可能な車輛17に取付けられている。つまり第
4図は、駆動輪11の矢印A方向への回転による
磁性ベルト1の周回移動により磁石装置15の磁
気吸引力を利用して車輛17を矢印B方向へ移動
させる磁石式連続輸送システムの駆動用の磁性ベ
ルトコンベア装置としての例示である。
駆動輪11は、第5a図にも示すようにその周
面の回転軸方向に関して中央部に前記磁性ベルト
1のタイミングベルト部9の横溝7とはまり合う
ピツチの凹凸部18を有し、その両脇に前記磁性
ベルト1の内周面の平坦面部8,8と当接してベ
ルトの幅方向に関する案内を果す案内面部19が
設けられており、この案内面部19は、通常のベ
ルト・プーリと同様に横断面プロフイルにおいて
ベルト外れ防止用のテーパー形状を与えるように
第5a図においてタイミングベルト部9へ向つて
徐々に高くしてもよい。
面の回転軸方向に関して中央部に前記磁性ベルト
1のタイミングベルト部9の横溝7とはまり合う
ピツチの凹凸部18を有し、その両脇に前記磁性
ベルト1の内周面の平坦面部8,8と当接してベ
ルトの幅方向に関する案内を果す案内面部19が
設けられており、この案内面部19は、通常のベ
ルト・プーリと同様に横断面プロフイルにおいて
ベルト外れ防止用のテーパー形状を与えるように
第5a図においてタイミングベルト部9へ向つて
徐々に高くしてもよい。
この実施例では従動輪12は第5b図にも示す
ように周面の中央部に前記磁性ベルト1のタイミ
ングベルト部9を当接しないで受け入れるフラツ
トな逃げ溝20を有し、その両脇が前記駆動輪1
1の案内面19と同様の案内面21に形成されて
いる。この案内面21についても前述ベルト外れ
防止用のテーパー形状を与え、これによりタイミ
ングベルト部9の側面と逃げ溝20の側面とのこ
すれを防止できる。尚、磁性ベルト1においても
このテーパー形状に合わせて両平坦面部8,8に
横断面形状で厚さ変化となるテーパー形状を与え
てもよい。
ように周面の中央部に前記磁性ベルト1のタイミ
ングベルト部9を当接しないで受け入れるフラツ
トな逃げ溝20を有し、その両脇が前記駆動輪1
1の案内面19と同様の案内面21に形成されて
いる。この案内面21についても前述ベルト外れ
防止用のテーパー形状を与え、これによりタイミ
ングベルト部9の側面と逃げ溝20の側面とのこ
すれを防止できる。尚、磁性ベルト1においても
このテーパー形状に合わせて両平坦面部8,8に
横断面形状で厚さ変化となるテーパー形状を与え
てもよい。
キヤリアローラ13は磁性ベルト1の内周面の
平坦面部8を支持するためのアイドルローラで、
第5c図に示すようにタイミングベルト部9とは
接触しないようになされている。
平坦面部8を支持するためのアイドルローラで、
第5c図に示すようにタイミングベルト部9とは
接触しないようになされている。
もうひとつのキヤリアローラ14は第5d図に
も示すように磁性ベルト1の表面のゴム平面部5
を支持するためのアイドルローラで、鉄片4とは
当接しないように中間部が縮径部に形成されてお
り、好ましくはキヤリアローラ14の周面をゴム
被覆したゴムライニングキヤリアローラとするこ
とにより騒音および振動の発生を一層少なくする
ことができる。
も示すように磁性ベルト1の表面のゴム平面部5
を支持するためのアイドルローラで、鉄片4とは
当接しないように中間部が縮径部に形成されてお
り、好ましくはキヤリアローラ14の周面をゴム
被覆したゴムライニングキヤリアローラとするこ
とにより騒音および振動の発生を一層少なくする
ことができる。
第6図はこの発明のベルトコンベア装置のもう
ひとつの実施例を示すもので、特に、駆動輪11
と従動輪12およびキヤリアローラ13は全てそ
れらの回転軸を鉛直方向に向けて配置する場合
(特公昭57−41383号)には有用である。このよう
にすることで(第6図は平面図として見る)磁性
ベルト1の外周面は縦の面となり、例えば車輛の
側方に磁石装置を向けて縦の面で水平移動する磁
性ベルトに磁気吸引力で追従移動させる方式を採
ることができる。この場合、キヤリアロール14
は、図には示されていないが、両側のベルト外周
面に第4図の下側のキヤリアローラ14と同様に
配置すればよい。
ひとつの実施例を示すもので、特に、駆動輪11
と従動輪12およびキヤリアローラ13は全てそ
れらの回転軸を鉛直方向に向けて配置する場合
(特公昭57−41383号)には有用である。このよう
にすることで(第6図は平面図として見る)磁性
ベルト1の外周面は縦の面となり、例えば車輛の
側方に磁石装置を向けて縦の面で水平移動する磁
性ベルトに磁気吸引力で追従移動させる方式を採
ることができる。この場合、キヤリアロール14
は、図には示されていないが、両側のベルト外周
面に第4図の下側のキヤリアローラ14と同様に
配置すればよい。
以上に述べたようにこの発明によれば磁性ベル
ト鉄部とキヤリアローラとの当接による騒音およ
び振動が効果的に防止できると共に、磁性ベルト
内周面側は駆動力伝達用に自由に利用できるの
で、例えばタイミングベルト状の構成によつて駆
動輪径を小さくしても磁性ベルトをすべりなく高
能率で駆動でき、従つて磁石式連続輸送システム
