JP2002274629A - ベルトコンベア - Google Patents

ベルトコンベア

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JP2002274629A JP2001074204A JP2001074204A JP2002274629A JP 2002274629 A JP2002274629 A JP 2002274629A JP 2001074204 A JP2001074204 A JP 2001074204A JP 2001074204 A JP2001074204 A JP 2001074204A JP 2002274629 A JP2002274629 A JP 2002274629A
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秀和 小林
Takashi Yamashita
尚 山下
Hideo Kaito
秀雄 階戸
Takashi Kotaki
貴志 小瀧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの剛性や質量の不均一、トラフや支持
部材の受け部表面の不揃いなどにより、運転時にベルト
とベルト支持部材との接触が避けられず、接触による摩
擦損失の増大が駆動トルクを増大し運転に支障をきたし
てしまう。 【解決手段】 ベルト2と、このベルト2を支持するベ
ルト支持部材であるトラフ1との間に、ベルト2とトラ
フ1との間の摩擦係数よりも小さい摩擦係数で接する中
間部材5を配設し、ベルト2をこの摩擦係数の小さい中
間部材5と接触させることによって摩擦抵抗の抑制を計
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、粉塵、騒音など
の環境性やメンテナンス性を考慮して粉体や粒体などの
荷を搬送するベルトコンベアに関し、特に運転時の摩擦
抵抗を低減させることができるベルトコンベアに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ばら物(例えば、火力発電所
における石炭、石膏、および湿灰、製鉄所における鉄鉱
石および副原料など)や小麦、大豆、米等の穀物類の荷
(以下、総称して「荷」という)を円滑に搬送するため
にコンベア装置が利用されているが、近年、低騒音で粉
塵が飛散しないなどの環境性がよくメンテナンスが楽で
あることから、従来のローラ式のベルトコンベアに変わ
って、トラフ方式、特に空気浮上式ベルトコンベア [Fl
ow Dynamic Conveyer](以下「FDC」という)が用い
られる場合が多い。以下、このトラフ方式のFDCを例
に説明する。
【0003】このFDCは、ベルトとその支持部材とな
るトラフとが接触しないように、両者の間に高圧空気を
供給することによって空気膜を形成し、この空気膜上で
ベルトを浮上させた状態で荷を搬送するように構成され
たものである。
【0004】この種の従来技術として、特開昭51−3
3478号公報記載の発明がある。この発明では、ベル
トとトラフとの接触による摩耗等を防ぐために、ベルト
の厚さを中央区域から端に向かって次第に薄くする形状
や、ベルトの中央ほど重くするような重量配分を提案し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
この種のトラフ方式のベルトコンベアでは大型化が進ん
でおり、トラフの面精度は悪くなっている。そのため、
大型のトラフを製作するための工夫もなされているが、
大型化することによって工作精度を向上させるのは非常
に困難である。また、ベルトも大型化することにより、
製作時にベルトの剛性や密度の均質性などが悪くなって
しまう。このことは前記従来技術のようにベルトを改良
する場合、その剛性や密度の不均質性がより顕著に現れ
る。しかも、この従来技術の場合、多くの費用と時間を
要してしまう。さらに、大型化して大量の荷を搬送しよ
うとすると荷の不均一性が増大して、ベルトとトラフの
間に均質な高圧空気膜を形成することがより難しくな
