JPH03117995A - 色信号輪郭補正装置 - Google Patents
色信号輪郭補正装置Info
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- JPH03117995A JPH03117995A JP1255938A JP25593889A JPH03117995A JP H03117995 A JPH03117995 A JP H03117995A JP 1255938 A JP1255938 A JP 1255938A JP 25593889 A JP25593889 A JP 25593889A JP H03117995 A JPH03117995 A JP H03117995A
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- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えばテレビジョンやVTRに用いる色信
号輪郭補正装置に関するものである。
号輪郭補正装置に関するものである。
テレビジョン等に用いる複合映像信号は輝度信号と色信
号を含んでいる。色信号の帯域は輝度信号のそれに比べ
狭く、信号の立上り、立下りにおいて傾斜がゆるい。従
って、色が急激に変化するところでは色信号の輪郭が輝
度信号に比べて少しぼけたようになる。これを防止する
ため、最近のカラーテレビジョンでは従来からあった輝
度信号の輪郭補正に加えて、色信号の立上りや立下りを
鋭くする色信号輪郭補正装置を搭載している。
号を含んでいる。色信号の帯域は輝度信号のそれに比べ
狭く、信号の立上り、立下りにおいて傾斜がゆるい。従
って、色が急激に変化するところでは色信号の輪郭が輝
度信号に比べて少しぼけたようになる。これを防止する
ため、最近のカラーテレビジョンでは従来からあった輝
度信号の輪郭補正に加えて、色信号の立上りや立下りを
鋭くする色信号輪郭補正装置を搭載している。
第3図は色信号の立上りを鋭くする従来の色信号輪郭補
正装置を示すブロック図である。1は色差信号Aが入力
される入力端子、2は入力端子1からの色差信号Aを一
定時間遅延させるための遅延回路、3は遅延回路2の出
力信号Bを一定時間遅延させるための遅延回路である。
正装置を示すブロック図である。1は色差信号Aが入力
される入力端子、2は入力端子1からの色差信号Aを一
定時間遅延させるための遅延回路、3は遅延回路2の出
力信号Bを一定時間遅延させるための遅延回路である。
遅延回路2゜3の遅延時間はぼ同一(200〜400
n5ac)に設定されている。
n5ac)に設定されている。
4は入力端子1からの色差信号Aと遅延回路2の出力信
号Bとの差成分の絶対値を検出する差成分検出器、5は
遅延回路2の出力信号Bと遅延回路3の出力信号Cとの
差成分の絶対値を検出する差成分検出器である。6は比
較器であり、十入力には差成分検出器4の出力信号りが
、−人力には基準電圧■ が与えられている。比較器
6は差re[’ 成分検出器4の出力信号りと基準電圧■ とのra「 比較結果を出力する。7も比較器であり、十入力には差
成分検出器5の出力信号Eが、−人力には基準電圧V
が与えられている。比較器7は差er 成分検出器5の出力Eと基準電圧V との比較at 結果を出力する。
号Bとの差成分の絶対値を検出する差成分検出器、5は
遅延回路2の出力信号Bと遅延回路3の出力信号Cとの
差成分の絶対値を検出する差成分検出器である。6は比
較器であり、十入力には差成分検出器4の出力信号りが
、−人力には基準電圧■ が与えられている。比較器
6は差re[’ 成分検出器4の出力信号りと基準電圧■ とのra「 比較結果を出力する。7も比較器であり、十入力には差
成分検出器5の出力信号Eが、−人力には基準電圧V
が与えられている。比較器7は差er 成分検出器5の出力Eと基準電圧V との比較at 結果を出力する。
SWは出力選択用スイッチであり、比較器6゜7の比較
結果の組み合わせに応じて遅延回路2の出力信号B、遅
延回路3の出力信号C2色差信号Aを選択的に出力端子
8に与える。具体的には、比較器6.7の出力が共に“
H”または“L”の場合にはb側に、比較器6の出力が
“H”で比較器7の出力が“L“であるとa側に、その
逆の場合にはa側に切り替わる。
結果の組み合わせに応じて遅延回路2の出力信号B、遅
延回路3の出力信号C2色差信号Aを選択的に出力端子
8に与える。具体的には、比較器6.7の出力が共に“
