JPS6339146B2 - - Google Patents
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- JPS6339146B2 JPS6339146B2 JP55124938A JP12493880A JPS6339146B2 JP S6339146 B2 JPS6339146 B2 JP S6339146B2 JP 55124938 A JP55124938 A JP 55124938A JP 12493880 A JP12493880 A JP 12493880A JP S6339146 B2 JPS6339146 B2 JP S6339146B2
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- JP
- Japan
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- circuit
- video signal
- emitter
- current
- transistor
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Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G5/00—Tone control or bandwidth control in amplifiers
- H03G5/02—Manually-operated control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/20—Circuitry for controlling amplitude response
- H04N5/205—Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテレビジヨン受像機等に使用する画質
調整回路に関し、特に構成が簡単でIC化に好適
な回路を提供することを目的とする。
調整回路に関し、特に構成が簡単でIC化に好適
な回路を提供することを目的とする。
テレビジヨン受像機の画質調整には映像の輪郭
即ち高域成分を増強するシヤープネスコントロー
ルと高域成分を減衰させるソフトネスコントロー
ルの両方があり、弱電界状態から強電界状態に亘
つて常に良好な映像を実現するにはその両方を備
えている必要がある。
即ち高域成分を増強するシヤープネスコントロー
ルと高域成分を減衰させるソフトネスコントロー
ルの両方があり、弱電界状態から強電界状態に亘
つて常に良好な映像を実現するにはその両方を備
えている必要がある。
このような要求を満した画質調整回路は既に公
知であり、また、この回路をIC化したものも既
に実現されている。しかし、従来の回路では、シ
ヤープネスコントロール用の増幅回路とソフトネ
スコントロール用の増幅回路をそれぞれ設け、そ
の各増幅回路の利得を個別に制御するようにして
いるので、複雑な回路構成の採用を余儀なくされ
ている。また、IC化された従来回路に於いても、
上記各増幅回路の高域増強用或いは高域減衰用の
フイルタは全て外付け部品で構成されるため、
IC外の部品点数及び外付け用のピン数が多くな
ると云う欠点があつた。
知であり、また、この回路をIC化したものも既
に実現されている。しかし、従来の回路では、シ
ヤープネスコントロール用の増幅回路とソフトネ
スコントロール用の増幅回路をそれぞれ設け、そ
の各増幅回路の利得を個別に制御するようにして
いるので、複雑な回路構成の採用を余儀なくされ
ている。また、IC化された従来回路に於いても、
上記各増幅回路の高域増強用或いは高域減衰用の
フイルタは全て外付け部品で構成されるため、
IC外の部品点数及び外付け用のピン数が多くな
ると云う欠点があつた。
そこで、本発明はこのような欠点を解消した画
質調整回路を提案するものであり、以下、その一
実施例を図面を参照して説明する。
質調整回路を提案するものであり、以下、その一
実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明による画質調整回路の一実施例
を示しており、破線で囲まれた部分IC化される
ようになつている。この回路に於いて、1はピ
ンを通つて映像信号がベースに導入されるエミツ
タホロワトランジスタT277及びインバーテイ
ツド・ダーリントン接続されてベース接地型とし
て動作するトランジスタT278,T279等を
備える主信号回路である。
を示しており、破線で囲まれた部分IC化される
ようになつている。この回路に於いて、1はピ
ンを通つて映像信号がベースに導入されるエミツ
タホロワトランジスタT277及びインバーテイ
ツド・ダーリントン接続されてベース接地型とし
て動作するトランジスタT278,T279等を