る。
【0006】そのため、ベルトとトラフとの接触が避け
られず、このベルトとトラフの接触による抵抗増大によ
る摩擦損失の増加によって、FDCの駆動トルクが増大
し、運転に支障をきたしている。特に空気浮上式ベルト
コンベアの場合、一度接触すると、その部位では圧力空
気の受圧面積が小さくなってますます接触力が大きくな
って離れることが難しくなるため、駆動トルクの増大が
顕著に現れる。このことは他のトラフ式のベルトコンベ
アにおいても同様であり、ベルトとトラフの接触による
抵抗増大によって運転に支障をきたしてしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するために、本願発明は、ベルトと、該ベルトを支持す
るベルト支持部材との間のベルト走行方向に、該ベルト
とベルト支持部材との間の摩擦係数よりも小さい摩擦係
数の中間部材を配設している。このように、ベルトとト
ラフとの間に摩擦係数の小さい中間部材を配設しておく
ことにより、ベルトとベルト支持部材との直接的な接触
をなくし、摩擦係数の小さい中間部材と接触させること
による摩擦抵抗の抑制を計ることができる。これによ
り、ベルトの駆動トルクを小さくでき、ベルトコンベア
のスムーズな運転ができる。
【0008】前記ベルトとベルト支持部材との間に高圧
空気を供給して該ベルトをベルト支持部材から所定量浮
上させるように構成すれば、空気浮上式ベルトコンベア
において、ベルトとベルト支持部材とが接触したとして
も摩擦抵抗の増加を抑えてベルトを走行させることがで
きる。しかも、空気浮上式ベルトコンベアの場合、この
中間部材によりベルトとベルト支持部材との間をシール
して、ベルト、トラフ、中間部材で空気室を形成してベ
ルトに一様な圧力を作用させることもでき、ベルトの駆
動トルクを小さくしたスムーズなベルトコンベアの運転
ができる。
【0009】また、中間部材を無限軌道で構成し、該中
間部材をベルトの接触で移動可能なように配設すれば、
ベルトが中間部材と接触したとしても、無限軌道の中間
部材がベルト側又はベルト支持部材側の摩擦係数の小さ
い方で滑りを生じながら移動するので、ベルトの接触に
よる摩擦抵抗増加を抑えることができる。
【0010】さらに、往路側のベルトとベルト支持部材
との間に配設された中間部材を往路側ベルト端部で反転
させ、該中間部材を復路側のベルト端部から復路側のベ
ルトとベルト支持部材との間に配設して復路側中間部材
として構成すれば、連続した中間部材で往復するベルト
とベルト支持部材との間で摩擦抵抗増加を抑えることが
できる。
【0011】また、ベルト支持部材の中間部材側のベル
ト走行方向に、該中間部材がベルト幅方向へ移動するの
を抑制するガイド溝を設ければ、中間部材が走行中にベ
ルト支持部材の幅方向に移動するのを抑制することがで
きる。
【0012】さらに、ベルトの中間部材側の走行方向
に、該中間部材がベルト幅方向へ移動するのを抑制する
ガイド溝を設ければ、ベルトが走行中に中間部材から幅
方向に移動するのを抑制することができる。
【0013】また、ベルト支持部材を、ベルト走行方向
に所定長さを有する大きさのユニットで形成し、該ベル
ト支持部材を、ベルト走行方向に所定間隔で複数個配設
するようにすれば、中間部材が接触するベルト支持部材
の面積を大幅に減らすことができるので、中間部材とベ
ルト支持部材との接触によって生じる摩擦抵抗を抑える
ことができる。
【0014】その上、中間部材を、所定幅のシート状又
は紐状に形成し、該中間部材をベルト幅方向に複数列配
設すれば、ベルトが接触する中間部材の接触面積を少な
くして、ベルト接触による摩擦抵抗の増加を抑えること
ができる。
【0015】また、中間部材をフッ素樹脂で形成すれ
ば、ベルト又はベルト支持部材と中間部材との接触時の
摩擦抵抗を効果的に抑えることができる。
【0016】さらに、前記ベルトを支持すると共にベル
ト走行方向に所定長さを有する形状で形成したベルト支
持部材をフッ素樹脂で形成すれば、所定間隔で配設した
ベルト支持部材に中間部材が接触したときの摩擦抵抗を
