JPH0936702A - アクティブロ−パスフィルタ - Google Patents

アクティブロ−パスフィルタ

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JPH0936702A
JPH0936702A JP20643395A JP20643395A JPH0936702A JP H0936702 A JPH0936702 A JP H0936702A JP 20643395 A JP20643395 A JP 20643395A JP 20643395 A JP20643395 A JP 20643395A JP H0936702 A JPH0936702 A JP H0936702A
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JP
Japan
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voltage
output
input
lpf
amplifier
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JP20643395A
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Inventor
Atsushi Takahashi
淳 高橋
Takashi Kamata
隆嗣 鎌田
Hiroshi Ogasawara
弘詩 小笠原
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Motorola Solutions Japan Ltd
Original Assignee
Nippon Motorola Ltd
Motorola Japan Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/0422Frequency selective two-port networks using transconductance amplifiers, e.g. gmC filters

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  • Networks Using Active Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、軽量であり、出力ノイズが低減でき、
Q値の高いアクティブLPF(ローパスフィルタ)を提
供すること。 【解決手段】 周波数信号を入力し、LPFの出力端の
帰還電圧と入力電圧との偏差分を増幅して電流として出
力するトランスコンダクタンスアンプ1と、このトラン
スコンダクタンスアンプ1の出力側に抵抗R3を介して
接続したエミッタフォロア2と、このエミッタフォロア
1の出力側に抵抗Rを介して接続したエミッタフォロア
3と、トランスコンダクタンスアンプ1の出力側及びエ
ミッタフォロア3の入力側に夫々設けたキャパシタC
0、C1と、エミッタフォロア3の出力側とエミッタフ
ォロア2の入力側との間に介装したキャパシタC2と、
LPFの出力電圧を分圧してトランスコンダクタンスア
ンプ1に帰還するための抵抗R1、R2とを備えたアク
ティブLPF。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブロ−パ
スフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばディジタルコードレス電話ではク
ァドラチェア型のFM復調回路が必要であり、このFM
復調回路には、入力90度移相回路が用いられる。90
度移相回路は、例えば図7に示すように入力される周波
数信号の中心周波数fo の信号に対して位相が90度異
なる信号を生成するものであり、Q値(中間周波数fo
におけるピーク形状の鋭さを示す指標:クオリティファ
クタ)ができるだけ大きいことが望ましい。
【0003】この種の移相回路の従来例を図8〜図10
に示す。図8の回路は、抵抗R、コイルL、コンデンサ
C0及びバリキャップダイオードCVを組み合わせてな
るパッシブハイパスフィルタであり、中心周波数fo
調整は、バリキャップダイオードCVの端子電圧を電圧
原Vにより変えて容量値を変化させることにより行われ
る。
【0004】図9に示す回路は、オペアンプA1〜A
3、抵抗R1〜R6及びコンデンサC1、C2を組み合
