JPS6133742Y2 - - Google Patents

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JPS6133742Y2
JPS6133742Y2 JP1977114851U JP11485177U JPS6133742Y2 JP S6133742 Y2 JPS6133742 Y2 JP S6133742Y2 JP 1977114851 U JP1977114851 U JP 1977114851U JP 11485177 U JP11485177 U JP 11485177U JP S6133742 Y2 JPS6133742 Y2 JP S6133742Y2
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JP
Japan
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transistor
horizontal
base
voltage
switching transistor
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JP1977114851U
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JPS5441118U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機の水平AFC回
路、特にそのうちの鋸歯状波AFC回路に関す
る。
一般に、斯種AFC回路は、水平フライバツク
パルスを積分して得た鋸歯状波電圧と同期分離回
路から導出された水平同期パルスを位相比較回路
に導入し、この比較回路から上記両信号の位相差
に応じた大きさのAFC制御電圧を得て水平発振
回路の発振周波数を制御するものであるが、近年
上記位相比較回路にトランジスタ差動増幅器を使
用し、その差動対をなす一方のトランジスタのベ
ースに上記鋸歯状波電圧を印加し、その差動増幅
器のエミツタ共通接続点と接地点との間にコレク
タ・エミツタ間を接続したスイツチングトランジ
スタのベースに水平同期パルスを印加してオン、
オフさせることによつて、上記鋸歯状波電圧と水
平同期パルスの位相比較を行うようにしたものが
賞用されている。
しかし乍ら、従来の斯る構成のAFC回路で
は、ノイズ対策が何ら施されていないため、水平
同期信号にノイズが混入したような場合には、そ
のノイズによつてAFC回路が誤動作を起す欠点
があつた。
そこで、本考案は斯る点に留意し、極めて簡単
な構成により上述のノイズによる誤動作を解消す
るようにした水平AFC回路を提案するものであ
る。
図面は本考案AFC回路の一実施例を示し、以
下、同図につき説明する。1は水平フライバツク
パルスを積分して作成される水平周期の比較用鋸
歯状波電圧イが印加される端子である。この端子
に印加された上記鋸歯状波電圧イは差動対をなす
トランジスタの一方2のベースに加えられ、また
その他方3のベースには分圧抵抗4,5により一
定のバイアス電圧が与えられている。そして、上
記差動対トランジスタ2,3のエミツタ共通接続
点と接地点との間には後述する制御トランジスタ
6及び抵抗7を介して第1のスイツチングトラン
ジスタ8が接続されており、且つ、このスイツチ
ングトランジスタ8のベースには端子9から垂直
同期パルスを除去するための微分回路10を介し
て水平同期パルスロが印加されるようになつてい
る。そこで、上記水平同期パルスロが到来してス
イツチングトランジスタ8がオンした時のみ、上
記トランジスタ2,3からなる差動増幅器が動作
し、上記鋸歯状波電圧イと水平同期パルスロの位
相差に応じた大きさのAFC制御電圧が差動対の
一方のトランジスタ3のコレクタに得られ、この
電圧が出力端子11から取り出されるようになつ
ている。なお、その際、トランジスタ12は抵抗
13と共に上記トランジスタ3の定電流負荷を構
成するものである。
さて、斯る水平AFC回路に於いて、本考案は
制御トランジスタ6を設け、このトランジスタ6
に抵抗14,15とダイオード16によつてベー
スイアスを与え、且つ、その一方の抵抗15に並
列になるように抵抗17と第2のスイツチングト
ランジスタ18を接続し、このトランジスタ18
を水平フライバツクパルスハでオン、オフさせ、
それによつてトランジスタ2,3からなる差動増
幅器の利得が水平帰線期間で大きく、且つ、水平
走査期間で小さくなるように構成した事を特徴と
している。
即ち、水平帰線期間では、フライバツクパルス
ハにより第2スイツチングトランジスタ18はオ
フであるが、制御トランジスタ6は抵抗14,1
5及びダイオード16による順方向バイアスよつ
て能動状態となつている。従つて、この状態で、
水平同期パルスロが到来すると、第1スイツチン
グトランジスタ8がオンになるので、上記制御ト
ランジスタ6のエミツタ電流iが流れる。そこ
で、今、制御トランジスタ6のベース・エミツタ
間電圧VBEとダイオード16の立上り電圧VD
等しいものとすると、この電流iは i=(Vcc−VBE)R/R+R×1/R
…(1) で与えられ、この電流に略等しいコレクタ電流が
トランジスタ3に流れ、これがAFC制御電流と
なる。即ち、トランジスタ2,3による差動増幅
器の水平帰線期間での利得は、上式の電流iによ
つて決まることになる。
一方、水平走査期間では、第2スイツチングト
ランジスタ18がオンになり、制御トランジスタ
6は上記スイツチングトランジスタ18と抵抗1
4,15,17及びダイオード16で決まる順方
向バイアスが与えられ、この時も能動状態となつ
ている。従つて、この状態で、不要ノイズが到来
して第1スイツチングトランジスタ8がオンにな
ると、この時にも制御トランジスタ6のエミツタ
電流i′が流れ、その際、第2スイツチングトラン
ジスタ18のコレクタ・エミツタ間インピーダン