更に抑制することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本願発明の第1実施形態
を示すベルトコンベアの縦断面図であり、図2は同ベル
トコンベアの端部における側面視の縦断面図である。図
3は中間部材の無限軌道を示す図面であり、(a) は側面
視の模式図、(b) は正面側からの模式図、(c) は端部に
おける中間部材の模式図である。この第1実施形態は、
円筒トラフがベルト支持部材として構成された空気浮上
式ベルトコンベアを例にしている。
【0018】図示するように、ベルト支持部材たる円筒
トラフ1内にベルト2が設けられており、このベルト2
は、図2に示すように、両端部に設けられた丸めローラ
3でトラフ1の内面形状に近い形に曲げられてからトラ
フ1内を走行するように構成されている。このベルト2
は、図示しない駆動プーリと従動プーリとの間で無限軌
道を構成しており、荷4を積込部から排出部まで搬送し
ている。これらの図では往路のベルト2しか示していな
いが、復路のベルトは、例えば、図示しないもう一つの
トラフを縦方向に設け、そのトラフ内を往路と同様に走
行して戻るように構成すればよい。
【0019】そして、円筒トラフ1とベルト2との間に
摩擦係数の小さい中間部材5が配設されている。この中
間部材5が、ベルト2とトラフ1との間での接触を受け
持ち、接触時の摩擦抵抗を小さくしている。この中間部
材5としては、ベルト2とトラフ1との間の摩擦係数よ
りも小さい摩擦係数で接することができるものであり、
例えば、摩擦係数の小さいフッ素樹脂によって形成され
る。なお、この中間部材5は、フッ素樹脂の場合、摩擦
係数が小さい四フッ化エチレン樹脂が好ましい。
【0020】また、この第1実施形態の中間部材5は、
断面円形の紐状に形成されている。そして、この中間部
材5がベルト2の中央下端と幅方向両端部に設けられて
いる。このようにベルト2の下面に3列の中間部材5を
配設することにより、ベルト2のトラフ1への直接的な
接触を防止している。また、中間部材5を3列設けるこ
とにより、中間部材5がベルト2と接触する場合でも、
少ない接触面積で接するようにしている。なお、この中
間部材5の配設数は限定されるものではなく、搬送する
荷の重量や、ベルト2の大きさ等に応じて適宜設定すれ
ばよい。また、この実施形態では中間部材5を紐状に形
成しているが、この中間部材5は矩形紐や所定幅のシー
ト状であってもよい。さらに、図では中間部材5を誇張
して記載しており、実際には数mm程度の直径の紐状の材
料が使用される。
【0021】また、中間部材5は、図2に示すように、
トラフ1の両端部に設けられたローラ7,8とテンショ
ンローラ9とによって逆方向に向きを変えるように構成
されており、無限軌道で構成されている。この中間部材
5には駆動ローラが無いので、ベルト2と接触しなけれ
ば動くことは無く、ベルト2と接触した時にのみ、その
摩擦抵抗によってベルト2の移動方向に引張られて共に
動くこととなる。このようにベルト2が中間部材5と接
して中間部材5を移動させ、さらに、中間部材5がトラ
フ1とも接触する場合のみ摩擦抵抗を生じることとなる
が、中間部材5が摩擦係数の小さい材質で形成されてい
るため、ベルト2の走行に大きな抵抗増大を生じること
はない。なお、トラフ1の外面には、中間部材5の復路
となる防塵カバー6が設けられている。
【0022】また、図3(a) に示すように、中間部材5
を無限軌道とすると共に、往路側の中間部材5が反転し
て復路側の中間部材5となるように構成してもよい。こ
の場合、図3(b),(c) に示すように、往路側のベルト2
の下面に位置する中間部材5をベルト端部でローラ1
0,11,12によって一旦側方に出し、ローラ13,
14,15で復路側のベルト2の下面に位置するように
反転させて戻すように構成すればよい。このようにして
中間部材5を反転させる場合、図示するように3個所に
設けられた中間部材5をそれぞれ反転させるように構成
すれば、全ての中間部材5を往路と復路が連続する無限
軌道で構成することができる。
【0023】一方、図1に示すように、ベルト2と中間
