JP2001151320A - 浮上式ベルトコンベヤ装置 - Google Patents
浮上式ベルトコンベヤ装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 断面形状の一部を椀状に形成したベルト支承
トラフにおいてガス吹出部から供給するガスの圧力によ
りベルトが浮上した状態で走行する浮上式ベルトコンベ
ヤ装置において、ベルト上に載せた搬送物の偏り等によ
りベルトの幅方向に対して偏荷重が生じベルトの両端部
に対してガスが均等に流れないといったガスの片流れ現
象が発生することにより、走行中のベルト下面がベルト
支承トラフの内周面と接触するといった問題を防止す
る。 【解決手段】 ガス吹出部を前記椀状の断面形状の最下
部と右斜下部と左斜下部とにそれぞれ少なくとも1列ず
つ配設し、最下部と右斜下部と左斜下部とに配設したガ
ス吹出部に対しそれぞれ別個にガス供給ラインを設け
る。
トラフにおいてガス吹出部から供給するガスの圧力によ
りベルトが浮上した状態で走行する浮上式ベルトコンベ
ヤ装置において、ベルト上に載せた搬送物の偏り等によ
りベルトの幅方向に対して偏荷重が生じベルトの両端部
に対してガスが均等に流れないといったガスの片流れ現
象が発生することにより、走行中のベルト下面がベルト
支承トラフの内周面と接触するといった問題を防止す
る。 【解決手段】 ガス吹出部を前記椀状の断面形状の最下
部と右斜下部と左斜下部とにそれぞれ少なくとも1列ず
つ配設し、最下部と右斜下部と左斜下部とに配設したガ
ス吹出部に対しそれぞれ別個にガス供給ラインを設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトにガスを供
給し該ガスの圧力によりベルトが浮上した状態で走行す
る浮上式ベルトコンベヤ装置に係り、特にベルトの走行
方向に交差する方向の断面形状の一部を椀状に形成した
ベルト支承トラフ上を該椀状の断面形状にほぼ倣って湾
曲させたベルトが走行する浮上式ベルトコンベヤ装置に
係る。
給し該ガスの圧力によりベルトが浮上した状態で走行す
る浮上式ベルトコンベヤ装置に係り、特にベルトの走行
方向に交差する方向の断面形状の一部を椀状に形成した
ベルト支承トラフ上を該椀状の断面形状にほぼ倣って湾
曲させたベルトが走行する浮上式ベルトコンベヤ装置に
係る。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルトコンベヤ装置において、搬
送物を載せて移送するベルトは、ベルト走行方向に略等
間に複数個所に配列された中央の支持ローラと左右一対
のサイドローラ上を転動して移動するようになってお
り、このような、ベルトコンベヤ装置においては、ロー
ラを用いてベルトを走行させるために、該ローラの回転
抵抗や回転数の制約からベルトの搬送速度を高くできな
い、また、該ローラとベルトの摺動による摩耗によりベ
ルト寿命が短い等、多くの問題を有していた。
送物を載せて移送するベルトは、ベルト走行方向に略等
間に複数個所に配列された中央の支持ローラと左右一対
のサイドローラ上を転動して移動するようになってお
り、このような、ベルトコンベヤ装置においては、ロー
ラを用いてベルトを走行させるために、該ローラの回転
抵抗や回転数の制約からベルトの搬送速度を高くできな
い、また、該ローラとベルトの摺動による摩耗によりベ
ルト寿命が短い等、多くの問題を有していた。
【0003】そのため、近年おいては、ガスをベルト下
面に供給することによりベルトを浮上させて走行する特
公昭55−50845号公報に示されるような浮上式ベ
ルトコンベヤ装置が多く用いられるようになった。前記
公報に示す浮上式ベルトコンベヤ装置は、ベルトを浮上
させるために供給するガスとして空気を用いており、ベ
ルトの走行方向に沿って連設した複数個の開口(ガス注
入孔)からなるガス吹出部を1列、あるいはまた複数列
備えている。そして、ベルトの走行方向である長手方向
と交差する方向(ベルト幅方向と称することもある)の
断面形状の一部が椀状に形成されたベルト支承トラフの
管内に該ベルト支承トラフの断面形状にほぼ倣って走行
するよう椀状に湾曲させたベルトを配し、該吹出部から
圧縮空気を吹き出してベルトに供給することにより、該
ベルトをわずかに浮上させた状態で走行させる。
面に供給することによりベルトを浮上させて走行する特
公昭55−50845号公報に示されるような浮上式ベ
ルトコンベヤ装置が多く用いられるようになった。前記
公報に示す浮上式ベルトコンベヤ装置は、ベルトを浮上
させるために供給するガスとして空気を用いており、ベ
ルトの走行方向に沿って連設した複数個の開口(ガス注
入孔)からなるガス吹出部を1列、あるいはまた複数列
備えている。そして、ベルトの走行方向である長手方向
と交差する方向(ベルト幅方向と称することもある)の
断面形状の一部が椀状に形成されたベルト支承トラフの
管内に該ベルト支承トラフの断面形状にほぼ倣って走行
するよう椀状に湾曲させたベルトを配し、該吹出部から
圧縮空気を吹き出してベルトに供給することにより、該
ベルトをわずかに浮上させた状態で走行させる。
【0004】ここで、前記ガスは、該ベルトの下方に配
した該ガス吹出部から、ベルトの下面に供給され、該ベ
ルトを浮上させて該ベルト支承トラフの内周面と該ベル
トの下面との間にわずかな隙間を生じさせる。前記圧縮
空気のほとんどは、該隙間を通り抜けて、該ベルト支承
トラフの内周面とベルトの幅方向における両端部(耳部
と称することもある)との間から、ベルト上方へと放出
される。
した該ガス吹出部から、ベルトの下面に供給され、該ベ
ルトを浮上させて該ベルト支承トラフの内周面と該ベル
トの下面との間にわずかな隙間を生じさせる。前記圧縮
空気のほとんどは、該隙間を通り抜けて、該ベルト支承
トラフの内周面とベルトの幅方向における両端部(耳部
と称することもある)との間から、ベルト上方へと放出
される。
【0005】なお、ベルトにガスを供給して浮上させた
状態で支承するベルト支承トラフは、その略下半分の断
面形状が略円弧状となって、椀状となっていることが多
く、ベルトは、下方部分が椀状となったベルト支承トラ
フ上をガスにより支承された状態で走行する。そのた
め、前述した平板状のベルトを、トラフ形成装置、ある
いは、屈曲案内装置と称されるものなどにより、該ベル
ト支承トラフ上に入る前に、該ベルト支承トラフの断面
形状にほぼ倣って走行するよう椀状に湾曲させている。
状態で支承するベルト支承トラフは、その略下半分の断
面形状が略円弧状となって、椀状となっていることが多
く、ベルトは、下方部分が椀状となったベルト支承トラ
