JPH0218008Y2 - - Google Patents

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JPH0218008Y2
JPH0218008Y2 JP1985124609U JP12460985U JPH0218008Y2 JP H0218008 Y2 JPH0218008 Y2 JP H0218008Y2 JP 1985124609 U JP1985124609 U JP 1985124609U JP 12460985 U JP12460985 U JP 12460985U JP H0218008 Y2 JPH0218008 Y2 JP H0218008Y2
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JP
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belt
fan
protrusion
tapered
shaped
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JP1985124609U
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JPS6234512U (ja
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は互いに所定の角度をなして配設され
た円錐状プーリに案内されてベルトが扇形に走行
するようにしたコーナベルトコンベヤに関する。
[従来の技術] 一般にこの種のコーナベルトコンベヤにおいて
は、走行中に扇形ベルト(以下、単にベルトとい
う)が内側方向に移動するいわゆる中寄りや蛇行
を防止する必要があり、従来はたとえば第3図に
示すような、ベルト12の裏面外側縁に沿つて突
条14を形成し、ベルト12の往き側における突
条14aと帰り側における突条14bとを、共通
のローラ16の周面に形成された溝20に嵌合
し、突条14a,14bが溝20から外れないよ
うに上下からローラ17,17で押えるようにし
たものがあつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のものは、往き
側に負荷がかかることによつてベルト12の往き
側が帰り側に比べて伸びると、ベルト12とロー
ラ16との間ですべりが生じることとなり、この
ようなことが繰返されるとベルト12が急激に摩
耗してその寿命を短くしてしまう等の問題点があ
つた。
この考案は上記従来のもののもつ問題点を解決
して、ベルトの中寄りや蛇行を防止するととも
に、ベルトの摩耗を押えて寿命を延ばすことので
きるコーナベルトコンベヤを提供することを目的
とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は扇形ベルト
裏側の突条をフランジ付きのテーパローラに周接
させたものである。すなわち本考案は、裏面外縁
近くに沿つて突条を有する扇形ベルトの外方にブ
ラケツトを設け、扇形ベルトの往き側および帰り
側の外縁近くを前記ブラケツトに取付けた上下一
対とする複数組のテーパローラで挟持させたコー
ナベルトコンベヤにおいて、各テーパローラは扇
形ベルト最外側に向け縮径し内側に向け拡径させ
た形状を有し、前記ベルト裏側に当接するテーパ
ローラの拡径端にフランジを形成し、しかも前記
フランジの内面を前記ベルト扇形走行に関する突
条の内側面に周接させる一方、前記フランジ内面
に隣接するテーパ面を突条の頂面に周接させたこ
とを特徴とするものである。
[作用] この考案は上記手段を採用したことにより、ベ
ルトの中寄りや蛇行は確実に防止され、またたと
えベルトの往き側が帰り側に比べて伸びることが
あつても、ベルトと各一対のテーパローラとの間
にはすべりが生じないため、ベルトの片伸びによ
る摩耗は確実に抑止されることとなる。
[実施例] 次に、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1A図は本考案コーナベルトコンベヤの要部
の断面図、第1B図は同じく要部を分解して示し
た拡大断面図、第2図はコーナベルトコンベヤの
概略図を示す平面図である。
第2図に示すように、機枠11の端部に所定の
角度(例えば90度)をなして配設された円錐状の
プーリ1,1間に扇形ベルト2を張設る。円錐状
プーリ1,1はいずれか一方の軸端に連結した駆
動装置(図示省略)によつて駆動され、それにと
もなつて扇形ベルト2は往き側下面をスライドベ
ツド3に摺接させながら循環走行される。
扇形ベルト2は裏面外縁に沿つて突条4を有し
ている。一方機枠11の外縁部分にブラケツト8
を設けて上下一対とする複数組のテーパローラ
7,6で、往き側および帰り側のベルト外縁近く
を挾持させている。
テーパローラ7,6はそれぞれ軸9,10に回
動自在に支持され、また扇形ベルト最外側に向け
縮径し、内側に向け拡径させた形状をなしてい
る。テーパローラ6は第2図に示すように平面か
らみて、往き側、帰り側について交互に位置をず
らして配置されている。なお、第2図では上記テ
ーパローラ6の配置関係を明瞭にするため、テー
パローラ7の図示を省略している。ベルト裏面の
突条4は、断面台形に形成され、その頂面には、
ベルトが円錐状プーリ1,1を通過する際、突条
4に屈曲疲労が残らないように頂面の幅方向の溝
5が、長手方向に一定間隔に形成されている。
ベルト表側に接するテーパローラ7とともにベ
ルト裏側に接してベルト外縁近くを挾持するテー
パローラ6は、第1A図および第1B図に示すよ
うに、拡径端にフランジ15が形成され、しかも
フランジの内面6aをベルト扇形走行に関する突
条の傾斜内側面4aに周接させる一方、フランジ
内面6aに隣接するテーパ面6bを突条の頂面4
bに周接させている。
上記のようにベルト裏側におけるテーパローラ
6の内面6aとテーパ面6bは、突条4の傾斜内
側面4aと頂面4bにそれぞれ周接するため、ベ