H”または“L”の場合にはb側に、比較器6の出力が
“H”で比較器7の出力が“L“であるとa側に、その
逆の場合にはa側に切り替わる。
次に動作について第4図に示した波形図を用いながら説
明する。入力端子1に第4図(a)の点線で示すような
色差信号Aが入力されたとする。遅延回路2は、色差信
号Aを遅延させ、第4図(a)の実線で示すような信号
Bとして出力する。遅延回路3は信号Bを遅延させ、第
4図(a)の−点鎖線で示すような信号Cとして出力す
る。
明する。入力端子1に第4図(a)の点線で示すような
色差信号Aが入力されたとする。遅延回路2は、色差信
号Aを遅延させ、第4図(a)の実線で示すような信号
Bとして出力する。遅延回路3は信号Bを遅延させ、第
4図(a)の−点鎖線で示すような信号Cとして出力す
る。
差成分検出器4は色差信号Aと信号Bとの差をとり、第
4図(b)に示すような差信号りを出力する。比較器6
は、差信号りと基準電圧V との「0「 比較を行う。時刻t1〜t2の間において、差信号りの
方が基準電圧V よりも大きいので、比er 較器6は“H”を出力する。その他の時刻では、差信号
りが基準電圧V よりも小さいのて、比ef 較器6は“Loを出力する。
4図(b)に示すような差信号りを出力する。比較器6
は、差信号りと基準電圧V との「0「 比較を行う。時刻t1〜t2の間において、差信号りの
方が基準電圧V よりも大きいので、比er 較器6は“H”を出力する。その他の時刻では、差信号
りが基準電圧V よりも小さいのて、比ef 較器6は“Loを出力する。
差成分検出器5は、信号Bと信号Cとの差をとり、第4
図(C)のような差信号Eを出力する。比較器7は、差
信号Eと基準電圧V との比較をraf’ 行う。時刻t3〜t4の間において、差信号Eが基準電
圧V よりも大きいので、比較器7はef “H”を出力する。その他の時刻では、差信号Eが基準
電圧V よりも小さいので、比較器7は「0「 “L”を出力する。すなわち、1 −12の間は■ 比較器6の出力が“H”で比較器7の出力が“L”であ
り、時刻1 −14の間は比較器6の出力が“L”で比
較器7の出力が“H”である。その他の時刻においては
比較器6,7の出力は共に“L”である。その結果、出
力選択用スイッチSWは、時刻t ”” t 2の間
はa側に、時刻t3〜t4の間はa側に、その他の時刻
にはb側に切り替わる。
図(C)のような差信号Eを出力する。比較器7は、差
信号Eと基準電圧V との比較をraf’ 行う。時刻t3〜t4の間において、差信号Eが基準電
圧V よりも大きいので、比較器7はef “H”を出力する。その他の時刻では、差信号Eが基準
電圧V よりも小さいので、比較器7は「0「 “L”を出力する。すなわち、1 −12の間は■ 比較器6の出力が“H”で比較器7の出力が“L”であ
り、時刻1 −14の間は比較器6の出力が“L”で比
較器7の出力が“H”である。その他の時刻においては
比較器6,7の出力は共に“L”である。その結果、出
力選択用スイッチSWは、時刻t ”” t 2の間
はa側に、時刻t3〜t4の間はa側に、その他の時刻
にはb側に切り替わる。
時刻1 −12の間は信号Cが、時刻t3〜t4■
の間は色差信号Aが、その他の時刻には信号Bが出力さ
れることになり、出力端子8への出力信号Fの波形は第
4図(d)のようになる。この波形かられかるように、
出力信号Fの立上りは色差信号Aの立上りに比べて鋭く
なっている。そのため、色差信号Aの緩慢な変化による
色ぼけが角了消される。
れることになり、出力端子8への出力信号Fの波形は第
4図(d)のようになる。この波形かられかるように、
出力信号Fの立上りは色差信号Aの立上りに比べて鋭く
なっている。そのため、色差信号Aの緩慢な変化による
色ぼけが角了消される。
次に、放送方式がSECAM方式であるときの信号を受
信した場合について第5図の波形図を用いて説明する。
信した場合について第5図の波形図を用いて説明する。
SECAM方式の場合、その色差信号Aの立上りは通常
方式の色差信号と同じであるが、送信側で信号の帯域が
制限されているため、色飽和度の高い信号を受信した場
合、第5図(a)に示すように電圧が高くなるにしたが
って傾斜がゆるくなってくる。そのため、遅延回路2,
3の出力B、Cの波形は第5図(a)のようになり、差
成分検出器4,5の出力り、Hの波形は各々第5図(b
) 、(c)のようになる。時刻t5以前は比較器6.
