JP2001278424A - ベルトコンベヤ - Google Patents

ベルトコンベヤ

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JP2001278424A
JP2001278424A JP2000090558A JP2000090558A JP2001278424A JP 2001278424 A JP2001278424 A JP 2001278424A JP 2000090558 A JP2000090558 A JP 2000090558A JP 2000090558 A JP2000090558 A JP 2000090558A JP 2001278424 A JP2001278424 A JP 2001278424A
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belt
support roller
conveyor
roller
belt support
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JP2000090558A
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Hiroshi Ishibashi
弘志 石橋
Tadaharu Yokoyama
忠治 横山
Yuji Ogi
裕次 扇
Mizuo Kin
瑞夫 金
Yasuto Shinohara
靖人 篠原
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Kajima Corp
Taguchi Industry Inc
Original Assignee
Kajima Corp
Taguchi Industry Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平カーブ部が非常に安価で施工コストを抑
制し、軽量にして施工・撤去を行ないやすくするベルト
コンベヤを提供することにある。 【解決手段】 水平カーブ部2として、中央ベルト支持
ローラー3の側方に緩傾斜ベルト支持ローラー4,5を
設け、緩傾斜ベルト支持ローラー5の側方に急傾斜ベル
ト支持ローラー6を設け、緩傾斜ベルト支持ローラー
4,5と急傾斜ベルト支持ローラー6のローラー表面に
環状凸部4a,5a,6aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に土木作業にお
ける土砂・岩石等の搬送物を搬送するために用いられ、
特に長い距離で用いた場合に、トンネル内又は地上で水
平にカーブさせて搬送ラインをカーブできるようにして
トンネルのカーブ又は地上での設置場所の状況に対応す
るベルトコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベルトコンベヤにおいて、主に土
木作業に関する土砂・岩石等を搬送するためには、上側
のコンベヤベルトが中央に凹んだ形状になるように中央
を支持する略水平なローラーとコンベヤベルトの両側方
を傾斜させて支持するローラーを設けてコンベヤベルト
に載せた土砂・岩石がコンベヤベルトから落ちないよう
にして搬送する。このように搬送しながらトンネルのカ
ーブ又は地上での設置場所の状況に応じて搬路ラインを
カーブさせるには、コンベヤベルトを中央が凹んだ形状
にした状態で水平にカーブさせる必要がある。そのため
に従来、水平カーブ部分に用いられていたコンベヤベル
ト支持用のローラーは図10,11に示すようなもので
あった。図10,11に示す従来の支持ローラーは、コ
ンベヤベルトの中央が凹んだ形状になるように中央の支
持ローラーに対して中央の支持ローラーの側方に傾斜さ
せたサイド支持ローラーを設け、この中央の支持ローラ
ーとサイド支持ローラーを一つのフレームに取り付け