フ上をガスにより支承された状態で走行する。そのた
め、前述した平板状のベルトを、トラフ形成装置、ある
いは、屈曲案内装置と称されるものなどにより、該ベル
ト支承トラフ上に入る前に、該ベルト支承トラフの断面
形状にほぼ倣って走行するよう椀状に湾曲させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来式の浮上式ベルトコンベヤ装置においては、ベルト上
に載せた搬送物の偏り等によってベルトの幅方向に対し
て偏荷重が発生した場合において、ベルトはベルト幅方
向において片側が押されて傾き、ベルトの両端部に対し
てガスが均等に流れないといったガスの片流れ現象が発
生する。ガスの片流れ現象が発生すると、前記隙間の最
も小さい部分であるベルトの耳部近傍の下面が走行中に
該ベルト支承トラフの内周面と接触し、ベルトを駆動す
るために必要な駆動力が増大して効率的な装置の運転を
行えないという問題が生じる。また、該ベルトの耳部下
面と該ベルト支承トラフの内周面を走行中に接触して発
熱することにより、ベルトが摩耗するといった問題を生
じる。
来式の浮上式ベルトコンベヤ装置においては、ベルト上
に載せた搬送物の偏り等によってベルトの幅方向に対し
て偏荷重が発生した場合において、ベルトはベルト幅方
向において片側が押されて傾き、ベルトの両端部に対し
てガスが均等に流れないといったガスの片流れ現象が発
生する。ガスの片流れ現象が発生すると、前記隙間の最
も小さい部分であるベルトの耳部近傍の下面が走行中に
該ベルト支承トラフの内周面と接触し、ベルトを駆動す
るために必要な駆動力が増大して効率的な装置の運転を
行えないという問題が生じる。また、該ベルトの耳部下
面と該ベルト支承トラフの内周面を走行中に接触して発
熱することにより、ベルトが摩耗するといった問題を生
じる。
【0007】特に、搬送側と戻り側とでベルトを反転さ
せない浮上式ベルトコンベヤ装置においてはベルトの湾
曲方向が搬送側と戻り側とで反対になるためベルトに曲
がり癖がつかないため湾曲しにくい。そのため、ベルト
支承トラフの内周面とベルトの下面との間にガスの圧力
により生じた隙間の大きさは小さく、ベルトがベルト幅
方向に対してわずかにバランスを崩しただけで前記ベル
トの耳部下面とベルト支承トラフの内周面が走行中に接
触するため問題が大きい。
せない浮上式ベルトコンベヤ装置においてはベルトの湾
曲方向が搬送側と戻り側とで反対になるためベルトに曲
がり癖がつかないため湾曲しにくい。そのため、ベルト
支承トラフの内周面とベルトの下面との間にガスの圧力
により生じた隙間の大きさは小さく、ベルトがベルト幅
方向に対してわずかにバランスを崩しただけで前記ベル
トの耳部下面とベルト支承トラフの内周面が走行中に接
触するため問題が大きい。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明による浮上式ベルトコンベヤ装置は、 (1) ベルトの走行方向に沿って連設した複数個のガ
ス注入孔からなるガス吹出部を有しベルトの走行方向に
交差する方向の断面形状の一部を椀状に形成したベルト
支承トラフと、該椀状の断面形状にほぼ倣って湾曲し該
ベルト支承トラフ上を走行するベルトとを備え、ベルト
走行時において該ガス吹出部からのガス圧力によってベ
ルトが浮上する浮上式ベルトコンベヤ装置において、前
記ガス吹出部を前記椀状の断面形状の最下部と右斜下部
と左斜下部とにそれぞれ少なくとも1列ずつ配設し、該
最下部と右斜下部と左斜下部とに配設したガス吹出部に
対しそれぞれ別個にガス供給ラインを設けることを構成
とする。
め本発明による浮上式ベルトコンベヤ装置は、 (1) ベルトの走行方向に沿って連設した複数個のガ
ス注入孔からなるガス吹出部を有しベルトの走行方向に
交差する方向の断面形状の一部を椀状に形成したベルト
支承トラフと、該椀状の断面形状にほぼ倣って湾曲し該
ベルト支承トラフ上を走行するベルトとを備え、ベルト
走行時において該ガス吹出部からのガス圧力によってベ
ルトが浮上する浮上式ベルトコンベヤ装置において、前
記ガス吹出部を前記椀状の断面形状の最下部と右斜下部
と左斜下部とにそれぞれ少なくとも1列ずつ配設し、該
最下部と右斜下部と左斜下部とに配設したガス吹出部に
対しそれぞれ別個にガス供給ラインを設けることを構成
とする。
【0009】(2) 上記(1)記載の浮上式ベルトコ
ンベヤ装置において、前記ガス供給ラインは前記ベルト
支承トラフのベルト走行方向に沿って配した少なくとも
3つのダクトであって、前記最下部と右斜下部と左斜下
部とに配設したガス吹出部に連通してガスを供給するダ
クトをそれぞれ少なくとも1つずつ設けることを構成と
する。
ンベヤ装置において、前記ガス供給ラインは前記ベルト
支承トラフのベルト走行方向に沿って配した少なくとも
3つのダクトであって、前記最下部と右斜下部と左斜下
部とに配設したガス吹出部に連通してガスを供給するダ
クトをそれぞれ少なくとも1つずつ設けることを構成と
する。
【0010】(3) 上記(1)記載の浮上式ベルトコ
ンベヤ装置において、ベルト支承トラフのベルト走行方
向である長手方向に沿って配した少なくとも1つのダク
トを備え、該ダクトはダクト内に仕切板を配することに
より前記最下部と右斜下部と左斜下部とに配設したガス
吹出部のそれぞれに対してそれぞれ少なくとも1つずつ
のガス供給ラインを形成することを構成とする。
ンベヤ装置において、ベルト支承トラフのベルト走行方
向である長手方向に沿って配した少なくとも1つのダク
トを備え、該ダクトはダクト内に仕切板を配することに
より前記最下部と右斜下部と左斜下部とに配設したガス
吹出部のそれぞれに対してそれぞれ少なくとも1つずつ
のガス供給ラインを形成することを構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
の形態の詳細について説明する。図1〜図5は本発明の
実施形態に係り、図1は本発明の実施の形態によるガス
吹出部の位置と空気ダクトの構造を説明するための断面
図であり、(1)は第1の実施形態による浮上式ベルト
コンベヤ装置の要部断面図(図2をX−X方向からみた
要部断面図)であり、(2)は第2の実施形態による浮
上式ベルトコンベヤ装置の要部断面図である。図2は第
1の実施形態による浮上式ベルトコンベヤ装置の全体構
成図である。図3及び図4は浮上式ベルトコンベヤ装置
におけるガス吹出部の位置の詳細を説明するための図で
あり、図3はベルトの走行方向に交差する方向の断面形
状から見たガス吹出部の位置の詳細を説明するための要
