JPS589414Y2 - 画質調整回路 - Google Patents

画質調整回路

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JPS589414Y2
JPS589414Y2 JP10016777U JP10016777U JPS589414Y2 JP S589414 Y2 JPS589414 Y2 JP S589414Y2 JP 10016777 U JP10016777 U JP 10016777U JP 10016777 U JP10016777 U JP 10016777U JP S589414 Y2 JPS589414 Y2 JP S589414Y2
Authority
JP
Japan
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resistor
capacitor
variable
video signal
transistor
Prior art date
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Expired
Application number
JP10016777U
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English (en)
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JPS5428329U (ja
Inventor
石幡潔
村上恭一
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は映像信号を2次微分した信号を元の映像信号に
重畳することにより、画像の輪郭を補正するようにした
画質調整回路の改良にし、特に調整範囲を広くとれるよ
うにしたものである。
テレビジョン受像機において画像の輪郭を補正するため
に用いられる画質調整回路は従来より種種のものが実用
化されているが、これらは第1図A、B、Cに示す3つ
のタイプに大別される。
第1図Aに示すものは、トランジスタ1のベースに入力
端子2が接続され、コレクタは負荷抵抗3を介して電源
端子4に接続されると共に出力端子5に接続され、エミ
ッタは抵抗6を介して接地されている。
この抵抗6にはコンデンサ7及び可変抵抗8から成る直
列回路が並列に接続されている。
上記構成にかいて、第2図Aに示すような映像信号が入
力端子2からトランジスタ10ベースに加えられると、
そのコレクタ出力の高域成分のゲインがコンデンサ7及
び抵抗8によって大となるため出力端子5には第2図B
に示すように元の映像信号が位相反転され、且つその立
下りの終点及び立上りの終点にオーバーシュートが付加
された出力波形が得られる。
この結果、上記立下りの終点で黒レベルが強調され、上
記立上りの終点で自レベルが強調されて鮮鋭な画像が得
られる。
しかしこのタイプのものは第2図Bのa、bで示される
立下りの始点及び立上りの始点でプリシュートが付加さ
れずこの部分の画像が強調されないため視覚的に不自然
なものとなる欠点がある。
第1図Bに示すものは、抵抗3にインダクタンス9を並
列に接続すると共に、これらの接続点(0点)とトラン
ジスタ1のエミッタ側(0点)との間にコンデンサ10
と抵抗11との直列回路を接続し、さらにこれらの接続
点(0点)に出力端子5を接続した構成となっている。
上記構成において、第3図Aに示すような映像信号が端
子2からトランジスタ1のベースに加工られると、エミ
ッタ側の出力インピーダンスが低いため、0点にはコン
デンサ7の影響を殆んど受けない第3図Aと略同じ波形
の出力が得られる。
一方コレクタ側の0点には抵抗3とインダクタンス9か
ら成る第1の微分回路またはコンデンサ7と抵抗8から
成る第2の微分回路の何れか一方!たは両方で上記映像
信号を微分した第3図Bに示す1次微分波形が得られる
この−次微分波形は次にコンデンサ10と抵抗11から
成る微分回路により2次微分されて第3図Cに示す2次
微分波形が0点に得られる。
この2次微分波形と0点で得られる映像信号とが0点で
加算されて第3図りに示す波形の信号となり、この信号
が出力端子5に加えられる。
この第3図りの波形は第2図Aの波形にプリシュート及
びオーバーシュートが付加されたものとなり、これによ
って第1図Aの欠点が除去された鮮鋭な画面を得ること
ができる。
しかしながらこのタイプのものは、可変抵抗8を調整す