る。このフレームには、中央の支持ローラーとサイド支
持ローラーの軸線に沿ったレールを設け、土台となる土
台フレームにローラーを設けてレールと係合させる。よ
って土台フレームに対して各ローラーを取り付けたフレ
ームが揺動可能になるようにする。さらにカーブの内側
の端となるサイドローラーの側方にベルトの内側へのベ
ルトの動きを規制するためのローラーを取り付ける。こ
の従来のカーブ部と支持ローラー上にコンベヤベルトを
載せると、カーブ外周側のコンベヤベルトは伸ばされる
ことになるのでその反発力として内側に行こうとする張
力が働く。よってコンベヤベルトは内側のサイドローラ
ーのさらに内側に設けたローラーに当たるまで内側に寄
る。しかし、さらに内側に向かう力がかかるので、ロー
ラーを取り付けたフレーム全体が内側に持ち上げられる
ように揺動することになる。さらにこのコンベヤベルト
に搬送物を載せると、その搬送物の重さとベルトの内側
に向かう力とのつり合う所まで揺動が戻ってバランスし
た状態でベルトが送られることになる。従来では、この
ようにして水平に搬送ラインをカーブさせて送ってい
た。しかし、このように従来の水平カーブ部分のベルト
支持ローラーは、揺動機構を有するため複雑な機構にな
っている。このため非常に高価なものになっていた。ま
た、コンベヤベルトと搬送物を支えるためには強度が要
求されるため、全て金属製であったので非常に重くなっ
ていて、施工及び撤去作業の際に作業が大変であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、水平カー
ブ部が非常に安価で施工コストを抑制し、軽量にして施
工・撤去を行ないやすくするベルトコンベヤを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) ベルトコンベヤが直線状に配置される直線部にお
いては、中央ベルト支持ローラーの両側に同中央ベルト
支持ローラーに対して傾斜させて緩傾斜ベルト支持ロー
ラーを設け、中央ベルト支持ローラーと緩傾斜ベルト支
持ローラーをそれぞれ搬送方向に複数列設し、ベルトコ
ンベヤの搬送ラインを水平にカーブさせる水平カーブ部
では、中央ベルト支持ローラーとその左右の緩傾斜ベル
ト支持ローラーをカーブした搬送ラインに沿って複数列
設し、更にカーブさせる部分の内側となる緩傾斜ベルト
支持ローラーの側方に同緩傾斜ベルト支持ローラーより
急な角度に傾斜させた急傾斜ベルト支持ローラーを設
け、水平カーブ部の緩傾斜ベルト支持ローラーと急傾斜
ベルト支持ローラーのローラー表面の材質形状をコンベ
ヤベルト裏面との側方方向への摩擦を増大させるように
し、前記ローラー群上に無端コンベヤを載せるようにし
て張り渡したベルトコンベヤ 2) 水平カーブ部の緩傾斜ベルト支持ローラーと急傾
斜ベルト支持ローラーのローラー表面に環状の凸部を複
数設けるようにしてコンベヤベルト裏面との側方方向へ
の摩擦を増大させるようにした前記1)記載のベルトコ
ンベヤ 3) 水平カーブ部の復路側のコンベヤベルトの支持構
造が、カーブの外周側となるコンベヤベルトの外周から
中央部までを支持する外側ベルト支持ローラーを設け、
カーブの内周側から中央部までを支持する内側ベルト支
持ローラーを前記外側ベルト支持ローラーに対して傾斜
させて設け、同内側ベルト支持ローラーをコンベヤベル
ト裏面との側方方向への摩擦を増大させるローラー表面
の材質または形状にした前記1)又は2)記載のベルト
コンベヤ 4) 内側ベルト支持ローラーのローラー表面に環状の
凸部を複数設けるようにしてコンベヤベルト裏面との側
方方向への摩擦を増大させるようにした前記3)記載の
ベルトコンベヤにある。
【0005】
【作用】本発明では、直線状の搬送ラインは中央ベルト
支持ローラーと緩傾斜ベルト支持ローラー上にコンベヤ
ベルトを載せることによって、コンベヤベルトを中央が
凹んだ形状にして搬送物が落ちないように送ることがで
きる。水平カーブ部のコンベヤベルトの外側は内側に力
