JPH0113648B2 - - Google Patents

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JPH0113648B2
JPH0113648B2 JP6809980A JP6809980A JPH0113648B2 JP H0113648 B2 JPH0113648 B2 JP H0113648B2 JP 6809980 A JP6809980 A JP 6809980A JP 6809980 A JP6809980 A JP 6809980A JP H0113648 B2 JPH0113648 B2 JP H0113648B2
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JP
Japan
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transistor
current
pulse
collector
voltage
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JP6809980A
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JPS56164615A (en
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Takafumi Okada
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 例えば、ローパスフイルタは抵抗器及びコンデ
ンサにより構成されるので、このフイルタをIC
化するには、いくつかの問題点がある。すなわ
ち、 () 抵抗値の精度があまりとれないので、フ
イルタのカツトオフ周波数がばらついてしまう () 抵抗値の温度特性が悪いので、カツトオ
フ周波数の温度特性が悪くなつてしまう () 抵抗値及び容量をあまり大きくできない
ので、カツトオフ周波数の低いものが作りにく
い などである。
この発明は、これらの問題点を解決し、IC化
に適したフイルタ回路を提供しようとするもので
ある。
以下その一例について説明しよう。
第1図において、トランジスタQ1,Q2のエミ
ツタと接地との間に、定電流源用のトランジスタ
Q3のコレクタ・エミツタ間が接続されてトラン
ジスタQ1,Q2は差動接続されると共に、トラン
ジスタQ1のベースが入力端子T1に接続され、そ
のコレクタと電源端子T2との間に、トランジス
タQ4のエミツタ・コレクタ間が接続される。
このトランジスタQ4は、これを入力側として
トランジスタQ5と共にカレントミラー回路を構
成しているもので、そのコレクタはトランジスタ
Q4,Q5のベースに接続され、トランジスタQ5
エミツタは端子T3に接続され、そのコレクタは
トランジスタQ2のコレクタに接続される。
さらに、トランジスタQ2のコレクタが、その
ベース及び出力端子T2に接続されると共に、接
地との間にコンデンサC1が接続される。
また、この例では、トランジスタQ3は、トラ
ンジスタQ6を入力側としてカレントミラー回路
を構成しているもので、トランジスタQ6のベー
スがトランジスタQ3のベースに接続され、トラ
ンジスタQ6のエミツタが接地され、そのコレク
タがベースに接続されると共に、抵抗器R1を通
じて端子T3に接続される。
さらに、トランジスタQ3のベース・エミツタ
間にトランジスタQ7のコレクタ・エミツタ間が
並列接続され、そのベースにパルス発生回路1か
らインバータ2を通じてスイツチングパルスP1
が供給される。なお、このパルスP1の周波数は、
入力信号の最高周波数の2倍以上とされる。
このような構成において、簡単のため、トラン
ジスタQ7が常にオフであるとする。すると、ト
ランジスタQ1,Q2がトランジスタQ3を定電流源
とした差動アンプとして働くので、端子T1に入
力信号電圧Vio(トランジスタQ1のベースバイア
スを含む)が供給されると、その電圧Vioの正の
半サイクル期間には、トランジスタQ1のコレク
タ電流が増加すると共に、トランジスタQ2のコ
レクタ電流が減少する。そして、トランジスタ
Q1のコレクタ電流はトランジスタQ4のコレクタ
電流でもあり、トランジスタQ5のコレクタ電流
はトランジスタQ4のコレクタ電流に等しいので、
トランジスタQ5のコレクタ電流は増加する。従
つて、トランジスタQ5のコレクタ電流の増加分
と、トランジスタQ2のコレクタ電流の減少分の
差の電流が、コンデンサC1に流れ込む。
また、入力信号電圧Vioの負の半サイクル期間
には、トランジスタQ1のコレクタ電流が減少し
てトランジスタQ5のコレクタ電流が減少すると
共に、トランジスタQ2のコレクタ電流が増加す
るので、トランジスタQ5のコレクタ電流の減少
分と、トランジスタQ2のコレクタ電流の増加分
の差の電流がコンデンサC1から流れ出る。
なお、このとき、トランジスタQ2,Q5はコン
デンサC1の充放電に対して定電流源として働く
ので、コンデンサC1の端子電圧は、その充放電
電流に比例する。また、無信号時には、その充放
電は行われない。
そして、今、コンデンサC1の端子電圧をVput
すれば、この電圧VputはトランジスタQ2のベース
電圧でもあるので、第1図の回路の交流等価回路
は第10図のようになる。ただし、抵抗reはトラ
ンジスタQ1,Q2,Q4,Q5の各エミツタ抵抗、電
流isは、電圧ViとVputとによつて流れる信号電流