部断面図であり、図4はベルト走行方向に対するガス吹
出部の位置の詳細を説明するための説明図である。図5
はガス吹出部の位置により変化するリータン側のガスの
単位風量とベルト駆動所要動力の関係を示した表であ
る。
の形態の詳細について説明する。図1〜図5は本発明の
実施形態に係り、図1は本発明の実施の形態によるガス
吹出部の位置と空気ダクトの構造を説明するための断面
図であり、(1)は第1の実施形態による浮上式ベルト
コンベヤ装置の要部断面図(図2をX−X方向からみた
要部断面図)であり、(2)は第2の実施形態による浮
上式ベルトコンベヤ装置の要部断面図である。図2は第
1の実施形態による浮上式ベルトコンベヤ装置の全体構
成図である。図3及び図4は浮上式ベルトコンベヤ装置
におけるガス吹出部の位置の詳細を説明するための図で
あり、図3はベルトの走行方向に交差する方向の断面形
状から見たガス吹出部の位置の詳細を説明するための要
部断面図であり、図4はベルト走行方向に対するガス吹
出部の位置の詳細を説明するための説明図である。図5
はガス吹出部の位置により変化するリータン側のガスの
単位風量とベルト駆動所要動力の関係を示した表であ
る。
【0012】本発明の第1の実施形態による浮上式ベル
トコンベヤ装置100の構造について、以下、簡単に説
明する。図2に示すように、第1実施形態による浮上式
ベルトコンベヤ装置100は、無端状のベルト1、キャ
リア側ベルト支承トラフ11(キャリア側トラフ11と
称することもある)、リータン側ベルト支承トラフ12
(リターン側トラフ12と称することもある)、ヘッド
プーリHP、および、テールプーリTP等、を備え、屈
曲案内装置80、および、図示しないトラフ形成装置等
を備えている。
トコンベヤ装置100の構造について、以下、簡単に説
明する。図2に示すように、第1実施形態による浮上式
ベルトコンベヤ装置100は、無端状のベルト1、キャ
リア側ベルト支承トラフ11(キャリア側トラフ11と
称することもある)、リータン側ベルト支承トラフ12
(リターン側トラフ12と称することもある)、ヘッド
プーリHP、および、テールプーリTP等、を備え、屈
曲案内装置80、および、図示しないトラフ形成装置等
を備えている。
【0013】図2に示すように第1実施形態による浮上
式ベルトコンベヤ装置100は、無端状の平滑なベルト
1が、ヘッドプーリHPとテールプーリTPとの間に架
け渡されて、エンドレスに移動するよう駆動できるよう
に構成されており、ベルト1はヘッドプーリHPとテー
ルプーリTPとの間において、上下一対のベルト支承ト
ラフ11、12(キャリア側トラフ11、および、リタ
ーン側トラフ12)の中を通るように配されている。
式ベルトコンベヤ装置100は、無端状の平滑なベルト
1が、ヘッドプーリHPとテールプーリTPとの間に架
け渡されて、エンドレスに移動するよう駆動できるよう
に構成されており、ベルト1はヘッドプーリHPとテー
ルプーリTPとの間において、上下一対のベルト支承ト
ラフ11、12(キャリア側トラフ11、および、リタ
ーン側トラフ12)の中を通るように配されている。
【0014】また、第1実施形態による浮上式ベルトコ
ンベヤ装置100においては、キャリア側トラフ11の
テールプーリTP側の一端に、搬送物Hの投入口が設け
られるとともに、テールプーリTPならびにヘッドプー
リHPを被覆するエンドカバーがそれぞれ設けられ、ヘ
ッドプーリHPを被覆するエンドカバー61の下部には
搬送物Hの排出用のシュート62が接続されている。ま
た、ベルト1を、その断面が椀状となるように湾曲させ
て、リターン側トラフ12に円滑に導入する図示しない
トラフ形成装置が配設される。なお、第1実施形態にお
いて用いていないが、ヘッドプーリHPとリターン側ト
ラフ12との間、および、テールプーリTPとリターン
側トラフ12との間には、ベルト1が通過する際に、ベ
ルト1の表面と裏面を上下反転させるベルト反転装置を
配設してもよい。
ンベヤ装置100においては、キャリア側トラフ11の
テールプーリTP側の一端に、搬送物Hの投入口が設け
られるとともに、テールプーリTPならびにヘッドプー
リHPを被覆するエンドカバーがそれぞれ設けられ、ヘ
ッドプーリHPを被覆するエンドカバー61の下部には
搬送物Hの排出用のシュート62が接続されている。ま
た、ベルト1を、その断面が椀状となるように湾曲させ
て、リターン側トラフ12に円滑に導入する図示しない
トラフ形成装置が配設される。なお、第1実施形態にお
いて用いていないが、ヘッドプーリHPとリターン側ト
ラフ12との間、および、テールプーリTPとリターン
側トラフ12との間には、ベルト1が通過する際に、ベ
ルト1の表面と裏面を上下反転させるベルト反転装置を
配設してもよい。
【0015】ここで、本発明の第1実施形態によるキャ
リア側トラフ11とリターン側トラフ12は、図1
(1)に示すように、断面円管状の鋼管で形成され、ベ
ルトの走行方向である長手方向と交差する方向の少なく
とも略下半分の断面形状が椀状に形成され、ベルトの走
行方向と交差する方向の断面形状の一部を椀状に形成し
たベルト支承トラフ11、12となっている。また、キ
ャリア側トラフ11とリターン側トラフ12は、ベルト
走行方向に沿って配設されたガスダクトである空気ダク
トDHで連結されて一体に構成されるとともに、空気ダ
クトDH内に供給された圧縮空気は、キャリア側トラフ
11に穿設したガス注入孔を介して、キャリア側トラフ
11上へ入る。
リア側トラフ11とリターン側トラフ12は、図1
(1)に示すように、断面円管状の鋼管で形成され、ベ
ルトの走行方向である長手方向と交差する方向の少なく
とも略下半分の断面形状が椀状に形成され、ベルトの走
行方向と交差する方向の断面形状の一部を椀状に形成し
たベルト支承トラフ11、12となっている。また、キ
ャリア側トラフ11とリターン側トラフ12は、ベルト
走行方向に沿って配設されたガスダクトである空気ダク
トDHで連結されて一体に構成されるとともに、空気ダ
クトDH内に供給された圧縮空気は、キャリア側トラフ
11に穿設したガス注入孔を介して、キャリア側トラフ
11上へ入る。
【0016】図4(1)に示すように本発明による第1
の実施形態においてキャリア側トラフ11はベルトの走
行方向に沿って連設した複数個のガス注入孔からなるガ
ス吹出部G1、G2、G3を備えており、ベルト走行方
向に沿った列をなす3列のガス吹出部を有する。また、
ガス吹出部G1、G2、G3はベルトの走行方向と交差
する方向の断面から見た場合、図3に示すように椀状の
断面形状の最下部と右斜下部と左斜下部のそれぞれに1
