JPH06227631A - カーブコンベア - Google Patents

カーブコンベア

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Publication number
JPH06227631A
JPH06227631A JP1314493A JP1314493A JPH06227631A JP H06227631 A JPH06227631 A JP H06227631A JP 1314493 A JP1314493 A JP 1314493A JP 1314493 A JP1314493 A JP 1314493A JP H06227631 A JPH06227631 A JP H06227631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
conveyor belt
conveyor
timing
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP1314493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Nakano
隆雄 中野
Mitsuo Yoshida
光男 吉田
Hisashi Shimokawa
久史 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06227631A publication Critical patent/JPH06227631A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで製造でき且つコンベア全幅に対し
て大きな有効搬送幅をとることができるカーブコンベア
を提供することを課題とする。 【構成】 所定の角度間隔で配設されたフリーローラ
1,1と、これらフリーローラ1,1相互間に張設され
た搬送用ベルト2と、前記搬送用ベルト2に、これの外
周縁に沿って等間隔で配列させてある孔Hと、前記孔H
と順次歯合する歯30を有した複数のスプロケット3と
を有し、前記スプロケット3のうち少なくとも一つを回
転駆動することにより搬送用ベルト2を回転させるよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カーブコンベアに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】カーブコンベアとしては、既に、わが社
で開発したものを特願平3−136656号において開
示している。このカーブコンベアは、図5や図6に示す
ように、所定の角度間隔で配設されたナイフエッジ9
0,90とこれの下方に設けられた複数のフリーローラ
91とを利用して搬送用ベルト92を張設しており、前
記搬送用ベルト92を、これの外周側に設けたチェーン
93により回転駆動するようにしている。前記チェーン
93は、図5に示すように、ガイド94によって搬送用
ベルト92の外周縁に沿うような平面軌跡に拘束されて
おり、他方、チェーン93から搬送用ベルト92への動
力の伝達は、図7や図8に示すように、搬送用ベルト9
2側のプーリP1と、前記プーリP1と同一平面上にあ
るチェーン93側のプーリP2と、これらプーリ間に設
けられた動力伝達用ベルトBとから構成された伝達手段
95により行われるようにしてある。
【0003】尚、上記チェーン93の駆動は、図5に示
す如く、スプロケット96,97,98やチェーン99
を介してモータMにより行われている。このカーブコン
ベアは上記の如く構成してあるから動力伝達用ベルトB
が磨耗しにくいものとなる。しかしながら、このカーブ
コンベアでは、ガイド94、伝達手段95等が複雑な構
造であることから高コストとなり、また、前記伝達手段
95等が比較的大きな専有空間を必要とするものである
ことから、コンベア全幅に対して大きな有効搬送幅をと
ることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、低コストで製造でき且つコンベア全幅に対して大き
な有効搬送幅をとることができるカーブコンベアを提供
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この請求項1記載の発明
のカーブコンベアは、所定の角度間隔で配設されたフリ
ーローラ1,1と、これらフリーローラ1,1相互間に
張設された搬送用ベルト2と、前記搬送用ベルト2に、
これの外周縁に沿って等間隔で配列させてある孔Hと、
前記孔Hと順次歯合する歯30を有した複数のスプロケ
ット3とを有し、前記スプロケット3のうち少なくとも
一つを回転駆動することにより搬送用ベルト2を回転さ
せるようにしている。
【0006】この請求項2記載の発明のカーブコンベア
は、所定の角度間隔で配設されたナイフエッジ8,8
と、これらナイフエッジ8,8相互間に張設された搬送
用ベルト2と、前記搬送用ベルト2に、これの外周縁に
沿って等間隔で配列させてある孔Hと、前記孔Hと順次
歯合する歯30を有した複数のスプロケット3とを有
し、前記スプロケット3のうち少なくとも一つを回転駆
動することにより搬送用ベルト2を回転させるようにし
ている。
【0007】この請求項3記載の発明のカーブコンベア
は、所定の角度間隔で配設されたフリーローラ1,1
と、これらフリーローラ1,1相互間に張設された搬送
用ベルト2と、前記搬送用ベルト2に、これの外周縁に