ることによりコンデンサ7によるエミッタピーキング量
或いはゲインを変えて鮮鋭度を調整するようにしている
がその調整範囲が狭い欠点がある。
第1図Cに示すものは、2次微分回路をコンデンサ10
と可変抵抗12とで構成し、0点で得られる第3図Aの
波形と、0点で得られる第3図Cの2次微分波形とを可
変抵抗12の摺動子12a(0点)でその加算比を調整
しながら加算することによって第3図りの出力波形を得
るようにしたものである。
このタイプのものはピーキング量或いはゲインの可変範
囲が狭く、また弱電界降等ノイズの多い場合や必要以上
に画像の鮮鋭度が高い場合等に輪郭をな渣らせてソフト
な画質を得ることができない欠点がある。
本考案は上記の欠点を除去するためのもので、トランジ
スタのコレクタ及びエミッタに夫々可変インピーダンス
を互いに差動的に設けると共に、これらの可変インピー
ダンスの少くとも一方で映像信号を1次微分するように
したものである。
以下本考案の実施例を図面と共に説明する。
尚、第4〜7図に釦いては第1図と対応する部分には同
一符号を付しである。
第4図は第1の実施例を示すものである。
第4図に釦いてトランジスタ1のコレクタとエミッタと
はコンデンサ13、可変抵抗8及びコンデンサ7から成
る直列回路を通じて接続されており、可変抵抗8の摺動
子8aは接地されている。
尚、8bは可変抵抗8のコンデンサ13側の一端と摺動
子8aとの間の抵抗を示し、8cは可変抵抗8のコンデ
ンサ7側の一端と摺動子8aとの間の抵抗を示す。
図示せずも映像増巾器等の信号源から入力端子2を通じ
て第3図Aに示す映像信号がトランジスタ1のベースに
加えられる。
この映像信号は抵抗3及びインダクタンス9から成る第
1の微分回路14とコンデンサ7及び抵抗8cからなる
第2の微分回路15のうちの一方または両方で1次微分
されて第3図Bに示す1次微分波形が0点に得られる。
微分回路14.15の倒れが微分動作に寄与するかはコ
ンデンサ1及びインダクタンス9の大きさにより決定さ
れる。
微分回路14が用いられる場合は、抵抗8cを調整する
ことによって回路のゲインが変えられる。
また微分回路15が用いられる場合は、インダクタンス
9は実質的に直流バイアスとして機能する。
捷たこの場合は抵抗8cによってコンデンサ7によるピ
ーキング量が調整される。
微分回路14.15の両方が微分動作に寄与する場合は
、コンデンサT及びインダクタンス9は上記二連りの場
合の中間的な動作をする。
一方上記映像信号はトランジスタ1のエミッタ側0点よ
り低出力インピーダンスで第3図Aと略同じ波形で取り
出される。
また0点で得られた上記1次微分波形はコンデンサ10
及び抵抗11で2次微分されて0点に第3図Cに示す2
次微分波形が得られる。
この2次微分波形と上記0点での映像信号とが0点で加
算されて第3図りに示す出力波形となり出力端子5に加
えられる。
上記の構成及び動作において、い1可変抵抗8の摺動子
8aをコンデンサ7側の一端まで移動させて抵抗8cを
実質的に0とすると、コレクタ出力の高域成分が最大と
なり画像の鮮鋭度が最大になる。
逆に摺動子8aをコンデンサ13側の一端!で移動させ
て抵抗8bを実質的に0とすると、コンデンサ7による
ピーキング量またはゲインが最小になると共に、コレク
タインピーダンスが交流的にアースされることになり、
このためコレクタ出力の高域成分が0になる。
さらに抵抗11、コンデンサ10によってローパスフイ
、ルタが構成されるため、0点の映像信号の高域成分が
大巾に削られる。
この結果鮮鋭度が最小となり輪郭のな1つたソフトな画
像を得ることができる。
以上のように可変抵抗8の摺動子8aを接地して、抵抗
8cをピーキング量またはゲイン調整として用い、抵抗
8b及びコンデンサ13をコレクタインピーダンスのQ
ダンプ用として用いるようにしているので、鮮鋭度の可
変範囲を非常に太きくすることができる。
第5図は第2の実施例を示すもので、可変抵抗8の摺動
子8aをコンデンサ7を介して接地したものである。
この場合も第4図の場合と同様に摺動子8aを0点側に
寄せれば鮮鋭度が高くなり、摺動子8aをコンデンサ1
3側に寄せれば鮮鋭度が低くなりその可変範囲を大きく
することができる。
第6図は第4図及び第5図の各実施例を原理的に表わし
たもので、トランジスタ1のコレクタとエミッタに夫々
可変インピーダンス16,17を接続したものとして考
えることができる。
これらの可変インピーダンス16.17は少くともその
一方に微分要素を含み、且つそのインピーダンスZ 1
