JPS5910843Y2 - 垂直偏向回路 - Google Patents

垂直偏向回路

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JPS5910843Y2
JPS5910843Y2 JP5799679U JP5799679U JPS5910843Y2 JP S5910843 Y2 JPS5910843 Y2 JP S5910843Y2 JP 5799679 U JP5799679 U JP 5799679U JP 5799679 U JP5799679 U JP 5799679U JP S5910843 Y2 JPS5910843 Y2 JP S5910843Y2
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JP
Japan
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signal
circuit
vertical deflection
output
vertical
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JP5799679U
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JPS55157368U (ja
Inventor
雅和 釜倉
Original Assignee
ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はモニタ用受像機に適用して好適な垂直偏向回
路に関し、垂直プランキング期間に挿入されている種々
の信号を観察する場合に、無駄な電力が消費されるのを
回避するように考慮したものである。
近時テレビジョン放送にあっては、その垂直ブランキン
グ期間内にファクシミリ等の信号を挿入し、テレビジョ
ン画像とは直接的に関係の無いような信号をも伝送する
ことが試みられている。
このような場合、送信側にあってはこの信号の状態をモ
ニタする為にモニタ受像管の受像面のほぼ中央部分でテ
レビジョン信号の垂直プランキング期間が受像されるよ
うにテレビジョン信号の垂直同期に対する受像同期位置
を調整し、更にこの垂直プランキング期間をそのまま受
像面の中央に映出したのではこの期間が一垂直周期に対
して短かいことから、受像面の一部分でしか映出されず
、よってこの期間を垂直軸方向に伸張し、即ち拡大して
この期間内に挿入された種々の信号の状態を詳細にモニ
タするようにしている。
ところでこのように垂直プランキング期間を伸張して映
出してもこの映出以外の期間にあっても、垂直偏向のた
めの出力(パワー)は受像管の垂直偏向コイルに供給さ
れるので、それ丈け無駄な電力を消費することになる。
この考案は、このような欠点を回避するように考慮した
もので、以下図面についてこの考案の一例を説明する。
第1図において1はテレビジョン信号の入力端子、2は
そ−の映像信号増幅器、3は受像管、3aは受像面、4
は垂直偏向コイルである。
又入力端子1に供給された信号Sa (第2図A参照)
は垂直同期信号分離回路5に供給されて、これにより第
2図Bに示す垂直同期信号sbが得られ、これがスイッ
チ6の実線切換状態でその固定接点6b−可動接点6a
を通じて垂直偏向信号即ち鋸歯状波信号の発生回路7に
供給され、ここにおいて鋸歯状波信号が得られ、これが
第1の増幅器8及び第2の増幅器9にて増幅され、更に
垂直偏向出力増幅器10にて出力が増幅されて垂直偏向
コイル4に供給されるようになされている。
一方第2図Bに示す垂直同期信号sbは遅延回路11に
供給され、これにて第2図Dに示すように同期信号sb
より時間ち丈け遅れた遅延同期信号Sdが得られ、よっ
てスイッチ6の点線図示の切換状態では、この遅延同期
信号Sdがスイッチ6の固定接点6C一可動接点6aを
通じて鋸歯状波信号の発生回路7に供給される。
尚この場合の遅延時間範は一垂直周期の例えば局に選ぶ
ことができる。
よってスイッチ6の実線図示の切換状態では第1の増幅
器8の出力側には第2図Cに示す信号Scが、又点線図
示の切換状態では第2図Eに示す信号Seが夫々得られ
、従ってスイッチ6が実線図示状態にある場合は即ちノ
ーマル時は受像管3の受像面には通常のテレビジョン信
号が映出され、スイッチ6を点線図示位置に切換えると
テレビジョン信号Saに対する鋸歯状波信号Seが第2
図Eに示す如くなるので、垂直プランキング期間が受像
管3の受像面3aのほぼ中央に表われるようになること
明らかである。
向いずれの信号Sc及びSeも、夫々接地電位を中心と
して正及び負に振られるようになされている。
鋸歯状波信号の発生回路7の次段には垂直偏向信号の振
幅制御回路12が接続されている。
この回路12は鋸歯状波信号の発生回路7と第1の増幅
器8との間に接続された第1及び第2゛の抵抗器13a
及び13bど、これら抵抗器i3a,13bの接続点と
接地との間において設けられた第3の抵抗器13 C及