部材5とトラフ1との間に形成される空間16のトラフ
外面には、図示しない圧縮機から供給される圧力空気を
導入する給気ダクト17が設けられている。そして、こ
の給気ダクト17に導入した圧力空気を、ベルト2とト
ラフ1との間に供給する給気孔18がトラフ1の長手方
向に所定間隔で設けられている。この給気孔18から前
記空間16に圧力空気を供給することにより、ベルト2
が所定量浮上させられる。この時、中間部材5がシール
材としても働き、ベルト2と中間部材5とトラフ1との
間の空間16が、ベルト走行方向に連続する空気室とな
って、少ない圧力空気でもベルト2に一様な圧力を作用
させて効果的にベルト2を浮上させることができる。こ
のように一様な圧力を作用させた場合、ベルト2の剛性
や密度の不均一、荷の荷重の不均一からくるベルト2の
変形やトラフ1の凹凸に関係なく、ベルト2を確実に浮
上させることができる。このベルト2を浮上させた状態
では、接触による摩擦抵抗が無い状態でベルト2が駆動
プーリによって移動させられる。
【0024】以上のように構成されたベルトコンベア1
9によれば、トラフ1内に設けられた中間部材5上を走
行するベルト2は、給気ダクト17から給気孔18を介
して供給される圧力空気によって所定量浮上させられた
状態で走行し、中間部材5と接触すること無く駆動プー
リで引張られて荷4を排出口の方向へ搬送する。この
時、ベルト2と中間部材5とトラフ1とによって形成さ
れる空間16により、ベルト2を均一な圧力で浮上させ
ることができる。
【0025】そして、ベルト2の変形や荷の不均一等に
よってベルト2が変動した場合、中間部材5をベルト2
とトラフ1との間に配設しているので、ベルト2は中間
部材5と接触し、この中間部材5がトラフ1と接触する
こととなる。この時、ベルト2と中間部材5との摩擦係
数、又は中間部材5とトラフ1との摩擦係数のどちらか
摩擦係数の小さい方では滑りを生じ、その滑る接触部で
小さい抵抗を生じながらベルト2が走行することとな
る。つまり、中間部材5はフリーな状態で配設されてい
るため、接触時に摩擦抵抗が小さい方で滑りを生じるこ
ととなるが、中間部材5とトラフ1との摩擦係数又は中
間部材5とベルト2との摩擦係数は共に小さいので、接
触しても非常に小さい抵抗でベルト2を走行させること
ができる。また、この実施形態の場合、ベルト2を圧力
空気で浮上させる空気浮上式ベルトコンベアであるた
め、接触する機会は少なく、たとえ接触したとしても接
触力が小さく、接触抵抗は非常に小さい。
【0026】従って、接触時でも大きな摩擦抵抗が作用
することは無く、小さな駆動トルクでベルト2を駆動す
ることができる。しかも、中間部材5があることによ
り、ベルト2が中間部材5に接触したとしても圧力空気
室の受圧面積が縮小することはないので、接触面積は小
さく限定され、接触力も小さく、空気浮上式ベルトコン
ベア19においてベルト2の駆動トルクの非常に小さい
状態で運転することが可能となる。
【0027】図4は本願発明の第2実施形態を示すベル
トコンベアの縦断面図である。この第2実施形態では、
ベルト支持部材たるトラフ1のベルト走行方向に中間部
材5のガイド溝20が設けられている。他の構成は上述
した第1実施形態と同一である。なお、上述した第1実
施形態と同一の構成には、同一符号を付して、その説明
は省略する。
【0028】図示するように、この実施形態におけるト
ラフ1には、ベルト走行方向に中間部材5のガイド溝2
0が設けられており、円形断面の中間部材5をガイドで
きるようなほぼ半円形の溝がベルト走行方向に連続して
形成されている。このガイド溝20は、中間部材5がベ
ルト2の幅方向(トラフ1の周方向)にずれることが無
い深さで形成されている。
【0029】このように構成されたベルトコンベア21
によれば、中間部材5はガイド溝20によってベルト幅
方向にガイドされた状態でベルト2とトラフ1との間に
位置し、ベルト2が中間部材5と接して、この中間部材
5がベルト2又はトラフ1と接した状態で移動する場合
でも、ベルト幅方向にずれることなく移動することとな
る。従って、中間部材5は、常にベルト幅方向の同一の