列ずつ配列した。また、本発明による第1の実施形態に
おいては、最下部と右斜下部と左斜下部のガス注入孔を
図4(2)に示したように同一孔径のガス注入孔を等間
隔のピッチに配設しベルトの走行方向に沿って連設する
ガス吹出部を形成する構造とした。
の実施形態においてキャリア側トラフ11はベルトの走
行方向に沿って連設した複数個のガス注入孔からなるガ
ス吹出部G1、G2、G3を備えており、ベルト走行方
向に沿った列をなす3列のガス吹出部を有する。また、
ガス吹出部G1、G2、G3はベルトの走行方向と交差
する方向の断面から見た場合、図3に示すように椀状の
断面形状の最下部と右斜下部と左斜下部のそれぞれに1
列ずつ配列した。また、本発明による第1の実施形態に
おいては、最下部と右斜下部と左斜下部のガス注入孔を
図4(2)に示したように同一孔径のガス注入孔を等間
隔のピッチに配設しベルトの走行方向に沿って連設する
ガス吹出部を形成する構造とした。
【0017】なお、本発明に用いることのできるガス注
入孔の孔径は本実施の形態に限らず、ベルト支承トラフ
11、12の形状、あるいはガスの吹出量等によって適
宜最適な孔径を選択すれば良く、最下部と右斜下部と左
斜下部のガス注入孔が同一孔径でなくても良く、例えば
右斜下部と左斜下部のガス吹出量が少ないときは右斜下
部と左斜下部の孔径を最下部の孔径より小さくするなど
しても良い。また、本発明に用いることのできるガス注
入孔のピッチも本実施の形態に限らず、ベルト支承トラ
フ11、12の形状、あるいはガスの吹出量等によって
適宜最適なピッチを選択すれば良く、例えば、ベルト支
承トラフ湾曲部において直線部よりピッチを短くするな
どしても良く、また図4(3)に示すように最下部と右
斜下部と左斜下部のガス注入孔を千鳥になるよう配設し
ても良い。
入孔の孔径は本実施の形態に限らず、ベルト支承トラフ
11、12の形状、あるいはガスの吹出量等によって適
宜最適な孔径を選択すれば良く、最下部と右斜下部と左
斜下部のガス注入孔が同一孔径でなくても良く、例えば
右斜下部と左斜下部のガス吹出量が少ないときは右斜下
部と左斜下部の孔径を最下部の孔径より小さくするなど
しても良い。また、本発明に用いることのできるガス注
入孔のピッチも本実施の形態に限らず、ベルト支承トラ
フ11、12の形状、あるいはガスの吹出量等によって
適宜最適なピッチを選択すれば良く、例えば、ベルト支
承トラフ湾曲部において直線部よりピッチを短くするな
どしても良く、また図4(3)に示すように最下部と右
斜下部と左斜下部のガス注入孔を千鳥になるよう配設し
ても良い。
【0018】また、図3に示したようにベルトの幅方向
における曲率中心からの角度(θ1)でガス吹出部G1
〜G6の位置を定義すると、第1の実施形態においては
最下部に配したガス吹出部G2、G5は0度の位置に配
されており、また右斜下部に配したガス吹出部G1、G
4と左斜下部に配したガス吹出部G3、G6の角度は左
右にそれぞれ37.5度の位置に配されている。
における曲率中心からの角度(θ1)でガス吹出部G1
〜G6の位置を定義すると、第1の実施形態においては
最下部に配したガス吹出部G2、G5は0度の位置に配
されており、また右斜下部に配したガス吹出部G1、G
4と左斜下部に配したガス吹出部G3、G6の角度は左
右にそれぞれ37.5度の位置に配されている。
【0019】ここで、第1実施形態における空気ダクト
DHは、その内部を3室に区切る仕切板を設けてその内
部に独立する3本のガス供給ラインを形成しており、該
3本のガス供給ラインはガス吹出部G1、G2、G3の
それぞれの吹出部に対してそれぞれ1本が連通するよう
に形成されている。また、空気ダクトDHの内部に形成
した3本のガス供給ラインのそれぞれに対して独立した
給気管(図2に示す給気管21、22、及び、図示され
ない給気管23)を設けている。第1の実施形態におい
ては、給気管21,22、23に対してそれぞれ異なる
ガス供給源からガスである圧縮空気を供給することによ
って、ガス吹出部G1、G2、G3のそれぞれに対しそ
れぞれ別個のガス供給ラインによって圧縮空気を供給す
る。給気管21、22、23に供給した圧縮空気は、空
気ダクトDHの内部に形成した3本のガス供給ラインに
それぞれに供給され、ガス吹出部G1、G2、G3より
ガスとしてベルトに供給されて、キャリア側のベルト1
を浮上させる。そして、浮上作用後の空気は排気管24
より排出される。
DHは、その内部を3室に区切る仕切板を設けてその内
部に独立する3本のガス供給ラインを形成しており、該
3本のガス供給ラインはガス吹出部G1、G2、G3の
それぞれの吹出部に対してそれぞれ1本が連通するよう
に形成されている。また、空気ダクトDHの内部に形成
した3本のガス供給ラインのそれぞれに対して独立した
給気管(図2に示す給気管21、22、及び、図示され
ない給気管23)を設けている。第1の実施形態におい
ては、給気管21,22、23に対してそれぞれ異なる
ガス供給源からガスである圧縮空気を供給することによ
って、ガス吹出部G1、G2、G3のそれぞれに対しそ
れぞれ別個のガス供給ラインによって圧縮空気を供給す
る。給気管21、22、23に供給した圧縮空気は、空
気ダクトDHの内部に形成した3本のガス供給ラインに
それぞれに供給され、ガス吹出部G1、G2、G3より
ガスとしてベルトに供給されて、キャリア側のベルト1
を浮上させる。そして、浮上作用後の空気は排気管24
より排出される。
【0020】空気ダクトDHと同様に、空気ダクトDL
もその内部を3室に区切る仕切板を設け、その内部に3
本のガス供給ラインを形成し、給気管31、32、33
を設けている。そして空気ダクトDHと同様に空気ダク
トDLの内部に形成した該3本のガス供給ラインはそれ
ぞれに独立した別個のガス供給ラインとして圧縮空気を
ガス吹出部G4、G5、G6に供給する。該供給された
ガスによってリターン側のベルト1は浮上し、該浮上作
用後の空気は排気管34より排出される。また、給気管
31、32,33、および給気管21、22、23に供
給される圧縮空気は、図示しない流量制御弁によって、
その流量をコントロールしており、必要に応じてその流
量、圧力をコントロールする。
もその内部を3室に区切る仕切板を設け、その内部に3
本のガス供給ラインを形成し、給気管31、32、33
を設けている。そして空気ダクトDHと同様に空気ダク
トDLの内部に形成した該3本のガス供給ラインはそれ
ぞれに独立した別個のガス供給ラインとして圧縮空気を
ガス吹出部G4、G5、G6に供給する。該供給された
ガスによってリターン側のベルト1は浮上し、該浮上作