t Z 2が互いに差動的に変化するものである。
可変インピーダンス16は、第4図の場合は抵抗3、イ
ンダクタンス9、コンデンサ13及び抵抗8bで構成さ
れ、第5図の場合は抵抗3、インダクタンス9、コンデ
ンサ13、抵抗8b及びコンデンサ7で構成される。
可変インピーダンス17は第4図及び第5図の場合共抵
抗6、コンデンサ7及び抵抗8cで構成される。
會た上記微分要素はコンデンサ11インダクタンス9の
一方または両方となる。
さらに可変インピーダンス16゜17を差動的に可変と
する手段は摺動子8aを含む可変抵抗8で構成される。
第7図はトランジスタ1に対してトランジスタ18をダ
ーリントン接続し、このトランジスタ18のベースに入
力端子2を設けた場合の原理図fある。
尚、図示では抵抗11の一端をトランジスタ1のエミッ
タに接続しであるが、上記一端をトランジスタ18のエ
ミッタに接続してもよい。
以上述べたように本考案は、トランジスタのベースに映
像信号源を接続すると共に、コレクタに第1の可変イン
ピーダンスを接続し、エミッタに第2の可変インピーダ
ンスを接続して、上記第1及び第2の可変インピーダン
スの大きさを互いに差動的に調整し得るように成し、且
つ第1及び第2の可変インピーダンスの少くとも一方を
上記映像信号の微分手段を含めて構成し、上記コレクタ
と上記映像信号源とをコンデンサと抵抗との直列回路を
介して接続し、この直列回路の接続中点より出力端子を
導出して成る画質調整回路に係るものである。
従って本考案によれば、画像の鮮鋭度の調整範囲を最大
からソフトな画質まで広くとることができ、調整を円滑
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、B、Cは従来の画質調整回路の回路図、第2
図A、Bは第1図Aの各部の波形図、第3図A、B、C
,Dは第1図B、C及び第4〜7図の各部の波形図、第
4図は本考案の第1の実施例を示す回路図、第5図は第
2の実施例を示す回路図、第6図は本考案の原理的な回
路図、第7図はダーリントン接続した場合の原理的な回
路図である。 なお図面に用いられている符号において、1はトランジ
スタ、2は入力端子、3.11は抵抗、5は出力端子、
7.10はコンデンサ、8は可変抵抗、8aは摺動子、
9はインダクタンス、14は第1の微分回路、15は第
2の微分回路、16゜17は可変インピーダンスである

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランジスタのベースに映像信号源を接続すると共に、
    コレクタに第1の可変インピーダンスを接続し、エミッ
    タに第2の可変インピーダンスを接続して、上記第1及
    び第2の可変インピーダンスの大きさを互いに差動的に
    調整し得るように成し、且つ第1及び第2の可変インピ
    ーダンスの少くとも一方を上記映像信号を微分するため
    の″素子を含めて構成し、上記コレクタと上記映像信号
    源とをコンデンサと抵抗との直列回路を介して接続し、
    この直列回路の接続中点より出力端子を導出して成る画
    質調整回路。
JP10016777U 1977-07-27 1977-07-27 画質調整回路 Expired JPS589414Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016777U JPS589414Y2 (ja) 1977-07-27 1977-07-27 画質調整回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP10016777U JPS589414Y2 (ja) 1977-07-27 1977-07-27 画質調整回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5428329U JPS5428329U (ja) 1979-02-24
JPS589414Y2 true JPS589414Y2 (ja) 1983-02-21

Family

ID=29037599

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10016777U Expired JPS589414Y2 (ja) 1977-07-27 1977-07-27 画質調整回路

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