スを無視して考えると、この電流i′は、 i′=(Vcc−VBE)R/R+R×1/R
…(2) 但し、R0=R/R+R で与えられ、この電流によつて前述と同様に差動
増幅器の水平走査期間での利得が決まる。
そこで、(1)式と(2)式を比較すれば、R0<R2
あるから、i′<iとなり、トランジスタ2,3か
らなる差動増幅器の水平走査期間での利得が水平
帰線期間でのそれよりも小さくなることを意味し
ている。従つて、抵抗14,15,16の値を適
当に選べば、水平走査期間に到来ぬ不要ノイズ等
によつて上記差動増幅器が動作したとしても、そ
の際に出力端子11に導出される出力電圧を水平
発振回路の動作に影響を与えない程度に極めて小
さくすることができる訳である。
なお、図示の実施例で、ダイオード16は制御
トランジスタ6のVBEの温度ドリフトを補償する
ために設けたものであり、これを省略しても本考
案AFC回路の基本動作には何等変りがないが、
その際、制御トランジスタ6のエミツタ電流(九)及
びi′はそれぞれ(1)式及び(2)式と若干異つたものに
なる。
以上の如く、本考案の水平AFC回路は位相比
較回を構成するトランジスタ差動増幅器の水平走
査期間での利得即ちAFC出力電圧を水平帰線期
間でのそれよりも小さくなるようにしているの
で、水平走査期間中に不要なノイズ等が到来して
も、水平発振回路に影響を及ぼすほどの大きな出
力電圧が発生せず、従つてAFC回路が誤動作を
起すことはない。
また、定電流用の制御トランジスタを差動対の
エミツタ共通接続点側に接続し、水平同期信号に
よつてオン・オフする第1のスイツチングトラン
ジスタを接地点側に接続しているので、上記第1
のスイツチングトランジスタのベースに波高値の
大きい水平同期パルスが印加されても、そのベー
ス電位は略接地点の電位にクランプされることに
なり、従つて、このスイツチングトランジスタの
コレクタ・ベース間が導通して所謂逆トランジス
タとして作用する等の誤動作が全く生じない。し
かも、前記制御トランジスタの電流の大きさを切
換える第2のスイツチングトランジスタは単にス
イツチング動作するだけであるから、この第2ス
イツチングトランジスタに印加される水平フライ
バツクパルスの波高値が変化しても、上記制御ト
ランジスタの電流が変化せず、従つて、AFC出
力電圧が変動しないと云う利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案水平AFC回路の一実施例を示す
回路図である。 2,3:差動対トランジスタ、6:制御トラン
ジスタ、8:第1スイツチングトランジスタ、1
8:第2スイツチングトランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 差動対トランジスタの一方のベースに一定のバ
    イアス電圧を印加し、他方のベースに水平周期の
    比較用鋸歯状波電圧を印加すると共に、上記差動
    対トランジスタのエミツタ共通接続点と接地点と
    の間に制御トランジスタ及び第1のスイツチング
    トランジスタの各コレクタ・エミツタ間をこの順
    に直列に接続し、前記制御トランジスタのベース
    を電源と接地点との間に接続された分圧抵抗の接
    続中点に接続し、該分圧抵抗の一部に第2のスイ
    ツチングトランジスタを並列に接続し、該第2の
    スイツチングトランジスタのベースに水平フライ
    バツクパルスを印加すると共に、前記第1のスイ
    ツチングトランジスタのベースの水平同期信号を
    印加し、前記差動対トランジスタの一方のコレク
    タから取り出される出力電圧が水平帰線期間で大
    きく、水平走査期間で小さくなるようにした事を
    特徴とするテレビジヨン受像機のAFC回路。
JP1977114851U 1977-08-25 1977-08-25 Expired JPS6133742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977114851U JPS6133742Y2 (ja) 1977-08-25 1977-08-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977114851U JPS6133742Y2 (ja) 1977-08-25 1977-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5441118U JPS5441118U (ja) 1979-03-19
JPS6133742Y2 true JPS6133742Y2 (ja) 1986-10-02

Family

ID=29065958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977114851U Expired JPS6133742Y2 (ja) 1977-08-25 1977-08-25

Country Status (1)

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JP (1) JPS6133742Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4996621A (ja) * 1973-01-16 1974-09-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4996621A (ja) * 1973-01-16 1974-09-12

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Publication number Publication date
JPS5441118U (ja) 1979-03-19

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