びこれとコレクターエミツタが直列に接続されたトラン
ジスタ14と、可動接点16 aがトランジスタ14の
ベースに接続されたスイッチ15と、このスイッチ15
の一方の固定接点16 bに接続されたバイアス電源1
7とより構或された場合を示している。
固定接点16 Cは接地されている。従ってスイッチ1
5が実線図示状態に切換っているときは即ちノーマル時
ではトランジスタ14はオン(導通)状態にあり、よっ
て鋸歯状波信号の発生回路7より得られた信号が抵抗器
13a,13b及び13Cにて分圧されて即ち減衰され
て増幅器8に供給され、このとき、この増幅器8より第
2図C又はEに示す信号Sc又はSeが得られるように
減衰量を決めてある。
即ち第1の増幅器8の電源電圧を+Vc、−Vcとする
とき、信号Sc又はSeの最高電圧+Va及び−Vaが
、十Vc>十Va、Vc>−Vaとなるように増幅器8
の入力が調整されている。
この信号Scが第2の増幅器9を通じて出力増幅器10
に供給され、ここにおいて増力されて偏向コイル4に供
給される。
よって受像管3の受像面3a上では通常の垂直偏向動作
がなされる。
そしてノーマル時(スイッチ6の実線状態)では受像画
面の上下に垂直プランキング信号が表われる程度に、い
わゆるアンダスキャンニング状態に選ぶこともできるが
、極く僅か、オーバースキャンニング状態に選ぶことも
できる。
又スイッチ15が点線図示状態に切換わるど、トランジ
スタ14はオフとなり、よって回路7よりの信号はほと
んど減衰されることなく増幅器8に供給される。
このとき例えば第2図Eに示す信号Seが回路7より得
られていると、第1の増幅器8では、その電源電圧±V
c以上には増幅ができないので、結局この場合は第2図
Fに示す如き信号Sfが増幅器8より得られることにな
り、この信号Sfが第2の増幅器9を通じて出力増幅器
10に供給されて増力され、偏向コイル4に供給される
これにより垂直プランキング期間が垂直軸方向に伸張さ
れ、即ち拡大され、よってこの期間内に挿入されている
種々の信号の状態を詳細に観察をすることができる。
ところで第2図Fよりも明らかなように、この信号Sf
中で、実際に垂直偏向に寄与する部分は時点t1→t2
期間である。
そしてその他の期間即ち時点t2〜t3及びt3〜t1
期間は出力増幅回路10よりコイル4に電流は供給され
ているけれども、この伸張状態では何の役にも立つでい
ない。
即ちこれらの期間は無駄に電力を使用していることにな
る。
この考案はこのような無駄な電力の消費を回避したもの
で、この為にこの考案においては増幅器8よりの出力の
大きさをレベル検出回路18にて検出し、この検出出力
にてクランフ゜回路19を制御し、このクランプ回路1
9を垂直偏向出力増幅器10の入力側(本例では第2の
増幅器9の入力側)に接続することによって、上述した
時点t2〜t3及びt3〜t1期間において偏向出力増
幅器10への入力を接地電位にクランプするようにした
ものである。
検出回路18は図示の例では次のように構或されている
即ち一対のPNP}ランジスタ20 aとNPN}ラン
ジスタ20 bとが設けられ、夫々のコレクタは抵抗器
21 a及び2l bを介して接地され、エミツタは夫
々ダイオード22 a及び22 bを通じて増幅器8及
び9間に直列に接続された抵抗器23と24との接続点
に接続され、ベースは夫々電源端子25 a及び25
bと接地との間に直列に接続された抵抗器26 aと2
7 aとの接続点及び抵抗器26 bと27 bとの接
続点に接続されている。
尚電源端子25 a及び25 bに印加される電圧は夫
々(十Vc)及び(−Vc)の電圧とする。
更にトランジスタ20 aのコレクタが抵抗器28aを
通じてI・ランジスタ29のベースに、トランジスタ2
0 bのコレクタが抵抗器28 bを通じてトランジス
タ29のコレクタに夫々接続され、このトランジスタ2
9のエミツタは接地されている。
又トランジスタ30が設けられ、そのベースが上述した
トランジスタ29のコレクタに接続されると共に、抵抗
器31を通じて電源端子25 aに接続され,、エミツ
タは接地され、コレクタは抵抗器32を通じて電源端子
25 aに接続されている。
クランプ回路19は電界効果トランジスタ(FET)に
て構或されている。
即ち上述した検出回路のトランジスタ30のコレクタが
FETのゲートに接続され、このFET19のソース(
又はドレイン)が増幅器9の入力側に接続され、ドレイ
ン(又はソース)が接地されている。
そしてこの場合、トランジスタ20 aは第2図C及び
Eにて説明した電圧+Va又はそれより僅かに大なる電
圧(高い電圧) +vth (+vth≧十va;但し
+Vth<+Vc)にてオン(導通)するように、抵抗
器26 a及び27aの抵抗値が選定される。
よってこれら抵抗器26a及び27 aは夫々可変抵抗
器にて構或することができる。
尚l・ランジスタ20 b側については負(−)電圧に
関してトランジスタ20 aと同様に動作するように選
定される。
この構或によれば、トランジスタ14のオフ時、即ち第
