JPS6345052Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6345052Y2 JPS6345052Y2 JP9874081U JP9874081U JPS6345052Y2 JP S6345052 Y2 JPS6345052 Y2 JP S6345052Y2 JP 9874081 U JP9874081 U JP 9874081U JP 9874081 U JP9874081 U JP 9874081U JP S6345052 Y2 JPS6345052 Y2 JP S6345052Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agc
- transistor
- circuit
- agc voltage
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジヨン受像機等に使用される
AGC(自動利得制御)回路に関する。
AGC(自動利得制御)回路に関する。
序述の如きAGC回路には、周知のように尖頭
値型のものやキード型のものがある。そのうち特
に、尖頭値型のものでは、映像信号中に含まれる
ノイズによつてAGC回路が誤動作するのを防止
するために、ノイズキヤンセラー回路を内蔵して
いるものが多い。ノイズキヤンセラー回路は、
AGC動作レベルを越えるノイズの到来時に、そ
のノイズ期間に亘つてAGC動作を一時的にホー
ルドさせるように動作するものである。
値型のものやキード型のものがある。そのうち特
に、尖頭値型のものでは、映像信号中に含まれる
ノイズによつてAGC回路が誤動作するのを防止
するために、ノイズキヤンセラー回路を内蔵して
いるものが多い。ノイズキヤンセラー回路は、
AGC動作レベルを越えるノイズの到来時に、そ
のノイズ期間に亘つてAGC動作を一時的にホー
ルドさせるように動作するものである。
ところが、このようなノイズキヤンセラー回路
を備えるAGC回路では、例えば電源スイツチの
投入時やチヤンネル切換時のように、チユーナや
VIF(映像中間周波増幅)回路が最大利得状態に
あり、大きな映像検波出力が現われた場合に、上
記ノイズキヤンセラー回路が動作するため、
AGC制御が行なわれず、従つて、上記チユーナ
やVIF回路が最大利得状態にロツクされる
(AGCロツク状態)と云う欠点がある。
を備えるAGC回路では、例えば電源スイツチの
投入時やチヤンネル切換時のように、チユーナや
VIF(映像中間周波増幅)回路が最大利得状態に
あり、大きな映像検波出力が現われた場合に、上
記ノイズキヤンセラー回路が動作するため、
AGC制御が行なわれず、従つて、上記チユーナ
やVIF回路が最大利得状態にロツクされる
(AGCロツク状態)と云う欠点がある。
一方、キードAGC回路では、このAGC回路は
キーイングパルスによつて複合映像信号中から抜
き出した水平同期信号部分のみを得てAGC電圧
を作成しているので、映像期間に混入したノイズ
によつてAGC動作が影響を受けないと云う利点
がある。しかし、その反面、先の電源投入時やチ
ヤンネル切換時には、複合映像信号中の水平同期
信号部とキーイングパルスとしての水平フライバ
ツクパルスの位相が正確に一致しないため、
AGC制御が行なわれず、前述と同様にAGCロツ
ク状態になると云う欠点があつた。
キーイングパルスによつて複合映像信号中から抜
き出した水平同期信号部分のみを得てAGC電圧
を作成しているので、映像期間に混入したノイズ
によつてAGC動作が影響を受けないと云う利点
がある。しかし、その反面、先の電源投入時やチ
ヤンネル切換時には、複合映像信号中の水平同期
信号部とキーイングパルスとしての水平フライバ
ツクパルスの位相が正確に一致しないため、
AGC制御が行なわれず、前述と同様にAGCロツ
ク状態になると云う欠点があつた。
そこで、本考案はこのような欠点を解消した
AGC回路を提案するものであり、以下、テレビ
ジヨン受像機に採用した場合の実施例を図面を参
照して説明する。
AGC回路を提案するものであり、以下、テレビ
ジヨン受像機に採用した場合の実施例を図面を参
照して説明する。
第1図に於いて、1は正極性の映像検波出力(イ)
が導入されるAGC入力端子、Q1,Q2はAGC動作
レベル設定用の第1差動アンプを構成するトラン
ジスタ、Q3はAGC電圧作成用のトランジスタ、
Q4,Q5はノイズキヤンセラー回路2の動作レベ
ル設定用の第2差動アンプを構成するトランジス
タ、Q6はこの第2差動アンプの出力の反転用の
トランジスタ、Q7はAGCホールド用のトランジ
スタ、3は抵抗R11,R13とコンデンサC1によつ
て平滑されたAGC電圧が取り出されるAGC出力
端子である。
が導入されるAGC入力端子、Q1,Q2はAGC動作
レベル設定用の第1差動アンプを構成するトラン
ジスタ、Q3はAGC電圧作成用のトランジスタ、
Q4,Q5はノイズキヤンセラー回路2の動作レベ
ル設定用の第2差動アンプを構成するトランジス
タ、Q6はこの第2差動アンプの出力の反転用の
トランジスタ、Q7はAGCホールド用のトランジ
スタ、3は抵抗R11,R13とコンデンサC1によつ
て平滑されたAGC電圧が取り出されるAGC出力
端子である。
一方、4は水平フライバツクパルス(ロ)が導入さ
れるリセツト入力端子、C2,R8は上記フライバ
ツクパルスを微分するコンデンサと抵抗、D1は
その微分して得たパルスのうち正極性のものだけ
を取り出すためのダイオード、Q8はその正極性
のパルス(ハ)によつて導通した際に前記AGCホー