位置でベルト2を支持することとなるので、ベルト2を
常に安定した位置で中間部材5と接するようにすること
が可能となる。
【0030】なお、この第2実施形態では、ベルト支持
部材たるトラフ1の中間部材側にガイド溝20を設けて
いるが、このガイド溝20は、ベルト2の中間部材側に
設けても、また、これらトラフ1の中間部材側とベルト
2の中間部材側の両方に設けてもよく、中間部材5がベ
ルト2の幅方向に移動することないような構成であれば
よい。
【0031】また、上述した第1,2実施形態では、圧
力空気によってベルト2を浮上させる空気浮上式ベルト
コンベアを例にしているが、ベルト2と中間部材5との
摩擦係数がベルト2とトラフ1の摩擦係数より小さくな
るようにしているので、ベルト2を圧力空気で浮上させ
なくても小さな駆動トルクで運転することができ、ベル
ト2を空気浮上させずに運転するような構成とすること
もできる。
【0032】図5は本願発明の第3実施形態を示すベル
トコンベアの縦断面図であり、図6は同ベルトコンベア
の端部における側面視の縦断面図である。この第3実施
形態は、円筒トラフ1内に平板状のベルト支持部材22
を設けた空気浮上式のベルトコンベアである。なお、こ
の実施形態でも、上述した第1実施形態と同一の構成に
は同一符号を付して、その説明は省略する。
【0033】図示するように、トラフ1のほぼ中央部に
平板状のベルト支持部材22が設けられており、このベ
ルト支持部材22によってトラフ内が上下に2分されて
いる。この2分されたトラフ1の上部が荷4の搬送面と
なる。このベルト2は、図示しない駆動プーリと従動プ
ーリ23との間で無限軌道を構成している。
【0034】前記ベルト支持部材22の上部には、ベル
ト走行方向に連なる中間部材24が設けられている。こ
の中間部材24は、ベルト支持部材22の上面が往路
で、復路はベルト支持部材22の下方を走行するように
構成されており、ベルト2の両端部とベルト支持部材2
2との間に2列が設けられている。この中間部材24
も、トラフ1の両端部に設けられたローラ7,8とテン
ションローラ9とによって逆方向に向きを変える無限軌
道で構成されている。
【0035】この中間部材24は、所定幅のシート状に
形成されたものであり、この実施形態ではフッ素樹脂に
よって形成されている。この中間部材24を摩擦係数の
小さいフッ素樹脂で形成することにより、接触時の摩擦
抵抗を小さくしている。この中間部材24としては、ベ
ルト2とトラフ1との間の摩擦係数よりも小さい摩擦係
数でベルト又はトラフ1と接することができるものであ
ればよく、例えば、フッ素樹脂であれば四フッ化エチレ
ン樹脂が好ましく、フッ素樹脂以外に、ステンレス鋼で
形成されたものでもよい。
【0036】また、この第3実施形態では、中間部材2
4を所定幅のシート状に形成しているが、中間部材24
は紐状であってもよい。なお、図では中間部材24を誇
張して記載しているが、実際には数mm程度の厚みの材料
が使用される。
【0037】一方、前記ベルト支持部材22には圧力空
気をベルト2の下面へ供給する給気孔25が設けられて
おり、ベルト2と中間部材24とベルト支持部材22と
の間に形成される空間26に圧力空気を供給するように
構成されている。また、トラフ1の下端には、ベルト支
持部材22によって上下2分されたトラフ下部27に導
通口28から圧力空気を導入する給気ダクト29が設け
られている。この給気ダクト29には、図示しない圧縮
機から圧力空気が供給されている。
【0038】以上のように構成されたベルトコンベア3
0によれば、給気ダクト29から導通口28を介してト
ラフ下部27に導かれた圧力空気が、ベルト支持部材2
2に設けられた給気孔25から、ベルト2と中間部材2
4とベルト支持部材22とによって空気室状に形成され
た空間26に供給されるので、この圧力空気によってベ
ルト2は所定量浮上させられ、摩擦抵抗の無い浮上状態
で駆動プーリによって駆動される。
【0039】そして、ベルト2が走行中に撓み等の変動
を生じたとしても、ベルト2は中間部材24と接してベ
ルト支持部材22とは接しないので、摩擦係数の小さい