わせてなる一般的なバイクワッドローパスフィルタであ
る。
【0005】図10に示す回路は本発明者が既に出願し
たアクティブローパスフィルタであり、3つの電圧−電
流増幅器(トランスコンダクタンスアンプ)A1〜A3
と抵抗R1〜R3とコンデンサC1、C2と電流制御部
adjとを組み合わせて構成される。このローパスフィ
ルタ(以下「LPF」という)は、二次のフィルタであ
り(このことは伝達関数を求めることによりわかる)、
電流制御部adjにより増幅器A2、A3の増幅率を変
えてカットオフ周波数fo が調整される。なお中心周波
数とカットオフ周波数とは厳密には意味が異なるが、符
号の繁雑化を避けるため、いずれもfo としている。ま
た各図の間で符号が同じものがあるが、同一符号でも異
なる図の間では、必ずしも同一特性のものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すパッシブハ
イパスフィルタは、コイルLを変えて中心周波数fo
調整するものに比べれば調整は容易であるが、バリキャ
ップダイオードの端子電圧の調整を必要とするし、外付
部品から構成されているので小型化、軽量化を図ること
が困難である。また仮にFM復調出力の直流電圧の変化
をバリキャップダイオードの端子電圧のコントロールに
用いて無調整化したとすると、この場合外付回路が複雑
化してしまい、フィルタ自体が大型化してしまう上、外
付部品の温度依存性が効いてきて、fo 、Q値が大きな
温度依存性を持ってしまう。
【0007】更に図9に示すアクティブLPFの場合に
は外付部品が多く、このため広いスペースを必要としか
つコストも高くなってしまう。このようなことから図8
及び図9に示すフィルタは、例えばコードレス電話など
の携帯品に使用されているが、小型化、軽量化、無調整
化を図るには不向きであった。
【0008】一方図10に示すバイクワッドLPFは、
電流制御部adjによアンプA2、A3の増幅率を変え
てカットオフ周波数f0 を調整しているため外付け部品
点数が少なくて済み、小型化、無調整化を図れるという
点では先の回路よりも優れている。
【0009】本発明は、図10に示すアクティブLPF
を更に改良してなされたものであり、その目的は小型
化、軽量化が図れ、出力ノイズを低減することのできる
アクティブLPFを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、周波
数信号を一方の入力端に取り込み、一方及び他方の入力
端の偏差電圧を増幅して電流として出力する増幅器と、
この増幅器の出力端と第1の電位源との間に設けられた
第1の容量成分と、入力端が前記増幅器の出力端に第1
の抵抗成分を介して接続された第1のインピ−ダンス変
換部と、入力端が前記第1のインピ−ダンス変換部の出
力端に第2の抵抗成分を介して接続され、出力端が前記
増幅器の他方の入力端に接続された第2のインピ−ダン
ス変換部と、前記第2の抵抗成分および第2のインピ−
ダンス変換部の入力端の間と第1の電位源との間に設け
られた第2の容量成分と、一端が前記第1の抵抗成分及
び前記第1のインピ−ダンス変換部の入力端の間に接続
され、他端が前記第2のインピーダンス変換部の出力端
に接続された第3の容量成分と、を備えたことを特徴と
する。
【0011】請求項2の発明は、増幅器の他方の入力端
及び第2の電位源の間に接続された第3の抵抗成分と、
一端が前記増幅器の他方の入力端及び前記第3の抵抗成
分の間に接続され、他端が第2のインピ−ダンス変換部
の出力端に接続された第4の抵抗成分と、を備えたこと
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例
を示す回路図である。図中1は正の入力端に周波数信号
が取り込まれ、入力電圧を増幅して電流として出力する
増幅器(トランスコンダクタンスアンプ)1である。
【0013】前記トランスコンダクタンスアンプ1の出
力端には第1の容量成分であるキャパシタC0の一端側
が接続され、このキャパシタC0の他端側は第1の電位
源例えば高電位源VCCに接続されている。この高電位
源VCCは+VCCの電位になっている。また前記キャ
パシタC0の一端側は第1の抵抗成分である抵抗R3を
介して第1のインピーダンス変換部であるエミッタフォ
ロア2の入力端に接続されている。このエミッタフォロ
ア2の出力端には、第2の抵抗成分である抵抗Rを介し
て第2の容量成分であるキャパシタC1の一端側が接続