備える主信号回路である。
一方、2は上記映像信号を、ピン間に接続
された外付けのコンデンサC2,C3及び抵抗R2と
IC内の抵抗R339によつて2回微分して得る
信号を可変利得増幅する高域増幅回路であり、上
記微分信号の増幅用の差動対トランジスタT28
3,T284及びこの差動対の利得をピンに印
加される直流電圧に応じて制御するトランジスタ
T285〜T287と定電流用のトランジスタT
288等から構成されている。そして、この回路
2では特に次の点を特徴としている。即ち、前記
差動対T283,T284のエミツタに接続され
たT285に対してT286,T287を差動対
接続し、その一方T286のコレクタを上記差動
対の出力を取り出す側のT283のコレクタに接
続すると共に、他方T287を電源(+Vcc)に
接続し、このT265〜T267によつて定電流
用トランジスタT288の分流路を形成するよう
にした点がそれである。従つて、斯る構成に依れ
ば、T286,T287の各ベースには、第2図
に示す従来例のQ3,Q4よりも低いバイアス電圧
が印加されるので、そのT286,T287の各
ベース・コレクタ間電圧が大きくなる。このた
め、その各ベース・コレクタ間容量が上記従来例
に比べて無視でき、従つて、この容量による増幅
回路の周波数特性の劣化を解消できる訳である。
された外付けのコンデンサC2,C3及び抵抗R2と
IC内の抵抗R339によつて2回微分して得る
信号を可変利得増幅する高域増幅回路であり、上
記微分信号の増幅用の差動対トランジスタT28
3,T284及びこの差動対の利得をピンに印
加される直流電圧に応じて制御するトランジスタ
T285〜T287と定電流用のトランジスタT
288等から構成されている。そして、この回路
2では特に次の点を特徴としている。即ち、前記
差動対T283,T284のエミツタに接続され
たT285に対してT286,T287を差動対
接続し、その一方T286のコレクタを上記差動
対の出力を取り出す側のT283のコレクタに接
続すると共に、他方T287を電源(+Vcc)に
接続し、このT265〜T267によつて定電流
用トランジスタT288の分流路を形成するよう
にした点がそれである。従つて、斯る構成に依れ
ば、T286,T287の各ベースには、第2図
に示す従来例のQ3,Q4よりも低いバイアス電圧
が印加されるので、そのT286,T287の各
ベース・コレクタ間電圧が大きくなる。このた
め、その各ベース・コレクタ間容量が上記従来例
に比べて無視でき、従つて、この容量による増幅
回路の周波数特性の劣化を解消できる訳である。
また、3は上記差動対の一方のトランジスタT
283の出力電流を前記エミツタホロワT277
の出力電流に加算せしめるべくトランジスタT2
80〜T282等からなる電流ミラー回路であ
り、この回路は次の点を特徴としている。即ち、
ミラー回路の出力トランジスタT280,T28
2のコレクタを前記主信号回路1のインバーテイ
ツド・ダーリントン・トランジスタの一方T27
8のエミツタに接続した構成がそれである。つま
り、インバーテイツド・ダーリントン・トランジ
スタT278,T279は、抵抗R239側にエ
ミツタを接続し、コレクタを抵抗R330側に接
続した1個のPNPトランジスタと見なせるから、
ここでは電流ミラー回路の出力をベース接地型の
トランジスタ増幅器の入力としていることにな
る。このようにすると、ベース接地型トランジス
タ即ちT278,T279のベースバイアス抵抗
R331,R332等はT280,T282の出
力容量と電気的に無関係となる。このため、第3
図に示す従来回路のようにQ10,Q11の出力容量
Co1,Co2(図中に破線で示す)とQ12のベースバ
イアス抵抗Rb1,Rb2によつてフイルタが形成さ
れることがなく、従つて、周波数特性が劣化しな
い訳である。しかも、ベース接地型の場合の電流
利得は略零であるから、T278,T279の接
合容量によるミラー積分効果の影響もないため、
周波数特性が一層改善されるのである。
283の出力電流を前記エミツタホロワT277
の出力電流に加算せしめるべくトランジスタT2
80〜T282等からなる電流ミラー回路であ
り、この回路は次の点を特徴としている。即ち、
ミラー回路の出力トランジスタT280,T28
2のコレクタを前記主信号回路1のインバーテイ
ツド・ダーリントン・トランジスタの一方T27
8のエミツタに接続した構成がそれである。つま
り、インバーテイツド・ダーリントン・トランジ
スタT278,T279は、抵抗R239側にエ
ミツタを接続し、コレクタを抵抗R330側に接
続した1個のPNPトランジスタと見なせるから、
ここでは電流ミラー回路の出力をベース接地型の
トランジスタ増幅器の入力としていることにな
る。このようにすると、ベース接地型トランジス
タ即ちT278,T279のベースバイアス抵抗
R331,R332等はT280,T282の出
