JPS6017970Y2 - 波形整形回路 - Google Patents
波形整形回路Info
- Publication number
- JPS6017970Y2 JPS6017970Y2 JP16258977U JP16258977U JPS6017970Y2 JP S6017970 Y2 JPS6017970 Y2 JP S6017970Y2 JP 16258977 U JP16258977 U JP 16258977U JP 16258977 U JP16258977 U JP 16258977U JP S6017970 Y2 JPS6017970 Y2 JP S6017970Y2
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- JP
- Japan
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- variable resistor
- resistor
- capacitor
- voltage
- circuit
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は波形整形回路に関腰特にたとえばテレビジョ
ン受像機において水平歪補正増幅回路における位相調整
を行うための波形整形回路に関する。
ン受像機において水平歪補正増幅回路における位相調整
を行うための波形整形回路に関する。
第1図はこの考案の興味ある従来の波形整形回路の一例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
この従来の回路では、垂直出力回路1に発生する垂直出
力電圧(パルス)を抵抗2、コンデンサ3、可変抵抗器
4、の直列回路によって、P点に出力電圧を得ていた。
力電圧(パルス)を抵抗2、コンデンサ3、可変抵抗器
4、の直列回路によって、P点に出力電圧を得ていた。
可変抵抗器4の抵抗値を変化することにより、抵抗2と
コンデンサ3との時定数が変化し、P点に発生するパラ
ボラ電圧の波形が変化する。
コンデンサ3との時定数が変化し、P点に発生するパラ
ボラ電圧の波形が変化する。
しかし、このとき、時定数を大きくする方向に可変抵抗
器4を移動するとP点に発生する電圧値は小さくなり、
また、逆に時定数を小さくする方向に可変抵抗器4を移
動するとP点に発生する電圧値は大きくなる。
器4を移動するとP点に発生する電圧値は小さくなり、
また、逆に時定数を小さくする方向に可変抵抗器4を移
動するとP点に発生する電圧値は大きくなる。
すなわち、波形変化と同時に出力電圧値が変化するので
ある。
ある。
また、垂直出力電圧は、周知のごとくパルス電圧を含ん
でいる。
でいる。
よって、抵抗5およびコンデンサ6による積分回路を通
してさらに積分してから、水平歪補正増幅回路7に供給
している。
してさらに積分してから、水平歪補正増幅回路7に供給
している。
ここで、パルス電圧部分がきれいなパラボラ電圧となる
ようにするには、時定数を大きくする必要がある。
ようにするには、時定数を大きくする必要がある。
しかしながら、二の時定数は波形調整の点からも決定さ
れるため、あまり大きくできず、満足な特性を得ること
はできなかった。
れるため、あまり大きくできず、満足な特性を得ること
はできなかった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、波形変化の調整
を行ってもその出力電圧値が変化しないような波形整形
回路を提供することである。
を行ってもその出力電圧値が変化しないような波形整形
回路を提供することである。
この考案は、要約すれば、垂直(パルス)出力′電圧を
抵抗分割する手段とこの抵抗分割点にタイオードクリッ
パ回路とを備え、クリップレベルを決定する抵抗と前記
出力電圧を分割する抵抗とを1個の可変抵抗器で行い、
可変抵抗器の可動片を移動させることによりクリップレ
ベルを変化させ、分割電圧は一定となるように構成した
波形整形回路である。
抵抗分割する手段とこの抵抗分割点にタイオードクリッ
パ回路とを備え、クリップレベルを決定する抵抗と前記
出力電圧を分割する抵抗とを1個の可変抵抗器で行い、
可変抵抗器の可動片を移動させることによりクリップレ
ベルを変化させ、分割電圧は一定となるように構成した
波形整形回路である。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特徴は図面
を参照して行う以下の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
を参照して行う以下の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
第2図はこの考案の一実例を示す回路図である。
この第2図において、垂直出力回路1に発生する垂直出
力電圧を、抵抗2を通して、Q点すなわち可変抵抗器8
の一端aとダイオード9のアノードに与え、ダイオード
9のカソードは可変抵抗器8の他端すとコンデンサ10
の一端に接続する。
力電圧を、抵抗2を通して、Q点すなわち可変抵抗器8
の一端aとダイオード9のアノードに与え、ダイオード
9のカソードは可変抵抗器8の他端すとコンデンサ10
の一端に接続する。