ルト2に幅方向の張りをもたせる。またテーパロ
ーラのテーパ面6bは突条の溝5のピツチに比べ
て充分大きいため、突条4を実質的に上下動させ
ずにガイドすることができる。
また突条4の傾斜内側面4aと周接する内面6
aは溝5の深さを越えて、突条4の傾斜内側面と
ベルト2の裏面との境界のわずか手前まで延びて
いて、そのため溝5の有無にかかわらず突条4の
傾斜内側面4aを確実にガイドすることができ、
しかも突条4の傾斜内側面とベルト2の裏面との
境界部分に無理な外力を直接加えないようになつ
ている。
また、ベルト2の表面側に位置するテーパロー
ラ7はベルト2の表面に周接し、しかもその周速
がベルト2の内側方向端部で最も速く、かつベル
ト2の外側方向端部で最も遅くなつているため、
ベルト2の特定の部分に無理な外力を加えずに、
ベルト2の表面を外側方向に導く作用を発揮する
ようになつている。このようにベルト2が外側方
向に移動したときには、ベルト裏側の突条4はテ
ーパローラ6のテーパ面6bに沿つて僅かに移動
することになる。
上記のコーナベルトコンベヤは、ベルト2の往
き側および帰り側にそれぞれ別々に複数設けられ
た対をなすテーパローラ6,7がベルト2の中寄
りや蛇行を確実に防止することになり、また往き
側に負荷がかかることによつてベルト2の往き側
が帰り側に比べて伸びても、テーパローラ6,7
がベルト2の往き側と帰り側とで共用されていな
いため、ベルト2と各テーパローラ6,7との間
にはすべりが生ぜず、ベルト2の片伸びによる摩
耗は確実に抑止されることとなる。
[考案の効果] この考案は上記のように構成したので、走行中
にベルトが内側方向に移動するいわゆる中寄りや
蛇行を確実に防止してベルトをスムーズに走行さ
せることができる。特に扇形ベルトの外縁近くを
挾持するテーパローラのうち一方のテーパローラ
は、ベルト裏側の突条の内側面と頂面に周接する
フランジ付きテーパローラとしたものであるか
ら、突条の頂面と両側面とに周接する従来のもの
に比べ抵抗が少なく、しかも扇形ベルトの幅方向
外側への移動を妨げることがないので、ベルトの
張りを良好に保つことが可能である。
更にベルトのたとえば往き側が帰り側に比べて
伸びるような片伸びが生じても、ベルトと各一対
のテーパローラとの間にはすべりが生ぜず、その
ためベルトの片伸びによる摩耗を減少させ、ベル
トの寿命を延ばすことができる等のすぐれた、効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本考案コーナベルトコンベヤの要部
の断面図、第1B図は同じく要部を分解して示し
た拡大断面図、第2図は上部のテーパローラを省
略して示したコーナベルトコンベヤの平面図、第
3図は従来のコーナベルトコンベヤの一例を示す
縦断面図である。 1……円錐状プーリ、2……扇形ベルト、3…
…スライドベツド、4……突条、4a……内側
面、4b……頂面、5……溝、6,7……テーパ
ローラ、6a……フランジ内面、6b……テーパ
面、8……ブラケツト、9,10……軸、11…
…機枠、15……フランジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 裏面外縁近くに沿つて突条4を有する扇形ベル
    ト2の外方にブラケツト8を設け、扇形ベルト2
    の往き側および帰り側の外縁近くを前記ブラケツ
    ト8に取付けた上下一対とする複数組のテーパロ
    ーラ7,6で挟持させたコーナベルトコンベヤに
    おいて、 各テーパローラは7,6扇形ベルト最外側に向
    け縮径し内側に向け拡径させた形状を有し、 前記ベルト裏側に当接するテーパローラ6、の
    拡径端にフランジ15が形成され、 しかも前記フランジ15の内面6aを前記ベル
    ト扇形走行に関する突条の内側面4aに周接させ
    る一方、前記フランジ内面6aに隣接するテーパ
    面6bを突条の頂面4bに周接させたことを特徴
    とするコーナベルトコンベヤ。
JP1985124609U 1985-08-15 1985-08-15 Expired JPH0218008Y2 (ja)

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JP1985124609U JPH0218008Y2 (ja) 1985-08-15 1985-08-15

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JP1985124609U JPH0218008Y2 (ja) 1985-08-15 1985-08-15

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Publication Number Publication Date
JPS6234512U JPS6234512U (ja) 1987-02-28
JPH0218008Y2 true JPH0218008Y2 (ja) 1990-05-21

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ID=31016783

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JP2011251779A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Mitsuboshi Belting Ltd カーブベルトコンベヤ

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JPS5216180B2 (ja) * 1971-09-23 1977-05-07

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JPS6234512U (ja) 1987-02-28

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