ルド用トランジスタQ7のベース電位を引き下げ
るスイツチングトランジスタであり、本実施例で
は斯る回路構成を追加した点を特徴としている。
なお、C3は前記パルス(ハ)の波高値を抑えるため
のコンデンサである。
れるリセツト入力端子、C2,R8は上記フライバ
ツクパルスを微分するコンデンサと抵抗、D1は
その微分して得たパルスのうち正極性のものだけ
を取り出すためのダイオード、Q8はその正極性
のパルス(ハ)によつて導通した際に前記AGCホー
ルド用トランジスタQ7のベース電位を引き下げ
るスイツチングトランジスタであり、本実施例で
は斯る回路構成を追加した点を特徴としている。
なお、C3は前記パルス(ハ)の波高値を抑えるため
のコンデンサである。
さて、斯る実施例に於いて、端子1に導入され
る映像検波出力(イ)と、第1差動対のトランジスタ
Q2及び第2差動対のトランジスタQ5の各ベース
に印加される直流電圧E1,E2との関係は第2図
のようになつている。このため、上記検波出力(イ)
の水平同期信号部Hの先端レベルESが先の電圧
E1即ちAGC動作レベル以下になつた場合には、
第1差動対のQ1がオフでQ2がオンとなり、これ
によりAGC電圧作成用のトランジスタQ3はその
ベース電位が上昇してオフ方向に制御され、これ
によつてコンデンサC1の充電が促進されること
になるので、結局、前記同期信号部Hの先端レベ
ルに応じた大きさのAGC電圧が端子3に発生し、
このAGC電圧が図示しないVIF回路或いはチユ
ーナの利得を下げるように制御する。従つて、
AGC動作状態では先の水平同期信号部の先端レ
ベルESが略E1に固定された状態に保持されるこ
とになる。
る映像検波出力(イ)と、第1差動対のトランジスタ
Q2及び第2差動対のトランジスタQ5の各ベース
に印加される直流電圧E1,E2との関係は第2図
のようになつている。このため、上記検波出力(イ)
の水平同期信号部Hの先端レベルESが先の電圧
E1即ちAGC動作レベル以下になつた場合には、
第1差動対のQ1がオフでQ2がオンとなり、これ
によりAGC電圧作成用のトランジスタQ3はその
ベース電位が上昇してオフ方向に制御され、これ
によつてコンデンサC1の充電が促進されること
になるので、結局、前記同期信号部Hの先端レベ
ルに応じた大きさのAGC電圧が端子3に発生し、
このAGC電圧が図示しないVIF回路或いはチユ
ーナの利得を下げるように制御する。従つて、
AGC動作状態では先の水平同期信号部の先端レ
ベルESが略E1に固定された状態に保持されるこ
とになる。
ここで、上記の動作は、映像検波出力(イ)中に先
の電圧E2即ちノイズキヤンセラー動作レベル以
下のノイズを含んでいない場合である。一方、こ
のようなノイズN(第2図参照)が到来した場合
には、このノイズによつて第2差動対のQ4がオ
フでQ5がオンとなり、これによつてトランジス
タQ6及びQ7もオンになる。そして、この後者の
トランジスタQ7はそのオン時にAGC電圧作成用
のトランジスタQ3のベース電位を引き下げるよ
うに作用するので、先のノイズNによつて第1差
動対のQ1がオフとなつて上記トランジスタQ3の
ベース電位が上昇しようとするのを阻止すること
になる。このため、端子3から取り出される
AGC電圧はノイズ到来前の値に保持され、従つ
て、AGC動作が一時的にホールドされることに
なる。
の電圧E2即ちノイズキヤンセラー動作レベル以
下のノイズを含んでいない場合である。一方、こ
のようなノイズN(第2図参照)が到来した場合
には、このノイズによつて第2差動対のQ4がオ
フでQ5がオンとなり、これによつてトランジス
タQ6及びQ7もオンになる。そして、この後者の
トランジスタQ7はそのオン時にAGC電圧作成用
のトランジスタQ3のベース電位を引き下げるよ
うに作用するので、先のノイズNによつて第1差
動対のQ1がオフとなつて上記トランジスタQ3の
ベース電位が上昇しようとするのを阻止すること
になる。このため、端子3から取り出される
AGC電圧はノイズ到来前の値に保持され、従つ
て、AGC動作が一時的にホールドされることに
なる。
さて、斯るノイズキヤンセル動作は、前述した
ように電源投入時やチヤンネル切換時に、先の
E2を越える大きな水平同期信号部Hを有する映
像検波出力(イ)が到来した場合にも動作することに
なる。しかし、本実施例では、スイツチングトラ
ンジスタQ8が水平周期で繰り返しオン動作する
ようになつているので、上記のような場合にノイ
ズキヤンセラー回路2が動作してトランジスタ
Q7が一旦オンとなつても、このトランジスタQ7
は上記スイツチングトランジスタQ8がオンの時
に強制的にオフせしめられることになる。そし
て、上記トランジスタQ7がオフになると、AGC
電圧作成用のトランジスタQ3はオフになり、こ
れによつて端子3のAGC電圧が直ちに上昇して
VIF回路やチユーナの利得を減衰せしめるので、
以後、スイツチングトランジスタQ8が一旦オフ
となつてもノイズキヤンセラー回路2が動作する
ことはなく、従つて、AGCロツク状態が解除さ
れる訳である。
ように電源投入時やチヤンネル切換時に、先の
E2を越える大きな水平同期信号部Hを有する映
像検波出力(イ)が到来した場合にも動作することに
なる。しかし、本実施例では、スイツチングトラ
ンジスタQ8が水平周期で繰り返しオン動作する
ようになつているので、上記のような場合にノイ
ズキヤンセラー回路2が動作してトランジスタ
Q7が一旦オンとなつても、このトランジスタQ7
は上記スイツチングトランジスタQ8がオンの時
