JP2830023B2 - 輝度信号遅延時間補正回路 - Google Patents
輝度信号遅延時間補正回路Info
- Publication number
- JP2830023B2 JP2830023B2 JP1078864A JP7886489A JP2830023B2 JP 2830023 B2 JP2830023 B2 JP 2830023B2 JP 1078864 A JP1078864 A JP 1078864A JP 7886489 A JP7886489 A JP 7886489A JP 2830023 B2 JP2830023 B2 JP 2830023B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- delay time
- resistor
- control signal
- color
- luminance signal
- Prior art date
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- Color Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラーテレビジョン受信機において、受信
信号に応じ、色信号と輝度信号の遅延時間を最適に補正
するようにした輝度信号遅延時間補正回路に関するもの
である。
信号に応じ、色信号と輝度信号の遅延時間を最適に補正
するようにした輝度信号遅延時間補正回路に関するもの
である。
従来の技術 近年、カラーテレビジョン受信機においては一台にて
種々のシステムが受信可能なものが主流となっている。
種々のシステムが受信可能なものが主流となっている。
第２図は従来の輝度信号遅延時間補正回路の概略ブロ
ックを示すものである。図中１は映像信号を増幅する映
像増幅回路である。２は映像信号のうち、輝度信号を遅
延させる遅延線路である。３は色信号からR,G,B各々を
復調する色復調回路であり、４は、遅延線路２と色復調
回路３から来る信号をブラウン管５へ伝える原色出力回
路である。
ックを示すものである。図中１は映像信号を増幅する映
像増幅回路である。２は映像信号のうち、輝度信号を遅
延させる遅延線路である。３は色信号からR,G,B各々を
復調する色復調回路であり、４は、遅延線路２と色復調
回路３から来る信号をブラウン管５へ伝える原色出力回
路である。
以上のように構成された輝度信号遅延時間補正回路の
動作について説明する。映像増幅回路１によって増幅さ
れた輝度信号は遅延線路２に入力され、0.8〜１μｓ程
度遅延された後、原色出力回路４へ入力される。一方、
映像増幅回路１からのクロマ信号は、色復調回路３へ入
力され、R,G,B信号としてブラウン管５へ送られる。
動作について説明する。映像増幅回路１によって増幅さ
れた輝度信号は遅延線路２に入力され、0.8〜１μｓ程
度遅延された後、原色出力回路４へ入力される。一方、
映像増幅回路１からのクロマ信号は、色復調回路３へ入
力され、R,G,B信号としてブラウン管５へ送られる。
発明が解決しようとする課題 ところが、かかる構成において、遅延線路によって一
種類の放送方式に対してのみ、映像信号の輝度信号遅延
時間を補正し得るが、多方式のテレビジョン受像機にお
いては、無理が生じる。その結果、色信号と輝度信号の
遅延時間に差が生じ、色ずれを生じるという課題を有し
ていた。
種類の放送方式に対してのみ、映像信号の輝度信号遅延
時間を補正し得るが、多方式のテレビジョン受像機にお
いては、無理が生じる。その結果、色信号と輝度信号の
遅延時間に差が生じ、色ずれを生じるという課題を有し
ていた。
本発明は上記課題に鑑み、輝度信号遅延時間を最適に
選択する輝度信号遅延時間補正回路を提供するものであ
る。
選択する輝度信号遅延時間補正回路を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の輝度信号遅延時
間補正回路は、テレビジョン信号の輝度信号の遅延時間
を数段階に切換制御する手段と、この切換手段を切換制
御する切換制御信号発生手段とを備え、この切換制御信
号発生手段は、テレビジョン受信信号のシステムに応じ
て切換制御信号を発生するように構成したことを特徴と
する。
間補正回路は、テレビジョン信号の輝度信号の遅延時間
を数段階に切換制御する手段と、この切換手段を切換制
御する切換制御信号発生手段とを備え、この切換制御信
号発生手段は、テレビジョン受信信号のシステムに応じ
て切換制御信号を発生するように構成したことを特徴と
する。
作用 本発明によれば、放送方式、あるいはテレビの入力モ
ードに対応して、輝度信号遅延時間が補正される。これ
により、テレビ受像機には色ずれの少ない画面が表示さ
れることとなる。
ードに対応して、輝度信号遅延時間が補正される。これ
により、テレビ受像機には色ずれの少ない画面が表示さ
れることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。第１図は本発明の一実施例における要部の
概略ブロックを示すものである。
ら説明する。第１図は本発明の一実施例における要部の
概略ブロックを示すものである。
図中１は映像増幅回路、２は遅延線路、３は色復調回
路、４は原色出力回路、５はブラウン管で、以上は第２
図と同様のものである。６は輝度信号の遅延時間を制御
するICであり、Trはトランジスタ、R1,R2,R3は抵抗、＋
Ｅは直流電源である。トランジスタTrのコレクタを遅延
時間制御IC6の遅延時間制御端子８に接続している。
路、４は原色出力回路、５はブラウン管で、以上は第２
図と同様のものである。６は輝度信号の遅延時間を制御
するICであり、Trはトランジスタ、R1,R2,R3は抵抗、＋
Ｅは直流電源である。トランジスタTrのコレクタを遅延
時間制御IC6の遅延時間制御端子８に接続している。
以上の様に構成された輝度信号遅延時間補正回路につ
いて、以下動作について説明する。通常の動作について
は従来例と同様であり、ここでは第１図中の輝度信号遅
延時間補正回路７について説明する。
いて、以下動作について説明する。通常の動作について
は従来例と同様であり、ここでは第１図中の輝度信号遅
延時間補正回路７について説明する。
トランジスタTrのベースに入力される制御信号がHigh
レベルの時は、トランジスタTrがオンし、輝度信号遅延
制御IC6の接続端子８へ加わる電圧は抵抗R1,R2,R3の分
割比によって決定される。又、トランジスタTrのベース