力容量と電気的に無関係となる。このため、第3
図に示す従来回路のようにQ10,Q11の出力容量
Co1,Co2(図中に破線で示す)とQ12のベースバ
イアス抵抗Rb1,Rb2によつてフイルタが形成さ
れることがなく、従つて、周波数特性が劣化しな
い訳である。しかも、ベース接地型の場合の電流
利得は略零であるから、T278,T279の接
合容量によるミラー積分効果の影響もないため、
周波数特性が一層改善されるのである。
一方、4はピンの前記直流電圧がベースに印
加されエミツタが抵抗R340を介して前記トラ
ンジスタT285のベースに接続されたトランジ
スタT289及びダイオードD36からなるシヤ
ープ・ソフト切換兼制御回路であり、この回路は
前記エミツタホロワT277のベースに一端が接
続されたIC内のコンデンサC10と協働してバイパ
スフイルタを形成するトランジスタT290のイ
ンピーダンスを可変制御するようになつている。
そして、この回路4では次の点を特徴としてい
る。即ち、T289のベース・エミツタ間電圧を
VBE,D36のアノード・カソード間電圧をVDとす
ると、このT289及びD36がオンの時にR3
40を流れる電流即ちT289のエミツタ電流IE
はIE=1/R340(VD−VBE)で与えられる。つまり、 T289のエミツタ電流は、ピンに印加される
直流電圧ではなく、この電圧に応じて変化する上
記電位差(VD−VBE)によつて制御されることに
なるから、上記エミツタ電流IEを微妙に変化させ
ることができる。このため、C10と協働してハイ
パスフイルタを形成するT290のエミツタ電
流、即ち、そのコレクタ・エミツタ間インピーダ
ンスを可変抵抗VR2によつてスムーズに変化させ
ることができる訳である。
加されエミツタが抵抗R340を介して前記トラ
ンジスタT285のベースに接続されたトランジ
スタT289及びダイオードD36からなるシヤ
ープ・ソフト切換兼制御回路であり、この回路は
前記エミツタホロワT277のベースに一端が接
続されたIC内のコンデンサC10と協働してバイパ
スフイルタを形成するトランジスタT290のイ
ンピーダンスを可変制御するようになつている。
そして、この回路4では次の点を特徴としてい
る。即ち、T289のベース・エミツタ間電圧を
VBE,D36のアノード・カソード間電圧をVDとす
ると、このT289及びD36がオンの時にR3
40を流れる電流即ちT289のエミツタ電流IE
はIE=1/R340(VD−VBE)で与えられる。つまり、 T289のエミツタ電流は、ピンに印加される
直流電圧ではなく、この電圧に応じて変化する上
記電位差(VD−VBE)によつて制御されることに
なるから、上記エミツタ電流IEを微妙に変化させ
ることができる。このため、C10と協働してハイ
パスフイルタを形成するT290のエミツタ電
流、即ち、そのコレクタ・エミツタ間インピーダ
ンスを可変抵抗VR2によつてスムーズに変化させ
ることができる訳である。
更に、5はインバーテイツド・ダーリントン接
続されたトランジスタT292,T293及びダ
イオードD37〜D39等からなるインピーダン
ス変換回路であり、前記主信号回路1のT279
のエミツタに現われた画質調整後の映像信号がト
ランジスタT291によつて水平、垂直ブラキン
グパルスが挿入されたのち、このインピーダンス
変換回路5を通つてピンに導出されるようにな
つているが、斯る点には特記すべき点はない。
続されたトランジスタT292,T293及びダ
イオードD37〜D39等からなるインピーダン
ス変換回路であり、前記主信号回路1のT279
のエミツタに現われた画質調整後の映像信号がト
ランジスタT291によつて水平、垂直ブラキン
グパルスが挿入されたのち、このインピーダンス
変換回路5を通つてピンに導出されるようにな
つているが、斯る点には特記すべき点はない。
なお、外付けの可変抵抗VR1,VR2の一方VR1
は輝度制御電圧作成用、他方VR2は画質制御電圧
作成用であり、コイルL1とコンデンサC1はカラ
ーサブキヤリア成分除去用のトラツプである。ま
た、IC内に示すVB1〜VB5はトランジスタのベー
スバイアス電圧を表わしている。
は輝度制御電圧作成用、他方VR2は画質制御電圧
作成用であり、コイルL1とコンデンサC1はカラ
ーサブキヤリア成分除去用のトラツプである。ま
た、IC内に示すVB1〜VB5はトランジスタのベー
スバイアス電圧を表わしている。
第1図の回路は以上の如く構成されており、次
にその動作の詳細を説明する。
にその動作の詳細を説明する。
先ず、可変抵抗VR2によつて高域増幅回路2の
T286,T287にT285と同じ大きさのベ
ースバイアスが印加されている状態を与え、今、
2回微分信号がピンに印加されていないと仮定
する。すると、この状態では、T288のエミツ
タ電流Ioに対してT285〜T287にはそれぞ
