JPH065915B2 - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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JPH065915B2
JPH065915B2 JP19667584A JP19667584A JPH065915B2 JP H065915 B2 JPH065915 B2 JP H065915B2 JP 19667584 A JP19667584 A JP 19667584A JP 19667584 A JP19667584 A JP 19667584A JP H065915 B2 JPH065915 B2 JP H065915B2
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JP
Japan
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signal
circuit
signal processing
phase
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秀雄 加島
照明 尾高
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Japan Display Inc
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Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、伝達する信号の位相切換え等を極めて簡単に
行い得る信号処理回路に関し、特に半導体集積回路化さ
れたビデオカメラなどの映像機器に用いて好適なもので
ある。
〔背景技術〕
近年に至り、小型軽量のビデオカメラが一般のアマチュ
アに広く使用されるようになり、これにともなつて多種
類の機能を有するようになってきた。
例えば、「テレビ技術」(1983年2月号、電子技術
出版社発行、P24)には、ビデオカメラがネガ(陰
画)とポジ(陽画)とを切換える輝度切換スイッチが設
けられ、ネガ又はポジによる撮影を行い得ることが記載
されている。このような機能は、極めて多様な映像を映
し出すことができ、映像の芸術性を高める上でも効果が
あり、ビデオカメラの使用者に好まれているものであ
る。
一方、現在の電子機器に関する技術的動向の一つに小型
軽量化があり、これを達成する手段として電子回路の半
導体集積回路化が進んでいる。そして、上述の如きネガ
とポジとの切換え可能な回路を半導体集積回路にて構成
する場合、外付け部品が少なく、かつ外部接続端子を削
減することができ、更に回路構成が簡単で集積度を向上
し得ること、などが極めて重要であることが本発明者等
の検討により明らかにされた。
そこで、本発明者等は、上記技術的動向にかんがみ、半
導体集積回路化に好適な信号処理回路を開発するに至っ
た。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、単一の外部接続端子を介して供給され
る制御信号にもとづき伝達される信号を同相又は逆位相
に選択して出力するとともに、上記伝達される信号の基
準レベルを一定にして外付け部品を削減し、半導体集積
回路化に好適な信号処理回路を提供することにある。
本発明の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明の概要を簡単に述べれば、
下記のとおりである。
すなわち、共通に使用される直流分再生回路と映像信号
を同相で伝達するブランキング・ホワイトクリップ回路
2、ブラッククリップ回路3とで構成された第1の信号
処理系と、映像信号を同相で伝達するブラッククリップ
回路11、ブランキング期間の電圧レベルを所定レベル
に規定し、映像信号とブランキング信号とを加算する加
算回路12、ホワイトクリップ回路13とで構成された
第2の信号処理系、更に単1の制御信号Vにより上記
第1の信号処理系の出力信号を同相で出力するとともに
上記第2の信号処理系の出力信号を逆位相で出力する位
相切換回路とを設けることにより、外付け部品、外部接
続端子を削減した半導体集積回路化に好適な信号処理回
路を得る、という本発明の目的を達成するものである。
〔実施例〕