沿って張設されたタイミングベルト4と、前記タイミン
グベルト4の一部と係合し搬送用ベルト2の内方への移
動を阻止する係合部50を有し且つ前記タイミングベル
ト4と歯合する複数のタイミングプーリ5とを有し、前
記タイミングプーリ5のうち少なくとも一つを回転駆動
することにより搬送用ベルト2を回転させるようにして
いる。
【0008】この請求項4記載の発明のカーブコンベア
は、所定の角度間隔で配設されたナイフエッジ8,8
と、これらナイフエッジ8,8相互間に張設された搬送
用ベルト2と、前記搬送用ベルト2に、これの外周縁に
沿って張設されたタイミングベルト4と、前記タイミン
グベルト4の一部と係合し搬送用ベルト2の内方への移
動を阻止する係合部50を有し且つ前記タイミングベル
ト4と歯合する複数のタイミングプーリ5とを有し、前
記タイミングプーリ5のうち少なくとも一つを回転駆動
することにより搬送用ベルト2を回転させるようにして
いる。
【0009】
【作用】この発明は次のように作用する。 (請求項1、2記載の発明の作用)このカーブコンベア
では、従来の技術の欄に記載したような高コストの原因
となり且つ比較的大きな専有空間を必要とするガイド、
伝達手段等は存在しない。
【0010】そして、スプロケット3における歯30の
外側壁面と搬送用ベルト2における孔Hの外周側構成壁
面との係合により、搬送用ベルト2の内方への移動は阻
止され、又、スプロケット3の歯30と搬送用ベルト2
の孔Hとの歯合により、搬送用ベルト2は従来のものと
同様に回転せしめられる。 (請求項3、4記載の発明の作用)このカーブコンベア
では、従来の技術の欄に記載したような高コストの原因
となり且つ比較的大きな専有空間を必要とするガイド、
伝達手段等が存在しない。
【0011】そして、タイミングプーリ5の係合部50
とタイミングベルト4との係合により、搬送用ベルト2
の内方への移動は阻止され、又、タイミングプーリ5と
タイミングベルト4との歯合により、搬送用ベルト2は
従来のものと同様に回転せしめられる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面に従って説明する。 (実施例1)この実施例のものはナイフエッジ式のカー
ブコンベアであり、このコンベアは、図1に示すよう
に、90°間隔(この実施例では90°間隔に限定され
るものではない)で配設されたナイフエッジ8,8とこ
れの下方に設けられたフリーローラ1,1とを利用して
ループ状の搬送用ベルト2を張設し、前記搬送用ベルト
2の往路・復路相互間に配設させた三つのスプロケット
3のうちの一つのスプロケット3をモータMにより回転
駆動させることにより搬送用ベルト2を回転させるよう
にしている。
【0013】ナイフエッジ8は、図2に示すように、長
尺板により構成されており、搬送用ベルト2の折返部2
2の抵抗を小さくするために、その端縁を断面R状に形
成してある。フリーローラ1は、図1に示すように、1
2個の単位ローラ10を直列に配列させて構成されてお
り、搬送用ベルト2の内周側の移動距離とこれの外周側
の移動距離との差から発生する、搬送用ベルト2とフリ
ーローラ1とのスベリを回避できるようにしてある。
【0014】搬送用ベルト2は、図1や図3に示すよう
に、通常に使用されているベルト主体20の外周縁近傍
全域に薄板状の補強材21を張設し、この部分の全域に
一定間隔(上記スプロケット3の歯30と順次歯合する
ように配列)で孔Hを配設してある。そして、この実施
例では、搬送用ベルト2の往路側外周部分を外側フレー
ム主体6の上面に、復路側外周部分を前記外周フレーム
主体6に回転自在に取付けた受けローラ7上に、それぞ
れ載置させるようにしてある。尚、上記孔Hは、同図に
示すように、その構成壁をパイプ状の金属材料mで構成
させることにより、スプロケット3との歯合の際にベル
ト主体20に亀裂が発生しないようにしてある。
【0015】スプロケット3は、通常市販されているも
のが採用されており、図3に示すように、外側フレーム
主体6の断面コ字状部分に軸31を介して回転自在に取
付けられていると共に、スプトケットの歯30を上記し
た搬送用ベルト2における復路部分の孔Hに歯合させる
ようにしてある。このカーブコンベアは上記のような構
成としてあるから、図3に示す如くスプロケット3にお
ける歯30の外側壁部30aと孔Hを構成する金属材料
mの外周側構成壁面との係合により、搬送用ベルト2の
内方への移動は阻止され、又、スプロケット3の歯30
と搬送用ベルト2の孔Hとの歯合により、搬送用ベルト
2は従来のものと同様に回転せしめられることとなる。 (実施例2)この実施例のカーブコンベアはナイフエッ
ジ8、フリーローラ1、搬送用ベルト2、外側フレーム
主体6等の構成は上記実施例1とほぼ同様の構成として
あるが、前記搬送用ベルト2を回転させるため、図4に
示すように、ベルト主体20の外周縁全域にタイミング
ベルト4を張設して搬送用ベルト2を構成させると共に
外側フレーム主体6に複数のタイミングプーリ5を回転
可能に取付け、前記タイミングベルト4とタイミングプ
ーリ5とを歯合させるようにしている。
【0016】又、このコンベアでは搬送用ベルト2の内
方への移動を阻止させるため、同図に示すように、上記
タイミングプーリ5の内側に鍔部51(手段の欄の係合
部50と対応する)を設けると共に上記外側フレーム主
体6の上面に往路側のタイミングベルト4が挿入される
凹部60を設けてあり、コンベア駆動状態において、搬