用の磁性ベルトおよびベルトコンベア装置として
極めて有用な発明であると言える。
ト鉄部とキヤリアローラとの当接による騒音およ
び振動が効果的に防止できると共に、磁性ベルト
内周面側は駆動力伝達用に自由に利用できるの
で、例えばタイミングベルト状の構成によつて駆
動輪径を小さくしても磁性ベルトをすべりなく高
能率で駆動でき、従つて磁石式連続輸送システム
用の磁性ベルトおよびベルトコンベア装置として
極めて有用な発明であると言える。
第1図は本発明の一実施例に係る磁性ベルトコ
ンベア装置の磁性ベルトの部分上面図、第2図は
同じく一部切欠部分側面図、第3図は第1図の
−線矢視図、第4図はこの発明の磁性ベルトコ
ンベア装置の一実施例を模式的に示す側面図、第
5a,5b,5c,5d図はそれぞれ前図の要部
の拡大横断面図、第6図は磁性ベルトコンベア装
置の別の実施例を模式的に示す平面図である。 1:磁性ベルト、2:抗張力芯材、3:ゴムベ
ルト、4:鉄片、5:ゴム平面部、6:U字状留
め金具、7:横溝、8:平坦面部、9:タイミン
グベルト部領域、11:駆動輪、12:従動輪、
13,14:キヤリアローラ、18:凹凸部、1
9:案内面部、20:逃げ溝、21:案内面部。
ンベア装置の磁性ベルトの部分上面図、第2図は
同じく一部切欠部分側面図、第3図は第1図の
−線矢視図、第4図はこの発明の磁性ベルトコ
ンベア装置の一実施例を模式的に示す側面図、第
5a,5b,5c,5d図はそれぞれ前図の要部
の拡大横断面図、第6図は磁性ベルトコンベア装
置の別の実施例を模式的に示す平面図である。 1:磁性ベルト、2:抗張力芯材、3:ゴムベ
ルト、4:鉄片、5:ゴム平面部、6:U字状留
め金具、7:横溝、8:平坦面部、9:タイミン
グベルト部領域、11:駆動輪、12:従動輪、
13,14:キヤリアローラ、18:凹凸部、1
9:案内面部、20:逃げ溝、21:案内面部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 両端の駆動輪と従動輪又は両端駆動輪間に無
端状磁性ベルトをかけまわし、両輪間の磁性ベル
トをキヤリアローラによつてその周回軌道位置に
支持してなる磁性ベルトコンベア装置において、 前記磁性ベルトが、スチールコードまたはカー
ボンフアイバーコードなどの抗張力芯材をもつゴ
ムベルトの外周面に、ベルト幅の一部に相当する
幅寸法をもつて複数の磁性金属片をベルト長さ方
向に配列した磁性材領域と、ベルト幅の両側残余
の部分を占める外周ゴム平面領域とを有すると共
に、前記ゴムベルトの内周面に、ベルト幅の中央
部にてベルト幅より狭い幅寸法でベルト長さ方向
に一定ピツチの凹凸を形成したタイミングベルト
部と、ベルト幅の両側残余の部分を占める内周ゴ
ム平面領域とを有し、 前記キヤリアローラのうち、両輪間で磁性ベル
トを外周面からその周回軌道位置に支持する第1
のキヤリアローラが、磁性ベルトの外周面の幅方
向両側の前記外周ゴム平面領域にのみ接面して転
動する両側案内部と、磁性ベルトの外周面の前記
磁性材領域に対して非接触となる中間の縮径部と
を有し、 前記キヤリアローラのうち、両輪間で磁性ベル
トを内周面からその周回軌道位置に支持する第2
のキヤリアローラが、磁性ベルトの内周面の幅方
向両側の前記内周ゴム平面領域と前記タイミング
ベルト部の両肩端面とに接面して転動によりベル
トを幅方向にガイドする両側案内部とその中間の
縮径部とを有していることを特徴とする磁性ベル
トコンベア装置。 2 前記両輪の回転軸が水平配置され、両輪間の
ベルト対向部において下方に位置する磁性ベルト
がその外周面の前記外周ゴム平面領域にて前記第
1のキヤリアローラによつて下方から接触転動可
能に支持されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の磁性ベルトコンベア装置。 3 前記両輪の回転軸が鉛直配置され、両輪間の
ベルト対向部において両側に位置する磁性ベルト
がそれぞれその外周面の前記外周ゴム平面領域に
て前記第1のキヤリアローラによつて外方から接
触転動可能に支持されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の磁性ベルトコンベア
装置。 4 磁性ベルトに当接する第1のキヤリアローラ
周面が非金属弾性材で被覆されてなることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の磁性ベルト
コンベア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9935382A JPS58216804A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 磁性ベルトコンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9935382A JPS58216804A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 磁性ベルトコンベア装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58216804A JPS58216804A (ja) | 1983-12-16 |
