JP2004299896A - パイプコンベヤ用ブースター装置及びそれを用いたパイプコンベヤ装置 - Google Patents

パイプコンベヤ用ブースター装置及びそれを用いたパイプコンベヤ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】中間駆動力をパイプコンベヤベルトに確実に伝えることができるようにしたパイプコンベヤベルト用ブースター装置、及びそれを用いたパイプコンベヤ装置を提供する。
【解決手段】円筒状に丸められたコンベヤベルト1の往路1aの中間部の近傍に、互いに間隔を隔てた1対の補助プーリ3、3と、少なくともいずれか一方の補助プーリ3を回転させる駆動手段4と、両補助プーリ3、3に巻き掛けられ、かつ無端回走させられるようにしたブースターベルト5とを備えるブースター装置2を配設し、かつブースターベルト5における両補助プーリ3、3の往路5aの中間部を、コンベヤベルト1の円筒状に丸められた部分の外周面に圧接させて同方向に回走させるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パイプコンベヤ用ブースター装置、及びそれを用いたパイプコンベヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6及び図7は、従来のパイプコンベヤ装置の一例を示す。
【0003】
この従来のパイプコンベヤ装置は、無端の帯状コンベヤベルト(以下単にベルトという)(21)を、前部プーリ(22)と後部プーリ(23)とにベルト状に展開して掛け回して循環させ、かつ、ベルト(21)における両プーリ(22)(23)間の中間部では、複数の案内ローラ(24)をほぼ環状または樋状に配設してなる多数の案内枠(25)(26)(27)を通過させることにより、ベルト(21)の両側縁部が相互に重合した重合部分(28)を有する円筒状に丸めるとともに、その中に被搬送物(29)を包み込み、重合部分(28)で閉じた状態で搬送するようになっている。
【0004】
中間の案内枠(26)は、図7に示すように、それぞれの中央に、ベルト(21)が挿通する窓孔(26a)が穿設された上室(26b)と下室(26c)とに分かれ、各室(26b)(26c)内には、窓孔(26a)を取り囲むように、上述した複数の案内ローラ(24)が環状に配設されている。
【0005】
上室(26b)の窓孔(26a)には、ベルト(21)の往路側である往路ベルト(21a)が、下室(26c)の窓孔(26a)には、ベルト(21)の復路側である復路ベルト(21b)がそれぞれ挿通され、各ベルト(21a)(21b)は円筒状に保持される。
【0006】
図8には、ベルト(21)の長さ(前部プーリ(22)と後部プーリ(23)との間の長さ)と、ベルト(21)駆動時に発生する引張力との関係を示す。
【0007】
この図からわかるように、前部プーリ(22)からベルトに駆動力を伝達するには、前部プーリ(22)とベルト(21)の押し圧を、ベルト(21)の長さに比例して上昇させる必要がある。
また、ベルト(21)の長さが長くなるにつれて、ベルト(21)自体の自重と被搬送物の重量が増大するので、駆動力も大としなければならない。
【0008】
そのため、長距離ラインのパイプコンベヤ装置には、高い引張力に耐える高張力コンベヤベルトを使用する必要があるが、これによる設備費用の増加は問題であり、長距離ラインのパイプコンベヤ装置の実現には限界があった。
【0009】
図9は、平コンベヤベルト(32)に使用されている従来のブースター装置の概略図を示し、図10は、平コンベヤベルト(32) の長さ(駆動プーリ(30)と従属プーリ(31)との間の長さ)と、駆動時にベルトに発生する引張力との関係を示す。
【0010】
図10の実線は、中間駆動用プーリ(33)を使用しない場合にベルトに発生する引張力を示し、破線は、中間駆動用プーリ(33)を使用した場合にベルトに発生する引張力を示す。
【0011】
図9に示すように、平コンベヤベルト(32)の長さ方向のほぼ中間位置において、中間駆動用プーリ(33)を平コンベヤベルト(32)の下面に圧接し、平コンベヤベルト(32)の移動速度と中間駆動用プーリ(33)の周速度とを一致させることにより、平コンベヤベルト(32)に中間駆動用プーリ(33)の駆動力を伝えるようにしたブースター装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0012】
このように、平コンベヤベルト(32)のほぼ中心位置において、中間駆動用プーリ(33)により駆動力を伝えた場合、平コンベヤベルト(32)に加える引張力を約半分に軽減でき、そのため設備費用の低減が図られ、長距離ラインの平コンベヤベルト装置の実現が可能になる。
【0013】
【特許文献1】
特開平10−316215号公報(図1及び図2)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、パイプコンベヤ装置においては、搬送物を搬送中に脱落させないために、ベルトを円形に丸めて搬送しているので、上述のような平コンベヤベルト用のブースター装置における中間駆動プーリによっては、ベルトとの間で十分な圧接面積を確保することができず、十分な駆動力を伝えることができない。
【0015】
また、圧接面積を大とするため、中間駆動プーリの形状を、両端径が大きく中心径が小さい鼓状にすると、速度差により、ベルトが異常摩耗するとともに、円形に丸めたベルトの外径のわずかの変動により、圧接面積が減少し、十分な駆動力を伝えることができない。
【0016】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、中間駆動力をパイプコンベヤベルトに確実に伝えることができるようにしたパイプコンベヤベルト用ブースター装置、及びそれを用いたパイプコンベヤ装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
【0018】
(1)無端のコンベヤベルトを、少なくとも一方が回転駆動されるようした、互いに間隔を隔てた1対のプーリ間に巻き掛け、前記コンベヤベルトを、前記プーリの巻き掛け部分では偏平に展開し、かつプーリ間の往路または復路または復路の中間部では、ほぼ円筒状に丸めて走行させるようにしたパイプコンベヤ装置において、円筒状に丸められた前記コンベヤベルトの往路または復路の中間部に圧接して、前記コンベヤベルトに補助駆動力を付与するようにしたパイプコンベヤ用ブースター装置においては、互いに間隔を隔てた1対の補助プーリと、少なくともいずれか一方の前記補助プーリを回転させる駆動手段と、前記両補助プーリに巻き掛けられ、かつ両補助プーリ間の往路または復路の中間部が、前記コンベヤベルトの円筒状に丸められた部分の外周面に圧接して回走させられるようにしたブースターベルトとを備えるものとする。
【0019】
(2)無端のコンベヤベルトを、少なくとも一方が回転駆動されるようにした、互いに間隔を隔てた1対のプーリ間に巻き掛け、前記コンベヤベルトを、前記プーリの巻き掛け部分では偏平に展開し、かつプーリ間の往路または復路の中間部では、ほぼ円筒状に丸めて走行させるようにしたパイプコンベヤ装置においては、円筒状に丸められた前記コンベヤベルトの往路または復路の中間の近傍に、互いに間隔を隔てた1対の補助プーリと、少なくともいずれか一方の前記補助プーリを回転させる駆動手段と、前記両補助プーリに巻き掛けられ、かつ無端回走させられるようにしたブースターベルトとを備えるブースター装置を配設し、かつ前記ブースターベルトにおける両補助プーリ間の往路または復路の中間部を、前記コンベヤベルトの円筒状に丸められた部分の外周面に圧接させて同方向に回走させるようにする。
【0020】
(3)上記(2)項において、コンベヤベルトにおける円筒状に丸められた部分の外周面に、ブースターベルトの一部を圧接させて、複数の保形ローラをほぼ円形状に配置してなる保形枠を通過させることにより、前記ブースターベルトの一部を、前記コンベヤベルトにおける円筒状に丸められた部分の外周面に倣う形状に変形させるようにする。
【0021】
(4)上記(3)項において、複数の保形ローラを、横長楕円形状に配置する。
【0022】
(5)上記(4)項において、いずれかの保形ローラを、ブースターベルトの側縁に、所要の角度をなして近接するように保形枠に配設し、ブースターベルトの側縁が、前記保形ローラに当接することにより、ブースターベルトの側方へのずれを防止し得るようにする。
【0023】
(6)上記(2)項において、コンベヤベルトにおける円筒状に丸められた部分の中間部分を局部的に樋状に拡開させる拡開手段を設けるとともに、コンベヤベルトにおける前記樋状部分の外周面に、ブースターベルトの一部を圧接させて、複数の保形ローラをほぼ樋状に配置してなる保形枠を通過させることにより、前記ブースターベルトの一部を、前記コンベヤベルトにおける樋状部分の外周面に倣う形状に変形させるようにする。
【0024】
(7)上記(2)〜(6)項のいずれかにおいて、コンベヤベルトにおける円筒状に丸められた部分で、かつその下面にブースターベルトの一部が圧接する部分を、コンベヤベルトにおける他の円筒状部分の下面より上方に持ち上げる持ち上げ手段を設ける。
【0025】
(8)上記(2)〜(7)項のいずれかにおいて、コンベヤベルトにおける往路と復路とのそれぞれに、ブースター装置を設ける。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は、本発明のパイプコンベヤ用ブースター装置の一実施形態と、それを用いたパイプコンベヤ装置の第1の実施形態の一部を示す。なお、パイプコンベヤ装置の基本的構造は、図6及び図7に示す従来のものと同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0027】
この例では、無端の帯状コンベヤベルト(以下単にベルトという)(1)の往路側である往路ベルト(1a)における円筒状に丸められた部分の下方に近接して、パイプコンベヤ用ブースター装置(2)が配設されている。
【0028】
ブースター装置(2)は、往路ベルト(1a)の進行方向に間隔を隔てた1対の補書プーリ(3)(3)と、一方の補助プーリ(3)を回転させる駆動手段(4)と、両補助プーリ(3)(3)に巻き掛けられ、かつ往路(5a)の中間部が、円筒状に丸められた往路ベルト(1a)の下面に圧接して回走させられるようにしたブースターベルト(5)とを備えている。
【0029】
駆動手段(4)は、一方の補助プーリ(3)の軸(3a)に固嵌したプーリ(またはスプロケット)(6)と、適宜の固定体(図示略)に設けたモータ(7)の出力軸(7a)に固嵌したプーリ(またはスプロケット)(8)と、両プーリ(またはスプロケット)(6)(8)に巻き掛けられたベルト(またはチェーン)(9)とからなり、モータ(7)を作動させることにより、ベルト(またはチェーン)(9)を介して、ブースターベルト(5)を、その往路(5a)が往路ベルト(1a)の進行方向と同方向に進行するように回送させ、もって、ブースターベルト(5)と往路ベルト(1a)との摩擦力により、往路ベルト(1a)に補助駆動力を付与することができるようになっている。
【0030】
保形枠(10)は、図7に示す案内枠(26)と同様のもので、中央に横長楕円形の窓孔(10a)が穿設され、その窓孔(10a)を取り囲むように、複数、この例では6個の保形ローラ(11)が、楕円形の配置で設けられたものよりなっている。
【0031】
ブースターベルト(5)の往路(5a)は、ほぼ円筒状に丸められた往路ベルト(1a)の下面に密接するようにして、往路ベルト(1a)とともに、2個の保形枠(10)(10)の窓孔(10a)及び複数の保形ローラ(11)間を通過させられることにより、横長楕円形に押しつぶされた形の往路ベルト(1a)の下面形状に倣うように変形させられて、その往路ベルト(1a)の下面に圧接させられる。
【0032】
したがって、ブースターベルト(5)と往路ベルト(1a)との密着性が増し、それらの間に滑りが生じることなく、ブースター装置(2)の補助駆動力を、確実にベルト(1)に伝達することができる。
【0033】
図2に示すように、6個の保形ローラ(11)のうち、上方の両側部の保形ローラ(11)(11)を、ブースターベルト(5)の両側縁に近接するように、かつ好ましくは、その両側縁部に対して90°に近い角度をなすようにして、保形枠(10)に枢支すると、ブースターベルト(5)が側方へ偏位しようとするとき、その側縁が上記保形ローラ(11)に当接して、その側方への位置ずれを防止することができる。
【0034】
(12)は、ブースターベルト(5)の往路(5a)を、保形枠(10)へ導びくとともに、保形枠(10)からの戻りを案内する案内ローラである。
【0035】
なお、保形ローラ(11)の配置は、上述のような横長楕円形とするのが好ましいが、図7に示す案内ローラ(24)の配置と同様の円形としてもよい。
【0036】
図3は、本発明のパイプコンベヤ装置の第2の実施形態を示す。
【0037】
この例では、保形枠(10)に、円筒状に丸められた往路ベルト(1a)の中間部を局部的に樋状に拡開させる拡開手段をなす左右1対の開きローラ(13)(13)をV字状の配置で設けるとともに、その下方に、5個の保形ローラ(11)を、横長楕円形の窓孔(10a)に沿って配設し、往路ベルト(1a)とブースターベルト(5)とを、往路ベルト(1a)の両側端が開きローラ(13)(13)の外側に当接し、かつ往路ベルト(1a)とブースターベルト(5)の往路(5a)とが、互いに密接して、全体として樋状をなすようにして、窓孔(10a)内を通過させることにより、ブースターベルト(5)が樋状となった往路ベルト(1a)の下面形状に倣うように変形させて、その密着性を増すようにしている。