を受けて内側に向かうが、緩傾斜ベルト支持ローラーと
その内側に設けた急傾斜ベルト支持ローラーのローラー
面は、コンベヤベルトの裏面との側方方向への摩擦を増
大させる材質または形状となっているので、ベルトの内
側への移動を力のつり合う位置で止めて保持する。よっ
て簡単な構造の水平カーブ部にできる。水平カーブ部の
緩傾斜ベルト支持ローラーまたは急傾斜ベルト支持ロー
ラー表面に環状の凸部を複数設けるようにしたものは、
複数の環状の凸部による形状抵抗によってコンベヤベル
ト裏面との側方方向への摩擦を増大させる。水平カーブ
部の復路側のコンベヤベルトの支持構造が、外側ベルト
支持ローラーと外側ベルト支持ローラーに対して傾斜さ
せた内側ベルト支持ローラーで構成したものは、内側ベ
ルト支持ローラーと復路側のコンベヤベルトの裏面との
側方方向への摩擦を増大させるようにして復路側のコン
ベヤベルトを水平カーブさせた状態で送れるようにす
る。内側ベルト支持ローラーのローラー表面に環状の凸
部を複数設けるようにしたものは、複数の環状の凸部に
よる形状抵抗によって復路側のコンベヤベルトの裏面と
の側方方向への摩擦を増大させる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のベルトコンベヤの直線部
分及び水平カーブ部の復路側のコンベヤベルト支持構造
は従来のものを用いてもかまわない。本発明のベルトコ
ンベヤの水平カーブ部の中央ベルト支持ローラー、緩傾
斜ベルト支持ローラー、急傾斜ベルト支持ローラーは、
直線状に設けても並列させるように設けてもどちらでも
よい。環状の凸部を複数設ける各ローラーは強度を満た
すゴム・樹脂製にしてコンベヤベルトの裏面との摩擦を
増大させ、かつ軽量になるようにするのが好ましい。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照して具
体的に説明する。図1〜7に示す実施例は、水平カーブ
部の緩傾斜ベルト支持ローラーの内側に緩傾斜ベルト支
持ローラーより急な角度に傾斜させた急傾斜ベルト支持
ローラーを設け、この水平カーブ部の緩傾斜ベルト支持
ローラーと急傾斜ベルト支持ローラーのローラー表面に
環状の凸部を複数設けるようにし、さらに水平カーブ部
の復路側のコンベヤベルトの支持構造が、外側ベルト支
持ローラーと外側ベルト支持ローラーに対して傾斜させ
た内側ベルト支持ローラーからなる構造にし、内側ベル
ト支持ローラーのローラー表面に環状の凸部を複数設け
るようにしたベルトコンベヤの例である。図1は実施例
のベルトコンベヤの往路側水平カーブ部の正面図であ
る。図2は実施例のベルトコンベヤの往路側水平カーブ
部の側面図である。図3は実施例のベルトコンベヤの復
路側水平カーブ部の正面図である。図4は実施例のベル
トコンベヤの復路側水平カーブ部の側面図である。図5
は実施例のベルトコンベヤの搬送ラインをカーブさせた
状態を示す説明図である。図6は実施例のベルトコンベ
ヤの水平カーブ部の説明図である。図7は実施例のベル
トコンベヤの直線部の正面図である。図中、1はベルト
コンベヤ、2は往路側水平カーブ部、3は中央ベルト支
持ローラー、4は緩傾斜ベルト支持ローラー、4aは環
状凸部、5は緩傾斜ベルト支持ローラー、5aは環状凸
部、6は急傾斜ベルト支持ローラー、6aは環状凸部、
7はベルト側方規制ローラー、8は支持フレーム、10
は復路側水平カーブ部、11は外側ベルト支持ローラ
ー、12は内側ベルト支持ローラー、12aは環状凸
部、13は支持フレーム、15はコンベヤベルト、20
は往路側直線部、21は中央ベルト支持ローラー、22
は緩傾斜ベルト支持ローラー、22aは環状凸部、23
は支持フレーム、25は復路側直線部、26はベルト支
持ローラー、27は支持フレームである。実施例では、
図1〜7に示すようにトンネルの施工の際に掘削した土
砂・岩石を地上に運ぶためのベルトコンベヤに直線部分