であり、 is=Vio−Vput/(re+re)(re+re) ……(i) となる。また、 Vput=1/jωC1is ……(ii) ω:信号の角周波数 である。
従つて、(i)、(ii)式からこの回路の伝達関数H
(ω)を求めると、 H(ω)=Vput/Vio =1/1+jωC1re ……(iii) となり、これは、カツトオフ周波数ωcが、 ωc=1/C1re ……(iv) のローパスフイルタであることを示している。
そして、この場合、トランジスタQ3のコレク
タ電流を2Iとすれば、トランジスタQ1,Q2のエ
ミツタ電流はIとなり、このエミツタ電流Iとエ
ミツタ抵抗reとの間には、 re=kT/qI ……(v) k:ボルツマン定数 T:絶対温度 q:電子の電荷 の関係があるので、この(v)式を(iii)、(iv)式に代入し
て次式が得られる。
H(ω)=1/1+jωkT/q C/1 ……(vi) ωc=q/kT I/C1 ……(vii) 従つて、第1図の回路は、トランジスタQ7
常にオフのときには、(vi)、(vii)式で示される特性の
ローパスフイルタとして働く。
しかし、パルス発生回路1からトランジスタ
Q7にパルスP1が供給されると、トランジスタQ7
がパルスP1に同期してオンオフされてトランジ
スタQ3のコレクタ電流2IがパルスP1に同期して
オンオフされるので、パルスP1のデユーテイー
レシオをK×100%(0≦K≦1)とすれば、電
流2Iは実効的にK×100%の大きさになる。従つ
て、(vi)、(vii)式は実効的に、 H(ω)=1/1+jωkT/q C1/IK ……(viii) ωc=q/kT KI/C1 ……(ix) となり、カツトオフ周波数ωcはK倍され、低く
なる。
第2図は、各部の信号波形を示すもので、P1
=“0”のときは、トランジスタQ3がオフなの
で、コンデンサC1の充放電は行われない。従つ
て、出力電圧Vputは一定値にホールドされたまま
となる。
しかし、P1=“1”のときは、トランジスタQ3
がオンなので、コンデンサC1に充放電電流が流
れる。そして、この場合、トランジスタQ1,Q2
は差動アンプとして働いているので、Vio>Vput
であれば、コンデンサC1は充電され、電圧Vput
上述のように充放電電流に比例して一定の速度で
上昇し、Vio<Vputであれば、コンデンサC1は放
電し、電圧Vputは放電電流に比例して一定の速度
で下降していく。そして、P1=“1”であつて
も、コンデンサC1の充放電により電圧Vputが変化
して、Vio=Vputになつたときには、その充放電
は停止しそのときの電圧Vputがホールドされる。
従つて、電圧Vputは図に示すような波形とな
り、ω<ωcでは電圧Vputは電圧Vioにほぼ等しく、
ω>ωcでは電圧Vputは減衰し、すなわち、電圧
Vputはローパス出力となる。また、このとき、カ
ツトオフ周波数ωcは、コンデンサC1の充放電の
速度で決まり、すなわち、定性的には(ix)式で示さ
れる。
こうして、この発明によれば、(viii)、(ix)式で示さ
れる特性のローパスフイルタを得ることができ
る。
そして、この場合、トランジスタQ3のコレク
タ電流はトランジスタQ6のコレクタ電流に等し
いので、 2I=VCC/R1 であり、すなわち、(viii)、(ix)式の電流Iは、抵抗器
R1によつて決めることができる。そして、この
抵抗器R1はICに外付けすることにより精度を高
く、また、温度特性も安定にできる。
従つて、このフイルタは、カツトオフ周波数
ωcがばらつくことがなく、また、温度特性が悪
くなることがない。さらに、容量C1が少さくて
も、パルスP1のデユーテイーレシオKを小さく
することによりカツトオフ周波数ωcを低くでき、
従つて、カツトオフ周波数ωcの低いものまで、
コンデンサC1をICに内蔵させることができ、IC
化の効果が大きい。
また、カツトオフ周波数ωcが電流Iによつて
決まるので、この電流Iを変更することにより、
カツトオフ周波数ωcを広範囲にわたつて高速に
変更できる。さらに、入力端子T1と出力端子T2
の直流電位が等しいので、他の回路との多段接続
が非常に容易である。
また、信号電流isによつてもトランジスタQ1
Q2のエミツタ抵抗reが多少変化するが、トランジ
スタQ1のエミツタ抵抗reと、トランジスタQ2
エミツタ抵抗reとは、互いに逆方向に変化するの
で、この抵抗変化は相殺され、従つて、見かけ
上、信号電流isによる抵抗reの変化がなくなるの
で、歪率が良く、ダイナミツクレンジが広くな
る。さらに、トランジスタQ6は他の回路のもの
と共用できる。また、パルスP1の幅はデジタル
処理により容易に変更できるので、カツトオフ周
波数ωcをデジタル処理により変更できる。
第3図に示す例においては、トランジスタQ2
にエミツタフオロワのトランジスタQ8及び定電
流源A1が接続された場合である。
また、第4図の例においては、トランジスタ
Q11〜Q15,Q18及びコンデンサC11が、トランジス
タQ1〜Q5,Q8及びコンデンサC1と同様に接続さ
れると共に、定電流源A11が接続される。
従つて、この回路は、第5図に等価回路を示す
ように2次のローパスフイルタとなり、トランジ
スタQ13のコレクタ電流をI13とすれば、カツトオ
フ周波数ωc及びQは、 となる。
第6図の例はBBDの出力をサンプリングホー
ルドして復調する場合である。すなわち、パルス
発生回路3から第7図Aに示すようにパルスP3
が分周回路4に供給されて第7図Bに示すように