次に、本発明を適用した信号処理回路の一実施例を第1
図〜第3図を参照して説明する。なお、本実施例におい
て、信号処理回路はビデオカメラのネガとポジとの切換
えに用いられており、半導体集積回路にて構成され、数
字を囲んだ丸は外部接続端子である。また、第1図は信
号処理回路の回路構成を示すブロックダイアグラム、第
2図は具体的な回路構成を示す回路図、第3図は回路動
作を説明するための波形図であり、第1図に示す回路ブ
ロックは第2図において点線によって図示し、両者を参
照しつつ回路動作を説明するものとする。
本実施例の特徴は、入力信号として供給される輝度信号
Yの同相出力を得るとともに、ブランキング期間をネガ
のブラックレベルにクランプし、上記ブラックレベルと
同レベルの基準電圧との比較により、上記輝度信号の位
相反転出力を得るものであり、同相出力と位相反転出力
とは1個の外部接続端子に供給される制御信号にて行わ
れるように構成されている。
第1図及び第2図に示すように、1番端子には輝度信号
Yが供給され、2番端子にはクロックパルスCPが供給
される。上記輝度信号YとクロックパルスCPとは第3
図(A)(B)に示すような時間関係にあるが、輝度信号Yの
ベースとGNDとの間の電圧レベルVは一定ではな
い。しかし、直流分再生回路1から得られた輝度信号
Y′の基準レベルは内部バイアス回路にて供給される電
圧Vに保持され、クロックパルスCPの微分波形も表
われる(第3図(C)を参照)。
輝度信号Y′は、ブランキング・ホワイトクリップ回路
2とブラッククリップ回路11とに供給される。
ここで、説明の便宜のため、本発明でいう第1の信号処
理系であるプランキング・ホワイトクリップ回路2から
位相切換回路21まで回路動作について述べ、次いで第
2の信号処理系の回路動作について述べる。
第2図においてトランジスタQ,QはPNPトラン
ジスタであり、エミッタに共通接続された負荷抵抗R
から入力信号と同相の出力信号が得られる。6番端子か
ら供給されるブランキング信号BL(第3図(D)参
照)がブランキング期間Tにおいて、トランジスタQ
がオン状態に動作する。この際、輝度信号Y,Y′に例
えば第3図(C)に示す如きノイズ成分Nが形成されてい
ると、V+VBEQ2(トランジスタQのベース・エミ
ッタ間電圧)以上のノイズ成分Nがカットされる。ま
た、ブランキング期間においてトランジスタQがオン
状態に動作する。この結果負荷抵抗Rの一端から出力
信号Y″として(第3図(E)参照)に示す如き波形の
信号が得られる。
ここで、出力信号Y″についてみると、上記Vが一定
であればV+VBEQ2もほぼ一定であり、輝度信号Yの
最低レベルがV+VBEQ2に保持され、いわゆるホワイ
トクリップが行われたことになる。出力信号Y″はブラ
ッククリップ回路3に供給され、基準電圧VREF1と比較
される。基準電圧VBEF1はブラッククリップを行う際の
クランプレベルを決定するものであり、出力信号Y″の
電圧レベルVとVREF1とがV>VREF1のときトラン
ジスタQがオンする。負荷として接続された抵抗R
からは、第2図(F)に示す出力信号Yを得る。ブラッ
ククリップ回路3はNPNトランジスタQ,Qによ
って構成されているので、出力信号Yのベースの電圧
レベル、言い換えればホワイトレベルはVREF1−VBEQ4
(トランジスタQのベース・エミッタ間電圧)で決定
される。そして、上記出力信号Yは演算増幅器にて構
成された位相切換回路21に供給されるが、その回路動
作については第2の信号処理系として設けられたブラッ
ククリップ11以下の回路動作に次いで後述するもので
ある。
上記出力信号Y′はブラッククリップ回路11における
基準電圧VREF2と電圧比較されるが、基準電圧VREF2
電圧レベルは上述した基準電圧VREF1+Vの電圧レベ
ルになされている。そして、PNPトランジスタQ11
12のエミッタに共通接続された定電流回路CSの一
端から第3図(G)に示す出力信号Y′が得られるが、
ノイズ成分NはVREF2+VBEQ12(トランジスタQ12
ベース・エミッタ間電圧)の電圧レベルでカットされ
る。この時点では、VREF2+VBEQ12の電圧レベルは、
(第3図(E)参照)について述べた如くホワイトクリ
ップ動作に相当するが、上記出力信号Y′は後に位相
反転されるので、最終的にはブラッククリップとなる。
ところで、加算及びブランキング回路12を構成するト