中間部材24との接触のみによる抵抗増加を抑えたベル
ト駆動ができる。
【0040】図7は本願発明の第4実施形態を示すベル
トコンベアの縦断面図であり、図8は同ベルトコンベア
の端部における側面視の縦断面図である。この第4実施
形態は、上述した第3実施形態における空気浮上機能を
除いたものである。なお、上述した第3実施形態と同一
の構成には、同一符号を付して、その説明は省略する。
【0041】図示するように、トラフ1のほぼ中央部に
平板状のベルト支持部材31が設けられており、このベ
ルト支持部材31によってトラフ内が上下に2分されて
いる。この2分されたトラフ1の上部が荷4の搬送面と
なる。このベルト2も駆動プーリと従動プーリとの間で
無限軌道を構成している。
【0042】前記ベルト支持部材31の上部には、ベル
ト走行方向に連なる中間部材24が設けられている。こ
の中間部材24は、ベルト支持部材31の上面が往路
で、復路はベルト支持部材31の下方を走行するように
構成されており、ベルト2の両端部と中央部とベルト支
持部材31との間に設けられている。この中間部材24
も、トラフ1の両端部に設けられたローラ7,8とテン
ションローラ9とによって逆方向に向きを変える無限軌
道で構成されている。
【0043】この第4実施形態の場合、圧力空気による
ベルト浮上がないので、ベルト2の両端のみでなく中央
部にも中間部材24を配設し、荷重下でのベルト2の変
形によるベルト2とベルト支持部材31との接触を回避
するようにしている。なお、この中間部材24は図示す
る3列に限定されるものではなく、ベルト幅や荷重に応
じて適宜設定すればよい。
【0044】また、この実施形態の中間部材24もフッ
素樹脂によって形成されており、摩擦係数の小さいフッ
素樹脂で形成することにより接触時の摩擦抵抗を小さく
している。この中間部材24も、ベルト2とトラフ1と
の間の摩擦係数よりも小さい摩擦係数でベルト2又はト
ラフ1と接することができるものであればよく、フッ素
樹脂やステンレス鋼が用いられる。
【0045】以上のように構成されたベルトコンベア3
2によれば、ベルト支持部材31とベルト2との間に設
けられた中間部材24の上面にベルト2が接しながら走
行して荷4を搬送する。この時、ベルト2と中間部材2
4との間の摩擦係数、又は中間部材24とベルト支持部
材31との間の摩擦係数のいずれか小さい方で滑りを生
じながら、小さい接触抵抗でベルト2を運転することが
できる。この実施形態の場合、ベルト2は走行中、常に
中間部材24と接しているが、摩擦係数の小さい中間部
材24との接触のみによる抵抗を抑えたベルト駆動がで
きる。
【0046】図9は本願発明の第5実施形態を示すベル
トコンベアの縦断面図であり、図10に示すA−A断面
図である。図10は同ベルトコンベアの端部における側
面視の縦断面図である。この実施形態も空気浮上機能を
有していない。なお、この実施形態でも、上述した第1
実施形態と同一の構成には、同一符号を付して、その説
明は省略する。
【0047】図示するように、トラフ1内には、丸めロ
ーラ3で丸く形成されたベルト2が走行しており、この
ベルト2は図示しない駆動プーリで駆動されてトラフ1
内を移動している。
【0048】このトラフ1内には、ベルト2の下面を支
持すると共に、ベルト走行方向に所定長さを有する大き
さのベルト支持部材33が設けられている。この実施形
態では、リング状のベルト支持部材33が複数の支柱3
4(この例では3個)によってトラフ1内に支持されて
いる。これが1ユニットである。このベルト支持部材3
3は、摩擦係数の小さい材料で形成されており、例え
ば、フッ素樹脂やステンレス鋼等によって形成される。
このベルト支持部材33はベルト走行方向に所定間隔で
複数個配設されており、丸められたベルト2が広がらな
い程度の間隔で離散的に設けられている。
【0049】そして、このベルト支持部材33とベルト
2との間に中間部材35が設けられている。この中間部
材35は、円形断面の紐状に形成されており、上述した
ベルト2の中央下端と両側部各2列の合計5列が設けら
れている。この中間部材35は、ベルト2の形状に合わ