7出力は共に“L”、時刻t5〜t6の間は比較器6の
出力は“H”で比較器7の出力は“L”、時刻t ”
” t 7の間は比較器6,7の出力は共に“L”、時
刻t7〜t8の間は比較器6の出力はL″で比較器7の
出力は′H″、時刻t8以降は比較器6.7の出力は共
に“L”となる。そのため、出力選択用スイッチSWは
、時刻t5〜t の間はa側に、時刻t7〜t8の間は
a側に、その他の時刻にはb側に切り替わり、出力端子
8には立上りが鋭い信号Fが出力される。このとき、出
力選択用スイッチSWが時刻t8においてa側からb側
に切り替わったとき、段差が生じる。
方式の色差信号と同じであるが、送信側で信号の帯域が
制限されているため、色飽和度の高い信号を受信した場
合、第5図(a)に示すように電圧が高くなるにしたが
って傾斜がゆるくなってくる。そのため、遅延回路2,
3の出力B、Cの波形は第5図(a)のようになり、差
成分検出器4,5の出力り、Hの波形は各々第5図(b
) 、(c)のようになる。時刻t5以前は比較器6.
7出力は共に“L”、時刻t5〜t6の間は比較器6の
出力は“H”で比較器7の出力は“L”、時刻t ”
” t 7の間は比較器6,7の出力は共に“L”、時
刻t7〜t8の間は比較器6の出力はL″で比較器7の
出力は′H″、時刻t8以降は比較器6.7の出力は共
に“L”となる。そのため、出力選択用スイッチSWは
、時刻t5〜t の間はa側に、時刻t7〜t8の間は
a側に、その他の時刻にはb側に切り替わり、出力端子
8には立上りが鋭い信号Fが出力される。このとき、出
力選択用スイッチSWが時刻t8においてa側からb側
に切り替わったとき、段差が生じる。
従来の色信号輪郭補正装置は以上のように構成されてお
り、SECAM方式の信号を受信した場合、輪郭補正さ
れた信号である信号Fは、第5図(d)に示すように出
力選択用スイッチSWが時刻t8においてa側からb側
に切り替わったときに段差を有する。この段差がテレビ
画面では縦の線として映し出されてしまうという問題点
があった。
り、SECAM方式の信号を受信した場合、輪郭補正さ
れた信号である信号Fは、第5図(d)に示すように出
力選択用スイッチSWが時刻t8においてa側からb側
に切り替わったときに段差を有する。この段差がテレビ
画面では縦の線として映し出されてしまうという問題点
があった。
これを防止するためには基準電圧V を下げれre「
ばよいが、あまり下げすぎるとGND部にノイズを含む
信号の場合、ノイズが基準電圧V よりrat’ も大きくなり、誤動作するという問題点がある。
信号の場合、ノイズが基準電圧V よりrat’ も大きくなり、誤動作するという問題点がある。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、スイッチング手段切替時に段差を生じない色
信号輪郭補正装置を得ることを[1的とする。
たもので、スイッチング手段切替時に段差を生じない色
信号輪郭補正装置を得ることを[1的とする。
この発明に係る色信号輪郭補正装置は、色信号が入力さ
れる入力端子と、入力端子に接続され、入力端子からの
色信号を一定時間遅延させ、第1の遅延信号として出力
する第1の遅延手段と、第1の遅延手段に接続され、第
1の遅延信号をさらに一定時間遅延させ、第2の遅延信
号として出力する第2の遅延手段と、入力端子及び第1
の遅延手段に接続され、色信号と第1の遅延信号の差成
分を検出する第1の差成分検出手段と、第1.第2の遅
延手段に接続され、第1の遅延信号と第2の遅延信号の
差成分を検出する第2の差成分検出手段と、−万人力に
第1の差成分検出手段が接続され、他方人力に基準電圧
が接続され、第1の差成分検出手段の出力と基準電圧を
比較し、比較結果に応じた第1の制御信号を出力する第
