JP3203762B2 - 映像信号制限回路 - Google Patents
映像信号制限回路Info
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- JP3203762B2 JP3203762B2 JP13831992A JP13831992A JP3203762B2 JP 3203762 B2 JP3203762 B2 JP 3203762B2 JP 13831992 A JP13831992 A JP 13831992A JP 13831992 A JP13831992 A JP 13831992A JP 3203762 B2 JP3203762 B2 JP 3203762B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機に
おける映像信号制限回路に関するものである。
おける映像信号制限回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この分野の技術としてはＡＢＬ
（自動輝度制限）回路によるものがあり、図２に示すよ
うにビ−ム電流の増加に伴う電圧降下を利用して映像信
号処理回路の輝度制御電圧及びコントラスト制御電圧を
押さえるようにした回路を使用しているものが主流であ
った。
（自動輝度制限）回路によるものがあり、図２に示すよ
うにビ−ム電流の増加に伴う電圧降下を利用して映像信
号処理回路の輝度制御電圧及びコントラスト制御電圧を
押さえるようにした回路を使用しているものが主流であ
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
の回路では、コントラスト制御範囲の限界によるビ−ム
電流の規格はずれや、輝度制御の過補正による画面の明
るさ不足、あるいはビ−ム電流検出の時定数によるＡＢ
Ｌの発振等の問題があり効率良く設計を行いにくいとい
う問題があった。
の回路では、コントラスト制御範囲の限界によるビ−ム
電流の規格はずれや、輝度制御の過補正による画面の明
るさ不足、あるいはビ−ム電流検出の時定数によるＡＢ
Ｌの発振等の問題があり効率良く設計を行いにくいとい
う問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するために、輝度信号の出力端子を有する入力映像信
号切り替え回路と、Ｙ／Ｃ分離信号入力時とコンポジッ
ト信号入力時の同期信号との時間合わせのための遅延回
路と、前記遅延回路の前段に挿入され遅延回路での損失
補正を行うための反転増幅回路と、前記遅延回路の後段
に挿入された反転回路と、前記前段の反転増幅回路の入
力と前記映像信号切り替え回路の輝度信号出力端子との
間に挿入されたクランプ回路とを備えたこ構成により、
前記輝度信号出力端子から出力される輝度信号を前記ク
ランプ回路においてペデスタルレベルを一定の電圧に固
定してから前記反転増幅回路に入力し、前記反転増幅回
路からの反転信号を前記遅延回路で遅延させた後に、前
記後段の反転回路で入力された反転信号の振幅制限を行
うとともに入力された反転信号をさらに反転して極性を
元にもどしてから映像信号処理回路に供給し、前記映像
信号処理回路に入力される振幅が一定振幅レベル以下の
映像信号に対してＡＢＬ回路の設定を行うとともに、振
幅が一定振幅レベル以下の映像信号だけを画面表示する
ようにして、過大な映像信号が入力された場合にもＣＲ
Ｔのビーム電流が規格値以上流れないようにしたもので
あり、規格内信号入力時の画面の明るさの設定及びビー
ム電流の制限を効率よく設定できるようにするものであ
る。
決するために、輝度信号の出力端子を有する入力映像信
号切り替え回路と、Ｙ／Ｃ分離信号入力時とコンポジッ
ト信号入力時の同期信号との時間合わせのための遅延回
路と、前記遅延回路の前段に挿入され遅延回路での損失
補正を行うための反転増幅回路と、前記遅延回路の後段
に挿入された反転回路と、前記前段の反転増幅回路の入
力と前記映像信号切り替え回路の輝度信号出力端子との
間に挿入されたクランプ回路とを備えたこ構成により、
前記輝度信号出力端子から出力される輝度信号を前記ク
ランプ回路においてペデスタルレベルを一定の電圧に固
定してから前記反転増幅回路に入力し、前記反転増幅回
路からの反転信号を前記遅延回路で遅延させた後に、前
記後段の反転回路で入力された反転信号の振幅制限を行
うとともに入力された反転信号をさらに反転して極性を
元にもどしてから映像信号処理回路に供給し、前記映像
信号処理回路に入力される振幅が一定振幅レベル以下の
映像信号に対してＡＢＬ回路の設定を行うとともに、振
幅が一定振幅レベル以下の映像信号だけを画面表示する
ようにして、過大な映像信号が入力された場合にもＣＲ
Ｔのビーム電流が規格値以上流れないようにしたもので
あり、規格内信号入力時の画面の明るさの設定及びビー
ム電流の制限を効率よく設定できるようにするものであ
る。
【０００５】
【作用】本発明によれば、上記のように入力映像信号切
り替え回路より出力される輝度信号をクランプしペデス
タルレベルを揃えてから増幅回路に入力するため、一定
の振幅レベル以上の信号が入力されると、増幅回路内で
一定振幅以上の部分が飽和し振幅レベルに制限がかか
る、これにより映像信号処理回路には一定の振幅以下の
映像信号のみが入力されることになり、ＡＢＬ回路の設
定が容易になり同時に、ビ−ム電流も規格値内に納まる
ため耐久性の向上がはかれる。
り替え回路より出力される輝度信号をクランプしペデス
タルレベルを揃えてから増幅回路に入力するため、一定
の振幅レベル以上の信号が入力されると、増幅回路内で
一定振幅以上の部分が飽和し振幅レベルに制限がかか
る、これにより映像信号処理回路には一定の振幅以下の
映像信号のみが入力されることになり、ＡＢＬ回路の設
定が容易になり同時に、ビ−ム電流も規格値内に納まる
ため耐久性の向上がはかれる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【０００７】図１は本発明の第１の実施例を示す映像振
幅制限回路の概略構成図である。図１において、１は映
像信号切り替え回路、２はＹ／Ｃ分離回路、３は輝度信
号出力端子、４はクランプ回路、５は反転増幅回路、６
は遅延回路、７は反転回路である。
幅制限回路の概略構成図である。図１において、１は映
像信号切り替え回路、２はＹ／Ｃ分離回路、３は輝度信