【0038】
このようにすると、往路ベルト(1a)の両側端が1対の開きローラ(13)(13)により規制されて、蛇行やねじれが防止されるとともに、往路ベルト(1a)の下面をブースターベルト(5)に強力に圧接させることができる。
【0039】
図4は、本発明のパイプコンベヤ装置の第3の実施形態を示す。
【0040】
この例では、往路ベルト(1a)の進行方向における1対の保形枠(10)(10)の前後に、円筒状に丸められた往路ベルト(1a)におけるブースターベルト(5)が圧接する部分を、ブースターベルト(5)とともに、往路ベルト(1a)の他の部分より上方に持ち上げる持ち上げ手段をなす1対の押し上げローラ(14)(14)を設け、これによって、ブースターベルト(5)の往路ベルト(1a)の外周面への密着性をよくするようにしてある。
【0041】
図5は、本発明のパイプコンベヤ装置の第4の実施形態を示す。なお、前述の実施形態及び従来例と同一の部材には同一の符号を付して図示し、それらについて詳細な説明は省略する。
【0042】
この例では、往路ベルト(1a)と復路ベルト(1b)とのそれぞれの円筒状に丸められた部分に、図1に示すものと同様のブースター装置(2)を設けてある。
【0043】
これらのブースター装置(2)を、往路ベルト(1a)及び復路ベルト(1b)のほぼ中間点に設けることにより、ベルト(1)の本来の駆動手段である前部ローラ(22)の駆動手段の駆動力をほぼ半減することができるとともに、長距離のパイプコンベヤラインの実現を可能とすることができる。
【0044】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、円筒状に丸められたパイプコンベヤベルトの外周面とブースターベルトとの圧接面積を大として、中間駆動力を確実にパイプコンベヤベルトに伝えることができるようにしたパイプコンベヤ用ブースター装置を提供することができる。
【0045】
請求項2記載の発明によると、パイプコンベヤベルトの本来の駆動手段の必要駆動力を著しく低減できるとともに、長距離のパイプコンベヤラインの実現を可能とすることができる。
【0046】
請求項3記載の発明によると、コンベヤベルトとブースターベルトとの密着性をよくし、中間駆動力をコンベヤベルトに確実に伝達することができる。
【0047】
請求項4記載の発明によると、ほぼ円形に丸められたコンベヤベルトを、保形ローラにより、横長楕円形となるように押しつぶすことにより、コンベヤベルトとブースターベルトとの密着性をさらに向上することができる。
【0048】
請求項5記載の発明によると、ブースターベルトの側方へのずれを確実に防止することができる。
【0049】
請求項6記載の発明によると、一旦円筒状に丸められたコンベヤベルトの一部を、樋状に拡開させて、その両側端を拡開手段により拘束することによって、コンベヤベルトとブースターベルトとの密着性を向上することができる。
【0050】
請求項7記載の発明によると、コンベヤベルトにおける持ち上げ手段により持ち上げられた部分のテンションが増し、それによってコンベヤベルトとブースターベルトとの密着性が増大する。
【0051】
請求項8記載の発明によると、コンベヤベルトの本来の駆動手段の駆動力をほぼ半減することができるとともに、長距離のパイプコンベヤラインの実現を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブースター装置の一実施形態を備えるパイプコンベヤ装置の第1の実施形態における一部の概略側面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【図3】本発明のパイプコンベヤ装置の第2の実施形態における、図2と同様の部分のの縦断面図である。
【図4】本発明のパイプコンベヤ装置の第3の実施形態の概略側面図である。
【図5】本発明のパイプコンベヤ装置の第4の実実施形態の概略側面図である。
【図6】従来のパイプコンベヤ装置の一例を示す概略側面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う拡大縦断面図である。
【図8】従来のベルトの長さとベルト駆動時に発生する引張力との関係を示す図である。
【図9】従来のブースター装置が設けられた平ベルトコンベヤの概略側面図である。
【図10】従来の平コンベヤベルトの長さとベルト駆動時に発生する引張力との関係を示す図である。
【符号の説明】
