JPS587740Y2 - テレビジヨン受像機の自動黒レベル調整装置 - Google Patents

テレビジヨン受像機の自動黒レベル調整装置

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JPS587740Y2
JPS587740Y2 JP1977174762U JP17476277U JPS587740Y2 JP S587740 Y2 JPS587740 Y2 JP S587740Y2 JP 1977174762 U JP1977174762 U JP 1977174762U JP 17476277 U JP17476277 U JP 17476277U JP S587740 Y2 JPS587740 Y2 JP S587740Y2
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JP
Japan
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transistor
collector
black level
cathode
adjustment device
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Expired
Application number
JP1977174762U
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English (en)
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JPS5499528U (ja
Inventor
登史 岡田
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョン受像機の陰極線管のカットオフ電
圧のバラツキ、径時変化、回路系のバラツキ、温度特性
等に係りなく常に安定な黒レベルを自動的に確保する様
にしたテレビジョン受像機の自動黒レベル調整装置に関
し、特に高耐圧のトランジスタを必要とすることなく、
且つ使用陰極線管に係りなく適用できる様にしたもので
ある。
従来カラーテレビジョン受像機のホワイトバランスを良
好にする為第1図に示す如き自動黒レベル調整装置が提
案されている。
即ち第1図に於いてI R,I G及び1Bは夫々赤色
信号入力端子、緑色信号入力端子及び青色信号入力端子
を示し、之等赤色信号入力端子1R1緑色信号入力端子
1G及び青色信号入力端子1Bに夫々供給される赤色信
面、緑色信号及び青色信号を夫々映像増巾回路2R,2
G及び2Bを介して3電子銃型カラー陰極線管3の3個
の電子銃の夫々のグリッド電極4R,4G及び4Bに供
給し、又2等3個の電子銃の夫々のカソード5R,5G
及び5Bを夫々黒電流レベル検出回路6R,6G及び6
Bに供給し、この焦電流レベル検出回路6R,6G及び
6Bの夫々の出力信号に依り映像増巾回路2R,2G及
び2Bを夫々制御し、黒レベルを調整する様にしたもの
である。
斯る第1図に示す如き従来の黒レベル調整装置はグリッ
ド駆動が前提となる為高耐圧の駆動素子を必要とし一般
のトランジスタでは使いにくい(この為現在トランジス
タを信用したテレビジョン受像機の陰極線管は殆んどカ
ソード駆動である。
)欠点があり、更にカラーテレビジョン受像機の場合は
3電子銃型のカラー陰極線管を使用したものにしか適用
できず単電子銃型のカラー陰極線管を使用したものには
適用できない欠点があった。
本考案は斯る点に鑑み高耐圧のトランジスタを必要とす
ることなく、且つ全ての陰極線管を使用したテレビジョ
ン受像機に適用できる様にしたものである。
以下第2図を参照しながら本考案テレビジョン受像機の
自動黒レベル調整装置の一実施例につき説明しよう。
第2図に於いて、1は映像信号入力端子を示し、この映
像信号入力端子1に供給される映像信号を映像増巾回路
2を介してnpn形トブトランジスタフースに供給し、
このトランジスタ7のエミッタを抵抗器8を介して接地
し、このトランジスタ7のコレクタを抵抗器9を介して
正の直流電圧が供給される電源端子10に接続すると共
にこのトランジスタ7のコレクタをエミッタホロワを構
成するp卵形トランジスタ11のベースに接続し、この
トランジスタ11のエミッタを陰極線管12のカソード
5に接続すると共にこのトランジスタ11のエミッタを
ダイオード13等のPN接合を介してトランジスタ7の
コレクタと抵抗器9との接続点に接続する。
又このトランジスタ11のコレクタを映像信号の設定し
ようとする黒レベル電流■8の定電流源14を介して接
地すると共にこの定電流源14の両端間に接続スイッチ
15を設ける。
この接続スイッチ15を水平ブランキング期間だけオフ
する如くする。
15aは水平ブランキング期間に同期した制御信号が供
給される制御信号入力端子である。
この場合入力端子1に供給される映像信号を第3図Bに
示す如く水平同期信号Hを除去したものとする。
この入力端子1に供給される映像信号が第3図Aに示す
如く水平同期信号Hが存するときは制御信号入力端子1
5 aに供給する制御信号として第3図Cに示す如くフ
ロントポーチに対応する期間接続スイッチ15をオフす
る信号又は第3図りに示す如くフロントポーチ及びバッ
クポーチに対応する期間接続スイッチ15をオフする信
号とする。
又このトランジスタ11のコレクタをnpn形トランジ
スタ16のベースに接続し、このトランジスタ16のエ
ミッタを接地し、このトランジスタ16のコレクタを記
憶回路を構成するローパスフィルタ17の入力側に接続
する。
このローパスフィルタ17の出力信号を利得制御信号と
して映像増巾回路2に供給する。
本考案に於いては通常の映像信号期間接続スイッチ15
はオンし、定電流源14は短絡されるのでトランジスタ
11はエミッタホロワ動作をし、一般のテレビジョン受
像機と同様にこの陰極線管12のアノード電流はトラン
ジスタ11及びスイッチ15を通り大地に流れる。
又上述例では高い周波数の応答に関しては漂遊容量C5
により動作が阻害されるが、ダイオード13、抵抗器9
によりその充電速度を落さないようにしているのでこの
ときは通常のテレビジョン受像機と同様に動作する。
又水平ブランキング期間となり接続スイッチ15がオフ
となったとき、トランジスタ7のコレクタ電位に相当し
たペテ゛スタルレベルにより定まる陰極線管12のアノ
ード電流がトランジスタ11のコレクタより流れ出てく
るが、これが黒レベル電流に対応する定電流源14の定
電流■8より大きく設定されていたとするとこの大きい
分の電流がトランジスタ16のベースへ流れこみ、これ