号出力端子、４はクランプ回路、５は反転増幅回路、６
は遅延回路、７は反転回路である。
【０００８】図１において、映像信号切り替え回路１に
て選択された映像信号は、Ｙ／Ｃ分離入力の場合はその
輝度信号がそのまま輝度信号出力端子３より出力され、
コンポジット入力の場合はＹ／Ｃ分離回路２を経て分離
された輝度信号が輝度信号出力端子３より出力される。
次に出力された輝度信号はクランプ回路４によりそのペ
デスタルレベルが一定の電圧に固定され反転増幅回路５
に入力される。但しこの反転増幅回路５は遅延回路６と
のインピ−ダンス整合の為Ｒ２とＲ３の値を同値にしそ
れ等の並列抵抗値とＲ１を等しく設定している為反転し
ているだけの動作となる。そして、反転回路７ではＴＲ
１のエミッタ側にて信号振幅の制限行いコレクタ側で信
号の極性を元に戻し出力としている。Ｄ１はＴＲ１の温
度特性補償用として用いている。
て選択された映像信号は、Ｙ／Ｃ分離入力の場合はその
輝度信号がそのまま輝度信号出力端子３より出力され、
コンポジット入力の場合はＹ／Ｃ分離回路２を経て分離
された輝度信号が輝度信号出力端子３より出力される。
次に出力された輝度信号はクランプ回路４によりそのペ
デスタルレベルが一定の電圧に固定され反転増幅回路５
に入力される。但しこの反転増幅回路５は遅延回路６と
のインピ−ダンス整合の為Ｒ２とＲ３の値を同値にしそ
れ等の並列抵抗値とＲ１を等しく設定している為反転し
ているだけの動作となる。そして、反転回路７ではＴＲ
１のエミッタ側にて信号振幅の制限行いコレクタ側で信
号の極性を元に戻し出力としている。Ｄ１はＴＲ１の温
度特性補償用として用いている。
【０００９】
【発明の効果】以上、詳細に示したように本発明によれ
ば、テレビジョン受像機において過大な映像信号が入力
されても一定の振幅レベル以下の部分だけが画面に映し
出される為規定値以上のビ−ム電流が流れることもなく
またＡＢＬ回路の設定の自由度が増すためより明るい画
面づくりを容易に行う事ができる。
ば、テレビジョン受像機において過大な映像信号が入力
されても一定の振幅レベル以下の部分だけが画面に映し
出される為規定値以上のビ−ム電流が流れることもなく
またＡＢＬ回路の設定の自由度が増すためより明るい画
面づくりを容易に行う事ができる。
【図１】本発明の第一の実施例を示す映像信号制限回路
の概略構成図
の概略構成図
【図２】従来の回路の概略構成図
１ 映像信号切り替え回路 ２ Ｙ／Ｃ分離回路 ３ 輝度信号出力端子 ４ クランプ回路 ５ 反転増幅回路 ６ 遅延回路 ７ 反転回路 ８ 映像信号入力端子群 ９ 同期信号 １０ 映像信号処理回路 １１ 輝度制御端子 １２ コントラスト制御端子 １３ ＡＢＬ回路
Claims (1)
- 【請求項１】 輝度信号の出力端子を有する入力映像信
号切り替え回路と、Ｙ／Ｃ分離信号入力時とコンポジッ
ト信号入力時の同期信号との時間合わせのための遅延回
路と、前記遅延回路の前段に挿入され遅延回路での損失
補正を行うための反転増幅回路と、前記遅延回路の後段
に挿入された反転回路と、前記前段の反転増幅回路の入
力と前記映像信号切り替え回路の輝度信号出力端子との
間に挿入されたクランプ回路とを備え、前記輝度信号出
力端子から出力される輝度信号を前記クランプ回路にお
いてペデスタルレベルを一定の電圧に固定してから前記
反転増幅回路に入力し、前記反転増幅回路からの反転信
号を前記遅延回路で遅延させた後に、前記後段の反転回
路で入力された反転信号の振幅制限を行うとともに入力
された反転信号をさらに反転して極性を元にもどしてか
ら映像信号処理回路に供給し、前記映像信号処理回路に
入力される振幅が一定振幅レベル以下の映像信号に対し
てＡＢＬ回路の設定を行うとともに、振幅が一定振幅レ
ベル以下の映像信号だけを画面表示するようにして、過
大な映像信号が入力された場合にもＣＲＴのビーム電流
が規格値以上流れないようにしたことを特徴とするテレ
ビジョン受像機の映像信号制限回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13831992A JP3203762B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 映像信号制限回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13831992A JP3203762B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 映像信号制限回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05336470A JPH05336470A (ja) | 1993-12-17 |
| JP3203762B2 true JP3203762B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=15219122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13831992A Expired - Fee Related JP3203762B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 映像信号制限回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3203762B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100468706B1 (ko) * | 1998-03-17 | 2005-04-06 | 삼성전자주식회사 | 휘도 보상 회로를 갖는 알.지.비 전치 증폭장치 |
| KR100493007B1 (ko) * | 1998-06-17 | 2005-08-01 | 삼성전자주식회사 | 전치 증폭장치 및 그의 동작 방법 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP13831992A patent/JP3203762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05336470A (ja) | 1993-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |