JP2007070020A - カーブコンベヤ用カーブ保持装置 - Google Patents

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成一 巽
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Abstract

【課題】 カーブコンベヤのベルトをトラフ形ローラで支持して搬送物の落下を防止するようにしているが、トラフ形ローラ面とベルトとの間で常にスリップして運転されているため、大きなスリップ音が発生し、かつローラの表面が摩耗すると共に、スリップによるベルト張力の増加にともない安定した運転ができない。
【解決手段】 カーブコンベヤAにおける所要カーブ部の前後のトラフ形ローラB間に複数本の並列するフリーコンベヤCを配置すると共に、上記カーブコンベヤのベルト1裏面に上記フリーコンベヤのベルト6を接触させ、上記フリーコンベヤに並列ベルトの直進走行を保障する蛇行防止手段Dを設けた構成を採用する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、カーブコンベヤ用のカーブを安定よく保持する装置に関する。
ヘッドプーリとテールプーリとの間に無端状のベルトをかけ渡し、そのベルトをカーブさせたカーブコンベヤにあっては、ベルトをトラフ形ローラで支持して、搬送物の落下を防止するようにしている。
上記の条件を満たすためのベルト移動調整方法としては、トラフ形のローラの取付角度をコンベヤ中心に対してスキューした位置でセットし、ローラとベルトの接線方向をコンベヤ中心線と角度を付け、この分力によりベルトにカーブ外向に行く力を発生させ、カーブ部分でのベルト張力による内向きの力とバランスさせて運転するようにしている(特許文献1の図4)。
また、上記以外にカーブコンベヤのカーブ部分でのベルトの張力変化や搬送物の有無などによるベルトがカーブの内側に引っ張られるのに追従してローラスタンドに求心力を作用させて、ローラスタンドのカーブの内、外方向のスライドにより傾動或いは支持点を中心にして回転させながらベルトの蛇行を矯正するようにしている(特許文献2、特許文献3)。
特開平7−315536号公報 特開平9−175627号公報 特開平9−208024号公報
ところで、特許文献1のような方式によると、カーブの半径が小さかったり、又ベルト張力の最大値や変動値が大きすぎると、カーブ部分でベルトの内側と外側間を移動する変移値が大きくなりすぎてバランスしないようになる問題が発生する。
また、トラフ形ローラ面とベルト間では、常にスリップして運転されているので、ベルトの走行抵抗が増加すると共に、非常に大きなスリップ音が発生することがあり、前記スリップのため、ローラ表面が摩耗する問題があった。
その上、ベルトの走行抵抗の増加によりコンベヤの駆動動力が増加して電動機容量が大きくなり、同時に電動機盤や送電線のサイズの増加以外に運転電力費が増加し、又関連してベルトの最大張力が大きくなるので、強度の大きなベルトが必要になる。
このため、初期の設備費が大きくなり、運転費も大きくなる問題もあった。
さらに、特許文献2及び3の方式によると、トラフ形の各ローラを軸承する各ローラスタンドのスライドや旋回(勿論、ベルトの移動に追隨させる連動機構を含む)機能によって構造が煩雑になって設備費が大幅にアップする問題があった。
そこで、この発明は、上記の諸問題を解決してカーブ部分でベルトを安定して運転できるようにしたカーブコンベヤ用カーブ保持装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、カーブコンベヤにおける所要カーブ部の前後のトラフ形ローラ間に複数本の並列するフリーコンベヤを配置すると共に、上記カーブコンベヤのベルト裏面に上記フリーコンベヤのベルトを接触させ、上記フリーコンベヤに並列ベルトの直進走行を保障する蛇行防止手段を設けた構成を採用する。
上記のように構成すると、カーブコンベヤのベルトとフリーコンベヤのベルトとの接触によって両コンベヤのベルト重なり面のスリップがない。
このため、カーブコンベヤの安定した運転が保障される。
以上のように、この発明のカーブコンベヤ用カーブ保持装置によれば、カーブコンベヤのカーブ部分に短機長のフリーコンベヤを設置すると共に、フリーコンベヤのベルト上にカーブコンベヤのベルトが乗って運転するので、カーブコンベヤとフリーコンベヤの重なる両ベルト間のスリップがない。