用後の空気は排気管34より排出される。また、給気管
31、32,33、および給気管21、22、23に供
給される圧縮空気は、図示しない流量制御弁によって、
その流量をコントロールしており、必要に応じてその流
量、圧力をコントロールする。
【0021】なお、第1の実施の形態においては、キャ
リア側トラフ11とリターン側トラフ12は、図1
(1)に示すように、その断面が円管状でありベルトの
走行方向である長手方向と交差する方向の断面形状の一
部が椀状となっているが、本発明に用いることのできる
ベルト支承トラフは、その断面形状として、ベルトの走
行方向である長手方向と交差する方向の少なくとも一部
の断面形状が椀状に形成されているものならば良く、例
えば、図1(2)に示すような形状のものでも良く、ま
た例えば下方が半略円形状で上方が開放されたような半
略円筒管をベルト支承トラフとして用いても良い。
リア側トラフ11とリターン側トラフ12は、図1
(1)に示すように、その断面が円管状でありベルトの
走行方向である長手方向と交差する方向の断面形状の一
部が椀状となっているが、本発明に用いることのできる
ベルト支承トラフは、その断面形状として、ベルトの走
行方向である長手方向と交差する方向の少なくとも一部
の断面形状が椀状に形成されているものならば良く、例
えば、図1(2)に示すような形状のものでも良く、ま
た例えば下方が半略円形状で上方が開放されたような半
略円筒管をベルト支承トラフとして用いても良い。
【0022】以下、本発明の第1の実施形態による浮上
式ベルトコンベヤ装置100の浮上原理について説明す
る。第1の実施形態のキャリア側トラフ11において、
給気管21、22、23に供給した圧縮空気は、空気ダ
クトDHの内部に形成した3本のガス供給ラインをそれ
ぞれに流れて、椀状の断面形状の最下部と右斜下部と左
斜下部に配列したガス吹出部G1、G2、G3よりベル
ト1の下面に吹き出す。前記ガス吹出部G1、G2、G
3より吹き出したガスは、、キャリア側のベルト1を浮
上させてキャリア側トラフ11の内周面とベルト1の下
面との間にわずかな隙間を生じさせる。該ガスのほとん
どは、キャリア側トラフ11の内周面とベルト1の隙間
を通り抜けベルトの幅方向における両端部から、ベルト
1上方へと放出される。ベルト1は前記ガスによりわず
かに浮上した状態でヘッドプーリHP、あるいはまた、
テールプーリTPにより駆動されて走行する。浮上作用
後の空気は排気管24より排出する。
式ベルトコンベヤ装置100の浮上原理について説明す
る。第1の実施形態のキャリア側トラフ11において、
給気管21、22、23に供給した圧縮空気は、空気ダ
クトDHの内部に形成した3本のガス供給ラインをそれ
ぞれに流れて、椀状の断面形状の最下部と右斜下部と左
斜下部に配列したガス吹出部G1、G2、G3よりベル
ト1の下面に吹き出す。前記ガス吹出部G1、G2、G
3より吹き出したガスは、、キャリア側のベルト1を浮
上させてキャリア側トラフ11の内周面とベルト1の下
面との間にわずかな隙間を生じさせる。該ガスのほとん
どは、キャリア側トラフ11の内周面とベルト1の隙間
を通り抜けベルトの幅方向における両端部から、ベルト
1上方へと放出される。ベルト1は前記ガスによりわず
かに浮上した状態でヘッドプーリHP、あるいはまた、
テールプーリTPにより駆動されて走行する。浮上作用
後の空気は排気管24より排出する。
【0023】同様にしてリターン側トラフ12において
も、給気管31、32、33に供給した圧縮空気は、空
気ダクトDLの内部に形成した3本のガス供給ラインを
それぞれに流れて、椀状の断面形状の最下部と右斜下部
と左斜下部に配列したガス吹出部G4、G5、G6より
ベルト1の下面に吹き出すことによって、リターン側の
ベルト1を浮上させる。該ベルト1は前記ガスによりわ
ずかに浮上した状態でヘッドプーリHP、あるいはま
た、テールプーリTPにより駆動されて走行する。浮上
作用後の空気は排気管34より排出する。
も、給気管31、32、33に供給した圧縮空気は、空
気ダクトDLの内部に形成した3本のガス供給ラインを
それぞれに流れて、椀状の断面形状の最下部と右斜下部
と左斜下部に配列したガス吹出部G4、G5、G6より
ベルト1の下面に吹き出すことによって、リターン側の
ベルト1を浮上させる。該ベルト1は前記ガスによりわ
ずかに浮上した状態でヘッドプーリHP、あるいはま
た、テールプーリTPにより駆動されて走行する。浮上
作用後の空気は排気管34より排出する。
【0024】ここで、前述したような従来の浮上式ベル
トコンベヤ装置は、ベルト幅方向に対する偏荷重等が発
生するとベルト下面に形成した隙間の大きさに変化が生
じ、ベルト幅方向における両端部の左右の隙間の大きさ
が変化してどちらか一方の隙間が小さくなることによ
り、ベルトの下面とベルト支承トラフの内周面が走行中
に接触するという問題がある。
トコンベヤ装置は、ベルト幅方向に対する偏荷重等が発
生するとベルト下面に形成した隙間の大きさに変化が生
じ、ベルト幅方向における両端部の左右の隙間の大きさ
が変化してどちらか一方の隙間が小さくなることによ
り、ベルトの下面とベルト支承トラフの内周面が走行中
に接触するという問題がある。
【0025】本願発明者らは、この現象を鋭意研究した
結果、ベルト支承トラフ11、12において前記ガス吹
出部を前記椀状の断面形状の最下部(キャリア側トラフ
11においてはG2、リータン側トラフ12においては
G5)と右斜下部(キャリア側トラフ11においてはG
1、リータン側トラフ12においてはG4)と左斜下部
(キャリア側トラフ11においてはG3、リータン側ト
ラフ12においてはG6)のそれぞれに少なくとも1列
ずつ配列し、最下部(G2、G5)と右斜下部(G1、
G4)と左斜下部(G3、G6)とに配列したガス吹出
部のそれぞれに対しそれぞれ別個にガス供給ラインを設
けることにより、前記ガスの片流れ現象を防止できるこ
とを見出した。
結果、ベルト支承トラフ11、12において前記ガス吹
出部を前記椀状の断面形状の最下部(キャリア側トラフ
11においてはG2、リータン側トラフ12においては
G5)と右斜下部(キャリア側トラフ11においてはG
1、リータン側トラフ12においてはG4)と左斜下部
(キャリア側トラフ11においてはG3、リータン側ト
ラフ12においてはG6)のそれぞれに少なくとも1列
ずつ配列し、最下部(G2、G5)と右斜下部(G1、
G4)と左斜下部(G3、G6)とに配列したガス吹出
部のそれぞれに対しそれぞれ別個にガス供給ラインを設
けることにより、前記ガスの片流れ現象を防止できるこ