の往路及び水平カーブ部に環状の凸部をローラー表面に
持つローラーを設けるようにしている。まず、水平カー
ブ部は、コンベヤベルトの強度、軟らかさによってカー
ブできる曲率が決定される。往路側水平カーブ部2は、
まず中央に軸が水平で金属製の中央ベルト支持ローラー
3を回転自在に支持フレーム8に取り付ける。次に中央
ベルト支持ローラー3の左右に緩傾斜ベルト支持ローラ
ー4,5を中央ベルト支持ローラー3から離れる側が上
方に位置するように傾斜させて回転自在に支持フレーム
8に取り付ける。緩傾斜ベルト支持ローラー4,5は表
面がコンベヤベルトと摩擦が増大するゴム製になってい
る。また、ローラー表面には、複数の環状凸部4a,5
aを設けている。ゴム製にしているので環状凸部4a,
5aは一体成型等安価に製作することができる。次に水
平カーブ部のカーブ内側になる緩傾斜ベルト支持ローラ
ー5の側方に緩傾斜ベルト支持ローラー5より急な角度
で傾斜した急傾斜ベルト支持ローラー6を回転自在に支
持フレーム8に取り付ける。次に急傾斜ベルト支持ロー
ラー6の上方でかつ前後にベルト側方規制ローラー7を
設ける。
【0008】次に復路側水平カーブ部10を設ける。ま
ず、カーブの外周側のコンベヤベルト外周側から、復路
のコンベヤベルトの中央部分までを支持する長さの金属
製の外側ベルト支持ローラー11を軸が水平になるよう
に回転自在に支持フレーム13に取り付ける。次に復路
のコンベヤベルトの中央部分からコンベヤベルト内周側
までを支持する長さの内側ベルト支持ローラー12を、
外側ベルト支持ローラー11の内側に傾けて回転自在に
支持フレーム13に取り付ける。内側ベルト支持ローラ
ー12は、内側の端部分が下方に位置するようにする。
また、内側ベルト支持ローラー12のローラー表面は、
複数の環状凸部12aを設けたゴム製にしている。
【0009】次に往路側の直線部20を設ける。実施例
のベルトコンベヤ1の往路側の直線部20は、往路側水
平カーブ部2において急傾斜ベルト支持ローラー6とベ
ルト側方規制ローラー7を除いたものと同じ構成になっ
ている。中央の金属製の中央ベルト支持ローラー21の
両側方に、ローラー表面に複数の環状凸部22aを設け
た緩傾斜ベルト支持ローラー22を設けて、中央ベルト
支持ローラー21と緩傾斜ベルト支持ローラー22を支
持フレーム23にそれぞれ回転自在に取り付ける。
【0010】次に復路側直線部25を設ける。復路側直
線部25は、コンベヤベルト巾より長いベルト支持ロー
ラー26を支持フレーム27に回転自在に取り付けたも
のである。
【0011】次に搬送ラインに沿って各部を配置してい
く。本実施例では図6に示すようにトンネルを掘削して
いく際にトンネル先端で掘削された土砂を地上に排出す
るためにトンネル内から地上にベルトコンベヤ1を設置
するものである。直線部には、往路側直線部20と復路
側直線部25を一組として等ピッチで配置し、水平カー
ブ部分には、往路側水平カーブ部2と復路側水平カーブ
部10を一組として直線部分よりピッチを短かくしてカ
ーブに沿った等角度間隔で配置する。次に長い無端のコ
ンベヤベルト15の上側を往路側水平カーブ部2と往路
側直線部20の各ローラー上に載るようにし、コンベヤ
ベルト15の下側が復路側水平カーブ部10と復路側直
線部25の各ローラーで支持されるようになるようコン
ベヤベルト15を張り渡す。
【0012】このようにして張り渡したコンベヤベルト
15は図示しない駆動装置の駆動によって、作動して掘
削した土砂を地上に向って搬送する。搬送路となるコン
ベヤベルトの上面は中央が凹んだ形状になるので搬送す
る土砂などが側方に落ちないようにしている。水平カー
ブ部分においては、カーブさせられているコンベヤベル
ト15は、外周側がカーブ内側に向って張力で引っ張ら
れることになる。しかし、往路側水平カーブ部2の緩傾
斜ベルト支持ローラー4,5、急傾斜ベルト支持ローラ
ー6及び復路側水平カーブ部10の内側ベルト支持ロー