に入力される制御信号がLowレベルの時は、トランジス
タTrがオフし、輝度信号遅延接続IC6の制御端子８へ加
わる電圧は抵抗R2,R3の分割比によって決定される。
レベルの時は、トランジスタTrがオンし、輝度信号遅延
制御IC6の接続端子８へ加わる電圧は抵抗R1,R2,R3の分
割比によって決定される。又、トランジスタTrのベース
に入力される制御信号がLowレベルの時は、トランジス
タTrがオフし、輝度信号遅延接続IC6の制御端子８へ加
わる電圧は抵抗R2,R3の分割比によって決定される。
この様に制御信号によって制御端子８の電圧をコント
ロールし、輝度信号遅延制御IC6により、輝度信号の遅
延時間を変えることができる。上記制御信号を放送方式
あるいは入力モードに応じて変えることにより、輝度信
号の遅延時間を最も適切な時間に設定することができ
る。
ロールし、輝度信号遅延制御IC6により、輝度信号の遅
延時間を変えることができる。上記制御信号を放送方式
あるいは入力モードに応じて変えることにより、輝度信
号の遅延時間を最も適切な時間に設定することができ
る。
発明の効果 以上の様に、本発明によれば、簡単な回路を追加する
事により、輝度信号の遅延時間を補正する事ができ、テ
レビジョン受信信号のシステムに応じて最適な遅延時間
が得られる事を可能とする輝度信号遅延時間補正回路を
提供するものであり、その実用的効果は大なるものがあ
る。
事により、輝度信号の遅延時間を補正する事ができ、テ
レビジョン受信信号のシステムに応じて最適な遅延時間
が得られる事を可能とする輝度信号遅延時間補正回路を
提供するものであり、その実用的効果は大なるものがあ
る。
第１図は本発明の一実施例における輝度信号遅延時間補
正回路の概略ブロック図、第２図は従来の輝度信号遅延
時間補正回路の概略ブロック図である。 ６……輝度信号遅延制御IC、７……輝度信号遅延時間補
正回路、Tr……トランジスタ、R1,R2,R3……抵抗。
正回路の概略ブロック図、第２図は従来の輝度信号遅延
時間補正回路の概略ブロック図である。 ６……輝度信号遅延制御IC、７……輝度信号遅延時間補
正回路、Tr……トランジスタ、R1,R2,R3……抵抗。
Claims (1)
- 【請求項１】複数種類の放送方式のテレビジョン信号を
受信して画像表示する多方式適応テレビジョン受信機の
輝度信号遅延時間補正回路において、 輝度信号と色信号を分離して輝度信号と色信号をそれぞ
れ出力する映像増幅回路と、 前記映像増幅回路から出力された色信号を復調する色復
調回路と、 前記映像増幅回路から出力された輝度信号を遅延させる
遅延時間が固定された第１遅延手段と、 遅延時間が制御信号に応じて数段階に切換えられ前記遅
延線路からの輝度信号をさらに遅延させるための第２遅
延手段と、 前記色復調回路からの色信号と前記第２遅延手段からの
輝度信号が入力され陰極線管に３原色信号を供給する原
色出力手段と、 前記第２遅延手段の遅延時間を制御する制御信号入力端
子に第１抵抗を介してコレクタが接続されエミッタが接
地されるとともにベースに制御信号が入力されるトラン
ジスタと、 前記制御信号入力端子と直流電圧源との間に挿入配設さ
れた第２抵抗と、 前記制御信号入力端子と接地間に挿入配設された第３抵
抗とを備え、 前記第２抵抗と第３抵抗により前記直流電圧源の電圧を
分圧した第１の制御電圧と、前記第１抵抗と第３抵抗と
の並列接続における合成抵抗値と前記第２抵抗の抵抗値
で前記直流電圧源の電圧を分圧した第２の制御電圧を設
定し、前記トランジスタのベースに入力される制御信号
により前記トランジスタが不導通の時は前記第１の制御
電圧が前記制御信号入力端子に引加され、前記トランジ
スターがベースに入力される制御信号により導通した時
は前記第２の制御電圧が前記制御信号入力端子に引加さ
れるようにしたことを特徴とする輝度信号遅延時間補正
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1078864A JP2830023B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 輝度信号遅延時間補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1078864A JP2830023B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 輝度信号遅延時間補正回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02256379A JPH02256379A (ja) | 1990-10-17 |
| JP2830023B2 true JP2830023B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=13673691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1078864A Expired - Lifetime JP2830023B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 輝度信号遅延時間補正回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2830023B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6031383A (ja) * | 1983-07-31 | 1985-02-18 | Nec Home Electronics Ltd | テレビジヨン受像機 |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1078864A patent/JP2830023B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6031383A (ja) * | 1983-07-31 | 1985-02-18 | Nec Home Electronics Ltd | テレビジヨン受像機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02256379A (ja) | 1990-10-17 |
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