1の増幅器8より第2図Fに示す信号が得られていると
き、時点t。
−t1間ではトランジスタ20 bがオンする(第2図
H参照)。
よってトランジスタ30がオフし、そのコレクタ電位が
上昇してFET19はオン(導通)する(第2図工参照
)。
時点t2〜t3間では逆にトランジスタ20 aがオン
し(第2図G参照)、これによりトランジスタ29がオ
ン、30がオフし、同様にそのコレクタ電位が上昇して
FET19はオンする。
尚時点t1〜t2間はいずれのトランジスタ20 a及
び20 bをもオンしないので、トランジスタ30はオ
ンしており、そのコレクタ電位はほぼ接地電位となる。
よってFET19は時点t1〜t2間のみオフし、その
他の期間t2〜t1間はオンする。
従って第2の増幅器9には第2図Jに示す信号Sjが印
加されることとなり、即ち期間t2〜t.間では何ら信
号が印加されないので、上述した如く無駄な偏向電力を
偏向コイル4に供給する欠点を確実に回避することがで
きる特徴を有する。
尚本例ではトランジスタ30の出力の一部を例えばコン
テ゛ンサと抵抗器とで構或されたいわゆるCR時定数回
路等で構或された遅延回路33を通じてゲート信号発生
回路(例えばモノマルチ)34に供給し、ここにおいて
第2図Kに示すゲート信号Skを得るようにしている。
この図において時間五が、遅延回路33にて遅延された
時間である。
又ゲート信号Skの期間むはこの回路34にて選ばれる
そしてこのゲート信号Skは映像信号増幅器2に供給さ
れ、この場合はちの期間が上述した時点t1〜t2内に
入るように選定する。
よってこの構戊では垂直プランキング期間以外の期間で
は映像信号をもプランキングするようにしているので、
不必要な画像がチラつかず、観察し易いモニタを得るこ
とができる。
尚時点t2においては、偏向コイル4のインダクタンス
によりパルスが生じてこれが画面に表われるので、これ
を防止する為に、プランキング期間を広くするように遅
延回路33を設けたものである。
尚本例では可変抵抗器35を設けてその両端を電源端子
25 a及び25 bに接続し、その可動子を抵抗器2
3と24との接続点に接続している。
よってこの可変抵抗器35を調整することによって、モ
ード状態の如何にかかわらず再生画面の受像面3aに対
する位置を調整することができる。
更に可変抵抗器36を設け、その一端を電源端子25
bに接続すると共に他端を接地し、可動子を抵抗器13
a及び13bの接続点に接続している。
よって、トランジスタ14のオフ時に、この可変抵抗器
36を調整することにより、伸張された画像の受像面3
aに対する表示位置を調整することができる。
以上説明したこの考案によれば、不要な電力の消費を確
実に回避することができる特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による垂直偏向回路の一例を示す接続
図、第2図はその動作の説明の為の波形図である。 2は映像増幅回路、3は受像管、4は垂直偏向コイル、
7は垂直偏向信号発生回路、8及び9は第1及び第2の
偏向信号増幅回路、10は垂直偏向出力増幅器、11は
遅延回路、12は振幅制御回路、18は信号のレベル検
出回路、19はクランプ回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 映像信号中の垂直同期信号を通常の時間的位置より遅延
    させる遅延回路と、該遅延回路よりの遅延同期信号より
    接地電位を中心として正負に振れる垂直偏向信号を作る
    垂直偏向信号発生回路と、該垂直偏向信号発生回路より
    の垂直偏向信号の振幅を制御して通常の振幅よりも大と
    する振幅制御回路と、該振幅制御回路よりの出力信号が
    供給される垂直偏向出力増幅器と、上記振幅制御回路よ
    りの出力信号が供給され、該出力信号が接地電位から、
    一定値以上離れた状態で、クランプ信号を発生するレベ
    ル検出回路と、上記振幅制御回路の出力側に設けられる
    と共に上記レベル検出回路の出力が供給され、上記振幅
    制御回路の出力信号のレベルを上記クランプ信号期間は
    接地電位にクランプするクランプ回路とを設けた垂直偏
    向回路。
JP5799679U 1979-04-27 1979-04-27 垂直偏向回路 Expired JPS5910843Y2 (ja)

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JP5799679U JPS5910843Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 垂直偏向回路

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JPS55157368U JPS55157368U (ja) 1980-11-12
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