に強制的にオフせしめられることになる。そし
て、上記トランジスタQ7がオフになると、AGC
電圧作成用のトランジスタQ3はオフになり、こ
れによつて端子3のAGC電圧が直ちに上昇して
VIF回路やチユーナの利得を減衰せしめるので、
以後、スイツチングトランジスタQ8が一旦オフ
となつてもノイズキヤンセラー回路2が動作する
ことはなく、従つて、AGCロツク状態が解除さ
れる訳である。
ここで、AGCの正常動作時もスイツチングト
ランジスタQ8は周期的にオンとなるが、正常動
作状態ではノイズキヤンセラー回路2が元々動作
していないので、AGC動作そのものに悪影響を
与えることはない。
ランジスタQ8は周期的にオンとなるが、正常動
作状態ではノイズキヤンセラー回路2が元々動作
していないので、AGC動作そのものに悪影響を
与えることはない。
なお、上記実施例では、リセツトパルス(ハ)を水
平フライバツクパルスから作成したが、このパル
ス(ハ)はAGC入力即ち映像信号に何等同期してい
る必要がないので、この他にも受像機内で作成さ
れる比較的幅狭の適当なパルスを使用することが
できる。
平フライバツクパルスから作成したが、このパル
ス(ハ)はAGC入力即ち映像信号に何等同期してい
る必要がないので、この他にも受像機内で作成さ
れる比較的幅狭の適当なパルスを使用することが
できる。
以上説明した如く本考案に依れば、ノイズによ
るAGCの誤動作を確実に防止でき、しかも、電
源投入時やチヤンネル切換時にAGCロツク状態
になることのないAGC回路を提供でき、テレビ
ジヨン受像機等に実施して好適である。
るAGCの誤動作を確実に防止でき、しかも、電
源投入時やチヤンネル切換時にAGCロツク状態
になることのないAGC回路を提供でき、テレビ
ジヨン受像機等に実施して好適である。
第1図は本考案AGC回路の一実施例を示し、
第2図はその動作説明のための波形図である。 1……AGC入力端子、2……ノイズキヤンセ
ラー回路、3……AGC出力端子、4……リセツ
ト入力端子、Q7……AGCホールド用トランジス
タ、Q8……ホールド動作解除用のトランジスタ。
第2図はその動作説明のための波形図である。 1……AGC入力端子、2……ノイズキヤンセ
ラー回路、3……AGC出力端子、4……リセツ
ト入力端子、Q7……AGCホールド用トランジス
タ、Q8……ホールド動作解除用のトランジスタ。
Claims (1)
- 第1の所定レベルを超える映像信号の同期先端
レベルに応じたAGC電圧を作成するAGC電圧作
成用トランジスタと、前記第1のレベルよりも大
きい第2の所定レベルを超える前記映像信号中の
ピーク部の検出出力に応答して動作したときに前
記AGC電圧作成用トランジスタのAGC電圧作成
動作を一時的にホールドするAGCホールド用ト
ランジスタと、周期的に発生されるリセツトパル
スが印加される毎に前記ホールド用トランジスタ
を不動作状態に復帰させるホールド解除用のスイ
ツチングトランジスタとを備えてなるAGC回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9874081U JPS586418U (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | Agc回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9874081U JPS586418U (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | Agc回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS586418U JPS586418U (ja) | 1983-01-17 |
JPS6345052Y2 true JPS6345052Y2 (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=29893490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9874081U Granted JPS586418U (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | Agc回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586418U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012129741A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Panasonic Corp | 自動音量補正装置 |
-
1981
- 1981-07-01 JP JP9874081U patent/JPS586418U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012129741A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Panasonic Corp | 自動音量補正装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS586418U (ja) | 1983-01-17 |
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