このため、スリップによる動力やベルト張力の増加がないと共に、電動機の容量の増加やベルトのグレードアップの必要がなく、カーブコンベヤの安定した運転が保障できる。
そして、スリップ音の発生がないので、カーブ部分周囲の環境もよくなると共に、トラフ形ローラやベルトの耐久性も大幅に向上される。
また、蛇行防止手段によりフリーコンベヤのベルトの直進走行を保障して、カーブコンベヤの蛇行をなくするため、重なり合う(接触した)両ベルトの摩擦力を有効に伝え、フリーコンベヤに乗ってカーブコンベヤのカーブ部分を安定して走行させることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施形態の図1から図6に示すAは、カーブコンベヤである。
上記のカーブコンベヤAは、周知のようにドライブ機能付のヘッドプーリ及びテールプーリ(図示省略)にかけ渡してカーブさせた無端状のベルト1と、このベルト1を荷こぼれ防止のトラフ形に支持するトラフ形ローラBで構成されている。
上記のトラフ形ローラBは、センタローラ2と、このセンタローラ2に対し所要の角度をもって傾斜する左右一対のサイドローラ3、3とから成り、カーブ部にあっては、図2に示すように内カーブ側のサイドローラ3に対外カーブ側のサイドローラ3の傾斜角を大きくしてある。
なお、上記のセンタローラ2及びサイドローラ3は、コンベヤフレーム4にスタンド5を介し支持させてある。
また、カーブコンベヤAの所要のカーブ部には、図1に示すように前後のトラフ形ローラB間に納まる短機長で、複数本の並列するフリーコンベヤCが配置されて、カーブコンベヤAのベルト1の往行側裏面にフリーコンベヤCのベルト6の往行側表面を接触させてある。
この接触によってベルト6に対しベルト1を圧縮して、ベルト1と共にベルト6を走行させるようにしてある。
なお、フリーコンベヤCは、カーブ部の全長にわたって隣接して(点在的に)配置するのが望ましいが、カーブ部におけるカーブコンベヤAのベルト1に作用する内側向けや外側向きの作用力に対しベルト1とベルト6間の摩擦力が大きい場合は、フリーコンベヤC間にトラフ形ローラBを設置するなど、或いはフリーコンベヤCの短機長の長さを適宜決定すればよい。
上記フリーコンベヤCの並列するベルト6の本数は、図3に示す場合ベルト1のトラフ形状にあわせてセンタ及び両サイドのテールプーリ7と、センタ及び両サイドのヘッドプーリ8との間に三本の無端状のベルト6をかけ渡したが、本数は限定されず、図5に示すように本数を多くすることもある。
さらに、フリーコンベヤCは、ベルト6の直進走行を保障する蛇行防止手段Dが設けてある。
上記の蛇行防止手段Dとしては、例えば図3、4に示すように、テールプーリ7とヘッドプーリ8の外周に設けてある環状溝9にベルト6の裏面全長に設けてある突出条10を嵌め込むか、或いは図5、6に示すように、ベルト6に多数本1組のVベルトを用い、このVベルト6をテールプーリ7及びヘッドプーリ8の外周多数本の並列環状溝9に嵌め込んでかけ渡すことによって目的を達成することができる。
図中11はスタンドである。
上記のように構成すると、カーブコンベヤAのベルト1の張力や搬送物Xの自重によりトラフ形ローラBがカーブ外側に傾斜している分力により外側に寄せられる力が発生する。
このとき、フリーコンベヤCのベルト6は、常にカーブコンベヤAのベルトの中心線方向に走行しており、重なり合うベルト1及びベルト6間の摩擦力が、上記の内側及び外側向きの力より大きい場合は、ベルト1がベルト6の上に乗って(スリップがなく)カーブ部分での安定した走行を保障する。
すなわち、スリップによるベルト1の張力や動力の増加がない。
この発明の実施形態を示す平面図 トラフ形ローラを示す縦断拡大正面図 カーブコンベヤとフリーコンベヤの部分の縦断正面図 同上の一部切欠側面図 フリーコンベヤの他の例を示す縦断正面図 同上の一部切欠側面図
符号の説明
A カーブコンベヤ
B トラフ形ローラ
C フリーコンベヤ
D 蛇行防止手段
1、6 ベルト
2 センタローラ
3 サイドローラ
4 コンベヤフレーム
5 スタンド
7 テールプーリ
8 ヘッドプーリ
9 環状溝
10 突出条

Claims (1)

  1. カーブコンベヤにおける所要カーブ部の前後のトラフ形ローラ間に複数本の並列するフリーコンベヤを配置すると共に、上記カーブコンベヤのベルト裏面に上記フリーコンベヤのベルトを接触させ、上記フリーコンベヤに並列ベルトの直進走行を保障する蛇行防止手段を設けたことを特徴とするカーブコンベヤ用カーブ保持装置。
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