可変抵抗器8の可動片Cとコンデンサ10の他端は直接
(または間接に)接地されている。
(または間接に)接地されている。
Q点より抵抗5を通してコンデンサ6で接地し、コンデ
ンサ6の両端に発生する電圧を水平歪補正増幅回路7に
供給している。
ンサ6の両端に発生する電圧を水平歪補正増幅回路7に
供給している。
このような構成において、以下にその動作を第3図とと
もに説明する。
もに説明する。
第3図において、(A)は可変抵抗器8の可動片Cが中
央にあるときのQ点の電圧波形および抵抗5とコンデン
サ6とで積分後のコンデンサ6の両端に発生する電圧波
形を示すものである。
央にあるときのQ点の電圧波形および抵抗5とコンデン
サ6とで積分後のコンデンサ6の両端に発生する電圧波
形を示すものである。
(B)、(C)は、それぞれ、可変抵抗器8の可動片C
を移動し、可変抵抗器8のa−c間の抵抗値が小さくな
るようにしたときと、逆に、a−c間の抵抗値が大きく
なるようにしたときのQ点およびコンデンサ6の両端に
発生する電圧波形図である。
を移動し、可変抵抗器8のa−c間の抵抗値が小さくな
るようにしたときと、逆に、a−c間の抵抗値が大きく
なるようにしたときのQ点およびコンデンサ6の両端に
発生する電圧波形図である。
まず(A)に示すように、可変抵抗器8の可動片Cが中
応にあるときは、Q点には、抵抗2と可変抵抗器8のa
−c間の抵抗値とで分割された実線および破線で示す
電圧波形と、ダイオード9、コンデンサ10、可変抵抗
器8のc−b間の抵抗値よりなるクリップ回路により実
線で示す電圧波形とが発生する。
応にあるときは、Q点には、抵抗2と可変抵抗器8のa
−c間の抵抗値とで分割された実線および破線で示す
電圧波形と、ダイオード9、コンデンサ10、可変抵抗
器8のc−b間の抵抗値よりなるクリップ回路により実
線で示す電圧波形とが発生する。
次に、可変抵抗器8の可動片Cをa端側に移動させたと
きは、(B)に示すように、Q点には、抵抗2と可変抵
抗器8のa −C間の抵抗値とで分割された実線および
破線で示す電圧波形と、ダイオード9、コンデンサ10
、可変抵抗器8のC−す間の抵抗値よりなるクリップ回
路により実線に示す電圧波形とが発生する。
きは、(B)に示すように、Q点には、抵抗2と可変抵
抗器8のa −C間の抵抗値とで分割された実線および
破線で示す電圧波形と、ダイオード9、コンデンサ10
、可変抵抗器8のC−す間の抵抗値よりなるクリップ回
路により実線に示す電圧波形とが発生する。
この発生電圧は、(A)に実線で示す電圧値とほぼ同一
レベルである。
レベルである。
これは、可変抵抗器8のa−c間の抵抗値を下げたとき
であるので、抵抗2と可変抵抗器8のa −c間の抵抗
値とによる分割値は、(A)に示すような可変抵抗器8
の可動片Cが中央にある場合に比べ小さくなる一方、ダ
イオード9、コンデンサ10、可変抵抗器8のc−b間
の抵抗値は逆に大きくなり、クリップ回路の時定数が大
きくなり、クリップレベルが上がる方向に動くからであ
る。
であるので、抵抗2と可変抵抗器8のa −c間の抵抗
値とによる分割値は、(A)に示すような可変抵抗器8
の可動片Cが中央にある場合に比べ小さくなる一方、ダ
イオード9、コンデンサ10、可変抵抗器8のc−b間
の抵抗値は逆に大きくなり、クリップ回路の時定数が大
きくなり、クリップレベルが上がる方向に動くからであ
る。
言い換えれば、両者の動作によって、分割電圧値が小さ
くなる一方で、クリップレベルが上昇し、クリップされ
る部分が少なくなるから、出力電圧が変化しないのであ
る。
くなる一方で、クリップレベルが上昇し、クリップされ
る部分が少なくなるから、出力電圧が変化しないのであ
る。
また逆に、可変抵抗器8の可動片Cをb端側に移動させ
たときは、可動片Cをa端側に移動させたときの動作と
は全く逆の動作となる。
たときは、可動片Cをa端側に移動させたときの動作と
は全く逆の動作となる。
すなわち、この場合、Q点の電圧波形は、抵抗2と可変
抵抗器8のa−c間の抵抗値とで分割された電圧で、(
C)に示す実線および破線で示す電圧波形と、ダイオー
ド9、コンデンサ10、可変抵抗器8のc−b間の抵抗
値よりなるクリップ回路により実線で示す電圧波形とが
発生する。
抵抗器8のa−c間の抵抗値とで分割された電圧で、(
C)に示す実線および破線で示す電圧波形と、ダイオー
ド9、コンデンサ10、可変抵抗器8のc−b間の抵抗
値よりなるクリップ回路により実線で示す電圧波形とが
発生する。
この発生電圧も、(A)に示す電圧値とほぼ同一レベル
である。
である。
これは、抵抗2と可変抵抗器8のa−c間の抵抗値を上
げたときには、これらの抵抗による分割値は、可変抵抗
器8の可動片Cが中央にある場合に比べ大きくなる。
げたときには、これらの抵抗による分割値は、可変抵抗
器8の可動片Cが中央にある場合に比べ大きくなる。
一方、ダイオード9、コンデンサ10、可変抵抗器8の
c−b間の抵抗値は逆に小さくなり、クリップ回路の時
定数も小さくなる。
c−b間の抵抗値は逆に小さくなり、クリップ回路の時
定数も小さくなる。
よって、クリップレベルが下がる方向に動くからである
。
。
すなわち、このきの両者の動作によって、分割電圧値は
大きくなるが、クリップレベルが下がり、クリップされ