れ1/3Ioのエミツタ電流が流れ、そのうちT28
5のエミツタ電流はT283とT284に分流さ
れるから、電流ミラー回路3のT281にはT2
83,T286の各エミツタ電流の和即ち1/6Io +1/3Io=1/2Ioのエミツタ電流が流れる。従つ て、T280にはそれと同じ1/2Ioのコレクタ電
流が流れる。そして、この電流は映像信号の大き
さに比例した主信号回路1内のT277のエミツ
タ電流と加算されてT278,T279に流れる
ことになる。
T286,T287にT285と同じ大きさのベ
ースバイアスが印加されている状態を与え、今、
2回微分信号がピンに印加されていないと仮定
する。すると、この状態では、T288のエミツ
タ電流Ioに対してT285〜T287にはそれぞ
れ1/3Ioのエミツタ電流が流れ、そのうちT28
5のエミツタ電流はT283とT284に分流さ
れるから、電流ミラー回路3のT281にはT2
83,T286の各エミツタ電流の和即ち1/6Io +1/3Io=1/2Ioのエミツタ電流が流れる。従つ て、T280にはそれと同じ1/2Ioのコレクタ電
流が流れる。そして、この電流は映像信号の大き
さに比例した主信号回路1内のT277のエミツ
タ電流と加算されてT278,T279に流れる
ことになる。
この状態で第4図イの映像信号を2回微分して
得る信号(同図ロ)の例えば負側のパルスがピ
ンを通つて高域増幅回路2のH284のベースに
印加されると、このT284のエミツタ電流がそ
れによつてΔIoだけ減少する。このため、T28
3のエミツタ電流即ちT280のコレクタ電流が
ΔIoだけ増加し、従つて、T279のエミツタに
現われる映像信号に正のパルスが付加されること
になる。同様に、2回微分信号の正側のパルスは
負パルスとして上記映像信号は負パルスとして上
記映像信号に付加されるので、結局、A点の映像
信号は第2図ハのように立上り及び立下りが強調
される結果となる。その際、上記パルスの大きさ
は、可変抵抗VR2によつてT286,T287の
ベースバイアス電圧を変化させ、これによT28
6〜T287の各エミツタ電流の分流比を変える
ことによつて調整できるので、所望のシヤープネ
ス・コントロールを行えることになる。即ち、
VR2の摺動子をアース側に近づけた時にT28
6,T287のベースバイアス電圧が低下してT
285のエミツタ電流が増大し、その結果、上記
微分パルスの波高値が大きくなるのである。
得る信号(同図ロ)の例えば負側のパルスがピ
ンを通つて高域増幅回路2のH284のベースに
印加されると、このT284のエミツタ電流がそ
れによつてΔIoだけ減少する。このため、T28
3のエミツタ電流即ちT280のコレクタ電流が
ΔIoだけ増加し、従つて、T279のエミツタに
現われる映像信号に正のパルスが付加されること
になる。同様に、2回微分信号の正側のパルスは
負パルスとして上記映像信号は負パルスとして上
記映像信号に付加されるので、結局、A点の映像
信号は第2図ハのように立上り及び立下りが強調
される結果となる。その際、上記パルスの大きさ
は、可変抵抗VR2によつてT286,T287の
ベースバイアス電圧を変化させ、これによT28
6〜T287の各エミツタ電流の分流比を変える
ことによつて調整できるので、所望のシヤープネ
ス・コントロールを行えることになる。即ち、
VR2の摺動子をアース側に近づけた時にT28
6,T287のベースバイアス電圧が低下してT
285のエミツタ電流が増大し、その結果、上記
微分パルスの波高値が大きくなるのである。
次に、可変抵抗VR2を電源(+Vcc)側に近ず
けて行くと、前記微分パルスの波高値が次第に小
さくなつて行く。そして、T286,T287の
ベースバイアスがT285のそれよりも高くなる
と、T286,T287がオン(飽和)状態にな
り、T285がオフ状態になる。このため、高域
増幅回路2が不動作状態になつてシヤープネス・
コントロールが停止される。更に、この状態から
ピンの電圧が上昇すると、切換兼制御回路4の
T289及びD36が能動状態になる。従つて、
この状態では、その時のT289とD36の前述
した電位差(VD−VBE)に応じたエミツタ電流が
T289に流れてT290がオン(能動)状態に
なる。このため、T290とC10からなるハイパ
スフイルタが主信号回路1のT277のベース
(C点)と電源(+Vcc)即ちアースとの間に接
続されることになり、上記T277に入力される
映像信号の高域成分が減衰されるので、B点の映
像信号は第2図ニのように立上り、立下り部のピ
ークが緩やかになる。その際、上記高域成分の減
衰量はT290のコレクタ・エミツタ間インピー
ダンスに応じて変化するから、可変抵抗VR2によ
つて上記電位差(VD−VBE)を変化させれば、所
望のソフトネス・コントロールを行うことができ
る訳である。即ち、VR2の摺動子を電源(+