1の比較器と、第2の差成分検出手段に接続され、第2
の差成分検出手段の出力信号の後縁の傾斜をなだらかに
する後縁遅延手段と、−万人力に後縁遅延手段が接続さ
れ、他方人力に基準電圧が接続され、後縁遅延手段の出
力と基僧電圧を比較し、比較結果に応じた第2の制御信
号を出力する第2の比較器と、入力端子、第1.第2の
遅延手段、第1゜第2の比較器に接続され、第1.第2
の制御信号の組合せに応じて切り替わり、色信号及び第
1゜第2の遅延信号のいずれかを選択的に出力するスイ
ッチング手段とを備えている。
れる入力端子と、入力端子に接続され、入力端子からの
色信号を一定時間遅延させ、第1の遅延信号として出力
する第1の遅延手段と、第1の遅延手段に接続され、第
1の遅延信号をさらに一定時間遅延させ、第2の遅延信
号として出力する第2の遅延手段と、入力端子及び第1
の遅延手段に接続され、色信号と第1の遅延信号の差成
分を検出する第1の差成分検出手段と、第1.第2の遅
延手段に接続され、第1の遅延信号と第2の遅延信号の
差成分を検出する第2の差成分検出手段と、−万人力に
第1の差成分検出手段が接続され、他方人力に基準電圧
が接続され、第1の差成分検出手段の出力と基準電圧を
比較し、比較結果に応じた第1の制御信号を出力する第
1の比較器と、第2の差成分検出手段に接続され、第2
の差成分検出手段の出力信号の後縁の傾斜をなだらかに
する後縁遅延手段と、−万人力に後縁遅延手段が接続さ
れ、他方人力に基準電圧が接続され、後縁遅延手段の出
力と基僧電圧を比較し、比較結果に応じた第2の制御信
号を出力する第2の比較器と、入力端子、第1.第2の
遅延手段、第1゜第2の比較器に接続され、第1.第2
の制御信号の組合せに応じて切り替わり、色信号及び第
1゜第2の遅延信号のいずれかを選択的に出力するスイ
ッチング手段とを備えている。
この発明における後縁遅延回路は第2の差成分検出手段
の出力信号の後縁の傾斜をなだらかにする。このため、
スイッチング手段の切替わり時期が遅くなる。
の出力信号の後縁の傾斜をなだらかにする。このため、
スイッチング手段の切替わり時期が遅くなる。
第1図はこの発明に係る色信号輪郭補正装置の一実施例
を示すブロック図である。図において、第3図の従来例
との相違点は、差成分検出器5と比較器7の十人力の間
に、差成分検出器5の出力信号の後縁を遅延させるため
の後縁遅延回路11を新たに設けたことである。後縁遅
延回路11は、PNP )ランジスタ12.抵抗13及
び15.NPN)ランデスタ14.コンデンサ16より
成る。
を示すブロック図である。図において、第3図の従来例
との相違点は、差成分検出器5と比較器7の十人力の間
に、差成分検出器5の出力信号の後縁を遅延させるため
の後縁遅延回路11を新たに設けたことである。後縁遅
延回路11は、PNP )ランジスタ12.抵抗13及
び15.NPN)ランデスタ14.コンデンサ16より
成る。
トランジスタ12は、ベースが差成分検出器5に、エミ
ッタが抵抗13を介し電源Vccに、コレクタがGND
に各々接続される。トランジスタ14は、ベースがトラ
ンジスタ12のエミッタに、コレクタが電源vccに、
エミッタが抵抗15とコンデンサ16の並列回路体を介
しGNDに各々接続される。また、トランジスター4の
エミッタは比較器7の十人力にも接続されている。その
他の構成は従来例と同様である。
ッタが抵抗13を介し電源Vccに、コレクタがGND
に各々接続される。トランジスタ14は、ベースがトラ
ンジスタ12のエミッタに、コレクタが電源vccに、
エミッタが抵抗15とコンデンサ16の並列回路体を介
しGNDに各々接続される。また、トランジスター4の
エミッタは比較器7の十人力にも接続されている。その
他の構成は従来例と同様である。
次に動作について説明する。入力端子1に入力される色