とを見出した。
【0026】図5は、ガス吹出部の位置により変化する
ガスリータン側単位風量とベルト駆動所要動力の関係を
示した表である。図5においてはリターン側ベルト支承
トラフ12のガス吹出部を最下部(G4)のみにした場
合と、ガス吹出部を最下部と右斜下部と左斜下部(G
4、G5、G6)にした場合と、ガス吹出部を右斜下部
と左斜下部(G4、G6)にした場合を示した。図5か
らガス吹出部を最下部(G4)のみにした場合において
は、ガスのリータン側単位風量を大きくしてもベルト駆
動所要動力はほとんど小さくならないが、ガス吹出部を
最下部と最下部と右斜下部と左斜下部(G4、G5、G
6)にした場合はガスのリータン側単位風量を大きくす
ることによってベルト駆動所要動力が大きく減少してい
くことがわかる。
ガスリータン側単位風量とベルト駆動所要動力の関係を
示した表である。図5においてはリターン側ベルト支承
トラフ12のガス吹出部を最下部(G4)のみにした場
合と、ガス吹出部を最下部と右斜下部と左斜下部(G
4、G5、G6)にした場合と、ガス吹出部を右斜下部
と左斜下部(G4、G6)にした場合を示した。図5か
らガス吹出部を最下部(G4)のみにした場合において
は、ガスのリータン側単位風量を大きくしてもベルト駆
動所要動力はほとんど小さくならないが、ガス吹出部を
最下部と最下部と右斜下部と左斜下部(G4、G5、G
6)にした場合はガスのリータン側単位風量を大きくす
ることによってベルト駆動所要動力が大きく減少してい
くことがわかる。
【0027】ガス吹出部を右斜下部と左斜下部(G4、
G6)にした場合はベルト駆動所要動力が極端に大き
く、また表中においては示さないがリータン側のガスの
単位風量を大きくしてもベルト駆動所要動力はほとんど
小さくならなかった。また、キャリア側トラフ11にお
いても同様の傾向を示し、ガス吹出部を最下部と最下部
と右斜下部と左斜下部(G1、G2、G3)にした場合
はガスのキャリア側単位風量を大きくすることによって
ベルト駆動所要動力が減少するといった効果がある。
G6)にした場合はベルト駆動所要動力が極端に大き
く、また表中においては示さないがリータン側のガスの
単位風量を大きくしてもベルト駆動所要動力はほとんど
小さくならなかった。また、キャリア側トラフ11にお
いても同様の傾向を示し、ガス吹出部を最下部と最下部
と右斜下部と左斜下部(G1、G2、G3)にした場合
はガスのキャリア側単位風量を大きくすることによって
ベルト駆動所要動力が減少するといった効果がある。
【0028】ベルト幅方向における両端部の隙間の大き
さが変化してどちらか一方の隙間が小さくなった場合、
本願発明においては小さくなった隙間に対してガスが流
れにくくなることによって、該小さくなった隙間に配し
たガス吹出部に連通したガス供給ラインの圧力が上が
り、該小さくなった隙間に配したガス吹出部に供給され
るガスの圧力が上がる。その結果、該高くなったガスの
圧力によって小さくなった隙間は大きくなるので、ガス
が良く流れガスの片流れ現象を防止することができる。
従って、本願発明は、ガスの片流れ現象を防止すること
によって走行中にベルト1の下面とベルト支承トラフ1
1、12の内周面とが接触するといった問題を防止でき
る。
さが変化してどちらか一方の隙間が小さくなった場合、
本願発明においては小さくなった隙間に対してガスが流
れにくくなることによって、該小さくなった隙間に配し
たガス吹出部に連通したガス供給ラインの圧力が上が
り、該小さくなった隙間に配したガス吹出部に供給され
るガスの圧力が上がる。その結果、該高くなったガスの
圧力によって小さくなった隙間は大きくなるので、ガス
が良く流れガスの片流れ現象を防止することができる。
従って、本願発明は、ガスの片流れ現象を防止すること
によって走行中にベルト1の下面とベルト支承トラフ1
1、12の内周面とが接触するといった問題を防止でき
る。
【0029】従来式の浮上式ベルトコンベヤベルト装置
は、例えばリターン側トラフ12においてガス吹出部を
最下部と右斜下部と左斜下部(G1、G2、G3)とし
た場合においても、ガス吹出部G1、G2、G3にガス
を供給するガス供給ラインを同一としている。そのた
め、ベルト幅方向における両端部の隙間の大きさが変化
してどちらか一方の隙間が小さくなった場合、小さくな
った隙間に対してガスが流れにくくなると、広くなった
隙間の方に開口したガス吹出部の方からガスが逃げるこ
とによりガス供給ラインの圧力が上がらず、本願発明に
あるような作用効果を果たさないので問題を解決するこ
とはできない。
は、例えばリターン側トラフ12においてガス吹出部を
最下部と右斜下部と左斜下部(G1、G2、G3)とし
た場合においても、ガス吹出部G1、G2、G3にガス
を供給するガス供給ラインを同一としている。そのた
め、ベルト幅方向における両端部の隙間の大きさが変化
してどちらか一方の隙間が小さくなった場合、小さくな
った隙間に対してガスが流れにくくなると、広くなった
隙間の方に開口したガス吹出部の方からガスが逃げるこ
とによりガス供給ラインの圧力が上がらず、本願発明に
あるような作用効果を果たさないので問題を解決するこ
とはできない。
【0030】なお、第1の実施形態においては右斜下部
(G1、G4)と左斜下部(G3、G6)とに配列した
ガス吹出部のθ1は37.5度であるが、本発明による
前記椀状の断面形状の右斜下部、左斜下部の範囲は、図
3に示した中心から角度を左右それぞれθ1とした場
合、θ1はそれぞれ15度以上45度以下が好ましく、
さらに好ましいのは30度以上40度以下の範囲であ
る。また、第1の実施形態においては右斜下部(G1、
G4)と左斜下部(G3、G6)を左右同一としたが、
前記θ1の範囲において任意に異ならせることができる
ことは勿論である。なお、本発明による前記椀状の断面
形状の最下部(G2、G5)としての範囲は、図3の角
度θ1と同様に定義した場合、左右10度以内の範囲で
ある。
(G1、G4)と左斜下部(G3、G6)とに配列した
ガス吹出部のθ1は37.5度であるが、本発明による
前記椀状の断面形状の右斜下部、左斜下部の範囲は、図
3に示した中心から角度を左右それぞれθ1とした場
合、θ1はそれぞれ15度以上45度以下が好ましく、
さらに好ましいのは30度以上40度以下の範囲であ
る。また、第1の実施形態においては右斜下部(G1、
G4)と左斜下部(G3、G6)を左右同一としたが、
前記θ1の範囲において任意に異ならせることができる
ことは勿論である。なお、本発明による前記椀状の断面
形状の最下部(G2、G5)としての範囲は、図3の角
