JPS6110386Y2 - - Google Patents

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JPS6110386Y2
JPS6110386Y2 JP9985777U JP9985777U JPS6110386Y2 JP S6110386 Y2 JPS6110386 Y2 JP S6110386Y2 JP 9985777 U JP9985777 U JP 9985777U JP 9985777 U JP9985777 U JP 9985777U JP S6110386 Y2 JPS6110386 Y2 JP S6110386Y2
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JP
Japan
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transistor
voltage
emitter
connection point
collector
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JP9985777U
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JPS5426347U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばテレビジヨン受像機の自動
水平周波数調整装置に用いる位相弁別器に関する
ものである。
従来の位相弁別器の一例を第1図に示す。第1
図において端子1には、第2図aのような同期信
号が印加される。
端子1はトランジスタ2のベースに接続され、
トランジスタ2のコレクタ及びエミツタは各々抵
抗3,4を経て電源5の一端,他端(アース)に
接続されている。同期信号がトランジスタ2を飽
和させるに足りる電圧値を有するならば、トラン
ジスタ2のコレクタ及びエミツタには夫々第2図
b,cのような電圧が得られる。トランジスタ2
のコレクタ,エミツタ間には、相互に同方向に直
列接続された第1,第2のダイオード6,7が上
記トランジスタ2の導電方向と逆方向に接続さ
れ、両ダイオード6,7の接続点8には、コンデ
ンサ9を経て端子10から第2図dのようなのこ
ぎり波が印加される。こののこぎり波はテレビジ
ヨン受像機の場合にはいわゆる水平フライバツ
ク・パルスを積分して作るのが一般的で、このの
こぎり波と、前述の同期信号とを比較し、その位
相ずれに応じた直流電圧を発生するのが位相弁別
器の役割である。
即ち、第1図に於けるトランジスタ2が飽和し
た時のコレクタ,エミツタ間の電圧は電源5と抵
抗4,3の分割比で決定され、この電圧をEとす
ると、同期信号到来時の接続点8の電圧がEより
高ければコンデンサ9の電荷は第1のダイオード
6、トランジスタ2、抵抗3という経路で放電さ
れ、これとは逆に接続点8の電圧がEより低けれ
ばコンデンサ9は第2のダイオード7、抵抗4、
電源5という経路で充電される。これにより接続
点8の平均電圧は同期信号と端子10から印加さ
れるのこぎり波の位相差によつて変化し、抵抗1
1とコンデンサ12に依り平滑して端子13より
取り出す事が出来る。
ここで、この回路は本質的に2つの欠点を有す
る。その第1は、端子1に印加する同期信号の尖
頭値を大きくとる必要があること、例えば抵抗3
と抵抗4とが等しいとすると電源5の電圧の半分
を要することである。第2の欠点は、端子10か
ら加えるのこぎり波の尖頭値が大きければ大きい
程、位相差による出力電圧の変化量、いわゆる弁
別感度が向上して好ましいのであるが、例えばそ
の値が電源5の電圧を越える場合には、トランジ
スタ2が導通していなくともコンデンサ9の電荷
はダイオード6、抵抗4を経て電源5に流入して
しまう。また、のこぎり波電圧の最低値がマイナ
スとなる場合にはコンデンサ9は抵抗3、ダイオ
ード7を経て充電され、いずれの場合も誤動作の
原因となる。
この考案は上記欠点を除去するためになされた
もので、そのベースに同期信号が入力される位相
反転トランジスタのエミツタ側に、ダイオードを
順方向に挿入することにより、小電圧の同期信号
で作動させることができ、しかも弁別感度を大幅
に向上することのできる位相弁別器を提供するも
のである。
以下、この考案の一実施例について、第3図を
用いて説明する。第3図において、第1図と同一
符号は同一、又は相当部分を示す。14はトラン
ジスタ2のエミツタと電源5の他端、すなわちア
ースとの間に順方向に接続された第3のダイオー
ドである。
以下、本回路の動作を詳細に説明すると、端子
1に印加する同期信号成分は、トランジスタ2の
ベース,エミツタ接合部と、ダイオード14との
直列回路を導通させ得る電圧、即ち1.4V程度あ
ればトランジスタ2を完全に導通させることが出
来る。これに依り前述の第1の問題点は解決出来
る。
また、トランジスタ2が飽和した時点で接続点
8の電圧が正であればコンデンサ9の電荷は第1
のダイオード6、トランジスタ2、第3のダイオ
ード14を経て放電され、接続点8の電圧が負で
あればコンデンサ9は電源5から抵抗4、トラン
ジスタ2、第2のダイオード7を経て充電され
る。
このように、本実施例ではのこぎり波を正負に
わたつて利用出来る結果、従来例に比較して、約
2倍の大きさののこぎり波を端子10に印加する
ことが出来、大幅な弁別感度の上昇を達成でき、
前記従来の欠点を除去することが出来る。
以上のように、この考案によれば、コレクタが
抵抗を介して電源に接続され、ベースに入力され
る同期信号によりオン,オフされるトランジスタ
を設け、該トランジスタのエミツタとアース間に
順方向にダイオードを挿入し、上記トランジスタ
のコレクタ,エミツタ間に該トランジスタの導電
方向と逆方向に2つの直列接続したダイオードを
接続し、その2つのダイオードの接続点にコンデ
ンサを介してのこぎり波を印加して該接続点の直
流電圧を弁別出力とするよう構成したので、小電
圧の同期信号で作動させることができ、特にIC
化された同期信号発生装置と併用して好適であ
り、しかも非常に弁別感度の良い位相弁別器が得
られる効果がある。更に本弁別器の出力電圧の中
心値が電源電圧又は0V近傍となるので、次段に
エミツタ接地段を用いる時に有利となるという別
の効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一例を示す回路図、第2図は第
1図の各部の波形図、第3図はこの考案の一実施
例を示す回路図である。 図において、2はトランジスタ、3,4は抵
抗、6,7は第1,第2のダイオード、9はコン
デンサ、14は第3のダイオードである。なお図
中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. そのベースに入力される同期信号によりオン,
    オフされるトランジスタと、該トランジスタのコ
    レクタと電源の一端との間に接続された抵抗器
    と、相互に同方向に直列接続され上記トランジス
    タのコレクタ,エミツタ間に該トランジスタの導
    電方向と逆方向に接続された第1,第2のダイオ
    ードと、上記トランジスタのエミツタと上記電源
    の他端との間に順方向に接続された第3のダイオ
    ードと、上記第1,第2のダイオードの接続点に
    接続され該接続点に上記同期信号と比較されるの
    こぎり波を交流的に入力するためのコンデンサと
    を備え、上記第1,第2のダイオードの接続点の
    直流電圧を弁別出力としたことを特徴とする位相
    弁別器。
JP9985777U 1977-07-25 1977-07-25 Expired JPS6110386Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9985777U JPS6110386Y2 (ja) 1977-07-25 1977-07-25

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JP9985777U JPS6110386Y2 (ja) 1977-07-25 1977-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS5426347U JPS5426347U (ja) 1979-02-21
JPS6110386Y2 true JPS6110386Y2 (ja) 1986-04-03

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ID=29036980

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JP9985777U Expired JPS6110386Y2 (ja) 1977-07-25 1977-07-25

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JPS5426347U (ja) 1979-02-21

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