ラー12には、環状凸部4a,5a,6a,12aが設
けられているので、凸部の特に角部とコンベヤベルト1
5が強い摩擦抵抗になって、コンベヤベルト15が内側
に移動しなくなる。また、環状凸部4a,5a,6a,
12aの面的にコンベヤベルト15に接触する部分も従
来と異なりゴム製のローラー面が接することになって摩
擦抵抗が増大してコンベヤベルト15のカーブ内側方向
への移動を抑える。また、特に往路においては、土砂等
の搬送物がコンベヤベルト上に載ることによって、コン
ベヤベルト15の上面が下に押さえて、コンベヤベルト
15が環状凸部に押さえつけられてより側方方向への摩
擦抵抗が増大してコンベヤベルトは内側に移動して各ロ
ーラーからはずれるようなことなくカーブに沿って搬送
を行うことができる。また、コンベヤベルト15に土砂
等の搬送物を載せた際に最も荷重がかかる凹んだ形状の
最下方部分は金属製の中央ベルト支持ローラー3で支持
されるので、安定して搬送される。このように本実施例
のベルトコンベヤでは、簡単な構成で水平カーブを行う
搬送ラインにすることができ、非常に安価であり施工コ
ストを抑制することができる。また、簡単な構成でロー
ラー表面をゴム製にしているので、非常に軽量になるの
で施工や撤去作業は非常に楽なものになる。また、本実
施例では直線部分の往路部分にもローラー表面をゴム製
にしてさらに軽量化を図っている。またこのようにして
直線部分と水平カーブ部分に共通する部分が多くある構
造にすることによってベルトコンベヤ全体のコストを抑
制することができる。図8,9に示すのは、実施例のベ
ルトコンベヤの他の例である。このように各部分におい
て、従来のベルトコンベヤ部分を用いたほうがコストを
抑制できる場合には組み合わせて用いればよい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、水平カーブ部が非常に
安価で施工コストを抑制し、軽量にして施工,撤去を行
ないやすくするベルトコンベヤにすることができる。水
平カーブ部の緩傾斜ベルト支持ローラーまたは急傾斜ベ
ルト支持ローラー表面に環状の凸部を複数設けるように
したものは、安価な構成でさらに確実に水平カーブを行
うようにできる。水平カーブ部の復路側のコンベヤベル
トの支持構造が、外側ベルト支持ローラーと外側ベルト
支持ローラーに対して傾斜させた内側ベルト支持ローラ
ーで構成したものは、より確実に水平カーブを復路で行
うようにさせることができる。内側ベルト支持ローラー
のローラー表面に環状の凸部を複数設けるようにしたも
のは、安価な構成でさらに確実に水平カーブを行うよう
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のベルトコンベヤの往路側水平カーブ部
の正面図である。
【図2】実施例のベルトコンベヤの往路側水平カーブ部
の側面図である。
【図3】実施例のベルトコンベヤの復路側水平カーブ部
の正面図である。
【図4】実施例のベルトコンベヤの復路側水平カーブ部
の側面図である。
【図5】実施例のベルトコンベヤの搬送ラインをカーブ
させた状態を示す説明図である。
【図6】実施例のベルトコンベヤの水平カーブ部の説明
図である。
【図7】実施例のベルトコンベヤの直線部の正面図であ
る。
【図8】実施例のベルトコンベヤの他の例に用いた直線
部支持ローラーの正面図である。
【図9】実施例のベルトコンベヤの他の例に用いた水平
カーブ部支持ローラーの説明図である。
【図10】従来のベルトコンベヤの水平カーブ部を示す
説明図である。
【図11】従来のベルトコンベヤの水平カーブ部の支持