度θ1と同様に定義した場合、左右10度以内の範囲で
ある。
【0031】また、本発明は搬送側と戻り側とでベルト
の上下面を反転させる浮上式ベルトコンベヤ装置におい
ても効果が高いが、搬送側と戻り側とでベルトを反転さ
せない浮上式ベルトコンベヤ装置100において特に効
果が高く、ベルト反転装置を用いない第1の実施形態に
おいてはガスの片流れ現象が発生していたリターン側の
ベルト駆動力を半分程度にまで削減することができた。
この理由として、第1の実施形態においてはベルト反転
装置を用いていないためベルト1の湾曲方向が搬送側と
戻り側とで反対となり、ベルト1に曲がり癖がつかず、
リターン側トラフ12内でベルト1が常に平滑な状態に
戻ろうとしているため、ベルト1に発生したわずかなバ
ランスの崩れによりリターン側トラフ12とベルト1が
接触し、リターン側トラフ12と擦れ接触して駆動力を
要していたものと考えられ、このような場合において、
ガスの片流れ現象を防止することは動力削減に対する効
果が特に高い。
の上下面を反転させる浮上式ベルトコンベヤ装置におい
ても効果が高いが、搬送側と戻り側とでベルトを反転さ
せない浮上式ベルトコンベヤ装置100において特に効
果が高く、ベルト反転装置を用いない第1の実施形態に
おいてはガスの片流れ現象が発生していたリターン側の
ベルト駆動力を半分程度にまで削減することができた。
この理由として、第1の実施形態においてはベルト反転
装置を用いていないためベルト1の湾曲方向が搬送側と
戻り側とで反対となり、ベルト1に曲がり癖がつかず、
リターン側トラフ12内でベルト1が常に平滑な状態に
戻ろうとしているため、ベルト1に発生したわずかなバ
ランスの崩れによりリターン側トラフ12とベルト1が
接触し、リターン側トラフ12と擦れ接触して駆動力を
要していたものと考えられ、このような場合において、
ガスの片流れ現象を防止することは動力削減に対する効
果が特に高い。
【0032】なお、本発明による第1の実施の形態は、
空気ダクトDHによってキャリア側トラフ11とリター
ン側トラフ12を連結するといった機能的な構造である
と共に、ダクトに仕切板を配して区切るといった簡単な
構造により大きな3つのガス供給ラインを設けることが
できる。
空気ダクトDHによってキャリア側トラフ11とリター
ン側トラフ12を連結するといった機能的な構造である
と共に、ダクトに仕切板を配して区切るといった簡単な
構造により大きな3つのガス供給ラインを設けることが
できる。
【0033】次に、図2(2)に示した本発明による第
2の実施の形態において説明する。第2の実施形態にお
いては前記ガス供給ラインとして前記ベルト支承トラフ
のベルト走行方向に沿った3つのダクトを配し、前記最
下部(G2、G5)と右斜下部(G1、G4)と左斜下
部(G3、G6)とに配設したガス吹出部に連通してガ
スを供給するダクトをそれぞれに1つずつ設けた。本発
明による第2の実施の形態においては、簡単な構造によ
り3つのガス供給ラインを設けることができ、ダクトの
配置を自由に設定しやすく、ガス吹出部の位置を自由に
設定しやすい。
2の実施の形態において説明する。第2の実施形態にお
いては前記ガス供給ラインとして前記ベルト支承トラフ
のベルト走行方向に沿った3つのダクトを配し、前記最
下部(G2、G5)と右斜下部(G1、G4)と左斜下
部(G3、G6)とに配設したガス吹出部に連通してガ
スを供給するダクトをそれぞれに1つずつ設けた。本発
明による第2の実施の形態においては、簡単な構造によ
り3つのガス供給ラインを設けることができ、ダクトの
配置を自由に設定しやすく、ガス吹出部の位置を自由に
設定しやすい。
【0034】なお、第1、第2の実施の形態においては
ベルト支承トラフ11、12の全長わたって前記ガス吹
出部を前記椀状の断面形状の最下部と右斜下部と左斜下
部との部分に1列ずつ配設したが、前記ガスの片流れ現
象がベルト支承トラフ11、12において局部的に発生
する場合は、発生する部分近傍にのみ本願発明の構成を
備えていれば良く、発生する部分近傍に前記ガス吹出部
を前記椀状の断面形状の最下部と右斜下部と左斜下部と
の部分にそれぞれ少なくとも1列ずつ配設し、該最下部
と右斜下部と左斜下部とに配設したガス吹出部に対しそ
れぞれ別個にガス供給ラインを設ければ良く、ベルト支
承トラフ11、12の全長にわたって上記構成を備えな
くてもよい。
ベルト支承トラフ11、12の全長わたって前記ガス吹
出部を前記椀状の断面形状の最下部と右斜下部と左斜下
部との部分に1列ずつ配設したが、前記ガスの片流れ現
象がベルト支承トラフ11、12において局部的に発生
する場合は、発生する部分近傍にのみ本願発明の構成を
備えていれば良く、発生する部分近傍に前記ガス吹出部
を前記椀状の断面形状の最下部と右斜下部と左斜下部と
の部分にそれぞれ少なくとも1列ずつ配設し、該最下部
と右斜下部と左斜下部とに配設したガス吹出部に対しそ
れぞれ別個にガス供給ラインを設ければ良く、ベルト支
承トラフ11、12の全長にわたって上記構成を備えな
くてもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明においては、ガス吹出部
を前記椀状の断面形状の最下部と右斜下部と左斜下部の
それぞれに少なくとも1列ずつ配列し、最下部と右斜下
部と左斜下部とに配列したガス吹出部のそれぞれに対し
てそれぞれ別個にガス供給ラインを設けることにより、
前記片流れ現象を防止して走行中に該ベルトの下面と該
ベルト支承トラフの内周面とが接触するといった問題を
防止し、ベルトを駆動するために必要な駆動力が増大し
て効率的な装置の運転を行えないという問題や、また、
該ベルトの下面と該ベルト支承トラフの内周面に走行中
に接触して発熱することにより、ベルトが摩耗するとい
った問題を防止することができる。
を前記椀状の断面形状の最下部と右斜下部と左斜下部の
それぞれに少なくとも1列ずつ配列し、最下部と右斜下
部と左斜下部とに配列したガス吹出部のそれぞれに対し
てそれぞれ別個にガス供給ラインを設けることにより、
前記片流れ現象を防止して走行中に該ベルトの下面と該
ベルト支承トラフの内周面とが接触するといった問題を
防止し、ベルトを駆動するために必要な駆動力が増大し
て効率的な装置の運転を行えないという問題や、また、
該ベルトの下面と該ベルト支承トラフの内周面に走行中
に接触して発熱することにより、ベルトが摩耗するとい
った問題を防止することができる。
【0036】請求項2の発明においては、ガス供給ライ
ンとして前記ベルト支承トラフのベルト走行方向に沿っ
た少なくとも3つのダクトを配し、前記最下部と右斜下