Vcc)側に近ずけると、T289のエミツタ電流
が増加してT290のインピーダンスが小さくな
るので、高域の減衰量が大きくなるのである。
けて行くと、前記微分パルスの波高値が次第に小
さくなつて行く。そして、T286,T287の
ベースバイアスがT285のそれよりも高くなる
と、T286,T287がオン(飽和)状態にな
り、T285がオフ状態になる。このため、高域
増幅回路2が不動作状態になつてシヤープネス・
コントロールが停止される。更に、この状態から
ピンの電圧が上昇すると、切換兼制御回路4の
T289及びD36が能動状態になる。従つて、
この状態では、その時のT289とD36の前述
した電位差(VD−VBE)に応じたエミツタ電流が
T289に流れてT290がオン(能動)状態に
なる。このため、T290とC10からなるハイパ
スフイルタが主信号回路1のT277のベース
(C点)と電源(+Vcc)即ちアースとの間に接
続されることになり、上記T277に入力される
映像信号の高域成分が減衰されるので、B点の映
像信号は第2図ニのように立上り、立下り部のピ
ークが緩やかになる。その際、上記高域成分の減
衰量はT290のコレクタ・エミツタ間インピー
ダンスに応じて変化するから、可変抵抗VR2によ
つて上記電位差(VD−VBE)を変化させれば、所
望のソフトネス・コントロールを行うことができ
る訳である。即ち、VR2の摺動子を電源(+
Vcc)側に近ずけると、T289のエミツタ電流
が増加してT290のインピーダンスが小さくな
るので、高域の減衰量が大きくなるのである。
そして、このようにして画質調整された映像信
号がインピーダンス変換回路5を通つてピンに
導出される。その際、ピンに導出される映像信
号はダイオードD38,D39によつて直流レベ
ルがクランプされるようになつている。
号がインピーダンス変換回路5を通つてピンに
導出される。その際、ピンに導出される映像信
号はダイオードD38,D39によつて直流レベ
ルがクランプされるようになつている。
なお、前記高域増幅回路2では制御用(分流
用)トランジスタの一方T286のみが差動対ト
ランジスタのT283のコレクタに接続されてい
るが、上記差動対から差動出力を取り出すように
構成した場合は、制御用トランジスタT286,
T287の各々を差動対トランジスタT283,
T284の各コレクタに夫々接続すればよい。
用)トランジスタの一方T286のみが差動対ト
ランジスタのT283のコレクタに接続されてい
るが、上記差動対から差動出力を取り出すように
構成した場合は、制御用トランジスタT286,
T287の各々を差動対トランジスタT283,
T284の各コレクタに夫々接続すればよい。
本発明は以上の如きものであるから、シヤープ
ネス、ソフトネスの両コントロール機能を備える
画質調整回路を非常に簡単な回路構成で実現で
き、特にIC化の場合には外付け部品及び外付け
用のピン数を少なくすることができると云う利点
がある。
ネス、ソフトネスの両コントロール機能を備える
画質調整回路を非常に簡単な回路構成で実現で
き、特にIC化の場合には外付け部品及び外付け
用のピン数を少なくすることができると云う利点
がある。
第1図は本発明による画質調整回路の一実施例
を示す回路図、第2図及び第3図はその各部の回
路の従来例を示す図、第4図は第1図の回路の動
作を説明するための信号波形図である。 1:主信号回路、2:高域増幅回路、4:ソフ
ト・シヤープ切換兼制御回路、T290:可変イ
ンピーダンス素子として動作するトランジスタ、
C10:高域成分減衰フイルタ用のコンデンサ。
を示す回路図、第2図及び第3図はその各部の回
路の従来例を示す図、第4図は第1図の回路の動
作を説明するための信号波形図である。 1:主信号回路、2:高域増幅回路、4:ソフ
ト・シヤープ切換兼制御回路、T290:可変イ
ンピーダンス素子として動作するトランジスタ、
C10:高域成分減衰フイルタ用のコンデンサ。
Claims (1)
- 1 映像信号の高域成分の強調度合を直流バイア
ス電圧に応じて制御する高域増幅回路と、この回
路の直流バイアスの変化に応じて半導体素子を可
変インピーダンス制御するシヤープ・ソフト切換
兼制御回路と、前記半導体素子と協働して前記映
像信号の通路に介挿される高域減衰フイルタを構
成するコンデンサとを備え、前記シヤープ・ソフ
ト切換兼制御回路が高域増幅回路の不動作時に前
記フイルタを機能させるようにしてなる画質調整
回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55124938A JPS5748815A (en) | 1980-09-08 | 1980-09-08 | Picture quality adjusting circuit |
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