せて配設されており、ベルト2を囲うように配設されて
いる。戻りはベルト支持部材33の外側とトラフ1の内
側との間を通るように構成されている。中間部材35を
設ける個数や位置はこの実施形態に限定されるものでは
なく、適宜設定すれば良い。
【0050】また、この中間部材35は駆動機構を有し
ておらず、ローラ7,8とテンションローラ9とによっ
て無限軌道となるように構成されている。従って、この
中間部材35も、ベルト2と接触した時の摩擦抵抗によ
って、ベルト2に引張られて移動する。この中間部材3
5も上述した実施形態と同様に、摩擦係数の小さいフッ
素樹脂等によって形成されている。
【0051】なお、複数のベルト支持部材33をベルト
走行方向に設ける間隔は、可能な範囲で広く離散化させ
ることにより、ベルト2を支持する中間部材35とベル
ト支持部材33との接触個所を少なくすることができる
ので、摩擦抵抗も小さくなって好ましい。
【0052】以上のように構成されたベルトコンベア3
6によれば、円形のベルト支持部材33内を走行するベ
ルト2が変動した場合、このベルト2はその外周に設け
られた中間部材35と接触し、この中間部材35がその
外周に位置するベルト支持部材33と接触することとな
る。従って、ベルト2とベルト支持部材33とが直接的
に接触するのを回避して、摩擦係数の小さい中間部材3
5を介在させて接触させることが可能となる。
【0053】このようにベルト2の変動を中間部材35
を介してベルト支持部材33で受けることにより、摩擦
係数の小さい材料で形成されたこれら中間部材35とベ
ルト支持部材33とが接触してベルト2の変動を受ける
こととなり、大きな摩擦抵抗を生じることなく運転する
ことができる。しかも、中間部材35が接触するベルト
支持部材33の位置が、ベルト走行方向に所定間隔で離
散的に配設された位置に限られるので、生じる抵抗も小
さく、小さな駆動トルクでベルトコンベア36を運転す
ることができる。
【0054】なお、前記実施の形態における各構成を組
合わせることは可能であり、各構成を組合わせて好まし
い形態としてもよい。
【0055】また、上述した実施形態は一実施形態であ
り、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は
可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定される
ものではない。
【0056】
【発明の効果】本願発明は、以上説明したような形態で
実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0057】ベルトとベルト支持部材との間のベルト走
行方向に配設した中間部材により、ベルトが変動したと
しても摩擦抵抗が小さい中間部材と接触するので、ベル
トの駆動トルクを抑制して安定した運転ができるベルト
コンベアを構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態を示すベルトコンベア
の縦断面図である。
【図2】図1に示すベルトコンベアの端部における側面
視の縦断面図である。
【図3】中間部材の無限軌道を示す図面であり、(a) は
側面視の模式図、(b) は正面側からの模式図、(c) は端
部における中間部材の模式図である。
【図4】本願発明の第2実施形態を示すベルトコンベア
の縦断面図である。
【図5】本願発明の第3実施形態を示すベルトコンベア
の縦断面図である。
【図6】図5に示すベルトコンベアの端部における側面
視の縦断面図である。
【図7】本願発明の第4実施形態を示すベルトコンベア
の縦断面図である。
【図8】図7に示すベルトコンベアの端部における側面
視の縦断面図である。
【図9】本願発明の第5実施形態を示すベルトコンベア
の縦断面図であり、図10に示すA−A断面図である。
【図10】図9に示すベルトコンベアの端部における側
面視の縦断面図である。
【符号の説明】