ローラーの斜視図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベヤ 2 往路側水平カーブ部 3 中央ベルト支持ローラー 4 緩傾斜ベルト支持ローラー 4a 環状凸部 5 緩傾斜ベルト支持ローラー 5a 環状凸部 6 急傾斜ベルト支持ローラー 6a 環状凸部 7 ベルト側方規制ローラー 8 支持フレーム 10 復路側水平カーブ部 11 外側ベルト支持ローラー 12 内側ベルト支持ローラー 12a 環状凸部 13 支持フレーム 15 コンベヤベルト 20 往路側直線部 21 中央ベルト支持ローラー 22 緩傾斜ベルト支持ローラー 22a 環状凸部 23 支持フレーム 25 復路側直線部 26 ベルト支持ローラー 27 支持フレーム 29 往路側直線部 30 復路側直線部 32 復路側水平カーブ部 34 往路側水平カーブ部 34a 揺動ローラー 34b 揺動レール 35 復路側水平カーブ部
フロントページの続き (72)発明者 横山 忠治 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目12番10 号 鹿島建設株式会社九州支店内 (72)発明者 扇 裕次 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目12番10 号 鹿島建設株式会社九州支店内 (72)発明者 金 瑞夫 福岡県福岡市博多区古門戸3番1号 タグ チ工業株式会社内 (72)発明者 篠原 靖人 福岡県福岡市博多区古門戸3番1号 タグ チ工業株式会社内 Fターム(参考) 3F023 AA01 AB01 AB02 BA03 BB01 BC01 DA03 3F033 GA06 GD07 GE04 KA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベヤが直線状に配置される直
    線部においては、中央ベルト支持ローラーの両側に同中
    央ベルト支持ローラーに対して傾斜させて緩傾斜ベルト
    支持ローラーを設け、中央ベルト支持ローラーと緩傾斜
    ベルト支持ローラーをそれぞれ搬送方向に複数列設し、
    ベルトコンベヤの水平カーブ部では、中央ベルト支持ロ
    ーラーとその左右の緩傾斜ベルト支持ローラーをカーブ
    した搬送ラインに沿って列設し、更にカーブさせる部分
    の内側となる緩傾斜ベルト支持ローラーの側方に同緩傾
    斜ベルト支持ローラーより急な角度に傾斜させた急傾斜
    ベルト支持ローラーを設け、水平カーブ部の緩傾斜ベル
    ト支持ローラーと急傾斜ベルト支持ローラーのローラー
    表面の材質または形状をコンベヤベルト裏面との側方方
    向への摩擦を増大させるようにし、前記ローラー群上に
    無端コンベヤを載せるようにして張り渡したベルトコン
    ベヤ。
  2. 【請求項2】 水平カーブ部の緩傾斜ベルト支持ローラ
    ーまたは急傾斜ベルト支持ローラーのローラー表面に環
    状の凸部を複数設けるようにしてコンベヤベルト裏面と
    の側方方向への摩擦を増大させるようにした請求項1記
    載のベルトコンベヤ。
  3. 【請求項3】 水平カーブ部の復路側のコンベヤベルト
    の支持構造が、カーブの外周側となるコンベヤベルトの
    外周から中央部までを支持する外側ベルト支持ローラー
    を設け、カーブの内周側から中央部までを支持する内側
    ベルト支持ローラーを前記外側ベルト支持ローラーに対
    して傾斜させて設け、同内側ベルト支持ローラーをコン
    ベヤベルト裏面との側方方向への摩擦を増大させるロー
    ラー表面の材質または形状にした請求項1又は2記載の
    ベルトコンベヤ。
  4. 【請求項4】 内側ベルト支持ローラーのローラー表面
    に環状の凸部を複数設けるようにしてコンベヤベルト裏
    面との側方方向への摩擦を増大させるようにした請求項
    3記載のベルトコンベヤ。
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Cited By (6)

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