パルスP4に1/2分周され、このパルスP4がBBD6
にクロツクパルスとして供給される。こうして、
BBD6からは第7図Cに示されるように出力パ
ルスP6が取り出される。
そして、このパルスP6がトランジスタQ1に供
給されると共に、パルスP3とP4とがナンド回路
5に供給されて第7図Dに示すパルスP5が取り
出され、このパルスP5がトランジスタQ7に供給
される。
従つて、端子T2には、BBD6の出力パルスP6
のうちの、P5=“0”におけるサンプリングホー
ルド出力、すなわち、復調出力が取り出される。
第8図の例はテレビ受像機のAFC回路の場合
である。すなわち、11は水平発振回路、12は
水平出力回路を示し、この出力回路12におい
て、水平偏向電流及び直流高圧が形成されると共
に、第9図Aに示すように、水平周期のパルス
Pfが取り出され、このパルスPfが積分回路13
に供給されて第9図Bに示すように鋸歯状波電圧
Esとされ、この電圧EsがトランジスタQ1に供給
される。また、同期分離回路14から第9図Cに
示すように水平同期パルスPhが取り出され、こ
のパルスPhがインバータ2を通じてトランジス
タQ7に供給される。
そして、コンデンサC1の端子電圧Vputが、ロー
パスフイルタ15を通じて発振回路11にその発
振周波数の制御電圧として供給される。
従つて、パルスPhに同期するように電圧Esが
安定し、このとき、パルスPfはパルスPhに同期
し、すなわち、AFCが行われる。なお、このと
き、可変抵抗器R2により位相を微調できる。
なお、上述において、トランジスタQ5を定電
流源としてもよい。また、定電流源であるトラン
ジスタQ3のコレクタ電流は他の方法によつて決
定することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第4図、第6図、第8図は、
この発明の一例の接続図、第2図、第5図、第7
図、第9図、第10図はその説明のための図であ
る。 T1は入力端子、T2は出力端子である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1及び第2のトランジスタのエミツタが、
    共通の定電流源に接続され、上記第2のトランジ
    スタのコレクタに負荷が接続され、上記第2のト
    ランジスタのコレクタがそのベースに接続される
    と共に、コンデンサを通じて接地され、上記第1
    のトランジスタのベースに入力信号が供給され、
    上記定電流源の定電流がスイツチングされて上記
    コンデンサに上記入力信号のローパス出力ないし
    サンプリング出力が取り出されるフイルタ回路。
JP6809980A 1980-05-22 1980-05-22 Filter circuit Granted JPS56164615A (en)

Priority Applications (1)

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JP6809980A JPS56164615A (en) 1980-05-22 1980-05-22 Filter circuit

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JPS56164615A JPS56164615A (en) 1981-12-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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USRE42334E1 (en) 2000-12-21 2011-05-10 Ricoh Company, Ltd. Smoothing circuit employing charging circuit intermittently charging when input voltage is higher relatively than terminal voltage and discharging circuit intermittently releasing discharging current when terminal voltage is higher relatively than input voltage

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JPS60194401A (ja) * 1984-03-16 1985-10-02 Asahi Glass Co Ltd 光学素子
EP0319727A3 (de) * 1987-12-11 1990-08-22 Siemens Aktiengesellschaft Schaltungsanordnung für ein Tiefpass-Filter mit steuerbarer Grenzfrequenz
JP3001429B2 (ja) * 1996-09-12 2000-01-24 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 フィルタ回路

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JPS56164615A (en) 1981-12-17

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