(1)コンベヤベルト(ベルト)
(1a)往路ベルト
(1b)復路ベルト
(2)ブースター装置
(3)補助プーリ
(3a)軸
(4)駆動手段
(5)ブースターベルト
(5a)往路
(6)プーリ(スプロケット)
(7)モータ
(7a)出力軸
(8)プーリ(スプロケット)
(9)ベルト(チェーン)
(10)保形枠
(10a)窓孔
(11)保形ローラ
(12)案内ローラ
(13)開きローラ(拡開手段)
(14)押し上げローラ(持ち上げ手段)
(21)コンベヤベルト
(21a)往路ベルト
(21b)復路ベルト
(22)前部プーリ
(23)後部プーリ
(24)案内ローラ
(25)(26)(27)案内枠
(26a)窓孔
(26b)上室
(26c)下室
(28)重合部分
(29)被搬送物
(30)駆動プーリ
(31)従属プーリ
(32)平コンベヤベルト
(33)中間駆動用プーリ
(34)中間駆動用モータ

Claims (8)

  1. 無端のコンベヤベルトを、少なくとも一方が回転駆動されるようになっており、かつ互いに間隔を隔てた1対のプーリ間に巻き掛け、前記コンベヤベルトを、その巻き掛け部分では偏平に展開し、かつプーリ間の往路または復路の中間部では、ほぼ円筒状に丸めて走行させるようにしたパイプコンベヤ装置において、円筒状に丸められた前記コンベヤベルトの往路または復路の中間部に圧接して、前記コンベヤベルトに補助駆動力を付与するようになっているパイプコンベヤ用ブースター装置であって、
    互いに間隔を隔てた1対の補助プーリと、少なくともいずれか一方の前記補助プーリを回転させる駆動手段と、前記両補助プーリに巻き掛けられ、かつ両補助プーリ間の往路または復路の中間部が、前記コンベヤベルトの円筒状に丸められた部分の外周面に圧接して回走させられるようにしたブースターベルトとを備えることを特徴とするパイプコンベヤ用ブースター装置。
  2. 無端のコンベヤベルトを、少なくとも一方が回転駆動されるようになっており、かつ互いに間隔を隔てた1対のプーリ間に巻き掛け、前記コンベヤベルトを、前記プーリの巻き掛け部分では偏平に展開し、プーリ間の往路または復路の中間部では、ほぼ円筒状に丸めて走行させるようにしたパイプコンベヤ装置において、
    円筒状に丸められた前記コンベヤベルトの往路または復路の中間部に、互いに間隔を隔てた1対の補助プーリと、少なくともいずれか一方の前記補助プーリを回転させる駆動手段と、前記両補助プーリに巻き掛けられ、かつ無端回走させられるようにしたブースターベルトとを備えるブースター装置を配設し、かつ前記ブースターベルトにおける両補助プーリ間の往路または復路の中間部を、前記コンベヤベルトの円筒状に丸められた部分の外周面に圧接させて、同方向に回走させるようにしたことを特徴とするパイプコンベヤ装置。
  3. コンベヤベルトにおける円筒状に丸められた部分の外周面に、ブースターベルトの一部を圧接させて、複数の保形ローラをほぼ円形状に配置してなる保形枠を通過させることにより、前記ブースターベルトの一部を、前記コンベヤベルトにおける円筒状に丸められた部分の外周面に倣う形状に変形させるようにしたことを特徴とする請求項2記載のパイプコンベヤ装置。
  4. 複数の保形ローラを、横長楕円形状に配置した請求項3記載のパイプコンベヤ装置。
  5. いずれかの保形ローラを、ブースターベルトの側縁に、所要の角度をなして近接するように保形枠に配設し、ブースターベルトの側縁が、前記保形ローラに当接することにより、ブースターベルトの側方へのずれを防止し得るようにした請求項4記載のパイプコンベヤ装置。
  6. コンベヤベルトにおける円筒状に丸められた部分の中間部分を局部的に樋状に拡開させる拡開手段を設けるとともに、コンベヤベルトにおける前記樋状部分の外周面に、ブースターベルトの一部を圧接させて、複数の保形ローラをほぼ樋状に配置してなる保形枠を通過させることにより、前記ブースターベルトの一部を、前記コンベヤベルトにおける樋状部分の外周面に倣う形状に変形させるようにしたことを特徴とする請求項2記載のパイプコンベヤ装置。
  7. コンベヤベルトにおける円筒状に丸められた部分で、かつその下面にブースターベルトの一部が圧接する部分を、コンベヤベルトにおける他の円筒状部分の下面より上方に持ち上げる持ち上げ手段を設けた請求項2〜6のいずれかに記載のパイプコンベヤ装置。
  8. コンベヤベルトにおける往路と復路とのそれぞれに、ブースター装置を設けた請求項2〜7のいずれかに記載のパイプコンベヤ装置。
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