ランジスタQ13には、第3図(H)に示す如くブランキン
グ信号BLが供給される。このブランキング信号BL
は、第3図(D)について述べたものであり、出力信号Y
′に対する位相関係も上記同様である。
基準電圧VREF3は、電圧Vよりも低レベルであるがブ
ランキング期間Tの電圧レベルよりも高レベルである。
従って、トランジスタQ13はブランキング期間Tを除い
てオン状態に動作し、ブランキング期間Tにおいてはト
ランジスタQ14がオン状態に動作する。この結果、出力
信号Y′はブランキング期間Tの間を除いてトランジ
スタQ15,Q16によって増幅され、負荷回路として設け
られた定電流回路CSの一端に表われる。
一方、ブランキング期間TにおいてはトランジスタQ14
がオン状態になり、トランジスタQ17,Q18がオン状態
に動作してブランキング期間Tに対応した出力電圧が得
られる。この結果、定電流回路CSの一端には、輝度
信号Yとブランキング信号BLとが合成された出力信号
″が得られ、その電圧レベルはVREF4=VREF1+V
に決定される。
ホワイトクリップ回路13は、上記出力信号Y″につ
いて基準電圧VREF5にもとづきホワイトクリップレベル
を決定する。そして、定電流回路CSの一端から得ら
れた出力信号Yは次段の位相切換回路21に供給さ
れる。
位相切換回路21は、5番端子を介して供給される制御
信号Vによってネガとポジとの切換えを行うのもので
あり、具体的にはトランジスタQ21,Q22をオン・オフ
制御することにより、トランジスタQ23,Q24に供給さ
れるバイアス電圧を遮断して行われる。すなわち、ポジ
の画像を得たい場合(定常状態)は、制御信号Vを供
給して電子スイッチ31を駆動し、トランジスタQ21
バイアス電圧(図示せず)を供給すると同時にトランジ
スタQ22のバイアス電圧を遮断する。この結果、トラン
ジスタQ23のベースは接地され、一方トランジスタQ24
のベースに抵抗R13を介してバイアス電圧Vが供給さ
れ、トランジスタQ24がオンする。すると、トランジス
タQ25,Q26が動作可能状態になり、基準電圧VREF11
と上記出力信号Yとの電圧比較が行われ、負荷抵抗R
の一端から上記信号Yと同相の出力電圧Voutを得
る。なお、抵抗R14,R15は差動増幅を行う際のダイナ
ミックレンジを調整するものである。ここで注目すべき
は、ポジの画像を得たい場合、トランジスタQ23
26,Q27の電流径路はトランジスタQ23によって完全
に遮断状態になるので、無駄な電力消費がなく、ポジの
画像を得るための回路のみが動作することである。
一方、ネガの画像を得たい場合は、制御信号Vを遮断
して電子スイッチ31を切換え、トランジスタQ21をオ
フとなし、トランジスタQ22にバイアス電圧を供給して
これをオン状態に駆動する。トランジスタQ23に抵抗R
31を介してバイアス電圧Vが供給され、トランジスタ
24のベースは接地されたようになる。この結果、トラ
ンジスタQ24,Q25,Q26で構成された電流径路は遮断
され、これに代えてトランジスタQ21,Q26,Q27によ
る差同増幅が行われる。
すなわち、上記出力信号Yは基準電圧VREF12との
比較により増幅され、トランジスタQ26のコレクタ、言
い換えれば負荷抵抗Rの一端に逆位相で表われる。基
準電圧VREF12は上記基準電圧VREF11よりも電圧V
だけ高レベルになされている。そして、4番端子から第
3図(J)に示す如き位相反転された出力電圧▲
▼を得るが、この場合もポジの画像を得るための電流径
路が遮断されているので、消費電力の低減が行われる。
以上のように、位相切換回路21は、ポジ画像信号を出
力する第1の動作モード時の電流経路と、ネガ画像信号
を出力する第2の動作モード時の電流経路とが独立し、
両者が外部から与えられる2値制御信号の論理値に応じ
て相補的に遮断されるようになっている。これにより、
消費電力の低減が達成されるようになっている。
出力電圧▲▼についてみると、第2図(I)と(J)
との比較から明らかな如く、信号区間が逆位相となって
表われると同時に、ブランキング期間Tがブラックレベ
ルにクランプされた波形になる。従って、ネガの画像が
映し出されるとともに、ペディスタルレベルがポジの場
合と同一になり、ポジ/ネガ切換えによる輝度の変動が
ない。
また、本実施例に示した回路構成によれば、ネガ及びポ