送用ベルト2の往路側では凹部60の内側構成壁とタイ
ミングベルト4の内側壁とが係合状態となり、それの復
路側では鍔部51の外側壁とタイミングベルト4の内側
壁とが係合状態となるようにしてある。
【0017】したがって、この実施例2についてもこの
発明の特有の効果を奏することとなる。尚、上記実施例
にかえて、搬送用ベルト2を張設するための手段を、一
対のナイフエッジ8のみ、又は一対のフリーローラ1と
することもできる。又、タイミングベルト4とタイミン
グプーリ5との係合は、上記実施例2に示したものと相
違する態様とすることもできる。
【0018】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。作用の欄に記載した内容から、
低コストで製造でき且つコンベア全幅に対して大きな有
効搬送幅をとることができるカーブコンベアを提供でき
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のカーブコンベアの平面図。
【図2】前記カーブコンベアにおける搬送用ベルト、ナ
イフエッジ、フリーローラとの関係を示す図。
【図3】前記カーブコンベアにおいて、搬送用ベルトに
回転駆動力を伝達するための構造を示した図。
【図4】この発明の他の実施例のカーブコンベアにおい
て、搬送用ベルトに回転駆動力を伝達するための構造を
示した図。
【図5】従来のカーブコンベアの平面図。
【図6】従来のカーブコンベアにおける搬送用ベルト、
ナイフエッジ、フリーローラとの関係を示す図。
【図7】従来のカーブコンベアにおいて、搬送用ベルト
に回転駆動力を伝達するための構造を示した平面図。
【図8】従来のカーブコンベアにおいて、搬送用ベルト
に回転駆動力を伝達するための構造を示した側面図。
【符号の説明】
H 孔 1 フリーローラ 2 搬送用ベルト 3 スプロケット 4 タイミングベルト 5 タイミングプーリ 8 ナイフエッジ 30 歯 50 係合部 51 鍔部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の角度間隔で配設されたフリーロー
    ラ(1),(1)と、これらフリーローラ(1),
    (1)相互間に張設された搬送用ベルト(2)と、前記
    搬送用ベルト(2)に、これの外周縁に沿って等間隔で
    配列させてある孔(H)と、前記孔(H)と順次歯合す
    る歯(30)を有した複数のスプロケット(3)とを有
    し、前記スプロケット(3)のうち少なくとも一つを回
    転駆動することにより搬送用ベルト(2)を回転させる
    ようにしたことを特徴とするカーブコンベア。
  2. 【請求項2】 所定の角度間隔で配設されたナイフエッ
    ジ(8),(8)と、これらナイフエッジ(8),
    (8)相互間に張設された搬送用ベルト(2)と、前記
    搬送用ベルト(2)に、これの外周縁に沿って等間隔で
    配列させてある孔(H)と、前記孔(H)と順次歯合す
    る歯(30)を有した複数のスプロケット(3)とを有
    し、前記スプロケット(3)のうち少なくとも一つを回
    転駆動することにより搬送用ベルト(2)を回転させる
    ようにしたことを特徴とするカーブコンベア。
  3. 【請求項3】 所定の角度間隔で配設されたフリーロー
    ラ(1),(1)と、これらフリーローラ(1),
    (1)相互間に張設された搬送用ベルト(2)と、前記
    搬送用ベルト(2)に、これの外周縁に沿って張設され
    たタイミングベルト(4)と、前記タイミングベルト
    (4)の一部と係合し搬送用ベルト(2)の内方への移
    動を阻止する係合部(50)を有し且つ前記タイミング
    ベルト(4)と歯合する複数のタイミングプーリ(5)
    とを有し、前記タイミングプーリ(5)のうち少なくと
    も一つを回転駆動することにより搬送用ベルト(2)を
    回転させるようにしたことを特徴とするカーブコンベ
    ア。
  4. 【請求項4】 所定の角度間隔で配設されたナイフエッ
    ジ(8),(8)と、これらナイフエッジ(8),
    (8)相互間に張設された搬送用ベルト2と、前記搬送
    用ベルト(2)に、これの外周縁に沿って張設されたタ
    イミングベルト(4)と、前記タイミングベルト(4)
    の一部と係合し搬送用ベルト(2)の内方への移動を阻
    止する係合部(50)を有し且つ前記タイミングベルト
    (4)と歯合する複数のタイミングプーリ(5)とを有
    し、前記タイミングプーリ(5)のうち少なくとも一つ
    を回転駆動することにより搬送用ベルト(2)を回転さ
    せるようにしたことを特徴とするカーブコンベア。
JP1314493A 1993-01-29 1993-01-29 カーブコンベア Pending JPH06227631A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002092474A1 (fr) * 2001-05-11 2002-11-21 Nitta Corporation Convoyeur a courbe
CN102234010A (zh) * 2011-06-10 2011-11-09 无锡杰思物流设备有限公司 皮带输送机标准的片面刀刃结构

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