部と左斜下部とに配設したガス吹出部に連通してガスを
供給するダクトをそれぞれに少なくとも1つずつ設ける
といった構造とすることによって、ダクトの配置を自由
に設定できるため、ガス吹出部の位置を自由に設定しや
すく、簡単な構造により複数個のガス供給ラインを自在
に設けることができる。また、請求項3の発明において
は、ダクトに仕切板を配して区切るといった簡単な構造
により複数個のガス供給ラインを機能的に設けることが
できる。
ンとして前記ベルト支承トラフのベルト走行方向に沿っ
た少なくとも3つのダクトを配し、前記最下部と右斜下
部と左斜下部とに配設したガス吹出部に連通してガスを
供給するダクトをそれぞれに少なくとも1つずつ設ける
といった構造とすることによって、ダクトの配置を自由
に設定できるため、ガス吹出部の位置を自由に設定しや
すく、簡単な構造により複数個のガス供給ラインを自在
に設けることができる。また、請求項3の発明において
は、ダクトに仕切板を配して区切るといった簡単な構造
により複数個のガス供給ラインを機能的に設けることが
できる。
【図1】本発明の実施の形態によるガス吹出部の位置と
空気ダクトの構造を説明するための断面図であり、
(1)は第1の実施形態による浮上式ベルトコンベヤ装
置の要部断面図であり、(2)は第2の実施形態による
浮上式ベルトコンベヤ装置の要部断面図である。
空気ダクトの構造を説明するための断面図であり、
(1)は第1の実施形態による浮上式ベルトコンベヤ装
置の要部断面図であり、(2)は第2の実施形態による
浮上式ベルトコンベヤ装置の要部断面図である。
【図2】第1の実施形態による浮上式ベルトコンベヤ装
置の全体構成図である。
置の全体構成図である。
【図3】ベルトの走行方向に交差する方向の断面形状か
ら見たガス吹出部の位置の詳細を説明するための要部断
面図である。
ら見たガス吹出部の位置の詳細を説明するための要部断
面図である。
【図4】ベルト走行方向に対するガス吹出部の位置の詳
細を説明するための説明図である。
細を説明するための説明図である。
【図5】ガス吹出部の位置により変化するリータン側の
ガスの単位風量とベルト駆動所要動力の関係を示した表
である。
ガスの単位風量とベルト駆動所要動力の関係を示した表
である。
1 ベルト 11 キャリア側ベルト支承トラフ 12 リターン側ベルト支承トラフ 21 給気管 22 給気管 23 給気管 31 給気管 32 給気管 33 給気管 100 浮上式ベルトコンベヤ装置 D1 空気ダクト D2 空気ダクト D3 空気ダクト D4 空気ダクト D5 空気ダクト D6 空気ダクト DH 空気ダクト DL 空気ダクト G1 ガス吹出部 G2 ガス吹出部 G3 ガス吹出部 G4 ガス吹出部 G5 ガス吹出部 G6 ガス吹出部 H 搬送物
Claims (3)
- 【請求項1】ベルトの走行方向に沿って連設した複数個
のガス注入孔からなるガス吹出部を有しベルトの走行方
向に交差する方向の断面形状の一部を椀状に形成したベ
ルト支承トラフと、該椀状の断面形状にほぼ倣って湾曲
し該ベルト支承トラフ上を走行するベルトとを備え、ベ
ルト走行時において該ガス吹出部からのガス圧力によっ
てベルトが浮上する浮上式ベルトコンベヤ装置におい
て、前記ガス吹出部を前記椀状の断面形状の最下部と右
斜下部と左斜下部とにそれぞれ少なくとも1列ずつ配設
し、該最下部と右斜下部と左斜下部とに配設したガス吹
出部に対しそれぞれ別個にガス供給ラインを設けること
を特徴とする浮上式ベルトコンベヤ装置。 - 【請求項2】前記ガス供給ラインは前記ベルト支承トラ
フのベルト走行方向に沿って配した少なくとも3つのダ
クトであって、前記最下部と右斜下部と左斜下部とに配
設したガス吹出部に連通してガスを供給するダクトをそ
れぞれ少なくとも1つずつ設けることを特徴とする請求
項1に記載の浮上式ベルトコンベヤ装置。 - 【請求項3】前記ベルト支承トラフのベルト走行方向で
ある長手方向に沿って配した少なくとも1つのダクトを
備え、該ダクトはダクト内に仕切板を配することにより
前記最下部と右斜下部と左斜下部とに配設したガス吹出
部のそれぞれに対してそれぞれ少なくとも1つずつのガ
ス供給ラインを形成することを特徴とする請求項1に記
載の浮上式ベルトコンベヤ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33759199A JP2001151320A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 浮上式ベルトコンベヤ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33759199A JP2001151320A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 浮上式ベルトコンベヤ装置 |
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ID=18310099
Family Applications (1)
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106395249A (zh) * | 2016-09-18 | 2017-02-15 | 太原科技大学 | 一种新型气垫带式输送机 |
CN111285011A (zh) * | 2020-02-27 | 2020-06-16 | 江门市南方输送机械工程有限公司 | 一种具有自动纠偏功能的气垫带式输送机和纠偏方法 |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP33759199A patent/JP2001151320A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106395249A (zh) * | 2016-09-18 | 2017-02-15 | 太原科技大学 | 一种新型气垫带式输送机 |
CN111285011A (zh) * | 2020-02-27 | 2020-06-16 | 江门市南方输送机械工程有限公司 | 一种具有自动纠偏功能的气垫带式输送机和纠偏方法 |
CN111285011B (zh) * | 2020-02-27 | 2020-12-01 | 江门市南方输送机械工程有限公司 | 一种具有自动纠偏功能的气垫带式输送机和纠偏方法 |
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