ジの映像信号につきクランプレベルを一定にできるの
で、CD直結による信号処理が可能になり、結合コンデ
ンサ等の外付け部品、外部接続端子を削減することがで
きる。
〔効果〕
(1)直流分再生回路を共通に処理し、映像信号を同相で
伝達する第1の信号処理系と映像信号を位相反転すると
ともにペディスタルレベルを上記同相に伝達される映像
信号と同一にする第2の信号処理系とを設け、上記第1
の信号処理系と第2の信号処理系との駆動を単一の外部
接続端子を用いて切換えるようにしたので、外部接続端
子数を削減することができる。
(2)上記(1)により、ペディスタルレベルの変動がないの
で、DC直結にて信号処理を行うことができ、直流阻止
用コンデンサなどの外付け部品が不要となり、このため
の外部接続端子を削減することができる。
(3)上記(1)(2)により、上記信号処理回路を半導体集積
回路化する際に回路構成が簡単であることと相まって集
積度を向上させることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例にもとづき
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。
例えば、VREF2として示した基準電圧を可変にし、ネガ
により映し出された画像の明るさを調整できるようにし
てもよい。
また、上記実施例では信号処理回路はバイポーラトラン
ジスタにて構成されているが、これに限定されず電界効
果トランジスタを使用してもよい。
〔利用分野〕
以上の説明では、主として本発明者によってなされた発
明をその背景となった利用分野である映像信号のネガと
ポジとの切換えについて説明したが、それに限定される
ものではない。
本発明は少なくとも、波形整形回路として利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した信号処理回路の一実施例を示
すブロックダイアグラムを示し、 第2図は上記信号処理回路の具体的回路図を示し、 第3図(A)(B)(C)(D)(E)(F)(G)(H)(I)(J)は回路動作を説
明するための波形図を示す。 1…直流分再生回路、2…ブランキング・ホワイトクリ
ップ回路、3,11…ブラッククリップ回路、12…加
算回路、13…ホワイトクリップ回路、21…位相切換
回路、31…スイッチ、Y…輝度信号、Vout,▲
▼…出力電圧、V…制御信号、Q〜Q26…トラ
ンジスタ、BL…ブランキング信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から入力信号として供給されるビデオ
    輝度信号の基準レベルを決定する直流分再生回路と、 上記直流分再生回路で基準レベルが決定された信号を同
    相伝達する第1の信号処理系と、 上記直流分再生回路で基準レベルが決定された信号にブ
    ランキング信号を加算するとともに、そのブランキング
    信号で与えられるブランキング期間を所定のブラックレ
    ベルに保持する第2の信号処理系と、 外部から任意に任意に与えられる単一の制御信号に応じ
    て、上記第1の信号処理系の出力信号を第1の基準電圧
    との比較により同相で出力する第1の動作モードと、上
    記第2の信号処理系の出力信号を、この出力信号のブラ
    ックレベルと同レベルの第2の基準電圧との比較により
    逆位相で出力する第2の動作モードを交互に選択して出
    力する位相切換回路とを備えた信号処理回路。
  2. 【請求項2】位相切換回路は、第1の動作モード時に動
    作する回路の電流経路と第2の動作モード時に動作する
    回路の電流経路とを外部から与えられる2値制御信号の
    論理値に応じて相補的に遮断する回路を備えていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の信号処理回
    路。
  3. 【請求項3】位相切換回路は、第1の動作モード時に動
    作する回路と第2の動作モード時に動作する回路とが共
    通の出力負荷抵抗を有していること特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の信号処理回路。
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