る部分が多くなるから、出力電圧は変化しないのである
。
大きくなるが、クリップレベルが下がり、クリップされ
る部分が多くなるから、出力電圧は変化しないのである
。
このようにして、このQ点の電圧は、可変抵抗器8の可
動片Cを移動することによって、発生電圧値が変化する
ことなく、垂直出力電圧の上部クリップレベルを変化さ
せることができる。
動片Cを移動することによって、発生電圧値が変化する
ことなく、垂直出力電圧の上部クリップレベルを変化さ
せることができる。
そのため、従来の回路で欠点となっているパルス部分が
このクリップ回路で除去されるため、抵抗5、コンデン
サ6による積分回路できれいなパラボラ電圧を得ること
ができる。
このクリップ回路で除去されるため、抵抗5、コンデン
サ6による積分回路できれいなパラボラ電圧を得ること
ができる。
このとき、Q点の発生電圧値も変化しないので可変抵抗
器8の操作によって波形のみの調整ができるものである
。
器8の操作によって波形のみの調整ができるものである
。
以上のように、この考案によれば、波形調整を行なうと
きその発生電圧値を変化させることがない。
きその発生電圧値を変化させることがない。
なお、この第2図の実施例においては、Q点と可変抵抗
器8のa端間は直接接続しているが、ここに抵抗器を接
続し可動片がa端に接続されたときQ点の電圧がなくな
るのを防止することができる。
器8のa端間は直接接続しているが、ここに抵抗器を接
続し可動片がa端に接続されたときQ点の電圧がなくな
るのを防止することができる。
また、コンデンサ10を除去しても、はぼ同様の効果を
得ることができる。
得ることができる。
さらに、上述の実施例においては正極性パルスの場合に
ついて説明したが、これは負極性のパルスについても同
様に実施できることはもちろんである。
ついて説明したが、これは負極性のパルスについても同
様に実施できることはもちろんである。
このときには、可変抵抗器8の可動片を電源(十B)に
接続味クランプダイオード9の極性を逆にする必要があ
る。
接続味クランプダイオード9の極性を逆にする必要があ
る。
第1図はこの考案の興味ある従来の波形整形回路の一例
を示す回路図である。 第2図はこの考案の一実施例を示す回路である。 第3図は第2図に示す回路の動作を説明するための動作
波形図である。 図において、1は垂直出力回路、2,5は抵抗、3,6
はコンデンサ、7は水平歪補正増幅回路、8は可変抵抗
器、9はクランプダイオード、10はコンデンサを示す
。
を示す回路図である。 第2図はこの考案の一実施例を示す回路である。 第3図は第2図に示す回路の動作を説明するための動作
波形図である。 図において、1は垂直出力回路、2,5は抵抗、3,6
はコンデンサ、7は水平歪補正増幅回路、8は可変抵抗
器、9はクランプダイオード、10はコンデンサを示す
。
Claims (1)
- 垂直出力回路の出力端にその一端が接続された抵抗器、
この抵抗器の他端には可変抵抗器の一端が接続され、該
可変抵抗器の他端にはコンデンサの一端が接続され、こ
のコンデンサの他端と前記可変抵抗器の可動片とは、電
源又はアースに接続されており、前記可変抵抗器の両端
間にクリップダイオードを接続し、前記抵抗器の前記他
端に抵抗及びコンデンサで構成された積分回路を接続し
、該積分回路のコンデンサの両端より整形出力を取出す
様にした、波形整形回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16258977U JPS6017970Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | 波形整形回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16258977U JPS6017970Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | 波形整形回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5487025U JPS5487025U (ja) | 1979-06-20 |
JPS6017970Y2 true JPS6017970Y2 (ja) | 1985-05-31 |
Family
ID=29158464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16258977U Expired JPS6017970Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | 波形整形回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017970Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-02 JP JP16258977U patent/JPS6017970Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5487025U (ja) | 1979-06-20 |
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