差信号AがSECAM方式の信号である場合について第
2図を用いながら説明する。入力端子1に入力される色
差信号Aは前述したように電圧が高くなるほどゆるやか
な傾斜になる(第2図(a))。従って、遅延回路2,
3の出力信号B。
差信号AがSECAM方式の信号である場合について第
2図を用いながら説明する。入力端子1に入力される色
差信号Aは前述したように電圧が高くなるほどゆるやか
な傾斜になる(第2図(a))。従って、遅延回路2,
3の出力信号B。
Cも第2図(a)に示すように、従来と同様の波形とな
る。また、差成分検出器4の出力信号りも第2図(b)
に示すように従来と同様となる。さらに、差成分検出器
5の出力信号Eも第2図(e)の点線で示すように従来
と同様となる。
る。また、差成分検出器4の出力信号りも第2図(b)
に示すように従来と同様となる。さらに、差成分検出器
5の出力信号Eも第2図(e)の点線で示すように従来
と同様となる。
出力信号Eは後縁遅延回路11に与えられる。
後縁遅延回路11の出力信号E の立上りでは、トラン
ジスター2の導通度が次第に小さくなる一方、トランジ
スター4の導通度は次第に大きくなる。トランジスター
4のエミッタ電流は抵抗15に与えられ、抵抗15によ
り発生する電圧が出力信号E となる。出力信号E の
立上りは出力化a 号Eの電圧値に従うトランジスター4のエミッタ電流で
決定されるので、出力信号Eと同じ傾きとなる。コンデ
ンサー6は遅れて、抵抗15に発生する電圧と同一電圧
に充電される。
ジスター2の導通度が次第に小さくなる一方、トランジ
スター4の導通度は次第に大きくなる。トランジスター
4のエミッタ電流は抵抗15に与えられ、抵抗15によ
り発生する電圧が出力信号E となる。出力信号E の
立上りは出力化a 号Eの電圧値に従うトランジスター4のエミッタ電流で
決定されるので、出力信号Eと同じ傾きとなる。コンデ
ンサー6は遅れて、抵抗15に発生する電圧と同一電圧
に充電される。
出力電圧E の立下りでは、トランジスター4の導通度
が次第に小さくなるので、抵抗15に発生する電圧は次
第に小さくなる。このとき、コンデンサー6の充電電圧
は抵抗15を介して放電されるが、時定数のため、コン
デンサー6の充電電圧は抵抗15の電圧にすぐに追従し
て低下するのではなく、少し遅れて低下する。その結果
、後縁遅延回路11の出力信号E は第2図(C)のよ
うに、出力信号Eよりも後縁の傾きがゆるやかな波形と
なり、比較器7は時刻t7〜t9の間“H”を出力する
。時刻t7〜t9の間、比較器6は“L”を、比較器7
は“H”を出力するので、出力選択用スイッチSWはa
側に切り替っており、この期間では出力信号Fは色差信
号Aと同一の波形となる。時刻t9以後は、比較器6.
7の出方は共に“L”となり、出力選択用スイッチsw
はb側に切り替わり、出力信号Fは信号Bと同一の波形
となる。この場合、信号Bが飽和した時(時刻19)に
出力選択用スイッチSWがa側からb側に切り替わるよ
うにしているので、従来のように出力信号Fに段差が生
じることはない。
が次第に小さくなるので、抵抗15に発生する電圧は次
第に小さくなる。このとき、コンデンサー6の充電電圧
は抵抗15を介して放電されるが、時定数のため、コン
デンサー6の充電電圧は抵抗15の電圧にすぐに追従し
て低下するのではなく、少し遅れて低下する。その結果
、後縁遅延回路11の出力信号E は第2図(C)のよ
うに、出力信号Eよりも後縁の傾きがゆるやかな波形と
なり、比較器7は時刻t7〜t9の間“H”を出力する
。時刻t7〜t9の間、比較器6は“L”を、比較器7
は“H”を出力するので、出力選択用スイッチSWはa
側に切り替っており、この期間では出力信号Fは色差信
号Aと同一の波形となる。時刻t9以後は、比較器6.