1…トラフ(ベルト支持部材) 2…ベルト 3…丸めローラ 4…荷 5…中間部材 6…防塵カバー 7,8…ローラ 9…テンションローラ 10,11,12…ローラ 13,14,15…ローラ 16…空間 17…給気ダクト 18…給気孔 19…ベルトコンベア 20…ガイド溝 21…ベルトコンベア 22…ベルト支持部材 23…従動プーリ 24…中間部材 25…給気孔 26…空間 27…トラフ下部 28…導通口 29…給気ダクト 30…ベルトコンベア 31…ベルト支持部材 32…ベルトコンベア 33…ベルト支持部材 34…支柱 35…中間部材 36…ベルトコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 階戸 秀雄 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 小瀧 貴志 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 Fターム(参考) 3F023 AA02 AB01 AB10 BA03 BB01 BC01 3F025 CA01 CB01 CB09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトと、該ベルトを支持するベルト支
    持部材との間のベルト走行方向に、該ベルトとベルト支
    持部材との間の摩擦係数よりも小さい摩擦係数の中間部
    材を配設したことを特徴とするベルトコンベア。
  2. 【請求項2】 ベルトとベルト支持部材との間に高圧空
    気を供給して該ベルトをベルト支持部材から所定量浮上
    させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    ベルトコンベア。
  3. 【請求項3】 中間部材を無限軌道で構成し、該中間部
    材をベルトの接触で移動可能なように配設したことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のベルトコンベア。
  4. 【請求項4】 往路側のベルトとベルト支持部材との間
    に配設された中間部材を往路側ベルト端部で反転させ、
    該中間部材を復路側のベルト端部から復路側のベルトと
    ベルト支持部材との間に配設して復路側中間部材として
    構成したことを特徴とする請求項3記載のベルトコンベ
    ア。
  5. 【請求項5】 ベルト支持部材の中間部材側のベルト走
    行方向に、該中間部材がベルト幅方向へ移動するのを抑
    制するガイド溝を設けたことを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1項に記載のベルトコンベア。
  6. 【請求項6】 ベルトの中間部材側の走行方向に、該中
    間部材がベルト幅方向へ移動するのを抑制するガイド溝
    を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載のベルトコンベア。
  7. 【請求項7】 ベルト支持部材を、ベルト走行方向に所
    定長さを有する大きさのユニットで形成し、該ベルト支
    持部材を、ベルト走行方向に所定間隔で複数個配設した
    ことを特徴とする請求項1記載のベルトコンベア。
  8. 【請求項8】 中間部材を所定幅のシート状又は紐状に
    形成し、該中間部材をベルト幅方向に複数列配設したこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のベ
    ルトコンベア。
  9. 【請求項9】 中間部材をフッ素樹脂で形成したことを
    特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のベルト
    コンベア。
  10. 【請求項10】 ベルト支持部材をフッ素樹脂で形成し
    たことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載
    のベルトコンベア。
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