がローパスフィルタ17を通して映像増巾回路2に帰還
されるためこの陰極線管12のアノード電流がIRに等
しくなるまでトランジスタ7のコレクタ電圧を制御し、
自動的に黒レベル電流を調整する。
この場合映像信号期間はローパスフィルタ17により記
憶された制御信号に依り映像増巾回路2は制御されつづ
けるので自動的に映像画面の黒レベルが調整できる。
従って本考案に依れば陰極線管のカットオフ電圧のバラ
ツキ、径時変化、回路系のバラツキ温度特性の係りなく
常に安定な黒レベルを自動的に確保することができる。
又カラーテレビジョン受像機に本考案を適用するときは
第2図に示す如き構成を赤信号、緑信号及び青信号に対
応して夫々3系統設は夫々の定電流源の定電流■、を予
め所定の値に設定しておけば所望のホワイトバランスが
保たれ、調整も不要となる利益がある。
更にこの為この調整用のボリウム(通常3個)が省略で
きる。
斯る本考案は陰極線管をカソード駆動しているので高耐
圧のトランジスタを使用しなくても良い利益があると共
にカソード駆動なので使用陰極線管に係りなく適用でき
る利益がある。
又第4図は本考案の他の実施例を示す。
この第4図に於いて第2図に対応する部分には同一符号
を付し、その詳細説明は省略する。
第4図はトランジスタ7のコレクタをトランジスタ11
のベースに接続すると共にこのトランジスタ7のコレク
タを高周波微少振幅動作特性改善用のダイオード20及
び抵抗器9の直列回路を介して電源端子10に接続し、
又トランジスタ11のコレクタを抵抗値Rの抵抗器21
を介して接地し、このトランジスタ11のコレクタをn
pn形トランジスタ22 bと共に差動増巾回路を構成
するnpn形トランジスタ22 aのベースに接続し、
このトランジスタ22 a及び22 bの互のエミッタ
の接続点をnpn形トランジスタ23のコレクタに接続
し、このトランジスタ23のエミッタを接地し、このト
ランジスタ23のベースよりこのトランジスタ23が水
平ブランキング期間オンとなる制御信号が供給される制
御信号入力端子15aを導出し、トランジスタ22 a
のコレクタを抵抗器24を介して正の直流電圧が供給さ
れる電源端子10aに接続すると共にこのトランジスタ
22 aのコレクタを記憶回路を構成するローパスフィ
ルタ17の入力側に接続し、又トランジスタ22 bの
コレクタを電源端子10 aに接続し、このトランジス
タ22 bのベースを黒レベル設定電流を■、としたと
きの電圧■、がの電池25を介して接地する。
その他は第2図と同様に構成する。
斯る第4図例に於いては水平ブランキング期間でR・I
R>VRのとき即ち のときトランジスタ22 aがオンとなり第2図同様の
動作をする。
斯る第4図に於いても第2図同様の作用効果があること
は容易に理解できよう。
尚上述実施例では水平ブランキング期間にカソード電流
の基準電流値からのずれを検出する様にしたが、これを
垂直ブランキング期間に行うようにしても良いことは勿
論である。
又本考案は上述実施例に限ることなく本考案の要旨を逸
脱することなくその他種々の構成が取り得ることは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテレビジョン受像機の自動黒レベル調整
装置の例を示す構成図、第2図は本考案テレビジョン受
像機の自動黒レベル調整装置の一実施例を示す構成図、
第3図は本考案の説明に供する線図、第4図は本考案の
他の実施例を示す構成図である。 1は映像信号入力端子、2は映像増巾回路、5はカソー
ド、7及び11は夫々トランジスタ、14は定電流源、
15は接続スイッチ、17はローパスフィルタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 映像信号増巾回路の出力信号を陰極線管のカソードに印
    加する様にしたカソード駆動のテレビジョン受像機に於
    いて、上記映像信号増巾回路の最終段にNPN形でコレ
    クタホロワ回路を構成する第1のトランジスタとPNP
    形で゛エミッタホロワ回路を構成する第2のトランジス
    タとを縦続接続すると共に、上記第1のトランジスタの
    コレクタと上記第2のトランジスタのエミッタとをPN
    接合を介して接続し、ブランキング期間に上記第2のト
    ランジスタのコレクタよりのカソード電流の基準電流値
    からのずれを検出し、該検出出力により上記映像信号増
    巾回路を制御する様にしたことを特徴とするテレビジョ
    ン受像機の自動黒レベル調整装置。
JP1977174762U 1977-12-24 1977-12-24 テレビジヨン受像機の自動黒レベル調整装置 Expired JPS587740Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977174762U JPS587740Y2 (ja) 1977-12-24 1977-12-24 テレビジヨン受像機の自動黒レベル調整装置

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JP1977174762U JPS587740Y2 (ja) 1977-12-24 1977-12-24 テレビジヨン受像機の自動黒レベル調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5499528U JPS5499528U (ja) 1979-07-13
JPS587740Y2 true JPS587740Y2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=29181685

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JP1977174762U Expired JPS587740Y2 (ja) 1977-12-24 1977-12-24 テレビジヨン受像機の自動黒レベル調整装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4871137A (ja) * 1971-12-24 1973-09-26
JPS4960429A (ja) * 1972-10-10 1974-06-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4871137A (ja) * 1971-12-24 1973-09-26
JPS4960429A (ja) * 1972-10-10 1974-06-12

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