7の出方は共に“L”となり、出力選択用スイッチsw
はb側に切り替わり、出力信号Fは信号Bと同一の波形
となる。この場合、信号Bが飽和した時(時刻19)に
出力選択用スイッチSWがa側からb側に切り替わるよ
うにしているので、従来のように出力信号Fに段差が生
じることはない。
なお、SECAM方式でない色差信号A(第4図(a)
参照)が入力された場合の出力信号Fは従来と同様であ
る。
参照)が入力された場合の出力信号Fは従来と同様であ
る。
なお、上記実施例では出力信号Fの立上りを鋭くする場
合について説明したが、出力信号Fの立下りを鋭くする
場合についてもこの発明は適用できる。
合について説明したが、出力信号Fの立下りを鋭くする
場合についてもこの発明は適用できる。
また、上記実施例で示した抵抗13.15を定電流源に
置き換えてもよい。
置き換えてもよい。
また、後縁遅延回路11は、差成分検出器の出力信号E
の後縁の傾斜をなだらかにすることができればよく、上
記実施例に示した構成には限定されない。
の後縁の傾斜をなだらかにすることができればよく、上
記実施例に示した構成には限定されない。
以上のように、この発明によれば、第2の差成分検出手
段の出力信号の後縁の傾斜をなだらかにする後縁遅延手
段を設けたので、スイッチング手段の切替わり時期が遅
れる。その結果、第1の遅延信号が安定した状態になっ
た後にスイッチング手段を切り替えることができ、出力
信号に段差が生じることがなくなるという効果がある。
段の出力信号の後縁の傾斜をなだらかにする後縁遅延手
段を設けたので、スイッチング手段の切替わり時期が遅
れる。その結果、第1の遅延信号が安定した状態になっ
た後にスイッチング手段を切り替えることができ、出力
信号に段差が生じることがなくなるという効果がある。
第1図はこの発明に係る色信号輪郭補正回路の一実施例
を示すブロック図、第2図は第1図の実施例の動作を説
明するための波形図、第3図は従来の色信号輪郭補正回
路のブロック図、第4図及び第5図は第3図に示した回
路の動作を説明するための波形図である。 図において、1は入力端子、2及び3は遅延回路、4及
び5は差成分検出器、6及び7は比較器、11は後縁遅
延回路、SWは出力選択用スイッチ、■ は基準電圧
である。 rat’ なお、 各図中同一符号は同一または4目当部分を示す。
を示すブロック図、第2図は第1図の実施例の動作を説
明するための波形図、第3図は従来の色信号輪郭補正回
路のブロック図、第4図及び第5図は第3図に示した回
路の動作を説明するための波形図である。 図において、1は入力端子、2及び3は遅延回路、4及
び5は差成分検出器、6及び7は比較器、11は後縁遅
延回路、SWは出力選択用スイッチ、■ は基準電圧
である。 rat’ なお、 各図中同一符号は同一または4目当部分を示す。
Claims (1)
- (1)色信号が入力される入力端子と、 前記入力端子に接続され、前記入力端子からの色信号を
一定時間遅延させ、第1の遅延信号として出力する第1
の遅延手段と、 前記第1の遅延手段に接続され、前記第1の遅延信号を
さらに一定時間遅延させ、第2の遅延信号として出力す
る第2の遅延手段と、 前記入力端子及び前記第1の遅延手段に接続され、前記
色信号と前記第1の遅延信号の差成分を検出する第1の
差成分検出手段と、 前記第1、第2の遅延手段に接続され、前記第1の遅延
信号と前記第2の遅延信号の差成分を検出する第2の差
成分検出手段と、 一方入力に前記第1の差成分検出手段が接続され、他方
入力に基準電圧が接続され、前記第1の差成分検出手段
の出力と前記基準電圧を比較し、比較結果に応じた第1
の制御信号を出力する第1の比較器と、 前記第2の差成分検出手段に接続され、前記第2の差成
分検出手段の出力信号の後縁の傾斜をなだらかにする後
縁遅延手段と、 一方入力に前記後縁遅延手段が接続され、他方入力に前
記基準電圧が接続され、前記後縁遅延手段の出力と前記
基準電圧を比較し、比較結果に応じた第2の制御信号を
出力する第2の比較器と、前記入力端子、前記第1、第
2の遅延手段及び前記第1、第2の比較器に接続され、
前記第1、第2の制御信号の組合せに応じて切り替わり
、前記色信号及び前記第1、第2の遅延信号のいずれか
を選択的に出力するスイッチング手段とを備えた色信号
輪郭補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1255938A JPH03117995A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 色信号輪郭補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1255938A JPH03117995A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 色信号輪郭補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03117995A true JPH03117995A (ja) | 1991-05-20 |
Family
ID=17285659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1255938A Pending JPH03117995A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 色信号輪郭補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH03117995A (ja) |
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