され、このキャパシタC1の他端側は高電位源VCCに
接続されている。
【0014】前記キャパシタC1の一端側(キャパシタ
C1及び抵抗Rの接続点)は、第2のインピーダンス変
換部であるエミッタフォロア3の入力端に接続されてい
る。このエミッタフォロア3の出力端は本発明に係るア
クティブLPFの出力端に相当し、当該出力端は第4の
抵抗成分である抵抗R2を介して、前記トランスコンダ
クタンスアンプ1の負の入力端に接続されている。また
前記トランスコンダクタンスアンプ1の負の入力端及び
抵抗R2の接続点には第3の抵抗成分である抵抗R1の
一端が接続され、この抵抗R1の他端は低電源位である
アースに交流接地されている。なおこの例ではアースは
第2の電位源に相当する。更に第2のエミッタフォロア
3の出力端は第3の容量成分であるC2を介して第1の
エミッタフォロア2の入力端に接続されている。
【0015】このように構成されたアクティブLPFは
以下のように動作する。周波数信号がトランスコンダク
タンスアンプ1の正の入力端に入力すると、トランスコ
ンダクタンスアンプ1は入力信号Vinの電圧と、アク
ティブLPFの出力側から帰還され、抵抗R1、R2で
分圧した帰還電圧との偏差分を増幅して、電流として出
力する。この電流に応じてキャパシタC0の一端側に電
圧V1が発生する。そしてこの電圧V1は抵抗R3及び
キャパシタC2により電圧V2に変換され、エミッタフ
ォロア2から出力される。エミッタフォロア2の出力電
圧V2は抵抗R及びキャパシタC1により電圧V3に変
換され、この電圧V3はアクティブLPFの出力電圧V
outとして取り出されると共に、この出力電圧が抵抗
R2及びキャパシタC2を介して夫々トランスコンダク
タンスアンプ1及び第1のエミッタフォロア2の各入力
側に帰還される。
【0016】次に上述のアクティブLPFが90度移相
回路であるローパスフィルタであることについて説明す
る。先ず上述回路の伝達関数を求めるが、図1に示す各
部の符号Vin、C0、R3などは、便宜上各部の符号
であると共に対応する電圧値、容量、抵抗値をも夫々示
し、各計算式ではこれら符号を用いて表すことにする。
なお第3のキャパシタC2の容量はK・C0に設定して
いる。また各式においてSは複素変数(S=jω:ωは
周波数)、gmはΔI/ΔV(ただし増幅器を構成する
トランジスタのコレクタ電流の変化をΔI、ベース、エ
ミッタ間電圧の変化分をΔVとする)、を表している。
【0017】Vin、Vout、V1、V2の関係を求
めると次の(1)〜(3)式が成り立つ。
【0018】
【数1】 上記(1)〜(3)式より次の(4)式が成り立ち、従
って伝達関数は(5)式のように表わされる。
【0019】
【数2】 ここでカットオフ周波数fo における角周波数ω0 とす
るとω0 は上述(5)式より(6)式のように表わされ
る。
【0020】
【数3】 またQ(クオリティファクタ)は上述の(5)式よりω
=ω0 として(7)式のように表わされる。ただしQ*
はR3=0としたときのQの値であり(8)式のように
表わされる。
【0021】
【数4】 従って(7)式からQは(9)式で表わされる。
【0022】
【数5】 ここで図1を参照すると、トランスコンダクタンスアン
プ1及びキャパシタC0により1次のフィルタが構成さ
れ、また抵抗R3及びキャパシタC2により1次のフィ
ルタが構成され、更に抵抗R及びキャパシタC1により
1次のフィルタが構成されている。従って上述のアクテ
ィブLPFは3次のフィルタを構成しているものであ
り、このことは(5)式に示す伝達関数の中にS3 の項
が含まれていることからも分かる。R3を入れた3次の
フィルタはR3=0とした2次のフィルタに比べてQの
値を大きくとることができ、図1の回路ではカットオフ
周波数fo (角周波数ω0 )においてR3、K・C0に
よる3次成分が虚数成分を減少させることによりQ値を
高める働きをしている。
【0023】またω=ω0 のときs=jω0 となり、こ
れを(5)式に代入して整理すると伝達関数は次の(1
0)式のように2次の式で表わされる。
【0024】
【数6】 上述の(5)式の伝達関数は3次の式であっても特殊な
形であり、言い換えれば本発明のアクティブLPFが特
殊な3次フィルタであることがわかる。アクティブLP
Fが特殊な3次フィルタとして機能するのは、R3を設
けたことによる。ここで(7)式が成立するので後述の
(11)、(12)、(13)式からわかるように入出
力位相差は90度になる。
【0025】そして(9)式からわかるようにR3を変
化させることによりω0 において入出力の位相θが0
度、−90度、+90度のいずれかになる。このことを
式で表わすと次のように(11)〜(13)式となる。
このようにR3は位相を調整する働きも兼ね備えてい
る。
【0026】
【数7】 以上のことから本発明によれば後述の実験結果からもわ
かるようにQ値を高く例えば10以上に設定することが
でき、このためLPFの通過帯域幅を狭くできる。そし
て既述の比較例である図10に示す回路に比べて回路構
成の総素子数が少なく、特にアンプを1個しか用いてい
ないのでノイズが少なく、こうしたことから従来のアク
ティブ移相回路に比べて低ノイズでかつ高いC/Nを確
保でき、FM復調システムに本発明のLPFを用いれば
S/Nを大きく改善することができる。
【0027】またQ値及びfo はトランスコンダクタン
スアンプ1の直流ゲイン、キャパシタの容量比及び抵抗
などによって調整できるが、キャパシタを小さくして抵
抗R1、R2や前記直流ゲインによりQ値及びfo を調
整する方が有利である。何故なら一般に容量成分は集積
回路の内蔵化を図る場合に大きな面積を占めるからであ
る。従って本発明では抵抗R1、R2を用いることが有
利である。抵抗R1、R2がなければ(R1+R2)/
R1の値が1になり、そのためfo 、Qの調整はC0、
C1に頼らなければならなくなり、C0、C1として大
きいものが必要になってくるし、またLPFの出力がそ
のままトランスコンダクタンスアンプ1の入力に戻るの
でトランスコンダクタンスアンプ1のダイナミックレン
ジが小さい場合には出力が歪んでしまう。なおRを大き
くする方法もあるが、Rを大きくすると熱ノイズが大き
くなるので得策ではない。
【0028】また抵抗R1、R2によってアンプ1の直
流ゲインを変えることができるのでLPFの出力レベル
も調整することができる。更にLPFの出力端からC2
を用いて2段ステージ入力端に帰還をかけているため、
容量比の分(1+K)分だけQ値を高くすることができ
る。
【0029】本発明のアクティブLPFはこのような効
果に加え次のような利点もある。即ちFM復調システム
の位相エラー補正ループを用いることでQ値及びfo
ついての完全無調整化を達成化できる。またFM復調に
不可欠な移相回路(コイル、ディスクリミネータ)がI
Cの中に内蔵されることによりアプリケーションのコス
トダウンが図れ、更に小型化、軽量化が図れると共に、
位相コイルに起因する不要放射を除去でき、他のRF回
路への影響を低減できる。
【0030】更にまた上述のアクティブLPFにおいて
ω0 及びQ値の温度依存性はアンプ1のgmの温度係数
を調整すれば理論上0になる。即ちω0 及びQ値は、C
0、C1の温度特性Tc (C0)、Tc (C1)がいず
れも0に近似しているため次の(14)、(15)式の
ように表わすことができる。
【0031】
【数8】 そしてω0 及びQ値を温度Tで微分すると次の(1
6)、(17)式が得られる。
【0032】
【数9】 従って(16)式よりgmとRとの温度係数を揃えれば
[Tc (gm)=Tc(R)]、ω0 の温度変化は理論
上0になる。また(17)式よりgmとRとの温度係数
の絶対値を揃え、Tc (gm)=−Tc (R)とすれば
Q値の温度変化は理論上0になる。
【0033】
【実施例】次に本発明のアクティブLPFを適用した実
施例を図2に示す。この実施例では、入力信号VInは
トランジスタ41よりなるエミッタフォロア4を通じて
トランスコンダクタンスアンプ1に入力される。トラン
スコンダクタンスアンプ1は、差動接続されたトランジ
スタ(11、14)及び(12、13)と電流制御部1
5、16とを含む。トランスコンダクタンスアンプ1の
出力側の電圧V1は抵抗R3を介して電圧V2になる
が、この電圧V2は、トランジスタ21、22を二段接
続してなる第1のエミッタフォロア2のトランジスタ2
2のエミッタ側に出力される。また第2のエミッタフォ
ロア3は、トランジスタ31、32、33の各ベースを
抵抗Rの出力側に接続するとともにトランジスタ31、
32のエミッタに夫々トランジスタ34、35のベース
を接続して、帰還出力端と出力信号Voutを取り出す
LPFの出力端とを分けるように構成されている。この
ように出力端を分けた理由はキャパシタC2がLPFの
次段回路に影響を及ぼすことを避けるためである。なお
図2中51〜60は定電流源である。また上述の例では
キャパシタC0、C1をVCCに接続し、抵抗R1を交
流接地しているが本発明ではキャパシタC0、C1を交
流接地(第1の電位源)し、抵抗R1をVCC(第2の
電位源)に接続するような回路構成であってもよい。
【0034】ここで図1の回路に基づいてシミュレーシ
ョン回路を作成し、このシミュレーションにおいて抵抗
R3の値を変えたときにLPFのゲインと入出力の位相
ずれとがどのように変化するのかをコンピュータによっ
てシミュレーションした。図3〜図6はその結果を示す
グラフであり、夫々R3を5kΩ、2.5kΩ、0.5
kΩ,0Ωとしている。ただし、C0、C1を夫々15
PF、40PF、Kを5、R1、R2、Rを夫々1.5
kΩ、2kΩ、12kΩとしている。この結果からわか
るようにR3を変えることによりQの値が変化し、例え
ば図3に示すようにQ値を30もの高い値にすることが
できる。
【0035】以上において本発明のアクティブLPFは
FM復調回路に用いることに限定されるものではなく、
例えば外付け部品のコイルの代用として使用することが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように本発明のアクティブL
PFによれば、小型、軽量であり、また出力ノイズを低
減することができ、しかも高いQ値を得ることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図3】本発明のアクティブLPFに基づいてシミュレ
ーションを行って求めた周波数特性と位相特性を示す特
性図である。
【図4】本発明のアクティブLPFに基づいてシミュレ
ーションを行って求めた周波数特性と位相特性を示す特
性図である。
【図5】本発明のアクティブLPFに基づいてシミュレ
ーションを行って求めた周波数特性と位相特性を示す特
性図である。
【図6】本発明のアクティブLPFに基づいてシミュレ
ーションを行って求めた周波数特性と位相特性を示す特
性図である。
【図7】LPFの周波数特性と位相特性を示す特性図で
ある。
【図8】従来のパッシブバンドパスフィルタを示す回路
図である。
【図9】従来のアクティブLPFを示す回路図である。
【図10】アクティブLPFの比較例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 トランジスタ(増幅器) R3 抵抗(第1の抵抗成分) R 抵抗(第2の抵抗成分) R1 抵抗(第3の抵抗成分) R2 抵抗(第4の抵抗成分) C0 キャパシタ(第1の容量成分) C1 キャパシタ(第2の容量成分) C2 キャパシタ(第3の容量成分) 2 エミッタフォロア(第1のインピーダンス変
換部) 3 エミッタフォロア(第2のインピーダンス変
換部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数信号を一方の入力端に取り込み、
    一方及び他方の入力端の偏差電圧を増幅して電流として
    出力する増幅器と、 この増幅器の出力端と第1の電位源との間に設けられた
    第1の容量成分と、 入力端が前記増幅器の出力端に第1の抵抗成分を介して
    接続された第1のインピ−ダンス変換部と、 入力端が前記第1のインピ−ダンス変換部の出力端に第
    2の抵抗成分を介して接続され、出力端が前記増幅器の
    他方の入力端に接続された第2のインピ−ダンス変換部
    と、 前記第2の抵抗成分および第2のインピ−ダンス変換部
    の入力端の間と第1の電位源との間に設けられた第2の
    容量成分と、 一端が前記第1の抵抗成分及び前記第1のインピ−ダン
    ス変換部の入力端の間に接続され、他端が前記第2のイ
    ンピーダンス変換部の出力端に接続された第3の容量成
    分と、を備えたことを特徴とするアクティブロ−パスフ
    ィルタ。
  2. 【請求項2】 前記増幅器の他方の入力端及び第2の電
    位源の間に接続された第3の抵抗成分と、一端が前記増
    幅器の他方の入力端及び前記第3の抵抗成分の間に接続
    され、他端が第2のインピ−ダンス変換部の出力端に接
    続された第4の抵抗成分と、を備えたことを特徴とする
    アクティブロ−パスフィルタ。
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EP0755115A1 (en) 1997-01-22

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