JPS6341803B2 true JPS6341803B2 (ja) | 1988-08-18 |
Family
ID=14245237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9935382A Granted JPS58216804A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 磁性ベルトコンベア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58216804A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4648856A (en) * | 1984-11-21 | 1987-03-10 | Bando Kagaku Kabushiki Kaisha | Endless belt with tension cords and method of making such a belt |
JPH01117111A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-10 | Yunitsuta Kk | 搬送用ベルトおよび搬送装置 |
JPH03120107A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-05-22 | Bando Chem Ind Ltd | 磁性ベルト及びそれを用いた搬送装置 |
ATE373531T1 (de) * | 2001-10-30 | 2007-10-15 | Silgan Holdings Inc | Greifzangenloser tafeltransport mit hoher geschwindigkeit |
DE102004012755B4 (de) * | 2004-03-15 | 2007-10-04 | Windmöller & Hölscher Kg | Vorrichtung zum Transport von flachen Gegenständen |
CN104944059A (zh) * | 2015-06-19 | 2015-09-30 | 法格霭德兰汽车配件(昆山)有限公司 | 一种铝材传送带 |
CN110902261A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-03-24 | 马鞍山市海控精密五金制品有限公司 | 一种轴承传送装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54113172A (en) * | 1978-02-24 | 1979-09-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Magnetic belt |
JPS5777102A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-14 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Prefabricated magnetic belt for multipolar field magnet system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934265Y2 (ja) * | 1978-12-19 | 1984-09-22 | 井関農機株式会社 | 穀稈搬送ベルト |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP9935382A patent/JPS58216804A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54113172A (en) * | 1978-02-24 | 1979-09-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Magnetic belt |
JPS5777102A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-14 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Prefabricated magnetic belt for multipolar field magnet system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58216804A (ja) | 1983-12-16 |
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